JP2009103339A - 空気調和装置の室内ユニット - Google Patents

空気調和装置の室内ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2009103339A
JP2009103339A JP2007273676A JP2007273676A JP2009103339A JP 2009103339 A JP2009103339 A JP 2009103339A JP 2007273676 A JP2007273676 A JP 2007273676A JP 2007273676 A JP2007273676 A JP 2007273676A JP 2009103339 A JP2009103339 A JP 2009103339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
collection box
dust collection
air
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007273676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5082756B2 (ja
Inventor
Akihiko Sakashita
朗彦 坂下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2007273676A priority Critical patent/JP5082756B2/ja
Publication of JP2009103339A publication Critical patent/JP2009103339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082756B2 publication Critical patent/JP5082756B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】塵埃捕集箱内に塵埃を確実に搬送させると共に、蓄積した塵埃を残らず回収する。
【解決手段】天井に取り付けられたケーシング(20)にエアフィルタ(25)が設けられ、エアフィルタ(25)を介してケーシング(20)内に吸い込まれる室内空気を調和する空気調和装置の室内ユニットを対象としている。エアフィルタ(25)の塵埃を除去する塵埃除去手段(26)が設けられると共に、塵埃除去手段(26)から搬送通路(38)を介して搬送される塵埃を貯留する塵埃捕集箱(40)がケーシング(20)の外部に設けられる。塵埃捕集箱(40)は、搬送通路(38)が接続される塵埃流入口(41)と、貯留した塵埃を外部に回収するための塵埃回収口(43)と、排気口(42)とが形成される一方、塵埃流入口(41)が塵埃回収口(43)より上方に位置している。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和装置の室内ユニットに関し、特に、捕集した塵埃の回収対策に係るものである。
従来より、空気の吸入口にエアフィルタを備えた空気調和装置の室内ユニットにおいて、エアフィルタに捕捉された塵埃を除去するための塵埃除去手段を設けたものが知られている。この種の空気調和装置では、エアフィルタから除去された塵埃が貯留される塵埃捕集箱が室内ユニット内に設けられているため、ユーザが塵埃捕集箱内の塵埃を捨てる場合には、室内ユニットのカバー(グリル等)を外した後、該塵埃捕集箱を取り出す必要がある。
これに対し、例えば特許文献1に開示されるように、上記塵埃捕集箱のみを取り外せるように該塵埃捕集箱を上記室内ユニットのケーシング外に配設するとともに、該塵埃除去手段によってエアフィルタから除去した塵埃を風の流れによって上記塵埃捕集箱内に搬送するような構成が考えられている。こうすることで、ユーザの手を煩わせることなく、エアフィルタに捕捉された塵埃をケーシング外に排出して、上記塵埃捕集箱内に貯留することができる。
特開2005−83721号公報
ところが、従来の空気調和装置においては、塵埃捕集箱が天井に設置されているため、ユーザによって貯留した塵埃を取り出すのは困難であった。この問題に対して、掃除機等の吸引手段を用いて塵埃捕集箱から塵埃を吸引する手段が考えられる。しかしながら、従来の塵埃捕集箱では、塵埃の回収について何ら対策が施されていないので、掃除機を使用して塵埃捕集箱に貯留された塵埃を吸引すると、掃除機の吸引口よりも低い部分に蓄積した塵埃は回収することができないという問題があった。また、貯留した塵埃が、上記塵埃の搬送通路等を塞いでしまい、塵埃を塵埃捕集箱に搬送することができないという問題があった。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタで除去された塵埃を確実に塵埃捕集箱に搬送させると共に、塵埃捕集箱に貯留した塵埃を残らず回収させることにある。
第1の発明は、天井に取り付けられたケーシング(20)にフィルタ(25)が設けられ、該フィルタ(25)を介してケーシング(20)内に吸い込まれる室内空気を調和する空気調和装置の室内ユニットであって、上記フィルタ(25)の塵埃を除去する塵埃除去手段(33)が設けられると共に、該塵埃除去手段(33)から搬送通路(38)を介して搬送される塵埃を貯留する塵埃捕集箱(40)が上記ケーシング(20)に設けられ、上記塵埃捕集箱(40)は、搬送通路(38)が接続される塵埃流入口(41)と、貯留した塵埃を外部に回収するための塵埃回収口(43)と、排気口(42)とが形成される一方、上記塵埃流入口(41)が塵埃回収口(43)より上方に位置している。
