JP2009175520A - 現像剤補給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像剤供給部材が現像装置の外部に移動する際に現像剤がこぼれ落ちにくくし、現像剤による汚染を防止する。
【解決手段】トナー収容部からトナーを現像器に補給するためのトナー供給パイプであって、内ノズル251は、トナー収容部からのトナーが内部に供給され、側面に第1開口が形成され現像器側に徐々に断面積が小さくなるように形成された第1円錐部251bを有する。第2外ノズル253は、内ノズル251の外周側に内ノズル251に対して相対回転可能に配置され、第1開口と互いに重なり合うことで内ノズルの内部のトナーを外部に供給可能な第2開口が側面に形成され、少なくとも第2開口の近傍が他の部分よりも厚さが薄くなっている第2円錐部253bと、第2円錐部253bに接続され、第2円錐部253bに対して厚さが厚く形成された先端部253eと有している。
【選択図】図4
【解決手段】トナー収容部からトナーを現像器に補給するためのトナー供給パイプであって、内ノズル251は、トナー収容部からのトナーが内部に供給され、側面に第1開口が形成され現像器側に徐々に断面積が小さくなるように形成された第1円錐部251bを有する。第2外ノズル253は、内ノズル251の外周側に内ノズル251に対して相対回転可能に配置され、第1開口と互いに重なり合うことで内ノズルの内部のトナーを外部に供給可能な第2開口が側面に形成され、少なくとも第2開口の近傍が他の部分よりも厚さが薄くなっている第2円錐部253bと、第2円錐部253bに接続され、第2円錐部253bに対して厚さが厚く形成された先端部253eと有している。
【選択図】図4
Description
本発明は、現像剤補給装置、特に、画像形成装置の現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置に関する。
画像形成装置は、画像情報に基づいて表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体と、静電潜像担持体の表面にトナーを供給する現像装置と、現像装置に現像剤を補給する現像剤補給装置とを有している。この画像形成装置では、静電潜像担持体上に画像情報に基づいて静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された静電潜像担持体に現像器から現像剤が供給される。このようにして静電潜像担持体上に現像剤の画像が形成され、静電潜像担持体上の画像が用紙に転写される。現像装置内の現像剤が減少すると現像剤補給装置から現像剤が補給される。
ここで、現像剤補給装置は、現像装置の外部に配置された現像剤収容容器と、現像剤供給部材とを備えている。そして、現像剤供給部材は先端に開口が設けられた内パイプと内パイプの外周側に設けられ先端に開口が設けられた外パイプとを有している。この現像剤補給装置では、現像剤収容容器内の現像剤が現像剤供給部材に搬送され、現像剤供給部材の先端が現像装置内に位置するように移動する。現像剤供給部材の移動の際に内パイプと外パイプとが相対回転し、内パイプの開口と外パイプの開口とが重なり合い、内パイプ内の現像剤が現像装置内に供給される(特許文献1参照)。
特開2006−126570号公報
特許文献1に記載の現像剤補給装置では、現像装置内に現像剤供給部材の先端が侵入した際に内パイプの先端部の壁面と外パイプの縁とによって形成された空間A(図7参照)にトナーが溜まる場合がある。このような状態で現像剤供給部材が現像装置の外部に移動させられると、空間Aに溜まった現像剤が現像装置の外部にこぼれ落ちて周囲を現像剤で汚染する可能性がある。
本発明の課題は、現像剤供給部材が現像装置の外部に移動する際に現像剤がこぼれ落ちにくくし、現像剤による汚染を防止することにある。
請求項1に係る現像剤供給部材は、現像剤収容容器から現像剤を現像装置に補給するための現像剤補給装置に設けられ、一部が現像装置の内部に挿脱される現像剤供給部材であって、内筒部材と、外筒部材と、を備えている。内筒部材は、現像剤収容容器からの現像剤が内部に供給され、側面に第1開口が形成され現像装置側に徐々に断面積が小さくなるように形成された第1先端部を有する。外筒部材は、内筒部材の外周側に内筒部材に対して相対回転可能に配置され、第1開口と互いに重なり合うことで内筒部材の内部の現像剤を外部に供給可能な第2開口が側面に形成され、少なくとも第2開口の近傍が他の部分よりも厚さが薄くなっている第2先端部と、第2先端部に接続され、第2先端部に対して厚さが厚く形成された第3先端部と有している。
この現像剤供給部材では、現像剤を画像形成装置に補給する際に第2先端部が現像装置内に位置するように現像剤供給部材が移動させられる。このとき、内筒部に対して外筒部が相対回転させられる。この相対回転によって第1開口と第2開口とが互いに重なり合い、内筒部の内部に収納される現像剤が現像装置に供給される。そして、現像剤の供給が終了すると現像剤供給部材が現像装置の外部に移動させられる。
