JP2009142949A - フレキシブル生産システム - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル生産システムにおいて、簡単な構成により、機器の稼働率を低下させることなく、生産性を維持すると共に、従来よりも生産数量の増減に柔軟かつ容易に対応可能とする。
【解決手段】本生産システム1は、搬送用コンベア3で搬送される被組み付け品に対して組付作業または加工作業を行うエリアである人セルとロボットセルから成る複数の機能セルFCを備えたシステムであり、機能セルFCの稼働率を低下させることなく生産数量の増減に柔軟かつ容易に対応するために、各機能セルFCの機能変更や機能セルFCに配置される自動機A,B等の配置変えを行う。割当決定装置2は、人セル当たりの人数が設定付与された人セルMCの個数とロボットセルRC1等の個数入力に応じて、各機能セルFCにおける作業時間が均一化されるように組付作業または加工作業に要する時間が既知の機械特性を持つ自動機A,B等を選択して各機能セルFCに割り当てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セル生産方式のフレキシブル生産システムに関する。
近年、製品生産方式の一つである大量生産向きのいわゆるコンベアライン生産方式のシステムに代わって、生産量の増減や多品種変量生産に柔軟に対応できるフレキシブル生産システムが徐々に拡がってきている。従来からのライン生産方式のシステムでは、コンベアラインに沿って複数のステーションを設け、各ステーションに作業者と生産設備、工具、部品、部材などを配置している。製品のもとになるワークは、コンベアラインによって順にステーション間を搬送され、各ステーションにおいて部品の組付けなどの所定の作業工程が施されて製品として出荷される。
上述のコンベアライン生産方式は、通常、コンベア専用装置等の設備などに多大の投資が必要であり、また、製品機種変更や生産量増減などに対応するには大掛かりなライン再編成や設備改造が必要となることが多く、柔軟な対応が困難であり、設備の導入や改造に際して長期の生産停止が強いられることがある。
フレキシブル生産システムは、例えば、自動車産業や電機産業の分野における消費者ニーズの変動や多様化の高まりに対応する必要性から、多くの機種を少量ずつ必要なだけ生産するのに適したシステムである。このシステムの例として、いわゆるセル生産システムがある。セル生産システムは、1人の作業者が所定のセルと呼ばれる作業場所で複数の作業工程を行って1つの製品、または複数工程毎の完成品を作り上げる自己完結性の高いシステムである。セル生産システムやこのシステムを用いたセル生産方式は、作業者の多能工化を推進でき、製品仕様変更への対応が容易であり、また設備投資が少なくて済むという利点がある。
ところで、セル生産システムにおいて、ワークへの部品組付けなどの作業者による作業を、ロボットに代替させることも行われる。すなわち、作業者としての人がセルに配置された人セルに代えて、ロボットが作業者としてセルに配置されたロボットセルによって、セル生産システムが構成される。
上述のようなロボットセルによるセル生産システムにおいて、1台のロボットが複数種類の作業工程を行って複数の製品をバッチ的に生産する場合に、種類の異なる作業工程に応じてロボットハンドを交換したり、必要なワークや部品を自動で適切に準備したりする必要がある。そこで、このような交換や準備に要する時間を短縮すべく作業工程の順番やシステム構成を工夫した物品組付け装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、フレキシブル生産システムを、セル生産システムで構成する場合に、単独のセルで構成する場合の他に、複数のセルを組み合わせる場合もある。なお、セル生産システムにおいて、ロボットセルは通常1セル当たり1ロボットであるが、人セルは1セル当たり作業者が1人の場合の他に、数人でチームを編成して1セルで作業を行うこともある。このようなセル生産システムを取り入れたフレキシブル生産システムは、従来のライン生産方式のシステムに比べて、製品機種変更や生産量増減などにより柔軟に対応することができる。
特開平8−197343号公報(特許第3528297号)
しかしながら、上述したようなセル生産システムを適用したフレキシブル生産システムにおいては、さらに柔軟に、より短時間で、生産数量の増減に対応することが求められている。例えば、生産システムをロボットセルと人セルの混合によって構成している場合に、生産量の減少に対応するために、ロボットセルの稼働率を落とさないで、人セルを整理して余剰作業者を他の作業に回すことができれば、生産コストの低減が可能である上に、より柔軟すなわちフレキシブルなシステムとなる。
