JP2009190359A - 芯材のインサート成形方法 - Google Patents

芯材のインサート成形方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009190359A
JP2009190359A JP2008035836A JP2008035836A JP2009190359A JP 2009190359 A JP2009190359 A JP 2009190359A JP 2008035836 A JP2008035836 A JP 2008035836A JP 2008035836 A JP2008035836 A JP 2008035836A JP 2009190359 A JP2009190359 A JP 2009190359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
cavity
mold
rubber
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008035836A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Tayamoto
幸雄 多谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2008035836A priority Critical patent/JP2009190359A/ja
Publication of JP2009190359A publication Critical patent/JP2009190359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】金属製の芯材をキャビティの所定位置に支持してゴム様弾性体の原料を注入してもキャビティ内を押し動かされることがないようにすると共に、芯材をキャビティ内に支持する手段が成形品の表面に露出して外観を損なうことがないようにする。
【解決手段】金属製芯材21の取付孔22に突起物23の差込部25を強く押し込んで首部24に嵌合固定させ、突起物23をキャビティ11を形成する金型8に当てて支持させる。突起物23は成形物のゴム様弾性体と同じ材質とすることにより、突起物先端が成形物表面に露出しても目立たないようにする。
【選択図】図9

Description

本発明は、成形物の表面に芯材が露出するのを防止するインサート成形方法に関する。
芯材がインサートされるゴムや樹脂よりなる成形物の一つにウェザストリップがある。図2は、図1に示されるコンバーチブル車のa部に組付けられるウェザストリップの型成形部1、すなわちリヤピラー2に組付けられ、サイドガラスとの間をシールする押出し成形のウェザストリップ(図示しない)と、該ウェザストリップと直交し、リヤガラスとの間をシールする押出成形のウェザストリップ(図示しない)を接続する型成形部1について示すものであり、図3は、図2のA−A線における断面形状を示すもので、金属又は硬質樹脂製の屈曲した芯材3がインサートされている。
図4は、前記型成形部1を成形するのに用いる金型を示すもので、固定の下型5と、左右のスライド型6、7、8と、開閉可能な上型9よりなり、各型5、6、7、8、9によって図3に示す型成形部1の断面と同一断面のキャビティ11が形成され、成形時には、キャビティ内に芯材3をセットして金型に組付け後、図示しない成形機のノズルからゴム又は熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体の原料がスプルー12及びゲート13を経てキャビティ11に注入されるようになっている。注入時には原料の圧力により、芯材3が押し動かされて図のスライド型8に押付けられ、成形物より露出して外観を損ないがちである。この問題を解消するために図5に示すように、下型5やスライド型8に押えピン15、16を突設して芯材3を両側より挟み付けて支持し、キャビティ内に保持する方法、図6に示すように下型5に突設される押えピン13と芯材3に突出形成され、スライド型8に当たる突出部17で芯材3をキャビティ内に保持する方法などが従来より実施されている。
キャビティ内にセットした芯材を金型に突設した押えピンで保持する成形法においては、成形物に押えピンの跡が残る不具合があり、芯材より突出した突出部で芯材を保持する成形法においては、成形物に突出部の先端が露出し、外観を損ないがちとなる。
本発明は、上記の問題を解消した芯材のインサート成形方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、金型のキャビティ内に金属又は樹脂製の芯材をセットしたのち、ゴム様弾性体の原料をキャビティ内に注入するインサート方法において、前記芯材にキャビティを形成する金型に当たって芯材を支持する硬質ゴム又は硬質樹脂、好ましくは前記原料と同材質のゴム様弾性体よりなる突起物を固定ないし固着したことを特徴とし、
