JP2009098748A - 路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム - Google Patents

路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009098748A
JP2009098748A JP2007267088A JP2007267088A JP2009098748A JP 2009098748 A JP2009098748 A JP 2009098748A JP 2007267088 A JP2007267088 A JP 2007267088A JP 2007267088 A JP2007267088 A JP 2007267088A JP 2009098748 A JP2009098748 A JP 2009098748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
vehicle
settlement
payment
roadside device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007267088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5186876B2 (ja
Inventor
Hideyuki Nagatomo
秀幸 長友
Satoshi Sekiguchi
智 関口
Yoshihito Kinoshita
義仁 木下
Hiroyuki Suzuki
博行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP2007267088A priority Critical patent/JP5186876B2/ja
Publication of JP2009098748A publication Critical patent/JP2009098748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5186876B2 publication Critical patent/JP5186876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】決済方法を再度選択する機会を与える。
【解決手段】車載装置から決済指定信号を受信する前に選択期間が経過した場合(ステップS3;Yes、ステップS4;No)、車両が車両検出センサによって検出されたことに応答して(ステップS9;Yes)、路側装置のCPUは、運転者に駐車料金の決済をDSRC決済と現金決済とのうちいずれにするかを選択するよう再度指示する(ステップS13)。このようにして、駐車料金決済システムは、運転者が車載装置のタッチパネルの操作によって決済方法を選択する前に、決済方法の選択が可能な選択期間が経過した場合でも、そのまま現金決定処理に実行せず、運転者に路側装置のタッチパネルにて決済方法を再度選択する機会を与えることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラムに関し、特に決済方法を再度選択する機会を与えることができる路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラムに関する。
駐車場に設置されるDSRC(Dedicated Short Range Communication)アンテナを介して車載装置から送信される運転者IDを受信日時から、車両の入場日時と退場日時とを求め、さらにこの入場日時と退場日時とから駐車時間を演算して駐車料金を求め、この駐車料金を金融機関に請求して自動引落することにより決済する駐車場自動料金システムは、既に広く使用されている(例えば特許文献1参照)。
このような駐車場自動料金システムにおいても、従来通り駐車料金を現金で決済したいという要望はあり、駐車料金を現金で決済するか自動引落で決済するかは、路側装置がDSRCアンテナを介して車載装置において決済方法を選択するよう運転者に指示し、これに応答して運転者が車載装置にて行った選択に従って決定することが想定される。
特開2000−285157号公報
しかしながら、駐車場自動料金システムにおいて、DSRCで決済することによりノンストップで決済可能という特性から所定の制限期間内に運転者が決済方法を選択しない場合には、運転者の意図に関わりなく自動的に現金での決済に決定され、再度の選択の機会は与えられない。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、決済方法を再度選択する機会を与えることができる路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る路側装置は、車両に搭載されている車載装置との間で無線通信が可能な路側装置であって、前記車載装置との間で無線通信が可能な第1領域に前記車両が進入したことに応答して、該車両の運転者が利用可能な複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して所定の料金の決済を行うかを該車載装置にて選択するよう該運転者に指示する選択指示手段と、前記選択指示手段によって決済方法の選択が指示されてからの期間を計測する期間計測手段と、前記運転者によって決済方法が前記車載装置にて選択される前に、前記期間計測手段による計測期間が所定の上限値に達した場合、該運転者による前記路側装置の操作が可能な第2領域に前記車両が進入したことに応答して、前記複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して前記所定の料金の決済を行うかを該路側装置にて選択するよう該運転者に再度指示する再指示手段と、を備えることを特徴とする。