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により、機器の稼働率を低下させることなく、生産性を維持すると共に、従来よりも生産数量の増減に柔軟かつ容易に対応できるフレキシブル生産システムを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、搬送路に沿って被組み付け品を周回搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されてきた被組み付け品に対して組付作業または加工作業を行うエリアとして設定された複数の機能セルと、を備えたフレキシブル生産システムにおいて、前記各機能セル内に配置されて前記被組み付け品に対して部品を組み付ける組付作業または加工作業を行う、該作業に要する時間が既知の機械特性を持つ複数の自動機と、前記各機能セルに対してどの機械特性の自動機を何台割り当てるかを決定する割当決定手段と、を備え、前記複数の機能セルは、前記自動機に対する被組み付け品および部品の供給取り出し作業をロボットが行うロボットセルと、前記供給取り出し作業を人が行う人セルとを含み、前記割当決定手段は、前記ロボットセルと人セルの各々の個数および人セルに設定付与される人数が入力されることにより、これら入力情報と前記各自動機の機械特性に基づいて、各機能セルの作業時間が均一化されるように各機能セルに対する前記自動機の割り当てを決定するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のフレキシブル生産システムにおいて、前記搬送路は、始点と終点とが同位置になるように構成されているものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のフレキシブル生産システムにおいて、人セルが1箇所に集中するように、または搬送路に沿って連続するように配置されているものである。
請求項1の発明によれば、各機能セルに対する自動機の割り当てによって各機能セルにおける作業時間が均一化されるので、個々の自動機などの機器や機能セルの稼働率を低下させることなく、生産性を維持すると共に、従来よりも生産数量の増減に柔軟かつ容易に対応できる。すなわち、本発明は、生産量の増減に柔軟に、つまりフレキシブルに対応できるように、作業工程を複数の機能セルに配分可能とするものである。生産量の増減に応じて、使用する人セルとロボットセルの各個数、人セルに設定付与される人数、および各自動機の数や種類(各自動機の機械特性)を予め決定しておくことにより、割当決定手段によって容易に生産システムの構築や再構築が可能であり、生産数量の増減に柔軟に対応できる。各機能セルのサイクルタイムが一定になるように機器の配置構成ができ、各機能セルの稼働率を低下させることなく、生産数の増減に対応することが可能である。
請求項2の発明によれば、搬送路の始点と終点を同位置にすることで、ワークすなわち被組み付け品を投入する場所と、完成品を取り出す場所とを1箇所に集約でき、投入や取り出しのための移動距離を減らして作業効率を上げることができる。また、部品を搬送路を用いて搬送する場合も、同様に、その部品の供給場所を被組み付け品投入場所と同じにでき作業効率を上げることができる。
請求項3の発明によれば、人セルを1箇所に集中または搬送路に沿って連続するように配置するので、人セルにおける作業割り当て変更が容易となる。また、作業時間が少ないにもかかわらず複数の作業者を離れた場所に配置するなどという不具合を回避でき、省人数化や少人数化が可能となる。
以下、本発明の実施形態に係るフレキシブル生産システムについて、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るフレキシブル生産システムの適用例を模式的に示し、図2は同生産システムの他の適用例を示し、図3は図1、図2に示したフレキシブル生産システムにおける構成を比較して示す。以下、主に図1によってフレキシブル生産システム1の概要を示し、その後、詳細説明を行う。
フレキシブル生産システム1は、図1に示すように、搬送路30を備えて被組み付け品を周回搬送する搬送手段である搬送用コンベア3と、搬送用コンベア3によって搬送される被組み付け品に対して組付作業または加工作業を行うエリアとして設定された複数(本例では4つ)の機能セルFCと、機能セルFC内に配置され、被組み付け品に組み付ける部品の供給や被組み付け品に対する加工等を行う自動機A,B等(後述)と、各機能セルFCに対して各自動機A,B等を選択して割り当てる割当決定装置2と、を備えた、いわゆるセル生産方式の生産システムである。さらに、フレキシブル生産システム1は、人セルMCとロボットセルRC1等の両方を含む混合セル(ハイブリッドセル)によるフレキシブル生産システムである。