上記第1の発明では、塵埃除去手段(33)によってフィルタ(25)から塵埃を除去する。除去した塵埃は、搬送通路(38)を通じて塵埃捕集箱(40)に流入する。次に、塵埃回収口(43)から塵埃捕集箱(40)の内部の塵埃を空気とともに吸い込む。ここで、塵埃流入口(41)を塵埃回収口(43)より上方に形成する。これにより、塵埃捕集箱(40)内の塵埃が塵埃回収口(43)よりも高く蓄積しない。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記塵埃捕集箱(40)は、回収管(44)が接続され、該回収管(44)の端部は、塵埃捕集箱(40)の内部に導入され、上記回収管(44)の端部の開口が下方側を向いている。
上記第2の発明では、塵埃除去手段(33)によってフィルタ(25)から塵埃を除去する。除去した塵埃は、搬送通路(38)を通じて塵埃捕集箱(40)に流入する。流入した塵埃は、塵埃捕集箱(40)内の下側から蓄積する。ここで、塵埃捕集箱(40)に接続する回収管(44)の端部を下方側に向けて開口する。これにより、回収管(44)の端部の開口から塵埃捕集箱(40)に貯留する塵埃を回収する。
第3の発明は、上記第1の発明において、上記塵埃捕集箱(40)は、多角形の箱体に形成され、該塵埃捕集箱(40)は、上面から下面に亘って水平面積が小さくなるように形成されている。
上記第3の発明では、塵埃除去手段(33)によってフィルタ(25)から塵埃を除去する。除去した塵埃は、搬送通路(38)を通じて塵埃捕集箱(40)に流入する。ここで、塵埃捕集箱(40)の上側の水平面積よりも下側の水平面積を小さくする。このため、流入した塵埃は、塵埃捕集箱(40)の下側に集まる。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記塵埃捕集箱(40)は、少なくとも一側面がテーパ状に形成されている。
上記第4の発明では、塵埃除去手段(33)によってフィルタ(25)から塵埃を除去する。除去した塵埃は、搬送通路(38)を通じて塵埃捕集箱(40)に流入する。ここで、塵埃捕集箱(40)の一側面をテーパ状に形成すると、塵埃捕集箱(40)内に流入した塵埃が、テーパ面を介して塵埃捕集箱(40)の下側に集まる。
上記本発明によれば、塵埃捕集箱(40)に形成される塵埃流入口(41)及び塵埃回収口(43)を、塵埃流入口(41)が塵埃回収口(43)より上方に位置するようにした。ここで、塵埃回収口(43)から塵埃捕集箱(40)内の塵埃を空気と共に回収すると、貯留する塵埃の高さを塵埃流入口(41)の形成される高さより低くすることができる。このため、貯留した塵埃に塵埃流入口(41)が塞がれるのを確実に防止することができる。これにより、フィルタ(25)から除去された塵埃を搬送通路(38)を介して確実に塵埃捕集箱(40)に搬送させることができる。
上記第2の発明によれば、塵埃捕集箱(40)には、回収管(44)が接続され、該回収管(44)の端部は、塵埃捕集箱(40)の内部で下方側を向いて開口するようにした。ここで、塵埃流入口(41)から塵埃捕集箱(40)内に流入された塵埃は、塵埃捕集箱(40)内の下側に蓄積するため、下方側を向いて開口した回収管(44)の端部より塵埃を残らず回収することができる。
上記第3の発明によれば、多角形の箱体に形成された塵埃捕集箱(40)の上面から下面に亘って水平面積が小さくなるように形成した。このため、塵埃流入口(41)から塵埃捕集箱(40)の内部に流入された塵埃を、塵埃捕集箱(40)内の下側に集めることができる。この結果、塵埃捕集箱(40)内に貯留された塵埃を残らず回収することができる。
上記第4の発明によれば、塵埃捕集箱(40)の一側面がテーパ状に形成されている。このため、塵埃捕集箱(40)内に流入させた塵埃が、テーパ面に案内されて塵埃捕集箱(40)内の下側に集めることができる。この結果、塵埃捕集箱(40)内に貯留された塵埃を残らず回収することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
〈発明の実施形態1〉
図1及び図2に示すように、本実施形態1の塵埃捕集箱(40)は、室内ユニット(1)が室内空間の天井に設置される空気調和装置に用いられるものである。このような空気調和装置は、室外ユニットと室内ユニット(1)とを有する冷媒回路を備え、冷凍サイクルを構成している。
上記室内ユニット(1)は、図1に示すように、ケーシング(20)と、該ケーシング(20)の下部に取り付けられる化粧パネル(10)と、該ケーシング(20)の外部に設置される塵埃捕集箱(40)とで構成されている。
上記化粧パネル(10)は、図2に示すように、矩形の板枠状に形成され、その平面視形状は、ケーシング(20)の平面視形状よりも一回り大きくなっている。化粧パネル(10)は、シール部材(11)を介してケーシング(20)の下側を覆うように取り付けられている。これにより、化粧パネル(10)は、ケーシング(20)に取り付けられた状態で室内側に露出している。また、上記化粧パネル(10)には、1つの吸入口(12)と4つの吹出口(14)とが形成されている。上記吸入口(12)は、化粧パネル(10)の中央部に矩形状に形成されていて、スリット状の吸込グリル(13)が嵌め込まれている。上記各吹出口(14)は、化粧パネル(10)の四方の各辺に沿うように細長い矩形状に形成され、該吹出口(14)には、風向調整板(15)が設けられている。この風向調整板(15)は、回動することで風向き(吹出方向)を調整するように構成されている。また、図示はしないが、上記化粧パネル(10)には、パネルの四隅に三角形状の開口部が形成されている。この開口部は、室内ユニット(1)のケーシング(20)の内部を保守点検する際に、作業員がケーシング(20)の内部にアクセスするために利用される保守点検用の孔部である。通常、各開口部は、取り外し可能なカバーで覆われている。