ここでは、第2開口の近傍の厚さが他の部分よりも薄いために第1先端部と第2開口の縁とによって形成された空間が小さくなる。このために、この空間に現像剤が溜まりにくく、現像剤供給部材が現像装置の外部に移動する際に現像剤がこぼれ落ちにくくなり、現像剤による汚染を防止できる。
請求項2に係る現像剤供給部材は、請求項1に記載の現像剤供給部材であって、第2先端部は、断面円形状であって、全周にわたって厚さが均一になっている。
ここでは、例えば現像装置に現像剤供給部材が通過可能な通過孔が設けられ、この通過孔に内部の現像剤が漏れないようにスリットが形成された弾性部材が配置されているような場合に、現像剤供給部材によって弾性部材に作用する応力を一部に集中しにくくすることができる。
請求項3に係る現像剤供給部材は、請求項1又は2に記載の現像剤供給部材であって、第2開口の縁は第2開口に向かって徐々に厚さが薄くなるように傾斜している。
ここでは、第1先端部と第2開口の縁とによって形成される空間に現像剤が溜まりにくくなる。
請求項4に係る外筒部材の製造方法は、外筒部材の製造方法であって、外筒部材の金型を用意する金型用意工程と、金型の外筒部材の第3先端部に対応する位置に樹脂を金型に充填可能なゲートを配置するゲート配置工程と、ゲートから金型内部に樹脂を充填する樹脂充填工程とを備えている。
ここでは、金型の第3先端部に対応する位置から樹脂を充填していくために、第2先端部近傍では樹脂を充填する際の圧力が高くなるために樹脂が行き渡りやすく、外筒部材の第2先端部を製造しやすくなる。
請求項5に係る現像剤補給装置は、現像装置の外部に設けられ、内部に現像剤を収納する現像剤収容容器と、請求項1から3のいずれかに記載の現像剤供給部材と、現像剤収容容器内の現像剤を現像剤供給部材に搬送するための現像剤搬送部材と、現像剤を現像装置に供給する際に第2開口が現像装置内に位置するように現像剤供給部材を移動させる現像剤供給部材移動機構と、を備えている。
この現像剤補給装置では、現像剤を補給する際には、現像剤搬送部材によって現像剤収容容器から現像剤供給部材に搬送され、現像剤供給部材移動機構によって第2開口が現像装置内に位置するように現像剤供給部材が移動させられる。そして、現像剤供給部材内の現像剤が現像装置内に供給される。
ここでは、現像剤を現像装置に補給する際に現像装置に現像剤供給部材が挿脱されるために、現像剤が第1先端部と第2開口の縁とによって形成される空間に現像剤が溜まりにくくすることで現像装置外がトナー汚染されにくくすることができる。
請求項6に係る画像形成装置は、静電潜像を表面に担持可能な静電潜像担持体と、静電潜像担持体に現像剤を供給可能な現像装置と、現像装置に現像剤を補給可能であって、請求項5に記載の現像剤補給装置と、を備えている。
この画像形成装置では、静電潜像担持体に画像情報に基づいた静電潜像が形成され、静電潜像担持体に現像装置から現像剤が供給される。このように画像形成動作がなされ、現像装置内の現像剤が減少すると、現像剤補給装置から現像剤が現像装置に供給される。
本発明では、現像剤供給部材が現像装置の外部に移動する際に現像剤がこぼれ落ちにくくすることができ、現像剤による汚染を防止できる。
図1に本発明の一実施形態によるカラー画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
[全体構成]
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
カラープリンタ1は、感光体ドラム2(静電潜像担持体)と、回転現像装置3と、レーザユニット4と、複数のトナー補給装置6(現像剤補給装置)と、中間転写ベルト7と、2次転写ローラ8と、定着装置9とを有している。
[感光体ドラム]
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
[回転現像装置]
回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16(現像装置)とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギヤを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。
回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16(現像装置)とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギヤを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。
各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であり、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラや、トナー攪拌用の攪拌ローラ等が設けられている。また、トナー収容部からトナーを現像器16の内部に供給するために、現像器16のケースの外周側に、トナー供給部が設けられている。このトナー供給部は、ケースの一部に開口を形成するとともに、この開口にスリットが形成された弾性部材を固定してなるものである。
