JP2009111936A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
コストの上昇を抑えつつ、2画面表示の場合でも高画質な映像が表示可能な技術を提供する。
【解決手段】
フレームレートが異なる複数の映像信号が入力され、かつこれらの映像を一画面上に表示する場合に、一方の映像信号のフレームレートを、他方のフレームレートと等しくなるように、いずれかの映像信号に対して、第1FRC105によって、動き補償型のフレームレート変換処理を行うことを特徴とする。好ましくは、低いフレームレートを持つ映像信号を、これよりも高いフレームレートを持つ映像信号のフレームレートと合せるように、当該低いフレームレートの映像信号に対して動き補償型のフレームレート変換処理を行う。
【選択図】 図1
コストの上昇を抑えつつ、2画面表示の場合でも高画質な映像が表示可能な技術を提供する。
【解決手段】
フレームレートが異なる複数の映像信号が入力され、かつこれらの映像を一画面上に表示する場合に、一方の映像信号のフレームレートを、他方のフレームレートと等しくなるように、いずれかの映像信号に対して、第1FRC105によって、動き補償型のフレームレート変換処理を行うことを特徴とする。好ましくは、低いフレームレートを持つ映像信号を、これよりも高いフレームレートを持つ映像信号のフレームレートと合せるように、当該低いフレームレートの映像信号に対して動き補償型のフレームレート変換処理を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばテレビジョン表示装置等の映像表示装置に係り、特に、複数の異なる映像信号の映像を一画面上に表示する(いわゆる2画面表示)する場合に、表示映像の画質を向上するための技術に関する。
映像表示装置において、入力映像信号のフレームレート(垂直周波数)を所望のフレームレートに変換して表示する技術としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1は、入力映像信号に含まれる複数のフレームから映像の動きを考慮した補間フレームを作成し、この補間フレームを入力映像信号のフレーム列に挿入することによって動画の動きを滑らかにするフレームレート変換処理の技術を開示している。
特許文献1に記載のものは、複数の異なる映像信号の映像を一画面上に表示する(いわゆる2画面表示)場合についてのフレームレート変換処理については考慮されていない。2画面表示時にいずれの映像も上述したような映像の動きを考慮したフレームレート変換処理(以下、このフレームレート変換処理を「動き補償型フレームレート変換処理」と称する)を行わない場合、特に各映像に対応する映像信号のフレームレートが互いに異なる場合(例えば一方の映像信号のフレームレートが50Hzで、他方の映像信号のフレームレートが60Hz)に、モーションジャダーが発生し、見づらい画面となる。
かかるモーションジャダーの発生を抑制するために、2画面表示時にそれぞれの映像について動き補償型フレームレート変換処理を行おうとすると、動き補償型フレームレート変換処理の回路を2系統設ける必要があり、回路構成が複雑になるばかりかコストの上昇につながる。
本発明は、上記の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、コストの上昇を抑えつつ、2画面表示の場合でも高画質な映像が表示可能な技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、特許請求の範囲に記載された構成を特徴とするものである。すなわち、本発明は、フレームレートが異なる複数の映像信号が入力され、かつこれらの映像を一画面上に表示する場合に、一方の映像信号のフレームレートを、他方のフレームレートと等しくなるように、いずれかの映像信号に対して動き補償型のフレームレート変換処理を行うことを特徴とするものである。好ましくは、低いフレームレートを持つ映像信号を、これよりも高いフレームレートを持つ映像信号のフレームレートと合せるように、当該低いフレームレートの映像信号に対して動き補償型のフレームレート変換処理を行うものである。
本発明によれば、コストの上昇を抑えつつ、2画面表示の場合でも高画質な映像が表示可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一の符号が付された要素は同一の機能もしくは動作をもつものとし、その重複した説明は省略するものとする。
先ず、本発明の第1実施例について、図1、4、5、7及び8を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る映像表示装置の第1実施例のブロック図を示している。図1において、例えばデジタルテレビジョン放送信号は、アンテナ100により受信され、チューナ101により所望のチャンネルが選局される。ここで、チューナ101で選局されるデジタルテレビジョン放送信号は、例えばMPEG2により圧縮符号化されたトランスポートストリームであり、映像ストリームと音声ストリーム、更には、当該受信チャンネルのテレビジョン番組に関する情報を含んでいる。このトランスポートストリームは、図示しないデジタル復調器により復調され、かつデジタル復号器により復号され、デジタル映像信号・音声信号としてスイッチ21及びスイッチ22の接点Aにそれぞれ出力される。尚、本実施例において、チューナ101からの映像信号は、例えばフレームレート(垂直周波数)が50Hzの信号であり、以下、第1映像信号と称するものとする。
一方、DVDプレーヤやハードディスクレコーダなどの外部映像出力機器から出力された映像・音声信号は、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)などのデジタルインターフェイスケーブルを介して外部映像入力端子102に入力される。この外部映像入力端子102に入力された信号は、スイッチ21とスイッチ22の接点Bにそれぞれ供給される。尚、本実施例において、外部映像入力端子102に入力される信号は、例えばフレームレート(垂直周波数)が60Hzの信号であり、以下、第2映像信号と称するものとする。また、以下の第1実施例の説明では、入力された信号のうち、映像信号に対する処理についてのみ説明し、音声信号に対する処理についての説明は省略する。
スイッチ21及びスイッチ22は、ユーザにより選択された表示モードに応じて第1映像信号または第2映像信号を選択して出力するものである。本実施例では、この表示モードは、例えば(1)第1映像信号に基づく映像のみを表示する第1単画面表示モード、(2)第2映像信号に基づく映像のみを表示する第2単画面表示モード、及び(3)第1及び第2の映像信号を同一画面上に同時に表示する2画面表示モード、を含むものとする。上記スイッチ21及び22による映像信号の選択は、制御回路であるマイコン109からの制御信号により制御される。各表示モードに対応した各部の動作は後述するものとし、先ずは各部の基本的な動作について説明する。
スイッチ21で選択された第1または第2の映像信号は、第1IP変換回路103に入力される。この第1IP変換回路103は、それに入力された映像信号がインターレース走査形式である場合に、それを順次走査(プログレッシブ走査)形式の信号に変換するものである。以下、このプログレッシブ走査形式への信号処理をIP変換処理と称する。また第1IP変換回路103は、上記2画面表示モードにおいて、主画面(Main)となる映像信号に対してIP変換処理を行うものとする。第2IP変換回路も同様に、スイッチ22で選択された第1または第2の映像信号がインターレース走査形式である場合に、それをプログレッシブ走査形式の信号に変換する。第2IP変換回路104は、上記2画面表示モードにおいて、副画面(Sub)となる映像信号に対してIP変換処理を行うものとする。
第1IP変換回路103でプログレッシブ走査形式に変換された映像信号は、スイッチ23の接点A及びスイッチ24の接点Aに供給される。一方、第2IP変換回路104でプログレッシブ走査形式に変換された映像信号は、スイッチ23の接点B及びスイッチ25の接点Bに供給される。
スイッチ23は、第1IP変換回路からの出力信号と第2IP変換回路からの出力信号とのいずれか一方を、マイコン109からの制御信号に応じて選択して第1フレームレート変換部(Frame Rate Converter。以下、FRCと略す)105に出力する。
第1FRC105は、それに入力された映像信号に対し、前述の動き補償型のフレームレート変換を行うための要素であり、本実施例では、第1FRC105は、映像の動きを考慮して、フレームレートを50Hzから60Hzに変換する機能を備えている。具体的には、第1FRC105は、スイッチ23で選択された映像信号に基づいて補間フレームを作成し、その補間フレームと、スイッチ23で選択された映像信号に含まれえるオリジナルのフレーム列とを組み合わせてフレームレートを変換するものである。
ここで、第1FRC105は、それに入力される映像信号に含まれるオリジナルフレームのうち少なくとも2つのフレームから映像の動きの方向を検出し、その動きの方向を示す直線上に存在する当該2つのフレームの画素データから補間画素を作成する。そして、この補間画素の作成を、補間フレームを構成する全ての画素について行うことで、当該2つのフレーム間に挿入される補間フレームを作成するものである。このようにして作成された補間フレームは、上述のようにスイッチ23で選択された映像信号のオリジナルフレームと組み合わされる。
例えば、スイッチ23からの映像信号に含まれる5枚のオリジナルフレーム列毎に1枚の補間フレームを挿入することで、映像の動きに応じて、当該映像信号のフレームレートを50Hzから60Hzに変換することが出来る。
また、スイッチ23からの映像信号に含まれる5枚のオリジナルフレームのうち、4枚を5枚の補間フレームと置き換えることによって当該映像信号のフレームレートを50Hzから60Hzに変換してもよい。当然、フレームレートが60Hzに変換された信号の各フレームの間隔は、オリジナルの映像信号(フレームレートが50Hzの信号)の各フレームの間隔よりも短くされる。このようにすることによって、映像信号に含まれる5枚のオリジナルフレーム列毎に1枚の補間フレームを挿入する場合よりも、フレームレート変換後の映像をより滑らかにすることが出来る。上述した補間画素及び補間フレームの作成の詳細については、上述した特許文献1に詳細に説明されているので、ここでは、これ以上の詳細な説明は省略するものとする。
