JP2009121648A - 直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法 - Google Patents

直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直動案内装置を被取付部に取付けるに際し、シール部材のリップ部を案内レールの取り付け穴との当接から保護することができる直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法を提供する。
【解決手段】このシール部材保護具30Aは、複数の取り付け穴12を有する案内レール1と、その案内レール上面1fに対向して跨設されるスライダ2と、そのスライダ2のスライド方向での両側に付設されるとともに案内レール上面1fに摺接するリップ部8aを有するサイドシール(シール部材)8と、を備えるリニアガイド(直動案内装置)20に用いられ、サイドシール8のリップ部8aを取り付け穴12との当接から保護する保護部32を有しており、当該シール部材保護具30Aは、スライダ2とともに移動可能にサイドシール8に装着される。
【選択図】図2

Description

本発明は、直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法に関する。
リニアガイド等の直動案内装置は、案内レールと、その案内レールの上面に跨設されるスライダとを有している。そして、スライダは、循環する複数の転動体を介して案内レールに沿ってスライド移動するようになっている。この種の直動案内装置では、案内レールの上面に、ゴミ,ほこり,切屑等の異物が堆積して、これが転動体の通路に侵入すると転動体の円滑な転動が妨げられ、ひいてはスライダの円滑な移動が妨げられてしまう。そのため、通常、スライダには、その両端部に、案内レールの上面に摺接するリップ部を有するシール部材が付設されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、案内レールには、その上面側に開口する取り付け穴が複数形成されている。そして、案内レールを基台等の被取付部に取付ける場合には、この取り付け穴に取付け用のボルトを差し込んで被取付部(めねじ部)に締め付けて取り付ける。このとき、ボルトの頭部は、取り付け穴内に沈み込むようになっている。その結果、案内レール上面の取り付け穴の箇所が窪みになる。そのため、この窪みに異物が堆積すれば、上記シール部材を異物が潜り抜けてスライダ内部に侵入してしまう。
そこで、例えば特許文献2では、案内レールの上面に、その全長にわたり帯状の防塵板を被せ、これにより、取り付け穴による窪みの影響が生じないようにする技術が提案されている。また、他の対策として、例えば特許文献3に記載の技術では、案内レール上面の取り付け穴の窪み(座繰り部)に埋栓をすることが行われている。
なお、上記特許文献2に記載の技術では、帯状の防塵板を長尺の案内レールの全長にわたり密着させなければならないので、これを正確に取り付けることは技術を要する作業である。さらに、その防塵板を鋼帯製とする場合には、鋼帯の曲がり等も生じ易く所望の精度を出し難い。また、その防塵板を合成樹脂製とする場合には、金型を用いてこれを成形することになるため、長尺な帯状の防塵板は、その製造コストが高くなる。これに対し、上記特許文献3に記載の技術は、取り付け穴の窪み(座繰り部)に嵌め込む埋栓なので、合成樹脂製とする上で埋栓の形状は比較的に低コストで製造可能であり、これを多数の取り付け穴に埋め込む作業も比較的に容易であるという利点がある。
実公平7−4334号公報 実開昭59−116401号公報 特開2007−211924号公報
ところで、上記特許文献2ないし3に記載の技術は、いずれの技術も、案内レールを被取付部に取付けた後に、案内レール上面の取り付け穴を覆う技術である。そのため、案内レールを被取付部に取付ける前の調整段階においては、取り付け穴を覆うことができないので、これら特許文献2ないし3に記載の技術を用いることはできない。したがって、例えば上記特許文献3に記載の技術のような、埋栓を行う前の調整段階においてスライダをスライド移動させた場合、シール部材のリップ部が取り付け穴による窪みの周囲に摺接することを回避できない。ここで、取り付け穴による窪みの周囲は、通常、面取りが設けられてはいるもののエッジになっている。そのため、案内レールの上面に摺接するリップ部は、調整段階においてこのエッジに触れることで傷が付き、シール機能が損なわれてしまうおそれがある。
