JP2009124313A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2009124313A
JP2009124313A JP2007294381A JP2007294381A JP2009124313A JP 2009124313 A JP2009124313 A JP 2009124313A JP 2007294381 A JP2007294381 A JP 2007294381A JP 2007294381 A JP2007294381 A JP 2007294381A JP 2009124313 A JP2009124313 A JP 2009124313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic camera
information
recording
defocus
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007294381A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsu Mihashi
説 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2007294381A priority Critical patent/JP2009124313A/ja
Publication of JP2009124313A publication Critical patent/JP2009124313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】撮影画面におけるデフォーカス情報の分布情報を適切に保存する電子カメラを提供する。
【解決手段】電子カメラは、撮影光学系1を通過した被写体光束を2系統に分割し、前記2系統の光束がそれぞれ形成する2つの像の位相差に基づいてデフォーカス情報を検出する焦点検出手段4cと、被写体光束を2系統に分割する光学系が撮像面の略全域に形成されている撮像素子3と、焦点検出手段4cが検出した撮像面におけるデフォーカス情報の分布を示す情報を記録媒体9に記録する記録制御手段4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カメラに関する。
被写体までの距離を計測(測距)するための機能を有する画素を含む撮像素子を備える撮像装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−156823号公報
従来技術では、撮影画面における測距結果の分布情報を保存することができなかった。
(1)本発明による電子カメラは、撮影光学系を通過した被写体光束を2系統に分割し、2系統の光束がそれぞれ形成する2つの像の位相差に基づいてデフォーカス情報を検出する焦点検出手段と、被写体光束を2系統に分割する光学系が撮像面の略全域に形成されている撮像素子と、焦点検出手段が検出した撮像面におけるデフォーカス情報の分布を示す情報を記録媒体に記録する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項1に記載の電子カメラにおいて、焦点検出手段は所定のフレームレートでデフォーカス情報の検出を繰り返し、記録制御手段は、デフォーカス情報の分布を示す情報を記録媒体に記録することを繰り返すこともできる。
(3)請求項2に記載の電子カメラにおいて、記録制御手段は、デフォーカス情報の分布を示す情報を記録媒体に記録するレートを、デフォーカス情報の変化量に応じて変化させることもできる。
(4)請求項3に記載の電子カメラにおいて、記録制御手段は、前回記録時からのデフォーカス情報の累積値が所定の判定閾値以下の場合に記録媒体に記録するレートを下げることもできる。
(5)請求項3に記載の電子カメラにおいて、記録制御手段は、新たに取得したデフォーカス情報と前回記録時のデフォーカス情報との差が所定の判定閾値以下の場合に記録媒体に記録するレートを下げることもできる。
(6)請求項2〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、記録制御手段は、記録媒体に記録するレートを変化させない場合、焦点検出手段がデフォーカス情報の検出を繰り返し行うレートでデフォーカス情報の分布を示す情報を記録媒体に記録することもできる。
(7)請求項1に記載の電子カメラにおいて、記録制御手段は、デフォーカス情報の分布を示す情報に関連づけて、撮像素子で取得された画像情報を記録媒体にさらに記録することもできる。
(8)記録制御手段は、撮像素子で取得された画像情報を記録媒体に記録する際、デフォーカス情報の分布を示す情報を、画像情報を記録するファイルに含めて記録媒体に記録することもできる。
本発明による電子カメラでは、撮影画面におけるデフォーカス情報の分布情報を適切に保存できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラの要部構成を説明するブロック図である。電子カメラは、制御装置4によって制御される。
撮影レンズ1は、後述する撮像素子の撮像面上に被写体像を結像させる。撮像装置3は、撮像素子と、AFE(Analog Front End)回路と、A/D変換回路とを含む。
撮像素子は、たとえば、CMOSイメージセンサ31(図2)によって構成される。イメージセンサ31は被写体像を撮像し、アナログ画像信号をAFE回路へ出力する。AFE回路は、アナログ画像信号に対するアナログ処理(指示されたISO感度に応じた信号増幅など)を行う。ISO感度は、制御装置4からの感度設定指示に応じて撮像感度(露光感度)を所定範囲(たとえばISO50相当〜ISO1000相当)内で変更するものである。撮像感度は、AFE回路で行う信号増幅の増幅率を変化させる被制御量のことをいう。撮像感度値は、相当するISO感度値で表される。A/D変換回路は、アナログ処理後の画像信号をディジタル信号に変換する。ディジタル画像信号は、制御装置4へ送出される。イメージセンサ31は、静止画像の単写撮像、静止画像の連写撮像、および動画像の撮像がそれぞれ可能である。