このフレキシブル生産システム1は、機能セルFCの稼働率を低下させることなく生産数量の増減に柔軟かつ容易に対応することを可能とするものであり、その対応のために各機能セルFCの機能変更や機能セルFCに配置される自動機A,B等の配置変えを効率的に行う。逆に、自動機A,B等の配置変えにより、各機能セルFCの機能変更が行われる。このような配置変えの結果、例えば、図1は増産時の構成とされ、図2は減産時の構成とされている。
機能セルFCは、被組み付け品に対する組付作業または加工作業を1機能セルFC毎に1台づつ設定されたロボットR1等が行うロボットセルRC1等と、被組み付け品に対する組付作業または加工作業を1名または複数名の人が行う人セルMC等と、によって構成される。図1に示す例では、それぞれロボットR1,R2,R3が配置された3つのロボットセルRC1,RC2,RC3と、3人の人m1,m2,m3が配置された1つの人セルMCとによる構成が示されている。
割当決定装置2は、上述のように、人セルMC当たりの人数として3名が設定付与された人セルMCの個数1、およびロボットセルRC1等の個数3が入力されることにより、その個数入力に基づいて、図1に示すような自動機の割り当てを行っている。すなわち、割当決定装置2は、各機能セルFCの作業時間が均一化されるように各機能セルFCに対する自動機A,B等の割り当てを行っている。
この場合、より一般的に述べると、各自動機A,B等は、各機能セルFC内に配置されて被組み付け品に対して部品を組み付ける組付作業または加工作業を行う、該作業に要する時間が既知の機械特性を持っており、複数の機能セルFCは、自動機A,B等に対する被組み付け品および部品の供給取り出し作業をロボットR1等が行うロボットセルRC1等と、供給取り出し作業を人m1等が行う人セルMC等とを含み、割当決定装置2は、ロボットセルRC1等と人セルMC等の各々の個数および人セルMC等に設定付与される人数が入力されることにより、これら入力情報と各自動機A,B等の機械特性に基づいて、各機能セルFCの作業時間が均一化されるように各機能セルFCに対する自動機A,B等の割り当てを決定する。
上述のように、作業時間が均一化されるということは、各機能セルFC間で待ち時間がなく、各機能セルFCが効率的に稼動することを意味する。つまり、各機能セルFCのサイクルタイムが一定となるように自動機を含む各機器が配置構成される。
図1に示す例では、割当決定装置2によって、ロボットセルRC1に自動機A,B、ロボットセルRC2に自動機C、ロボットセルRC3に自動機D,Eが割り当てられ、人セルMCに自動機F〜Lが割り当てられている。
各自動機A,B等は、標準化と汎用化およびユニット化が行われており、各ロボットR1,R2,R3などの間で交換可能とされている。このように、各自動機A,B等の標準化や汎用化がなされていることにより、割当決定装置2が上述の割り当てを行うことが可能となっている。
また、各自動機A,B等は、標準化や汎用化およびユニット化がなされて、ロボットセル間のみならず、人セルとロボットセル間においても、自動機の移動や設置が容易に行えるように構成されており、さらに各自動機はユニット化により単独稼動が可能とされている。そこで、人でもロボットでもハンドリング可能なようにワークの受渡部を設計しておくことにより、人でもロボットでもワークを自動機に対する投入と取出を行うだけで所定の工程を完了することができる。
本実施形態のフレキシブル生産システム1によれば、各機能セルFCに対する自動機A〜Lの割り当てによって各機能セルFCにおける作業時間が均一化されるので、個々の自動機A〜Lなどの機器や各機能セルの稼働率を低下させることなく、生産性を維持すると共に、従来よりも生産数量の増減に柔軟かつ容易に対応できる。
すなわち、本発明は、生産量の増減に柔軟に、つまりフレキシブルに対応できるように、作業工程を複数の機能セルに配分可能としたものである。生産量の増減に応じて、使用する人セルMCとロボットセルRC1等の個数、および各セルに割り当てる自動機の数や種類(組付作業または加工作業に要する時間が既知の自動機の機械特性)、人セルMCにおける人数、などを予め決定しておくことにより、割り当て設定手段によって容易に生産システムの構築が可能であり、生産数量の増減に柔軟に対応できる。
次に、図1に示したフレキシブル生産システム1の構成、およびその構成における生産の様子をより詳細に説明する。上述の割当決定装置2は、CPUやメモリや外部記憶装置や表示装置や入力装置や通信装置などを備えた一般的な構成を備えた電子計算機および電気計算機上のプロセスや機能の集合により構成できる。また、割当決定装置2は、その機能を用いて、システムのレイアウト情報を記憶したり、表示して提示したり、上位システム10や機能セルFC内の各機器との情報通信をしたりすることができる。
