JP2009107563A - 自動二輪車のサイドミラー、及び自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車のサイドミラー、及び自動二輪車 Download PDF

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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】フロントカウルに対する取付位置の選択の自由度を増大させることができるサイドミラーを提供する。
【解決手段】サイドミラーは、車体の前部を覆うフロントカウルに取り付けられる取付座と、前記取付座により基部が回動可能に支持されるミラーステーと、前記ミラーステーの先端に設けられるミラーと、を備える。そして、前記取付座は、一方向に延伸する形状を有し、前記フロントカウルに取り付けられる基台部41aと、前記基台部41a上に設けられ、前記基台部の長手方向DLに対して前記ミラーステーの回動軸の延伸方向Dpが斜めになるよう前記ミラーステーの基部を支持する支持部とを備える。
【選択図】図13

Description

本発明は、自動二輪車に備えられるサイドミラーの構造に関する。
自動二輪車のサイドミラーは、搭乗者の身長や姿勢に応じて高さを調節したり、必要に応じてサイドミラーを車幅方向の中央側に畳んだりできることが望ましい。従来のサイドミラーには、先端にミラーが取り付けられた棒状のミラーステーの基部が、フロントカウルに取り付けられた取付座によって、回動可能となるよう支持されているものがある(例えば、特許文献1)。通常、このようなサイドミラーを支持する取付座は、一方向に延伸する形状を有している。そして、取付座の両端に、当該取付座をフロントカウルに固定するためのボルトが取り付けられ、ボルトの間に、ミラーステーの基部を回動可能に支持する支持部が設けられている。また、ミラー及びミラーステーを取付座によって確実に支持するため、ミラーステーの回動軸は取付座の延伸方向(長手方向)に対して垂直に設けられるのが一般的である。このような構成によると、搭乗者は、軸を中心としてミラーステーを回動させることで、ミラーの高さを調節したり、ミラーを畳んだりすることができる。
特開2001−71964号公報
ミラーステーやミラーの可動範囲と車体各部とが重ならないようにするため、フロントカウル上の取付座の取付位置は慎重に選択する必要がある。しかしながら、上記従来技術によると、ミラーステーの回動軸が取付座の長手方向に対して垂直に設けられるために、その選択の自由度は小さく、フロントカウルの形状等の見直しが必要となる場合もあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、フロントカウルに対する取付位置の選択の自由度を増大させることができるサイドミラー及びそれを備える自動二輪車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る自動二輪車のサイドミラーは、車体の前部を覆うフロントカウルに取り付けられる取付座と、前記取付座により基部が回動可能に支持されるミラーステーと、前記ミラーステーの先端に設けられるミラーと、を備える。そして、前記取付座は、一方向に延伸する形状を有し、前記フロントカウルに取り付けられる基台部と、前記基台部上に設けられ、前記基台部の長手方向に対して前記ミラーステーの回動軸の延伸方向が斜めになるよう前記ミラーステーの基部を支持する支持部とを備える。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る自動二輪車は、上記サイドミラーを備える。
本発明によれば、基台部の長手方向に対してミラーステーの回動軸の延伸方向が拘束されないので、取付座の取付位置を選択する自由度を増すことができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態の例であるサイドミラー40L,40Rを備える自動二輪車1の側面図である。図2は、自動二輪車1の上部の正面図である。図3は、自動二輪車1の前部の平面図である。図4は、自動二輪車1において左側のサイドミラー40Lが取り付けられた部分の側面図である。図5は、スクリーン25、サイドミラー40L等の分解斜視図である。
図1又は図2に示すように、自動二輪車1は、フレーム2と、カウル20と、スクリーン25と、サイドミラー40R,40Lと、エンジン10と、前輪3と、後輪4とを備えている。
