JP2009201714A - 電気かみそり - Google Patents
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Abstract
【課題】電気かみそりにおいて、引剃りを可能とする。
【解決手段】ハンドル部1の先端側にヘッド部2を傾動可能に取り付け、該ヘッド部2に刃体ユニット3を具えた電気かみそりにおいて、ヘッド部2は、ハンドル部1を縦向きに支持した状態で刃体ユニット3が横向きとなるまで傾動可能且つロック手段6によって横向き位置に保持可能である。ヘッド部2を横向きにすれば、引剃りができる。
【選択図】図2
【解決手段】ハンドル部1の先端側にヘッド部2を傾動可能に取り付け、該ヘッド部2に刃体ユニット3を具えた電気かみそりにおいて、ヘッド部2は、ハンドル部1を縦向きに支持した状態で刃体ユニット3が横向きとなるまで傾動可能且つロック手段6によって横向き位置に保持可能である。ヘッド部2を横向きにすれば、引剃りができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、刃体ユニットを具えたヘッド部を、ハンドル部に傾動可能に支持した電気かみそりに関する。
刃体ユニットを具えたヘッド部をハンドル部に傾動可能に支持し、ハンドル部に対して剃り刃の角度を変えることのできる電気かみそりが実施されている(例えば、特許文献1)。
実願昭61−6372
上記従来の電気かみそりは、ハンドル部に対するヘッド部の最大傾きは僅かであり、ハンドル部をヘッド側へ押す様にして使用する(以下、「押剃り」とする)を前提としている。
押剃りの場合、必要以上に刃を肌を押付け勝ちとなり、剃り跡がヒキツク。加えて無意識のうちに肘を肩近くまで上げて手を動かすため、筋肉疲労を感じることがある。
本発明は、従来の電気かみそりでは想定外であった、電気かみそりを、T形安全かみそりの様に、引いて髭を剃ること(以下、「引剃り」)を実現できる電気かみそりを明らかにするものである。
押剃りの場合、必要以上に刃を肌を押付け勝ちとなり、剃り跡がヒキツク。加えて無意識のうちに肘を肩近くまで上げて手を動かすため、筋肉疲労を感じることがある。
本発明は、従来の電気かみそりでは想定外であった、電気かみそりを、T形安全かみそりの様に、引いて髭を剃ること(以下、「引剃り」)を実現できる電気かみそりを明らかにするものである。
請求項1は、ハンドル部(1)の先端側にヘッド部(2)を傾動可能に取り付け、該ヘッド部(2)に刃体ユニット(3)を具えた電気かみそりにおいて、
ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)を縦向きに支持した状態で刃体ユニット(3)が横向きとなるまで傾動可能且つロック手段(6)によって横向き位置に保持可能である。
ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)を縦向きに支持した状態で刃体ユニット(3)が横向きとなるまで傾動可能且つロック手段(6)によって横向き位置に保持可能である。
請求項2は請求項1に記載の電気かみそりにおいて、ハンドル部(1)は、軸状に形成されてヘッド部(2)側が略T字状に拡大し、拡大部両端にブラケットアーム(11)(11)を突設し、該ブラケットアーム(11)(11)間にヘッド部(2)を取り付けている。
請求項3は請求項1又は2に記載の電気かみそりにおいて、ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)を縦向きに支持した状態で刃体ユニット(3)が略横向きとなる基本傾きポジションである引剃り傾きポジションと、刃体ユニット(3)が略上向きとなる際剃り傾きポジションを含めて複数の傾きポジションでロック可能である。
請求項4は請求項3に記載の電気かみそりヘッド部(2)において、ハンドル部(1)の軸芯P1のヘッド部(2)を通過する延長線に対して引剃り傾きポジションでは略80°傾き、際剃り傾きポジションでは略20°傾く。
請求項5は請求項1乃至4の何れかに記載の電気かみそりにおいて、ハンドル部(1)先端にモータに連繋して偏芯回転軸(16)が突出し、ヘッド部(2)はハンドル部(1)先端両側に突設したブラケットアーム(11)(11)間に傾動可能に取り付けられ、ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)側底部がヘッド部(2)の傾動方向に湾曲したヘッド本体ケース(21)と、該ヘッド本体ケース(21)に着脱に取り付けられた外刃カセット(30)と、ヘッド本体ケース(21)の底板(22)を遊貫した前記偏芯回転軸(16)に係合してハンドル部(1)と直交する方向に往復動する振動子(4)と、外刃カセット(30)の外刃(32)(33)に内側から摺接し前記振動子(4)に取り付けらて該振動子と一体的に往復動する内刃(35)(35)とによって構成され、振動子(4)は、前記偏芯回転軸(16)を摺接可能に挟んで振動子(4)の往復方向と直交して平行にガイド板(43)(43)を有し、該ガイド板(43)は、ヘッド本体底部の湾曲に沿う円弧縁(43a)を有し、両ガイド板(43)(43)には該円弧縁(43a)に沿って外向きに塞ぎ片(44)を突設しており、ヘッド部(2)の底板(22)には、偏芯回転軸(16)との干渉を避ける幅の溝孔(28)が開設され、前記塞ぎ片(44)は振動子(4)が該溝孔(28)の幅方向に振動しても溝孔(28)を塞ぐ。