画像処理部4aは、ディジタル画像信号に対して画像処理を施す。画像処理には、たとえば、γ変換処理、輪郭強調処理、フィルタ処理や色温度調整(ホワイトバランス調整)処理、画像信号に対するフォーマット変換処理、画像圧縮・伸張処理などが含まれる。バッファメモリ4bは、画像処理前後および画像処理途中のデータを一時的に格納する他、記録媒体9へ記録する前の画像ファイルを格納したり、記録媒体9から読み出した画像ファイルを格納したりするために使用される。
デフォーカス量演算部4cは、撮影レンズ1による焦点位置の調節状態(デフォーカス量)を算出する。制御装置4がデフォーカス量に応じたレンズ駆動信号(レンズ駆動方向およびレンズ駆動量を指示する信号)をレンズ駆動機構5へ出力すると、レンズ駆動機構5がフォーカスレンズ2を光軸方向へ進退移動させる。これにより、ピント調節が行われる。なお、デフォーカス量算出処理の詳細については後述する。
表示回路6は、撮像画像を液晶モニタ7に表示させたり、操作メニューを液晶モニタ7に表示させるための表示データを作成する。液晶モニタ7は、上記作成された表示データによる再生画像またはメニュー画面を表示する。
制御装置4は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。操作部材8は電子カメラの操作スイッチ類を含む。操作部材8は、レリーズボタン(不図示)の押下操作に連動してオン/オフする半押しスイッチや全押しスイッチの他、録画スイッチ、メニュー操作キーなど、各操作スイッチなどからの操作信号を制御装置4へ出力する。
記録媒体9は、電子カメラに対して着脱可能なメモリカードまたはハードディスクドライブなどで構成される。記録媒体9には、制御装置4からの指示によって画像のデータおよびその情報を含む画像ファイルが記録される。記録媒体9に記録された画像ファイルは、制御装置4からの指示によって読み出しが可能である。
<焦点検出処理>
デフォーカス量演算部4cが行う処理について詳細に説明する。本実施形態のイメージセンサ31は、フォーカス検出用の画素列を有する。デフォーカス量演算部4cは、フォーカス検出用の画素列からのディジタル画像信号を用いて、いわゆる位相差検出方式によって撮影レンズ1による焦点調節状態の検出を行う。
図2は、イメージセンサ31に形成されるフォーカス検出用の画素列を説明する図である。イメージセンサ31が有する画素のうち、水平方向に所定の画素列ごとに設けられた画素列A、画素列B、画素列C、…は通常の画素列と異なり、それぞれフォーカス検出用画素で構成される。フォーカス検出用画素には、それぞれ瞳分割用のマスキングが施されている。
具体的には、画素に対応して形成されるオンチップマイクロレンズの略半面が遮光されている。図3は、図2のフォーカス検出用画素列の微小領域310を拡大した図である。各画素において、左半面または右半面が交互にマスキングされる。これにより、横方向に隣接する画素間ではマスキングされた半面同士、またはマスキングされていない半面同士が隣り合う。
図4は、フォーカス検出用画素列および当該画素列に入射される光束を説明する図である。図4において、右半面がマスキングされている画素のフォトダイオードには左方向からの光束(A成分と呼ぶ)が入射される。また、左半面がマスキングされている画素のフォトダイオードには右方向からの光束(B成分と呼ぶ)が入射される。
この結果、A成分の光束が入射される画素群から得られる画素出力(光電変換信号値)は、撮影レンズ1の射出瞳の片半分から入射された光束による像を表し、B成分の光束が入射される画素群から得られる画素出力(光電変換信号値)は、上記射出瞳の他半分から入射された光束による像を表す。
図5は、主要被写体に対して合焦時に得られる画素出力波形を例示する図である。図5において横軸は画素位置を表し、縦軸は画素出力を表す。合焦時はイメージセンサ31上に鮮鋭像が結ばれる状態であるため、瞳分割された光束による一対の像はイメージセンサ31上で一致する。つまり、フォーカス検出用画素列を構成する画素群から得られるA成分波形およびB成分波形は、その形状が重なる。
図6は、主要被写体に対して非合焦時に得られる画素出力波形を例示する図である。図6において横軸は画素位置を表し、縦軸は画素出力を表す。非合焦時はイメージセンサ31の手前で鮮鋭像を結ぶ状態、あるいはイメージセンサ31の後ろ側に鮮鋭像を結ぶ状態であるため、瞳分割された光束による一対の像はイメージセンサ31上では一致しない。この場合のA成分波形およびB成分波形は、合焦状態からのずれ(デフォーカス量)に応じて、A成分波形とB成分波形の位置関係(ずれ方向およびずれ量Δd)が異なる。
制御装置4内のデフォーカス量演算部4cは、A成分波形およびB成分波形の位置関係に基づいて撮影レンズ1による焦点位置の調節状態(デフォーカス量)を算出する。図5および図6において例示する比較領域は、イメージセンサ31の撮像面の所定領域に対応するA成分波形およびB成分波形のうち、共通の特徴点(たとえば極大値)を含む領域である。
<位相差分布の測定>
図2に例示したように、イメージセンサ31が撮像面の略全域にわたってフォーカス検出用画素列を有することから、撮影画面の略全域でA成分波形とB成分波形の位置関係、すなわち位相差情報を取得できる。上記デフォーカス量演算部4cが位相差情報に基づいて算出するデフォーカス量は、A成分波形およびB成分波形を出力する画素群上に形成される被写体像に対応する被写体までの距離(電子カメラから当該被写体までの撮影距離)に対応する。したがって、イメージセンサ31上の全域で所定領域ごとに位相差情報を取得すれば、撮影画面内に存在する全ての被写体までの撮影距離情報を得ることができる。