[レーザユニット]
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。正確には、レーザユニット4の前端(レーザ光が発射される側の端部)が、回転現像装置3の回転軸のほぼ真上に位置し、後端側に行くにつれて下方に傾斜し、後端は回転現像装置3の上端部よりは下方に位置している。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、回転現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。正確には、レーザユニット4の前端(レーザ光が発射される側の端部)が、回転現像装置3の回転軸のほぼ真上に位置し、後端側に行くにつれて下方に傾斜し、後端は回転現像装置3の上端部よりは下方に位置している。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、回転現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
[トナー補給装置]
複数のトナー補給装置6のそれぞれは、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、回転現像装置の近傍のスペースに配置されている。各トナー補給装置6は、図1及び図2に示すように、内部にトナーを収容するトナー収容部5と、上下方向に移動可能なトナー供給パイプ25と、付勢部材61と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結するトナー搬送パイプ26と、トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。なお、4つのトナー供給パイプ25はそれぞれ同様の構成となっているため、以下では、1つのトナー供給パイプ25について説明する。ここで、図2は1組のトナー供給パイプ25及びトナー搬送パイプ26の断面図である。
複数のトナー補給装置6のそれぞれは、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、回転現像装置の近傍のスペースに配置されている。各トナー補給装置6は、図1及び図2に示すように、内部にトナーを収容するトナー収容部5と、上下方向に移動可能なトナー供給パイプ25と、付勢部材61と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結するトナー搬送パイプ26と、トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。なお、4つのトナー供給パイプ25はそれぞれ同様の構成となっているため、以下では、1つのトナー供給パイプ25について説明する。ここで、図2は1組のトナー供給パイプ25及びトナー搬送パイプ26の断面図である。
トナー収容部5は、回転現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。また、このトナー収容部5は、装置の手前側に取り出しが可能となっている。
トナー供給パイプ25は、現像器16にトナーを供給するためのものであって、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。また、このトナー供給パイプ25は、下方に移動した際に先端部が現像器16のトナー供給部に形成されたスリットを通って内部に進入可能であって、内ノズル251(内筒部材)と、第1外ノズル252と、第2外ノズル253(外筒部材)と、第1トナー搬送用スクリュー30とを備えている。
内ノズル251は、トナー搬送パイプ26に接続され、トナー搬送パイプ26からトナーが搬送される部材である。また、内ノズル251は、第1筒状部251aと、第1円錐部251b(第1先端部)と、第1開口251c(図5参照)とを有している。ここで、図5は第2外ノズル253に対して内ノズル251が回転し、第1開口251cの一部と第2開口253cの一部とが重なり合っている状態を示す。第1筒状部251aは、円筒状の部分であって、トナー搬送パイプ26によってトナー収容部5のトナーが搬送される。第1円錐部251bは、第1筒状部251aの現像器16側端部に接続された部分であって、現像器16側に向かって徐々に断面積が小さくなるように形成されている。第1開口251cは、第1円錐部251bの側面に設けられた部分であって、略台形状に設けられた部分である。なお、第1開口251cは、ここでは第1円錐部251bの側面に設けたが、第1円錐部251bと第1筒状部251aとにまたがって形成されていても良い。
第1外ノズル252は、内ノズル251の外周側に設けられた略円筒状の部分であって、上部には内ノズル251内から気体を排出可能なように通気口252aが設けられている。この通気口252aを塞ぐようにフィルター252bが配置されている。このフィルター252bは、不織布などによって形成されており、空気などの気体は通過可能であるが、トナーは通過不能になっている。また、第1外ノズル252の外周側には、後述するラック33及びガイド部材34とが配置されている。また、第1外ノズル252は、現像器16側端部に第1係止部252cが設けられている。