上述のような問題に対し、案内レールを被取付部に取付ける前の調整段階において、例えば案内レールの上面に保護用のテープ等を貼り付けて、スライダの移動に伴い、シール部材が取り付け穴の部分を通過する際に、この保護用のテープ等がリップ部を保護し、ボルトの締め付け調整等、必要なときには、取り付け穴の部分だけを剥がしたりすることで、リップ部が調整段階においてエッジに触れることを防止することも可能である。しかし、このような対策では、長尺な案内レールに対するテープの貼り付け作業が煩雑であり、また、案内レール表面に油分があるとその付着力が弱くなり、さらに、通常のテープは油により膨潤すれば強度や粘着力も低下してしまう。また、逆に油分を除去すれば製品に錆びが生じ易くなるので、案内レールの上面に保護用のテープ等を貼り付ける対策には対策として不十分な点がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、直動案内装置を被取付部に取付けるに際し、シール部材のリップ部を取り付け穴との当接から保護し得る直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち第一の発明は、上面に複数の取り付け穴を有する案内レールと、その案内レール上面に対向してスライド移動可能に跨設されるスライダと、そのスライダのスライド方向での両側に付設されるとともに前記案内レール上面に摺接するリップ部を有するシール部材と、を備える直動案内装置に用いられるシール部材保護具であって、当該シール部材保護具は、前記シール部材のリップ部を保護する保護部を有するとともに、前記スライダとともに移動可能に前記シール部材に装着されるように形成されており、該保護部は、前記スライダに装着されたときに、前記リップ部を前記取り付け穴との当接から保護するようになっていることを特徴としている。
第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具によれば、シール部材のリップ部を取り付け穴との当接から保護する保護部を有しており、このシール部材保護具は、保護部がリップ部とレール上面との間に介在し、リップ部がレール上面と直接摺接することが避けられるようになっているので、例えば上記特許文献3に記載の技術のような、埋栓を行う前の調整段階においてスライダをスライド移動させた場合であっても、シール部材のリップ部が取り付け穴による窪みの周囲に摺接することを回避可能である。したがって、この第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具をスライダに予め装着しておけば、直動案内装置を被取付部に取付けるに際し、シール部材のシール機能が損なわれてしまうことがない。
ここで、第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具において、前記保護部は、前記案内レール上面と前記シール部材のリップ部との間に介装されるようになっており、当該保護部の幅は、前記取り付け穴の開口部の外径よりも広いことは好ましい。このような構成であれば、保護部が、案内レール上面とシール部材のリップ部との間に介装されるので、シール部材のリップ部が取り付け穴による窪みの周囲に摺接することを回避する上で好適であり、また、この保護部の幅は、取り付け穴の開口部の外径よりも広いので、シール部材のリップ部が取り付け穴による窪みの周囲に摺接することを確実に回避できる。
また、第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具において、前記保護部と一体に形成されて、前記保護部に対して前記スライド方向の両側に且つ前記リップ部を覆うように上方に張り出す一対の装着部を有することは好ましい。このような構成であれば、直動案内装置用シール部材保護具を簡単な構成とし得るとともに、リップ部から脱落することなく確実にスライダと共に移動させる上で好適である。
また、第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具において、前記一対の装着部は、前記リップ部の側に向けて張り出し、前記シール部材を前記スライド方向での両側から挟持するようになっていることは好ましい。このような構成であれば、簡素な構成でスライダに着脱可能に装着することが可能なので、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを低く抑えることができる。
また、第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具において、前記直動案内装置用シール部材保護具は、前記保護部を含み、前記保護部に対して前記スライド方向の両側に延長された帯状体でなり、且つ前記シール部材の少なくとも一方を前記スライド方向での両側から囲繞させてなることは好ましい。このような構成であっても、簡素な構成でスライダに着脱可能に装着することができる。したがって、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを抑える上で好適である。
また、前記帯状体は、無端状に装着されるとともに、その幅方向に切断可能なミシン目を有することは好ましい。このような構成であっても、簡素な構成でスライダに着脱可能に装着することができる。したがって、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを抑える上で好適である。