図7(a)は、撮影レンズ1がイメージセンサ31の撮像面上に被写体71の鮮鋭像を結ぶ状態(被写体71に合焦)を例示する図である。図7(b)は、フォーカス検出用画素列から被写体71の像に関して得られる画素出力波形を例示する図である。図7(b)において横軸は画素位置を表し、縦軸は画素出力を表す。合焦状態では、A成分波形およびB成分波形間の位相差が略0になる。
図8(a)は、図7に例示したフォーカス調節状態において撮影レンズ1がイメージセンサ31の撮像面上に被写体72の像を結ぶ場合を例示する図である。図8(b)は、フォーカス検出用画素列から被写体72の像に関して得られる画素出力波形を例示する図である。図8(b)において横軸は画素位置を表し、縦軸は画素出力を表す。被写体72は被写体71より電子カメラから離れているため、被写体71に合焦している状態(被写体72に非合焦の状態)ではA成分波形およびB成分波形の間に位相差が生じる。本実施形態に例示する光学系の場合、A成分波形がB成分波形に対して右側にΔdずれた位相差が検出される。
図9は、撮影画面の所定領域ごとに検出した位相差の分布を例示する図である。「0」は合焦した(ピント面)領域を表す。正数はピント面より遠方の被写体領域を表す。負数はピント面より近い被写体領域を表す。「−」はA成分波形およびB成分波形の特徴点を検出不能などの理由で位相差を検出できなかった領域を表す。ここで、像71aは被写体71の像を表し、像72aは被写体72の像を表す。
<デフォーカス量分布の記録>
本実施形態の電子カメラは、デフォーカス量分布情報を保存する点に特徴を有する。デフォーカス量演算部4cは、図9に例示した位相差分布に基づいてデフォーカス量分布(撮影画面内の所定領域ごとのデフォーカス量)を算出する。制御装置4は、デフォーカス量演算部4cが算出したデフォーカス量分布を示す情報を、撮影画像のデータに関連づけて記録媒体9へ記録する。
[1]動画撮影時
制御装置4は、録画スイッチ(不図示)からのオン操作信号に応じて、当該オン操作信号が継続されている間、たとえば、60フレーム/毎秒のフレームレート(60fps)で、撮像装置3による撮像を繰り返し行わせる。制御装置4は、撮像装置3が取得したディジタル画像信号のうち、前フレームのフォーカス検出用の画素列に対応する信号値を用いて上述したデフォーカス量を取得する。制御装置4は、たとえば、フレーム中央部のデフォーカス量に基づいて合焦に必要なフォーカスレンズ2の駆動量を算出し、フォーカスレンズ2を駆動させる。
制御装置4は、撮像装置3が取得したディジタル画像信号(現フレーム)に所定の画像処理を施し、該撮影画像データを記録媒体9へ記録する。制御装置4はさらに、現フレームのディジタル画像信号のうち、フォーカス検出用の画素列に対応する信号値を用いてデフォーカス量を取得し、前述の前フレームについてのデフォーカス量との差に基づいて、該デフォーカス量の情報を記録媒体9へ記録するか否かを決定する。
[2]静止画撮影時
制御装置4は、半押しスイッチ(不図示)からのオン操作信号に応じて撮像装置3にディジタル画像信号を取得させる。制御装置4は、撮像装置3が取得したディジタル画像信号のうち、フォーカス検出用の画素列に対応する信号値を用いて上述したデフォーカス量分布データを取得する。制御装置4は、たとえば、操作部材8からの操作信号で指示されているフレーム中央部のデフォーカス量に基づいて合焦に必要なフォーカスレンズ2の駆動量を算出し、フォーカスレンズ2を駆動させる。
制御装置4はさらに、全押しスイッチからのオン操作信号に応じて撮像装置3に撮像を行わせる。制御装置4は、撮像装置3が取得したディジタル画像信号に所定の画像処理を施す。制御装置4は、撮影画像データおよび上記デフォーカス量分布データを、それぞれ記録媒体9へ記録する。
以上説明した電子カメラが行うカメラ処理について、図10〜図17のフローチャートを参照して説明する。
<レリーズ待機処理>
図10は、制御装置4が実行する撮影待機処理の流れを説明するフローチャートである。ステップS10において、制御装置4は撮影指示されたか否かを判定する。制御装置4は、撮影指示されたことを示す操作信号が操作部材8から入力された場合、ステップS10を肯定判定してステップS20へ進む。制御装置4は、撮影指示を示す操作信号が操作部材8から入力されない場合にはステップS10を否定判定し、当該判定処理を繰り返しながら撮影指示を待つ。
ステップS20において、制御装置4は、レリーズ処理を行ってステップS10へ戻る。レリーズ処理の詳細については後述する。
−動画撮影時−
<レリーズ処理>
制御装置4は、操作部材8を構成する録画スイッチからのオン操作信号を受けた場合に動画撮影のレリーズ処理を起動させる。図11のステップS21において、制御装置4はAF(オートフォーカス)処理を行ってステップS22へ進む。AF処理の詳細については後述する。ステップS22において、制御装置4は撮影処理を行ってステップS23へ進む。撮影処理の詳細については後述する。
ステップS23において、制御装置4は、デフォーカス情報保存処理を行ってステップS24へ進む。デフォーカス情報保存処理の詳細については後述する。ステップS24において、制御装置4は撮影指示が解除されたか否かを判定する。制御装置4は、録画スイッチからのオン操作信号が解除された場合、ステップS24を肯定判定して図11による処理を終了する。制御装置4は、録画スイッチからのオン操作信号が継続して入力されている場合にはステップS24を否定判定し、ステップS21へ戻る。ステップS21へ戻る場合は動画撮影(録画)処理を継続する場合である。
<AF処理>
図12のステップS211において、制御装置4は、取得済みの前フレームのディジタル画像信号のうち、フォーカス検出用の画素列に対応する信号値に基づいてデフォーカス量を算出してステップS212へ進む。制御装置4は、たとえば、フレーム中央部をAF実施領域とする。なお、前フレームのディジタル画像データが存在しない場合は、デフォルト値を前フレームのデフォーカス量とする。