上記ケーシング(20)は、図1に示すように、下側が開放された略直方体状の箱状に形成され、該ケーシング(20)の内面壁には、断熱材(21)が積層されている。上記ケーシング(20)の内部には、室内ファン(22)と、室内熱交換器(23)と、ドレンパン(24)と、エアフィルタ(25)と、塵埃除去手段(26)と、塵埃貯留容器(31)と、塵埃搬送手段(33)とが備えられている。
上記室内ファン(22)は、ケーシング(20)内の中央部に設置され、化粧パネル(10)の吸入口(12)の上側に設置されている。室内ファン(22)は、ファンモータ(22a)と羽根車(22b)とで構成されている。ファンモータ(22a)は、ケーシング(20)の内面の天板に固定され、羽根車(22b)は、該ファンモータ(22a)の回転軸に連結されている。上記室内ファン(22)の下側には、吸入口(12)に連通するベルマウス(22c)が設けられている。このベルマウス(22c)は、ケーシング(20)の内部において、室内熱交換器(23)の上流側の空間を室内ファン(22)側と吸入口(12)側とに区画している。上記室内ファン(22)は、ベルマウス(22c)を介して下側から吸い込んだ空気をファンの回転の半径方向に吹き出すように構成されている。
上記室内熱交換器(23)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器として構成され、室内ファン(22)を囲むように配置されている。室内熱交換器(23)では、室内ファン(22)から送り込まれる室内空気(吹出空気)と、該室内熱交換器(23)の内部を流れる冷媒との間で熱交換が行われる。
上記ドレンパン(24)は、上記室内熱交換器(23)の下側に設けられている。ドレンパン(24)は、室内熱交換器(23)において空気中の水分が凝縮して生じるドレン水を貯留する。また、図示はしないが、上記ドレンパン(24)には、ドレン水を排水するためのドレンポンプが取り付けられている。このため、ドレンパン(24)には、ドレンポンプを設置した箇所にドレン水が集まるように勾配が形成されている。
上記エアフィルタ(25)は、平面視で円形状に形成され、シート状の網状部材に形成されている。また、図示はしないが、エアフィルタ(25)の外周縁部は、ギア状に形成され、後述するフィルタ駆動モータ(29)と連結している。エアフィルタ(25)は、ベルマウス(22c)の下方に配置され、該ベルマウス(22c)の入口を覆うように取り付けられ、室内ファン(22)に向かって吸い込まれる室内空気中に含まれる塵埃を補足するように構成されている。
上記塵埃除去手段(26)は、上記エアフィルタ(25)に補足された塵埃を除去するためのものである。上記塵埃除去手段(26)は、ブラシ部材である回転ブラシ(27)と、該ブラシ部材を回転駆動させるブラシ駆動モータ(28)と、エアフィルタ(25)を回転させるフィルタ駆動モータ(29)とを備えている。
上記フィルタ駆動モータ(29)は、エアフィルタ(25)を回転ブラシ(27)に対して回転させるためのものである。このフィルタ駆動モータ(29)は、エアフィルタ(25)の側部に取り付けられ、ギア部材を介してエアフィルタ(25)の外周縁部に連結している。つまり、フィルタ駆動モータ(29)を駆動させると、その駆動力がギア部材を介してエアフィルタ(25)に伝わり、該エアフィルタ(25)をその周方向に回転させるように構成されている。
上記回転ブラシ(27)は、棒状のシャフト部と、該シャフト部の周囲に複数の植毛を施されて形成されたブラシ部とで構成されている。上記シャフト部の一端には、ギア部材が取り付けられ、後述するブラシ駆動モータ(28)に連結されている。上記回転ブラシ(27)は、ブラシ部の長手方向寸法がエアフィルタ(25)の半径寸法と略同寸法に形成され、エアフィルタ(25)の吸入口(12)側において、エアフィルタ(25)の円心部から外縁部に亘って位置付けられている。また、この回転ブラシ(27)は、後述する塵埃貯留容器(31)の内部に組み込まれ、該塵埃貯留容器(31)の開口部から露出して、エアフィルタ(25)の表面に当接されている。
上記ブラシ駆動モータ(28)は、回転ブラシ(27)の側部に取り付けられ、ギア部材を介して回転ブラシ(27)に連結している。つまり、ブラシ駆動モータ(28)を駆動させ、その駆動力がギア部材を介して回転ブラシ(27)に伝わり、該回転ブラシ(27)をシャフト部の軸心周りに回転させるよう構成されている。
以上のように、上記塵埃除去手段(26)は、エアフィルタ(25)を回転させることで、該エアフィルタ(25)の表面に付着した塵埃を回転ブラシ(27)によって除去すると共に、該エアフィルタ(25)に当接させた回転ブラシ(27)を回転させて、塵埃の付着していないブラシ部をエアフィルタ(25)に当接させることで、エアフィルタ(25)に付着した塵埃の除去効果を高めるよう構成されている。