フレキシブル生産システム1における機器のレイアウトは、人セルMCとロボットセルRC1,RC2,RC3とをこの順番で直列に配置し、各ロボットセルの配列と平行に搬送用コンベア3を配置し、搬送用コンベア3への投入口3aと取出口3bとを人セルMCとロボットセルRC1の境界に配置した構成となっている。搬送用コンベア3として、例えば、周回フリーフローコンベアを好適に用いることができる。
上述の周回フリーフローコンベアは、リング状にフリーフローコンベアの搬送路が接続されたコンベアである。また、フリーフローコンベアは、例えば、ベルトによって搬送路が形成され、そのベルトは稼働中に常時動いているがベルトとその上の搬送物とはスリップするように作られている。そこで、搬送物を各機能セルFCの位置で適宜せき止めることにより、ベルトと搬送物とはスリップ状態を継続するので、この状態で搬送物に対する加工や取り出し、移動などの作業を行うことができる。
ところが、上述のフリーフローコンベアではない従来のベルトコンベアでは、ベルトと搬送物とがスリップしないので、搬送物に対する作業時にはベルトを停止する必要がある。コンベアが動いていないと搬送物が後工程へ流れないので、搬送物がつかえてしまい、新たな投入ができない。従って、搬送効率を上げようとすると、投入サイクルを遵守しなければならない。
この点、上述のフリーフローコンベアでは、ベルトは常時動き、搬送物は後工程へと流れるので、新たな搬送物の投入が可能である。つまり、フリーフローコンベアでは、位置決めを必要とする部分において搬送物を固定でき、その他の搬送物は流れ続けるので、投入サイクルを遵守しなくてもよいことになる。
次に各ロボットセルを説明する。各ロボットセルRC1,RC2,RC3の略中央部には、それぞれロボットR1,R2,R3が配置されている。また、各ロボットRの周囲には、例えば、ロボットセルRC1の場合、ユニット化された自動機A,Bが配置されている。自動機A,Bは、例えば、部品供給パレタイザ、調整機、ねじ締め機などの自動機器である。他の自動機C,D,Eも同様である。
また、上述のロボットとして、例えば、水平多関節ロボット、通称スカラロボット(SCARA: Selective Compliance Assembly Robot Arm)を好適に用いることができる。スカラロボットは、産業用ロボットの一種であって水平方向にアームが動作するロボットであり、部品の挿入やねじ締めなどの自動組立作業に好適なロボットである。また、自動機としてのパレタイザは、物をパレット上に自動積載する装置である。
各ロボットR1等と各自動機A,B等とは、各セル内で通信を行っており、これらは、常に互いに同期して動作する。また、各ロボットセルRC1,RC2,RC3は、不図示の通信装置を介して上位システム10との間で相互に生産情報、例えば作業工程毎の開始や完了の情報などを通信している。この生産情報は、品種切替や機器トラブルに速やかに対応するために用いられる。
人セルMCには自動機G〜Lが配置されている。これらの自動機G〜Lは、複雑組立作業や検査梱包作業を行うための自動機である。これらの自動機の中には、人が介助して作業を行う半自動機を含めることができる。人セルMC内の領域O,P,Qには、部品棚などが配置されている。自動機Lは、完成品を搬出するための搬出作業専用機であり、矢印3dで示すように、自動機Lから、部品を組み付けられて完成した完成品が搬出される。
また、人セルMCには、上述したように、ロボットセルRC1,RC2,RC3に通じる搬送用コンベア3の投入口3a、取出口3bが設けられている。搬送用コンベア3は、周回する構成となっており、その搬送路30上を搬送用パレット31が周回搬送される。
被組み付け品、すなわちワークは、搬送用パレット31にセットされ、人セルMCの投入口3aから投入され、搬送用コンベア3によってロボットセルRC1に向けて搬送される。ワークは、その後、各ロボットセルRC1,RC2,RC3において、部品の組付けと搬送用コンベア3による搬送が行われて、最終的に人セルMCにおける取出口3bから取り出される。
人m1,m2,m3は、主にコネクタ結線や拭取作業のように、ロボットR1,R2,R3にとって複雑とされる作業を行う。ロボットR1,R2,R3は、主にワークを自動機へ投入したり取出したりする作業を行う。このロボットR1等と各自動機A,B等の作業として、例えば、回路基板の組立のような単純作業がある。各工程とその順序は、このような単純作業を行うことが可能なように設定されている。