ステップS212において、制御装置4は前フレームのデフォーカス量>判定閾値が成立するか否かを判定する。制御装置4は、前フレームのデフォーカス量が所定の判定閾値より大の場合にステップS212を肯定判定してステップS213へ進み、前フレームのデフォーカス量が判定閾値以下の場合にはステップS212を否定判定し、図12による処理を終了する。ステップS212を否定判定する場合は、フォーカスレンズ2の駆動が不要の場合である。
ステップS213において、制御装置4は、合焦させるために必要なフォーカスレンズ2の駆動量を算出してステップS214へ進む。ステップS214において、制御装置4はレンズ駆動機構5へ指示を送り、フォーカスレンズ2を駆動させて図12による処理を終了する。
<撮影処理>
図13のステップS221において、制御装置4は撮像装置3へ指示を送り、画像データを取得させてステップS222に進む。これにより、撮像装置3は被写体像を撮像し、イメージセンサ31の全画素からの信号を読み出す。
ステップS222において、制御装置4は所定の画像処理(γ変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス処理など)を画像処理部4aに行わせてステップS223へ進む。画像処理は、たとえばフォーカス検出用の画素列を除く他の画素列からの出力データを対象に行う。ステップS223において、制御装置4は、画像処理後の画像データを含むファイルを記録媒体9に保存して図13による処理を終了する。
<デフォーカス情報保存処理>
図14のステップS231において、制御装置4は、現フレーム(ステップS22で取得したフレーム)のフォーカス検出用画素からの出力データを用いてデフォーカス量を算出し、ステップS232へ進む。
ステップS232において、制御装置4は、現フレームについてのデフォーカス量と、前フレームについてのデフォーカス量(ステップS211で取得したもの)との差diffを算出してステップS233へ進む。制御装置4は、図9に例示した所定領域ごとに差分を求め、差分の総和を差diffとする。
ステップS233において、制御装置4は、DIFFとdiffの和をDIFFへ代入してステップS234へ進む。DIFFは、前回記録したデフォーカス情報が示すデフォーカス量からの累積変化を表す。ステップS234において、制御装置4は、判定閾値<DIFFが成立するか否かを判定する。制御装置4は、所定の判定閾値<DIFFが成立する(すなわち累積変化DIFFが判定閾値より大)の場合にステップS234を肯定判定してステップS235へ進む。制御装置4は、判定閾値<DIFFが成立しない(すなわち累積変化DIFFが判定閾値以下)の場合にはステップS234を否定判定し、図14による処理を終了する。
ステップS235において、制御装置4は、現フレームについてのデフォーカス量を示す情報を現フレームの撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録し、ステップS236へ進む。ステップS236において、制御装置4は、累積変化DIFFへ0を代入(リセット)して図14による処理を終了する。
−静止画撮影時−
<レリーズ処理>
制御装置4は、操作部材8を構成する半押しスイッチからのオン操作信号を受けた場合に静止画撮影のレリーズ処理を起動させる。図15のステップS31において、制御装置4はAF(オートフォーカス)処理を行ってステップS32へ進む。AF処理の詳細については後述する。ステップS32において、制御装置4は撮影処理を行ってステップS33へ進む。撮影処理の詳細については後述する。
ステップS33において、制御装置4は、後述するステップS313で算出したデフォーカス量を示す情報を撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録し、図15による処理を終了する。
<AF処理>
図16のステップS311において、制御装置4はAF実施領域を決定してステップS312へ進む。制御装置4は、たとえば、操作部材8からの操作信号によって指示されているフォーカス検出領域をAF実施領域とする。
ステップS312において、制御装置4は撮像装置3へ指示を送り、AF実施領域に対応するイメージセンサ31の位相差検出画素列からの信号を読み出させてステップS313へ進む。
ステップS313において、制御装置4は、上記読み出しデータに基づいてデフォーカス量を算出してステップS314へ進む。ステップS314において、制御装置4は、合焦させるために必要なフォーカスレンズ2の駆動量を算出してステップS315へ進む。ステップS315において、制御装置4はレンズ駆動機構5へ指示を送り、フォーカスレンズ2を駆動させてステップS316へ進む。
ステップS316において、制御装置4はフォーカスレンズ2が目標位置へ到達したか否かを判定する。制御装置4は、レンズ駆動機構5からレンズ駆動が完了したことを示す信号を受けた場合にステップS316を肯定判定し、図16による処理を終了する。制御装置4は、レンズ駆動機構5からレンズ駆動が完了したことを示す信号を受けない場合にはステップS316を否定判定し、当該判定処理を繰り返しながらレンズ駆動の完了を待つ。
<撮影処理>
図17のステップS321において、制御装置4は撮像装置3へ指示を送り、画像データを取得させてステップS322に進む。これにより、撮像装置3は被写体像を撮像し、イメージセンサ31のフォーカス検出用の画素列を除く他の画素列からの出力信号を読み出す。