上記路側装置は、前記運転者によって前記複数種類の決済方法のうちの第1決済方法が選択された場合、該運転者を特定可能な運転者識別情報を前記車載装置から取得する運転者識別情報取得手段と、前記運転者識別情報取得手段によって取得された運転者識別情報と、前記路側装置を運営する事業者を特定可能な事業者識別情報と、前記所定の料金と、をネットワークを介して所定の決済サーバに供給して、該所定の料金を該運転者識別情報に対応する口座から該事業者識別情報に対応する口座に振り替えさせることにより、該所定の料金の決済を行う第1決済手段と、前記運転者によって前記第1決済方法とは異なる第2決済方法が選択された場合、該運転者によって前記路側装置に投入された現金で該所定の料金の決済を行う第2決済手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の観点に係る料金決済システムは、請求項2に記載の路側装置と、前記車載装置と、を備える料金決済システムであって、前記車載装置は、前記運転者によって決済方法が該車載装置にて選択される前に、前記期間計測手段による計測期間が所定の上限値に達した場合、前記第2決済方法が選択されたことを該運転者に報知する決済方法報知手段を含む、ことを特徴とする。
さらに、本発明の第3の観点に係る料金決済方法は、車両に搭載されている車載装置との間で無線通信が可能な路側装置における料金決済方法であって、前記車載装置との間で無線通信が可能な第1領域に前記車両が進入したことに応答して、該車両の運転者が利用可能な複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して所定の料金の決済を行うかを該車載装置にて選択するよう該運転者に指示する選択指示ステップと、前記選択指示ステップによって決済方法の選択が指示されてからの期間を計測する期間計測ステップと、前記運転者によって決済方法が前記車載装置にて選択される前に、前記期間計測ステップによる計測期間が所定の上限値に達した場合、該運転者による前記路側装置の操作が可能な第2領域に前記車両が進入したことに応答して、前記複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して前記所定の料金の決済を行うかを該路側装置にて選択するよう該運転者に再度指示する再指示ステップと、を備えることを特徴とする。
そして、本発明の第4の観点に係るプログラムは、車両に搭載されている車載装置との間で無線通信が可能な路側装置が備えるコンピュータに、前記車載装置との間で無線通信が可能な第1領域に前記車両が進入したことに応答して、該車両の運転者が利用可能な複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して所定の料金の決済を行うかを該車載装置にて選択するよう該運転者に指示する選択指示手順と、前記選択指示手順によって決済方法の選択が指示されてからの期間を計測する期間計測手順と、前記運転者によって決済方法が前記車載装置にて選択される前に、前記期間計測手順による計測期間が所定の上限値に達した場合、該運転者による前記路側装置の操作が可能な第2領域に前記車両が進入したことに応答して、前記複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して前記所定の料金の決済を行うかを該路側装置にて選択するよう該運転者に再度指示する再指示手順と、を実行させる。
本発明によれば、決済方法を再度選択する機会を与えることができる路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、本実施形態に係る駐車料金決済システムの構成について図面を参照しつつ説明する。駐車料金決済システム1は、駐車場の出口付近に設けられており、図1に示すように、車両検出センサ10と、ゲート装置20と、路側装置30と、車載装置40と、決済サーバ50と、から概略構成されている。
車両検出センサ10は、例えばループコイルなどから構成されており、駐車場の出口付近に埋設されている。車両検出センサ10は、駐車場の出口付近に接近してきた車両を検出して、所定の検出信号を路側装置30に送信する。具体的には、運転者によって路側装置30を操作可能な範囲に車両が進入したときに、車両検出センサ10によって車両が検出される。
ゲート装置20は、例えば駐車場内からの車両の退出を制限するポール21や、ポール21を昇降動作させる図示せぬモータなどから構成されている。ゲート装置20は、通常ポール21を閉鎖位置にセットして車両の退出が不能な状態にしている。
ゲート装置20は、路側装置30から送信されるゲート開放指示信号を受信したことに応答して、モータを駆動してポール21を開放位置まで上昇させることにより、車両の退出が可能な状態にする。また、ゲート装置20は、路側装置30から送信されるゲート閉鎖指示信号を受信したことに応答して、モータを駆動してポール21を閉鎖位置まで下降させることにより、車両の退出が不能な状態にする。