また、前記帯状体は、前記保護部を挟み且つ前記スライダの外部に露出する位置に配される両端部を有し、相互の端部を掛け止め可能としていることは好ましい。このような構成であっても、簡素な構成でスライダに着脱可能に装着することができる。したがって、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを抑える上で好適である。
また、第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具において、前記保護部は、前記シール部材のリップ部よりも摩擦係数が小さいことは好ましい。このような構成であれば、直動案内装置を被取付部に取付ける際に、シール部材のリップ部を前記取り付け穴との当接から保護しつつも、スライダの円滑なスライド移動を可能とし得る構成として好適である。
また、本発明のうち第二の発明は、上面に複数の取り付け穴を有する案内レールと、その案内レール上面に対向してスライド移動可能に跨設されるスライダと、そのスライダのスライド方向での両側に付設されるとともに前記案内レール上面に摺接するリップ部を有するシール部材と、を備える直動案内装置を被取付部に組み付ける方法であって、前記被取付部に当該直動案内装置を組み付ける前に、そのスライダに第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具を装着するシール部材保護具装着工程と、当該直動案内装置を前記被取付部に組み付けた後に、装着されている直動案内装置用シール部材保護具をスライダから取り外すシール部材保護具取り外し工程と、を含むことを特徴としている。
第二の発明に係る直動案内装置の組み付け方法によれば、シール部材保護具装着工程で第一の発明に係る直動案内装置用シール部材保護具をスライダに装着しており、シール部材保護具取り外し工程は、直動案内装置を前記被取付部に組み付けた後に、装着されている直動案内装置用シール部材保護具をスライダから取り外すので、直動案内装置を被取付部に取付けるに際し、シール部材のリップ部を取り付け穴との当接から保護することができる。
ここで、第二の発明に係る直動案内装置の組み付け方法において、前記シール部材保護具装着工程の後に且つ前記シール部材保護具取り外し工程の前に、前記案内レール上面の取り付け穴に埋栓をする取り付け穴埋栓工程を更に含むことは好ましい。
このような構成であれば、取り付け穴埋栓工程では、シール部材保護具装着工程の後に且つ前記シール部材保護具取り外し工程の前に、前記案内レール上面の取り付け穴に埋栓をするので、使用時に、シール部材のリップ部を取り付け穴との当接から確実に保護することができる。
上述のように、本発明によれば、直動案内装置を被取付部に取付けるに際し、シール部材のリップ部を取り付け穴との当接から保護し得る直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
まず、本発明の直動案内装置用シール部材保護具を装着する直動案内装置について説明する。図1は、本発明の直動案内装置用シール部材保護具が装着される直動案内装置の一実施形態であるリニアガイドの説明図であり、同図(a)では、その一部を断面および分解して斜視図にて図示している。また、同図(b)は、同図(a)でのA−A部の横断面図であり、同図(c)は、同図(b)に示す案内レールを被取付部に組み付けるとともに、案内レール上面の取り付け穴に埋栓をした状態を示している。
同図(a)に示すように、このリニアガイド20は、軸方向に延在する案内レール1と、この案内レール1上にスライド移動可能に跨設された横断面が略コの字状のスライダ2とを備えている。案内レール1には、その上面1f側に開口する取り付け穴12が軸方向に沿って複数形成されている。各取り付け穴12は、同図(b)に示すように、上面1f側に開口する座繰り部12aと、その座繰り部12aと同軸に形成されて上下に貫通する貫通孔12bとからなる。そして、この案内レール1を基台等の被取付部Hに取付ける場合には、同図(b)に示すように、この取り付け穴12に取付け用のボルト13を差し込んで被取付部Hに締め付けて取り付けるようになっている。
また、同図(a)に示すように、案内レール1の両側面には、長手方向に沿ったボール案内溝3aが形成され、スライダ2の内側側面には、案内レール1のボール案内溝3aと対向するボール案内溝3bが形成されている。そして、これらボール案内溝3a,3bの間に、複数の転動体であるボール4が転動自在に介装されている。さらに、スライダ2には、ボール案内溝3bと略並行で且つボール4が通行可能な貫通孔5が穿設されており、また、ボール案内溝3bと貫通孔5との間でボール4を案内するために、スライダ2の両端部には、リターンガイド6、及びエンドキャップ7がそれぞれ取り付けられている。