ステップS322において、制御装置4は所定の画像処理(γ変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス処理、データ圧縮など)を画像処理部4aに行わせてステップS323へ進む。画像処理は、上記フォーカス検出用の画素列を除く他の画素列からの出力データを対象に行う。ステップS323において、制御装置4は、画像処理後の画像データを含むファイルを記録媒体9に保存して図17による処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラは、位相差検出AFに用いる位相差検出用の画素列を含むイメージセンサ31を備えたので、瞳分割された一対の像を、撮影画像を取得する撮像面上において取得できる。これにより、位相差検出AFに用いるフォーカスセンサをイメージセンサと別に設ける場合のように、イメージセンサの撮像面とフォーカスセンサの撮像面とが厳密に一致しないことに起因するピントずれの発生を防止することができる。
(2)位相差検出用画素列をメージセンサ31の撮像面の略全域に所定画素間隔で設けたので、撮影画面の略全域で被写体までの撮影距離情報(デフォーカス量)を得ることができる。
(3)動画像を撮影する際に、現フレーム(新たに取得するフレーム)用のピント合わせに前フレームについてのデフォーカス量を用いたので、記録用画像を撮像する前にピント合わせ用(位相差検出用)の撮像を別途行わなくてもよい。
(4)現フレームについてのデフォーカス量を示す情報を、現フレームの撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録したので、動画を構成するフレーム単位でデフォーカス量を示す情報を保存することができる。被写体が移動する場合、当該被写体が存在する領域のデフォーカス量がフレーム間で変化するので、絵柄を示す画像情報を用いた被写体追尾と、デフォーカス量変化を用いた被写体追尾とを組み合わせれば、絵柄を示す画像情報のみを用いて被写体追尾するよりも被写体の動き検出が容易になる。とくに、被写体がカメラにまっすぐ近づく(遠ざかる)場合の検出が容易になる。
(5)動画を構成するフレーム単位でデフォーカス量を示す情報を保存することで、デフォーカス量変化を用いた被写体追尾が可能になり、当該動画像を再生する際に動きを表す表示を付加させることができる。図18は、液晶モニタ7に表示させた動画再生画像を例示する図である。図18において、至近の被写体が画面中央から左へ向けて移動中である。制御装置4は、フレーム間で移動した被写体の領域に、動きを表す線181を重畳表示させる。
(6)デフォーカス量を示す情報を現フレームの撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録する際に、前回記録したデフォーカス情報が示すデフォーカス量からの累積変化DIFFが所定の判定閾値より大となる場合にのみ記録する。累積変化DIFFが所定の判定閾値以下の場合は、当該デフォーカス量を示す情報を記録しないで次の記録までの間隔を延ばし、記録レートを引き下げる。撮影画面の略全域のデフォーカス量を示す情報を全フレームについて記録すると記録データ量が大きくなるが、記録レートを下げてデフォーカス量を示す情報を記録するフレーム数を制限することで、記録データ量を少なく抑えることができる。
(7)静止画を撮影する場合には、ピント合わせに用いたデフォーカス量を示す情報を撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録する。撮影画面の略全域で得たデフォーカス量を示す情報を記録するので、ピント合わせの対象とした被写体だけでなく、撮影画面の全被写体までの撮影距離情報を保存できる。
(変形例1)
上記の説明では、デフォーカス量を示す情報を撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録する例を説明した。デフォーカス量を示す情報を記録するファイルと撮影画像を記録するファイルとを分けて保存する代わりに、撮影画像を記録するExifファイルのヘッダ部分にデフォーカス量を示す情報を記録するようにしてもよい。また、デフォーカス量を示す情報は、可逆あるいは不可逆圧縮して記録する。この圧縮は、各フレームごとに単独で圧縮してもよいし、フレーム間の相関を利用して圧縮してもよい。圧縮した情報は、たとえば、MPEG-2 TSの中に画像エレメンタリストリームや音声エレメンタリストリームと同様に格納する。あるいは、MPEG-4(ISO/IEC 14496)Part 1で規定されている符号化データの多重化と同期の仕組みを使って格納してもよい。さらにまた、SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)に規定されている多重化と同期の仕組みを使って格納してもよい。
(変形例2)
上述したイメージセンサ31は、位相差検出用の画素列を所定画素列ごとに設けるように説明したが、水平方向の全画素列(すなわちイメージセンサ31の全画素)を位相差検出用の画素で構成してもよい。この場合、フォーカス検出用の画素列からの出力データを、撮影画像のデータとしても用いる。フォーカス検出用画素は、瞳分割用のマスキングを施すことによってマスキングをしない場合に比べて入射光量が少なくなるが、マスキングをしない画素と同様に絵柄情報を取得できる。
(変形例3)
累積変化DIFFが所定の判定閾値より大とならない場合でも、所定時間(たとえば1秒)ごとにデフォーカス量を示す情報を記録するように構成してもよい。記録間隔を無制限に延ばさないで所定時間ごとに記録することで、デフォーカス量の変化が少ない場合においてもデフォーカス量を示す情報を定期的に保存することができる。
(変形例4)
図14によるデフォーカス情報保存処理に代えて、図19によるデフォーカス情報保存処理を行ってもよい。図19のステップS231Bにおいて、制御装置4は、前フレームのフォーカス検出用画素信号を用いてデフォーカス量を取得し、ステップS232Bへ進む。
ステップS232Bにおいて、制御装置4は、前フレームについてのデフォーカス量と、前回記録したデフォーカス情報が示すデフォーカス量との差diffを算出してステップS233Bへ進む。制御装置4は、図9に例示した所定領域ごとに差分を求め、差分の総和を差diffとする。
