JP2003329411A - カメラ校正装置 - Google Patents
カメラ校正装置Info
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Abstract
搭載するカメラの自動校正を行う。 【解決手段】 車両などに設置されるカメラ102と、
角度センサが測定する角度と道路の消失点を対にして算
出する消失点算出部103と、消失点算出部103が算
出する消失点から消失線を算出する消失線算出部104
と、前記算出した消失点と消失線とからカメラ102の
道路に対する設置角度を算出する角度算出部105と、
角度算出部105が算出する設置角度からカメラ102
の画像を上方視点からの画像に変換し、その画像のオプ
ティカルフローから画像の2点間の距離を算出するオプ
ティカルフロー距離算出部106と、前記算出したカメ
ラの設置角度とオプティカルフロー距離算出部106が
算出する2点間距離とからカメラ設置位置を算出する位
置算出部107とを備え、求めたカメラの設置位置及び
角度をカメラ校正パラメータとして出力する。
Description
に搭載するカメラ校正装置に関する。
ン装置が搭載されるようになっている。カーナビゲーシ
ョン装置と車載カメラを組み合わせて、本線から分岐路
に経路案内する利用例を示す。図5は車両前方を撮像す
るカメラの撮影画像および経路案内を示した説明図であ
る。図5において、本線1001を車両が走行する。分
岐路1002が案内すべき経路である。カーナビゲーシ
ョン装置はドライバーに分岐すべき道路をわかりやす
く、経路案内するために、車両が進路変更する距離の目
安を示す2本の距離案内線1003と、距離案内線10
03までの距離を示す距離表示1004と、車両が進行
すべき方向を示す案内矢印1005を実画像に重畳して
描画する。
は、カメラの路面に対する位置と角度を求め、カメラの
画像と実際の道路との対応関係を求めるためのカメラ校
正装置が必要となる。カメラ校正は、所定の形態の基準
位置パターンを有する校正用ボードを所定の位置に配置
し、これをカメラで撮像することにより行われる。ここ
で、基準位置パターンとは、カメラ校正用の基準位置を
示すパターンであり、通常、視覚的に特徴点を抽出しや
すいパターンが使用される。
成を示すブロック図であり、この図6に従ってカメラ校
正装置の動作を説明する。
02によって撮像する。図7は、校正用ボード1101
の一例を示す説明図である。この校正用ボード1101
は、対面する辺が平行な六角形であり、カメラ1102
の撮像範囲内に路面に置かれる。六角形の頂点1201
は、左周りにP0からP5とする。実際のxyz空間に
おける三次元座標(以下「世界座標」という)の原点を
P3にとり、y軸をP3とP0を結ぶ直線とし、x軸を
図7に示すようにy軸と直角にとる。z軸は路面に対し
て垂直に上を正方向にとる。カメラ1102の画像はx
y平面上の二次元座標(以下「スクリーン座標」とい
う)で表現される。カメラ校正とはスクリーン座標と世
界座標を対応づけることであり、求めるカメラ校正用の
パラメータを「カメラ校正パラメータ」という。
はカメラ1102の画像から消失点を算出する。図8は
カメラ1102により撮像した校正用ボード1101の
画像を示す説明図である。校正用ボード1101には六
角形の頂点1201がある。校正用ボード消失線算出部
1103は対向する六角形の辺を延長してできる消失点
VD(1304)、V1(1305)、V2(130
6)を求める。特に、世界座標のY軸に平行な直線を延
長してできる消失点であるVD(1304)を深消失点
(Depth Vanishing Point )と呼ぶ。
つの消失点VD(1304)、V1(1305)、V2
(1306)を結んで消失線1307を算出する。ま
た、L0(1301)はP1とP2を通り、VD(13
04)に至る直線、L1(1302)はP2とP3を通
り、V1(1305)に至る直線、L2(1303)は
P3とP4を通り、V2(1306)に至る直線であ
る。
ボード消失点算出部1103が算出する消失点と校正用
ボード消失線算出部1104が算出する消失線1307
からカメラ1102の設置角度を算出する。
度であるスウィングψ、ティルトφ、パンθを以下の手
順で求める。図9はカメラ1102の画像においてカメ
ラ角度スウィングψを求める説明図である。カメラ角度
スウィングψは消失線1307が画像のU軸となす角度
として求めることができる。
fとすると、以下の数1から求めることができる。
とL2(1303)の世界座標におけるxy平面の直線
の傾きをそれぞれm1、m2とすると、以下の数2によ
り求めることができる。
中心の世界座標(xc、yc、zc)を以下の手続きで
算出する。図7における六角形の頂点1201のP1と
P2の世界座標をそれぞれ(x1、y1、z1)、(x
2、y2、z2)とする。P1、P2に対応するスクリ
ーン座標を(u1、w1)、(u2、w2)とする。レ
ンズ中心の高さhは以下の数3を解くことで求まる。
の数4で求めることができる。
が算出するカメラ角度と校正用ボード位置算出部110
6が算出するカメラ位置とから、カメラの画像と実際の
道路との対応関係を示すカメラ校正パラメータを出力
し、カメラ校正を終了する。
献("Camera Calibration by Vanishing Lines for 3D
Computer Vision", Ling-Ling Wang, IEEE TRANSACTION
S onPattern Analysis and Machine Intelligence Vol.