請求項6は請求項1乃至5の何れかに記載の電気かみそりにおいて、ハンドル部(1)が縦向き、ハンドル部(1)上端のヘッド部(2)が横向きの状態で、刃体ユニット(3)には、下から順に際剃り外刃(32)、荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)が並び、各外刃(32)(33)(34)の外面は略同一平面Fに揃い、該平面Fとハンドル部(1)の軸芯P1が成す角度は10〜20°であり、該軸芯P1に対して仕上げ剃り外刃(34)が一番遠い位置にある。
請求項7は請求項4又は5に記載の電気かみそりにおいて、ヘッド本体ケース(21)の引剃り傾きポジョン側へ向く正面に、際剃り外刃(32)を際剃り位置へ押し上げるための押上げ摘み(55)、背面に洗浄用窓孔(51)及び洗浄用窓孔(51)を塞ぐ蓋板(52)が取り付けられている。
請求項1の電気かみそりは、ハンドル部(1)に対して、略横向きにすれば、ハンドル部(1)を引く様にしてヘッド部(2)を顔に滑らせて髭を剃ることができる。
引剃りの場合、刃面で肌を必要以上に押さえることがなくなり、肌を傷めてヒリツクことを防止できる。又、必要以上に力を加えないこと、及び肘を肩近くまで上げずともひげ剃りでき、筋肉負担を低減できる。
ヘッド部(2)はロック手段(6)によって傾きを固定できるから、使用中にヘッド部(2)の角度が変わることはなく、安全に使用できる。
引剃りの場合、刃面で肌を必要以上に押さえることがなくなり、肌を傷めてヒリツクことを防止できる。又、必要以上に力を加えないこと、及び肘を肩近くまで上げずともひげ剃りでき、筋肉負担を低減できる。
ヘッド部(2)はロック手段(6)によって傾きを固定できるから、使用中にヘッド部(2)の角度が変わることはなく、安全に使用できる。
請求項2の電気かみそりは、ハンドル部(1)が軸状であるから、図18に示す顎下の髭剃り、図19に示す顔横の髭剃りを下から上へ引剃りするときに、従前のT形安全かみそりを持つ間隔で電気かみそりを持つことができ、使い易い。
請求項3の電気かみそりは、ヘッド部(2)を図2cに示す、際剃り傾きポジションにすれば、従前の電気かみそりと同様にして、揉み上げ等の際剃りを行うことができる。
請求項4の電気かみそりは、請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の電気かみそりは、振動子(4)は偏芯回転軸(16)を平行ガイド板(43)(43)で摺接可能に挟み、該ガイド板(43)(43)は、ヘッド部(2)の回転方向に湾曲した円弧縁(43a)をヘッド本体ケース(21)の底板(22)に内側から対向させおり、該底板(22)には偏芯回転軸(16との干渉を防止する溝孔(28)が開設されているから、ヘッド部(2)の傾動に何ら支障はない。
振動子(4)が溝孔(28)の場方向に振動しても、振動子(4)のガイド板(43)(43)に外向きに突設されした塞ぎ片(44)(44)が溝孔(28)を覆うから、髭屑等の異物が溝孔(28)を出入りすることを防止できる。又、塞ぎ片(44)(44)はガイド板(43)(43)の補強リブの役割を果たし、ガイド板(43)(43)の薄肉化に寄与できる。
振動子(4)が溝孔(28)の場方向に振動しても、振動子(4)のガイド板(43)(43)に外向きに突設されした塞ぎ片(44)(44)が溝孔(28)を覆うから、髭屑等の異物が溝孔(28)を出入りすることを防止できる。又、塞ぎ片(44)(44)はガイド板(43)(43)の補強リブの役割を果たし、ガイド板(43)(43)の薄肉化に寄与できる。
請求項6の電気かみそりは、引剃りの際に、先ず際剃り外刃(32)で癖のある長目の髭を剃り、荒剃り外刃(33)で普通に延びた髭を粗く剃り、仕上げ剃り外刃(34)で仕上げ剃りができるから、剃り残しの少ない効果的な髭剃りを行うことができる。
又、際剃り外刃(32)、荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)の外面は略同一面内に揃い該同一面Fは、ハンドル部(1)の軸芯P1に対して10〜20°、該軸芯P1に対して仕上げ剃り外刃(34)が一番高くなる様に傾いているから、引剃りの際、意識して手を動かさずとも自然に全ての刃が肌に接して、効果的な髭剃りを実現できる。
又、際剃り外刃(32)、荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)の外面は略同一面内に揃い該同一面Fは、ハンドル部(1)の軸芯P1に対して10〜20°、該軸芯P1に対して仕上げ剃り外刃(34)が一番高くなる様に傾いているから、引剃りの際、意識して手を動かさずとも自然に全ての刃が肌に接して、効果的な髭剃りを実現できる。
請求項7の電気かみそりは、 図20に示す如く、ヘッド本体ケース(21)の洗浄用窓孔(51)を開いて、上方からヘッド本体ケース(21)へ流水を注ぐと、側方に向いた刃の間から排水されて、効果的に洗浄できる。