さらに、両側のエンドキャップ7の外側には、サイドシール8がスライド方向での両側に付設されている。このサイドシール8は、案内レール1の上面1fを含む案内レール1との対向面に摺接するリップ部8aを有するシール部材であり、案内レール1に対して摺動可能な状態で設置され、これにより、案内レール1とスライダ2との間に異物が侵入することを防止している。
ここで、このサイドシール8は、案内レール1に接触するリップ部8aを含む部分が熱可塑性エラストマ等の弾性体で形成されており、他の部分は補強用の金属を内包した保護板8bで形成されている。そして、サイドシール8は、複数本(この例では2本)の固定ねじ10によってエンドキャップ7にねじ止めされている。
次に、上述したリニアガイド20のスライダ2に装着されるシール部材保護具の実施形態について詳しく説明する。なお、図2は、第一実施形態のシール部材保護具を説明するための図であり、同図(a)は、そのシール部材保護具の斜視図、同図(b)は、そのシール部材保護具を上述したリニアガイド20のスライダ2に装着しようとするイメージを示す斜視図、また、同図(c)は、そのシール部材保護具をスライダ2に装着した状態を示す斜視図である。
同図(a)に示すように、このシール部材保護具30Aは、いわゆるロールピン形状をなす部材であり、円筒の一部をその軸方向に沿って切断したスリットを有して形成されることで横断面が略U字状をなしている。このシール部材保護具30Aは、素材がばね性をもつ薄板の鋼帯、ないし成形性に優れ低コストな合成樹脂(例えば、ポリアセタール、ポリエチレン等)から形成され、その表面(外周面)は、平滑な面であり、上記サイドシール8のリップ部8aよりも摩擦係数が小さくなっている。
そして、このシール部材保護具30Aは、略U字状の底部に相当する部分が、シール部材のリップ部8aを覆うカバー、つまり、リップ部8aを保護する保護部32になっている。なお、この保護部の幅Wは、前記取り付け穴12の開口部の外径D(図1(b)参照)よりも広い。さらに、このシール部材保護具30Aは、その保護部32に対し、略U字状の両側が一対の装着部34として一体に形成されている。これら一対の装着部34は、スライダ2のスライド方向(図1(a)参照)の両側に且つリップ部8aを覆うように上方に向けて張り出して形成されている。
そして、対向する一対の装着部34同士のつくるスリットの幅Tは、挟持すべきリップ部8aの厚さよりも僅かに狭くなっており、自身の材料がもつばねの力で挟持力をスリットの側に向けて作用させることができるようになっている。これにより、同図(b)および(c)に示すように、サイドシール8を前記スライド方向での両側から挟持して、サイドシール8に着脱可能に装着可能に構成されている。そして、同図(c)に示す装着状態においては、保護部32は、前記案内レール上面1fとサイドシール8のリップ部8aとの間に介装される。これにより、保護部32は、スライダ2に装着されたときに、リップ部8aを取り付け穴12との当接から保護するようになっている。
なお、装着部34は、サイドシール8を、必ずしも挟持力をもって挟持させなくてもよい。すなわち、スリットの幅Tをリップ部8aの厚さよりも広くしてもよい。
次に、この第一実施形態のシール部材保護具30Aの作用・効果について説明する。
このシール部材保護具30Aは、図1(b)に示すように、リニアガイド20を被取付部Hに取付けるに際し、サイドシール8のリップ部8aを取り付け穴12との当接から保護するために用いる。
すなわち、リニアガイド20を被取付部Hに取付けるに際し、まず、被取付部Hにリニアガイド20を組み付ける前に、そのスライダ2に上述したシール部材保護具30Aを、図2(b)〜(c)に示すように、スライド方向両側のサイドシール8に装着する(シール部材保護具装着工程)。この際に、例えば、スライダ2を案内レール1から取り外した状態でサイドシール8にシール部材保護具30Aを装着すれば、容易にシール部材保護具30Aを装着することができる。
このように、シール部材保護具30Aをスライダ2に予め装着しておけば、このシール部材保護具30Aは、サイドシール8のリップ部8aを取り付け穴12との当接から保護する保護部32を有しているので、埋栓Sを行う前の調整段階においてスライダ2をスライド移動させた場合であっても、サイドシール8のリップ部8aが取り付け穴12による窪みの周囲に摺接することを回避可能である。したがって、リニアガイド20を被取付部Hに取付けるに際し、サイドシール8のリップ部8aに傷が付くことを防止できるので、サイドシール8のシール機能が損なわれてしまうことがない。また、その保護部32は、その表面の摩擦係数がサイドシール8のリップ部8aの摩擦係数よりも小さいので、案内レール1の上面1fとの滑りがスムーズになり、シール部材保護具30Aがスライダ2とともに移動し易くなる。
さらに、このシール部材保護具30Aは、保護部32のスライド方向両側に装着部34を設けたことにより、スライダ2をスライド移動させた場合にも、シール部材保護具30Aがリップ部8aから外れるのが阻止され、安定した状態でスライダとともに移動可能である。