ステップS233Bにおいて、制御装置4は、判定閾値<diffが成立するか否かを判定する。制御装置4は、所定の判定閾値<diffが成立する(すなわち前回記録時からの変化diffが判定閾値より大)の場合にステップS233Bを肯定判定してステップS234Bへ進む。制御装置4は、判定閾値<diffが成立しない(すなわち前回記録時からの変化diffが判定閾値以下)の場合にはステップS233Bを否定判定し、図19による処理を終了する。
ステップS234Bにおいて、制御装置4は、現フレームについてのデフォーカス量を示す情報を現フレームの撮影画像データに関連付けて記録媒体9へ記録して図19による処理を終了する。変形例4の場合にも、デフォーカス量を示す情報を記録するフレーム数を制限することによって記録データ量を抑えることができる。
(変形例5)
前回記録時からの変化diffが所定の判定閾値より大とならない場合でも、所定時間(たとえば1秒)ごとにデフォーカス量を示す情報を記録するように構成してもよい。所定時間ごとに記録することで、デフォーカス量の変化が少ない場合においてもデフォーカス量を示す情報を定期的に保存することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による電子カメラの要部構成を説明するブロック図である。 イメージセンサに形成されるフォーカス検出用の画素列を説明する図である。 フォーカス検出用画素列の拡大図である。 フォーカス検出用画素列、および画素列に入射される光束を説明する図である。 合焦時に得られる画素出力波形を例示する図である。 非合焦時に得られる画素出力波形を例示する図である。 (a)はイメージセンサの撮像面上に鮮鋭像を結ぶ状態を例示する図である。(b)は画素出力波形を例示する図である。 (a)はイメージセンサの撮像面上に他の被写体の像を結ぶ場合を例示する図である。(b)は画素出力波形を例示する図である。 撮影画面の所定領域ごとに検出した位相差分布を例示する図である。 撮影待機処理の流れを説明するフローチャートである。 レリーズ処理の流れを説明するフローチャートである。 AF処理の流れを説明するフローチャートである。 撮影処理の流れを説明するフローチャートである。 デフォーカス情報保存処理の流れを説明するフローチャートである。 レリーズ処理の流れを説明するフローチャートである。 AF処理の流れを説明するフローチャートである。 撮影処理の流れを説明するフローチャートである。 液晶モニタに表示させた動画再生画像を例示する図である。 変形例4のデフォーカス情報保存処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1…撮影レンズ
2…フォーカスレンズ
3…撮像装置
4…制御装置
4c…デフォーカス量演算部
5…レンズ駆動機構
6…表示回路
7…液晶モニタ
8…操作部材

Claims (8)

  1. 撮影光学系を通過した被写体光束を2系統に分割し、前記2系統の光束がそれぞれ形成する2つの像の位相差に基づいてデフォーカス情報を検出する焦点検出手段と、
    前記被写体光束を2系統に分割する光学系が撮像面の略全域に形成されている撮像素子と、
    前記焦点検出手段が検出した前記撮像面におけるデフォーカス情報の分布を示す情報を記録媒体に記録する記録制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記焦点検出手段は所定のフレームレートで前記デフォーカス情報の検出を繰り返し、
    前記記録制御手段は、前記デフォーカス情報の分布を示す情報を前記記録媒体に記録することを繰り返すことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記デフォーカス情報の分布を示す情報を前記記録媒体に記録するレートを、前記デフォーカス情報の変化量に応じて変化させることを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前回記録時からのデフォーカス情報の累積値が所定の判定閾値以下の場合に前記記録媒体に記録するレートを下げることを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御手段は、新たに取得したデフォーカス情報と前回記録時のデフォーカス情報との差が所定の判定閾値以下の場合に前記記録媒体に記録するレートを下げることを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記記録媒体に記録するレートを変化させない場合、前記焦点検出手段が前記デフォーカス情報の検出を繰り返し行うレートで前記デフォーカス情報の分布を示す情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記デフォーカス情報の分布を示す情報に関連づけて、前記撮像素子で取得された画像情報を前記記録媒体にさらに記録することを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記撮像素子で取得された画像情報を前記記録媒体に記録する際、前記デフォーカス情報の分布を示す情報を、前記画像情報を記録するファイルに含めて前記記録媒体に記録することを特徴とする電子カメラ。