第2外ノズル253は、内ノズル251の外周側に設けられた部材であって、第1外ノズル252の下側に配置される部材である。また、第2外ノズル253は、第2筒状部253aと、第2円錐部253b(第2先端部)と、先端部253e(第3先端部)とを有している。第2筒状部253aは、第1筒状部251aの外周側に設けられた部分であって、円筒状の部分である。また、第2筒状部253aは、上側端部に第1係止部252cと互いに係止する第2係止部253dを有している。第2円錐部253bは、第2筒状部253aの現像器16側端部に設けられる部分であって、トナー補給の際に現像器16の内部に挿入される部分である。また、第2円錐部253bは、全周にわたって厚さが均一になっており、第2筒状部253aよりも厚さが薄くなっている。さらに第2円錐部253bは、第2開口253cを有し、第1円錐部251bの外部に設けられている。第2開口253cは、第2円錐部253bの側面に設けられた部分であって、第1開口251cよりも小さな開口である。また第2開口253cは、略台形状に形成されている。第2開口253cの縁は、第2開口253cに向かって徐々に厚さが薄くなるように傾斜している。ここで、内ノズル251と第2外ノズル253とを相対回転させる、具体的にはトナー供給パイプ25が現像器16側に移動する際に第2外ノズル253が内ノズル251に対して相対回転し、第1開口251cと第2開口253cとが重なり合う。このようにして第1開口251cと第2開口253cとが重なり合うと内ノズル251内のトナーが現像器16内に供給される。先端部253eは、第2円錐部253bの現像器26側の先端に設けられており、第2円錐部253bの側面よりも厚さが厚くなっている。
第1トナー搬送用スクリュー30は、図2に示すように、トナー供給パイプ25の先端側にトナーを搬送するための部材であって、上下方向に長い回転軸と、回転軸の外周に螺旋状に形成された搬送片とからなるスクリュー状部材である。
付勢部材61は、内ノズル251の第1筒状部251aの上側端部、具体的にはフィルター252bに接触するように配置された部材であって、環状のスポンジ部材である。この付勢部材61は、内ノズル251を現像器16側に付勢し、図4に示すように、第2円錐部253bの側面を第1円錐部251bの側面に面当たりするように接触させている。ここで、図4は内ノズル251と第2外ノズル253との先端の断面図である。
トナー搬送パイプ26は、トナー供給パイプ25の上下動に追従して移動可能なように、可撓性を有するパイプである。またトナー搬送パイプ26は、トナー収容部5とトナー供給パイプ25との間に配置されている。そして、内部には、弾性変形可能な第2トナー搬送用スクリュー31が配置されている。トナー供給パイプ25が待避位置からトナー供給位置に移動する際に、トナー搬送パイプ26が変形する。このように、トナー供給パイプ25が上下動すると、トナー搬送パイプ26が変形し内部の空気圧が変動する。この空気圧の変動により、下部の開口などの隙間からトナーが噴出しやすくなる。下部の開口からのトナーの噴出を防止するために、第2円錐部253bの側面を第1円錐部251bの側面に面当たりするように接触させて、下部から空気が逃げにくくすると共に、上部にフィルター252bを設けて空気を抜くことによって、下部の開口からのトナー噴出を防止する。また、トナー供給パイプ25の移動に伴って、図2に示すように、トナー搬送パイプ26は内壁と第2トナー搬送用スクリュー31とが衝突する場合がある。このようなトナー搬送パイプ26の内壁と第2トナー搬送用スクリュー31との衝突やトナー搬送パイプ26の移動によってトナー搬送パイプ26に振動を与える。また、トナー供給パイプ25が待避位置からトナー供給位置に移動するのに際して、トナー搬送パイプ26の弾性部分が押圧されて左右方向に少し縮む。このため、トナー搬送パイプ26の長さは待避位置にトナー供給パイプ25があるときよりもトナー供給位置にあるときの方が短くなっている。さらに、このとき第2トナー搬送用スクリュー31のトナー供給パイプ25側の端部は、トナー供給パイプ25が待避位置にあるときよりもトナー供給位置にあるときの方がさらにトナー供給パイプ25側に移動している。一方、トナー供給の際にトナー収容部5のトナーは、トナーが搬送パイプ26内を通ってトナー供給パイプ25側に搬送される。トナー供給パイプ25側に搬送されたトナーは、トナー供給パイプ内に配置された第1トナー搬送用スクリュー30によってトナー供給口まで搬送される。