さらに、このシール部材保護具30Aは、スライダ2に着脱可能に装着されるようになっているので、上記シール部材保護具装着工程の後に、装着されているシール部材保護具30Aをサイドシール8から簡単に取り外すことができる(シール部材保護具取り外し工程)。
また、特に、スリットの幅Tをリップ部8aの厚さよりも僅かに狭くした場合には、スライダ2を案内レール1から外した状態でも、シール部材保護具30Aを、装着部34によりリップ部8aに挟持力をもって保持させられるので、シール部材保護具装着工程の容易化を図れ、さらに、保持の安定化も図ることができる。
ここで、上記シール部材保護具装着工程の後に且つシール部材保護具取り外し工程の前に、図1(c)に示すように、案内レール上面1fの取り付け穴12に埋栓Sを施すことが好ましい(取り付け穴埋栓工程)。これにより、使用時においても、サイドシール8のリップ部8aを取り付け穴12との当接から確実に保護することができる。
特に、このシール部材保護具30Aによれば、その保護部32が、案内レール上面1fとサイドシール8のリップ部8aとの間に介装されるので、サイドシール8のリップ部8aが取り付け穴12による窪みの周囲に摺接することを回避する上で好適であり、また、この保護部32の幅Wは、取り付け穴12の開口部の外径Dよりも広いので、サイドシール8のリップ部8aが取り付け穴12による窪みの周囲に摺接することを確実に回避できる。
さらに、このシール部材保護具30Aによれば、その保護部32は、サイドシール8のリップ部8aよりも摩擦係数が小さいので、リニアガイド20を被取付部Hに取付ける際に、リップ部8aを取り付け穴12との当接から保護しつつも、スライダ2の円滑なスライド移動を行うことができる。
そして、このシール部材保護具30Aによれば、上記保護部32と一体に形成されて、この保護部32に対して前記スライド方向の両側に且つリップ部8aの側に向けて張り出す一対の装着部34を有しており、これら一対の装着部34が、サイドシール8を前記スライド方向での両側から挟持することによってスライダ2に着脱可能に装着されるようになっているので、簡素な構成でスライダ2に着脱可能に装着することが可能である。そのため、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを低く抑えることができる。
以上説明したように、このシール部材保護具30A、およびこれを用いたリニアガイド20の組み付け方法によれば、リニアガイド20を被取付部Hに取付けるに際し、サイドシール8のリップ部8aを取り付け穴12との当接から保護することができる。
なお、本発明に係る直動案内装置用シール部材保護具、およびこれを用いた直動案内装置の組み付け方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、シール部材保護具30Aが、円筒の一部をその軸方向に沿って切断したスリットを有して形成されることで横断面が略U字状をなしている例で説明したが、これに限定されず、例えば図3に示すように種々の変形が可能である。
例えば図3(a)に示す第一の変形例では、横断面形状が、略三角筒形状をなしており、保護部32および、その保護部32の両側に且つリップ部8aの側に向けて張り出して形成されている一対の装着部34は、いずれも矩形状の平坦面によって形成されている点が上記第一の実施形態とは異なっている。このような構成であっても、上記第一の実施形態のシール部材保護具30A同様の作用および効果を奏することができる。
また、例えば図3(b)に示す第二の変形例では、横断面形状が、略コ字形状をなしており、保護部32および、その保護部32の両側に且つリップ部8aを覆うように上方に向けて張り出して形成されている一対の装着部34は、いずれも矩形状の平坦面によって形成されている点が上記第一の実施形態とは異なっている。なお、この第二の変形例でのスリットの幅T1は、上記第一の実施形態でのスリットの幅Tよりも広くなっており、必ずしも、サイドシール8を前記スライド方向での両側から挟持するものではない。このような構成であっても、サイドシール8を両側から挟持させることによる作用および効果を除き、上記第一の実施形態のシール部材保護具30A同様の作用および効果を奏することができる。
また、例えば図3(c)に示す第三の変形例では、上記第二の変形例同様に、横断面形状が略コ字形状をなし、更に、一対の装着部34同士のつくるスリットの幅T2が、上記第二の変形例でのスリットの幅T1よりも広くなっている。このような構成であっても、当然に、サイドシール8を両側から挟持させることによる作用および効果を除き、上記第一の実施形態のシール部材保護具30A同様の作用および効果を奏することができる。なお、この第三の変形例の場合は、特に装着部34の開口側が広がっている形状のため、サイドシール8からの取り外しを容易に行える利点がある。
