JP2009143722A - 人物追跡装置、人物追跡方法及び人物追跡プログラム - Google Patents

人物追跡装置、人物追跡方法及び人物追跡プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】監視対象領域が非常に混雑している状況などでも、監視対象領域内の個々の人物を正確に検出することができるようにする。
【解決手段】複数のカメラ1により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出部8と、人物検出部8により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定部9とを設け、移動軌跡解析部10が3次元位置推定部9により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、カメラにより撮影された映像に写っている個々の人物を検出して、個々の人物を追跡する人物追跡装置、人物追跡方法及び人物追跡プログラムに関するものである。
例えば、高層ビルには非常に多数のエレベータが設置されており、早朝の通勤ラッシュ時や、お昼休みの混雑時などには、多数のエレベータをうまく連携させて、乗客を効率的に輸送しなければならない。
多数のエレベータの群管理を効率的に行うには、“誰がどの階で乗って、どの階で降りたか”という乗客の移動履歴を計測して、その移動履歴を群管理システムに提供する必要がある。
従来より、カメラを用いることで、乗客の人数カウントや人物移動を計測する人物追跡装置が多数提案されている。
例えば、以下の特許文献1には、予め記憶している背景画像と、カメラから随時取り込む入力画像との差分の画像(背景差分画像)を求めることにより、エレベータ内の乗客を検出して、エレベータ内で乗客数を検知する手法が開示されている。
しかし、非常に混み合っているエレベータでは、約25cm四方に一人の乗客が存在し、乗客が重なり合う状況が発生するため、背景差分画像は一塊のシルエットになる。
このため、背景差分画像から個々の人物を分離することは極めて困難である。
また、以下の特許文献2には、エレベータのかご内の上部にカメラを設置し、予め記憶している頭部画像参照パターンとカメラの撮影画像とを対比することにより、エレベータ内の乗客を検出して、エレベータ内で乗客数を検知する手法が開示されている。
しかし、単純なパターンマッチングによる人物検出方法では、例えば、カメラから見て、ある人物が他の人物に隠れてしまっている場合など、遮蔽が生じている場合には、誤って人数をカウントしてしまうことがある。
また、エレベータのかご内に鏡が設置されている場合には、鏡に映っている人物を誤検出してしまうことがある。
特開平8−26611号公報(段落番号[0016]、図1) 特開2006−168930号公報(段落番号[0027]、図1)
従来の人物追跡装置は以上のように構成されているので、エレベータが非常に混雑している状況などでは、エレベータ内の乗客を正確に検出することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、監視対象領域が非常に混雑している状況などでも、監視対象領域内の個々の人物を正確に検出することができる人物追跡装置、人物追跡方法及び人物追跡プログラムを得ることを目的とする。
この発明に係る人物追跡装置は、複数の映像撮影手段により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出手段と、人物検出手段により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定手段とを設け、移動軌跡解析手段が3次元位置推定手段により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析するようにしたものである。
この発明によれば、複数の映像撮影手段により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出手段と、人物検出手段により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定手段とを設け、移動軌跡解析手段が3次元位置推定手段により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析するように構成したので、監視対象領域が非常に混雑している状況などでも、監視対象領域内の個々の人物を正確に検出することができるとともに、個々の人物を追跡することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による人物追跡装置を示す構成図であり、図において、カメラ1はエレベータのかご内(監視対象領域)の上部に複数台設置されており、複数のカメラ1はかご内の映像を撮影して、その映像を映像取得部2に出力する。なお、カメラ1は映像撮影手段を構成している。
ただし、カメラ1の種類は特に問わず、一般的な監視カメラのほかに、可視カメラ、近赤外線領域まで撮影可能な高感度カメラ、熱源を撮影することが可能な遠赤外線カメラなどでもよい。また、距離計測が可能な赤外線距離センサや、レーザーレンジファインダなどで代用してもよい。
映像取得部2はカメラ1により撮影された映像を取得する映像入力インタフェースである。
カメラキャリブレーション部3はカメラパラメータ算出部4及び設置位置角度算出部5から構成されている。
カメラパラメータ算出部4は映像解析部6による人物の検出処理が開始される前に、複数のカメラ1により撮影されたキャリブレーションパターンの映像の歪み具合を解析して、複数のカメラ1のカメラパラメータ(レンズの歪み、焦点距離、光軸、画像中心(principal point)に関するパラメータ)を算出する処理を実施する。なお、カメラパラメータ算出部4はパラメータ算出手段を構成している。
設置位置角度算出部5は映像解析部6による人物の3次元位置の推定処理が開始される前に、複数のカメラ1により撮影されたキャリブレーションパターンの映像から、エレベータのかご内の基準点に対する複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を算出する処理を実施する。なお、設置位置角度算出部5は設置位置角度算出手段を構成している。
映像解析部6は映像補正部7、人物検出部8、3次元位置推定部9及び移動軌跡解析部10から構成されており、人物の検出処理や移動軌跡の解析処理などを実施する。
映像補正部7はカメラパラメータ算出部4により算出されたカメラパラメータを用いて、映像取得部2により取得された複数の映像の歪みを補正する処理を実施する。なお、映像補正部7は映像補正手段を構成している。
人物検出部8は映像取得部2により取得された複数の映像に写っている人物(例えば、人間の頭部、肩、胴体など)を検出する処理を実施する。なお、人物検出部8は人物検出手段を構成している。
3次元位置推定部9は設置位置角度算出部5により算出された複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を利用して、人物検出部8により検出された個々の人物をステレオ立体視することにより、個々の人物の3次元位置を推定する処理を実施する。なお、3次元位置推定部9は3次元位置推定手段を構成している。
移動軌跡解析部10は3次元位置推定部9により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析するなど処理を実施する。なお、移動軌跡解析部10は移動軌跡解析手段を構成している。
図1の例では、人物追跡装置の構成要素である映像取得部2、カメラパラメータ算出部4、設置位置角度算出部5、映像補正部7、人物検出部8、3次元位置推定部9及び移動軌跡解析部10のそれぞれが専用のハードウェア(例えば、MPUを実装している半導体集積回路基板)で構成されているものを想定しているが、人物追跡装置がコンピュータで構成される場合、映像取得部2、カメラパラメータ算出部4、設置位置角度算出部5、映像補正部7、人物検出部8、3次元位置推定部9及び移動軌跡解析部10の処理内容を記述している人物追跡プログラムをコンピュータのメモリに格納し、コンピュータのCPUが当該メモリに格納されている人物追跡プログラムを実行するようにしてもよい。
図2はこの発明の実施の形態1による人物追跡方法の一部(人物追跡装置の前処理部分)を示すフローチャートであり、図3はこの発明の実施の形態1による人物追跡方法の一部(人物追跡装置の後処理部分)を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
最初に、カメラキャリブレーション部3が実施する前処理について説明する。
カメラキャリブレーション部3のカメラパラメータ算出部4がカメラパラメータ(レンズの歪み、焦点距離、光軸、画像中心(principal point)に関するパラメータ)を算出するに際して、個々のカメラ1がキャリブレーションパターンを撮影する(図2のステップST1)。
映像取得部2は、個々のカメラ1により撮影されたキャリブレーションパターンの映像を取得して、そのキャリブレーションパターンの映像をカメラキャリブレーション部3のカメラパラメータ算出部4に出力する。
キャリブレーションパターンとしては、例えば、大きさが既知の白黒のチェッカーフラグパターンなどが該当する(図4を参照)。
なお、キャリブレーションパターンは、10〜20通りの異なる角度からカメラ1により撮影される。
カメラキャリブレーション部3のカメラパラメータ算出部4は、映像取得部2からキャリブレーションパターンの映像を受けると、そのキャリブレーションパターンの映像の歪み具合を解析して、各カメラ1のカメラパラメータを算出する(ステップST2)。
カメラパラメータの算出方法は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
次に、カメラキャリブレーション部3の設置位置角度算出部5が複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を算出するに際して、複数のカメラ1がエレベータのかご内の上部に設置されたのち、複数のカメラ1が既知の大きさのカメラキャリブレーションパターンを同時に撮影する(ステップST3)。
例えば、図4に示すように、キャリブレーションパターンとしてチェッカーフラグパターンをかご内の床に敷いて、チェッカーフラグパターンが複数のカメラ1で同時に写るように撮影する。
このとき、かご内の床に敷いているキャリブレーションパターンに対して、かご内の基準点(例えば、かごの入口)からの位置と角度をオフセットとして計測し、また、かごの内寸を計測しておくようにする。
図4の例では、キャリブレーションパターンとしてチェッカーフラグパターンをかご内の床に敷いているものを示しているが、これに限るものではなく、例えば、かご内の床に描かれた模様でもよい。この場合、床に描かれた模様の大きさを予め計測しておくようにする。
また、図5に示すように、キャリブレーションパターンとして、無人のかご内を撮影し、かご内の床と天井の四隅を選択したものでもよい。この場合、かごの内寸を計測しておくようにする。
カメラキャリブレーション部3の設置位置角度算出部5は、複数のカメラ1により撮影されたキャリブレーションパターンの映像と、カメラパラメータ算出部4により算出されたカメラパラメータを用いて、エレベータのかご内の基準点に対する複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を算出する(ステップST4)。
具体的には、キャリブレーションパターンとして、例えば、白黒のチェッカーフラグパターンが用いられる場合、まず、複数のカメラ1により撮影されたチェッカーパターンに対するカメラ1の相対位置と相対角度を算出する。
次に、予め計測しているチェッカーパターンのオフセット(かご内の基準点であるかごの入口からの位置と角度)を複数のカメラ1の相対位置と相対角度に足し合わせることで、かご内の基準点に対する複数のカメラ1の設置位置と設置角度を求める。
また、キャリブレーションパターンとして、例えば、かご内の床の四隅と天井の三隅が用いられる場合、予め計測しているかごの内寸から、かご内の基準点に対する複数のカメラ1の設置位置と設置角度を算出する。
この場合、かご内にカメラ1を設置するだけで、カメラ1の設置位置と設置角度を自動的に求めることが可能である。
次に、映像解析部6が実施する後処理について説明する。
映像解析部6が人物の検出処理や移動軌跡の解析処理などを実施するに際して、複数のカメラ1が運行中のエレベータのかご内の映像を繰り返し撮影する。
映像取得部2は、複数のカメラ1により撮影されたかご内の映像を時々刻々と取得する(図3のステップST11)。
映像解析部6の映像補正部7は、映像取得部2が複数のカメラ1により撮影された映像を取得する毎に、カメラパラメータ算出部4により算出されたカメラパラメータを用いて、複数の映像の歪みを補正し、歪みの無い映像である正規化画像を生成する(ステップST12)。
映像の歪みを補正する方法は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
映像解析部6の人物検出部8は、映像補正部7が複数のカメラ1により撮影された映像から正規化画像をそれぞれ生成すると、複数の正規化画像に存在している人間の頭部を検出し、頭部の画像座標と確信度を算出する(ステップST13)。
ここで、頭部の画像座標は、人間の頭部の領域を囲む矩形の中心座標のことである。
また、確信度は、人物検出部8の検出物が、どの程度、人間の頭部に近いかを表現する指標であり、確信度が高いほど、人間の頭部である確率が高く、確信度が低いほど、人間の頭部である確率が低いことを表している。
図6は人物検出部8による頭部の検出処理を示す説明図である。
図6の例では、かご内の天井に2台のカメラ1が設置されており、2台のカメラ1がかご内の乗客(人物)を撮影し、人物検出部8が2台のカメラ1の映像に係る正規化画像から乗客の頭部を検出している。頭部の検出結果には確信度が付随している。人物検出部8の検出結果には、図6に示すように、誤検出が存在していることがある。
乗客の頭部は、例えば、以下の非特許文献1に開示されている顔検出手法を利用して検出すればよい。
即ち、“Rectangle Feature”と呼ばれるハール基底状のパターンをAdaboostにより選択して多数の弱判別機を取得し、これら弱判別機の出力と適当な閾値をすべて加算した値を確信度として利用することができる。
「Viola, P.; Jones, M., "Rapid Object Detection Using a Boosted Cascade of Simple Features", IEEE Computer Society Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR), ISSN: 1063-6919, Vol. 1, pp. 511-518, December 2001」
また、人物検出部8は、例えば、以下の非特許文献2に開示されている道路標識検出方法を人間の頭部検出方法に応用して、その画像座標と確信度を算出するようにしてもよい。
「田口 進也、神田 準史郎、島 嘉宏、瀧口 純一、"特徴量ベクトルの相関係数行列を用いた少ないサンプルでの高精度画像認識 : 道路標識認識への適用"電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学,Vol.106, No.537(20070216) pp. 55-60,IE2006-270」 なお、この実施の形態1では、人物検出部8が人物の頭部を検出するものを示しているが、検出対象は人物の特徴的な箇所であれば頭部に限るものではなく、例えば、人物の顔、肩や胴体などを検出するようにしてもよい。
映像解析部6の3次元位置推定部9は、人物検出部8が人物の頭部を検出すると、設置位置角度算出部5により算出された複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を利用して、人物検出部8により検出された個々の人物の頭部をステレオ立体視することにより、個々の人物の3次元位置を推定する(ステップST14)。
即ち、3次元位置推定部9は、設置位置角度算出部5により算出された複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を利用して、複数のカメラ1の中心と人物検出部8により検出された頭部を通る直線を求め、二つ以上の直線の交点又は近似的な交点を求めることで、人物の頭部の3次元位置を算出する。また、各直線に付随する確信度を加算して、その加算結果を頭部の3次元位置の確信度として出力する。
ここで、図7は3次元位置推定部9による3次元位置の推定処理を示す説明図である。
図7の例では、3次元位置推定部9が設置位置角度算出部5により算出された2台のカメラ1の設置位置及び設置角度と、人物検出部8により算出された頭部の画像座標とを用いて、図中左側のカメラ1の中心から頭部に向かう直線V1と、図中右側のカメラ1の中心から頭部に向かう直線V2とを描いて、二つの直線V1,V2の交点を頭部の3次元位置として推定する。
また、3次元位置推定部9は、例えば、図中左側のカメラ1により撮影された映像に係る正規化画像から検出された頭部の確信度がconf1=200であり、図中右側のカメラ1により撮影された映像に係る正規化画像から検出された頭部の確信度がconf2=100である場合、これらの頭部の確信度を加算することにより、頭部の3次元位置の確信度confを算出する。
conf
=conf1+conf2
=200+100
=300
図7では、人物検出部8により一人の頭部が検出されている例を示しているが、複数の人物の頭部が検出される場合、図8(A)に示すように、3次元位置推定部9が複数の直線の交点を求め、これらの交点を頭部の3次元位置として出力するようにする。なお、この段階では、誤って算出された頭部の3次元位置が含まれていることがある。
図7の例では、直線V1と直線V2が交わるものを示しているが、実際には、頭部の検出誤差やキャリブレーション誤差が原因で、直線V1と直線V2が近づいているだけで、交わらないこともある。
このような場合には、二つの直線V1,V2の距離を求め、この距離が一定範囲以内(例えば15cm以内)であれば、二つの直線V1,V2が交わっているとみなして、その近似的な交点を求めるようにしてもよい。
以下、二つの直線V1,V2の距離と、その近似的な交点の算出法について説明する。
図9は近似的な交点の概念を示す説明図である。
ここでは説明の便宜上、二つの直線V1,V2上の点X1,X2の座標x1,x2が下記に示すように、パラメータ表示されるものとする。
x1=a1+t1*b1
x2=a2+t2*b2
ただし、a1,a2は原点から直線V1,V2までの3次元ベクトル、b1,b2は3次元の法線ベクトル、t1,t2はスカラーパラメータである。また、記号“*”は掛け算を意味するものとする。
このとき、ユークリッド距離d=||x1−x2||の最小値を二つの直線V1,V2の距離と定義して、ユークリッド距離dが最小になるようなパラメータt1,t2を求め、このときの点X1,X2の中間点を二つの直線V1,V2の近似的な交点と定義する。
次に、ユークリッド距離dが最小になるようなパラメータt1,t2を求める方法について説明する。
ユークリッド距離dが最小になるための必要条件は、d2のt1とt2に関する変微分が0になることである。即ち、下式を満たすことである。
∂d2/∂t1=0
∂d2/∂t2=0
このことから、下式が得られる。
b1T*(a1+t1*b1−a2−t2*b2)=0
b2T*(a1+t1*b1−a2−t2*b2)=0
ただし、Tは転置記号である。
上の二つの式をパラメータt1,t2について解くと次式が得られる。
Figure 2009143722
パラメータt1,t2からd2の最小値が求まるので、このときの点X1,X2の中間点を算出すれば、二つの直線V1,V2の近似的な交点が求まる。
この実施の形態1では、3次元位置推定部9が、複数のカメラ1の中心と人物検出部8により検出された頭部を通る直線を求め、二つ以上の直線の交点又は近似的な交点を求めることで、人物の頭部の3次元位置を算出するものについて示したが、図10に示すように、図中左側のカメラ1から見たとき、人物Bが人物Aに隠れてしまって、図中左側のカメラ1の映像に人物Bが写らない場合がある。
このような場合には、図中左側のカメラ1の中心から人物Bの頭部に向かう直線を描くことができず、人物Bの頭部において、二つ以上の直線の交点又は近似的な交点を求めることができない。
そこで、このような場合には、確信度が高い頭部を通る直線(図10の例では、図中右側のカメラ1の中心から人物Bの頭部に向かう直線V)上の点のうち、床からの高さが人間の平均身長である点を求め、この点の位置を人物Bの頭部の3次元位置として算出するようにする。
これにより、人物が一つのカメラにしか写らないような場合でも、その人物の頭部の3次元位置を暫定的に求めることが可能となる。
3次元位置推定部9は、人物検出部8により検出された個々の人物の頭部の3次元位置を算出したのち、誤って算出した3次元位置を破棄するため、個々の人物の頭部の3次元位置をフィルタリングする(ステップST15)。
即ち、3次元位置推定部9は、人物検出部8が人物の頭部を誤検出することが原因で、頭部の3次元位置を誤って算出することがあるので、例えば、頭部の3次元位置が以下の条件(ア)〜(エ)に合致しない場合、その3次元位置の算出結果を破棄する。
条件(ア) 人物の身長が一定長(例えば、50cm)以上である
条件(イ) 人物が特定の領域内(例えば、かご内)に存在する
条件(ウ) 特定の範囲(例えば、25cm四方)には人物が一人しか存在できない
条件(エ) 頭部の確信度が一定値以上である
条件(ア)により、低い位置にある誤検出の頭部の3次元位置を破棄することができる。
条件(イ)により、例えば、かご内に設置された鏡に映っている人物像について誤検出された頭部の3次元位置を破棄することができる。
条件(ウ)により、特定の領域内に存在する複数の頭部の3次元位置を一つにまとめて出力することが可能になる。
条件(エ)により、頭部である確率が低い物体の3次元位置を破棄することができる。
このような3次元位置のフィルタリングにより、図8(B)に示すような正しい3次元位置を算出することが可能になる。
映像解析部6の移動軌跡解析部10は、3次元位置推定部9が個々の頭部の3次元位置を推定する毎に、個々の頭部の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の頭部の3次元位置の移動軌跡を解析する(ステップST16)。
以下、移動軌跡解析部10による移動軌跡の解析処理を具体的に説明する。
図11は移動軌跡解析部10による移動軌跡の解析処理を示す説明図である。
例えば、図11(A)に示すように、3次元位置推定部9が時刻t−1において、頭部の3次元位置X1t-1とX2t-1を算出するものとする。
ただし、X1t-1は、移動軌跡解析部10が個々の人物を識別するために、移動軌跡解析部10によって“1”とラベル付けされた頭部の3次元位置であり、X2t-1は移動軌跡解析部10によって“2”とラベル付けされた頭部の3次元位置である。
また、3次元位置推定部9は、時刻tにおいて、未だラベル付けされていない3次元位置も算出する。
移動軌跡解析部10は、3次元位置推定部9が、時刻tにおいて、2つの3次元位置を算出すると、時刻tにおける2つの3次元位置の中で、時刻t−1における3次元位置X1t-1に最近傍の3次元位置を探索して、その3次元位置に“1”のラベル付けを行うとともに、時刻t−1における3次元位置X2t-1に最近傍の3次元位置を探索して、その3次元位置に“2”のラベル付けを行う。
図11(B)の例では、時刻tにおける2つの3次元位置の中で、図中左側の3次元位置が時刻t−1における3次元位置X1t-1と最近傍であるため、図中左側の3次元位置に“1”のラベルを付けて、その3次元位置をX1tとする。
また、図中右側の3次元位置が時刻t−1における3次元位置X2t-1と最近傍であるため、図中右側の3次元位置に“2”のラベルを付けて、その3次元位置をX2tとする。
このように、時々刻々と最近傍に存在する頭部の3次元位置を探索し、同一のラベルを付けていくことにより、同一人物の頭部の3次元位置を時々刻々と追跡することができるようになる。
ただし、移動軌跡解析部10は、頭部の3次元位置を追跡する際、その頭部の3次元位置の確信度を時々刻々と累積して、その3次元位置の確信度を所定の閾値と比較し、確信度が閾値より低い3次元位置を破棄するようにする。
即ち、移動軌跡解析部10は、時刻t−1における3次元位置X1t-1の確信度がconf1t-1であり、時刻tにおける3次元位置X1tの確信度がconf1tであるとき、次式にしたがって時刻tにおける3次元位置X1tの確信度conf1tを更新する。
conf1t ← α*conf1t+β*conf1t-1+γ
ここで、α,β,γは確信度の更新程度を調整する適当なパラメータである。
移動軌跡解析部10は、時刻tにおける3次元位置X1tの確信度conf1tを更新して、更新後の確信度conf1tがある一定の閾値未満であれば、該当の3次元位置X1tは頭部の3次元位置ではないとして、その3次元位置を破棄する。
例えば、人物検出部8が、時刻tにおいて、一度だけ頭部を誤検出したとき、例えば、α=0.5、β=0.5、γ=0と設定されていれば、その頭部の3次元位置の確信度が時間の経過と共に減衰していくので、確信度の閾値処理によって、その3次元位置を取り除くことが可能になる。
この実施の形態1では、移動軌跡解析部10が時々刻々と最近傍に存在する頭部の3次元位置を探索し、同一のラベルを付けていくことで、頭部の3次元位置の移動軌跡を解析するものについて示したが、頭部の3次元位置の確率分布を時々刻々と推定して、頭部の3次元位置の移動軌跡を解析するようにしてもよい。
即ち、移動軌跡解析部10は、例えば、次式にしたがって時々刻々と確率分布P(Xt|Yt)を求める。
Figure 2009143722
また、上式における尤度関数P(Yt|Xt)と状態遷移確率P(Xt|Xt-1)は次式で与えられる。
Figure 2009143722
ここで、a,b,c,d,δは適当な定数である。また、fkはかごの3次元座標系からk番目のカメラ1の正規化画像の座標系への射影関数である。
上記の確率分布P(Xt|Yt)はカルマンフィルタや“Particle Filter”によって計算することができ、最終的に確率分布P(Xt|Yt)を最大化するXtを求めて、このXtを頭部の3次元位置の推定値とする。
また、ΠP(yt n,conft k,n|xt m)は推定した3次元位置xt mが頭部である確からしさであり、この値が一定の閾値よりも低いものを削除することで、頭部の誤検出を削減することができる。
移動軌跡解析部10は、上記のようにして、人物の頭部の3次元位置の移動軌跡を解析すると、エレベータの停止階を示す停止階情報と個々の人物の移動軌跡とを照らし合わせて、“どの人物がどの階で乗って、どの階で降りたか”を示す個々の人物の移動履歴を求める(ステップST17)。
例えば、頭部の移動軌跡がエレベータの入口から開始していれば、該当の階から乗車していると判断し、また、移動軌跡がエレベータの出口で終了していれば、該当の階から降車していると判断する。
なお、停止階情報は、エレベータの制御機器から取得するようにしてもよいし、カメラ1により撮影された映像に写っているエレベータのコントローラの文字盤を認識して、画像処理によって停止階の情報を取得するようにしてもよい。
移動軌跡解析部10は、上記のようにして、個々の人物の移動履歴を求めると、その移動履歴を複数台のエレベータの運行を管理する群管理システムに与えるようにする。
これにより、群管理システムでは、常に最適なエレベータの群管理を実施することが可能になる。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、複数のカメラ1により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出部8と、人物検出部8により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定部9とを設け、移動軌跡解析部10が3次元位置推定部9により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析するように構成したので、エレベータのかご内が非常に混雑している状況などでも、かご内の個々の人物を正確に検出することができるとともに、個々の人物を追跡することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、個々の人物の3次元位置の推定結果が所定の検出条件に合致しない場合、その3次元位置の推定結果を破棄するように構成したので、誤検出された人物の3次元位置が除かれて、人物の検出精度や追跡精度を高めることができる効果を奏する。
さらに、この実施の形態1によれば、3次元位置推定部9により算出された3次元位置の確信度を所定の閾値と比較して、確信度が所定の閾値より低い3次元位置を除いて、個々の人物の移動軌跡を解析するように構成したので、誤検出された人物の3次元位置が除かれて、人物の検出精度や追跡精度を高めることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、監視対象領域がエレベータのかご内であるものについて示したが、これに限るものではなく、例えば、電車の中を監視対象領域として、電車の混雑度などを計測するようにしてもよい。
また、セキュリティニーズの高い場所を監視対象領域として、人物の移動履歴を求めることにより、不審な行動を監視することも可能である。
あるいは、駅や店舗などで、人物の移動軌跡を解析することにより、マーケティングなどに利用することもできる。
また、エスカレータの踊り場を監視対象領域として、エスカレータの踊り場に存在する人物の数をカウントし、エスカレータの踊り場が混雑してくれば、例えば、エスカレータの運行を徐行や停止を行って、エスカレータで人物が将棋倒しになってしまうなどの事故を未然に回避することもできる。
実施の形態2.
図12はこの発明の実施の形態2による人物追跡装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
感圧センサ11は監視対象領域であるエレベータのかご内の床に敷かれており、人物の体重によって圧力が掛かっている位置を示すセンサ信号を足跡解析部12に出力する。
足跡解析部12は感圧センサ11より出力されるセンサ信号から人物の足がある位置を特定する処理を実施する。
3次元位置推定部13は足跡解析部12により特定された人物の足がある位置を考慮して、個々の人物の3次元位置を推定する処理を実施する。なお、3次元位置推定部13は3次元位置推定手段を構成している。
上記実施の形態1では、3次元位置推定部9が設置位置角度算出部5により算出された複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を利用して、個々の人物の3次元位置を推定するものについて示したが、さらに、足跡解析部12により特定された人物の足がある位置を考慮して、個々の人物の3次元位置を推定するようにしてもよい。
具体的には、以下の通りである。
図13は3次元位置推定部13による3次元位置の推定処理を示す説明図である。
感圧センサ11は、人物の体重によって圧力が掛かっている位置を示すセンサ信号を足跡解析部12に出力する。
足跡解析部12は、感圧センサ11より出力されるセンサ信号から人物の足がある位置を特定する。
3次元位置推定部13は、図1の3次元位置推定部9と同様に、複数のカメラ1の設置位置及び設置角度を利用して、複数のカメラ1の中心と人物検出部8により検出された頭部を通る直線を求めるとともに、足跡解析部12により特定された人物の足がある位置から天井に向う直線を求めることで、人物の頭部の3次元位置を算出する。また、各直線に付随する確信度を加算して、その加算結果を頭部の3次元位置の確信度として出力する。
図13の例では、図中左側のカメラ1の中心から頭部に向かう直線V1と、図中右側のカメラ1の中心から頭部に向かう直線V2と、足跡解析部12により特定された人物の足がある位置から天井に向う直線V3とを描いて、三つの直線V1,V2,V3の交点又は近似的な交点を頭部の3次元位置として推定する。
その他の処理内容は、上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、足跡解析部12が感圧センサ11より出力されるセンサ信号から人物の足がある位置を特定し、3次元位置推定部13が足跡解析部12により特定された人物の足がある位置を考慮して、個々の人物の3次元位置を推定するように構成したので、上記実施の形態1よりも更に、3次元位置の推定精度を高めることができる効果を奏する。
この発明の実施の形態1による人物追跡装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による人物追跡方法の一部(人物追跡装置の前処理部分)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による人物追跡方法の一部(人物追跡装置の後処理部分)を示すフローチャートである。 キャリブレーションパターンの設置例を示す説明図である。 キャリブレーションパターンとして、かご内の床と天井の四隅が選択される例を示す説明図である。 人物検出部8による頭部の検出処理を示す説明図である。 3次元位置推定部9による3次元位置の推定処理を示す説明図である。 3次元位置推定部9による3次元位置の推定処理を示す説明図である。 近似的な交点の概念を示す説明図である。 移動軌跡解析部10による移動軌跡の解析処理を示す説明図である。 移動軌跡解析部10による移動軌跡の解析処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による人物追跡装置を示す構成図である。 3次元位置推定部13による3次元位置の推定処理を示す説明図である。
符号の説明
1 カメラ(映像撮影手段)、2 映像取得部、3 カメラキャリブレーション部、4 カメラパラメータ算出部(パラメータ算出手段)、5 設置位置角度算出部(設置位置角度算出手段)、6 映像解析部、7 映像補正部(映像補正手段)、8 人物検出部(人物検出手段)、9,13 3次元位置推定部(3次元位置推定手段)、10 移動軌跡解析部(移動軌跡解析手段)、11 感圧センサ、12 足跡解析部。

Claims (10)

  1. 監視対象領域の映像を撮影する複数の映像撮影手段と、上記複数の映像撮影手段により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出手段と、上記人物検出手段により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定手段と、上記3次元位置推定手段により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析する移動軌跡解析手段とを備えた人物追跡装置。
  2. 複数の映像撮影手段により撮影されたキャリブレーションパターンの映像の歪み具合を解析して、上記複数の映像撮影手段のカメラパラメータを算出するパラメータ算出手段と、上記パラメータ算出手段により算出されたカメラパラメータを用いて、上記映像撮影手段により撮影された複数の映像の歪みを補正し、補正後の映像を人物検出手段に出力する映像補正手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の人物追跡装置。
  3. 複数の映像撮影手段により撮影されたキャリブレーションパターンの映像から、監視対象領域内の基準点に対する上記複数の映像撮影手段の設置位置及び設置角度を算出する設置位置角度算出手段を設け、3次元位置推定手段が上記設置位置角度算出手段により算出された設置位置及び設置角度と上記人物検出手段により検出された個々の人物の映像座標を用いて、個々の人物の3次元位置を推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の人物追跡装置。
  4. 3次元位置推定手段は、個々の人物の3次元位置の推定結果が所定の検出条件に合致しない場合、上記3次元位置の推定結果を破棄することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の人物追跡装置。
  5. 移動軌跡解析手段は、3次元位置推定手段が個々の人物の3次元位置を推定する際、上記3次元位置の確からしさを示す確信度を算出する場合、確信度が所定の閾値より低い3次元位置を除いて、個々の人物の移動軌跡を解析することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の人物追跡装置。
  6. 移動軌跡解析手段は、監視対象領域がエレベータのかご内である場合、上記エレベータの停止階を示す停止階情報と個々の人物の移動軌跡とを照らし合わせて、どの人物がどの階で乗ってどの階で降りたかを示す移動履歴を求めることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の人物追跡装置。
  7. 移動軌跡解析手段は、移動履歴を複数台のエレベータの運行を管理する群管理システムに出力することを特徴とする請求項6記載の人物追跡装置。
  8. 3次元位置推定手段は、監視対象領域の床に敷かれている感圧センサのセンシング結果を収集し、上記感圧センサのセンシング結果を考慮して、個々の人物の3次元位置を推定することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の人物追跡装置。
  9. 映像撮影手段が監視対象領域の映像を撮影する複数の映像撮影ステップと、人物検出手段が上記複数の映像撮影手段により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出ステップと、3次元位置推定手段が上記人物検出手段により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定ステップと、移動軌跡解析手段が上記3次元位置推定手段により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析する移動軌跡解析ステップとを備えた人物追跡方法。
  10. 監視対象領域の映像を撮影する複数の映像撮影処理手順と、上記複数の映像撮影処理手順により撮影された映像に写っている人物を検出する人物検出処理手順と、上記人物検出処理手順により検出された個々の人物をステレオ立体視して、個々の人物の3次元位置を推定する3次元位置推定処理手順と、上記3次元位置推定処理手順により推定された個々の人物の3次元位置の時間的変化を監視して、個々の人物の移動軌跡を解析する移動軌跡解析処理手順とをコンピュータに実行させるための人物追跡プログラム。
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