上記塵埃貯留容器(31)は、上記塵埃除去手段(26)によって除去された塵埃が一旦貯留されるものである。塵埃貯留容器(31)は、細長い直方体状の容器であって、その上面には、該塵埃貯留容器(31)の幅方向に沿って開口部が形成され、エアフィルタ(25)の吸入口(12)側において、エアフィルタ(25)の円心部から外縁部に亘って配置されている。塵埃貯留容器(31)の内部には、回転ブラシ(27)が組み込まれており、開口部からは、ブラシ部が露出している。また、塵埃貯留容器(31)には、その幅方向の両端面にそれぞれダクトが接続される開口部(31a,31b)が形成され、一端側である上流側の開口部(31a)から空気を導入させる一方、他端側である下流側の開口部(31b)から塵埃と空気とを排出させるように構成されている。上記上流側の開口部(31a)には、後述する空気供給ダクト部(34)が接続される一方、上記下流側の開口部(31b)には、後述する塵埃搬送ダクト(38)が接続される。塵埃貯留容器(31)の内部の上流側の開口部(31a)には、空気の流れを検知する風速センサ(32)が設置されている。
上記塵埃搬送手段(33)は、室内ファン(22)の吹出空気を上記塵埃貯留容器(31)に導入して、該塵埃貯留容器(31)から塵埃を空気と共にケーシング(20)の外部に搬送するためのものであって、空気供給ダクト部(34)と塵埃搬送ダクト(38)とを備えている。
上記空気供給ダクト部(34)は、略直方体状に形成され、ベルマウス(22c)の下側空間に配置されている。空気供給ダクト部(34)の上端面には、略円形状の開口が形成され、ベルマウス(22c)の側部の空間に連通している。また、空気供給ダクト部(34)の横側面の下部には、略円形状の開口が形成され、上記塵埃貯留容器(31)の上流側の開口部(31a)に連通する一方、この開口の側部には、開閉可能なダンパ(36)が設置されており、該ダンパ(36)は、空気供給ダクト部(34)と塵埃貯留容器(31)とを区画している。尚、このダンパ(36)は、後述するエアフィルタ(25)の清掃動作に連動して開閉するように制御される。上記空気供給ダクト部(34)の上方(ベルマウスの上側空間)には、婉曲された板状に形成された集風板(37)が取り付けられ、該集風板(37)は、室内ファン(22)から送風される空気を空気供給ダクト部(34)に集めるように構成されている。つまり、この空気供給ダクト部(34)は、ダンパ(36)が開いた状態において、室内ファン(22)から吹き出された空気を塵埃貯留容器(31)に導入するように構成されている。
上記塵埃搬送ダクト(38)は、容易に変形可能なフレキシブルダクト(38a)によって構成され、その一端が、上記塵埃貯留容器(31)の下流側の開口部(31b)に接続されている。一方、塵埃搬送ダクト(38)の他端は、ケーシング(20)の側壁を貫通して、該ケーシング(20)の側面に取り付けられた塵埃捕集箱(40)に接続されている。つまり、この塵埃搬送ダクト(38)は、上記空気供給ダクト部(34)から導入された空気を利用して、塵埃貯留容器(31)に一旦貯留された塵埃を空気と共に塵埃捕集箱(40)に搬送するように構成されている。
ここで、本発明の特徴とする塵埃捕集箱(40)について説明する。
上記塵埃捕集箱(40)は、図3に示すように、金属製の箱体状に形成され、その前面側の側面は、下方側に向かうに連れて水平面積が小さくなるようなテーパ状に形成されている。また、塵埃捕集箱(40)は、ケーシング(20)の側部に配置されている。
上記塵埃捕集箱(40)には、塵埃搬送ダクト(38)が接続される塵埃流入口(41)と、塵埃捕集箱(40)の内外に連通する排気口(42)と、該塵埃捕集箱(40)に貯留された塵埃を回収させる塵埃回収口(43)とが設けられる。
上記塵埃流入口(41)は、略円形の開口を有し、該塵埃捕集箱(40)の後面の上部に設けられ、塵埃搬送ダクト(38)が接続されている。上記塵埃回収口(43)は、略円形の開口を有し、該塵埃捕集箱(40)の後側面の下部に設けられ、塵埃回収用ダクト(44)が接続されている。上記塵埃回収用ダクト(44)は、容易に変形可能なフレキシブルダクトによって構成され、その一端は、図4に示すように、上記塵埃回収口(43)を貫通して塵埃捕集箱(40)の内部まで延びると共に、該塵埃捕集箱(40)の斜め下方向に向かって開口している。一方で、塵埃回収用ダクト(44)の他端は、化粧パネル(10)の開口部まで延びている。上記排気口(42)は、略長方形の開口を有し、ケーシング(20)の外部側の横側面において、該塵埃捕集箱(40)の前面寄り且つ上部に設けられている。排気口(42)の開口面積は、塵埃流入口(41)の開口面積よりも大きく形成されている。また、排気口(42)には、塵埃捕集箱(40)内に虫やゴミが進入するのを防止するための網部材(45)が、外側から排気口(42)を覆うように取り付けられる一方、その上方には、排気口(42)の両端に亘って廂(46)が取り付けられている。
−運転動作−
本実施形態1の空気調和装置は、冷暖房を行う通常運転と、エアフィルタ(25)の清掃を行うフィルタ清掃運転とが切換可能に構成されている。
まず、通常運転では、圧縮機、室外ファン及び室内ファン(22)が駆動される。室内ユニット(1)では、室内空気が吸入口(12)から吸い込まれてベルマウス(22c)を通過した後、室内ファン(22)から吹き出される。この吹出空気は、室内熱交換器(23)の冷媒と熱交換して冷却または加熱され、各吹出口(14)から室内へ供給される。ここで、上記吸入口(12)から吸い込まれた室内空気は、ベルマウス(22c)に流入する前のエアフィルタ(25)を通過する際に、室内空気に含まれる塵埃が、エアフィルタ(25)に捕捉される。また、このときは、空気供給ダクト部(34)のダンパ(36)は閉じられており、室内ファン(22)から吹き出される空気が塵埃搬送ダクト(38)に流入することはない。
