JP2009105161A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適量の接合材料の位置決めが容易で且つ接合材料によるLEDチップの電極間の短絡を防止できる発光装置を提供する。
【解決手段】LEDチップ1は、両面に電極が形成されており、実装基板2側とは反対側の一方の電極がボンディングワイヤ14を介して導体パターン21と電気的に接続され、実装基板2側の電極が接合材料(半田など)からなる接合部12を介してマウント部25bに接合されて電気的に接続されている。発光装置Aは、実装基板2においてダイボンド部を構成するマウント部25bの表面に、接合部12の上記接合材料の一部を溜める接合材料溜め用凹部25cが形成されている。しかして、発光装置Aの製造にあたって、実装基板2へLEDチップ1を実装する際には、接合材料溜め用凹部25cへ上記接合材料の塊を配置し、LEDチップ1を載置してから、加熱して接合材料の塊を溶融させればよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDチップ(発光ダイオードチップ)を利用した発光装置に関するものである。
従来から、図3に示すように、厚み方向の両面に電極(図示せず)が形成されたLEDチップ1と、当該LEDチップ1が一表面側に実装された実装基板2’とを備えた発光装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここにおいて、図3に示した構成の発光装置は、実装基板2’の一表面側に、LEDチップ1における実装基板2’側とは反対側の電極がボンディングワイヤ14を介して電気的に接続される導体パターン21’と、LEDチップ1における実装基板2’側の電極が導電性の接合材料(例えば、半田など)からなる接合部(図示せず)を介して接合されて電気的に接続される導体パターン(ダイパッド部)26’とが形成されている。また、この発光装置は、LEDチップ1から放射された光によって励起されてLEDチップ1の発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体および透光性樹脂により形成され実装基板2’の上記一表面側においてLEDチップ1およびボンディングワイヤ14を覆う半球状の色変換部40’と、透光性樹脂により形成され色変換部40’を覆うドーム状の透光性部材50’とを備えている。
特開2004−266168号公報
ところで、上記特許文献1に開示された発光装置の製造にあたって、LEDチップ1と実装基板2’の導体パターン26’とをペースト状あるいは箔状の半田からなる接合材料により接合する場合、LEDチップ1と導体パターン26’との間に接合材料を配置してから、加熱して溶かして接合することとなる。
しかしながら、この種の発光装置に用いられるLEDチップ1のチップサイズは0.3mm□あるいは1mm□のものが一般的であり、LEDチップ1のチップサイズが小さく電極の面積が小さいので、適量の接合材料を配置することが困難であり、接合材料の量が多すぎると、LEDチップ1の厚み方向への投影領域内からはみ出す接合材料の量が多くなって、LEDチップ1の両電極間が短絡されてしまうことがある。逆に、接合材料の量を少なくしようとすると、接合材料の準備および取り扱いが困難になり、しかも、接合部にボイドが生じやすくなり、LEDチップ1と実装基板2’との間の熱抵抗がばらつきやすくなる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、適量の接合材料の位置決めが容易で且つ接合材料によるLEDチップの電極間の短絡を防止できる発光装置を提供することにある。
請求項1の発明は、厚み方向の両面に電極が形成されたLEDチップと、LEDチップが一表面側に実装された実装基板とを備え、実装基板は、前記一表面側に、LEDチップにおける当該実装基板側とは反対側の電極がボンディングワイヤを介して電気的に接続される導体パターンと、LEDチップにおける当該実装基板側の電極が導電性の接合材料からなる接合部を介して接合されるダイボンド部とを有し、ダイボンド部の表面に、前記接合材料の一部を溜める接合材料溜め用凹部が形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、実装基板におけるダイボンド部の表面に接合材料の一部を溜める接合材料溜め用凹部が形成されているので、適量の接合材料の位置決めが容易となって製造コストの低減を図れ、しかも、接合材料によるLEDチップの両電極間の短絡を防止でき、製造歩留まりの向上による低コスト化を図れる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ダイボンド部の前記接合材料溜め用凹部は、内底面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなっていることを特徴とする。
この発明によれば、接合材料の溶融時に生じるフラックスが前記接合材料溜め用凹部から抜けやすくなって前記接合部にボイドが生じにくくなるので、熱抵抗のばらつきを低減できる。