路側装置30は、例えば駐車場の出入口付近に設置される駐車料金決済装置などから構成されており、その外面には、図2に示すように、表示画面31や、スピーカ32、駐車券挿入口33、コイン投入口34、紙幣挿入口35、払出口36などが設けられている。
図3は、路側装置30の内部構成を示すブロック図である。路側装置30は、図3に示すように、ROM(Read Only Memory)301と、RAM(Random Access Memory)302と、CPU(Central Processing Unit)303と、I/O(Input/Output)ポート304と、無線通信部305と、画像表示部306と、操作部307と、音声処理部308と、を備え、これらはシステムバスなどを介して相互に接続されている。その他にも、路側装置30には、図示せぬが、カードリーダや、領収証プリンタ、コインセレクタ、硬貨払出装置、紙幣リーダ、紙幣払出装置などが設けられている。
CPU303は、RAM302をワークエリアとして用いてROM301に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、路側装置30各部の動作を制御する。
ROM301には、OS(Operating System)や、各種アプリケーションプログラム、各種データなどが記憶されている。
本実施形態において、ROM301には、アプリケーションプログラムとして、駐車料金の決済を行う際に路側装置30の側で必要な処理(路側駐車料金決済処理)を実行する路側駐車料金決済プログラムが記憶されている。
また、ROM301には、路側駐車料金決済プログラムのサブルーチンプログラムとして、IC(Integrated Circuit)カードを用いた駐車料金の決済を行う際に必要な処理(DSRC(Dedicated Short Range Communication)決済処理)を実行するDSRC決済プログラムや、現金を用いた駐車料金の決済を行う際に必要な処理(現金決済処理)を実行する現金決済プログラムが記憶されている。
さらに、ROM301には、路側装置30が設置されている駐車場を運営する事業者を特定可能な駐車場ID(Identification Data)や、駐車料金を決済する際に用いられる駐車料金決定用テーブルなどといったデータが記憶されている。この駐車料金決定用テーブルには、駐車期間と駐車料金とが対応付けられて登録されている。
RAM302には、駐車時間タイマや、選択期間タイマ、再選択フラグなどが設けられている。
駐車時間タイマは、車両が駐車場に入場してから退場するまでの期間(駐車期間)を計測するもので、駐車場の入口付近に埋設されている図示せぬ車両検出センサによって車両が検出されたときあるいは駐車場の入り口付近に設置した図示せぬ無線通信装置により車載装置40と通信を行い運転者IDが受信されたときに、所定のタイマ初期値がセットされるなどして駐車期間の計測を開始する。
選択期間タイマは、駐車料金の決済をDSRC決済とするか現金決済とするかの選択を運転者に指示してからの期間(選択期間)を計測するもので、決済選択指示信号を無線通信部305から車載装置40に対して送信したときに、所定のタイマ初期値がセットされるなどして選択期間の計測を開始する。
再選択フラグは、駐車料金の決済をDSRC決済とするか現金決済とするかの選択を再度運転者に指示するか否かを示すもので、選択期間タイマがタイムアウトしたときに、オン状態にセットされる。
I/Oポート304は、車両検出センサ10や、駐車券挿入口33に対応して設けられた検出センサなどから入力される検出信号をCPU303に供給したり、CPU303から供給されるゲート開放指示信号やゲート閉鎖指示信号をゲート装置20に出力したりする。
無線通信部305は、例えばDSRC方式を採用する無線通信装置などから構成されており、路側装置30に接近してきた車両に搭載された車載装置40との間で各種データの無線通信を行う。本実施形態では、車載装置40から送信される運転者IDを受信したり、車載装置40に対して各種指示信号を送信したりする。
画像表示部306は、例えば液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)などから構成されており、図2に示す表示画面31に、車両の運転者に対する各種メッセージやタッチパネルなどを表示する。
操作部307は、例えばタッチパネル方式の入力装置などから構成されており、運転者によるタッチパネルの操作に対応する指定信号を生成してCPU303に供給する。
音声処理部308は、例えばD/A(Digital/Analog)コンバータなどから構成されており、CPU303から供給されるデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して、スピーカ32から車両の運転者に対する各種音声メッセージなどを出力する。
図1に示す車載装置40は、自動車などの車両に搭載されるもので、例えばカーナビゲーション装置となって一体に構成されている。図4は、車載装置40の内部構成を示すブロック図である。車載装置40は、図4に示すように、ROM401と、RAM402と、CPU403と、I/Oポート404と、無線通信部405と、画像表示部406と、操作部407と、音声処理部408と、記憶部409と、ICカード処理部410と、を備え、これらはシステムバスなどを介して相互に接続されている。また、車載装置40は、インターネットなどのネットワークを介して決済サーバ50に接続されている。