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、芯材には1ないし複数か所に取付孔が形成され、各取付孔には該取付孔より小径の首部と、該首部と一体をなし、取付孔より大径の差込部を有する突起物が差込部を取付孔に強制嵌合することにより取付けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、芯材の突起物がキャビティの金型に当たることにより芯材が支持され、原料注入時にキャビティ内を押し動かされるのを防止できること、突起物はゴム様弾性体よりなるため、その先端が成形物の表面に露出するようなことがあっても目立ち難いことなどの効果を有し、突起物を成形物と同じ材質で形成すれば、より一層目立ちにくくなる。
突起物の芯材への固定ないし固着は、接着によっても行うことができるが、請求項2に係る発明のように芯材に取付孔を設けて該取付孔に強制嵌合するようにすれば、固定ないし固着が確実に行われ、固着も差込部を取付孔に強く押込むだけでよいから簡易に行える。
以下、本発明の実施形態について図面により説明する。
図7は、図2に示す型成形部1にインサートされる金属製芯材21を示すもので、取付孔22が多数、一定間隔又は無作為に形成されている。図8は、成形物の材料であるゴムや熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体よりも硬質のゴム様弾性体よりなる突起物23を示すもので、首部24を挟んで差込部25が突起物23と対称形をなして一体形成され、差込部25を取付孔22に強く押し込んで強制嵌合することにより芯材21に突起物23が固着されるようになっている。
図9は、突起物23を固着した芯材21をキャビティ11にセットした状態を示すもので、芯材21より突出する突起物23と差込部25がキャビティ11を形成する下型5やスライド型8に当たって支持され、下型5とスライド型8に挟まって支持される突起物23及び若しくは差込部25は0.2〜1.5mm程度押し潰された状態となる。
成形は、図7に示すように芯材21をキャビティ内にセットしたのち、ゴム様弾性体の原料をスプルー12及びゲート13を通してキャビティ11に注入することにより行われる。
本実施形態によると、突起物23は、差込部25を芯材21の取付孔22に強く押込んで首部24を取付孔22に嵌着することにより確実に固着することができること、芯材21に固着した突起物23は、反対側に突出する差込部25と共にキャビティ11を形成する下型5やスライド型8に当たって芯材21をキャビティ内の所定位置に支持できること、突起物23は成形物と同じ材質のゴム様弾性体よりなるため、成形物表面に露出する先端が目立たず、他の部品と接触しても他の部品を傷つけることがないこと等の効果を有する。
なお、突起物23は原料と接着していても接着していなくてもよい。接着していれば、突起物23とその周りの成形物との気密性が高くなり、突起物23と成形物との間の隙間を通して、車外から車内への水の侵入を防止できることから、より好ましい。接着するには、突起物23を脱脂したり、突起物23にプライマーや接着剤を塗布し、原料との接着性をよくすることが考えられる。
図10は、突起物の別の例を示すもので、首部27を挟んで差込部28と、該差込部28より大径でピン29を突設した抜止部30からなっている。
図11は、突起物の更に別の例を示すもので、図10に示す抜止部30を断面山形状の抜止部32としたもので、抜止部32の剛性を高め、スライド型6、7、8を閉じたとき、該スライド型に当たって変形しにくくしている。
前記実施形態の芯材21は、図1に示されるコンバーチブル車のa部に組付けられるウェザストリップの型成形部に用いた例を示すものであるが、ウェザストリップの他の芯材、例えばU形断面の取付基部にインサートされる芯材についても同様に形成することにより同様の効果を生じ、またウェザストリップ以外の他の成形物においてもインサートされる芯材を同様に構成することにより前記と同様の効果を生ずることができる。
コンバーチブル車の概略の側面図。 図1のa部に組付けられるウェザストリップの型成形部の斜視図。 図2のA−A線における拡大断面図。 図3に示す型成形部を成形する金型の断面図。 従来の金型の要部の断面図。 従来の金型の別の例の要部の断面図。 本発明に係る芯材の斜視図。 図7に示す芯材の取付孔に取付けられる突起物の正面図。 本発明に係る芯材をキャビティにセットした金型の要部の断面図。 突起物の別の例の正面図。 突起物の他の例の正面図。
符号の説明
5・・下型
6、7、8・・スライド型
9・・上型
11・・キャビティ
12・・スプルー
13・・ゲート
21・・金属製芯材
22・・取付孔
23・・突起物
24、27・・首部
25、28・・差込部
29・・ピン
30、32・・抜止部

