JP2009105773A - インターホンシステム - Google Patents

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光紀 大島
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和彦 河野
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Abstract

【課題】ロビーインターホンにて防犯異常の報知を受けた住戸人が、侵入者と鉢合わせすることを防止したインターホンシステムを提供する。
【解決手段】ロビーインターホン1と、住戸インターホン2と、制御装置と、住戸内の防犯異常を検知すると検知信号を住戸インターホン2へと送信する防犯センサSとを備え、住戸インターホン2は、検知信号を受信すると異常検知信号を伝送線Lを介して制御装置へと送信するものであり、制御装置は、異常検知信号を受信すると異常検知時刻及び異常検知元の住戸を異常検知情報として記憶部にて記憶し、ロビーインターホン1は、住戸人または訪問者からの解錠操作を受けて共同玄関扉Dを解錠させる解錠制御手段と、前記解錠操作を受けた際に、制御装置から異常検知情報を読み出して、前記解錠操作をした住戸人または訪問者に対して少なくとも異常検知時刻を報知する報知手段とを具備している。
【選択図】図1

Description

本願発明は、集合住宅に納められるインターホンシステムに関する。
従来のインターホンシステムとして、住戸に設置されたセキリュティセンサーが火災発生等の異常を検知した際に、検知した異常の種類及び異常発生箇所をロビーインターホンに表示するものが知られている。このものでは、異常検知の内容を誰もが容易に確認でき、非難等の対応をスムーズに行わせることができる。
特開平6−339144号公報
一方、近時、全国各地でピッキング等による空き巣狙いが多発しており、不法侵入者に対する住戸のセキュリティを強化することが要望されている。前記従来のシステムにおいても、住戸で検知された防犯異常をロビーインターホンに表示することで、帰宅した住戸人にいち早く防犯異常を報知することが考えられる。ただし、この場合は、その表示を見た住戸人がすぐに住戸へ確認に行くことで、住戸内において侵入者と鉢合せするという危険な状態に陥る虞があった。
本願発明は、係る課題を解決するためになしたものであり、その目的は、ロビーインターホンにて防犯異常の報知を受けた住戸人が、侵入者と鉢合わせすることを防止したインターホンシステムを提供することにある。
請求項1に係る発明のインターホンシステムは、集合住宅の共同玄関に設けられるロビーインターホンと、各住戸に設けられロビーインターホンと伝送線で接続された複数の住戸インターホンとを備えており、伝送線を介してロビーインターホンと住戸インターホンとの間で通話可能に構成したインターホンシステムであって、前記伝送線に接続される制御装置と、住戸内の防犯異常を検知すると検知信号を住戸インターホンへと送信する防犯センサとを備え、住戸インターホンは、検知信号を受信すると異常検知信号を伝送線を介して制御装置へと送信するものであり、制御装置は、異常検知情報を受信すると異常検知時刻及び異常検知場所を異常検知情報として記憶部にて記憶しており、ロビーインターホンは、住戸人または訪問者からの解錠操作を受けて共同玄関扉を解錠させる解錠制御手段と、前記解錠操作を受けた際に、制御装置から異常検知情報を読み出して、前記解錠操作をした住戸人または訪問者に対して少なくとも異常検知時刻を報知する報知手段とを具備することを特徴としている。
請求項2に係る発明のインターホンシステムは、請求項1記載のインターホンシステムにおいて、報知手段は、異常検知時刻から報知時までの時間が所定時間以下である場合には、警告メッセージを報知することを特徴としている。
請求項3に係る発明のインターホンシステムは、請求項1または2記載のインターホンシステムにおいて、住戸人または訪問者から提示される各住戸に対応した個別情報を読み取る個別情報読取手段を備えており、解錠制御手段は個別情報読取手段にて読み取られた個別情報が認証された場合に共同玄関扉を解錠させるものであって、報知手段は、認証された個別情報の住戸に対応した異常検知情報のみを報知するようにしたことを特徴としている。