JP2007294381A 2007-11-13 2007-11-13 電子カメラ Pending JP2009124313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007294381A JP2009124313A (ja) 2007-11-13 2007-11-13 電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007294381A JP2009124313A (ja) 2007-11-13 2007-11-13 電子カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009124313A true JP2009124313A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40816020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007294381A Pending JP2009124313A (ja) 2007-11-13 2007-11-13 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009124313A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145840A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Olympus Corp 撮像装置
JP2013015806A (ja) * 2011-06-09 2013-01-24 Nikon Corp 焦点検出装置および撮像装置
WO2013088917A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び記録媒体
JP2013219676A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2015172770A (ja) * 2015-05-11 2015-10-01 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US9215389B2 (en) 2011-05-16 2015-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Image pickup device, digital photographing apparatus using the image pickup device, auto-focusing method, and computer-readable medium for performing the auto-focusing method
EP3035679A1 (en) * 2014-12-18 2016-06-22 LG Innotek Co., Ltd. Image pick-up apparatus, portable terminal having the same and image pick-up method using apparatus
US9661211B2 (en) 2014-05-13 2017-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and method for controlling the same
JP7506483B2 (ja) 2020-02-10 2024-06-26 キヤノン株式会社 管理装置、管理方法、通信装置、制御方法、及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05268419A (ja) * 1992-03-17 1993-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置
JPH1125263A (ja) * 1997-07-08 1999-01-29 Canon Inc 対象物特徴点検出装置、焦点調節装置、露出制御装置及びカメラ
JP2005012693A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Casio Comput Co Ltd 動画記録装置、電子カメラ及びプログラム
JP2007065330A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Inc カメラ
JP2007103590A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nikon Corp 撮像素子、焦点検出装置、および、撮像システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05268419A (ja) * 1992-03-17 1993-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置
JPH1125263A (ja) * 1997-07-08 1999-01-29 Canon Inc 対象物特徴点検出装置、焦点調節装置、露出制御装置及びカメラ
JP2005012693A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Casio Comput Co Ltd 動画記録装置、電子カメラ及びプログラム
JP2007065330A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Inc カメラ
JP2007103590A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nikon Corp 撮像素子、焦点検出装置、および、撮像システム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145840A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Olympus Corp 撮像装置