請求項1の発明では、適量の接合材料の位置決めが容易で且つ接合材料によるLEDチップの電極間の短絡を防止できるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態の発光装置Aは、図1に示すように、LEDチップ1と、LEDチップ1が一表面側に実装された実装基板2と、LEDチップ1から放射された光によって励起されてLEDチップ1の発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体を含有した透光性材料により形成されLEDチップ1を実装基板2との間に囲む形で実装基板2の上記一表面側に配設されたドーム状の色変換部材4と、LEDチップ1と色変換部材4との間に設けられLEDチップ1を封止した透光性材料からなる封止部3とを備えている。ここにおいて、本実施形態の発光装置Aは、LEDチップ1を実装基板2との間に囲む形で実装基板2の上記一表面側に配設されたドーム状の光学部材15を備えており、色変換部材4が、光学部材15の光出射面との間に空気層16が形成される形で実装基板2に接合されており、光学部材15と実装基板2とで囲まれた空間に封止部3が充実されている。
なお、本実施形態の発光装置では、LEDチップ1として、青色光を放射するGaN系青色LEDチップを用い、色変換部材4の蛍光体として、LEDチップ1から放射された青色光によって励起されてブロードな黄色系の光を放射する粒子状の黄色蛍光体を用いており、LEDチップ1から放射され封止部3および光学部材15および色変換部材4を透過した青色光と、色変換部材4の黄色蛍光体から放射された黄色光とが色変換部材4の光出射面から拡散した配光となって出射されることとなり、白色光を得ることができる。
実装基板2は、LEDチップ1が電気的に接続される導体パターン21が一表面側に設けられた多層セラミック基板からなる基板本体20と、後述のメタルプレート25とで構成されている。ここにおいて、実装基板2における基板本体20の他表面側には外部接続用電極(第1の外部接続用電極)23が形成されており、上記一表面側の導体パターン21がビア22aを介して内部の導体パターン22bと繋がっており、当該導体パターン22bが側面に沿って形成された導体パターン22cを介して外部接続用電極23と電気的に接続されている。なお、実装基板2における基板本体20の材料はセラミックに限らず、絶縁性の高いガラスエポキシ樹脂や液晶ポリマーなどの耐熱性樹脂でもよい。
また、実装基板2は、基板本体20の上記他表面側に、LEDチップ1で発生した熱が伝熱されるCu製のメタルプレート25が埋設されており、投影視におけるメタルプレート25の外周線がLEDチップ1の外周線の外側に位置している。要するに、メタルプレート25の投影領域内にLEDチップ1が配置されている。ここにおいて、メタルプレート25は、実装基板2の上記一表面側に露出するマウント部25bが一表面の中央部から連続一体に突設されており、LEDチップ1は、マウント部25bに搭載されているので、LEDチップ1で発生した熱がメタルプレート25へ直接伝熱されるから、放熱性が向上し、光束の向上を図れるとともに、寿命および信頼性の向上を図れる。ここで、実装基板2は、基板本体20の上記他表面の中央部にメタルプレート25が埋設される埋込穴24aが設けられるとともに基板本体20の上記一表面と埋込穴24aの内底面との間の部位にマウント部25bが挿入される貫通孔24bが設けられ、埋込穴24aの内底面(伝熱プレート25との接合部位)にメッキが施されており、メタルプレート25がロウ付けなどで接合されている。また、メタルプレート25は、他表面が基板本体20の上記他表面を含む平面よりも突出しており、メタルプレート25の上記他表面が基板本体20の上記他表面を含む平面と平行になっている。ここで、メタルプレート25は、外部接続用電極23の表面を含む平面よりも突出している。なお、メタルプレート25の材料は、Cuに限らず、例えば、CuWなどでもよい。
また、本実施形態では、マウント部25bが実装基板2の上記一表面を含む平面から突出しているので、LEDチップ1から放射される光のうち実装基板2の上記一表面へ入射して吸収される成分を低減できて、色変換部材4に直接入射する成分が増え、発光装置A全体としての外部への光取り出し効率を向上できる。
ところで、LEDチップ1は、厚み方向の両面に電極(図示せず)が形成されており、実装基板2側とは反対側の一方の電極が金細線からなるボンディングワイヤ14を介して導体パターン21と電気的に接続され、実装基板2側の電極が接合材料(例えば、半田など)からなる接合部12を介してマウント部25bに接合されて電気的に接続されるとともに熱結合されている。要するに、本実施形態における実装基板2は、マウント部25bが、LEDチップ1における当該実装基板2側の電極が導電性の接合材料からなる接合部12を介して接合されるダイボンド部を構成している。なお、接合部12の接合材料は半田に限らず、導電性の高い銀ペーストなどを採用してもよい。
実装基板2は、上述のように基板本体20の上記他表面側に外部接続用電極(第1の外部接続用電極)23が形成されるとともに、メタルプレート25が外部接続用電極(第2の外部接続用電極)を兼ねているので、一対の配線パターン73,74が形成された配線基板7に実装する際に、第1の外部接続用電極23を半田からなる接合部83を介して配線基板7の配線パターン73と接合して電気的に接続するとともに、第2の外部接続用電極を兼ねるメタルプレート25を半田からなる接合部84を介して配線基板7の配線パターン74と接合して電気的に接続し且つ熱結合させることにより、LEDチップ1で発生した熱は上述の接合部12を通してメタルプレート25へ直接伝熱されメタルプレート25で拡散しつつ配線基板7へ伝熱されて外部へ放熱される。なお、配線基板7は、Cu製あるはAl製の金属板71上に絶縁層72が形成され、絶縁層72上に配線パターン73,74が形成された金属ベース基板(金属ベースプリント配線板)により構成されているが、金属ベース基板に限らず、例えば、ガラスエポキシ樹脂製の絶縁性基板上に配線パターン73,74が形成されたものでもよい。
また、LEDチップ1およびボンディングワイヤ14は、上述の封止部3により封止されている。ここにおいて、封止部3は、実装基板2の上記一表面側においてLEDチップ1およびボンディングワイヤ14を覆う凸レンズ状に形成されており、光出射面が光学部材15の光入射面と密着している。しかして、本実施形態の発光装置Aでは、LEDチップ1と色変換部材4との間に、LEDチップ1を封止した透光性材料からなる封止部3が設けられているので、LEDチップ1の光取り出し面が接する媒質が空気の場合に比べてLEDチップ1と当該LEDチップ1の光取り出し面が接する媒質との屈折率差が小さくなり、LEDチップ1からの光取り出し効率が向上し、結果的に発光装置A全体としての光取り出し効率が向上する。なお、本実施形態では、封止部3の透光性材料としてシリコーン樹脂を採用しているが、シリコーン樹脂に限らず、エポキシ樹脂、ガラスなどを採用してもよい。
上述の光学部材15は、透光性材料(例えば、シリコーン樹脂など)により形成されている。ここで、本実施形態では、光学部材15をシリコーン樹脂により形成してあるので、光学部材15と封止部3との屈折率差および線膨張率差を小さくすることができる。なお、実装基板2における基板本体20の上記一表面には光学部材15を位置決めする第1の段差部2bが形成されており、当該第1の段差部2bが、上述の封止部3の形成時に封止部3の透光性材料が実装基板2の側面へ流れるのを防止する堰部として機能する。
ところで、光学部材15は、光出射面が、光入射面から入射した光を光出射面と上述の空気層16との境界で全反射させない凸曲面状に形成されている。ここで、光学部材15は、光出射面が球面(楕円球面も含む)の一部により形成されており、当該球面の中心がLEDチップ1の光軸上に位置するように配置されている。したがって、LEDチップ1から放射され光学部材15の光入射面に入射された光が光出射面と空気層16との境界で全反射されることなく色変換部材4まで到達しやすくなり、全光束を高めることができる。なお、光学部材15は、位置によらず法線方向に沿った肉厚が一様となるように形成されている。
色変換部材4は、シリコーン樹脂からなる透光性材料にLEDチップ1から放射された青色光によって励起されて黄色光を放射する粒子状の黄色蛍光体を分散させた混合材料を用いてドーム状に形成されている。なお、色変換部材4の材料として用いる透光性材料は、シリコーン樹脂に限らず、例えば、アクリル樹脂、ガラス、有機成分と無機成分とがnmレベルもしくは分子レベルで混合、結合した有機・無機ハイブリッド材料などを採用してもよい。また、色変換部材4の材料として用いる透光性材料に含有させる蛍光体も黄色蛍光体に限らず、色調整や演色性を高めるなどの目的で複数種類の蛍光体を用いてもよく、例えば、赤色蛍光体と緑色蛍光体とを用いることで演色性の高い白色光を得ることができる。ここで、複数種類の蛍光体を用いる場合には必ずしも発光色の異なる蛍光体の組み合わせに限らず、例えば、発光色はいずれも黄色で発光スペクトルの異なる複数種類の蛍光体を組み合わせてもよい。
また、色変換部材4は、実装基板2の上記一表面側が開口され光入射面および光出射面それぞれが球面の一部からなるドーム状に形成されており、実装基板2の上記一表面側にシリコーン樹脂などの接着剤により接合されている。なお、実装基板2の上記一表面側には、色変換部材4を位置決めする第2の段差部2aが形成されている。また、本実施形態では、実装基板2の外周形状が矩形状となっているが、矩形状に限らず、円形状や多角形状でもよい。
ところで、本実施形態の発光装置Aでは、実装基板2においてダイボンド部を構成するマウント部25bの表面に、接合部12の接合材料(例えば、半田など)の一部を溜める接合材料溜め用凹部25cが形成されている。しかして、本実施形態の発光装置Aの製造にあたって、実装基板2へLEDチップ1を実装する際には、接合材料溜め用凹部25cへ接合材料の塊を配置し、LEDチップ1を載置してから、加熱して接合材料の塊を溶融させればよい。ここにおいて、接合材料の塊の大きさ(言い換えれば、接合材料の量)は、取り扱いが容易で、且つ、加熱時(リフロー時)にLEDチップ1における実装基板2側の電極を覆い余剰分が接合材料溜め用凹部25cに溜まるように設定すればよい。なお、マウント部25bにおける接合材料溜め用凹部25cは、深さ位置によらず開口面積が一様(略一定)となっており、LEDチップ1の投影領域内に形成されている。