また、例えば図3(d)に示す第四の変形例では、矩形形状で平坦な面からなる保護部32を有し、この保護部32の両側が、ロール状に巻回されることによってリップ部8aを覆うように上方に向けて張り出して形成された一対の装着部34になっている。そして、ロール状の一対の装着部34同士の内法T3が、上記第一の実施形態でのスリットの幅Tに対応しており、上記第一実施形態同様に、特に内法T3をサイドシール8のリップ部8aの厚さよりも狭くした場合には、スライド方向での両側から挟持して、サイドシール8に着脱可能に装着可能になっている。したがって、このような構成であっても、上記第一の実施形態のシール部材保護具30A同様の作用および効果を奏することができる。
さらに、上記第一の実施形態のシール部材保護具30Aにおいては、いわばリップ部8a部分近傍のみを覆うようなカバーとした例で説明したがこれに限定されない。すなわち、上記実施形態は、保護部32と一体に形成されて、この保護部32に対して前記スライド方向の両側に且つリップ部8aを覆うように上方に向けて張り出す一対の装着部34を有している例で説明したが、これに限定されず、シール部材のリップ部を保護する保護部を有するとともに、サイドシールに着脱可能に装着されるように形成されており、該保護部は、サイドシールに装着されたときに、リップ部を取り付け穴との当接から保護するようになっていれば、種々の構成を採用することができる。
図4および図5に第二の実施形態を示す。なお、図4(a)は、第二の実施形態のシール部材保護具30Bを説明するための斜視図であり、同図(b)は、第二の実施形態の変形例を説明するための斜視図である。また、図5は、第二の実施形態のシール部材保護具30Bをスライダ2に装着した状態を示す斜視図である。
図4(a)に示すように、この第二の実施形態のシール部材保護具30Bは、上記第一実施形態がいわば「カバー」であったのに対し、「ベルト」状をなしている例である。つまり、このシール部材保護具30Bは、薄肉で摩擦係数がサイドシール8のリップ部8aの摩擦係数よりも小さい合成樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリアセタール等が成形性、低コストからも好ましいが、これらに限られるものではない。)からなるベルト状の部材(帯状体)から形成され、保護部32と、その保護部32と一体に形成されて、保護部32に対して前記スライド方向の両側に延びる一対の延長部34を有し、これら一対の延長部34が、互いに結合されて全体として無端状とされ、図5に装着状態を示すように、サイドシール8を前記スライド方向での両側から囲繞している。なお、このベルト状の部材(帯状体)であるシール部材保護具30Bの長さとしては、サイドシール8に装着するのに十分な余裕を有する長さとするのが好ましい。
ここで、この第二の実施形態のシール部材保護具30Bにおいて、その一対の延長部34の保護部32となる部分とは離間し、且つ図5に示すように装着した際に露出する位置には、幅方向に手で切断可能なミシン目36が設けられている。そして、このシール部材保護具30Bをスライダ2に装着するときには、スライダ2に取り付け前のサイドシール8に袖部からくぐらせて上部へ移動させ、そのままエンドキャップ7と共にサイドシール8を固定ねじ10によりスライダ2に固定すればよく、このシール部材保護具30Bを外すときには、ミシン目36の部分から手で破断させ、引く抜くことで簡単に抜き取り可能になっている。また、図4(b)に示すように、この第二の実施形態の変形例では、第二の実施形態のシール部材保護具30Bに対し、掛け止め用の二つのピン38が一方に形成され、他方には、ピン38に係合可能な掛け止め用の二つの孔39が形成され、これにより、一対の延長部34相互の端部を掛け止めることによってサイドシールに着脱可能に装着されるようになっている点が異なっている。また、掛け止め用のピンおよび孔を形成する代りに、例えば取り付け時に粘着テープによって相互の端部を固定し、取り外し時には、粘着テープを剥がすことによって行ってもよい。
この第二の実施形態のような構成であっても、上記第一実施形態同様の作用および効果を奏する。つまり、第二の実施形態のシール部材保護具30Bを予めサイドシール8に巻き付けた状態でスライダ2に固定しておき、このスライダ2が跨設された案内レール1を被取付部Hに対し必要な調整をして取付けてから埋栓Sをし、その後、シール部材保護具30Bを抜き取るのである。したがって、上述した第一の実施形態同様、リニアガイド20を被取付部Hに取付けるに際し、案内レール1の上面1fとサイドシール8のリップ部8aとの間にシール部材保護具30Bが介在し、リップ部8aを保護するので、サイドシール8のシール機能が損なわれてしまうことがない。また、上述した第一の実施形態同様、簡素な構成でサイドシールに着脱可能に装着することができる。したがって、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを抑える上で好適である。さらに、薄肉の合成樹脂製で変形自在なので、簡単に引き抜くことができるため、取り外し作業をより容易に行うことができる。
なお、一対の延長部34の相互の端部は、必ずしも掛け止め等によって結合させなくてもよい。すなわち、リップ部8aから出ている側の端部がスライダ2をスライド移動させる際などに、作業の邪魔にならないように、例えば指で押さえる等の配慮により、必ずしも相互の端部同士を固定しておかなくても済む。
更に、図6および図7に第三の実施形態を示す。なお、図6(a)は、第三の実施形態のシール部材保護具30Cを説明するための斜視図であり、同図(b)は、第三の実施形態の変形例を説明するための斜視図である。また、図7は、第三の実施形態のシール部材保護具30Cをスライダ2に装着した状態を示す斜視図である。
図6(a)に示すように、この第三の実施形態のシール部材保護具30Cは、薄肉の合成樹脂からなる保護部32が、図7に装着状態を示すように、スライダ2の全長に亘ってベルト状の部材(帯状体)から形成されている。そして、このベルト状の保護部32と一体に形成されて、保護部32に対して前記スライド方向の両側に延びるベルト状の一対の延長部34を有しており、このベルト状の一対の延長部34が、図7に装着状態を示すように、上記第二の実施形態同様に、無端状に結合されている。また、スライダ2およびそのスライド方向両端に取り付けられるサイドシール8,8等をそのスライド方向での両側から囲繞させるとともに、図7に装着状態を示す通り、外部に露出する部分に幅方向に手で切断可能なミシン目36を設けることによって、スライダ2から取り外す際には、ミシン目36の部分から破断させ、引き抜くことにより簡単に抜き取り可能になっている。また、図6(b)に示すように、この第三の実施形態の変形例では、第三の実施形態のシール部材保護具30Cに対し、掛け止め用の二つのピン38が一方に形成され、他方には、ピン38に係合可能な掛け止め用の二つの孔39が形成され、これにより、一対の装着部34相互の端部を掛け止めることによってスライダに着脱可能に装着されるようになっている。なお、掛け止め用のピンおよび孔を省略し、例えば、粘着テープによって端部同士を繋ぐようにしてもよい。また、必ずしも相互の端部同士を結合させなくてもよい。
この第三の実施形態のような構成であっても、上記第二実施形態同様の作用および効果を奏する。つまり、第三の実施形態のシール部材保護具30Cを予めスライダ2に巻き付けた状態で固定しておき、このスライダ2が跨設された案内レール1を被取付部Hに必要な調整をして取付けてから埋栓Sをし、その後、シール部材保護具30Cを抜き取るのである。したがって、上述した第一の実施形態同様、リニアガイド20を被取付部Hに取付けるに際し、サイドシール8のシール機能が損なわれてしまうことがない。そして、簡素な構成でスライダに着脱可能に装着することができる。したがって、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを抑える上で好適である。
更に、図8に第四の実施形態を示す。なお、図8は、第四の実施形態のシール部材保護具30Dを説明するための斜視図である。
同図に示すように、この第四の実施形態のシール部材保護具30Dは、保護部32が、スライダ2の全長に亘るように形成されている。そして、一対の装着部34は、上記図3(d)に示した第四の変形例同様に、ロール状に巻回されることによってリップ部8aの側に向けて張り出して保護部32と一体に形成され、これにより、当該一対の装着部34が、前記スライド方向での両側のサイドシール8,8を外側から挟持することによってスライダ2に着脱可能に装着されるようになっている。この第四の実施形態のような構成であっても、上記第一実施形態同様の作用および効果を奏する。そして、簡素な構成でスライダに着脱可能に装着することができる。したがって、その着脱を容易にするとともに、シール部材保護具の製造をも容易とし、そのコストを抑える上で好適である。
なお、上記各実施形態ないし変形例において、直動案内装置の例としてのリニアガイド20は、シール部材として、スライダ2の両端に一枚ずつサイドシール8を有する例について説明したが、本発明の直動案内装置用シール部材保護具が装着される直動案内装置は、これに限定されない。例えば、特許文献1に示されるような、プロテクタをサイドシールに隣接して少なくとも一枚備えるものについても、上記各実施形態ないし変形例に示す直動案内装置用シール部材保護具を適用することができる。この場合、サイドシールおよびプロテクタを共に挟持、あるいは囲繞させるようにすればよい。なおまた、サイドシールを複数枚重ねて使用する場合等も同様である。