CPU403は、RAM402をワークエリアとして用いてROM401や記憶部409に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、車載装置40各部の動作を制御する。
I/Oポート404は、例えば図示せぬDVD−ROM(Digital Versatile Disc)ドライブに挿入されたDVD−ROMなどから地図情報などを読み出してCPU403に供給する。
無線通信部405は、例えば複数のGPS(Global Positioning System)衛星から図示せぬアンテナを介して入力されるGPS電波を電気信号に変換してCPU403に供給する機能と、DSRC方式により路側装置30との間で各種データの無線通信を行う機能と、を備える無線通信装置などから構成されている。本実施形態において、無線通信装置405は、路側装置30に対して運転者IDを送信したり、路側装置30からの各種指示信号を受信したりする。
画像表示部406は、図3に示す画像表示部306と同様に液晶表示装置などから構成されており、図示せぬ表示画面に無線通信部405にて受信したGPS電波に基づくナビゲーション画像やテレビジョン画像などを表示したり、記憶部409に記憶されているマップ画像などを表示したりする。また、画像表示部406は、図示せぬ表示画面に車両の運転者に対する各種メッセージやタッチパネルなどを表示する。
操作部407は、図3に示す操作部307と同様にタッチパネル方式の入力装置などから構成されており、運転者によるタッチパネルの操作に対応する指定信号を生成してCPU403に供給したり、運転者によるタッチパネルの操作により入力されたICカードの番号をCPU403に供給したりする。
音声処理部408は、図3に示す音声処理部308と同様にD/Aコンバータなどから構成されており、CPU403から供給されるデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して、図示せぬスピーカから車両の運転者に対する各種音声メッセージなどを出力する。
記憶部409は、例えばハードディスクドライブなどから構成されており、OSや、各種アプリケーションプログラム、各種データ、所定の地図情報などを記憶している。
本実施形態において、記憶部409には、アプリケーションプログラムとして、駐車料金の決済を行う際に車載装置40の側で必要な処理(車側駐車料金決済処理)を実行する車側駐車料金決済プログラムが記憶されている。
ICカード処理部410は、例えば運転者を特定可能な運転者IDなどが電子的に書き込まれたICカードを挿入可能に構成されており、挿入されたICカードにアクセスして運転者IDなどを読み出してCPU403に供給する。
決済サーバ50は、ICカードを用いた駐車料金の決済を行うもので、例えばフレームワークやワークステーションなどから構成されている。決済サーバ50は、図5に示すように、ROM501と、RAM502と、CPU503と、記憶部509と、を備え、これらはシステムバスなどを介して相互に接続されている。また、決済サーバ50は、ネットワークを介して路側装置30に接続されている。
CPU503は、RAM502をワークエリアとして用いてROM501や記憶部509に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、決済サーバ50各部の動作を制御する。
記憶部509は、例えばハードディスクドライブなどから構成されており、OSや、各種アプリケーションプログラム、各種データなどを記憶している。
本実施形態において、記憶部509には、ICカードを用いた決済が可能な運転者や駐車場を運営する事業者などのIDと口座とを対応付けて登録する決済DB(Data Base)が記憶されている。
次に、上記構成を備える駐車料金決済システム1の具体的動作について図面を参照しつつ説明する。車両が駐車場の出口付近に接近してきて、路側装置30と車載装置40との間でDSRC方式による無線通信が可能な領域にまで進入すると、路側装置30の側では、CPU303がROM301に記憶されている路側駐車料金決済プログラムを実行することにより、図6に示す路側駐車料金決済処理を開始する。
この路側駐車料金決済処理が開始されると、CPU303は、まず、図6に示すように、駐車料金の決済を、DSRC決済とするか現金決済とするかを選択するよう指示する決済選択指示信号を無線通信部305から車載装置40に対して送信する(ステップS1)。また、RAM302に設けられた選択期間タイマに所定のタイマ初期値をセットするなどして、選択期間の計測を開始する(ステップS2)。
その後、CPU303は、選択期間タイマのおけるタイマ値が所定のタイマ上限値に達したか否かをチェックするなどして、選択期間が経過したか否かを判別する(ステップS3)。ここで、この選択期間が経過していなければ(ステップS3;No)、CPU303は、I/Oポート304の入力状態をチェックするなどして、車載装置40からDSRC決済と現金決済とのうちいずれかを指定する決済指定信号を無線通信部305にて受信したか否かを判別する(ステップS4)。