駆動機構27(現像剤供給部材移動機構)は、トナー供給パイプ25の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック32と、このラック32に噛み合うピニオンギヤ33とを有している。ピニオンギヤ33は装置のフレームに回転自在に支持されており、図3に示すように、モータ33a及びウォーム、ウォームホイル及び減速ギヤ列によって駆動されるようになっている。さらに、トナー供給パイプ25の外周側にはガイド部材34が配置されており、このガイド部材34によってトナー供給パイプ25が待避位置から供給位置に移動する際に第2外ノズル253が内ノズル251に対して相対回転させられる。そして、この駆動機構27によって、4つのトナー供給パイプ25は、上方の待避位置(図1の実線で示す位置)と、下方で先端部が現像器16の内部に進入した供給位置(図1の二点鎖線で示す位置)とを取り得る。
[中間転写ベルト]
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、駆動ローラ35とバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢された従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、駆動ローラ35とバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢された従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
なお、駆動ローラ35の装置奥側で、回転現像装置3の下方には、転写ベルト7を清掃するためのベルトクリーニング装置40が設けられている。このベルトクリーニング装置40は、駆動ローラ35と対向する位置に設けられ転写ベルト7の表面に摺接するファーブラシ41と、ファーブラシ41の上方にファーブラシ41と接触するように配置されたクリーニングローラ42と、先端がクリーニングローラ42の表面に接触するように配置されたブレード43と、ブレード43の下方に並べて配置された回収スパイラル44とを有している。
このクリーニング装置40においては、中間転写ベルト7の付着物はファーブラシ41によって掻き取られ、ファーブラシ41に掻き取られた付着物はクリーニングローラ42に回収される。そして、クリーニングローラ42側に回収された付着物は、ブレード43によってクリーニングローラ42の表面から掻き落とされ、回収スパイラル44によって図示しない回収部に回収される。
[2次転写ローラ]
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
[定着装置]
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
[排出部]
このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー補給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。この排出部50は、レーザユニット4側(装置奥側)が最も低く、トナー収容部5側(装置手前側)に行くにしたがって徐々に高くなる曲面部と、この曲面部に連続しトナー収容部5の上方に位置する平面部とを有している。
このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー補給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。この排出部50は、レーザユニット4側(装置奥側)が最も低く、トナー収容部5側(装置手前側)に行くにしたがって徐々に高くなる曲面部と、この曲面部に連続しトナー収容部5の上方に位置する平面部とを有している。
[搬送部]
給紙部51と排出部50との間には、用紙を搬送する搬送部が設けられている。搬送部は、給紙部51から2次転写ローラ8に至る第1搬送路55と、2次転写ローラ8から定着装置9に至る第2搬送路56と、定着装置9から排出部50に至る第3搬送路57とを有している。また、定着装置9の出口には、分岐爪58が設けられており、この分岐爪58と第1搬送路55の途中との間には用紙を第1搬送路55に戻すための戻し搬送路59が設けられている。
給紙部51と排出部50との間には、用紙を搬送する搬送部が設けられている。搬送部は、給紙部51から2次転写ローラ8に至る第1搬送路55と、2次転写ローラ8から定着装置9に至る第2搬送路56と、定着装置9から排出部50に至る第3搬送路57とを有している。また、定着装置9の出口には、分岐爪58が設けられており、この分岐爪58と第1搬送路55の途中との間には用紙を第1搬送路55に戻すための戻し搬送路59が設けられている。
第1搬送路55は、給紙カセット52から送り出された用紙を上方に搬送しつつ搬送方向を逆にするための湾曲路55aと、この湾曲路55aから2次転写ローラ8に至る直線路55bとを有している。これらの搬送路は、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で形成されており、所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。また、直線路55bには用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラ対60が配置されている。