以下、フレキシブル生産システム1の動作例を説明する。まず、人セルMC内において、搬送用コンベア3上を移動する搬送用パレット31に部品x1(ワーク)と部品x2(いずれも不図示)がセットされて、搬送用コンベア3で搬送開始される。ロボットセルRC1のロボットR1は、搬送用コンベア3でセル内に搬送されてきた搬送用パレット31から、部品x1を取り出して組立ステーション4にセットする。
次に、ロボットR1は、部品x3(不図示)を自動機Bから取り出し、組立ステーション4にセットしている部品x1に部品x3を組み付ける。部品x3は前回のサイクルにおいて、ロボットR1によって自動機Aから自動機Bへと投入され、自動機Bによって調整を完了している部品である。なお、自動機Aは不図示の部品棚から部品x3を取り出して処理を行っている。部品x3の組み付を終えた部品x1(ワーク)は、組立ステーション4から搬送用パレット31にハンドリング(移載)され、搬送用コンベア3によってロボットセルRC2へと搬送される。
ロボットセルRC1から搬送されてきたワーク(部品x1)は、ロボットセルRC2のロボットR2によって搬送用パレット31から組立ステーション5にセットされる。ロボットR2は、搬送用パレット31上から部品x2を取り出し、組立ステーション5上にあるワークに部品x2を組み付ける。ワークは、部品x2の組み付け後、ロボットR2によって、ロボットセルRC2内に配置されている自動機Cに投入される。ロボットR2は、次に前サイクルで工程を完了しているワークを取出し、搬送用パレット31にセットする。工程を終えたワークは搬送用コンベア3によってロボットセルRC3へと搬送される。
ロボットセルRC2からロボットセルRC3に搬送されてきたワークは、ロボットR3によってハンドリングされて搬送用パレット31から自動機Dに投入される。ロボットR3は、前サイクルで工程を終えて自動機Eに保管されているワークを取り出して搬送用パレット31へとハンドリングする。
ロボットセルRC3から搬出された搬送用パレット31は、搬送用コンベア3によって人セルMCに回送される。搬送用パレット31によって人セルMCに戻ってきたワークは、他の部品x4(不図示)の組み付けや外観検査、梱包などの人作業が行われて完成品となる。完成品は自動機Lから搬出される。
次に、図2に示す減産時のレイアウトとされたフレキシブル生産システム1を説明する。このレイアウトのフレキシブル生産システム1は、機能セルFCの稼働率、中でも特にロボットセルRC1,RC2,RC3の稼働率を低下させることなく生産数量の減産に対応するレイアウトとされている。その基本的な考えは、いわばロボットの多能工化によって、人の作業範囲をロボットに肩代わりさせて、省人化(少人化)を図るものである。一般に、人における多能工とは、1人が1つの職務しか持たない単能工に対して、1人で複数の職務を遂行できる労働者のことである。
そこで、本実施形態のフレキシブル生産システム1では、各ロボットR1,R2,R3を多能工化するために、自動機A,B等を活用する。すなわち、自動機A,B等のレイアウトを変更することにより、各ロボットR1,R2,R3に割り当てる自動機A,B等の台数を増やしてを多能工化を達成している。
例えば、ロボットセルRC1におけるロボットR1に対して配置される自動機は、量産時の自動機A,B(図1)に変えて、自動機H〜Lとされている。自動機H〜Lは、もともと人セルMCに配置されていた自動機である。ロボットR1に対する自動機は、量産時に2台であったものが、減産時には5台に増加されている。
また、ロボットセルRC2におけるロボットR2に対して配置される自動機は、量産時の自動機C(図1)に変えて、自動機A,Bとされている。自動機A,Bは、もともとロボットセルRC1に配置されていた自動機であり、自動機の台数が1台から2台に増加している。
また、ロボットセルRC3におけるロボットR3に対して配置される自動機は、量産時の自動機D,E(図1)に変えて、自動機C,D,Eとされ、量産時の場合よりも1台増加している。また、ロボットセルRC3には、新たに組立ステーション6が設けられている。
また、自動機LがロボットセルRC1に配置されていることから、完成品の搬出はロボットセルRC1から行われることになる。このため、人セルMCにおける人m1が、矢印3cで示すように、完成品(不図示)を搬送用コンベア3に再投入する。ロボットR1は、再投入された完成品を、自動機Lに投入して、完成品の搬出を行う。
図3は、上述の量産時と減産時(それぞれ図1、図2)のフレキシブル生産システム1における各機能セルFCの構成を比較して示している。この図は、各機能セルFCにおける工程数の比較図にもなっている。本実施形態の例の場合、量産時の工程表11において、人セルMCについての工程数がロボットセルRC1,RC2,RC3についての工程数より多く、減産時の工程表12において、逆に、人セルMCについての工程数がロボットセルRC1,RC2,RC3についての工程数より少ない。