請求項4に係る発明のインターホンシステムは、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインターホンシステムにおいて、管理室に設けられ、ロビーインターホン及び各住戸インターホンと伝送線を介して通話可能に構成した管理室親機を備えており、制御装置は、管理室親機と一体に備えたことを特徴としている。
請求項1に係る発明のインターホンシステムによれば、ロビーインターホンから異常検知時刻及び異常検知元の住戸が報知されるため、それを聞いた住戸人または訪問者は、異常検知時刻が現在時刻に近い場合にはすぐに住戸に行くのを止めるといった対応をとることで、住戸内での侵入者との鉢合せを回避することが可能となる。また、住戸人または訪問者の解錠操作を受けて異常検知情報を報知するため、共同玄関扉を通過する住戸人または訪問者に確実に異常検知情報を報知することができる。
請求項2に係る発明のインターホンシステムによれば、異常検知時刻から報知時までの時間が所定時間以下である場合には、警告メッセージを報知するため、住戸人及び訪問者が侵入者と鉢合わせするのを防止することができる。
請求項3に係る発明のインターホンシステムによれば、住戸人または訪問者から提示された個別情報の住戸に対応する異常検知情報のみを報知するため、防犯異常の検知されていない住戸に向かう人に対しての不要な報知を防ぐことができる。
請求項4に係る発明のインターホンシステムによれば、制御装置を管理室親機と一体に備えたことで、防犯異常情報を管理室親機で一括管理することができる。更に、既存の管理室親機と制御装置とを一体化するため、別体で備えるのに比べて、省スペース化が図れると共に施工も容易になるものである。
図1〜4は、本願発明の第一実施形態であるインターホンシステムを示している。このものは、集合住宅の共同玄関に設けられるロビーインターホン1と、各住戸に設けられロビーインターホン1と伝送線Lで接続された複数の住戸インターホン2とを備えており、伝送線Lを介してロビーインターホン1と住戸インターホン2との間で通話可能に構成している。
そして、伝送線Lに接続され管理室親機3と一体となった制御装置と、住戸内の防犯異常を検知すると検知信号を住戸インターホン2へと送信する防犯センサSとを備え、住戸インターホン2は、検知信号を受信すると異常検知信号を伝送線Lを介して制御装置へと送信するものであり、制御装置は、異常検知信号を受信すると異常検知時刻及び異常検知元の住戸を異常検知情報として記憶部にて記憶する。そして、ロビーインターホン1は、住戸人または訪問者からの解錠操作を受けて共同玄関扉Dを解錠させる解錠制御手段と、前記解錠操作を受けた際に、制御装置から異常検知情報を読み出して、前記解錠操作をした住戸人または訪問者に対して少なくとも異常検知時刻を報知する報知手段とを具備している。
また、報知手段は、異常検知時刻から報知時までの時間が所定時間以下である場合には、警告メッセージを報知する。更に、住戸人または訪問者から提示される個別情報の住戸に対応した個別情報を読み取る個別情報読取手段を備えており、解錠制御手段は個別情報読取手段にて読み取られた個別情報が認証された場合に共同玄関扉Dを解錠させるものであって、報知手段は、読み取られた個別情報の住戸に対応した異常検知情報のみを報知する。
以下、この実施形態のインターホンシステムを、より具体的詳細に説明する。図1は、本発明の実施例の概略構成を説明するシステム図である。このインターホンシステムは、集合住宅の各住戸に配置され、ドアホン子器4(カメラ付ドアホン)および防犯センサSを接続した住戸インターホン2と、管理人室等に配置され、住戸インターホン2の異常検知信号を受信する管理室親機3と、集合住宅の共同玄関に設置されたロビーインターホン1とを伝送線Lおよび分岐器5を介して接続した基本構成となっている。
このインターホンシステムは、従来のインターホンシステムと同様の基本機能を有する。すなわち、ロビーインターホン1から指定した住戸の住戸インターホン2、或いは、管理室親機3を呼び出して相互通話することができる。また、ロビーインターホン1は、個別情報読取装置Rを内蔵しており、住人または訪問者からカードキーの提示を受けID認証することで、共同玄関扉Dの電気錠を解錠させるものである。
また、住戸インターホン2には、火災を検知するための熱センサ、煙センサ、ガス漏れを検知するためのガスセンサ、不審者の侵入行為等の防犯異常を検知する防犯センサS等が接続されており、それらのセンサが異常を検知したときには、住戸インターホン2が音声等で住人に報知すると共に、異常検知された旨の信号が管理室親機3に送信される。管理室親機3は、その信号を受信すると、ブザー等を鳴動させて管理人に報知する、外部機関に移報する等の処理を行う。