13. No.4 April 1991, pp370-376)に記載されてい
る。
来例のカメラ校正装置では、校正用ボード1101を路
面などに置いてカメラ校正する必要があり、カメラ校正
作業を自動化することができないという問題があった。
あり、カメラ校正作業を自動化することができるカメラ
校正装置を提供することを目的とする。
は、移動体に配設したカメラの撮像画像における道路の
消失点と前記移動体の進行角度を検出する角度センサの
検出角度とを対にして算出する消失点算出手段と、前記
消失点算出手段が算出する消失点から消失線を算出する
消失線算出手段と、前記消失点算出手段が算出する消失
点と前記消失線算出手段が算出する消失線とから前記カ
メラの道路に対する設置角度を算出する角度算出手段
と、前記角度算出手段が算出する設置角度から前記カメ
ラの撮像画像を上方視点からの画像に変換し、この画像
のオプティカルフローから画像上の2点間の距離を算出
するオプティカルフロー距離算出手段と、前記角度算出
手段が算出するカメラの設置角度と前記オプティカルフ
ロー距離算出手段が算出する画像上の2点間距離とから
カメラ設置位置を算出する位置算出手段とを有すること
を特徴とする。
り撮像画像上の距離を算出することによって、校正用ボ
ードを使用しないでカメラ校正を行うことができ、カメ
ラ校正作業を自動化することが可能となる。
に配設したカメラの撮像画像のオプティカルフローから
画像上の道路の消失点を算出するオプティカルフロー消
失点算出手段と、前記オプティカルフロー消失点算出手
段が算出する消失点から消失線を算出する消失線算出手
段と、前記オプティカルフロー消失点算出手段が算出す
る消失点と前記消失線算出手段が算出する消失線とから
前記カメラの道路に対する設置角度を算出する角度算出
手段と、前記角度算出手段が算出する設置角度から前記
カメラの撮像画像を上方視点からの画像に変換し、この
画像のオプティカルフローから画像上の2点間の距離を
算出するオプティカルフロー距離算出手段と、前記角度
算出手段が算出するカメラの設置角度と前記オプティカ
ルフロー距離算出手段が算出する画像上の2点間距離と
からカメラ設置位置を算出する位置算出手段とを有する
ことを特徴とする。
も道路上の特徴物体のオプティカルフローから消失点を
算出し、撮像画像上の距離を算出することができるた
め、校正用ボードを使用しないでカメラ校正作業を自動
化することが可能となる。
報を利用して測定すべき道路を特定し、移動体に配設し
たカメラの撮像画像における道路の消失点と前記移動体
の進行角度を検出する角度センサの検出角度とを対にし
て算出する地図利用型消失点算出手段と、前記地図利用
型消失点算出手段が算出する消失点から消失線を算出す
る消失線算出手段と、前記地図利用型消失点算出手段が
算出する消失点と前記消失線算出手段が算出する消失線
とから前記カメラの道路に対する設置角度を算出する角
度算出手段と、前記角度算出手段が算出する設置角度か
ら前記カメラの撮像画像を上方視点からの画像に変換
し、この画像のオプティカルフローから画像上の2点間
の距離を算出するオプティカルフロー距離算出手段と、
前記角度算出手段が算出するカメラの設置角度と前記オ
プティカルフロー距離算出手段が算出する画像上の2点
間距離とからカメラ設置位置を算出する位置算出手段と
を有することを特徴とする。
すべき道路を特定できるので、撮像画像における正確な
消失点を算出でき、校正用ボードを使用しないでカメラ
校正作業を自動化することが可能となる。
に配設したカメラの撮像画像における道路の消失点と前
記移動体の進行角度を検出する角度センサの検出角度と
を対にして算出する消失点算出手段と、前記消失点算出
手段が算出する消失点から消失線を算出する消失線算出
手段と、前記消失点算出手段が算出する消失点と前記消
失線算出手段が算出する消失線とから前記カメラの道路
に対する設置角度を算出する角度算出手段と、前記カメ