上記のフレキシブル生産システム1の構成において、人セルMCの人数は、量産時の3人から減産時の1人に減少され、省人化(少人化)が達成されている。このことが、図3の比較図によっても示されている。さらに説明すると、上記の自動機の配置変更により、各機能セルFCのサイクルタイムの延長が行われている。その結果、ロボットセルRC1,RC2,RC3の工程負担を増加させ、人セルMCの工程負担割合を減少させて、省人化(少人化)が行われる。
このように、本実施形態のフレキシブル生産システム1によると、工程負担割合を変更することにより、各機能セルFCのサイクルタイムを均一化して、生産数の増減に容易に対応することが可能である。例えば、量産時のサイクルタイムが10秒で、減産時にサイクルが15秒となる場合に、生産数は1/3減少となるが、自動機やロボット等の機器の稼動率を維持したまま作業者数を3人から1人へと、2/3削減ができる。
また、本実施形態におけるフレキシブル生産システム1について、その特徴点をさらに説明する。すなわち、図1に示すフレキシブル生産システム1において、人セルMCが、1箇所に配置され、部品とワークの投入取出部が集約されている。このため、部品とワークの搬送を容易に行うことができる。
また、搬送用コンベア3(フリーフローコンベア)は、始点と終点が同じ位置になるように配置し、その始点と終点の位置に人が作業する人セルMCを設けているので、上述のように人セルMCが、1箇所に配置される。これにより、1つの人セルMCの中に存在する複数の工程を、複数の作業者同士で共有することができる。
また、上述のように、部品とワークの供給部分が集約されていることにより、マーシャラによる部品供給や完成品搬出を行うポイントが増加するのを防止でき、部品の供給を行うポイントをできるだけ集約して、物流のムダやマーシャラの移動によるムダを減少させ、これにより効率よい部品の供給搬送を行うことができる。また、図2に示したフレキシブル生産システム1においても、上述と同様の効果が奏される。
(第2の実施形態)
図4は第2の実施形態に係るフレキシブル生産システムの適用例を模式的に示す。この実施形態によるフレキシブル生産システム1の適用例は、上述の第1の実施形態における図1に示したフレキシブル生産システム1の適用例におけるロボットセルの数を3つから1つに減らすことにより、減産対応を行っている例を示す。
図4における人セルMCには、図1におけるロボットセルRC1の自動機A,Bが追加割り当てされ、図4におけるただ1つのロボットセルRC1には、図1の場合の自動機A,Bに変えて自動機C,D,Eが割り当てられている。このように、人セルMCと、ロボットセルRC1に対して、各機能セルの作業時間が均一化されるように各機能セルに対する自動機の割り当てを行い、それぞれ工程負担を増加することにより、ロボットセルRC1の稼働率を落とすことなく、減産対応が行われている。なお、図4において除去されているロボットセルRC2,RC3は、他のフレキシブル生産システム1で用いられる。
(第3の実施形態)
図5は第3の実施形態に係るフレキシブル生産システムにおけるシステム設定処理のフローを示し、図6は同システム設定処理フローの他の例を示す。本実施形態は、生産量を変更する際に、最適の機器配置のされたシステム構成を実現する処理を示すものである。その処理の方法として、入力された作業者数またはロボットセル数に基づいて行う場合(図5)、および、入力された生産数に基づいて行う場合(図6)がある。本実施形態において、図1、図2、図4を参考構成として参照する。
図5の処理フローの場合、最初に、上位システム10(例えば、図1参照)から、フレキシブル生産システム1の割当決定装置2に生産計画が読み込まれる(#1)。次に、割当決定装置2に対して、人セルMC当たりの人数が設定された人セルMCの個数およびロボットセルRC1等の個数が入力される(#2)。これらの入力は、上位システム10によって、または、生産管理を行う作業者による直接入力によって行われる。
次に、割当決定装置2は、人数と機能セル数に応じて、予め設定されて記憶している複数のレイアウトの情報から機能セルFC、自動機A,B等や、必要機器(搬送用コンベア3や組立ステーションなど)のレイアウトを選択する(#3)。図5の処理フローの例では、例えば、減産時の図2および図4に対応する2種類の生産レイアウトLa,Lbが記憶されており、割当決定装置2は、そのいずれかを最適なレイアウトとして選択して表示する(#4,#5)。例えば、作業者が1人の人セルが1つで、ロボットセルが3つなら、図2のレイアウト、作業者が3人の人セルが1つで、ロボットセルが1つなら、図4のレイアウトが選択される。なお、このようなレイアウトは2種類に限らず、可能な組合せの複数の生産レイアウトが準備され、記憶されて表示される。