第2搬送路56は、ほぼ直線的に形成されており、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。また、搬送路の所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。
第3搬送路57は、分岐爪58の搬送方向下流側に形成された縦搬送路を有している。すなわち、用紙は、分岐爪58を通過した後は、ほぼ垂直上方に向かって搬送され、排出部50に排出される。この第3搬送路57も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。
戻し搬送路59は、分岐爪58の設けられた部分において第3搬送路57から下方に分岐し、定着装置9、第2搬送路56、2次転写ローラ8及びレジストローラ対60の下方を通り、さらに上方に向かう搬送路であり、第1搬送路55のレジストローラ対60の搬送方向上流側に合流している。すなわち、この戻し搬送路59は、第1搬送路55の直線路55b及び第2搬送路56と給紙カセット52との上下方向の間に設けられ、定着装置9を通過した用紙を、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対60のさらに上流側に戻すための搬送路である。この戻し搬送路59も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成され、所定位置には用紙検出用のセンサが設けられている。
[給紙トレイ]
トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように給紙トレイ65が配置されている。この給紙トレイ65は、下端が第1搬送路55の湾曲路55aの近傍で回動自在(開閉自在)に支持されており、この回動支点65aを中心に、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして給紙トレイ65を開いた状態では、給紙トレイ65上に用紙を載置し、この用紙を第1搬送路55の湾曲路55aに給紙することが可能である。
トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように給紙トレイ65が配置されている。この給紙トレイ65は、下端が第1搬送路55の湾曲路55aの近傍で回動自在(開閉自在)に支持されており、この回動支点65aを中心に、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして給紙トレイ65を開いた状態では、給紙トレイ65上に用紙を載置し、この用紙を第1搬送路55の湾曲路55aに給紙することが可能である。
[画像形成動作]
次に画像形成動作について簡単に説明する。まず、カラープリンタに電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着部9の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタに接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。なお、この画像形成動作中においては、トナー供給パイプ25は上方の待避位置に移動させられている。
次に画像形成動作について簡単に説明する。まず、カラープリンタに電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着部9の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタに接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。なお、この画像形成動作中においては、トナー供給パイプ25は上方の待避位置に移動させられている。
まず、帯電ローラ10によって感光体ドラム2が帯電される。その後、この感光体ドラム2に対して、レーザユニット4により画像データに対応した走査露光が行われ、感光体ドラム2には静電潜像が形成される。次に、回転現像装置3が回転されて、対応する色の現像器16が感光体ドラム2に対向させられる。この状態で、感光体ドラム2の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。現像された画像は、中間転写ベルト7に転写される。以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にはフルカラー画像が形成される。なお、感光体ドラム2に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置11により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方で、給紙部51において、給紙カセット52から1枚の用紙が前送りコロ53及び重送防止機構54により取り出され、第1搬送路55を介してレジストローラ対60に搬送される。その後、用紙は、レジストローラ対60から中間転写ベルト7上の画像形成にタイミングを合わせて搬送され、2次転写ローラ8に案内される。2次転写ローラ8は中間転写ベルト7に当接し、2次転写ローラ8に印加された転写バイアスにより、中間転写ベルト7上に形成されたフルカラーの画像が用紙に転写される。この用紙は第2搬送路56を介して定着装置9に案内され、この定着装置9による加熱・加圧によって画像が用紙に定着される。そして、片面印刷の場合は、分岐爪58を介して第3搬送路57に案内され、排出部50に排出される。