第1FRC105により動き補償型のフレームレート変換された映像信号は、スイッチ24の接点B、及びスイッチ25の接点Aに入力される。スイッチ24では、接点Bに入力された第1FRC105からの信号と、接点Aに入力された第1IP変換回路103とのいずれかを選択して第1スケーラ111に供給する。一方、スイッチ25では、接点Aに入力された第1FRC105からの信号と、接点Bに入力された第2IP変換回路104とのいずれかを選択して第2スケーラ112に供給する。これら、スイッチ24及びスイッチ25における映像信号の選択は、表示モードに応じてマイコン109からの制御信号により制御される。
第1スケーラ111及び第2スケーラ112は、必要に応じ、それに入力された映像信号の水平及び/または垂直方向のピクセル数を、映像表示部116における例えばLCD(Liquid Crystal Display)パネルやPDP(Plasma Display Panel)等の固定画素を持つ表示パネルの精細度と一致するように制御する。以下、このような映像信号のピクセル数の制御処理を、スケーリング処理と呼ぶものとする。また、上述した2画面表示モードの際には、第1及び第2スケーラ111及び112は、それぞれ所定の画面サイズに適合するようにスケーリング処理を行う。第1スケーラ111及び第2スケーラ112におけるスケーリング処理は、表示モードに応じてマイコン109からの制御信号により制御される。
第1スケーラ111及び第2スケーラ112によってそれぞれスケーリング処理された映像信号は、合成器113によって合成され、2画面表示の際にそれぞれの映像信号の映像が同一画面上に表示される。上記第1または第2単画面表示モードでは、この合成器113による映像信号の合成は行われない。この合成器113による映像信号の合成も、表示モードに応じてマイコン109からの制御信号により制御される。
合成器113によって合成された映像信号は、第2FRC117によって更なる動き補償型のフレームレート変換処理が為される。この第2FRC117が第1FRC105と異なる点は、第1FRC105がフレームレートを50Hzから60Hzに変換するのに対し、第2FRC117は、フレームレートを60Hzから120Hzに変換する点である。この第2FRC117におけるフレームレート変換は、合成器113からの映像信号に含まれるフレーム列のうち、1つのフレームごとに補間フレームを挿入することでフレームレートを2倍(すなわち120Hz)にしている。この第2FRC117における補間画素並びに補間フレームの作成の仕方は、第1FRC105と同様であるものとする。
このように本実施例では、映像表示装置に入力される映像信号が50Hzの場合に、そのフレームレートを2回アップコンバートすることでフレームレートを120Hzにするものである。この処理は、映像表示部116が有する表示パネルがLCDであり、かつ120Hzのフレームレートに対応して駆動可能である場合に有用である。このようにすることにより、LCD特有の動画のボケ(つまり残像感)を低減することが可能となる。表示パネルがPDPで、かつ60Hzのフレームレートに対応して動作する場合は、第2FRC117は不要である。
第2FRC117からの出力信号は、画質補正回路114によって、コントラスト補正、ガンマ補正、色補正などの各種画質補正処理が為され、パネル駆動回路115に供給される。パネル駆動回路115は、画質補正回路114からの出力信号に基づいて映像表示部116の表示パネルに映像を形成するのに適したタイミングで表示パネルを駆動する。これによって、映像表示部116には入力された映像信号に基づく画像が表示される。
このような構成の映像表示装置は、リモートコントローラ(以下、リモコンと略す)108からのリモコン信号によって制御もしくは操作される。すなわち、リモコン108からのリモコン信号は、リモコン受光部110で受信され、マイコン109に送信される。マイコン109は、受信されたリモコン信号に含まれるコマンドを解析し、この解析したコマンドに基づき各要素を制御する。
本実施例に係る映像表示装置に使用されるリモコンの一例が図4に示される。図4において、電源ボタン1080は、映像表示装置の電源を入れるためのものであり、映像表示装置が待機状態において電源ボタン1080が押されると、マイコン109が起動して動作状態になるとともに、図1に示された各要素に電源が供給され、映像表示部116には、装置に入力された映像信号並びに現在選択されている表示モードに基づき映像が表示される。入力切替ボタン1081は、映像表示装置に入力される映像信号を切り替えるものである。装置の初期状態においては、装置に入力される映像信号はチューナ101で選局されたテレビジョン信号が選択されており、例えば入力切替ボタン1081を一回押すと、入力映像信号がテレビジョン信号から外部入力端子102に入力される映像信号(すなわち外部映像出力機器からの映像信号)に切り替わる。更にもう一回押すと、図示しない別の外部入力端子への入力映像信号、または再びチューナ101で選局されたテレビジョン信号に切り替わる。数字1〜12が付されたボタンはチャンネルボタン1082であり、このチャンネルボタン1082に対する操作によって、それぞれのボタンに付された数字、もしくは複数のボタンに付された数字の組み合わせに対応するチャンネル番号のテレビジョン信号が選択される。
方向キー1084は、映像表示部116に表示された、例えばカーソルを移動するためのものであり、このカーソルを方向キー104で移動させて、例えば表示されたメニュー画面から任意の項目、または複数の画面から任意の一つの画面を選択する。決定ボタン1083は、方向キーで選択された項目または画面に対し、所望の動作を実行させるための決定を行うものであり、例えば表示されたメニュー画面から所望の項目を方向キー1084によって選択し(すなわちカーソルを合わせ)、決定ボタン1083を押すと、その選択された項目に対応する機能、動作を実行する。
音量キー1085は、映像表示装置から出力される音声のボリュームを調整するものである。またチャンネルキー1088は、チャンネルボタン1082に代わってチャンネルを選局するものであり、その上方向ボタンを押すたびにチャンネル番号が1ずつ上がり、下方向ボタンを押すたびにチャンネル番号が1ずつ下がるようになっている。キャンセルボタン1086は、現在実行中の機能や動作を取り消すもので、例えばメニュー画面の表示時にキャンセルボタン1086が押されると、メニュー画面が画面上から消えて通常の画面が表示される。
2画面ボタン1087は、上述した2画面表示モードを実行させるためのボタンである。例えばチューナ101で受信されたテレビジョン信号の映像のみを表示する第1単画面モードにおいて2画面ボタン1087を押すと、外部映像入力端子102に外部映像出力機器からの映像信号が入力されている場合は、例えば図5に示されるような2画面表示モードとなる。この2画面表示モードは、本実施例では例えば2種類のモードを含んでいるものとする。一つは、図5の左側に示されているように、例えば第2映像信号(外部映像入力)を主画面(Main)、すなわち親画面とし、第1映像信号(テレビジョン信号)を親画面より表示サイズの小さい副画面(Sub)、すなわち子画面としたPinP表示モードである。もう一つは、図5の右側に示されているように、第2映像信号の映像をMainとし、第1映像信号の映像をSubとしながらも、それぞれの映像の表示サイズを互いに等しくするとともに、これらを左右に並べて表示する並列表示モードである。この並列表示モードにおいて、各画面のアスペクト比がオリジナルのアスペクト比を保つように、MainとSubの画面の上下には、左右方向に延びる横長の黒帯が付加されている。尚、2画面表示モードにおいて、再度2画面ボタン1087を押すと、第1単画面表示モードに移行するようにしてもよい。また、2画面表示ボタンが押されたときに外部映像入力端子102に映像信号が入力されていない場合は、2画面表示モードに移行しない(すなわち単画面表示モードを継続する)ように制御してもよく、2画面表示モードに移行するも、図5のMain画面をブランク表示とするようにしてもよい。
本実施例では、このように構成された映像表示装置において、2画面表示モードの場合で、かつ第1映像信号(チューナ101で受信したテレビジョン信号)と第2映像信号(外部映像入力端子102に入力される映像信号)とのフレームレートが互いに異なる場合に、第1及び第2映像信号のいずれかフレームレートが低い方の信号(例えばフレームレートが50Hzの第1映像信号)を高い方の信号(例えばフレームレートが60Hzの第2映像信号)のフレームレートに合せるように、第1FRC105でフレームレート変換することを特徴とするものである。以下、この動作の詳細について、上述した各表示モードの動作とともに説明する。
(1)第1単画面表示モードの動作
この表示モードは、上述したように、チューナ101で受信された第1映像信号のみを映像表示装置116の表示画面の全面に表示するモードである。この表示モードの動作について、図7を参照しつつ説明する。尚、このモードは、デフォルトの表示モードであり、電源投入後、リモコン108の入力切替ボタン1081が押されず、かつ2画面ボタン1087が押されない場合は、自動的に第1単画面表示モードとされる。
(1)第1単画面表示モードの動作
この表示モードは、上述したように、チューナ101で受信された第1映像信号のみを映像表示装置116の表示画面の全面に表示するモードである。この表示モードの動作について、図7を参照しつつ説明する。尚、このモードは、デフォルトの表示モードであり、電源投入後、リモコン108の入力切替ボタン1081が押されず、かつ2画面ボタン1087が押されない場合は、自動的に第1単画面表示モードとされる。
ここで、入力された第1映像信号のフレームレートが50Hzであるものとする。第1周波数検出部106は、チューナ101からの映像信号に含まれる同期情報から、第1映像信号にフレームレート(すなわち垂直周波数)が50Hzであると検出する。マイコン109は、この第1周波数検出部106からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第1単画面表示モード)に基づいて、図7に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。図7に示されたテーブルは、例えばマイコン109に内蔵されたメモリに格納される。この場合は、図7の(a)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(a)を参照してスイッチ21〜25をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21及び23は接点Aを、スイッチ22、24及び25は接点Bを選択するように制御する。このような各スイッチへの制御により、第2IP変換回路104には第1映像信号が供給されない状態となる。また、第2映像信号が入力されている状態でも第2映像信号の映像は表示されないようにするため、追加的に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
テーブル(a)による各スイッチへの制御の結果、第1映像信号は、スイッチ21を経由して第1IP変換回路103に供給され、その第1映像信号がインターレース走査形式の場合は第1IP変換回路103によって順次走査形式に変換される。またスイッチ23は接点Aを選択するように制御されているので、第1IP変換回路103からの出力信号は、第1FRC105によって上述したような動き補償型のフレームレート変換処理が施されて、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換される。
この動き補償型のフレームレート変換処理がされた信号は、スイッチ24が接点Bを選択するように制御されているので、第1スケーラ111に入力される。ここで、スイッチ25は接点Bを選択しているが、第2IP変換回路104は非動作状態とされているので、第2スケーラ112の入力信号は0となっている。このため、マイコン109の制御によって、第2スケーラ112は非動作状態となるように制御される。更に、現在の表示モードは単画面表示モードであるため、更にマイコン109によって、合成器113で映像の合成処理が行われないように制御される。
よって、第1FRC105でフレームレート変換された第1映像信号は、第1スケーラ111によって2画面表示モードに適した画面サイズにするためのスケーリング処理(すなわち縮小処理)は施されず、必要に応じ、表示パネルの精細度に応じたスケーリング処理が施される。
このような動作により、第1映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理により、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換されて表示される。これ以降の動作は、前述したとおりであり、ここでは繰り返しの説明は省略する。
一方、入力された第1映像信号のフレームレートが60Hzである場合は、第1周波数検出部106は、チューナ101からの映像信号に含まれる同期情報から、第1映像信号にフレームレート(すなわち垂直周波数)が60Hzであると検出する。マイコン109は、この第1周波数検出部106からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第1単画面表示モード)から、スイッチ21〜25への制御モードを、例えば図7に示された制御テーブルから選択する。この場合は、図7の(b)のテーブルが選択される。テーブル(b)がテーブル(a)と異なる点は、スイッチ23が接点Bを、スイッチ24が接点Aを選択するように制御する点である。他のスイッチの制御についてはテーブル(a)と同一である。
この結果、第1IP変換回路103からの出力信号は、第1FRC105をバイパスし、スイッチ24の接点Aを経由して第1スケーラ111に入力される。第1FRC105には、第2IP変換回路104からの出力信号として、0の信号が入力されるため、フレームレート変換が実行されない。よって、追加的に、マイコン109によって第1FRC105を非動作状態とすることが好ましい。
すなわち、第1映像信号のフレームレートが60Hzの場合は、第1映像信号はフレームレート変換処理されずに、第1スケーラ111によって上述のようなスケーリング処理が施される。これ以降の動作は、第1映像信号のフレームレートが50Hzの場合と同様なので省略する。
このような動作により、第1映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理されずに(つまりフレームレートが60Hzのまま)表示される。
尚、第1周波数検出回路106は、チューナ101からの出力信号からフレームレート(垂直周波数)を検出するようにしたが、第1IP変換回路103からの出力信号から検出するようにしてもよい。また、第1IP変換回路103は、第1映像信号が順次走査形式であれば、順次走査形式変換するための処理は実行しない。
(2)第2単画面表示モードの動作
この表示モードは、上述したように、外部映像入力端子102に入力された第2映像信号のみを映像表示装置116の表示画面の全面に表示するモードである。この表示モードの動作について、図7を参照しつつ説明する。尚、このモードは、第1単画面表示モードにおいて、リモコン108の入力切替ボタン1081が押された場合に第2単画面表示モードとされる。
(2)第2単画面表示モードの動作
この表示モードは、上述したように、外部映像入力端子102に入力された第2映像信号のみを映像表示装置116の表示画面の全面に表示するモードである。この表示モードの動作について、図7を参照しつつ説明する。尚、このモードは、第1単画面表示モードにおいて、リモコン108の入力切替ボタン1081が押された場合に第2単画面表示モードとされる。
ここで、入力された第2映像信号のフレームレートが50Hzであるものとする。第2周波数検出部107は、外部映像入力端子102からの映像信号に含まれる同期情報から、第2映像信号にフレームレート(すなわち垂直周波数)が50Hzであると検出する。マイコン109は、この第2周波数検出部107からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第2単画面表示モード)から、スイッチ21〜25への制御モードを、例えば図7に示された制御テーブルから選択する。この場合は、図7の(c)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(c)を参照してスイッチ21〜25をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、24及び25は接点Bを、スイッチ22及び23は接点Aを選択するように制御する。つまり、テーブル(c)はテーブル(a)に比べ、スイッチ21と22がそれぞれ逆の接点を選択している点で相違し、他のスイッチの選択は同一である。このような各スイッチへの制御により、第2IP変換回路104には第2映像信号が供給されない状態となる。また、第1映像信号の映像は表示されないようにするため、追加的に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
テーブル(c)による各スイッチへの制御の結果、第2映像信号は、スイッチ21を経由して第1IP変換回路103に供給され、その第1映像信号がインターレース走査形式の場合は第1IP変換回路103によって順次走査形式に変換される。またスイッチ23は接点Aを選択するように制御されているので、第1IP変換回路103からの出力信号、すなわちIP変換処理された第2映像信号は、第1FRC105によって上述したような動き補償型のフレームレート変換処理が施されて、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換される。これ以降の動作は、上述したテーブル(a)と同様であるため省略する。
このような動作により、第2映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理により、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換されて表示される。
一方、入力された第2映像信号のフレームレートが60Hzである場合は、第2周波数検出部107は、外部映像入力端子102からの映像信号に含まれる同期情報から、第2映像信号にフレームレートが60Hzであると検出する。マイコン109は、この第2周波数検出部107からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第2単画面表示モード)から、スイッチ21〜25への制御モードを、例えば図7に示された制御テーブルから選択する。この場合は、図7の(d)のテーブルが選択される。テーブル(d)がテーブル(c)と異なる点は、スイッチ23が接点Bを、スイッチ24が接点Aを選択するように制御する点である。他のスイッチの制御についてはテーブル(c)と同一である。
この結果、第1IP変換回路103からの出力信号は、第1FRC105をバイパスし、スイッチ24の接点Aを経由して第1スケーラ111に入力される。第1FRC105には、第2IP変換回路104からの出力信号として、0の信号が入力されるため、フレームレート変換が実行されない。よって、追加的に、マイコン109によって第1FRC105を非動作状態とすることが好ましい。
このような動作により、第2映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理されずに(つまりフレームレートが60Hzのまま)表示される。
すなわち、第2映像信号のフレームレートが60Hzの場合は、第2映像信号はフレームレート変換処理されずに、第1スケーラ111によって上述のようなスケーリング処理が施される。これ以降の動作は、第2映像信号のフレームレートが50Hzの場合と同様なので省略する。
尚、第2周波数検出回路107は、外部入力端子102からの出力信号からフレームレート(垂直周波数)を検出するようにしたが、第1IP変換回路103からの出力信号から検出するようにしてもよい。
(3)2画面表示モードの動作
次に、2画面表示モードの動作について説明する。第1または第2の単画面表示モード時に図4に示されたリモコン108の2画面ボタン1087が押されると、表示モードを第1または第2の単画面表示モードから2画面表示モードに移行される。
(3)2画面表示モードの動作
次に、2画面表示モードの動作について説明する。第1または第2の単画面表示モード時に図4に示されたリモコン108の2画面ボタン1087が押されると、表示モードを第1または第2の単画面表示モードから2画面表示モードに移行される。
まず、第1映像信号としてフレームレートが50Hzの映像信号が、第2映像信号としてフレームレートが60Hzの映像信号が入力されている場合について説明する。このとき、第1周波数検出回路106は、第1映像信号のフレームレートが50Hzであることを検出し、第2周波数検出回路は、第2映像信号のフレームレートが60Hzであることを検出する。そしてマイコン109は、これら周波数検出回路の検出結果、及び現在の表示モードの種類(ここでは2画面表示モード)に応じて、図8に示されたテーブルから上段のテーブル(以下、便宜上「上テーブル」と呼ぶ場合もある)を選択する。図8に示されたテーブルもまた、例えばマイコン109に内蔵されたメモリに格納される。マイコン109は、上テーブルを参照してスイッチ21〜25をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21及び23は接点Bを、スイッチ22、24及び25は接点Aを選択するように制御する。
その結果、フレームレートが50Hzの第1映像信号は、スイッチ22を介して第2IP変換回路104に供給され、第2IP変換回路104によって必要に応じて順次走査形式に変換された後、スイッチ23を介して第1FRC105に供給される。第1FRC105では、このIP変換処理された信号を動き補償型のフレームレート変換処理をしてフレームレートを50Hzから60Hzに変換する。このフレームレート変換された信号は、スイッチ25を経由して第2スケーラ112に供給される。第2スケーラ112では、この動き補償型のフレームレート変換された信号について、2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。例えば図5の左側に示されるPinPモードでは、所定の大きさに設定された副画面のサイズに合うように縮小される。また、図5の右側に示される並列表示モードでは、垂直、水平方向のサイズをそれぞれ半分に縮小する。
一方、フレームレートが60Hzの第2映像信号は、スイッチ21を介して第1IP変換回路103に供給され、第1IP変換回路103によって必要に応じて順次走査形式に変換された後、第1FRC105をバイパスして(フレームレート変換が為されずに)スイッチ24を経由して第1スケーラ111に供給される。
マイコン109は、現在の表示モードが2画面表示モードなので、合成器113を動作させて、第1スケーラ111及び第2スケーラ112からの信号を合成するように制御する。よって、各スケーラでスケーリング処理された映像信号は、合成器113で合成され、先に述べたような処理で2画面表示される。
このような動作の結果、この2画面表示モードにおいて、映像表示装置116には前述したような図5に示される映像が表示される。その一つの例であるPinPモードの場合は、図5の左側に示されるように、親画面(Main)にフレームレートが60Hzの第2映像信号の映像が表示され、その親画面より表示サイズが小さくされた子画面(Sub)にフレームレートが50Hzから60Hzに変換されて動きが滑らかにされた第1映像信号の映像が表示される。またもう一つの例である並列表示モードの場合は、図5の右側に示されるように、主画面(Main)にフレームレートが60Hzの第2映像信号の映像が表示され、その主画面と等しい表示サイズの副画面(Sub)にフレームレートが50Hzから60Hzに変換されて動きが滑らかにされた第1映像信号の映像が表示される。
これとは逆に、第1映像信号としてフレームレートが60Hzの映像信号が、第2映像信号としてフレームレートが50Hzの映像信号が入力された場合、第1周波数検出回路106は、第1映像信号のフレームレートが60Hzであることを検出し、第2周波数検出回路は、第2映像信号のフレームレートが50Hzであることを検出する。そしてマイコン109は、これら周波数検出回路の検出結果、及び現在の表示モードの種類(2画面表示モード)に応じて、図8に示されたテーブルから下段のテーブル(以下、便宜上「下テーブル」と呼ぶ場合もある)を選択する。よって、マイコン109は、下テーブルを参照してスイッチ21〜25をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、24及び25は接点Bを、スイッチ22及び23は接点Aを選択するように制御する。
その結果、フレームレートが60Hzの第1映像信号は、スイッチ22を介して第2IP変換回路104に供給され、第2IP変換回路104によって必要に応じて順次走査形式に変換された後、第1FRC105をバイパスして(フレームレート変換が為されずに)スイッチ25を経由して第2スケーラ112に供給される。第2スケーラ112では、上述したような2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。
一方、フレームレートが50Hzの第2映像信号は、スイッチ21を介して第1IP変換回路103に供給され、第1IP変換回路103によって必要に応じて順次走査形式に変換された後、スイッチ23を介して第1FRC105に供給される。第1FRC105では、このIP変換処理された信号を動き補償型のフレームレート変換処理をしてフレームレートを50Hzから60Hzに変換する。このフレームレート変換された信号は、スイッチ24を経由して第1スケーラ111に供給される。第1スケーラ111では、この動き補償型のフレームレート変換された信号について、上述したような2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。
各スケーラでスケーリング処理された映像信号は、上記の例と同様にして合成器113で合成され、先に述べたような処理で2画面表示される。
この場合は、Sub側の画面には、もともとフレームレートが60Hzの第1映像信号の映像が表示され、Main側の画面には、フレームレートが50Hzから60Hzに変換されて動きが滑らかにされた第2映像信号の映像が表示される。
このように、本実施例によれば、入力される映像信号のフレームレート(垂直周波数)が異なる場合は、いずれか一方のフレームレート、すなわち低い方のフレームレートを高い方のフレームレートに合せるように動き補償型のフレームレート変換を行っているので、コストの上昇を抑えつつ、モーションジャダーを低減させた2画面表示を行うことが可能となる。尚、各IP変換回路は、入力映像信号が既に順次走査形式の場合は、上述の順次走査形式の変換処理は行わないようにすることは、言うまでもない。また、本実施例では、一例として第1映像信号のフレームレートが50Hz,第2映像信号のフレームレートが60Hzの場合を例にして説明したが、これ以外のフレームレートの信号でも適用可能であることは言うまでもない。また、動き補償型のフレームレート変換は、上述の方法以外にも、他の方法も適用され得ることも言うまでもないことである。
次に、本発明に係る映像表示装置の第2実施例について、図2、図9及び図10を参照しつつ説明する。本第2実施例が第1実施例と相違する点は、第1スケーラ111及び第2スケーラ112を第1FRC105の前段に配置している点である。図2において、図1と同一の符号が付されている要素は同一の機能、動作を持つものとして重複した説明を省略する。
図2において、スイッチ53は、第1FRC105からの出力信号と第1IP変換回路103の出力信号とのいずれかを選択して第1スケーラ111に供給する。一方、スイッチ54は、第1FRC105からの出力信号と第2IP変換回路104の出力信号とのいずれかを選択して第2スケーラ112に供給する。第1スケーラ111からの出力信号と第2スケーラ112からの出力信号は、合成器113により合成されて出力される。
スイッチ55は、3つの接点を備えたスイッチであり、合成器113からの出力信号、第1IP変換回路103の出力信号、及び第2IP変換回路104の出力信号のいずれかを選択して出力する。またスイッチ56は、第1FRC105からの出力信号と合成器113からの出力信号のいずれかを選択して画質補正回路114に出力する。
尚、本実施例では、第2FRC117は省略してあるが、必要に応じ第1実施例と同様に設けてよいことは言うまでもない。
上記スイッチ21、22、53〜56は、第1実施例と同様にマイコン109によって制御される。この制御の様子について、図8及び図9を参照しつつ表示モード毎に以下に説明する。
(1)第1単画面表示モードの動作
この表示モードにおいて、チューナ101で受信された第1映像信号のフレームレートが50Hzである場合について説明する。第1周波数検出部106は、チューナ101からの映像信号に含まれる同期情報から、第1映像信号にフレームレート(垂直周波数)が50Hzであると検出する。マイコン109は、この第1周波数検出部106からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第1単画面表示モード)に基づいて、図9に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。図9に示されたテーブルもまた、例えばマイコン109に内蔵されたメモリに格納される。この場合は、図9の(e)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(e)を参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、54及び56は接点Aを、スイッチ22、53及び55は接点Bを選択するように制御する。このような各スイッチへの制御により、第2IP変換回路104には第1映像信号が供給されない状態となる。また、第2映像信号が入力されている状態でも第2映像信号の映像は表示されないようにするため、追加的に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
(1)第1単画面表示モードの動作
この表示モードにおいて、チューナ101で受信された第1映像信号のフレームレートが50Hzである場合について説明する。第1周波数検出部106は、チューナ101からの映像信号に含まれる同期情報から、第1映像信号にフレームレート(垂直周波数)が50Hzであると検出する。マイコン109は、この第1周波数検出部106からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第1単画面表示モード)に基づいて、図9に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。図9に示されたテーブルもまた、例えばマイコン109に内蔵されたメモリに格納される。この場合は、図9の(e)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(e)を参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、54及び56は接点Aを、スイッチ22、53及び55は接点Bを選択するように制御する。このような各スイッチへの制御により、第2IP変換回路104には第1映像信号が供給されない状態となる。また、第2映像信号が入力されている状態でも第2映像信号の映像は表示されないようにするため、追加的に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
テーブル(e)による各スイッチへの制御の結果、第1映像信号は、スイッチ21を経由して第1IP変換回路103に供給され、その第1映像信号がインターレース走査形式の場合は第1IP変換回路103によって順次走査形式に変換される。またスイッチ53は接点Bを選択するように制御されているので、第1IP変換回路103からの出力信号は、第1スケーラ111に供給され、この第1スケーラ111によって表示パネルの精細度に応じたスケーリング処理が施される。一方、スイッチ54は接点Aを選択しているので、第2スケーラ112には非動作状態の第2IP変換回路104からの出力信号、すなわち0の信号が入力される。よって、第2スケーラ112はマイコン109の制御によって非動作状態にされる。また、合成器113もマイコン109の制御によって非動作状態にされるので、第1スケーラ111からの出力信号は合成器113によって別の信号と合成されずに、スイッチ55の接点Bに出力される。
スイッチ55は接点Bを選択するように制御されているので、第1スケーラ111からの出力信号は、スイッチ55を経由してスイッチ第1FRC105に入力される。そして、この第1FRC105によって上述したような動き補償型のフレームレート変換処理が施されて、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換される。
スイッチ56が接点Aを選択するように制御されているので、上記動き補償型のフレームレート変換処理がされた信号は、スイッチ56を経由して画質補正回路114に供給される。以降の動作は上述したものと同じなので、その説明は省略する。
このような動作により、第1映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理により、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換されて表示される。
一方、入力された第1映像信号のフレームレートが60Hzである場合は、第1周波数検出部106は、チューナ101からの映像信号に含まれる同期情報から、第1映像信号にフレームレート(すなわち垂直周波数)が60Hzであると検出する。マイコン109は、この第1周波数検出部106からの検出情報及び現在の表示モードの種類(第1単画面表示モード)から、図9に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。この場合は、図9の(f)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(f)を参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。ここで、テーブル(f)がテーブル(e)と異なる点は、スイッチ56が接点Bを選択するように制御される点である。従って、スイッチ55以前の動作は、第1映像信号のフレームレートが50Hzの場合と同じであるので、その説明は省略する。尚、この例では、マイコン109の制御によって、第1FRC105は非動作状態にされるとともに、上記の場合と同様に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
この結果、第1スケーラ111からの出力信号は、スイッチ56が接点Bを選択しているので、非動作状態の第1FRC105をバイパスしてスイッチ56を経由し、画質補正回路114に供給される。以降の動作は上述したものと同じなので、その説明は省略する。
このような動作により、第1映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理されずに(つまりフレームレートが60Hzのまま)表示される。
(2)第2単画面表示モードの動作
この表示モードにおいて、外部映像入力端子102に入力された第2映像信号のフレームレートが50Hzである場合について説明する。第2周波数検出部107は、外部映像入力端子102からの映像信号に含まれる同期情報から、第2映像信号にフレームレート(垂直周波数)が50Hzであると検出する。マイコン109は、この第2周波数検出部107からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第2単画面表示モード)に基づいて、図9に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。この場合は、図9の(g)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(g)を参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、53及び55は接点Bを、スイッチ22、54及び56は接点Aを選択するように制御する。このような各スイッチへの制御により、第2IP変換回路104には第2映像信号が供給されない状態となる。また、第1映像信号の映像は表示されないようにするため、追加的に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
(2)第2単画面表示モードの動作
この表示モードにおいて、外部映像入力端子102に入力された第2映像信号のフレームレートが50Hzである場合について説明する。第2周波数検出部107は、外部映像入力端子102からの映像信号に含まれる同期情報から、第2映像信号にフレームレート(垂直周波数)が50Hzであると検出する。マイコン109は、この第2周波数検出部107からの検出情報及び現在の表示モードの種類(この例では第2単画面表示モード)に基づいて、図9に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。この場合は、図9の(g)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(g)を参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、53及び55は接点Bを、スイッチ22、54及び56は接点Aを選択するように制御する。このような各スイッチへの制御により、第2IP変換回路104には第2映像信号が供給されない状態となる。また、第1映像信号の映像は表示されないようにするため、追加的に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
テーブル(g)による各スイッチへの制御の結果、第2映像信号は、スイッチ21を経由して第1IP変換回路103に供給され、その第2映像信号がインターレース走査形式の場合は第1IP変換回路103によって順次走査形式に変換される。またスイッチ53は接点Bを選択するように制御されているので、第1IP変換回路103からの出力信号は、第1スケーラ111に供給され、この第1スケーラ111によって表示パネルの精細度に応じたスケーリング処理が施される。一方、スイッチ54は接点Aを選択しているので、第2スケーラ112には非動作状態の第2IP変換回路104からの出力信号、すなわち0の信号が入力される。よって、第2スケーラ112はマイコン109の制御によって非動作状態にされる。また、合成器113もマイコン109の制御によって非動作状態にされるので、第1スケーラ111からの出力信号は合成器113によって別の信号と合成されずに、スイッチ55の接点Bに出力される。
スイッチ55は接点Bを選択するように制御されているので、第1スケーラ111からの出力信号は、スイッチ55を経由してスイッチ第1FRC105に入力される。そして、この第1FRC105によって上述したような動き補償型のフレームレート変換処理が施されて、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換される。
スイッチ56が接点Aを選択するように制御されているので、上記動き補償型のフレームレート変換処理がされた信号は、スイッチ56を経由して画質補正回路114に供給される。以降の動作は上述したものと同じなので、その説明は省略する。
このような動作により、第2映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理により、そのフレームレートが50Hzから60Hzに変換されて表示される。
一方、入力された第2映像信号のフレームレートが60Hzである場合は、第2周波数検出部107は、外部映像入力端子102からの映像信号に含まれる同期情報から、第2映像信号にフレームレート(垂直周波数)が60Hzであると検出する。マイコン109は、この第2周波数検出部107からの検出情報及び現在の表示モードの種類(第2単画面表示モード)から、図9に示されたテーブルから適切なテーブルを選択する。この場合は、図9の(h)のテーブルが選択される。マイコン109は、テーブル(h)を参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。ここで、テーブル(h)がテーブル(f)と異なる点は、スイッチ56が接点Bを選択するように制御される点である。従って、スイッチ55以前の動作は、第2映像信号のフレームレートが50Hzの場合と同じであるので、その説明は省略する。尚、この例では、マイコン109の制御によって、第1FRC105は非動作状態にされるとともに、上記の場合と同様に、マイコン109によって第2IP変換回路104が非動作状態となるように制御される。
この結果、第1スケーラ111からの出力信号は、スイッチ56が接点Bを選択しているので、非動作状態の第1FRC105をバイパスしてスイッチ56を経由し、画質補正回路114に供給される。以降の動作は上述したものと同じなので、その説明は省略する。
このような動作により、第2映像信号のみの映像が、動き補償型のフレームレート変換処理されずに(つまりフレームレートが60Hzのまま)表示される。
(3)2画面表示モードの動作
次に、第2実施形態における2画面表示モードの動作について説明する。まず、第1映像信号としてフレームレートが50Hzの映像信号が、第2映像信号としてフレームレートが60Hzの映像信号が入力されている場合について説明する。
(3)2画面表示モードの動作
次に、第2実施形態における2画面表示モードの動作について説明する。まず、第1映像信号としてフレームレートが50Hzの映像信号が、第2映像信号としてフレームレートが60Hzの映像信号が入力されている場合について説明する。
このとき、第1周波数検出回路106は、第1映像信号のフレームレートが50Hzであることを検出し、第2周波数検出回路は、第2映像信号のフレームレートが60Hzであることを検出する。そしてマイコン109は、これら周波数検出回路の検出結果、及び現在の表示モードの種類(ここでは2画面表示モード)に応じて、図10に示されたテーブルから上段のテーブル(以下、便宜上「上テーブル」と呼ぶ場合もある)を選択する。図10に示されたテーブルもまた、例えばマイコン109に内蔵されたメモリに格納される。マイコン109は、上テーブルを参照してスイッチ21、22、53〜56をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ22は接点Aを、スイッチ21、53、54及び56は接点Bを、スイッチ55は接点Cを選択するように制御する。
その結果、フレームレートが50Hzの第1映像信号は、スイッチ22を介して第2IP変換回路104に供給され、第2IP変換回路104によって必要に応じて順次走査形式に変換される。スイッチ55は接点Cを選択するように制御されているので、第2IP変換回路104の出力信号は、スイッチ55の接点Cを経由して第1FRC105に供給される。第1FRC105では、このIP変換処理された信号を動き補償型のフレームレート変換処理をしてフレームレートを50Hzから60Hzに変換する。このフレームレート変換された信号は、スイッチ54まで戻り、このスイッチ54の接点Bを経由して第2スケーラ112に供給される。第2スケーラ112では、この動き補償型のフレームレート変換された信号について、2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。
一方、フレームレートが60Hzの第2映像信号は、スイッチ21を介して第1IP変換回路103に供給され、第1IP変換回路103によって必要に応じて順次走査形式に変換された後、スイッチ53を介して第1スケーラ111に供給される。第1スケーラ111では、第1IP変換回路103でIP変換された信号について、2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。
マイコン109は、現在の表示モードが2画面表示モードなので、合成器113を動作させて、第1スケーラ111及び第2スケーラ112からの信号を合成するように制御する。よって、各スケーラでスケーリング処理された映像信号は、合成器113で合成され、スイッチ56が接点Bを選択するように制御されているので、スイッチ55を経由せず、スイッチ56を経由して画像補正回路114に供給される。これ以降の動作は先に述べたとおりであり、このような処理で、例えば図5のような2画面表示が為される。
これとは逆に、第1映像信号としてフレームレートが60Hzの映像信号が、第2映像信号としてフレームレートが50Hzの映像信号が入力された場合、第1周波数検出回路106によって第1映像信号のフレームレートが60Hzであることを検出し、第2周波数検出回路は、第2映像信号のフレームレートが50Hzであることを検出する。そしてマイコン109は、これら周波数検出回路の検出結果、及び現在の表示モードの種類(2画面表示モード)に応じて、図10に示されたテーブルから下段のテーブル(以下、便宜上「下テーブル」と呼ぶ場合もある)を選択する。よって、マイコン109は、下テーブルを参照してスイッチ21、22、53〜55をそれぞれ制御する。すなわち、マイコン109は、スイッチ21、56は接点Bを、スイッチ22、53〜55は接点Aを選択するように制御する。
その結果、フレームレートが60Hzの第1映像信号は、スイッチ22を介して第2IP変換回路104に供給され、第2IP変換回路104によって必要に応じて順次走査形式に変換された後、スイッチ54を介して第2スケーラ112に供給される。第2スケーラ112では、第2IP変換回路104でIP変換された信号について、2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。
一方、フレームレートが50Hzの第2映像信号は、スイッチ21を介して第1IP変換回路103に供給され、第1IP変換回路103によって必要に応じて順次走査形式に変換される。スイッチ55は接点Aを選択するように制御されているので、第2IP変換回路104の出力信号は、スイッチ55の接点Aを経由して第1FRC105に供給される。第1FRC105では、このIP変換処理された信号を動き補償型のフレームレート変換処理をしてフレームレートを50Hzから60Hzに変換する。このフレームレート変換された信号は、スイッチ53まで戻り、このスイッチ53の接点Aを経由して第1スケーラ111に供給される。第1スケーラ111では、この動き補償型のフレームレート変換された信号について、2画面表示に適した縮小スケーリング処理を行う。
各スケーラでスケーリング処理された映像信号は、上記の例と同様にして合成器113で合成され、先に述べたような処理で図5に示されるような2画面表示される。
このように、本発明は、第2実施例で説明されたように、スケーラと第1FRC105との接続関係を第1実施例と逆にしても適用することが可能である。単画面モードでは、第1または第2映像信号のいずれもスケーラによるスケーリング処理の後に第1FRC105によるフレームレート変換処理を行うことが可能である。しかしながら、2画面表示モードで第1映像信号と第2映像信号のフレームレートが異なる場合は、互いの周波数を等しくしないと合成器113による合成処理ができない。このため、かかる場合は、第1及び第2映像信号のいずれか低いほうのフレームレートを、他方に合わせる様に(すなわち高くするように)第1FRC105でフレームレート変換した後に、スケーラによるスケーリング処理を施して合成器113による合成処理が為される。
このように、本実施例においても、第1実施例と同様に、入力される映像信号のフレームレート(垂直周波数)が異なる場合は、いずれか一方のフレームレート、すなわち低い方のフレームレートを高い方のフレームレートに合せるように動き補償型のフレームレート変換を行っているので、コストの上昇を抑えつつ、モーションジャダーを低減させた2画面表示を行うことが可能となる。
次に、本発明に係る映像表示装置の第3実施例について、図3及び6を参照しつつ説明する。この第3実施例の回路構成は図1に示した第1実施例をベースとしているが、本実施例は、第1実施例に比べ、音声信号のための回路要素が追加されている点、及び第1FRC105とは異なるフレームレート変換処理部である第1フレームリピータ706及び第2フレームリピータ707が追加されている点で異なっている。本実施例において、音声処理のための回路要素は、第1音声信号入力端子701に入力される第1映像信号に対応する第1音声信号と、第2音声信号入力端子703に入力される第2映像信号に対応する第2音声信号とのいずれかを選択するスイッチ71と、スイッチ71で選択された音声信号を処理する音声信号処理回路704と、音声信号処理回路704で処理された信号を音声として出力するスピーカ705を含む。
更にまた、第1FRC105が、フレームレートを50Hzから60Hzに変換するものではなく、24Hzのフレームレートを持つシネマ信号を60Hzのフレームレートに変換するものである点で、本実施例は第1実施例と異なっている。更にまた、本実施例では、図3に示されるように、2つの映像入力は共に外部映像入力端子としている。
上記フレームレートが24Hzのシネマ信号は、HDMIを用いて外部映像出力機器と映像表示装置とを接続し、この外部映像出力機器で映画コンテンツを再生した場合に、映像表示装置に入力される。
本実施例では、上記のようなシネマ信号に、36枚の補間フレームを付加してそのフレームレートを60Hzに変換するものである。例えばシネマ信号に含まれる2つのオリジナルフレーム列毎に3枚の補間フレームを挿入することにより、60Hzへのフレームレート変換を行っている。ここで、本実施例では、シネマ信号のフレームレートを24Hzから60Hzに変換するためのフレームレート変換処理として、2種類の変換処理を有している。
第1のフレーム変換処理は、第1フレームリピータ706及び第2フレームリピータ707で実行される処理であり、オリジナルフレームと同じ内容の補間フレームを作成してオリジナルフレーム列に挿入する処理である。例えば、オリジナルフレーム列がフレームA、B、Cとなっている場合は、この第1のフレームレート変換モードでは、補間フレームとして各オリジナルフレームと同一の内容を持つ補間フレームA1、B1、B2、C1…を作成する。そして、これらをオリジナルフレーム列に加えることにより、A、A1、B、B1、B2、C、C1…との配列を有する新たなフレーム列を作成する。換言すれば、第1のフレーム変換処理は、シネマ信号に含まれるオリジナルフレームのうち、あるフレームを2回繰り返し、その直後のフレームを3回繰り返し、さらにその直後のフレームを再び2回繰り返すという処理を行うことで、フレームレートを24Hzから60Hzにするものである。換言すれば、かかる第1のフレーム変換処理は、従来からよく知られているテレシネ変換処理である。尚、以下では、この第1のフレームレート変換処理をフレームリピートと称する。
第2のフレームレート変換処理は、第1FRC105で実行される処理であり、上記第1実施例で説明した動き補償型のフレームレート変換処理である。すなわち、かかる変換処理は、オリジナルフレームの複数のフレームから映像の動きに応じて新たな補間画素を作成して補間フレームを作成し、これをオリジナルフレームに挿入する処理である。例えば、オリジナルフレーム列がフレームA、B、Cとなっている場合は、この第2のフレームレート変換モードでは、補間フレームとして、複数(例えば2つの)オリジナルフレームから動きを考慮して作成された補間フレームa1、b1、b2、c1…を作成する。そして、これらをオリジナルフレーム列に加えることにより、例えばA、a1、B、b1、b2、C、c1…との配列を有する新たなフレーム列を作成する。第2のフレームレート変換処理は、フレームリピートと比べ、動きのガタガタ感を低減させて動きを滑らかにすることができる。また、第2のフレームレート変換処理は、映像の動きを検出して補間フレームを作成するためにフレームリピートよりも複雑な処理をする必要があり、このため、第1FRC105はフレームリピータ706及び707よりも高価となる。以下、この第2のフレームレート変換処理を、MFRCと称する。
そして、本実施例は、2画面表示モードにおいて、第1映像入力端子700に入力された第1映像信号、及び第2映像入力端子702に入力された第2映像信号のうち、いずれかMain映像として表示する映像信号について上記のMFRCを施し、更にその映像信号に対応する音声を出力するものである。以下にその詳細について説明するが、先ず、単画面モードの動作を簡単に説明する。尚、以下の説明では、第1映像信号及び第2映像のいずれもシネマ信号とする。
(1)単画面表示モードの動作
単画面表示モードには、第1映像入力端子700に入力された第1映像信号のみを全画面に表示する場合と、第2映像入力端子702に入力された第2映像信号のみを全画面に表示する場合があるが、ここでは、これらを纏めて説明する。
(1)単画面表示モードの動作
単画面表示モードには、第1映像入力端子700に入力された第1映像信号のみを全画面に表示する場合と、第2映像入力端子702に入力された第2映像信号のみを全画面に表示する場合があるが、ここでは、これらを纏めて説明する。
前者の場合は、マイコン109は図7のテーブル(a)を選択して参照し、スイッチ21〜25を制御する。ここでの動作は、先に説明したテーブル(a)の動作と同じであるため、繰り返しの説明は省略する。但し、本実施例では、第1IP変換回路103とスイッチ24との間にフレームリピータ706が挿入されているので、第1IP変換回路103からの出力信号は、第1フレームリピータ706によって上述したフレームリピートが為された後に、第1スケーラ111によってスケーリング処理される。
このようにして、フレームレートが24Hzの第1映像信号は、そのフレームレートが60Hzに変換されて表示画面全面に表示される。また、マイコン109は、スイッチ71が接点Aを選択するよう制御する。このため、第1映像信号に対応する第1音声信号がスイッチ71により選択され、音声処理回路704を経由してスピーカ705から出力される。
後者の場合は、マイコン109は図7のテーブル(c)を選択して参照し、スイッチ21〜25を制御する。ここでの動作は、先に説明したテーブル(c)の動作と同じであるため、繰り返しの説明は省略する。但し、本実施例では、第1IP変換回路103とスイッチ24との間に第1フレームリピータ706が挿入されているので、上記と同様に、第1IP変換回路103からの出力信号は、フレームリピータ706によって上述したフレームリピートが為された後に、第1スケーラ111によってスケーリング処理される。
このようにして、フレームレートが24Hzの第2映像信号は、そのフレームレートが60Hzに変換されて表示画面全面に表示される。また、マイコン109は、スイッチ71が接点Bを選択するよう制御する。このため、第2映像信号に対応する第2音声信号がスイッチ71により選択され、音声処理回路704を経由してスピーカ705から出力される。
ここで、マイコン109によるテーブルの選択は、リモコン装置108の入力切替ボタン1081に連動して為されるようにしてもよい。例えば、入力切替ボタン1081を一回押したら、ユーザは第1映像信号を単画面表示するものとしてマイコン109はテーブル(a)を、2回押したらユーザは第2映像信号を単画面表示するものとしてマイコン109はテーブル(c)を選択する。
(2)2画面表示モードの動作
続いて、2画面表示モードの動作について図6を併用しつつ説明する。第1または第2の単画面表示モード時に図4に示されたリモコン108の2画面ボタン1087が押されると、表示モードを第1または第2の単画面表示モードから2画面表示モードに移行される。ここで、第1映像信号及び第2映像信号のいずれも、フレームレートが24Hzのシネマ信号が入力されているものとする。また、2画面ボタン1087が一回押されたら第1映像信号がMain画面で第2映像信号がSub画面、二回押されたら第2映像信号がMain画面で第1映像信号がSub画面となるものとする。
(2)2画面表示モードの動作
続いて、2画面表示モードの動作について図6を併用しつつ説明する。第1または第2の単画面表示モード時に図4に示されたリモコン108の2画面ボタン1087が押されると、表示モードを第1または第2の単画面表示モードから2画面表示モードに移行される。ここで、第1映像信号及び第2映像信号のいずれも、フレームレートが24Hzのシネマ信号が入力されているものとする。また、2画面ボタン1087が一回押されたら第1映像信号がMain画面で第2映像信号がSub画面、二回押されたら第2映像信号がMain画面で第1映像信号がSub画面となるものとする。
2画面ボタン1087が一回押されたとき、すなわち第1映像信号がMain画面で第2映像信号がSub画面とするときは、マイコン109は図8の上テーブルを選択して参照する。よって、このときの動作は先に述べた図8の上テーブルの動作と同じであるので、第1映像信号に対しては、第1FRC105でMFRCが施される。但し、本実施例では、第1IP変換回路103とスイッチ24との間に第1フレームリピータ706が挿入されているので、第1IP変換回路103からの出力信号、すなわちIP変換処理された第2映像信号は、第1フレームリピータ706によってフレームリピートが為される。
従って、例えば図6の左側にあるPinPモードにおいて、親画面(Main画面)には第1FRC105でMFRCが施されてフレームレートが60Hzに変換された第1映像信号の映像が表示され、他方、子画面であるSub画面には第1フレームリピータ706でフレームリピートされたフレームレートが60Hzに変換された第2映像信号の映像が表示される。このとき、スイッチ71は、第1映像信号がMain画面として選択されているので、第1映像信号に対応する第1音声信号に基づき音声出力するために、接点Aを選択する。かかるスイッチ71における選択は、マイコン109によって制御される。この選択された第1音声信号は音声信号処理回路704に入力され、各種音声信号処理が施されてスピーカ705に出力される。このとき、Main画面には、そのMain画面の映像の音声が出力することを示すアイコン150が示される。
ここで、例えばユーザがリモコン108の2画面ボタン1087を再度押すと、Main画面とSub画面を入れ替えるようにする。このとき、マイコン109は図8の下テーブルを選択して参照する。よって、このときの動作は先に述べた図8の下テーブルの動作と同じであるので、第2映像信号に対しては、第1FRC105でMFRCが施される。但し、本実施例では、第2IP変換回路104とスイッチ25との間に第2フレームリピータ707が挿入されているので、第2IP変換回路104からの出力信号、すなわちIP変換処理された第1映像信号は、第2フレームリピータ707によってフレームリピートが為される。
従って、例えば図6の左側にあるPinPモードにおいて、親画面(Main画面)には第1FRC105でMFRCが施されてフレームレートが60Hzに変換された第2映像信号の映像が表示され、他方、子画面であるSub画面には第2フレームリピータ707でフレームリピートされたフレームレートが60Hzに変換された第1映像信号の映像が表示される。このとき、スイッチ71は、第2映像信号がMain画面として選択されているので、第2映像信号に対応する第2音声信号に基づき音声出力するために、接点Bを選択する。かかるスイッチ71における選択は、マイコン109によって制御される。この選択された第2音声信号は音声信号処理回路704に入力され、各種音声信号処理が施されてスピーカ705に出力される。このとき、Main画面には、そのMain画面の映像の音声が出力することを示すアイコン150が示される。
当然、Sub画面の映像信号に対してMFRCを施してもよい。この場合は、MFRCが施された映像信号に対応する音声を出力するようにする。例えば第2映像信号に対してMFRCを施してSub画面に表示し、第1映像信号に対してフレームリピートを施す場合は、スイッチ21、24及び25は接点Aを、スイッチ22及び23は接点Bを選択するようにマイコン109により制御する。この場合、Main画面に表示される第1映像信号が第1IP変換回路103でIP変換処理された後に、第1フレームリピータ706でフレームリピートされる。一方、Sub画面に表示される第2映像信号が第2IP変換回路104でIP変換処理され、第1FRC105でMFRCが施される。
これによって、Main画面にはフレームリピートされた第1映像信号が、Sub画面にはMFRCが施された第2映像信号が表示される。このとき、スイッチ71は接点Bを選択するように制御される。従って、スピーカからは、Sub画面に表示された第2映像信号に対応する第2音声信号が出力される。この場合、Sub画面の領域内にアイコン150が表示される。
第1映像信号に対してMFRCを施してSub画面に表示し、第2映像信号に対してフレームリピートを施す場合は、スイッチ21及び23は接点Bを、スイッチ22、24及び25は接点Aを選択するようにマイコン109により制御する。この場合、Main画面に表示される第2映像信号が第1IP変換回路103でIP変換処理された後に、第1フレームリピータ706でフレームリピートされる。一方、Sub画面に表示される第1映像信号が第2IP変換回路104でIP変換処理され、第1FRC105でMFRCが施される。
これによって、Main画面にはフレームリピートされた第2映像信号が、Sub画面にはMFRCが施された第1映像信号が表示される。このとき、スイッチ71は接点Aを選択するように制御される。従って、スピーカからは、Sub画面に表示された第1映像信号に対応する第1音声信号が出力される。この場合も、Sub画面の領域内にアイコン150が表示される。