以上説明した本実施形態の発光装置Aでは、実装基板2におけるマウント部25bの表面に接合材料の一部を溜める接合材料溜め用凹部25cが形成されているので、適量の接合材料の位置決めが容易となって製造コストの低減を図れ、しかも、接合材料によるLEDチップ1の両電極間の短絡を防止でき、製造歩留まりの向上による低コスト化を図れる。ここにおいて、接合材料溜め用凹部25cの大きさを変えることにより、接合材料の量を制御することができる。
また、本実施形態の発光装置Aでは、実装基板2におけるメタルプレート25が基板本体20の上記他表面を含む平面から突出しているので、金属ベースプリント配線板からなる配線基板7に実装して用いる場合に、メタルプレート25を配線基板7に半田からなる接合部84を介して熱結合させることにより、実装基板2を配線基板7に半田からなる接合部を介して熱結合させるのに比べて、線膨張率差が小さくなり、通電のオンオフによる温度サイクルに起因して接合部84にかかる応力を緩和することができ、温度サイクルに対する信頼性を向上できる。
また、本実施形態の発光装置Aでは、実装基板2の上記他表面側においてメタルプレート25が外部接続用電極23の表面を含む平面よりも突出しているので、メタルプレート25を備えていない場合やメタルプレート25と外部接続用電極23とが面一の場合に比べて、外部接続用電極23と配線基板7の配線パターン73との間の接合部83の厚みを厚くすることができ、通電のオンオフによる温度サイクルがかかったときに配線基板7と基板本体20との線膨張率差に起因して接合部83に生じる応力が緩和され(接合部83の単位厚さ当たりの歪量が小さくなって応力が緩和され)、温度サイクルに対する信頼性(接合部83の耐久性)が向上する。
(実施形態2)
本実施形態の発光装置Aの基本構成は実施形態1と略同じであって、図2に示すように、ダイボンド部を構成するマウント部25bの接合材料溜め用凹部25cの形状が相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態におけるマウント部25cの接合材料溜め用凹部25cは、内底面のサイズがLEDチップ1のチップサイズよりも小さく、内底面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなり、マウント部25cの表面側においてLEDチップ1のチップサイズよりも大きくなっている。
しかして、本実施形態の発光装置Aでは、半田などの接合材料の溶融時に生じるフラックスが接合材料溜め用凹部25cから抜けやすくなって空気中へ逃げやすくなり、接合部12にボイドが生じにくくなるので、LEDチップ1と実装基板2におけるマウント部25cとの間の熱抵抗のばらつきを低減できる。
ところで、上述の各実施形態では、LEDチップ1として、青色光を放射する青色LEDチップを採用しているが、LEDチップ1は青色光を放射するものに限らず、例えば、紫外光を放射するものでもよく、色変換部材4における蛍光体の発光色も特に限定するものではない。
また、ダイボンド部を構成するマウント部25bの代わりに、ダイボンド部として、メタルプレート25とLEDチップ1との線膨張率差に起因してLEDチップ1に働く応力を緩和するサブマウント部材を設けて、LEDチップ1を当該LEDチップ1よりも平面サイズの大きなサブマウント部材に接合部12を介して接合する構成を採用し、当該サブマウント部材に接合材料溜め用凹部25cを形成するようにしてもよい。
実施形態1を示し、配線基板に実装した状態の概略断面図である。 実施形態2を示し、配線基板に実装した状態の概略断面図である。 従来例を示す概略断面図である。
符号の説明
A 発光装置
1 LEDチップ
2 実装基板
3 封止部
4 色変換部材
12 接合部
14 ボンディングワイヤ
21 導体パターン
23 外部接続用電極(第1の外部接続用電極)
25 メタルプレート(第2の外部接続用電極)
25b マウント部(ダイボンド部)
25c 接合材料溜め用凹部

Claims (2)

  1. 厚み方向の両面に電極が形成されたLEDチップと、LEDチップが一表面側に実装された実装基板とを備え、実装基板は、前記一表面側に、LEDチップにおける当該実装基板側とは反対側の電極がボンディングワイヤを介して電気的に接続される導体パターンと、LEDチップにおける当該実装基板側の電極が導電性の接合材料からなる接合部を介して接合されるダイボンド部とを有し、ダイボンド部の表面に、前記接合材料の一部を溜める接合材料溜め用凹部が形成されてなることを特徴とする発光装置。
  2. 前記ダイボンド部の前記接合材料溜め用凹部は、内底面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなっていることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
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