次に、フィルタ清掃運転について説明する。フィルタ清掃運転では、エアフィルタ(25)に捕捉された塵埃を除去する塵埃除去動作と、除去された塵埃を塵埃捕集箱(40)に搬送する塵埃搬送動作とが行われる。
上記塵埃除去動作では、室内ファン(22)を停止させる一方、塵埃除去手段(26)のフィルタ駆動モータ(29)を駆動させてエアフィルタ(25)を回転させる。このエアフィルタ(25)の回転に伴い、エアフィルタ(25)の表面に当接された回転ブラシ(27)がエアフィルタ(25)の表面に付着した塵埃を除去する。尚、このとき、ブラシ駆動モータ(28)を駆動させることで、回転ブラシ(27)を回転させながら、エアフィルタ(25)の清掃を行うこともできる。除去された塵埃は、一旦、塵埃貯留容器(31)に貯留される。エアフィルタ(25)の清掃が終了すると、各駆動モータを停止させて塵埃搬送動作を行う。上記塵埃搬送動作は、室内ファン(22)を再駆動させる一方、ダンパ(36)を開いて、室内ファン(22)から吹き出した空気の一部を空気供給ダクト部(34)を介して、塵埃貯留容器(31)内に供給する。そして、塵埃貯留容器(31)の内部に吹き出された空気は、塵埃貯留容器(31)を吹き抜けて、貯留された塵埃を塵埃搬送ダクト(38)に搬送する。この空気と空気に含まれる塵埃は、塵埃搬送ダクト(38)を通って、塵埃捕集箱(40)の内部に吹き出される。そして、塵埃捕集箱(40)には、塵埃が貯留される一方、室内ファン(22)の吹出空気は、塵埃捕集箱(40)の排気口(42)から天井裏に排気される。この塵埃搬送動作が所定時間行われると、ダンパ(36)が閉じられて、フィルタ清掃運転が終了する。尚、フィルタ清掃運転は、冷媒回路の駆動時間等に基づいて自動的に発停が行われるようにしても良いが、作業者等の操作によって手動で発停を行うようにしても良い。また、上記フィルタ清掃運転は、上記風速センサ(32)の検知データに基づいて行うようにしても良い。つまり、フィルタ清掃運転において、塵埃搬送動作がなされた場合に、空気供給ダクト部(34)を流れる室内ファン(22)の吹出空気の風量が、所定の風量に満たないことを検知すると、エアフィルタ(25)が塵埃によって汚染されていると判断して、フィルタ清掃運転を行うように制御することができる。次に、塵埃捕集箱(40)に貯留された塵埃を回収するための回収作業について説明する。上記回収作業は、作業者によって、塵埃捕集箱(40)に貯留された塵埃を掃除機等で吸引させて行われる。具体的に、化粧パネル(10)の開口部に掃除機を挿入すると、該化粧パネル(10)の開口部に取り付けられた塵埃回収用ダクト(44)の他端に接続され、塵埃捕集箱(40)に貯留された塵埃を空気と共に吸引する。このとき、上記掃除機の吸引によって塵埃捕集箱(40)内の空気圧が低下するため、該塵埃捕集箱(40)の排気口(42)から空気が供給される。この供給された空気が、塵埃捕集箱(40)の内部を吹き抜けることで、貯留された塵埃を残らず塵埃回収口(43)に集めて回収させることができる。
−実施形態1の効果−
上記実施形態1に係る発明によれば、塵埃捕集箱(40)に形成される塵埃流入口(41)を、塵埃回収口(43)よりも上方に位置させると共に、塵埃回収口(43)に導入される塵埃回収用ダクト(44)の開口端よりも上方に位置するようにした。ここで、塵埃回収用ダクト(44)から塵埃捕集箱(40)内の塵埃を空気と共に回収すると、貯留する塵埃の高さを塵埃回収用ダクト(44)の開口端より低くさせることができる。これにより、塵埃捕集箱(40)内に貯留された塵埃が塵埃流入口(41)を塞ぐのを確実に防止することができる。この結果、エアフィルタ(25)に捕捉された塵埃を、塵埃搬送ダクト(38)を介して確実に塵埃捕集箱(40)に流入させることができる。また、塵埃捕集箱(40)の前面側の側面は、テーパ状に形成され、塵埃捕集箱(40)の水平面積が上面から下面に亘って小さくなるように形成されている。このため、塵埃流入口(41)から塵埃捕集箱(40)の内部に流入された塵埃を、塵埃捕集箱(40)の下側に集めることができる。更に、上記塵埃回収用ダクト(44)の端部は、塵埃捕集箱(40)の内部で斜め下方に向いて開口するようにしたため、塵埃捕集箱(40)の下側に集められた塵埃を確実に回収することができる。これらの結果、塵埃捕集箱(40)に貯留された塵埃を確実に回収することができる。
〈発明の実施形態2〉
次に本発明の実施形態2について説明する。
図5、図6及び図7に示すように、本実施形態2に係る室内ユニットは、実施形態1とはエアフィルタ(80)、塵埃除去手段(50)、塵埃貯留容器(60)及び塵埃搬送手段(70)の構成が異なっている。特に、実施形態2に係る室内ユニット(2)には、実施形態1における塵埃搬送ダクト(38)を備えていない。以下、実施形態1と異なる部分について説明する。
具体的に、図5、図6及び図7に示すように、本実施形態2に係るエアフィルタ(80)は、長いシート状に形成され、ベルマウス(22c)の下側(入口側)に配置されている。上記エアフィルタ(80)は、平面視矩形状のフィルタ本体(81)と、巻取り部(82)とを備えている。フィルタ本体(81)は、ベルマウス(22c)の入口を覆う大きさに形成され、室内ファン(22)に吸い込まれる室内空気中の塵埃を捕捉する部分である。上記巻取り部(82)は、フィルタ本体(81)の幅方向の対向する各辺に接続されており、後述する塵埃除去手段(50)の第1巻取ドラム(53)および第2巻取ドラム(54)に巻き取られる部分である。
本実施形態2に係る塵埃除去手段(50)は、ブラシ部材である回転ブラシ(51)と、フィルタ移動手段(52)とを備えている。