本実施例の2画面表示モードにおける各スイッチの制御テーブルの一例が図11に示される。本実施例は、この図11のテーブルのうち、Main画面/Sub画面に表示したい映像信号と、音声を出力したい映像信号との組み合わせ応じて最適なテーブルが決定されるように構成されている。
Main画面とSub画面の映像入れ替えは、2画面ボタン1087を押すのではなく、例えば方向キー1084でカーソルを子画面(Sub画面)の位置に合わせ、決定ボタン1083を押すことによって行ってもよい。更に、方向キー1084でカーソルを子画面(Sub画面)の位置に合わせ、決定ボタン1083を押した場合、映像を入れ替えずに、Sub画面の映像に対応する音声を出力するようにしてもよい。この場合、アイコン150は、Sub画面の領域内に表示する。
図6の右側に示された並列表示モードも、上述したPinPモードの場合と同様である。但し、並列表示モードの場合は、図6に示されるように、アイコン150は表示画面の情報に位置する黒帯の部分に表示するようにしてもよい。また、この場合も、左右の画面のうち方向キー1084及び決定ボタン1083で選択され決定された画面の映像の音声を出力するようにしてもよい。当然、このときは、音声を出力する映像の近傍にアイコン150を表示する。例えばSub映像の映像に対応する音声を出力する場合は、Sub画面の真上にアイコン150を表示させる。
このような構成によれば、音声を出力する映像、すなわち2つの画面のうちユーザが主として視聴したい方の映像に対して動き補償型のフレームレート変換を行うので、ユーザは、2画面表示モードの場合でも動きが滑らかな映像を視聴することが可能となり、また、それを低コストで行うことが可能となる。
上述した実施形態では、入力映像信号のフレームレートが50Hz、60Hz、24Hzの場合を例にして説明したが、他のフレームレートの信号にも同様に適用可能である。また、第2、第3実施例では、第2FRC117を設けていないが、必要に応じ設けてもよいことは明らかである。
本発明は、フレームレートが異なる2種類以上の映像信号に対応する映像を、一画面上に同時に表示する場合に利用され得るものであり、特に、かかる場合において、少なくともいずれか一つの映像の動きを滑らかに表示したい場合に有用である。
100:アンテナ
101:チューナ
102:外部映像入力端子
103:Main入力側のIP変換機能
104:Sub入力側のIP変換機能
105:高画質フレームレート変換機能
106:の周波数検出機能
107:の周波数検出機能
108:リモコン
109:マイコン
110:リモコン受光機能
111:Main入力側のスケーラ
112:Sub入力側のスケーラ
113:足し算機能
114:画質補正機能
115:パネル駆動機能
116:映像表示装置
117:第2の高画質フレームレート変換機能
150:音声出力側を示すアイコン
700:映像入力端子1
701:音声入力端子1
702:映像入力端子2
703:音声入力端子2
704:音声信号処理機能
705:スピーカ
706:第1のフレームリピータ
707:第2のフレームリピータ
1080:電源ボタン
1081:入力切替ボタン
1082:数字ボタン
1083:決定ボタン
1084:カーソルボタン
1085:音量UP/DOWNボタン
1086:キャンセルボタン
1087:2画面表示ボタン
1088:チャンネルUP/DOWNボタン
101:チューナ
102:外部映像入力端子
103:Main入力側のIP変換機能
104:Sub入力側のIP変換機能
105:高画質フレームレート変換機能
106:の周波数検出機能
107:の周波数検出機能
108:リモコン
109:マイコン
110:リモコン受光機能
111:Main入力側のスケーラ
112:Sub入力側のスケーラ
113:足し算機能
114:画質補正機能
115:パネル駆動機能
116:映像表示装置
117:第2の高画質フレームレート変換機能
150:音声出力側を示すアイコン
700:映像入力端子1
701:音声入力端子1
702:映像入力端子2
703:音声入力端子2
704:音声信号処理機能
705:スピーカ
706:第1のフレームリピータ
707:第2のフレームリピータ
1080:電源ボタン
1081:入力切替ボタン
1082:数字ボタン
1083:決定ボタン
1084:カーソルボタン
1085:音量UP/DOWNボタン
1086:キャンセルボタン
1087:2画面表示ボタン
1088:チャンネルUP/DOWNボタン
Claims (13)
- 映像表示装置において、
第1の映像信号が入力される第1の信号入力部と、
該第1の映像信号とは異なるフレームレートを持つ第2の映像信号が入力される第2の信号入力部と、
前記第1の信号入力部に入力された第1の映像信号と前記第1の信号入力部に入力された第2の映像信号のいずれか一方の映像信号からの動き情報に基づき補間フレームを作成し、該補間フレームを該一方の映像信号のフレーム列に挿入してフレームレートを変換するフレームレート変換部と、
前記フレームレート変換部によりフレームレート変換された映像信号に基づく映像が表示される表示部と、を備え、
前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像とを合せて前記表示部に表示する複数画面表示モードの場合に、前記フレームレート変換部は、前記第1または第2の映像信号のいずれか一方のフレームレートを、他方の映像信号のフレームレートに合せるように変換することを特徴とする映像表示装置。 - 請求項1に記載の映像表示装置において、前記複数画面表示モードは、前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像とをそれぞれ等しいサイズにして並列表示する並列表示モードを含むことを特徴とする映像表示装置。
- 請求項1に記載の映像表示装置において、前記複数画面表示モードは、前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像のいずれか一方を親画面とし、他方を子画面とするPinPモードを含むことを特徴とする映像表示装置。
- 映像表示装置において、
第1のフレームレートを持つ第1の映像信号が入力される第1の信号入力部と、
前記第1のフレームレートよりも高い第2のフレームレートを持つ第2の映像信号が入力される第2の信号入力部と、
前記第1の信号入力部に入力された第1の映像信号と前記第1の信号入力部に入力された第2の映像信号のいずれか一方の映像信号からの動き情報に基づき補間フレームを作成し、該補間フレームを該一方の映像信号のフレーム列に挿入してフレームレートを変換するフレームレート変換部と、
前記フレームレート変換部によりフレームレート変換された映像信号に基づく映像が表示される表示部と、を備え、
前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像とを前記表示部に一画面上に表示する場合に、前記フレームレート変換部は、前記第1の映像信号のフレームレートを、前記第2のフレームレートに変換することを特徴とする映像表示装置。 - 請求項4に記載の映像表示装置において、前記第1の映像信号に基づく映像を単画面表示する場合は、前記フレームレート変換部は、前記第1の映像信号のフレームレートを、前記第2のフレームレートに変換することを特徴とする映像表示装置。
- 請求項4に記載の映像表示装置において、前記第2の映像信号に基づく映像を単画面表示する場合は、前記第2の映像信号に対して前記フレームレート変換部によりフレームレート変換されないことを特徴とする映像表示装置。
- 映像表示装置において、
第1の映像信号が入力される第1の信号入力部と、
第2の映像信号が入力される第2の信号入力部と、
前記第1の信号入力部に入力された第1の映像信号と前記第1の信号入力部に入力された第2の映像信号のいずれか一方の映像信号に基づき補間フレームを作成し、該補間フレームと、該一方の映像信号のオリジナルフレームとを組み合わせて新たなフレーム列の信号を出力するための変換処理を行うフレームレート変換部と、
前記フレームレート変換部により変換処理された映像信号に基づく映像が表示される表示部と、を備え、
前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像とを前記表示部に2画面表示する場合で、かつ該2画面のうち音声を出力するように選択された一方の映像に対応する映像信号がシネマ形式である場合に、前記フレームレート変換部は、該一方の映像に対応する映像信号に対して、前記変換処理を行うことを特徴とする映像表示装置。 - 請求項7に記載の映像表示装置において、前記シネマ形式の映像信号は、フレームレートが24Hzのシネマ信号であり、前記フレームレート変換部は、前記変換処理として、前記シネマ信号に含まれるオリジナルフレーム列に前記補間フレームを挿入して前記24Hzよりも高いフレームレートに変換する処理を行うことを特徴とする映像表示装置。
- 請求項7に記載の映像表示装置において、他方の映像に対応する映像信号が、フレームレートが24Hzのシネマ信号である場合、前記フレームレート変換部は、前記変換処理として、該他方の映像信号に含まれるオリジナルフレームと同一のフレームを前記補間フレームとして生成し、該他方の映像信号に含ま高いフレームレートに変換する処理を行うことを特徴とする映像表示装置。
- 請求項7に記載の映像表示装置において、前記24Hzよりも高いフレームレートは、60Hzであることを特徴とする映像表示装置。
- 請求項7に記載の映像表示装置において、前記一方の映像もしくは該一方の映像の近傍に、音声出力を示すアイコンを付加して表示することを特徴とする映像表示装置。
- 請求項7に記載の映像表示装置において、前記2画面表示は、前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像とをそれぞれ等しいサイズにして並列表示する並列表示モードを含むことを特徴とする映像表示装置。
- 請求項7に記載の映像表示装置において、前記2画面表示は、前記第1の映像信号に基づく映像と前記第2の映像信号に基づく映像のいずれか一方を親画面とし、他方を子画面とするPinPモードを含むことを特徴とする映像表示装置。
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