ここで、決済指定信号を受信していなければ(ステップS4;No)、CPU303は、ステップS3の処理にリターンして、選択期間が経過するまで決済指定信号を受信するのを待ち、その後、決済指定信号を受信すると(ステップS4;Yes)、この決済指定信号がDSRC決済を指定するものであるか現金決済を指定するものであるかを判別する(ステップS5)。
ここで、決済指定信号がDSRC決済を指定するものであれば(ステップS5;Yes)、CPU303は、ROM301に記憶されているDSRC決済プログラムを実行することにより、ICカードを用いて駐車料金を決済するDSRC決済処理を実行する(ステップS6)。
これに対して、決済指定信号を受信することなく選択期間が経過した場合には(ステップS3;Yes)、そのことを通知するタイムアウト通知信号を無線通信部502から車載装置40に送信するとともに(ステップS7)、RAM302に設けられた再選択フラグをオン状態にセットする(ステップS8)。
ステップS5の処理にて決済指定信号がDSRC決済を指定するものではないと判別した場合(ステップS5;No)や、ステップS8の処理を実行した後には、I/Oポート305の入力状態をチェックするなどして、車両検出センサ10からの検出信号を受信したか否かを判別することにより、車両が車両検出センサ10に検出されたか否かを判別する(ステップS9)。
ここで、車両が検出されていなければ(ステップS9;No)、CPU303は、車両が検出されるまでループして待ち、その後、車両が検出されると(ステップS9;Yes)、所定の画像データや音声データを画像表示部306や音声処理部308に供給することにより、例えば図7(a)に示すような運転者に駐車券を駐車券挿入口33に挿入するよう指示するメッセージを表示画面31に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカ32から出力したりする(ステップS10)。
そして、CPU303は、I/Oポート304の入力状態をチェックするなどして、駐車券挿入口33に対応して設けられた所定の検出センサからの検出信号を受信したか否かを判別することにより、運転者により駐車券挿入口33に駐車券が挿入されたか否かを判別する(ステップS11)。
ここで、駐車券が挿入されていなければ(ステップS11;No)、CPU303は、駐車券が挿入されるまでループして待ち、その後、駐車券が挿入されると(ステップS11;Yes)、再選択フラグがオンとなっているか否かを判別する(ステップS12)。
ここで、再選択フラグがオンであれば(ステップS12;Yes)、所定の画像データや音声データを画像表示部306や音声処理部308に供給することにより、例えば図7(b)に示すような運転者に駐車料金の決済をDSRC決済と現金決済とのうちいずれにするかを選択するよう再度指示するメッセージを表示画面31に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカ32から出力したりする(ステップS13)。
そして、CPU303は、操作部307からの入力状態をチェックするなどして、運転者によりタッチパネルが操作されてDSRC決済と現金決済とのうちいずれかが選択されたか否かを判別する(ステップS14)。
ここで、タッチパネルが操作されていなければ(ステップS14;No)、CPU303は、タッチパネルが操作されるまでループして待ち、その後、タッチパネルが操作されると(ステップS14;Yes)、DSRC決済が選択されたか現金決済が選択されたかを判別する(ステップS15)。
ここで、DSRC決済が選択されれば(ステップS15;Yes)、CPU303は、ROM301に記憶されているDSRC決済プログラムを実行することにより、ICカードを用いて駐車料金を決済するDSRC決済処理を実行する(ステップS16)。
これに対して、ステップS12の処理にて再選択フラグがオフであると判別した場合や(ステップS12;No)、ステップS15の処理にて現金決済が選択されたと判別した場合には(ステップS15;No)、ROM301に記憶されている現金決済プログラムを実行することにより、現金決済処理を実行する(ステップS17)。
図8は、ステップS6及びステップS16のDSRC決済処理の詳細を示すフローチャートである。このDSRC決済処理が開始されると、CPU303は、まず、図8に示すように、決済指定信号に含まれる運転者IDを取得する(ステップS101)。次に、CPU303は、ステップS101の処理にて取得した運転者IDに対応する駐車期間タイマをRAM302のうちから検出し、この駐車期間タイマにおけるタイマ値が示す駐車期間に対応する駐車料金をROM301に記憶されている駐車料金決定用テーブルを参照して決定する(ステップS102)。
続いて、CPU303は、ステップS101の処理にて取得した運転者IDと、ステップS102の処理にて決定した駐車料金と、ROM301に記憶されている事業者IDと、を含む決済要求信号をネットワークを介して決済サーバ50に送信することにより、ICカードを用いた駐車料金の決済を要求する(ステップS103)。
このとき、決済サーバ50の側では、CPU503が路側装置30からネットワークを介して送信された決済要求信号を受信し、この決済要求信号に含まれる運転者IDと合致するものを記憶部509に記憶されている決済DBのうちから検出する。ここで、合致する運転者IDを検出した場合には、駐車料金を後日、運転者IDに対応する口座から、事業者IDに対応する口座に振り替えるために必要な処理を行う。その後、CPU503は、駐車料金の決済の要求を受け付けたことを通知する要求受付通知信号をネットワークを介して路側装置30に送信する。これに対して、合致する運転者IDを検出できなかった場合には、駐車料金の決済の要求を拒絶したことを通知する要求拒絶通知信号をネットワークを介して路側装置30に送信する。
そして、路側装置30の側では、CPU303が決済サーバ50から要求受付通知信号及び要求拒絶通知信号のいずれかを受信したか否かを判別する(ステップS104)。ここで、決済受付通知信号及び決済拒否通知信号のいずれも受信していなければ(ステップS104;No)、CPU303は、これらを受信するまで待つ。
その後、要求受付通知信号及び要求拒絶通知信号のいずれかを受信すると(ステップS104;Yes)、CPU303は、これが要求受付通知信号及び要求拒絶通知信号のいずれであるかを判別する(ステップS105)。
ここで、要求拒絶通知信号を受信していれば(ステップS105;No)、CPU303は、ICカードを用いた駐車料金の決済ができなかったことを通知する決済未完通知信号を無線通信部305から車載装置40に送信する(ステップS106)。
これに対して、要求受付通知信号を受信した場合には(ステップS105;Yes)、ICカードを用いた駐車料金の決済が完了したことを通知する決済完了通知信号を無線通信部305から車載装置40に送信するとともに(ステップS107)、I/Oポート304からゲート開放指示信号をゲート装置20に送信して、ポール21を開放位置まで上昇させることにより、車両の退出が可能な状態に制御する(ステップS108)。
図9は、ステップS17の現金決済処理の詳細を示すフローチャートである。この現金決済処理が開始されると、CPU303は、まず、図9に示すように、駐車券挿入口33に挿入された駐車券に記録されている駐車開始時刻を読み取った後、この駐車開始時刻と、現在の時刻と、から駐車期間を求め、この駐車期間に対応する駐車料金をROM301に記憶されている駐車料金決定用テーブルを参照して決定する(ステップS201)。
次に、CPU303は、ステップS201の処理にて決定した駐車料金に対応する画像データや音声データを画像表示部306や音声処理部308に供給することにより、例えば図10(a)に示すような運転者に駐車料金を支払うよう指示するメッセージを表示画面31に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカ32から出力したりする(ステップS202)。
続いて、CPU303は、運転者によりコイン投入口34に投入されたコインをコインセレクタにて振り分けたり、紙幣挿入口35に挿入された紙幣を紙幣リーダにて読み取ったりするなどして、運転者により支払われた金額がステップS201の処理にて決定した駐車料金に達したか否かを判別する(ステップS203)。
ここで、運転者により支払われた金額が駐車料金に達していなければ(ステップS203;No)、CPU303は、支払われた金額が駐車料金に達するまでループして待ち、その後、支払われた金額が駐車料金に達すると(ステップS203;Yes)、この支払われた金額が駐車料金よりも多いか否かを判別する(ステップS204)。
ここで、支払われた金額が駐車料金よりも多ければ(ステップS204;Yes)、CPU303は、支払われた金額と駐車料金との差額を求め、この差額を硬貨払出装置や紙幣払出装置を用いて払出口36から払い出す(ステップS205)。
ステップS204の処理にて支払われた金額と駐車料金とが同額であると判別した場合や(ステップS204;No)、ステップS205の処理を実行した後には、領収書を領収証プリンタから発行するとともに(ステップS206)、所定の画像データや音声データを画像表示部306や音声処理部308に供給することにより、例えば図10(b)に示すような現金を用いた駐車料金の決済が完了したことを報知するメッセージを表示画面31に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカ32から出力したりする(ステップS207)。
その後、CPU303は、ゲート開放指示信号をI/Oポート304からゲート装置20に送信して、ポール21を開放位置まで上昇させることにより、車両の退出が可能な状態に制御する(ステップS208)。
また、車載装置40の側では、CPU403が路側装置30から送信される決済選択指示信号を無線通信部405にて受信したことに応答して、記憶部409に記憶されている車側駐車料金決済プログラムを実行することにより、図11に示す車側駐車料金決済処理が開始される。
この車側駐車料金決済処理が開始されると、CPU403は、まず、図11に示すように、決済選択指示信号に含まれる画像データや音声データを抽出して画像表示部406や音声処理部408に供給することにより、例えば図7(b)に示すような運転者に駐車料金の決済をDSRC決済と現金決済とのいずれにするかを選択するよう指示するメッセージを表示画面に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカから出力したりする(ステップS21)。