US9215389B2 (en) 2011-05-16 2015-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Image pickup device, digital photographing apparatus using the image pickup device, auto-focusing method, and computer-readable medium for performing the auto-focusing method
JP2013015806A (ja) * 2011-06-09 2013-01-24 Nikon Corp 焦点検出装置および撮像装置
WO2013088917A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び記録媒体
JPWO2013088917A1 (ja) * 2011-12-13 2015-04-27 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び記録媒体
US9818202B2 (en) 2011-12-13 2017-11-14 Sony Corporation Object tracking based on distance prediction
JP2013219676A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
US9661211B2 (en) 2014-05-13 2017-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and method for controlling the same
KR20160074223A (ko) * 2014-12-18 2016-06-28 엘지이노텍 주식회사 영상 획득 장치 및 이를 포함하는 휴대용 단말기와 그 장치의 영상 획득 방법
CN105721854A (zh) * 2014-12-18 2016-06-29 Lg伊诺特有限公司 摄像装置及其便携式终端以及使用摄像装置的摄像方法
EP3035679A1 (en) * 2014-12-18 2016-06-22 LG Innotek Co., Ltd. Image pick-up apparatus, portable terminal having the same and image pick-up method using apparatus
US10057563B2 (en) 2014-12-18 2018-08-21 Lg Innotek Co., Ltd. Image pick-up apparatus, portable terminal having the same and image pick-up method using apparatus
CN105721854B (zh) * 2014-12-18 2020-02-04 Lg伊诺特有限公司 摄像装置及其便携式终端以及使用摄像装置的摄像方法
KR102283423B1 (ko) * 2014-12-18 2021-07-30 엘지이노텍 주식회사 영상 획득 장치 및 이를 포함하는 휴대용 단말기와 그 장치의 영상 획득 방법
JP2015172770A (ja) * 2015-05-11 2015-10-01 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP7506483B2 (ja) 2020-02-10 2024-06-26 キヤノン株式会社 管理装置、管理方法、通信装置、制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9426350B2 (en) Image capturing apparatus and control method thereof
JP4823179B2 (ja) 撮像装置及び撮影制御方法
JP2009124313A (ja) 電子カメラ
JP5447619B2 (ja) 撮像装置
JP2008109336A (ja) 画像処理装置および撮像装置
JP2010081114A (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
JP2011101159A (ja) 電子カメラ
JP2007266655A (ja) サムネイル生成装置及び撮像装置
JP3986988B2 (ja) 自動焦点調節方法および装置
JP2013121173A (ja) 撮像装置
JP4898151B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
US20090021616A1 (en) Image-taking apparatus
JP2009042555A (ja) 電子カメラ
US20190297269A1 (en) Control apparatus, imaging apparatus, and control method
JP2020181147A (ja) 焦点調整装置、撮像装置、焦点調整方法、およびプログラム
JP2009031343A (ja) カメラ
JP5239250B2 (ja) 電子カメラ
JP5683135B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2008283477A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2015039242A (ja) 撮像装置
JP2006243609A (ja) オートフォーカス装置
JP2009044535A (ja) 電子カメラ
JP5157757B2 (ja) 電子カメラ
JP2009042556A (ja) 電子カメラ
JP5915009B2 (ja) 画像処理装置、電子カメラ、画像処理方法、及びプログラム、並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228