防犯センサSは、住戸の玄関ドアや窓等を監視するものであり、住戸のドアや窓が解放されると異常として検出する。具体的な防犯センサSとしては、例えば、磁石により玄関ドアや窓の開閉を検知するマグネットスイッチ、電気錠がピッキング等によりID認証なしで解錠されたことを検知する電気錠制御装置等があるが、その他、種々の防犯センサSを用いることができる。
図2は、ロビーインターホン1の概略構成を説明するブロック図である。このロビーインターホン1は、全体の制御を行う制御部11と、伝送線Lが接続されることで住戸インターホン2や管理室親機3との間で制御、映像、音声等の各信号を送受信する伝送送受信部12と、呼出先の住戸インターホン2若しくは管理室親機3との間でマイク13Mとスピーカ13Sを使用したハンズフリー通話をするための通話処理部13と、来客者を撮影するカメラ14Cと、カメラでの撮影によって形成された映像信号を制御する映像処理部14と、住戸番号を指定するための番号キーや呼出釦を有する操作部15と、液晶ディスプレイ等で構成され異常検知情報等を表示する表示部16と、異常検知情報や警告メッセージからなる報知音を生成してスピーカに出力する報知音生成部17と、共同玄関扉Dの電気錠を制御する電気錠制御装置Kに接続される電気錠接続部18と、カードキーから個別情報を読み取る個別情報読取装置Rと、を備えている。
ここで、少なくとも集合住宅の住人は、住戸別に設定されたID(個別情報)が記憶されたカードキーを所有しており、共同玄関扉Dの解錠操作は、個別情報読取装置RにカードキーをかざしIDを読み取らせることによって行われる。そして、読み取られたIDは管理室親機3にて照合され、そのIDが共同玄関扉Dの解錠を許可されたIDであればそのIDは認証され、制御部11は電気錠制御装置Kに解錠信号を送信し共同玄関扉Dを解錠させる。なお、ID認証時に、制御装置において認証IDに対応する異常検知情報が記憶されていた場合には、報知音制御部17が制御され、異常検知情報や警告メッセージからなる報知音をスピーカ13Sから鳴動させる。
したがって、このインターホンシステムにおいて、制御部11が解錠制御手段となり、制御部11、報知音生成部17及びスピーカ13Sが報知手段となる。なお、ID(個別情報)の記憶媒体は、カードキーに限定されるものではなく、例えば、携帯電話や静脈等の人体情報を用いたものであってもよい。また、個別情報読取装置Rは、ロビーインターホン1とは別体に備えていてもよい。
図3は、住戸インターホン2の概略構成を説明するブロック図である。住戸インターホン2は、全体の制御を行う制御部21と、管理室親機3やロビーインターホン1と伝送線Lで接続される伝送送受信部22と、ドアホン子器4やロビーインターホン1、管理室親機3との相互通話ができるよう制御をする通話処理部23と、通話処理部23に接続され音声を入出力するマイク23M及びスピーカ23Sと、ドアホン子器4やロビーインターホン1からの映像を映し出し液晶表示器等で構成されたモニタ24Mと、入力された映像信号を制御しモニタ24Mに映像信号を出力して表示させる映像処理部24と、各種操作キー等で構成された操作部25と、ドアホン子器4が接続される子器接続部26と、防犯センサSが接続されるセンサ接続部27と、を備えている。
センサ接続部27に接続される防犯センサSは、防犯異常を検知すると検知信号を住戸インターホン2へと送信するものであり、検知信号を受信した住戸インターホン2は、異常検知信号を管理室親機3へと送信する。なお、防犯センサSは、検知信号を住戸インターホン2へ無線送信するものであってもよい。
図4は、管理室親機3の基本構成の一例を示す図であり、管理室親機3は、全体の制御を行う制御部31と、伝送線Lが接続され各種信号を送受信するための伝送送受信部32と、通話部33と、警報表示等を行う表示部34と、種々の操作を行う操作部35と、異常検知情報やID情報が記憶される記憶部36と、住戸における異常発生を報知するための警報音や警報メッセージを生成してスピーカ(不図示)から送出する警報音生成部37とを備えている。
住戸内にて防犯異常が検知され、住戸インターホン2から異常検知信号が送信された場合は、制御部31において異常検知された住戸番号または対応するIDが判別されると共に、制御部31の具備する計時部(不図示)にて異常検知時刻が特定され、これらの情報が異常検知情報として記憶部36に記憶される。なお、異常検知時刻は、防犯センサS或いは、住戸インターホン2が具備する計時部にて計時するものであってもよい。