そして、CPU403は、I/Oポート404の入力状態をチェックするなどして、路側装置30から、タイムアウト通知信号を受信したか否かを判別する(ステップS22)。ここで、タイムアウト通知信号を受信していなければ(ステップS22;No)、CPU403は、操作部407からの入力状態をチェックするなどして、運転者によりタッチパネルが操作されてDSRC決済と現金決済とのうちいずれかが選択されたか否かを判別する(ステップS23)。
ここで、運転者によりタッチパネルが操作されていなければ(ステップS23;No)、CPU403は、ステップS22の処理へとリターンして、タッチパネルが操作されるのを待ち、その後、タッチパネルが操作されると(ステップS23;Yes)、DSRC決済が選択されたか現金決済が選択されたかを判別する(ステップS24)。
ここで、DSRC決済が選択されていれば(ステップS24;Yes)、CPU403は、DSRC決済を指定する決済指定信号を無線通信部405から路側装置30に対して送信するとともに(ステップS25)、所定の画像データや音声データを画像表示部406や音声処理部408に供給することにより、例えば図12(a)に示すような運転者にDSRC決済が選択されたことを報知するメッセージを表示画面に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカから出力したりする(ステップS26)。
その後、CPU403は、I/Oポート404の入力状態をチェックするなどして、路側装置30から、決済完了通知信号及び決済未完通知信号のいずれかを受信したか否かを判別する(ステップS27)。ここで、決済完了通知信号及び決済未完通知信号のいずれも受信していなければ(ステップS27;No)、CPU403は、これらを受信するまで待つ。
その後、決済完了通知信号及び決済未完通知信号のいずれかを受信すると(ステップS27;Yes)、CPU403は、これが決済完了通知信号及び決済未完通知信号のいずれであるかを判別する(ステップS28)。
ここで、決済完了通知信号を受信していれば(ステップS28;Yes)、CPU403は、所定の画像データや音声データを画像表示部406や音声処理部408に供給することにより、例えば図13(a)に示すような運転者にDSRC決済が完了したことを報知するメッセージを表示画面に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカから出力したりする(ステップS29)。
これに対して、決済未完通知信号を受信した場合には(ステップS28;No)、所定の画像データや音声データを画像表示部406や音声処理部408に供給することにより、例えば図13(b)に示すような運転者にDSRC決済ができなかったことを報知するメッセージを表示画面に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカから出力したりする(ステップS30)。
また、ステップS24の処理にて現金決済が選択されたものと判別した場合には(ステップS24;No)、現金決済を指定する決済指定信号を無線通信部405から路側装置30に対して送信する(ステップS31)。
ステップS22の処理にてタイムアウト通知信号を受信したと判別した場合や(ステップS22;Yes)、ステップS31の処理を実行した後には、所定の画像データや音声データを画像表示部406や音声処理部408に供給することにより、例えば図12(b)に示すような運転者に現金決済が選択されたことを報知するメッセージを表示画面に表示したり、このメッセージに対応する音声をスピーカから出力したりする(ステップS32)。
以上説明したように、本実施形態に係る駐車料金決済システム1によれば、路側装置30と車載装置40との間でDSRC方式による無線通信が可能な領域にまで車両が進入したことに応答して、路側装置30のCPU303は、ステップS1の処理にて、駐車料金の決済を、DSRC決済とするか現金決済とするかを選択するよう指示する決済選択指示信号を無線通信部305から車載装置40に対して送信するとともに、ステップS2の処理にて選択期間の計測を開始する。
ここで、選択期間が経過する前に車載装置40から決済指定信号を受信した場合(ステップS3;No、ステップS4;Yes)、この決済指定信号がDSRC決済を指定するものであれば(ステップS5;Yes)、CPU303は、ステップS6のDSRC決済処理を実行することにより、ICカードを用いて駐車料金を決済する。他方、無線通信部305にて受信した決済指定信号が現金決済処理を指定するものであれば(ステップS5;No)、CPU303は、ステップS17の現金決済処理を実行することにより、現金を用いて駐車料金を決済する。
これに対して、車載装置40から決済指定信号を受信する前に選択期間が経過した場合には(ステップS3;Yes、ステップS4;No)、ステップS7の処理にてタイムアウト通知信号を無線通信部502から車載装置40に送信する。このとき、車載装置40の側では、CPU403がステップS32の処理にて現金決済が選択されたことを運転者に報知する。
その後、運転者によって路側装置30が操作可能な範囲に車両が進入して車両検出センサ10によって車両が検出されると(ステップS9;Yes)、路側装置30のCPU303は、ステップS13の処理にて運転者に駐車料金の決済をDSRC決済と現金決済とのうちいずれにするかを選択するよう再度指示する。