生産管理を行う作業者および作業員は、表示されたレイアウトに従って、人セルMC、ロボットセルRC1,RC2,RC3内の自動機を含む各機器の配置、場合によっては、機能セルFCの個数を、実際の各機器や装置について変更する(#6)。各機器やロボットR1等は、互いに信号線で接続され、割当決定装置2とも通信可能となっている。
上述のように、実際の機器配置や機能セル数等を変更した後、フレキシブル生産システム1の割当決定装置2は、各機能セルFC内の機器構成を通信によって認識し、各機器の配置と上述の選択表示したレイアウトとの整合性を確認し(#7)、正常配置になっていない場合には(#7でNo)、その旨表示して、作業員に機器配置の修正を促す。
割当決定装置2は、機器の割り当てや配置がシステムが提示したものと合致して正常となった場合に(#7でYes)、各機能セルFCや各セル内の自動機などを動作させる動作プログラムを上位システム10から各機器にダウンロードして(#8)、各機器が動作可能となった状態で生産レイアウトの変更を完了する。
次に、図6に示した処理フローを説明する。この処理フローは、上述の図5に示した処理フローにおける、人セルMC当たりの人数が設定された人セルMCの個数およびロボットセルRC1等の個数の入力(#2)に変えて、生産数の入力(#20)が行われる点が異なり、他は図5に示した処理フローと同様である。この生産数の入力は、上位システム10によって、または、生産管理を行う作業者による直接入力によって行われる。
この処理フローは、人セルMCやロボットセルRC1等の個数がシステムに要求される生産数によって決まるものであるから、人セルMCやロボットセルRC1等の個数に代えて生産量を入力することとして、割当決定装置2がその生産量に基づいて人セルMCやロボットセルRC1等の個数を決定した上で各機能セルFCにおける作業時間が均一化されるように自動機の選択と割り当てを行うものである。
しかしながら、上述のようなシステム設定処理フローの場合、入力された生産計画(#1)、および生産数(#20)だけでは一意的に生産レイアウトが決定できないので、割当決定装置2は、予め設定されている複数のレイアウトを順番に提示して、生産管理を行う作業者の判断によって、自動機の割り当てや機器の配置の最終決定を行う。
上述の図5や図6の何れのシステム設定処理フローにおいても、生産数、サイクルタイム、タクトタイムなどの生産条件に応じて、予め人数や機能セル数などの多数の組合せデータを準備しておくことにより、より好ましい生産システムを容易かつ柔軟に形成できる。この場合、上述したように、自動機の標準化や汎用化が重要である。
(第4の実施形態)
図7(a)は第4の実施形態に係るフレキシブル生産システムの適用例を模式的に示し、図7(b)は(a)に対する比較例を示す。本実施形態では、搬送用コンベア3の搬送路30が、始点と終点とが同位置になるように構成され、さらに、人セルMCが1箇所に集中するように配置されているフレキシブル生産システム1における効果を説明する。
これらの図において、ロボットセルC1〜C5、および、人m1〜m4の配置された人セル(人セルはロボットセルとは異なり、近接した人同士で人セルを形成する)が示され、白抜き矢印によって工程の流れ(搬送路30に対応)が示されている。
一般に生産工程には、人作業で行うことが効果が高いものがある一方で、製品の構造上、各工程の順序を入れ替え不可能な部分(図中破線内の部分)も存在する。そして、図7(b)に示す比較例のように、組立工程順に人m3,m4(による人セル)を配置してしまうと、工数が0.5人しか必要ではない部分にも人を1名配置しなければならず非経済的である。そこで、工程順を入れ替え不可の部分は変更せず、入れ替え可能な部分で配置を変更して、図7(a)に示すように設定すると、比較例では人が4名であったものが、図7(a)では3名で作業を行うことが可能となり、省人効果が得られる。
上述のように、作業時間が少ないにもかかわらず複数の作業者を離れた場所に配置する、などという不具合を回避でき、省人数が可能となる。また、人セルを1箇所に集中することにより、人セルにおける作業割り当て変更が容易となる。
また、図7(a)や、図1、図2、図4に示されるように、搬送路30の始点と終点を同位置にすることで、部品の供給取出部、ワークすなわち被組み付け品投入口3a、および完成品取出口3bを1箇所に集約でき、投入や取り出しのための移動距離を減らして作業効率を上げることができる。
(第5の実施形態)
図8(a)は第5の実施形態に係るフレキシブル生産システムの効果を模式的に示し、図8(b)は(a)の効果をガントチャートによって示し、図9(a)(b)は、図8(a)(b)に対する比較例を示す。本実施形態では、人セルとロボットセルの両方を含む混合セル(ハイブリッドセル)によるフレキシブル生産システムの効果を説明する。
ハイブリッドでない、例えば、2人ずつ配置された人セルだけが3つで構成された生産システムの場合、図9(a)(b)に示すように、33%の減産を行う場合に、人を33%しか減らすことができない。
ところが、例えば、1人ずつ配置された人セルが3つと、ロボットセルが3つとで構成されたハイブリッドセルによるフレキシブル生産システムにおいては、図8(a)(b)に示すように、33%の減産を行う場合に、人を66%減らして省人化(少人化)することができる。
これは、減産時に、ロボットが人の作業を肩代わりするので、従来の単独人セルとは異なり、ハイブリッドセルでは大きな省人化(少人化)が達成されることを示す。すなわち、このことは、減産前における作業時間比が、(人):(ロボット)=1:1、であり、33%減産時における作業時間比が、(人):(ロボット)=1:3、であることから理解される。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、ロボットセルに投入される部品は必ずしも投入口3aだけから投入される必要はなく、ねじ部品などは各自動機に備え付けの部品箱から供給することができる。また、各ロボットセルや人セルへの自動機の割り当てには、各ロボットや人の能力を一律とはせずに、能力差を考慮した割り当てとされる。また、上述した各実施形態の構成を矛盾のない範囲で互いに組み合わせた構成とすることができ、そのような組合せ可能な構成の実施形態は明記されていなくても当然に本発明に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係るフレキシブル生産システムの適用例を模式的に示す平面図。 同上生産システムの他の適用例を模式的に示す平面図。 図1、図2に示したフレキシブル生産システムにおける構成の比較図。 第2の実施形態に係るフレキシブル生産システムの適用例を模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係るフレキシブル生産システムにおけるシステム設定処理のフロー図。 同上生産システムにおけるシステム設定処理の他の例を示すフロー図。 (a)は第4の実施形態に係るフレキシブル生産システムの適用例を模式的に示す平面図、(b)は(a)の適用例に対する比較例を示す平面図。 (a)は第5の実施形態に係るフレキシブル生産システムの効果を説明するための模式図、(b)は(a)の効果を比較して示すガントチャート。 (a)は図7(a)に対する比較例の効果を示す模式図、(b)は(a)の効果を比較して示すガントチャート。
符号の説明
1 フレキシブル生産システム
2 割当決定装置
3 搬送用コンベア
30 搬送路
A〜L 自動機
FC 機能セル
R ロボット
m,m1〜m3 人
MC 人セル
RC1,RC2,RC3 ロボットセル

Claims (3)

  1. 搬送路に沿って被組み付け品を周回搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されてきた被組み付け品に対して組付作業または加工作業を行うエリアとして設定された複数の機能セルと、を備えたフレキシブル生産システムにおいて、
    前記各機能セル内に配置されて前記被組み付け品に対して部品を組み付ける組付作業または加工作業を行う、該作業に要する時間が既知の機械特性を持つ複数の自動機と、
    前記各機能セルに対してどの機械特性の自動機を何台割り当てるかを決定する割当決定手段と、を備え、
    前記複数の機能セルは、前記自動機に対する被組み付け品および部品の供給取り出し作業をロボットが行うロボットセルと、前記供給取り出し作業を人が行う人セルとを含み、
    前記割当決定手段は、前記ロボットセルと人セルの各々の個数および人セルに設定付与される人数が入力されることにより、これら入力情報と前記各自動機の機械特性に基づいて、各機能セルの作業時間が均一化されるように各機能セルに対する前記自動機の割り当てを決定することを特徴とするフレキシブル生産システム。
  2. 前記搬送路は、始点と終点とが同位置になるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル生産システム。
  3. 人セルが1箇所に集中するように、または搬送路に沿って連続するように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレキシブル生産システム。
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