上記フィルタ移動手段(52)は、エアフィルタ(80)を所定位置に保持する一方、エアフィルタ(80)を回転ブラシ(51)に対して往復動させるためのものである。フィルタ移動手段(52)は、第1巻取ドラム(53)、第2巻取ドラム(54)及びガイドローラ(55)を備えている。
上記第1巻取ドラム(53)及び第2巻取ドラム(54)は、ベルマウス(22c)の下側且つその入口より外側に配置されている。第1巻取ドラム(53)は図5における右側(以下、後方側という。)に位置し、第2巻取ドラム(54)は図5における左側(以下、前方側という。)に位置している。各巻取ドラム(53,54)は、駆動モータ(56)によって可逆に回転駆動されて、エアフィルタ(80)の巻取り部(82)を巻き取るように構成されている。これにより、エアフィルタ(80)のフィルタ本体(81)が前方側または後方側へ移動する。ガイドローラ(55)は、第1巻取ドラム(53)のやや前方側に配置されている、このガイドローラ(55)は、エアフィルタ(80)の巻取り部(82)を下から支持すると共に、エアフィルタ(80)の移動に従って回転するように構成されている。なお、上記ベルマウス(22c)の下面には、入口周囲を囲むように形成された枠状のガイド部材(57)が取り付けられている。このガイド部材(57)は、エアフィルタ(80)の上から該エアフィルタ(80)の移動をガイドするためのものである。
上記回転ブラシ(51)は、棒状のシャフト部と、シャフト部の周囲の複数の植毛により構成されたブラシ部とを備えている。回転ブラシ(51)は、後述する塵埃貯留容器(60)のブラシ用開口(62)に設けられて、エアフィルタ(80)の下側の前方側に配置されている。回転ブラシ(51)は、フィルタ本体(81)が移動して、ブラシ部がそのフィルタ本体(81)に接触することで塵埃を除去するように構成されている。なお、回転ブラシ(51)は、ガイド部材(57)との間でエアフィルタ(80)を挟み込むような位置に配置されている。したがって、フィルタ本体(81)が確実に回転ブラシ(51)に押し付けられるため、塵埃の除去効率が向上する。
本実施形態2に係る塵埃貯留容器(60)は、回転ブラシ(51)によって除去された塵埃を一旦貯留すると共に、貯留した塵埃を後述する塵埃捕集箱(40)に搬送する搬送通路を構成している。上記塵埃貯留容器(60)は、図9にも示すように、細長い直方体状の容器である。塵埃貯留容器(60)は、エアフィルタ(80)の下側の前方側において該エアフィルタ(80)を横断するように配置され、幅方向の一端部がケーシング(20)の外部まで延びている。そして、上述したように、塵埃貯留容器(60)の上面に形成されたブラシ用開口(62)に回転ブラシ(51)が設けられている。また、塵埃貯留容器(60)の幅方向に沿った面(以下、側面という。)の一方には、後述する塵埃捕集箱(40)が接続される塵埃搬送用開口(63)が形成されている。その一方で、塵埃貯留容器(60)の後方側の面(以下、後面という。)には、後述する空気供給ダクト部(71)が接続される空気供給用開口(64)が形成されている。
上記塵埃貯留容器(60)は、前方側の面が円弧状に膨出した円弧部(61)になっている。エアフィルタ(80)は、この円弧部(61)に沿って折り返されて、第2巻取ドラム(54)に巻き取られる。
本実施形態2に係る塵埃搬送手段(70)は、室内ファン(22)の吹出空気を上記塵埃貯留容器(60)に導入して、該塵埃貯留容器(60)から塵埃を空気と共にケーシング(20)の外部に搬送するためのものであって、空気供給ダクト部(71)を備えている。つまり、この塵埃搬送手段(70)は、室内ファン(22)の吹出空気を利用して塵埃貯留容器(60)の塵埃を塵埃捕集箱(40)まで搬送するように構成されている。
上記空気供給ダクト部(71)は、入口側開口部が室内ファン(22)の配置空間に連通するように構成され、該入口側開口部に開閉自在なダンパ(72)が設けられている。上記空気供給ダクト部(71)の入口側開口部が室内ファン(22)の吹出側と室内熱交換器との間に位置している。尚、図示はしないが、このダンパ(72)は、エアフィルタ(80)の移動によって開閉するように構成されている。つまり、上記空気供給ダクト部(71)の入口側開口部は、室内熱交換器が通過する前の室内ファン(22)の吹出空気が導入される導入口を構成している。また、空気供給ダクト部(71)は、出口側開口部が塵埃貯留容器(60)の空気供給用開口(64)に連通するように構成されている。
図8に示すように、上記塵埃捕集箱(40)には、上記塵埃搬送用開口(63)と略同外形形状且つ略同外形寸法の塵埃流入口(41)が、塵埃捕集箱(40)のケーシング(20)側の側面に形成されている。上記塵埃捕集箱(40)は、ケーシング(20)の側部に設置され、その側面が塵埃貯留容器(60)の幅方向の一端面と接触している。この状態で、塵埃捕集箱(40)のケーシング側の側面に形成される塵埃流入口(41)と、塵埃貯留容器(60)の幅方向の一端部に形成される塵埃搬送用開口(63)とが互いに連通している。尚、図示はしないが、上記塵埃流入口(41)の周縁には、シール部材が設けられ、該塵埃流入口(41)及び塵埃搬送用開口(63)の周縁から塵埃が漏れるのを防止している。
−運転動作−
本実施形態2の空気調和装置は、冷暖房を行う通常運転と、エアフィルタ(80)の清掃を行うフィルタ清掃運転とが切換可能に構成されている。
先ず通常運転では、圧縮機、室外ファン及び室内ファン(22)が駆動される。室内ユニット(2)では、室内空気が吸入口から吸い込まれてベルマウス(22c)を通過した後、室内ファン(22)から吹き出される。この吹出空気は、室内熱交換器(23)の冷媒と熱交換して冷却または加熱された後、各吹出口(14)から室内へ供給される。