また、記憶部36には、共同玄関扉Dの解錠を許可するIDからなるID情報が記憶されており、個別情報読取装置Rで読み取られたIDはこのID情報と照合することで認証される。以下、管理室親機3でのID認証手順について、図5を用いて具体的に説明する。
まず、個別情報読取装置Rで読み取られたIDを受信すると(S01)、そのIDと記憶部に記憶されたID情報とを照合する(S02)。そして、受信したIDが共同玄関扉Dの解錠を許可されていないIDであれば、非認証信号をロビーインターホン1へ送信する(S03)が、許可されたIDであれば、そのIDは認証され、次に異常検知情報の有無が確認される(S04)。異常検知信号の有無は、受信したIDに対応した異常検知情報を確認するか、IDに対応する住戸番号を判別し、その住戸番号に対応した異常検知情報を確認することによって行われる。そして、記憶部36において、対応する異常検知情報がない場合は、認証信号のみをロビーインターホン1へ送信する(S05)。
一方、対応する異常検知情報がある場合は、次に侵入警戒状態か否かの確認が行われる(S06)。侵入警戒状態の確認は、計時部で計時された現時刻と、異常検知情報として記憶されている異常検知時刻との差を制御部31にて計算し、その差が、所定の時間(例えば、10分)以下であれば、侵入警戒状態であるとされる。そして、侵入警戒状態でないとされた場合は、認証信号及び異常検知情報がロビーインターホン1に送信され(S07)、侵入警戒状態である場合は、上記に加えて侵入警戒信号が送信される(S08)。
次に、このインターホンシステムにおいて、異常検知がなされてから、異常検知情報が報知されるまでの一連のフローについて、図6を用いて説明する。まず、防犯センサSが侵入者を検知すると検知信号が送信され、住戸インターホン2にて受信される(S11)。検知信号を受信した住戸インターホン2は、異常検知信号を生成し管理室親機3へと送信する(S12)。管理室親機3は、異常検知信号を受信すると(S13)、制御部31にて異常検知元の住戸番号及び異常検知時刻を判別し、それらの情報が異常検知情報として記憶部36に記憶される(S14)。
そして、異常検知された住戸の住人が帰宅し、ロビーインターホン1の個別情報読取装置Rにカードキーをかざすと、カードキーに記憶されたIDが読み取られ(S15)、読み取られたIDは管理室親機3へと送信される(S16)。IDを受信した管理室親機3は、上述した図5の手順でID認証、異常検知情報の確認、侵入警戒状態の確認がなされる(S18)。そして、管理室親機3の記憶部に記憶された異常検知情報が、ロビーインターホン1へと送信される(S19)。この時、侵入警戒状態であれば侵入警戒信号も一緒に送信される。
異常検知情報を受信したロビーインターホン1は(S20)、異常検知された住戸番号及び、異常検知時刻を表示部16にて表示すると共に、スピーカ13Sから、例えば、「○時○分に○号室で、侵入者を検知しました。」といったメッセージを音声出力する(S21)。ただし、IDに対応した異常検知情報のみを報知するので、住戸番号(○号室)の報知については省略することができる。
また、この時、侵入警戒信号も一緒に受信していた場合は、例えば、「侵入者がまだ住戸内にいる可能性があります。住戸内に戻るのは危険です。」といった警告メッセージをスピーカ13Sから出力する。最後に、ロビーインターホン1は、共同玄関扉Dを解錠するよう制御するが(S22)、侵入警戒状態の場合は、共同玄関扉Dの解錠を中止することで、住人と侵入者の住戸内での鉢合せを確実に防ぐようにしてもよい。
したがって、この実施形態のインターホンシステムにおいては、ロビーインターホン1から異常検知時刻及び異常検知元の住戸番号が報知されるため、それを聞いた住戸人または訪問者は、異常検知時刻が現在時刻に近い場合にはすぐに住戸に行くのを止めるといった対応をとることで、住戸内での侵入者との鉢合せを回避することが可能となる。また、住戸人または訪問者の解錠操作を受けて異常検知情報を報知するため、共同玄関扉Dを通過する住戸人または訪問者に確実に異常検知情報を報知することができる。
また、異常検知時刻から報知時までの時間が所定時間以下である場合には、警告メッセージを報知するため、住戸人及び訪問者が侵入者と鉢合わせするのを防止することができる。更に、住戸別に設定されたIDに対応する住戸番号が記憶された異常検知情報のみを報知するため、防犯異常の検知されていない住戸に向かう人に対しての不要な報知を防ぐことができる。