ラが撮像した大きさが既知である交通標識の画像から画
像上の2点間の距離を算出する交通標識距離算出手段
と、前記角度算出手段が算出するカメラの設置角度と前
記交通標識距離算出手段が算出する画像上の2点間距離
とからカメラ設置位置を算出する位置算出手段とを有す
ることを特徴とする。
上の交通標識を撮像し、この画像から画像上の2点間距
離を算出することができるので、校正用ボードを使用し
ないでカメラ校正作業を自動化することが可能となる。
ずれかの構成において、前記角度算出手段と前記位置算
出手段とにより求めたカメラの設置角度と設置位置とを
基に、一定間隔で求めた前記カメラの設置角度と設置位
置とが所定範囲内にあるか否かを判定する精度判定手段
を有することを特徴とする。
メラの設置角度と設置位置とが所定範囲内にあるかで校
正が正確に行われているか判断可能であり、校正用ボー
ドを使用しないでカメラ校正作業を自動化することが可
能となる。
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施の形態に係るカメラ校正装置の機能構成を示すブ
ロック図である。この図1に従って本実施の形態に係る
カメラ校正装置の構成および動作を説明する。
どの移動体に設置され、車載カメラとカーナビゲーショ
ン装置とを組み合わせて経路案内を撮像画像中に表示す
る場合などに用いられるものである。
方の道路画像101を撮像するカメラ102の校正を行
うものであって、校正用のカメラ校正パラメータを算出
するために、消失点算出部(消失点算出手段に相当す
る)103、消失線算出部(消失線算出手段に相当す
る)104、角度算出部(角度算出手段に相当する)1
05、オプティカルフロー距離算出部(オプティカルフ
ロー距離算出手段に相当する)106、位置算出部(位
置算出手段に相当する)107を備えている。これらの
各部の機能は以下で詳述する。本実施の形態では、これ
らの各部は、カメラ校正装置内のCPU(図示せず)が
ROM(図示せず)に格納されたプログラムを実行する
ことによって実現される。なお、CPU、ROMを用い
る代わりに、ハードウェアで構成された専用回路で実現
してもよいことは勿論である。
の前方あるいは後方を撮像して道路画像101を得る。
消失点算出部103は、カメラ102が撮像した道路画
像101から以下の手順により消失点を算出する。
ある。図2において、(a)は車両が道路に対して直進
する場合、(b)は車両が道路に対して右方向に進行す
る場合、(c)は車両が道路に対して左方向に進行する
場合をそれぞれ示したものである。(a)、(b)、
(c)において左側は道路の平面図であり、右側はカメ
ラ102の撮像画像を示している。ここで、車両201
は白線202を含む道路上を進行方向203の方向に走
行する。
像画像から、白線202の延長線上の交点である消失点
をそれぞれ、VD(204)、V1(205)、V2
(206)として算出する。
度の相対的変位量を測定するジャイロであるとき、角度
センサの出力が所定期間変化しないときを車両が直線道
路を直進していると推定し、そのときの消失点204を
深消失点VD(204)とする。直進の判別を行うため
の所定期間は、変化しない期間の継続時間により一定曲
率のカーブ道路と直線道路とを判別できる期間とする。
の絶対的変位量を測定する車両のハンドルの回転角度を
計測する舵角センサである場合は、所定期間、舵角が0
であるとき、車両が直線道路を直進していると推定し、
そのときの消失点204を深消失点VD(204)とす
る。直線深消失点VD(204)の進行方向を基準とし
て、角度センサの変化量と消失点V1(205)とV2
(206)を対にして記録する。
103で求めた、深消失点VD(204)と消失点V1
(205)と消失点V2(206)を結ぶ直線として消
失線207を求める。あるいは、消失線算出部104は
所定期間ごとに消失点を記録し続け、2点以上、好まし
くは4点以上の多点から消失線207を求めることもで