また、両面印刷の場合は、定着装置9を通過した用紙は、分岐爪58によって戻し搬送路59側に案内され、再び第1搬送路55に戻される。第1搬送路55に戻された用紙はレジストローラ対60で一旦停止させられる。そして、裏面側の画像が前述の動作と同様の動作で中間転写ベルト7に形成された後、レジストローラ対60で待機していた用紙はタイミングを合わせて2次転写ローラ8側に送られる。その後は前記同様の動作が実行され、分岐爪58を介して第3搬送路57側に案内されて排出部50に排出される。
[トナー供給時の動作]
トナー供給時には、トナー収容部5からトナー搬送パイプ26にトナーが供給されトナー搬送パイプ26に供給されたトナーが第2トナー搬送用スクリュー31によってトナー供給パイプ25に搬送される。トナー供給パイプ25に搬送されたトナーはトナー供給パイプ25内の第1トナー搬送用スクリュー30によってトナー供給パイプ25のトナー供給口まで搬送され現像器16内にトナーを供給する。そして、トナー供給パイプ25が駆動機構27によって待避位置から供給位置に移動させられる。このとき内ノズル251に対して第2外ノズル253が相対的に回転し、第1開口251cと第2開口253cとが重なり合う。そして、内ノズル251内のトナーが現像器16内に供給される。
トナー供給時には、トナー収容部5からトナー搬送パイプ26にトナーが供給されトナー搬送パイプ26に供給されたトナーが第2トナー搬送用スクリュー31によってトナー供給パイプ25に搬送される。トナー供給パイプ25に搬送されたトナーはトナー供給パイプ25内の第1トナー搬送用スクリュー30によってトナー供給パイプ25のトナー供給口まで搬送され現像器16内にトナーを供給する。そして、トナー供給パイプ25が駆動機構27によって待避位置から供給位置に移動させられる。このとき内ノズル251に対して第2外ノズル253が相対的に回転し、第1開口251cと第2開口253cとが重なり合う。そして、内ノズル251内のトナーが現像器16内に供給される。
ここでは、内ノズル251の第1円錐部251aと第2開口253cの縁とによって形成される空間にトナーが溜まりにくいために、トナー補給の際にトナー漏れを減らすことができ、トナー汚染を減少することができる。また、第2円錐部253bの厚さが均一であるために弾性部材に作用する応力が一部に集中しにくくすることができる。
[トナー供給パイプの外筒部材の製造動作]
トナー供給パイプ25の第2外ノズル253の製造の際には、図6に示すように、先ず第2外ノズル253の形状の金型を用意する(金型用意工程)。そして、この金型の第2外ノズル253の先端部に対応する位置に樹脂を充填可能なゲート254を配置する(ゲート配置工程)。その後、ゲート254から金型の内部に樹脂を充填していく(樹脂充填工程)。ここで、図6はゲート254を金型の先端部253eに対応する位置に配置している状態を示す図である。
トナー供給パイプ25の第2外ノズル253の製造の際には、図6に示すように、先ず第2外ノズル253の形状の金型を用意する(金型用意工程)。そして、この金型の第2外ノズル253の先端部に対応する位置に樹脂を充填可能なゲート254を配置する(ゲート配置工程)。その後、ゲート254から金型の内部に樹脂を充填していく(樹脂充填工程)。ここで、図6はゲート254を金型の先端部253eに対応する位置に配置している状態を示す図である。
ここでは、先端部253eから樹脂が充填され、最も厚さの薄い第2円錐部253bの部分が先端部253eの近傍に位置しているために第2円錐部253bの近傍の樹脂充填による圧力が高くなる。このために第2円錐部253bを形成しやすくなる。
[他の実施形態]
(a)上記実施形態では、カラープリンタ1について説明したが、本発明はこれに限られずに、複写機や複合機などであってもよい。
(a)上記実施形態では、カラープリンタ1について説明したが、本発明はこれに限られずに、複写機や複合機などであってもよい。
(b)また上記実施形態では、第2円錐部253bの全体の厚さが第2筒状部253a及び先端部253eよりも薄い場合について説明したが、本発明はこれに限られずに、第2開口253cの近傍のみが第2筒状部253a及び先端部253eよりも薄い場合であっても良い。
1 カラープリンタ(画像形成装置)
2 感光体ドラム(静電潜像担持体)
3 回転現像装置
5 トナー収容部(現像剤収容容器)
6 トナー補給装置(現像剤補給装置)
16 現像器(現像装置)
25 トナー供給パイプ(現像剤供給部材)
26 トナー搬送パイプ(現像剤搬送部材)