本発明の直動案内装置用シール部材保護具が装着される直動案内装置の一実施形態であるリニアガイドの説明図である。 第一実施形態のシール部材保護具の説明図である。 第一実施形態のシール部材保護具の変形例を説明する斜視図((a)〜(d))である。 第二の実施形態のシール部材保護具を説明するための斜視図である。 第二の実施形態のシール部材保護具をスライダに装着した状態を示す斜視図である。 第三の実施形態のシール部材保護具を説明するための斜視図である。 第三の実施形態のシール部材保護具をスライダに装着した状態を示す斜視図である。 第四の実施形態のシール部材保護具を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 案内レール
2 スライダ
3a,3b ボール案内溝
4 ボール(転動体)
5 貫通孔
6 リターンガイド
7 エンドキャップ
8 サイドシール(シール部材)
10 固定ねじ
12 取り付け穴
20 リニアガイド(直動案内装置)
30A,30B,30C,30D シール部材保護具
32 保護部
34 装着部、延長部
D 取り付け穴の開口部の外径
H 被取付部
S 埋栓
T 一対の装着部の対向隙間
W 保護部の幅

Claims (10)

  1. 上面に複数の取り付け穴を有する案内レールと、その案内レール上面に対向してスライド移動可能に跨設されるスライダと、そのスライダのスライド方向での両側に付設されるとともに前記案内レール上面に摺接するリップ部を有するシール部材と、を備える直動案内装置に用いられるシール部材保護具であって、
    当該シール部材保護具は、前記シール部材のリップ部を保護する保護部を有するとともに、前記スライダとともに移動可能に前記シール部材に装着されるように形成されており、該保護部は、前記スライダに装着されたときに、前記リップ部を前記取り付け穴との当接から保護するようになっていることを特徴とする直動案内装置用シール部材保護具。
  2. 前記保護部は、前記案内レール上面と前記シール部材のリップ部との間に介装されるようになっており、当該保護部の幅は、前記取り付け穴の開口部の外径よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  3. 前記保護部と一体に形成されて、前記保護部に対して前記スライド方向の両側に且つ前記リップ部を覆うように上方に張り出す一対の装着部を有することを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  4. 前記一対の装着部は、前記リップ部の側に向けて張り出し、前記シール部材を前記スライド方向での両側から挟持するようになっていることを特徴とする請求項3に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  5. 前記直動案内装置用シール部材保護具は、前記保護部を含み、前記保護部に対して前記スライド方向の両側に延長された帯状体でなり、且つ前記シール部材の少なくとも一方を前記スライド方向での両側から囲繞させてなることを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  6. 前記帯状体は、無端状に装着されるとともに、その幅方向に切断可能なミシン目を有することを特徴とする請求項5に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  7. 前記帯状体は、前記保護部を挟み且つ前記スライダの外部に露出する位置に配される両端部を有し、相互の端部を掛け止め可能としていることを特徴とする請求項5に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  8. 前記保護部は、前記シール部材のリップ部よりも摩擦係数が小さいことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の直動案内装置用シール部材保護具。
  9. 上面に複数の取り付け穴を有する案内レールと、その案内レール上面に対向してスライド移動可能に跨設されるスライダと、そのスライダのスライド方向での両側に付設されるとともに前記案内レール上面に摺接するリップ部を有するシール部材と、を備える直動案内装置を被取付部に組み付ける方法であって、
    前記被取付部に当該直動案内装置を組み付ける前に、そのスライダに請求項1〜8のいずれか一項に記載の直動案内装置用シール部材保護具を装着するシール部材保護具装着工程と、当該直動案内装置を前記被取付部に組み付けた後に、装着されている直動案内装置用シール部材保護具をスライダから取り外すシール部材保護具取り外し工程と、を含むことを特徴とする直動案内装置の組み付け方法。
  10. 前記シール部材保護具装着工程の後に且つ前記シール部材保護具取り外し工程の前に、前記案内レール上面の取り付け穴に埋栓をする取り付け穴埋栓工程を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の直動案内装置の組み付け方法。
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