きる。
03で求めた、深消失点VD(204)、消失点V1
(205)、消失点V2(206)と、前記消失線算出
部104で求めた消失線207から、カメラ角度スウィ
ングψとティルトφを前述した従来例と同じ方法により
数1などを用いて算出する。
るxy平面の直線の傾きをそれぞれm1、m2とし、m
1およびm2を消失点算出部103において消失点V1
(205)とV2(206)と対に記憶してある角度セ
ンサの変化量から求め、数2により算出する。
まず、角度算出部105が算出する設置角度と暫定的な
カメラ設置位置から、カメラ102の画像を上方視点か
らの画像に変換する。世界座標(x、y、z)とカメラ
座標(u、v、w)の変換式は、以下の数5に示すよう
になる。
05が求めた値とし、レンズ中心位置を暫定的にXc=
0、Yc=0、Zc=カメラの暫定的高さ(例えば1.
2m)として代入し、世界座標とカメラ座標の関係を決
定する。次に、上方視点画像に変換する世界座標の高さ
0(z=0)である領域(x、yの適当な領域)内にあ
る点の、世界座標に対応する道路画像101のスクリー
ン座標を求める。そして、数5により、世界座標からカ
メラ座標に変換する。カメラ座標からスクリーン座標へ
の変換方法の詳細は省くが一般的な方法を使用する。こ
のようにして道路画像101の上方視点画像を生成す
る。
06は一定間隔ごとに画像を分割した各ブロックにおい
てオプティカルフローによる実距離を算出する。図3は
オプティカルフロー距離算出部106の機能説明図であ
る。図3の(a)はオプティカルフロー検出領域を示す
図であり、左側はカメラ102の撮像画像であり、右側
は撮像画像を設置角度情報を利用して上方視点画像に変
換した画像である。オプティカルフローとは、画像上の
各点の速度場のことであり、このオプティカルフローを
検出するオプティカルフロー検出領域301は、白線な
どによって判断できる路面部分だけでよい。上方視点画
像の性質として、等しい画素距離にある画素は実世界の
距離も等しくなる。
し、白線に沿ってy軸をとり、y軸と垂直にx軸をと
る。図3の(b)はオプティカルフロー検出領域301
の拡大図である。図示のように、オプティカルフロー検
出領域301は小さいブロック302に分割される。こ
のオプティカルフロー検出領域301において、一定間
隔(例えば0.1秒間隔)の画像ごとに各ブロックは進
行方向を考慮してオプティカルフローによりマッチング
する領域を探索する。そして、各ブロックについて単位
画素当たりの実距離Dを以下に示す数6により求める。
時間、pはマッチングした画素距離である。vは車両に
搭載した車速センサから出力される車速パルスから求め
ることができる。
とに実距離Dを算出し、その実距離の平均値DMを求め
る。点AB間の画素間距離をPABとすると、以下に示
す数7により点Bの世界座標のY座標YBを得ることが
できる。
算出するカメラ設置角度とオプティカルフロー距離算出
部106が算出する点Bの世界座標とから、カメラ設置
位置を従来例と同様に数3及び数4の関係式を利用して
算出する。そして、このカメラの位置および角度をカメ
ラの画像と実際の道路との対応関係を示すカメラ校正パ
ラメータとして出力する。
はオプティカルフローにより撮像画像上の実距離を算出
することによって、校正用ボードを使用しないでカメラ
校正を行うことができる。これにより、カメラ校正作業
を自動化することができる。
成および動作に限定されるものではなく、一部を変更し
た種々の実施の形態が考えられる。
て、オプティカルフロー消失点算出部を設けてもよい。
オプティカルフロー消失点算出部は、カメラ102の撮
像画像のオプティカルフローから道路の消失点を以下の
手順で算出する。
機能説明図であり、カメラ102の撮像画像を示してい
る。
を一定間隔の画像ごとに複数のブロック402に分割
し、この道路上の画像ブロックにおいて、半円の放射状
方向にマッチング方向403を設定する。そして、すべ