Claims (2)

  1. 金型5、6、7、8、9のキャビティ11内に金属又は樹脂製の芯材21をセットしたのち、ゴム様弾性体の原料をキャビティ内に注入するインサート方法において、前記芯材21にキャビティ11を形成する金型に当たって芯材21を支持する硬質ゴム又は硬質樹脂のゴム様弾性体よりなる突起物23を固定ないし固着したことを特徴とする芯材のインサート成形方法。
  2. 芯材21には1ないし複数か所に取付孔22が形成され、各取付孔22には該取付孔22より小径の首部24、27と、該首部24、27と一体をなし、取付孔22より大径の差込部25、28を有する突起物23が差込部25、28を取付孔22に強制嵌合することにより取付けられることを特徴とする請求項1記載の芯材のインサート成形方法。
JP2008035836A 2008-02-18 2008-02-18 芯材のインサート成形方法 Pending JP2009190359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035836A JP2009190359A (ja) 2008-02-18 2008-02-18 芯材のインサート成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035836A JP2009190359A (ja) 2008-02-18 2008-02-18 芯材のインサート成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009190359A true JP2009190359A (ja) 2009-08-27

Family

ID=41072804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008035836A Pending JP2009190359A (ja) 2008-02-18 2008-02-18 芯材のインサート成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009190359A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269486A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザーストリップ
CN113883198A (zh) * 2021-09-26 2022-01-04 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 一种凹孔弹性垫的刚度调节方法及其硫化方法
JP7432911B1 (ja) 2023-05-23 2024-02-19 エレファンテック株式会社 インモールド成形方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269486A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザーストリップ
CN113883198A (zh) * 2021-09-26 2022-01-04 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 一种凹孔弹性垫的刚度调节方法及其硫化方法
CN113883198B (zh) * 2021-09-26 2023-03-24 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 一种凹孔弹性垫的硫化方法
JP7432911B1 (ja) 2023-05-23 2024-02-19 エレファンテック株式会社 インモールド成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4845180B2 (ja) 射出成形用金型装置及び射出成形方法
US20090025300A1 (en) Outer belt polypropylene encap insert function partially as material mold tooling shut-off
US8765041B2 (en) Weather strip and production method thereof
JP2009248448A (ja) 射出成形部を備える成形品とその製造方法及び製造装置
US7727456B2 (en) Method of manufacturing composite molded article and manufacturing apparatus of composite molded article
CN105980182A (zh) 具有挤出密封件、装饰件和芯部的玻璃窗,以及用于制造该玻璃窗的方法
JP4258246B2 (ja) ウエザストリップ及びその製造方法
JP2009190359A (ja) 芯材のインサート成形方法
US8992209B2 (en) Metal mold for injection molding of framed glass and manufacturing method for framed glass
JP5147526B2 (ja) ウェザーストリップ
JP2007076032A (ja) サスペンションサポートの製造方法及び成形型
JP4727306B2 (ja) モールディングの製造方法およびモールディング
JP2012025090A (ja) ウエザーストリップにおける型成形部の成形方法
JP2016068301A (ja) ピラーガーニッシュの製造方法
JPS63297009A (ja) 車両用ウインドウの製造方法
JP3966038B2 (ja) 樹脂部品のインサート材セット構造およびこの構造による成形方法
KR20150077821A (ko) 자동차용 내장재 부품 성형 장치 및 방법, 이에 의해 제조되는 내장재 부품
JP2936457B2 (ja) 合成樹脂製枠を有する車両用ウインドゥ
JP4757611B2 (ja) 成形体の成形方法
JP5186321B2 (ja) パッド付きインストルメントパネル及びその製造方法
JP4705460B2 (ja) 成形体の成形方法
JP4451765B2 (ja) 樹脂成形体の成形方法
JP2000142110A (ja) 自動車用ドアトリムとその製造法
JP2017185686A (ja) 発泡成形品の製造方法および発泡成形品
US20090284033A1 (en) Process for production of an equipment part for a motor vehicle, mould and equipment part