上記通常運転においてエアフィルタ(80)は、ベルマウス(22c)を覆う所定位置に配置される。従って、吸入口から吸い込まれた室内空気はベルマウス(22c)に流入する前にエアフィルタ(80)を通過するが、その通過の際に室内空気に含まれる塵埃がエアフィルタ(80)に捕捉される。また、このとき空気供給ダクト部(71)のダンパ(72)は閉じられており、室内ファン(22)から吹き出される空気が空気供給ダクト部(71)に流入することはない。
次に、フィルタ清掃運転について説明する。フィルタ清掃運転では、エアフィルタ(80)に捕捉された塵埃を除去する塵埃除去動作と、除去された塵埃をケーシング(20)外に設置された塵埃捕集箱(40)へ搬送する塵埃搬送動作が行われる。
先ずフィルタ清掃運転では、室内ファン(22)が停止される一方、塵埃除去手段(50)の2台の駆動モータ(56)が駆動されて、塵埃除去動作(50)が行われる。この状態では、図示はしないが、エアフィルタ(80)が第2巻取ドラム(54)に巻き取られて移動していく。そうすると、フィルタ本体(81)は、回転ブラシ(51)とガイド部材(57)との間を通過する。上記フィルタ本体(81)は、塵埃貯留容器(60)とガイド部材(57)との間を通過する際、回転ブラシ(51)によって塵埃を除去される。除去された塵埃は、塵埃貯留容器(60)に一旦貯留される。この状態において、ダンパ(72)は未だ閉じられている。そして、フィルタ本体(81)の全体が回転ブラシ(51)を通過すると、自動的に駆動モータ(56)が逆回転で駆動してエアフィルタ(80)が巻き取られる。つまり、エアフィルタ(80)が第1巻取ドラム(53)に巻き取られる。上記エアフィルタ(80)が所定位置に戻ると、次に塵埃搬送動作が行われる。
上記塵埃搬送動作は、室内ファン(22)を再駆動させる一方、ダンパ(72)を開いて、室内ファン(22)から吹き出した空気の一部を空気供給ダクト部(71)を介して塵埃貯留容器(60)内に供給する。供給された空気は、塵埃貯留容器(60)の内部を貯留されている塵埃と共に吹き抜け、塵埃搬送用開口(63)を通過し、該塵埃と共に塵埃捕集箱(40)の内部に吹き出される。そして、塵埃捕集箱(40)には塵埃が貯留され、吹き出された空気は塵埃捕集箱(40)の排気口(42)から天井裏に排気される。この塵埃搬送動作が所定の時間行われると、ダンパ(72)が閉じられて、フィルタ清掃運転が終了する。
−実施形態2の効果−
本実施形態2によれば、塵埃貯留容器(60)に形成される塵埃搬送用開口(63)と、塵埃捕集箱(40)に形成される塵埃流入口(41)とを直接連通させたため、ダクト等を設けることなく塵埃貯留容器(60)内の塵埃を塵埃捕集箱(40)に搬送させることができる。その他の構成及び効果は、実施形態1と同様である。
〈その他の実施形態〉
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。実施形態1ではエアフィルタ(25)を回転駆動させて清掃するようにした。また、実施形態2では、エアフィルタ(80)を巻き取って清掃するようにした。しかしながら、フィルタ清掃手段は、その他のフィルタ清掃手段を用いてもよい。
尚、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、塵埃捕集箱内の塵埃の回収手段について有用である。
本実施形態1に係る室内ユニット示す縦断面図である。 本実施形態1に係る室内ユニットを示す水平断面図である。 本実施形態1に係る塵埃捕集箱を示す概略斜視図である。 本実施形態に係る塵埃捕集箱を示す概略断面図である。 本実施形態2に係る室内ユニットを示す縦断面図である。 本実施形態2に係る室内ユニットを示す水平断面図である。 図6に係るA−A線断面図である。 本実施形態2に係る塵埃捕集箱を示す概略斜視図である。 本実施形態2に係る塵埃貯留容器を示す概略斜視図である。
符号の説明
20 ケーシング
25 エアフィルタ
33 塵埃除去手段
38 塵埃搬送ダクト
40 塵埃捕集箱
41 塵埃流入口
42 排気口
43 塵埃回収口
44 塵埃回収用ダクト

Claims (4)

  1. 天井に取り付けられたケーシング(20)にフィルタ(25)が設けられ、該フィルタ(25)を介してケーシング(20)内に吸い込まれる室内空気を調和する空気調和装置の室内ユニットであって、
    上記フィルタ(25)の塵埃を除去する塵埃除去手段(33)が設けられると共に、該塵埃除去手段(33)から搬送通路(38)を介して搬送される塵埃を貯留する塵埃捕集箱(40)が上記ケーシング(20)の外部に設けられ、
    上記塵埃捕集箱(40)は、搬送通路(38)が接続される塵埃流入口(41)と、貯留した塵埃を外部に回収するための塵埃回収口(43)と、排気口(42)とが形成される一方、
    上記塵埃流入口(41)が塵埃回収口(43)より上方に位置している
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  2. 請求項1において、
    上記塵埃捕集箱(40)には、回収管(44)が接続され、該回収管(44)の端部は、塵埃捕集箱(40)の内部に導入され、上記回収管(44)の端部の開口が下方側を向いている
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  3. 請求項1において、
    上記塵埃捕集箱(40)は、多角形の箱体に形成され、