てのブロック402に対して、マッチング方向403に
オプティカルフローによりマッチングするブロックを一
定時間経過後の画像から探索する。このマッチング結果
から現在位置と一定時間経過後の位置を結んで各ブロッ
ク402ごとに直線の方程式をたてることができる。i
番目の画像ブロックの直線の式は以下の数8のようにな
る。
最小にするx、yが消失点の座標となる。
特徴物体(例えば、道路上に描画された「横断歩道」の
パターン、「止まれ」の文字など)のオプティカルフロ
ーにより、校正用ボードを使用しないでカメラ校正作業
を自動化することができる。
地図利用型消失点算出部を設けてもよい。地図利用型消
失点算出部は、地図情報を利用して測定すべき道路を特
定し、角度センサが測定する角度と道路の消失点を対に
して算出する。この場合、地図利用型消失点算出部は、
電子化された地図情報から平坦な直線道路を車両が走行
していることを認識し、角度センサが一定であるとき、
車両が直進していることを認識し、消失点VD(20
4)を求める。そして、VD(204)を基準として、
角度センサの変位量と消失点V1(205)とV2(2
06)を対にして算出する。
き道路を特定できるので、正確な消失点を算出でき、校
正用ボードを使用しないでカメラ校正作業を自動化する
ことができる。
6の代替として、交通標識距離算出部を設けてもよい。
交通標識距離算出部は、校正対象のカメラ102が大き
さが既知である交通標識を撮像した道路画像101を基
に、画像の2点間の距離を算出する。大きさが既知であ
る交通標識としては、路面に描画された横断歩道の白帯
の幅、「止まれ」表示の字の大きさなどがある。
標識から画像の2点間距離を算出することができ、校正
用ボードを使用しないでカメラ校正作業を自動化するこ
とができる。
度判定部を設けることもできる。精度判定部は、角度算
出部105と位置算出部107とにより、カメラの角度
と位置を一定間隔で求めるようにし、この一定間隔で求
めたカメラの角度と位置が所定範囲内にあるかどうかを
判定する。ここで、所定範囲内にあるとき、カメラ校正
パラメータが正しいと推定する。その結果、例えば、カ
メラ校正パラメータの算出を停止する。また、この判定
結果を基に、ユーザにカメラ校正パラメータが算出でき
たことを知らせることも可能である。一方、カメラの角
度と位置が所定範囲内にない場合は、所定範囲内に収ま
るまで、カメラ校正パラメータを算出し直すようにす
る。
判断可能であり、校正用ボードを使用しないでカメラ校
正作業を自動化することができる。
正装置によれば、オプティカルフロー距離算出部106
においてオプティカルフローにより撮像画像上の実距離
を算出することによって、校正用ボードを使用しないで
カメラ校正を行うことができ、カメラ校正作業を自動化
することが可能となる。
正用ボードなどの校正用基準パターンを使用することな
くカメラ校正が可能であり、カメラ校正作業を自動化す
ることができる。
機能構成を示すブロック図
能説明図であり、(a)は車両が道路に対して直進する
場合を示した図、(b)は車両が道路に対して右方向に
進行する場合を示した図、(c)は車両が道路に対して
左方向に進行する場合を示した図
ー距離算出部の機能説明図であり、(a)はオプティカ
ルフロー検出領域を示す図、(b)はオプティカルフロ
ー検出領域の拡大図
ー消失点算出部の機能説明図
影画像および経路案内を示した説明図
ック図
ードの一例を示す説明図
より撮像した校正用ボードの画像を示す説明図
画像においてカメラ角度スウィングψを求める説明図
Claims (5)
- 【請求項1】 移動体に配設したカメラの撮像画像にお
ける道路の消失点と前記移動体の進行角度を検出する角
度センサの検出角度とを対にして算出する消失点算出手
段と、 前記消失点算出手段が算出する消失点から消失線を算出
する消失線算出手段と、 前記消失点算出手段が算出する消失点と前記消失線算出
手段が算出する消失線とから前記カメラの道路に対する