図1に示すように、自動二輪車1の前部には、斜め上下方向に延伸するステアリングシャフト5が配置されている。ステアリングシャフト5は、上下に並ぶ2つのブラケット16,16を介して、斜め上下方向に延伸するフロントフォーク6に取り付けられている。前輪3の車軸は、このフロントフォーク6の下端部によって支持されている。
ステアリングシャフト5は、フレーム2の前端に設けられたヘッドパイプ2aによって回転可能に支持されている。メインフレーム2bは、このヘッドパイプ2aから車体の後部に向かって斜め下方に延伸している。メインフレーム2bの下方には、エンジン10が配置されている。このエンジン10は、メインフレーム2bによって懸架されている。エンジン10の後側には、メインフレーム2bによって支持されたピボット軸8が配置されている。ピボット軸8には、リアアーム9の前端が接続されており、リアアーム9の後端は、後輪4の車軸4aを支持している。エンジン10から出力された駆動力は、不図示のチェーンを介して後輪4に伝達される。
メインフレーム2bの上方には、エンジン10で消費される燃料を蓄える燃料タンク11が配置されている。燃料タンク11の後方には、搭乗者が座るためのシート12が配置されている。
燃料タンク11の前方には、搭乗者の操作に応じて前輪3の向きを変えるハンドル13が配置されている。この例では、ハンドル13の左右の両端部には、搭乗者によって握られるグリップ15L,15Rが配置されている(図2参照)。図3に示すように、ここで説明する例では、ハンドル13は、別体の左バー13Lと右バー13Rによって構成されるセパレートタイプのハンドルであり、グリップ15Lは左バー13Lに設けられ、グリップ15Rは右バー13Rに設けられている。グリップ15L,15Rの前には、搭乗者によって把持されるレバー(例えばクラッチレバー)17とレバー(例えばブレーキレバー)18が配置されている。左バー13Lと右バー13Rは、それぞれ上側のブラケット16を介して、ステアリングシャフト5の上部に接続され(図1参照)、当該ステアリングシャフト5、フロントフォーク6、及び前輪3とともに左右に回転する。ハンドル13の前方には、自動二輪車1の走行速度を表示する車速メータや、エンジン10の回転数を表示するタコメータ等を備える計器14が配置されている。
自動二輪車1は、所謂フルカウルタイプの車両であり、カウル20は、図1に示すように、フロントカウル21と、サイドカウル22と、アンダーカウル23とを含んでいる。
アンダーカウル23は、エンジン10の前に配置され、エンジン10の前側を覆っている。サイドカウル22は、車両の側面視においてエンジン10の前から車体の前部に向かって斜め上方に延伸するように設けられ、車体の前部の左右両側を覆っている。なお、図1においては、車両進行方向(Frの示す方向)に対して左側(以下、単に左側とする)のサイドカウル22のみが描かれている。
フロントカウル21は、車体の前部を覆うカウルであり、前輪3の上方であって、計器14の前に位置している。フロントカウル21は、その下端縁(前端縁)21aから、車体後方に向かって斜め上方に延伸している。また、フロントカウル21は、その幅方向の中央が前方に張り出すように湾曲している。また、図2に示すように、フロントカウル21は、正面視で上方に向かって開く略V字状であり、その中央部に三角形状の切り込み21bが形成されている。
切り込み21bより、車両進行方向に対して右側(以下、単に右側とする)に位置する右側部21Rと、切り込み21bより左側に位置する左側部21Lは、それぞれサイドミラー40R,40Lの下方及びグリップ15R,15Lの下方を通って後方に延伸し、燃料タンク11に達している(図1及び図2参照)。図2に示すように、右側部21Rの上縁21eと左側部21Lの上縁21fの後方には、レバー17,18がそれぞれ位置している。右側部21Rと左側部21Lとには、ヘッドライトカバー24、24がそれぞれ取り付けられている。ヘッドライトカバー24の奥(後方)であって、フロントカウル21の内側には、不図示のヘッドライトが配置されている。
図1又は図2に示すように、スクリーン25は、ハンドル13の前方であって、車幅方向(Wの示す方向)の中央に配置されている。図5に示すように、スクリーン25は、フロントカウル21の切り込み21bの形状に対応する略三角形であり、その縁25dには、取付孔25f,25fが形成されている。この取付孔25f,25fが、フロントカウル21の縁21cに形成された取付孔21d,21dに、ボルト26,26によって固定されることで(図2参照)、スクリーン25は、フロントカウル21の裏側から、当該フロントカウル21に取り付けられている。
図2又は図4に示すように、スクリーン25は、その下端25aから斜め上方に向かって延伸し、その上縁25bは、右側部21Rの上縁21e、左側部21Lの上縁21f、ハンドル13及び計器14より高い位置に達している。後述するように、サイドミラー40L,40Rは、後方に倒すことができ、倒された状態では、スクリーン25の上縁25bの車幅方向の外側(W1の示す方向)に位置する。
フロントカウル21の前方には走行風を整流する整流板30が設けられている。ここで説明する例では、図2又は図4に示すように、整流板30は、車幅方向に長い板状の部材であり、スクリーン25の前に位置している。整流板30は、スクリーン25の前で走行風を整流し、当該走行風がスクリーン25に直接的に当たるのを抑制している。これによって、走行風に乗って飛来する塵や虫等がスクリーン25に付着することが防止されている。
図4に示すように、整流板30は、スクリーン25に前において、その下端縁30aから、当該スクリーン25の表面に沿って斜め上方に延伸している。整流板30は、スクリーン25の上下方向の中央部の前に位置し、当該スクリーン25の表面から離れた位置において支持されている。また、整流板30は、その上下方向の長さがスクリーン25の上下方向の長さより短くなるよう形成され、車両の前後方向においては、スクリーン25の上縁(後端)25bと下端(前端)25aとの間に位置している。整流板30の裏面側には、ステー31が配置され、整流板30は、このステー31によってスクリーン25の前で支持されている。図2に示すように、整流板30の左右両側にサイドミラー40R,40Lが配置され、ステー31は、サイドミラー40R,40Lとともに、ヘッドパイプ2aから前方に延伸するステー2cに固定されている(図4及び図5参照)。
なお、図5に示すように、ステー31は、フロントカウル21の縁21cに取り付けられる基部31aと、当該基部31aから前方に延伸する延伸部31bと、当該延伸部31bの先端から車幅方向に延伸する取付板部31cとを含んでいる。この取付板部31cに整流板30は取り付けられる。
サイドミラー40R,40Lについて説明する。サイドミラー40R,40Lは、搭乗者が車体後方を見るためのものであり、車体前部に左右一対で設けられている。なお、サイドミラー40Rとサイドミラー40Lは、互いに左右対称の構成であるので、ここでは車両進行方向に対して左側のサイドミラー40Lを例にして説明する。図6はサイドミラー40Lの正面図であり、図7は、図6のVII−VII線断面図である。図8乃至図10は、車体に取り付けられた状態のサイドミラー40Lを示し、図8はサイドミラー40Lの平面図であり、図9はサイドミラー40Lの側面図であり、図10はサイドミラー40Lの正面図である。なお、図8乃至図10においては、使用時(搭乗者がサイドミラー40Lによって後方を見る時)の位置に配置されたサイドミラー40Lが実線で描かれ、前方又は後方に倒された状態のサイドミラー40Lが二点鎖線で示されている。
図6に示すように、サイドミラー40Lは、フロントカウル21に取り付けられる取付座41と、取付座41によって支持されるミラーステー42と、ミラーステー42の先端に設けられたミラー43とを備えている。また、ミラーステー42の基部42aには回動軸42bが設けられ、基部42aは、ミラーステー42が回動軸42bの周りを回動可能となるように、取付座41によって支持されている。なお、図7に示すように、この例では、回動軸42bは、ミラーステー42の基部42aに埋め込まれたボルトである。そして、このボルトの端部には、取付座41の支持部41bに設けられたナット45が締め付けられており、これによって、基部42aは支持部41bに取り付けられている。このナット45は、支持部41bに形成された凹部41fに収容されるとともに、外側からキャップ46によって被覆されている。
取付座41は、その長手方向がフロントカウル21の縁21cの延伸方向に向く姿勢で、当該縁21cに取り付けられている(図8参照)。また、取付座41は、側面視ではスクリーン25の上下方向の中央部近傍に位置し(図4参照)、平面視では車幅方向の中央に対して左側(図10においてW1の示す方向)に寄っている。サイドミラー40Lは、その使用時には車幅方向に延伸するように配置される(図10参照)。その時、当該サイドミラー40Lは、グリップ15Lの前方に位置する(図8又は図9参照)。
図11は、取付座41の平面図であり、図12は取付座41を後方から臨む図であり、図13は、図10のXIII−XIII線の断面図である。これらの図に示すように、取付座41は、一方向に延伸する形状の基台部41aを有し、当該基台部41aがフロントカウル21の縁21cに取り付けられている。また、取付座41は、基台部41a上に、上述した支持部41bを有している。この支持部41bは、ミラーステー42が回動軸42bの回りを回動可能となるように、ミラーステー42の基部42aを支持している。
基台部41aがフロントカウル21に取り付けられた状態では、その長手方向(図11においてDLの示す方向)は、車体の略前後方向に向いている(図8参照)。図11に示すように、基台部41aの前部と後部とには、基台部41aの延伸方向に並ぶ2つの取付孔41d,41dが形成され、この取付孔41d,41dには、取付座41をフロントカウル21の縁21cに固定するボルト44,44が挿通されている(図13参照)。
基台部41aは、その後端部41eが前端部41cより車幅方向の外側(W1の示す方向)に位置するように、斜めの姿勢でフロントカウル21に取り付けられている(図11参照)。また、図9に示すように、基台部41aは、その後端部41eの位置が前端部41cの位置より高くなるように、斜めの姿勢でフロントカウル21に取り付けられている。
図11又は図12に示すように、支持部41bは、基台部41aに形成された取付孔41d,41dの間に位置し、基台部41aから上方に立ち上がるように形成されている。図12に示すように、回動軸42bは、支持部41bの幅方向に延伸するように設けられている。ミラーステー42は、回動軸42bに直交する円弧状の軌道を描いて、車体の前側又は後側に動く。
回動軸42bの延伸方向について詳細に説明する。図14と図15は、回動軸42bの延伸方向を説明するための図であり、図14は、基台部41aが取り付けられるフロントカウル21面に対して垂直な方向に、当該基台部41aを見たときの回動軸42bの延伸方向Dpを示している。また、図15は、取付座41を、その長手方向DLに見たときの回動軸42bの延伸方向Dpを示している。
図14に示すように、支持部41bは、基台部41aの長手方向DLに対して、ミラーステー42の回動軸42bの延伸方向Dpが斜めになるように、ミラーステー42の基部42aを支持している。ここで説明する例では、回動軸42bは、車幅方向の中央寄りの位置であって、基台部41aの長手方向DLにおいて前側の位置P1から、車幅方向の外寄りの位置であって長手方向DLにおいて後側の位置P2に延伸するよう設けられている。なお、図14では、この回動軸42bの延伸方向Dpを表すための位置P1は、回動軸42bの中心を通る短手方向の直線Lsより前側の位置である。また、回動軸42bの延伸方向Dpを表すための位置P2は、直線Lsより後側の位置である。また、位置P1は、回動軸42bの中心を通る車幅方向の直線Lwより後側であり、位置P2は直線Lwより前側である。また、図15に示すように、回動軸42bの延伸方向Dpは、車幅方向の中央寄りの位置P1から外寄りの位置P2に向かって、斜め下方に傾斜している。すなわち、車幅方向の中央よりの位置P1が外寄りの位置P2より高くなるように、回動軸42bは設けられている。
ミラーステー42の可動範囲について説明する。ミラーステー42は、その延伸方向が車幅方向に向く使用時の位置から、ミラー43の位置がフロントカウル21の左側部21Lの上縁21fより低くなるまで、回動軸42bを中心にして前方に動かすことができる(図9参照)。この時、ミラーステー42は、当該ミラーステー42と整流板30との干渉を避けるよう、整流板30の車幅方向の端縁30dの側方を通る(図8又は図10参照)。また、図10に示すように、ミラーステー42を前方に倒した状態では、ミラー43の先端部43aは、フロントカウル21の車幅方向の端縁21hより、車幅方向の中央側(W1の示す方向とは反対方向)に位置し、図9に示すように、ミラーステー42は、フロントカウル21に沿った方向に延伸する。なお、ミラーステー42には、このような位置でミラーステー42の回動が止まるように、ストッパー42cが形成されている(図6参照)。
また、ミラーステー42は、上述した使用時の位置から後方に動かすことができる。ミラーステー42を後方に倒した状態では、ミラー43はフロントカウル21の左側部21Lの上縁21fより、後方に位置し(図8参照)、ミラー43の車幅方向の外側の端部43aは、グリップ15Lの端部15aより車幅方向の中央側に位置する(図10参照)。
最後に、サイドミラー40L、及び整流板30を支持するステー31の取付構造について説明する。図5に示すように、ステー31の基部31aには、前後方向に並ぶ2つの取付孔31d,31dが形成されている。また、上述したように、サイドミラー40Lの基台部41aにも、前後方向に並ぶ2つの取付孔41d,41dが形成されている(図11参照)。また、図4に示すように、ヘッドパイプ2aには、前方に延伸するステー2cが取り付けられ、このステー2cの先端部には、ブラケット2dが設けられている。また、図13に示すように、このブラケット2dにも前後に並ぶ2つの取付孔2e,2eが形成されている。また、フロントカウル21の縁21cには、前後方向に長い長孔21gが形成され、この長孔21gの内側に、取付孔31d,31d、取付孔40d,40d、及び取付孔2e,2eが位置している。そして、ステー31の基部31aに形成された取付孔31d,31dと、サイドミラー40Lの取付孔41d,41dと、ブラケット2dの取付孔2e,2eとに、ボルト44,44が挿通され、当該ボルト44,44に、ブラケット2dの裏側からナット47,47が締め付けられている。このようにして、サイドミラー40Lとステー31は、共通のボルト44,44で車体フレーム2及びフロントカウル21に固定されている。
なお、図5に示すように、スクリーン25の縁25dには、ボルト44,44に対応する位置に、略半円形状の切り込み25e,25eが形成されている。図13に示すように、この切り込み25eの縁は、ステー2cのブラケット2dと、フロントカウル21の長孔21gの縁との間に挟まれている。
また、図5又は図13に示すように、ステー31の基部31aと、フロントカウル21の縁21cとの間には、例えばゴムを材料とする、薄い緩衝材35が挟まれている。さらに、図13に示すように、ブラケット2dとフロントカウル21の縁21cとの間にも、例えばゴムを材料とする、緩衝材36が挟まれている。緩衝材36には、当該緩衝材36とブラケット2dとの相対位置がずれるのを防止するための突起部36aが形成されている。この突起部36aは、ブラケット2dに形成された孔2fに嵌められている。また、緩衝材36には、ボルト44,44が挿通される孔36b,36bが形成され、この孔36b,36bの縁は、ボルト44,44の延伸方向に立ち上がっている。孔36b,36bの内側に円筒状のカラー37,37が配置され、このカラー37,37にボルト44,44が挿通されている。なお、ボルト44の頭部には、当該ボルト44の頭部に形成された穴(例えば六角穴)を塞ぐボルトカバー46が嵌められている。
以上説明したサイドミラー40R,40Lは、車体の前部を覆うフロントカウル21に取り付けられる取付座41と、当該取付座41によって、基部42aが回動可能に支持されるミラーステー42と、ミラーステー42の先端に設けられるミラー43とを備えている。そして、取付座41は基台部41aを含み、当該基台部41aは、一方向に延伸する形状を有し、フロントカウル21に取り付けられている。また、取付座41は、基台部41a上に支持部41bを有し、当該支持部41bは、基台部41aの長手方向DLに対してミラーステー42の回動軸の延伸方向Dpが斜めになるようミラーステー42の基部42aを支持している。
このようなサイドミラー40R,40Lによれば、基台部41aの長手方向DLに対してミラーステー42の回動軸42bの延伸方向Dpが拘束されないので、取付座41の取付位置を選択する自由度を増すことができる。
また、サイドミラー40R,40Lでは、基台部41aは、車幅方向の中央に対して一方側(右側又は左側)に寄った位置に取り付けられ、回動軸42bは、車幅方向の中央寄りの位置P1から外寄りの位置P2に向かって、斜め下方に延伸している。これによって、ミラーステー42を後方に動かすことによって、その端部に設けられたミラー43が車幅方向の中央側に移動し、車幅を狭めることができる。
また、サイドミラー40R,40Lでは、基台部41aは、車幅方向の中央に対して一方側に寄った位置に、その長手方向DLが車体の平面視で略前後方向を向くよう取り付けられている。そして、回動軸42bは、車幅方向の中央寄りの位置であって基台部41aの長手方向DLにおいて前側の位置P1から、車幅方向の外寄りの位置であって長手方向DLにおいて後側の位置P2に延伸している。これによって、ミラーステー42を車体後側に倒した場合に、ミラー43を車幅方向の中央寄りに位置させ易くなる。
また、基台部41aには、当該基台部41aの長手方向DLに並ぶよう設けられ、取付座41をフロントカウル21に固定するための2つの取付孔41d,41dが形成されている。そして、支持部41bは、取付孔41d,41dの間に設けられている。これによって、サイドミラー40R,40Lを、取付座41によってより確実に支持できる。
また、自動二輪車1は、フロントカウル21の前方に、前記車体に向かう走行風を整流する整流板30を有している。そして、支持部41bは、ミラーステー42と整流板30との干渉を避けるよう、ミラーステー42の基部42aを支持している。これによって、自動二輪車1が整流板30を備える場合においても、円滑にミラーステー42を動かすことが出来る。