    該塵埃捕集箱(40)は、上面から下面に亘って水平面積が小さくなるように形成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  4. 請求項3において、
    上記塵埃捕集箱(40)は、少なくとも一側面がテーパ状に形成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
JP2007273676A 2007-10-22 2007-10-22 空気調和装置の室内ユニット Expired - Fee Related JP5082756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007273676A JP5082756B2 (ja) 2007-10-22 2007-10-22 空気調和装置の室内ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007273676A JP5082756B2 (ja) 2007-10-22 2007-10-22 空気調和装置の室内ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009103339A true JP2009103339A (ja) 2009-05-14
JP5082756B2 JP5082756B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40705180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007273676A Expired - Fee Related JP5082756B2 (ja) 2007-10-22 2007-10-22 空気調和装置の室内ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5082756B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071494A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2007147141A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2007315626A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071494A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2007147141A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2007315626A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5082756B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4985679B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP4410251B2 (ja) エアフィルタの自動清掃機能付き室内ユニットを備えた空気調和機
JP2009186176A5 (ja)
US20100323606A1 (en) Indoor unit of air conditioiner
JP2009198159A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2004156794A (ja) 空気調和機
JP5215128B2 (ja) 空気調節装置
JP2004286345A (ja) 空気調和機のフィルター装置
JP5292737B2 (ja) 塵埃捕集箱及びそれを備えた空気調和装置
JP2009079833A (ja) 空気調和装置
JP5082756B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP4433080B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP3907675B2 (ja) 空気調和機
JP2009103338A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2007152307A (ja) フィルター及びフィルター送り装置
JP2006214721A (ja) 空気調和機
JP2009103342A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2007155273A (ja) フィルター清掃装置
JP5216289B2 (ja) 空気調和装置
JP5218350B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2009186170A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2009030862A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2011185579A (ja) 送風装置
JP3907678B2 (ja) 空気調和機
JP3907677B2 (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120406

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees