JP2009154012A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技に不慣れな遊技者にも高い趣向性を与えうる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技者が所定の操作タイミングで回転リールの停止操作を行ったときが、遊技機内部で生成している第1の操作タイミングに含まれるときに、入賞有効ライン上で回転リール上の当選役に対応する図柄が停止するように停止制御し、第2の操作タイミングに含まれるときに、入賞有効ライン上で回転リール上の当選役に対応する図柄が停止しないように停止制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
スロットマシンにおける当選役には、例えばビッグボーナス(以下、BBという)、レギュラーボーナス(以下、RBという)及び小役等がある。
この中でRBは、いわゆる特定遊技と呼ばれるものであり、またBBは、いわゆる特定導入遊技と呼ばれるものである。このようなRBやBBを含め、利益の大きい遊技を特別遊技と呼ぶ。
RBに入賞するといわゆるJACゲームが行われるものである。RBに当選すると、RBに対応した図柄を入賞有効ライン上に揃えることが可能となり(内部入賞)、RBに対応した図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより(入賞)、RBゲームが開始される。
BBに当選すると、BBに対応した図柄を入賞有効ライン上に揃えることが可能となり(内部入賞)、BBに対応した図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより(入賞)BBゲームが開始される。BBゲーム中は所定の最大回数だけRBへ移行することが可能となっており、通常、最大3回まで移行することが可能となっている。そのため、BBゲーム中に、RBゲームへの移行が所定の最大回数(通常3回)行われるか、又は、通常遊技が所定の最大回数(通常30回)行われるとBBゲームが終了する。
他方、小役といわれる当選役は、上述したBB,RBとは異なり、その小役に当選したゲームでのみ有効となり、そのゲーム内でその小役に対応する図柄を揃えたときに、所定の利益を、例えば所定枚数の遊技媒体たるコインの払い戻しを受ける。
また、小役の中の当選役として、その当選役に当選した場合には、3つの回転リールの停止順序が遊技機内部で予め決定された順序と合致し(回転リールは3つあるため、その順序は全部で3の階乗=6通りとなり、いわゆる6択といわれる)、また少なくともいずれか1つの回転リールのストップスイッチの操作が、遊技機内部で意識している図柄で停止するように操作された場合、遊技者に何らかの利益を与えるものがある。
上記以外に特殊遊技といわれるものがあり、この特殊遊技に当選すると、遊技者に大きな利益を与える遊技が与えられる。例えば遊技者に対して遊技機の内部状態を何らかの形態で報知するAT(アシストタイム)機能や、遊技機内部で意図的に停止制御を行わない(いわゆる引込み制御や蹴飛ばし制御を行わない)、CT(チャレンジタイム)機能などがある。
AT遊技として、例えば押し順アシスト機能を持つ特殊遊技があるが、これは通常遊技中では小役に当選しているが遊技者に小役の報知が行なわれないため、遊技者は小役をとりこぼし易い状況にあるが、所定の条件を満たすと、所定の遊技回数分(例えば60ゲームあるいは5ゲーム)、回転リールのストップスイッチを操作する順番が遊技者に報知され、そのとおりにストップスイッチを操作すれば入賞するというものである。また別のAT遊技として、内部当選した場合にその当選役に応じた図柄を報知し遊技者がそれを狙って回転リールを停止させれば(いわゆる目押しする)入賞できるというものがある。
さらに、これら押し順アシスト機能と目押し機能とを組み合わせて、ストップスイッチを操作する順番を報知することにより、押し順をアシストすると共に、1つの回転リール上の図柄を報知する特殊遊技もある。
特開2001−327655号公報 特開2002−165921号公報 特開2002−085629号公報
しかし、上述したような遊技者が当選役に応じた図柄を狙うAT遊技の場合、「目押し」が必要とされるため、目押しが苦手な遊技者にとってはそれほど大きな期待感を抱くことができない。
そこで本発明は、遊技に不慣れな遊技者にも高い趣向性を与えうる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、メダルの投入後に操作されることによって前記回転リールの回転動作を開始させるスタートスイッチと、このスタートスイッチへの操作により所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、前記複数の回転リールを停止させるストップスイッチとを備え、前記当選役抽選手段による抽選の結果、前記複数の当選役のいずれかに当選した場合には、この当選役に対応した図柄が引き込み可能な範囲内にあるときに、遊技者がストップスイッチの操作を行った場合には、所定の入賞有効ライン上で前記当選役に対応する図柄を停止させる引き込み制御を行うように構成され、さらに、前記スタートスイッチへの操作による前記当選役抽選手段の抽選の結果、前記複数の当選役のうち、特定の当選役に当選した場合にのみ、前記引き込み制御が有効となる操作タイミング押し用フラグのオン、及び前記引き込み制御が無効となる操作タイミング押し用フラグのオフを所定の時間毎に切り替える操作タイミング決定手段と、遊技者によって行われた所定の操作が、前記操作タイミング押し用フラグがオン及びオフのいずれの状態のときに行われていたかを判断する状態判断手段と、前記状態判断手段が前記操作タイミング押し用フラグがオンであると判断した場合には、引き込み可能な範囲内に前記特定の当選役に対応する図柄があれば前記引き込み制御を前記ストップスイッチの操作に応答して行い、前記状態判断手段が前記操作タイミング押し用フラグがオフであると判断した場合には、前記引き込み可能な範囲内に前記特定の当選役に対応する図柄があっても、この図柄を前記入賞有効ラインに停止させない蹴飛ばし制御を前記ストップスイッチの操作に応答して行う操作タイミング停止制御手段とを備え、そして前記所定の操作は、前記スタートスイッチを操作すること、前記ストップスイッチを操作すること及び、貯蓄されたメダルの投入に代えるベットスイッチを操作することのいずれか1つてあることを特徴とするものである。
さらに、前記所定の操作が行われる前に、前記操作タイミング押し用フラグがオンまたはオフである期間を遊技者に予め報知する操作タイミング報知手段を備えること、あるいは前記所定の操作が行われたときが、前記操作タイミング押し用フラグがオンまたはオフのいずれの期間に含まれていたのかを遊技者に対して報知する操作タイミング結果報知手段を備えることも本発明においては特徴的な構成となる。
本発明によれば、遊技に不慣れな遊技者でも遊技者による技術介入性を能動的に行うことが可能な遊技機を提供することができる。
本発明に係る遊技機の外観を示した正面図。 本発明に係る遊技機の構成を示したブロック図。 操作タイミング停止制御部を説明するためのブロック図。 停止順序制御部を説明するためのブロック図。 AT遊技制御部を説明するためのブロック図。 本発明の1つの実施態様を説明するためのフローチャート。 停止順序を比較する動作を説明するためのフローチャート。 停止順序を比較する動作を説明するためのフローチャート。
以下、本発明に係る遊技機を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るスロットマシンの外観を示した正面図である。スロットマシン10は、図1に示すように、四角箱状の筐体11を有している。筐体11の中央部及び上部には、遊技者を臨む四角窓状の表示窓12a,12bが形成されている。
筐体11の上部に位置する表示窓12aには、2つの液晶表示部(LCD)120が左右対象に設置されており、入賞の報知等の各種報知を行う際に用いられる。具体的には、液晶表示部120に、その報知内容に応じて異なる映像を表示させることにより、遊技者の興味を高めると共に、入賞等を遊技者に容易に判断させる役割を有している。
また、筐体11には、左回転リール43、中回転リール44、及び右回転リール45からなる回転リール40と、その図柄61を見ることができる図柄表示窓13と、遊技メダルを投入するためのメダル投入口25と、回転リール40の回転動作をスタートさせるスタートスイッチ30と、各回転リール40を停止させるストップスイッチ50と、貯蓄メダル数をメダル投入に代えるベットスイッチ16と、貯蓄メダルの払い戻しを行う精算スイッチ17と、遊技メダルが出てくるメダル払い戻し口62とが設けられている。
表示窓12bの筐体側内部には、リールユニット60が設けられており、リールユニット60は、枠体に固定又は支持された3個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リール43〜45とで構成されている。各回転リール43〜45は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えており、このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
図柄表示窓13は、スロットマシン10正面より、回転リール40の図柄61が各3つずつ視認可能な透明な表示窓により構成されている。図柄表示窓13には、横方向に3ライン67b,67c,67d、斜め方向に2ライン67a,67eと、入賞有効ラインが付されており、この入賞有効ライン上に、例えば「7」等の特定の図柄が揃うことにより、当選が確定するように設定されている。
メダル投入口25は、表示窓12bの右下に設けられており、このメダル投入口25に遊技メダルが投入されると、メダル投入口25の内部に設置された投入スイッチ15が、投入された遊技メダルを検知し、投入された遊技メダル数をカウントする。
ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、このスイッチを押下することにより、貯留されていた遊技メダル数が減じて、メダル投入に代えられる。
精算スイッチ17は、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、このスイッチを押下することにより、貯留した遊技メダルが払い出される。
スタートスイッチ30は、回転リール40の斜め下方に位置するレバー式のスイッチであり、「リプレイ(Replay)」に入賞した時には遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下なしに、回転リール40の駆動を開始させる。
ストップスイッチ50は、回転リール40の駆動を停止させるためのスイッチである。ストップスイッチ50は、各回転リール43〜45に対応した3個のスイッチから構成されており、各回転リール43〜45の下方に1個ずつ配置されている。回転リール40に対応したストップスイッチ50を押下することにより、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されている。
また、メダル払い戻し口62は、筐体11の下方に設置されており、遊技結果に基づいて、遊技者に遊技メダルを払い戻す際に、このメダル払い戻し口62から遊技メダルの払い戻しが行われる。このメダル払い戻し口62の内部には遊技メダルを払い出すためのホッパユニットが設けられており、このホッパユニットにより払い戻される遊技メダルの数がカウントされる。
さらに、筐体11には、スピーカや表示ランプ等の演出装置66が複数設置されており、液晶表示部120と相まって、遊技者に当選役の当選や入賞の結果報知また遊技者の期待感を煽るような演出などを行う役割を有している。
図2は、スロットマシンの構成を示したブロック図であり、入力部と、制御部20と、出力部とによって構成されている。
入力部は、前述した、投入スイッチ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50とで構成され、各スイッチを介して入力された信号が、制御部20に送られる。なお、入力部の構成は、これらスイッチ類に限定されるものではない。
出力部は、前述した演出装置(ランプ、スピーカ)66や液晶表示部120の他に、リールユニット60、ホッパユニットなどで構成されている。なお、出力部に接続されるパーツは、これらのパーツに限定されるものではない。
制御部20は、スロットマシン10の内部に設置されており、スロットマシン10の全体動作を制御する役割を有している。制御部20は、中央処理装置(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)ポート等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、制御部内の動作を制御する。
制御部20は、遊技制御部21と演出制御部22とを有している。遊技制御部21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づいて回転リール40の回転及び停止等を制御する装置であり、演出制御部22は、ランプ、スピーカ等の演出装置66及び表示装置120等を制御する。また、これらの制御を行うCPUの個数は1個に限定されず、これらの装置が2個以上のCPUにより制御されてもよい。
遊技制御部21は、通常遊技制御部70、特別遊技制御部80、抽選部105、AT遊技制御部160、操作タイミング制御部170、停止制御部180、および操作タイミング結果報知部190を備えている。通常遊技制御部70は、通常遊技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うものであり、特別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊技に関する制御を行うものである。また、抽選部105は当選役の抽選を行うものである。
更にAT遊技制御部160は後述するようにAT遊技に突入したときに、その制御を行うものである。本実施例では操作タイミング報知部1601および停止順序報知部1602を中心にその動作を図5を参照して後で詳述する。
通常遊技制御部70は、遊技者に通常遊技を行わせるためのものである。即ち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、又は「再遊技(Replay)」に入賞した時には前遊技から所定時間の経過を条件に、遊技者がスタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60の駆動によって、3個の回転リール40の回転が開始する。その後、遊技者により3個のストップスイッチ50の中の1つが操作されると、このストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転が停止する。
そして、遊技者によりストップスイッチ50の3個全てが操作されると、3個の回転リール40の回転が全て停止することになる。このとき、中央部の図柄表示窓13の入賞有効ライン67上に、予め設定された図柄61が停止すると(この状態を入賞という)、ホッパユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。
当選役には、遊技者に利益を付与する小役(以下、通常小役という)と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選役と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる再遊技(Replay、以下リプレイという)とがある。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合、その当選役に対応した当選フラグが成立する。そして抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立する。この特別当選フラグの成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選図柄(例えば、入賞有効ライン67上に「7」が3個揃うもの)と一致したことを条件として入賞し、液晶表示部120等により、遊技者に対して入賞の報知が行われる。遊技者はこの入賞により特別遊技を行うことが可能となる。そして、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄の組み合わせが特別当選図柄と一致していない場合、該当当選役の内部フラグ持ち越し可能となるように設定されている。
しかし、上述したように通常、小役に対応する当選フラグについては、当選フラグが成立した遊技で入賞できないときは、該当のフラグを次の遊技へ持ち越すことはできない。
また、いずれかの当選フラグが成立している間に、当選役に対応する図柄を入賞有効ライン67上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50を操作する操作タイミングによって左右される。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、又は190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール40は入賞有効ライン67上にその図柄61を引き込んで停止する。一方、4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン67上にその図柄を引き込んで停止することができない。
特別遊技制御部80は、抽選部105の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。特別遊技は、一般的に、特定導入遊技(BBゲーム)と、特定遊技(RBゲーム)と、特定入賞遊技(JACゲーム)とによって大別される。
特定遊技(RBゲーム)は、特定導入遊技(BBゲーム)中に、又は、特定導入遊技(BBゲーム)中で無い場合に、単独で行われる。特定入賞遊技(JACゲーム)は、特定遊技(RBゲーム)中に行われるものである。なお、特別遊技は、上記した特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(RBゲーム)、特定入賞遊技(JACゲーム)に限定されるものではない。
通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄61が入賞有効ライン上に3個揃うと、ホッパユニットを介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
特別遊技制御部80は、大別すると、特定導入遊技制御部90と、特定遊技制御部91とを備えている。
特定導入遊技制御部90は、BBゲームを制御するためのものであり、具体的には、通常遊技からBBゲームに移行した場合に、通常遊技と同様に最大3枚の遊技メダルの投入によってBBゲームが開始され、ストップボタン50により3つの回転リール40の回転が各々停止した際に、入賞有効ライン67上に当選図柄が揃っているか否かによって、遊技メダルの払い出しを行うように制御する役割を有している。このBBゲーム中では、通常遊技時よりも小役確率を高くした遊技が毎回行われる。ただし、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン67上に揃った場合には、その後RBゲームに移行する。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームヘの移行が、所定の最大回数、例えば最大3回行われることとなっているおり、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような小役確率を高くした遊技が行われ、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回行われることにより、BBゲームが終了する。
特定遊技制御部91は、RBゲームを制御するためのものである。具体的には、RBゲームに移行すると、遊技メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が図柄表示窓13のセンターライン67c上に揃った場合に当選が確定となる。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技を最大12回行うことができ、そのうち、最大8回、入賞を行うことが可能である。即ち、最大8回の当選が確定するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了する。
操作タイミング制御部170は、図3に示すように、所定の当選役に当選したとき、例えば図柄「ベル」に当選したとき(以下、操作タイミング停止モード突入条件という)、オンとオフの2つの操作タイミングモードを発生する操作タイミング決定部1701と、遊技者がストップスイッチ50を操作したときの操作タイミングと上記操作タイミング決定部1701の操作タイミング状態とを比較する状態判断部1702と、その比較の結果、両者の操作タイミングが合っていれば(ここでは、操作タイミングがオンの期間にストップスイッチが操作された場合を仮定する)、該当の回転リール上の図柄、すなわち上記操作タイミング停止モード突入条件に対応する図柄(例えば「ベル」)が所定の入賞有効ライン67上で停止するように制御する(いわゆる引込み制御)操作タイミング停止制御部1703と、これら操作タイミング停止の対象となる回転リール40を3つの中から抽選する操作タイミング停止リール抽選部1704とを有する。
停止制御部180は、図4に示すように、回転リール40の押し順を抽選する停止順序抽選部1801と、この抽選の結果、停止順序を決定する停止順序決定部1802と、遊技者が実際に3つのストップスイッチ50を操作した順序と停止順序決定部1802で決定された回転リール40の停止順序とを比較する停止実行操作比較部1803と、その比較の結果、両者の順序が一致したときに前述した図柄(例えば、「ベル」)が所定の入賞有効ライン67上で停止するように制御する(いわゆる引込み制御)停止順序制御部1804とを有する。
AT遊技制御部160は、図5に示すように、操作タイミング停止モードが、AT遊技期間中に発生したときに、上述した操作タイミングのオン状態期間またはオフ状態期間を遊技者に予め何らかの形で、例えば液晶等で報知する操作タイミング報知部1601と、同じく上述した停止順序抽選部1801が抽選した回転リール40の停止順序を遊技者に予め報知する停止順序報知部1602とを有する。
操作タイミング結果報知部190は、遊技者が実際に操作タイミング停止の対象となる回転リールのストップスイッチ50を操作した操作タイミングが、上述したオン状態であったのか、オフ状態であったのかを報知する。
以下、実施の1態様の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
図6は操作タイミング停止モードの突入から終了までの動作を、AT遊技期間中の場合も含めて説明するためのものである。
まず、スタートスイッチ30が操作された後、当選抽選部110が抽選を行う。抽選の結果、操作タイミング停止モードの当選役に当選した場合(S601、本実施例では、この当選役に対応する図柄を「ベル」と仮定している)、操作タイミング停止モードに突入する(S602以下)。当選しなければS609に移る。