なお、本発明は以上説明したサイドミラー40R,40Lに限られず、種々の変更が可能である。例えば、図14において回動軸42bの延伸方向Dpを説明するにあたり、車幅方向の中央寄りの位置P1は、回動軸42bの中央を通る車幅方向の直線Lwより後側であり、位置P2は直線Lwより前側であった。しかしながら、回動軸42bの延伸方向Dpがさらに傾斜することで、位置P1は直線Lwより前側に位置し、位置P2は直線Lwより後側に位置してもよい。これによって、ミラーステー42を後方に倒した場合に、さらにミラー43を車幅方向の中央側に位置させ易くなる(図10参照)。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車の上部の正面図である。 上記自動二輪車の前部の平面図である。 上記自動二輪車において左側のサイドミラーが取り付けられた部分の側面図である。 サイドミラー、スクリーン、整流板を支持するステーの分解斜視図である。 サイドミラーの正面図である。 図6に示すVII−VII線の断面図である。 車体に取り付けられたサイドミラーの平面図である。 車体に取り付けられたサイドミラーの側面図である。 車体に取り付けられたサイドミラーの正面図である。 サイドミラーが備える取付座の平面図である。 上記取付座を後方から臨む図である。 図10に示すXIII−XIII線の断面図である。 サイドミラーの回動軸の延伸方向を説明するための図である。 サイドミラーの回動軸の延伸方向を説明するための図である。
符号の説明
1 自動二輪車、2 車体フレーム、3 前輪、4 後輪、5 ステアリングシャフト、6 フロントフォーク、7 フロントフェンダ、8 ピボット軸、10 エンジン、11 燃料タンク、12 シート、13 ハンドル、14 計器、20 カウル、21 フロントカウル、22 サイドカウル、23 アンダーカウル、25 スクリーン、30 整流板、31 ステー、35,36 緩衝材、37 カラー、40L,40R サイドミラー、41 取付座、41a 基台部、41b 支持部、42 ミラーステー、42b 回動軸、43 ミラー、44 ボルト、46 ボルトカバー、47 ナット、Dp 回動軸の延伸方向、DL 基台部の長手方向。

Claims (6)

  1. 車体の前部を覆うフロントカウルに取り付けられる取付座と、
    前記取付座により基部が回動可能に支持されるミラーステーと、
    前記ミラーステーの先端に設けられるミラーと、を備え、
    前記取付座は、
    一方向に延伸する形状を有し、前記フロントカウルに取り付けられる基台部と、
    前記基台部上に設けられ、前記基台部の長手方向に対して前記ミラーステーの回動軸の延伸方向が斜めになるよう前記ミラーステーの基部を支持する支持部と、を備える、
    ことを特徴とする自動二輪車のサイドミラー。
  2. 請求項1に記載のサイドミラーにおいて、
    前記基台部は、前記車幅方向の中央に対して一方側に寄った位置に取り付けられ、
    前記回動軸は、前記車幅方向の中央寄りの位置から外寄りの位置に向かって、斜め下方に延伸する、
    ことを特徴とする自動二輪車のサイドミラー。
  3. 請求項1又は2に記載のサイドミラーにおいて、
    前記基台部は、前記車幅方向の中央に対して一方側に寄った位置に、その長手方向が車体の平面視で略前後方向を向くよう取り付けられ、
    前記回動軸は、前記車幅方向の中央寄りの位置であって前記基台部の長手方向において前側の位置から、前記車幅方向の外寄りの位置であって前記長手方向において後側の位置に延伸する、
    ことを特徴とする自動二輪車のサイドミラー。
  4. 請求項1に記載のサイドミラーにおいて、
    前記基台部には、当該基台部の長手方向に並ぶよう設けられ、前記取付座を前記フロントカウルに固定するための少なくとも2つの取付部が形成され、
    前記支持部は、前記2つの取付部の間に設けられる、
    ことを特徴とする自動二輪車のサイドミラー。
  5. 請求項1に記載のサイドミラーを備える自動二輪車。
  6. 請求項5に記載の自動二輪車において、
    前記フロントカウルの前方には、前記車体に向かう走行風を整流する整流板が設けられ、
    前記支持部は、前記ミラーステーと前記整流板との干渉を避けるよう、前記ミラーステーの基部を支持する、
    ことを特徴とする自動二輪車。
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