27 駆動機構(現像剤供給部材移動機構)
251 内ノズル(内筒部材)
251b 第1円錐部(第1先端部)
251c 第1開口
253 第2外ノズル(外筒部材)
253b 第2円錐部(第2先端部)
253c 第2開口
253e 先端部(第3先端部)
2 感光体ドラム(静電潜像担持体)
3 回転現像装置
5 トナー収容部(現像剤収容容器)
6 トナー補給装置(現像剤補給装置)
16 現像器(現像装置)
25 トナー供給パイプ(現像剤供給部材)
26 トナー搬送パイプ(現像剤搬送部材)
27 駆動機構(現像剤供給部材移動機構)
251 内ノズル(内筒部材)
251b 第1円錐部(第1先端部)
251c 第1開口
253 第2外ノズル(外筒部材)
253b 第2円錐部(第2先端部)
253c 第2開口
253e 先端部(第3先端部)
Claims (6)
- 現像剤収容容器から現像剤を現像装置に補給するための現像剤補給装置に設けられ、一部が前記現像装置の内部に挿脱される現像剤供給部材であって、
前記現像剤収容容器からの現像剤が内部に供給され、側面に第1開口が形成され前記現像装置側に徐々に断面積が小さくなるように形成された第1先端部を有する内筒部材と、
前記内筒部材の外周側に前記内筒部材に対して相対回転可能に配置され、前記第1開口と互いに重なり合うことで前記内筒部材の内部の現像剤を外部に供給可能な第2開口が側面に形成され、少なくとも前記第2開口の近傍が他の部分よりも厚さが薄くなっている第2先端部と、前記第2先端部に接続され、前記第2先端部に対して厚さが厚く形成された第3先端部と、有する外筒部材と、
を備えた現像剤供給部材。 - 前記第2先端部は、断面円形状であって、全周にわたって厚さが均一になっている、請求項1に記載の現像剤供給部材。
- 前記第2開口の縁は前記第2開口に向かって徐々に厚さが薄くなるように傾斜している、請求項1又は2に記載の現像剤供給部材。
- 前記外筒部材の製造方法であって、
前記外筒部材の金型を用意する金型用意工程と、
前記金型の前記外筒部材の前記第3先端部に対応する位置に樹脂を前記金型に充填可能なゲートを配置するゲート配置工程と、
前記ゲートから前記金型内部に樹脂を充填する樹脂充填工程と、
を備えた外筒部材の製造方法。 - 前記現像装置の外部に設けられ、内部に現像剤を収納する現像剤収容容器と、
請求項1から3のいずれかに記載の現像剤供給部材と、
前記現像剤収容容器内の現像剤を前記現像剤供給部材に搬送するための現像剤搬送部材と、
現像剤を前記現像装置に供給する際に前記第2開口が前記現像装置内に位置するように前記現像剤供給部材を移動させる現像剤供給部材移動機構と、
を備えた現像剤補給装置。 - 静電潜像を表面に担持可能な静電潜像担持体と、
前記静電潜像担持体に現像剤を供給可能な現像装置と、
前記現像装置に現像剤を補給可能であって、請求項5に記載の現像剤補給装置と、
を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008014991A JP2009175520A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 現像剤補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008014991A JP2009175520A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 現像剤補給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009175520A true JP2009175520A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=41030663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008014991A Pending JP2009175520A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 現像剤補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009175520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107678262A (zh) * | 2017-11-18 | 2018-02-09 | 珠海维翼打印科技有限公司 | 碳粉筒及成像装置 |
-
2008
- 2008-01-25 JP JP2008014991A patent/JP2009175520A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107678262A (zh) * | 2017-11-18 | 2018-02-09 | 珠海维翼打印科技有限公司 | 碳粉筒及成像装置 |
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