操作タイミング停止モードに突入すると、操作タイミング決定部1701が操作タイミング押し用の操作タイミングを発生する。具体的には、例えば操作タイミング押し用フラグを所定の期間、例えば約1.5秒毎にオンとオフとを切替える。また何番目に停止させた回転リールを、後述する操作タイミング停止の対象にするかを操作タイミング停止リール抽選部1704が抽選により決定する(S602)。なお、この回転リールの決定はこのように停止順番だけでなく、回転リールの種別、すなわち、左、中、右の各回転リールの中から抽選により、行ってもよい。
次に停止順序抽選部1801が3つの回転リール40の停止順序を抽選し、決定する(S603)。
次に、現在の遊技がAT遊技期間中であるならば(S604)、AT遊技制御部160の操作タイミング報知部1601は、操作タイミングがオンの期間、および操作タイミング停止の対象になる回転リールを予め報知する。また停止順序報知部1602は、停止順序決定部1802が決定した回転リールの停止順序を遊技者に、予め報知する(S605)。
このようにAT遊技期間中には、遊技機の内部状態であるオンとオフの2つの状態を有する操作タイミング、その対象となる回転リール、および回転リールの停止順序が遊技者に報知されるため、遊技者は容易に、図柄「ベル」を揃え、該当当選役に入賞することが可能になる。
次に、操作タイミング停止対象となる回転リールのストップスイッチをオンとオフのいずれの状態の期間に、遊技者が操作したかを状態判断部1702が比較し(S606)、操作タイミングがオンの期間に操作されていれば、更に停止実行操作比較部1803は、遊技者が操作したストップスイッチの順序が停止順序決定部1802で決定された停止順序と合っているか否か比較する(S607)。操作タイミングも停止順序も合致していれば、停止順序制御部1804は図柄「ベル」が入賞有効ライン67上に揃うように停止制御する(いわゆる引込み制御、S608)。
他方、操作タイミングがあっていないまたは停止順序があっていなければ図柄「ベル」を入賞有効ライン67上に揃わないように停止順序制御部1804は停止制御する(いわゆる蹴飛ばし制御、S606、S607、S609)。
なお、ここで停止実行操作比較部1803の具体的な比較動作を簡単に説明する。停止順序決定部1802で決定された停止順序と遊技者が実際に操作した停止順序の比較動作として、1回転リールの操作毎に比較していく方法(図7のフローチャート参照)と、全回転リールの操作の後にまとめて比較していく方法(図8のフローチャート参照)がある。
まず前者の方法を図7を参照して説明する。まず遊技者が1番目の回転リールのストップスイッチの停止操作を行ったか判断する(S701)。もし停止操作を行ったならば、停止順序決定部1802で決定された停止順序(第1停止回転リール)と合致しているか比較する(S702)。もし合致していなければ、図柄「ベル」が有効入賞ライン上に揃わないように停止する(S707)。この時点で停止順序が合致していないため、遊技者が第2停止操作、第3停止操作を行ってもいわゆる蹴飛ばし制御を行い入賞させない。
もし合致していれば、当該回転リール上の図柄「ベル」が有効入賞ライン上に揃えるように停止する(S703)。次に遊技者が2番目の回転リールのストップスイッチの停止操作を行ったか判断する(S704)。もし停止操作を行ったならば、停止順序決定部1802で決定された停止順序(第2停止回転リール)と合致しているか比較する(S705)。もし合致していなければ、図柄「ベル」が有効入賞ライン上に揃わないように停止する(S707)。この時点で停止順序が合致していないため、遊技者が第3停止操作を行っても、入賞とならないように第3回転リールを停止させる(入賞させない)。
もし合致していれば、当該回転リール上の図柄「ベル」が有効入賞ライン上に揃えるように停止する(S706)。この時点で停止順序が合致していることが判明するため、遊技者が第3停止操作を行った後、いわゆる引込み制御を行い、第3停止回転リール上の図柄「ベル」が有効入賞ライン上に揃えるように停止する(入賞させる)。
次に後者の方法を図8を参照して説明する。この方法は遊技者の操作順序が、停止順序決定部1802で決定された停止順序と合致していなくとも、第1停止回転リール、第2停止回転リールは有効入賞ライン上に図柄「ベル」を揃えるように停止させ(いわゆる「テンパイ目」となるように停止する、S801〜S804)、第3回転リールで有効入賞ライン上に図柄「ベル」を揃えないように停止させるものである(S805,S807)。逆に遊技者の操作順序が、停止順序決定部1802で決定された停止順序と合致していれば、第3回転リールで有効入賞ライン上に図柄「ベル」を揃えるように停止させるものである(S805,S806)。
次に操作タイミング停止の対象となる回転リールのストップスイッチが、オンとオフのいずれの状態期間中に操作されたかを、操作タイミング結果報知部190が遊技者に対して報知する(図示せず)。この報知により遊技者はストップスイッチを操作した操作タイミングが合っていたのか(オン状態であったのか)、合わなかったのか(オフ状態であったのか)を知ることができる。
なお、操作タイミング停止の対象となる回転リールを予め遊技機で固定しておくこともできる。例えば、最初に操作された回転リールのストップスイッチを操作タイミング停止の対象にしたり、左回転リールのストップスイッチを操作タイミング停止の対象をすることも可能である。
またAT遊技の遊技開始時に停止順序と操作タイミングの両方もしくは一方を意図的に報知しないで、遊技者の停止操作と遊技機内部での操作タイミングが合致した場合、操作タイミング報知部1601がそのときに遊技者に報知することにより、AT遊技の遊技数を増やす等遊技者に特典を付与することになり、遊技者は停止順序および操作タイミングに対するストップスイッチ操作への期待感を増すことが可能になる。
更に、操作タイミング押しの操作対象部をストップスイッチに限ることはなく、ベットスイッチ、スタートスイッチなど通常の遊技機の入力対象となる入力部にしてもよい。
以上詳述したように、本発明によれば、遊技に慣れていない遊技者にも高い趣向性を与える遊技機を提供することができる。
10 スロットマシン
11 筐体
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
25 メダル投入口
30 スタートスイッチ
40,43〜45 回転リール
50 ストップスイッチ
61 図柄
62 メダル払い戻し口
67 入賞有効ライン
160 AT(特殊遊技)制御部
170 操作タイミング制御部
180 停止制御部
190 操作タイミング結果報知部
1601 操作タイミング報知部
1602 停止順序報知部
1701 操作タイミング決定部
1702 状態判断部
1703 操作タイミング停止制御部
1704 操作タイミング停止リール抽選部
1801 停止順序抽選部
1802 停止順序決定部
1803 停止実行操作比較部
1804 停止順序制御部

Claims (3)

  1. 周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、メダルの投入後に操作されることによって前記回転リールの回転動作を開始させるスタートスイッチと、このスタートスイッチへの操作により所定の確率でハズレ及び複数の当選役のいずれかを抽選によって決定する当選役抽選手段と、前記複数の回転リールを停止させるストップスイッチとを備え、前記当選役抽選手段による抽選の結果、前記複数の当選役のいずれかに当選した場合には、この当選役に対応した図柄が引き込み可能な範囲内にあるときに、遊技者がストップスイッチの操作を行った場合には、所定の入賞有効ライン上で前記当選役に対応する図柄を停止させる引き込み制御を行う遊技機であって、
    前記スタートスイッチへの操作による前記当選役抽選手段の抽選の結果、前記複数の当選役のうち、特定の当選役に当選した場合にのみ、前記引き込み制御が有効となる操作タイミング押し用フラグのオン、及び前記引き込み制御が無効となる操作タイミング押し用フラグのオフを所定の時間毎に切り替える操作タイミング決定手段と、
    遊技者によって行われた所定の操作が、前記操作タイミング押し用フラグがオン及びオフのいずれの状態のときに行われていたかを判断する状態判断手段と、
    前記状態判断手段が前記操作タイミング押し用フラグがオンであると判断した場合には、引き込み可能な範囲内に前記特定の当選役に対応する図柄があれば前記引き込み制御を前記ストップスイッチの操作に応答して行い、前記状態判断手段が前記操作タイミング押し用フラグがオフであると判断した場合には、前記引き込み可能な範囲内に前記特定の当選役に対応する図柄があっても、この図柄を前記入賞有効ラインに停止させない蹴飛ばし制御を前記ストップスイッチの操作に応答して行う操作タイミング停止制御手段とを備え、
    前記所定の操作が、前記スタートスイッチを操作すること、前記ストップスイッチを操作すること及び、貯蓄されたメダルの投入に代えるベットスイッチを操作することのいずれか1つであることを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作タイミング押し用フラグがオンまたはオフである期間を遊技者に予め報知する操作タイミング報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記所定の操作が行われたときが、前記操作タイミング押し用フラグがオンまたはオフのいずれの期間に含まれていたのかを遊技者に対して報知する操作タイミング結果報知手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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