また、制御装置を管理室親機3と一体に備えたことで、防犯異常情報を管理室親機3で一括管理することができる。更に、既存の管理室親機3と制御装置とを一体化するため、別体で備えるのに比べて、省スペース化が図れると共に施工も容易になるものである。
ところで、上述した第一実施形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてもよいものである。例えば、第一実施形態において制御装置は、管理室親機3と一体に備えているが、ロビーインターホン1と一体に備えることもできるし、単独で伝送線L上に備える構成でもよい。
また、ID情報は、管理室親機3で記憶している必要はなく、個別情報読取装置R、ロビーインターホン1、制御装置、或いは他の機器が記憶しており、IDの照合、認証作業は上記記憶場所にて行うものであってもよい。
また、第一実施形態においては、読み取られたIDに対応する異常検知情報があった時にのみロビーインターホン1から異常検知情報を出力する構成となっているが、読み取られたIDに関係なくID認証時に全ての異常検知情報を出力する構成としてもよい。この場合は、一の住戸で防犯異常が検知されたことを、他の住戸の住人に対しても知らせることでる。また、防犯異常が検知された近隣の住戸に限定して異常検知情報を出力する構成とすれば、無駄な警報を防ぐことができより効果的である。
また、共同玄関扉Dの解錠操作については、ロビーインターホン1に設けられた鍵穴に鍵を差し込むことによって解錠するものであってもよい。この場合は、個別情報読取装置Rは不要となり、ID認証のプロセスも不要になるので、低コストなシステムとなる。
本願発明に係る第1実施形態のインターホンシステムの概略構成を説明するシステム図。 同実施形態のロビーインターホンを示すブロック図。 同実施形態の住戸インターホンを示すブロック図。 同実施形態の管理室親機を示すブロック図。 管理室親機でのID認証手順を示すフロー図。 同実施形態の全体の動作を示すフロー図。
符号の説明
1 ロビーインターホン
11 制御部(解錠制御手段、報知手段)
13S スピーカ (報知手段)
17 報知音生成部(報知手段)
2 住戸インターホン
3 管理室親機(制御装置)
D 共同玄関扉
L 伝送線
R 個別情報読取装置
S 防犯センサ

Claims (4)

  1. 集合住宅の共同玄関に設けられるロビーインターホンと、各住戸に設けられロビーインターホンと伝送線で接続された複数の住戸インターホンとを備えており、伝送線を介してロビーインターホンと住戸インターホンとの間で通話可能に構成したインターホンシステムであって、
    前記伝送線に接続される制御装置と、住戸内の防犯異常を検知すると検知信号を住戸インターホンへと送信する防犯センサとを備え、
    住戸インターホンは、検知信号を受信すると異常検知信号を伝送線を介して制御装置へと送信するものであり、制御装置は、異常検知情報を受信すると異常検知時刻及び異常検知場所を異常検知情報として記憶部にて記憶しており、
    ロビーインターホンは、住戸人または訪問者からの解錠操作を受けて共同玄関扉を解錠させる解錠制御手段と、前記解錠操作を受けた際に、制御装置から異常検知情報を読み出して、前記解錠操作をした住戸人または訪問者に対して少なくとも異常検知時刻を報知する報知手段とを具備することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 報知手段は、異常検知時刻から報知時までの時間が所定時間以下である場合には、警告メッセージを報知することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 住戸人または訪問者から提示される各住戸に対応した個別情報を読み取る個別情報読取手段を備えており、解錠制御手段は個別情報読取手段にて読み取られた個別情報が認証された場合に共同玄関扉を解錠させるものであって、報知手段は、認証された個別情報の住戸に対応した異常検知情報のみを報知するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のインターホンシステム。
  4. 管理室に設けられ、ロビーインターホン及び各住戸インターホンと伝送線を介して通話可能に構成した管理室親機を備えており、制御装置は、管理室親機と一体に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインターホンシステム。
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