設置角度を算出する角度算出手段と、 前記角度算出手段が算出する設置角度から前記カメラの
撮像画像を上方視点からの画像に変換し、この画像のオ
プティカルフローから画像上の2点間の距離を算出する
オプティカルフロー距離算出手段と、 前記角度算出手段が算出するカメラの設置角度と前記オ
プティカルフロー距離算出手段が算出する画像上の2点
間距離とからカメラ設置位置を算出する位置算出手段と
を有することを特徴とするカメラ校正装置。 - 【請求項2】 移動体に配設したカメラの撮像画像のオ
プティカルフローから画像上の道路の消失点を算出する
オプティカルフロー消失点算出手段と、 前記オプティカルフロー消失点算出手段が算出する消失
点から消失線を算出する消失線算出手段と、 前記オプティカルフロー消失点算出手段が算出する消失
点と前記消失線算出手段が算出する消失線とから前記カ
メラの道路に対する設置角度を算出する角度算出手段
と、 前記角度算出手段が算出する設置角度から前記カメラの
撮像画像を上方視点からの画像に変換し、この画像のオ
プティカルフローから画像上の2点間の距離を算出する
オプティカルフロー距離算出手段と、 前記角度算出手段が算出するカメラの設置角度と前記オ
プティカルフロー距離算出手段が算出する画像上の2点
間距離とからカメラ設置位置を算出する位置算出手段と
を有することを特徴とするカメラ校正装置。 - 【請求項3】 地図情報を利用して測定すべき道路を特
定し、移動体に配設したカメラの撮像画像における道路
の消失点と前記移動体の進行角度を検出する角度センサ
の検出角度とを対にして算出する地図利用型消失点算出
手段と、 前記地図利用型消失点算出手段が算出する消失点から消
失線を算出する消失線算出手段と、 前記地図利用型消失点算出手段が算出する消失点と前記
消失線算出手段が算出する消失線とから前記カメラの道
路に対する設置角度を算出する角度算出手段と、 前記角度算出手段が算出する設置角度から前記カメラの
撮像画像を上方視点からの画像に変換し、この画像のオ
プティカルフローから画像上の2点間の距離を算出する
オプティカルフロー距離算出手段と、 前記角度算出手段が算出するカメラの設置角度と前記オ
プティカルフロー距離算出手段が算出する画像上の2点
間距離とからカメラ設置位置を算出する位置算出手段と
を有することを特徴とするカメラ校正装置。 - 【請求項4】 移動体に配設したカメラの撮像画像にお
ける道路の消失点と前記移動体の進行角度を検出する角
度センサの検出角度とを対にして算出する消失点算出手
段と、 前記消失点算出手段が算出する消失点から消失線を算出
する消失線算出手段と、 前記消失点算出手段が算出する消失点と前記消失線算出
手段が算出する消失線とから前記カメラの道路に対する
設置角度を算出する角度算出手段と、 前記カメラが撮像した大きさが既知である交通標識の画
像から画像上の2点間の距離を算出する交通標識距離算
出手段と、 前記角度算出手段が算出するカメラの設置角度と前記交
通標識距離算出手段が算出する画像上の2点間距離とか
らカメラ設置位置を算出する位置算出手段とを有するこ
とを特徴とするカメラ校正装置。 - 【請求項5】 前記角度算出手段と前記位置算出手段と
により求めたカメラの設置角度と設置位置とを基に、一
定間隔で求めた前記カメラの設置角度と設置位置とが所
定範囲内にあるか否かを判定する精度判定手段を有する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
カメラ校正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002138552A JP3986360B2 (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | カメラ校正装置 |
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