際剃り外刃(32)は、荒剃り外刃(33)や仕上げ剃り外刃(34)よりも刃の目が粗い。洗浄用窓孔(51)は、ヘッド本体ケース(21)の背面側、即ち、刃の目が一番荒い際剃り外刃(32)から遠い位置に設けられているから、ヘッド本体ケース(21)に注がれた流水は、ヘッド本体ケース(21)内に行き渡って十分に洗浄してから各刃の目や、その他の隙間から排出される。このため、流水の投入だけで効果的な洗浄を実現できる。
ヘッド部(2)を際剃り傾きポジョンにして、ハンドル部(1)を正面を下向きにして握ると、洗浄用窓孔(51)は上向きとなり、各外刃(32)(33)(34)は、横向きとなるから、洗浄排水はハンドル部(1)から遠ざかる側方向に流れ出すから、ハンドル部(1)や手に飛び散ることを防止できる。
際剃り外刃(32)は、荒剃り外刃(33)や仕上げ剃り外刃(34)よりも刃の目が粗い。洗浄用窓孔(51)は、ヘッド本体ケース(21)の背面側、即ち、刃の目が一番荒い際剃り外刃(32)から遠い位置に設けられているから、ヘッド本体ケース(21)に注がれた流水は、ヘッド本体ケース(21)内に行き渡って十分に洗浄してから各刃の目や、その他の隙間から排出される。このため、流水の投入だけで効果的な洗浄を実現できる。
ヘッド部(2)を際剃り傾きポジョンにして、ハンドル部(1)を正面を下向きにして握ると、洗浄用窓孔(51)は上向きとなり、各外刃(32)(33)(34)は、横向きとなるから、洗浄排水はハンドル部(1)から遠ざかる側方向に流れ出すから、ハンドル部(1)や手に飛び散ることを防止できる。
図1、図3に示す如く、本発明の電気かみそりは、ハンドル部(1)の先端両側に突設したブラケットアーム(11)(11)間に、刃体ユニット(3)を具えたヘッド部(2)を傾動可能に支持して構成され、ロック手段(6)によってヘッド部(2)を複数の傾き位置でロック可能である。
ハンドル部(1)の正面中央の上部に電源スイッチ(10)が設けられている。
ハンドル部(1)の正面中央の上部に電源スイッチ(10)が設けられている。
図2は、ヘッド部(2)の傾きロック位置を示しており、実施例では、3つの傾きポジョンでロック可能である。
図2aは、本発明電気かみそりの使用時のヘッド部(2)の基本ポジションであって、ヘッド部(2)が略横向きとなる引剃り傾きポジション、図2cはヘッド部(2)が略上向きとなる際剃り傾きポジション、図2bは両傾きポジションの中間位置の中間傾きポジションを示している。
図2cの際剃り傾きポジションは、図20に示し前記した様に、電気かみそりのヘッド部(2)内部を洗浄する際にも好適である。
中間傾きポジョンは、押剃りする場合に、肘を高く上げる必要がないので好適である。
ハンドル部(1)の軸芯P1のヘッド部(2)を通過する延長線と、ヘッド部(2)の傾き軸芯P2の成す角度は、引剃り傾きポジションでは略80°、中間傾きポジションでは略50°、際剃り傾きポジションでは略20°である
ハンドル部(1)の軸芯P1とは、ハンドルの筒軸中心である。
ヘッド部(2)の傾き軸芯P2とは、ヘッド部(2)の回転中心(傾動中心)と、後記するヘッド部(2)の中央に位置する荒剃り外刃(33)の幅中心を通る軸芯とする。
図2aは、本発明電気かみそりの使用時のヘッド部(2)の基本ポジションであって、ヘッド部(2)が略横向きとなる引剃り傾きポジション、図2cはヘッド部(2)が略上向きとなる際剃り傾きポジション、図2bは両傾きポジションの中間位置の中間傾きポジションを示している。
図2cの際剃り傾きポジションは、図20に示し前記した様に、電気かみそりのヘッド部(2)内部を洗浄する際にも好適である。
中間傾きポジョンは、押剃りする場合に、肘を高く上げる必要がないので好適である。
ハンドル部(1)の軸芯P1のヘッド部(2)を通過する延長線と、ヘッド部(2)の傾き軸芯P2の成す角度は、引剃り傾きポジションでは略80°、中間傾きポジションでは略50°、際剃り傾きポジションでは略20°である
ハンドル部(1)の軸芯P1とは、ハンドルの筒軸中心である。
ヘッド部(2)の傾き軸芯P2とは、ヘッド部(2)の回転中心(傾動中心)と、後記するヘッド部(2)の中央に位置する荒剃り外刃(33)の幅中心を通る軸芯とする。
図1に示す如く、ハンドル部(1)は、中空の軸状に形成され、ヘッド部(2)側が略T字状に拡大している。ハンドル部(1)はペンを持つ感覚で握れる様に細身で且つ全周に亘って丸みがある。
ハンドル部(1)の左右両側に、ブラケットアーム(11)の基端側からハンドル部(1)の基端側に向けて、緩やかに円弧状に凹んだ摘み当り面(17)が形成されている。
図18、図19に示す如く、ハンドル部(1)のブラケットアーム(11)側をハンドル部(1)の背面側から掴むとき、一方の摘み当り面(17)が第1指の腹に、他方の摘み当り面(17)が第2指の腹及び又は第3指の腹に当たる。
摘み当り面(17)には滑止め素材で形成され、及び/又は凹凸の滑止め加工が施されている。
上記したハンドル部(1)の形状は、図18に示す顎下の髭剃り、図19に示す顔横の髭剃りを引剃りするときに、従前のT形安全かみそりを持つ間隔で電気かみそりを持つことができ、使い易い。
ハンドル部(1)の左右両側に、ブラケットアーム(11)の基端側からハンドル部(1)の基端側に向けて、緩やかに円弧状に凹んだ摘み当り面(17)が形成されている。
図18、図19に示す如く、ハンドル部(1)のブラケットアーム(11)側をハンドル部(1)の背面側から掴むとき、一方の摘み当り面(17)が第1指の腹に、他方の摘み当り面(17)が第2指の腹及び又は第3指の腹に当たる。
摘み当り面(17)には滑止め素材で形成され、及び/又は凹凸の滑止め加工が施されている。
上記したハンドル部(1)の形状は、図18に示す顎下の髭剃り、図19に示す顔横の髭剃りを引剃りするときに、従前のT形安全かみそりを持つ間隔で電気かみそりを持つことができ、使い易い。
ハンドル部(1)の前記ブラケットアーム(11)(11)の上端面は、ヘッド部(2)の回転方向に沿う凹み円弧面(14)に形成され、幅方向の中央部において少しハンドル部背面寄りに偏芯回転軸(16)が上向きに突設されている。該偏芯回転軸(16)は偏芯回転して後記する振動子(4)を左右に往復振動させる。
図4に示す如くヘッド部(2)は、ヘッド本体ケース(21)と、夫々該ヘッド本体ケース(21)に収容される振動子(4)、内刃(35)(35)及び外刃カセット(30)とによって構成される。
ヘッド本体ケース(21)は、前記ブラケットアーム(11)(11)間に枢支されハンドル部(1)側に位置する下部ケース(21a)と、該下部ケース(21a)に積み重ねて接続されたヘッド上部ケース(5)とによって構成される。
ヘッド本体ケース(21)は、前記ブラケットアーム(11)(11)間に枢支されハンドル部(1)側に位置する下部ケース(21a)と、該下部ケース(21a)に積み重ねて接続されたヘッド上部ケース(5)とによって構成される。
図8、図14に示す如く、下部ケース(21a)は、上面が開口した横長の筺体であって、底板(22)はヘッド部(2)の回動中心を半径中心とする円弧面に形成され、即ち、前記ハンドル部(1)の上端凹み円弧面(14)に沿う様に形成されている。該底板(22)には、前記偏芯回転軸(16)が遊び嵌まる溝孔(28)が円弧方向に開設されている。
溝孔(28)は、ヘッド部(2)が前記引剃り傾きポジションから、際剃り傾きポジションへ姿勢を変えても、偏芯回転軸(16)に干渉しない範囲に延びている。
下部ケース底板(22)内面は、溝孔(28)の孔縁の全長に亘って低くなった逃し段部(29)が形成されている。
図8、図11に示す如く、下部ケース(21a)の両端は小部屋(27)(27)に仕切られており、下部ケース(21a)の両端板(23)の面には円形の凹み段部(24)(24)が同心に形成され、凹み段部(24)の中心に円形の孔(25)が開設されている。
孔(25)には180°対称位置に切欠(25a)(25a)が設けられている。
凹み段部(24)には、孔(25)を挟んで180°対称位置にガイド孔(26)(26)が開設されている。
溝孔(28)は、ヘッド部(2)が前記引剃り傾きポジションから、際剃り傾きポジションへ姿勢を変えても、偏芯回転軸(16)に干渉しない範囲に延びている。
下部ケース底板(22)内面は、溝孔(28)の孔縁の全長に亘って低くなった逃し段部(29)が形成されている。
図8、図11に示す如く、下部ケース(21a)の両端は小部屋(27)(27)に仕切られており、下部ケース(21a)の両端板(23)の面には円形の凹み段部(24)(24)が同心に形成され、凹み段部(24)の中心に円形の孔(25)が開設されている。
孔(25)には180°対称位置に切欠(25a)(25a)が設けられている。
凹み段部(24)には、孔(25)を挟んで180°対称位置にガイド孔(26)(26)が開設されている。
図8に示す如く下部ケース(21a)内には、前記偏芯回転軸(16)に連繋して振動子(4)が配備される。
振動子(4)は、従前の電気かみそりと同様にして、内刃取付け座(41)と該内刃取付け座(41)の両端に可撓性腕片(42)(42)を具えており、該可撓性腕片(42)(42)の自由端を下部ケース(21a)上の取付けボス(図示せず)にネジ止めして取り付けられる。
内刃取付け座(41)の下面に、前記偏芯回転軸(16)を摺接可能に挟んで振動子(4)の往復方向と直交して平行にガイド板(43)(43)が突設されている。
該ガイド板(43)(43)は、前記下部ケース(21a)の底板(22)の湾曲に沿う円弧縁(43a)を有し、該円弧縁(43a)に沿って外向きに塞ぎ片(44)(44)を突設している。
ガイド板(43)(43)の円弧縁(43a)は、前記ヘッド下部ケース(21a)の底板(22)に開設した溝孔(28)両側の逃し段部(29)内に嵌まっている。
振動子(4)は、偏芯回転軸(16)の偏芯回転によってガイド板(43)(43)が左右に押されることで下部ケース(21a)の長手方向に振動する。振動子(4)が振動しても、塞ぎ片(44)(44)が逃し段部(29)、即ち、溝孔(28)を塞いて、溝孔(28)を通る異物の出入りを防止できる。
振動子(4)は、従前の電気かみそりと同様にして、内刃取付け座(41)と該内刃取付け座(41)の両端に可撓性腕片(42)(42)を具えており、該可撓性腕片(42)(42)の自由端を下部ケース(21a)上の取付けボス(図示せず)にネジ止めして取り付けられる。
内刃取付け座(41)の下面に、前記偏芯回転軸(16)を摺接可能に挟んで振動子(4)の往復方向と直交して平行にガイド板(43)(43)が突設されている。
該ガイド板(43)(43)は、前記下部ケース(21a)の底板(22)の湾曲に沿う円弧縁(43a)を有し、該円弧縁(43a)に沿って外向きに塞ぎ片(44)(44)を突設している。
ガイド板(43)(43)の円弧縁(43a)は、前記ヘッド下部ケース(21a)の底板(22)に開設した溝孔(28)両側の逃し段部(29)内に嵌まっている。
振動子(4)は、偏芯回転軸(16)の偏芯回転によってガイド板(43)(43)が左右に押されることで下部ケース(21a)の長手方向に振動する。振動子(4)が振動しても、塞ぎ片(44)(44)が逃し段部(29)、即ち、溝孔(28)を塞いて、溝孔(28)を通る異物の出入りを防止できる。
下部ケース(21a)の上面開口は、該開口を塞ぐ振動子カバー(46)が取り付けられる。該振動カバー(46)には振動子(4)位置に対応して開口(46a)が開設されて、該開口にゴムキャップ(図示せず)が装着される。
振動子(4)は上記ゴムキャップを貫通して上部に接続部材(45)を具えている。
図9に示す如く、接続部材(45)は、内刃(35)(35)取り付け用の2つの取付け脚片(45a)(45a)と際剃り外刃(32)駆動用の係合部(45b)を具えている。
振動子(4)は上記ゴムキャップを貫通して上部に接続部材(45)を具えている。
図9に示す如く、接続部材(45)は、内刃(35)(35)取り付け用の2つの取付け脚片(45a)(45a)と際剃り外刃(32)駆動用の係合部(45b)を具えている。
図9に示す如く、刃体ユニット(3)は、上記接続部材(45)の取付け脚片(45a)(45a)に着脱可能に嵌着される2つの内刃(35)(35)と、該内刃(35)(35)に被さる2つの外刃(33)(34)及び際剃り外刃(32)を具えた外刃カセット(30)と、前記下部ケース(21a)上のヘッド上部ケース(5)とによって構成される。
内刃(35)は、スリット孔列を有する金属板を断面逆U字状に湾曲させた刃板を具えている(例えば特開2006−340938号公報)公知のものである。
図9、図10に示す外刃カセット(30)は、上下面開口の横長枠状の刃体ケース(31)内に、3つの横長の外刃(32)(33)(34)を平行に並べて収容している。際剃り外刃(32)と仕上げ剃り外刃(34)との間に荒剃り外刃(33)が位置し、各外刃(32)(33)(34)は刃体ケース(31)上端開口からから臨出している。
前記各荒剃り外刃(33)と仕上げ剃り外刃(34)は、夫々金属薄板に多数の小孔を開設した網刃(33a)(34a)を、上下面が開口した横長の枠台(33b)(34b)に固定して形成されている。
際剃り外刃(32)は、金属板を逆L字状の屈曲し、屈曲部に切刃とな多数の切欠を列状に開設している。
際剃り外刃(32)は、後記する補助部材(32a)に取り付けられている。
図4に示す如く、外刃カセット(30)には、外刃保護カバー(20)が着脱可能に装着される。
前記各荒剃り外刃(33)と仕上げ剃り外刃(34)は、夫々金属薄板に多数の小孔を開設した網刃(33a)(34a)を、上下面が開口した横長の枠台(33b)(34b)に固定して形成されている。
際剃り外刃(32)は、金属板を逆L字状の屈曲し、屈曲部に切刃とな多数の切欠を列状に開設している。
際剃り外刃(32)は、後記する補助部材(32a)に取り付けられている。
図4に示す如く、外刃カセット(30)には、外刃保護カバー(20)が着脱可能に装着される。
図16aは、仕上げ剃り外刃(34)の切刃の孔パターンを示し、図16bは1単位の孔パターンを拡大したものである。
図17aは、荒剃り外刃(33)の切刃の孔パターンを示し、図17bは1単位の孔パターンを拡大したものである。
荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)とも、1単位の孔パターンは、中心の孔(38)(38a)の回りに略等間隔に5つの孔(39)(39a)を配置しており、荒剃り外刃(33)の孔(38a)(39a)に較べて、仕上げ剃り外刃(34)の孔(38)(39)の方がより丸みがある。
際剃り外刃(32)の刃孔パターンは従前と同様でよい。
刃体ケース(31)内に水を注いだ場合、荒剃り外刃(33)や仕上げ剃り外刃(34)よりも仕上げ剃り外刃(34)の方が水の通りがよい。
図17aは、荒剃り外刃(33)の切刃の孔パターンを示し、図17bは1単位の孔パターンを拡大したものである。
荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)とも、1単位の孔パターンは、中心の孔(38)(38a)の回りに略等間隔に5つの孔(39)(39a)を配置しており、荒剃り外刃(33)の孔(38a)(39a)に較べて、仕上げ剃り外刃(34)の孔(38)(39)の方がより丸みがある。
際剃り外刃(32)の刃孔パターンは従前と同様でよい。
刃体ケース(31)内に水を注いだ場合、荒剃り外刃(33)や仕上げ剃り外刃(34)よりも仕上げ剃り外刃(34)の方が水の通りがよい。
刃体ケース(31)には、際剃り外刃(32)を際剃り高さに押上げるための補助部材(32a)が内蔵され、該補助部材(32a)に際剃り外刃(32)が取り付けられている。補助部材(32a)は、際剃り外刃(32)を刃体ケース(31)内へ没する方向にバネ(図示せず)によって付勢されている。
補助部材(32a)には、際剃り外刃(32)の内面を摺接可能に際剃り内刃(図示せず)が配備され、該際剃り内刃は、リンク片(56)を介して前記接続部材(45)上の係合部(45b)に連繋されて往復スライドする。
補助部材(32a)には、際剃り外刃(32)の内面を摺接可能に際剃り内刃(図示せず)が配備され、該際剃り内刃は、リンク片(56)を介して前記接続部材(45)上の係合部(45b)に連繋されて往復スライドする。
図2aに示す如く、際剃り外刃(32)の下端位置にて、刃体ケース(31)の上面開口(31a)に対して、際剃り外刃(32)、荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)の順に突出高さが大となり、際剃り外刃(32)、荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)の夫々の外面は略同一平面Fに揃う。
図9に示すヘッド上部ケース(5)は、上、下面が開口した横長の枠筺体に形成されており、上面開口から、際剃り外刃(32)を正面側にして戦記外刃カセット(30)を収容する。この状態で荒剃り外刃(33)と仕上げ剃り外刃(34)の内面に、前記内刃(35)(35)が摺接する。
ヘッド上部ケース(5)は、正面に前記際剃り外刃(32)を押上げ操作するための、押上げ摘み(55)が横方向にスライド可能に配備されている。
図2cに仮想線で示す様に、際剃りに使用する場合は、従前と同様にして際剃り外刃(32)を押し上げた状態で使用する。
押上げ摘み(55)をヘッド上部ケース(5)の正面に配置したことによって、図18、図19に示す様に、ヘッド部(2)を引剃り傾きポジションに傾けた際、押上げ摘み(55)が内側に向くから、引剃り中に、押上げ摘み(55)に触れて誤動作させることを防止できる。
ヘッド上部ケース(5)は、正面に前記際剃り外刃(32)を押上げ操作するための、押上げ摘み(55)が横方向にスライド可能に配備されている。
図2cに仮想線で示す様に、際剃りに使用する場合は、従前と同様にして際剃り外刃(32)を押し上げた状態で使用する。
押上げ摘み(55)をヘッド上部ケース(5)の正面に配置したことによって、図18、図19に示す様に、ヘッド部(2)を引剃り傾きポジションに傾けた際、押上げ摘み(55)が内側に向くから、引剃り中に、押上げ摘み(55)に触れて誤動作させることを防止できる。
ヘッド上部ケース(5)の背面には、該背面の1/2以上を占める横長の大きな洗浄用窓孔(51)が開設され、蓋板(52)によって閉じられている。蓋板(52)は下部両端が軸承されてバネ(53)で開き方向に付勢されている。
ヘッド上部ケース(5)の蓋板(52)の上方には、係止用摘み(54)が上下にスライド可能に取り付けられる。ロック用摘み(54)は下位置で蓋板(52)を閉じ状態に係止でき、上位置で該係止を解除できる。
ヘッド上部ケース(5)の蓋板(52)の上方には、係止用摘み(54)が上下にスライド可能に取り付けられる。ロック用摘み(54)は下位置で蓋板(52)を閉じ状態に係止でき、上位置で該係止を解除できる。
前記ハンドル部(1)の両ブラケットアーム(11)の先端部外側に円形の凹段部(12)、内側には該凹段部(12)に対応して円形の凸段部(13)が形成されている。該凸段部(13)(13)は、前記ヘッド部(2)の下部ケース(21a)両端の円形凹み段部(24)に回転可能に嵌まる。
両ブラケットアーム(11)(11)を外側へ弾性変形させて、ブラケットアーム(11)(11)間にヘッド部(2)を嵌込みできる。
両ブラケットアーム(11)(11)を外側へ弾性変形させて、ブラケットアーム(11)(11)間にヘッド部(2)を嵌込みできる。
ブラケットアーム(11)の凹段部(12)の中心に円孔(18)が開設され、該偏芯回転軸(16)と前記下部ケース(21a)の凹み段部(24)の中心に開設された孔(25)に跨って筒軸(7)が嵌合される。
筒軸(7)は両端に抜止め片(71)(72)を具えており、外端の抜止め片(72)はフランジ状に形成され内端の抜止め片(71)は、180°対称位置から外向きに突設されている。
筒軸内端の抜止め片(72)(72)と下部ケース(21a)の孔(25)の切欠(25a)(25a)の位相を合わせて筒軸(7)を嵌め込んでから回転させて、抜止め片(72)(72)と切欠(25a)(25a)位相を違えると、筒軸(7)は抜けない。即ち、ヘッド部(2)がハンドル部(1)から抜け出すことを確実に防止できる。
筒軸(7)は両端に抜止め片(71)(72)を具えており、外端の抜止め片(72)はフランジ状に形成され内端の抜止め片(71)は、180°対称位置から外向きに突設されている。
筒軸内端の抜止め片(72)(72)と下部ケース(21a)の孔(25)の切欠(25a)(25a)の位相を合わせて筒軸(7)を嵌め込んでから回転させて、抜止め片(72)(72)と切欠(25a)(25a)位相を違えると、筒軸(7)は抜けない。即ち、ヘッド部(2)がハンドル部(1)から抜け出すことを確実に防止できる。
ブラケットアーム(11)と前記ヘッド部(2)に跨って、ヘッド部(2)の倒れ角度をロックするロック手段(6)が設けられる。図7では、ロック手段(6)は、両ブラケットアーム(11)(11)に設けられているが、何れか一方側に設けるだけでもよい。
図7、図11、図12に示す如く、ロック手段(6)は、ブラケットアーム(11)と互いの凸部(66)と凹部(67)による係脱手段(60)の係合によってヘッド部(2)の傾き角度をロックできるロック板(65)と、ロック解除用ボタン(61)とによって構成される。
ロック解除用ボタン(61)は、前記ブラケットアーム(11)の凹段部(12)に嵌まり、中心に突設した軸部材(62)を、前記筒軸(7)にスライド可能に貫通してヘッド部(2)の前記小部屋(27)に侵入させている。
軸部材(62)は、筒軸(7)に緊密に嵌まる間隔を存して平行に設けた2本の軸片(63)(63)からなり、各軸片(63)(63)の先端に設けた外向きの掛り爪(64)が筒軸(7)の端面に引っ掛かって抜止めが画られる。掛り爪(64)が存在していても軸片(63)(63)の弾性変形によって、軸片(63)(63)間が狭まって軸部材(62)の筒軸(7)への挿入は可能である。
軸部材(62)の有効長さは、筒軸(7)に対して、前記係脱手段(60)の係合を解除できるのに要するストロークよりも長い。
ロック解除用ボタン(61)は、前記ブラケットアーム(11)の凹段部(12)に嵌まり、中心に突設した軸部材(62)を、前記筒軸(7)にスライド可能に貫通してヘッド部(2)の前記小部屋(27)に侵入させている。
軸部材(62)は、筒軸(7)に緊密に嵌まる間隔を存して平行に設けた2本の軸片(63)(63)からなり、各軸片(63)(63)の先端に設けた外向きの掛り爪(64)が筒軸(7)の端面に引っ掛かって抜止めが画られる。掛り爪(64)が存在していても軸片(63)(63)の弾性変形によって、軸片(63)(63)間が狭まって軸部材(62)の筒軸(7)への挿入は可能である。
軸部材(62)の有効長さは、筒軸(7)に対して、前記係脱手段(60)の係合を解除できるのに要するストロークよりも長い。
実施例のロック板(65)は、係脱手段(60)の凸部(66)であるロック軸(66a)を具え、ブラケットアーム(11)は係脱手段(60)の凹部(67)であるロック孔(67a)を具えている。
図7に示す如く、ブラケットアーム(11)は前記凹段部(12)に、3個1組のロック孔(67a)を、180°対称位置に2組開設している。
1組の3つのロック孔(67a)の間隔は、前記ヘッド部(2)の3つの傾きポジションに対応している。
図7に示す如く、ブラケットアーム(11)は前記凹段部(12)に、3個1組のロック孔(67a)を、180°対称位置に2組開設している。
1組の3つのロック孔(67a)の間隔は、前記ヘッド部(2)の3つの傾きポジションに対応している。
図11に示す如く、ロック板(65)は、前記ヘッド部(2)内の小部屋(27)に収容され、2本のロック軸(66a)を、ヘッド部(2)の端板(23)に開設されている2つのガイド孔(26)にスライド可能に嵌めている。
ロック板(65)は、バネ(68)によつて、ロック解除用ボタン(61)側に付勢されており、ロック板(65)は、常時ロック解除用ボタン(61)の軸部材(62)を外側に押している。
ヘッド部(2)の角度ロック状態では、ロック軸(66a)は、ガイド孔(26)を貫通して前記ブラケットアーム(11)上に開設したロック孔(67a)に嵌まっている。
ロック板(65)は、バネ(68)によつて、ロック解除用ボタン(61)側に付勢されており、ロック板(65)は、常時ロック解除用ボタン(61)の軸部材(62)を外側に押している。
ヘッド部(2)の角度ロック状態では、ロック軸(66a)は、ガイド孔(26)を貫通して前記ブラケットアーム(11)上に開設したロック孔(67a)に嵌まっている。
図12に示す如く、ロック解除用ボタン(61)をバネ(68)に抗して押すと、ロック解除用ボタン(61)上の軸部材(62)がロック板(65)を内側に押して、ロック軸(66a)をブラケットアーム(11)のロック孔(67a)から抜き外して、ヘッド部(2)の傾きロックを解除できる。この状態で、ヘッド部(2)の筒軸(7)を中心とする回転(傾き)が許される。ヘッド部(2)を傾けて、次に互いのロック軸(66a)とロック孔(67a)が係合する位置でヘッド部(2)の傾きを確実にロックできる。
ロック解除用ボタン(61)は、その軸部材(62)によって直接にロック板(65)を押圧するからロス無く押圧力を作用させることができる。
ロック解除用ボタン(61)の軸部材(62)の先端に抜止め施しておけば、ロック板(65)を介してバネ(68)によってロック解除用ボタン(61)を常時抜出し方向に付勢しておくことができ、ロック解除用ボタン(61)に常にバネテンションを掛けておくことでロック解除用ボタン(61)のガタツキを無くすことができる。
ロック解除用ボタン(61)は、その軸部材(62)によって直接にロック板(65)を押圧するからロス無く押圧力を作用させることができる。
ロック解除用ボタン(61)の軸部材(62)の先端に抜止め施しておけば、ロック板(65)を介してバネ(68)によってロック解除用ボタン(61)を常時抜出し方向に付勢しておくことができ、ロック解除用ボタン(61)に常にバネテンションを掛けておくことでロック解除用ボタン(61)のガタツキを無くすことができる。
本発明の作用、効果については説明済みであり、重複は避ける。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
1 ハンドル部
11 ブラケットアーム
2 ヘッド部
21 ヘッド本体ケース
3 刃体ユニット
30 外刃カセット
32 際剃り外刃
33 荒剃り外刃
34 仕上げ剃り外刃
4 振動子
5 ヘッド上部ケース
51 洗浄用窓孔
6 ロック手段
60 係脱手段
61 ロック解除用ボタン
66 凸部
66a ロック軸
67 凹部
67a ロック孔
68 バネ
11 ブラケットアーム
2 ヘッド部
21 ヘッド本体ケース
3 刃体ユニット
30 外刃カセット
32 際剃り外刃
33 荒剃り外刃
34 仕上げ剃り外刃
4 振動子
5 ヘッド上部ケース
51 洗浄用窓孔
6 ロック手段
60 係脱手段
61 ロック解除用ボタン
66 凸部
66a ロック軸
67 凹部
67a ロック孔
68 バネ
Claims (7)
- ハンドル部(1)の先端側にヘッド部(2)を傾動可能に取り付け、該ヘッド部(2)に刃体ユニット(3)を具えた電気かみそりにおいて、
ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)を縦向きに支持した状態で刃体ユニット(3)が横向きとなるまで傾動可能且つロック手段(6)によって横向き位置に保持可能である、電気かみそり。 - ハンドル部(1)は、軸状に形成されてヘッド部(2)側が略T字状に拡大し、拡大部両端にブラケットアーム(11)(11)を突設し、該ブラケットアーム(11)(11)間にヘッド部(2)を取り付けている、請求項1に記載の電気かみそり。
- ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)を縦向きに支持した状態で刃体ユニット(3)が略横向きとなる基本傾きポジションである引剃り傾きポジションと、刃体ユニット(3)が略上向きとなる際剃り傾きポジションを含めて複数の傾きポジションでロック可能な、請求項1又は2に記載の電気かみそり。
- ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)の軸芯P1のヘッド部(2)を通過する延長線に対して引剃り傾きポジションでは略80°傾き、際剃り傾きポジションでは略20°傾く、請求項3に記載の電気かみそり。
- ハンドル部(1)先端にモータに連繋して偏芯回転軸(16)が突出し、ヘッド部(2)はハンドル部(1)先端両側に突設したブラケットアーム(11)(11)間に傾動可能に取り付けられ、ヘッド部(2)は、ハンドル部(1)側底部がヘッド部(2)の傾動方向に湾曲したヘッド本体ケース(21)と、該ヘッド本体ケース(21)に着脱に取り付けられた外刃カセット(30)と、ヘッド本体ケース(21)の底板(22)を遊貫した前記偏芯回転軸(16)に係合してハンドル部(1)と直交する方向に往復動する振動子(4)と、外刃カセット(30)の外刃(32)(33)に内側から摺接し前記振動子(4)に取り付けらて該振動子と一体的に往復動する内刃(35)(35)とによって構成され、振動子(4)は、前記偏芯回転軸(16)を摺接可能に挟んで振動子(4)の往復方向と直交して平行にガイド板(43)(43)を有し、該ガイド板(43)は、ヘッド本体底部の湾曲に沿う円弧縁(43a)を有し、両ガイド板(43)(43)には該円弧縁(43a)に沿って外向きに塞ぎ片(44)を突設しており、ヘッド部(2)の底板(22)には、偏芯回転軸(16)との干渉を避ける幅の溝孔(28)が開設され、前記塞ぎ片(44)は振動子(4)が該溝孔(28)の幅方向に振動しても溝孔(28)を塞ぐ、請求項1乃至4の何れかに記載の電気かみそり。
- ハンドル部(1)が縦向き、ハンドル部(1)上端のヘッド部(2)が横向きの状態で、刃体ユニット(3)には、下から順に際剃り外刃(32)、荒剃り外刃(33)、仕上げ剃り外刃(34)が並び、各外刃(32)(33)(34)の外面は略同一平面Fに揃い、該平面Fとハンドル部(1)の軸芯P1が成す角度は10〜20°であり、該軸芯P1に対して仕上げ剃り外刃(34)が一番遠い位置にある、請求項1乃至5の何れかに記載の電気かみそり。
- ヘッド本体ケース(21)の引剃り傾きポジョン側へ向く正面に、際剃り外刃(32)を際剃り位置へ押し上げるための押上げ摘み(55)、背面に洗浄用窓孔(51)及び洗浄用窓孔(51)を塞ぐ蓋板(52)が取り付けられている、請求項4又は5に記載の電気かみそり。
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