このようにして、駐車料金決済システム1は、運転者が車載装置40のタッチパネルの操作によって決済方法を選択する前に、決済方法の選択が可能な選択期間が経過した場合でも、そのまま現金決定処理に実行せず、運転者に路側装置30のタッチパネルにて決済方法を再度選択する機会を与えることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施形態の変形態様について、説明する。
なお、上記実施形態においては、ステップS11で駐車券挿入を確認し、駐車券に記録されている時刻から駐車期間を算出しているが、DSRC決済に用いられる入庫時間を路側装置に送信することで、現金決済時の駐車料金を算出するようにしてもよい。
また、ステップS14において、DSRC決済か現金決済かを路側装置30に設けられたタッチパネルにより選択しているが、これに代えて、路側装置30から車載装置40に、DSRC決済を行なうか否かの選択画面情報をDSRC通信を介して送信し、運転者が車載装置40のタッチパネルの操作によって、DSRC決済を行なうか否かを選択するようにしてもよい。
上記実施形態において、CPU303、403、及び503が実行するプログラムは、予めROM301、401、及び501等に記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上述の処理を実行させるためのプログラムを、既存の汎用コンピュータに適用することで、上記実施形態に係る路側装置30、車載装置40、及び決済サーバ50として機能させてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えばコンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM等)に格納して配布してもよいし、インターネット等のネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
また、上記の処理をOSとアプリケーションプログラムとの分担、又はOSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
駐車料金決済システムの構成例を示すブロック図である。 路側装置を例示する外観図である。 路側装置の構成例を示すブロック図である。 車載装置の構成例を示すブロック図である。 決済サーバの構成例を示すブロック図である。 路側駐車料金決済処理の一例を示すフローチャートである。 路側装置の表示画面での画像表示例を示す図である。 DSRC決済処理の一例を示すフローチャートである。 現金決済処理の一例を示すフローチャートである。 路側装置の表示画面での画像表示例を示す図である。 車側駐車料金決済処理の一例を示すフローチャートである。 車載装置の表示画面での画像表示例を示す図である。 車載装置の表示画面での画像表示例を示す図である。
符号の説明
1 駐車料金決済システム
10 車両検出センサ
20 ゲート装置
30 路側装置
40 車載装置
50 決済サーバ

Claims (5)

  1. 車両に搭載されている車載装置との間で無線通信が可能な路側装置であって、
    前記車載装置との間で無線通信が可能な第1領域に前記車両が進入したことに応答して、該車両の運転者が利用可能な複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して所定の料金の決済を行うかを該車載装置にて選択するよう該運転者に指示する選択指示手段と、
    前記選択指示手段によって決済方法の選択が指示されてからの期間を計測する期間計測手段と、
    前記運転者によって決済方法が前記車載装置にて選択される前に、前記期間計測手段による計測期間が所定の上限値に達した場合、該運転者による前記路側装置の操作が可能な第2領域に前記車両が進入したことに応答して、前記複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して前記所定の料金の決済を行うかを該路側装置にて選択するよう該運転者に再度指示する再指示手段と、
    を備えることを特徴とする路側装置。
  2. 前記運転者によって前記複数種類の決済方法のうちの第1決済方法が選択された場合、該運転者を特定可能な運転者識別情報を前記車載装置から取得する運転者識別情報取得手段と、
    前記運転者識別情報取得手段によって取得された運転者識別情報と、前記路側装置を運営する事業者を特定可能な事業者識別情報と、前記所定の料金と、をネットワークを介して所定の決済サーバに供給して、該所定の料金を該運転者識別情報に対応する口座から該事業者識別情報に対応する口座に振り替えさせることにより、該所定の料金の決済を行う第1決済手段と、
    前記運転者によって前記第1決済方法とは異なる第2決済方法が選択された場合、該運転者によって前記路側装置に投入された現金で該所定の料金の決済を行う第2決済手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の路側装置。
  3. 請求項2に記載の路側装置と、前記車載装置と、を備える料金決済システムであって、
    前記車載装置は、前記運転者によって決済方法が該車載装置にて選択される前に、前記期間計測手段による計測期間が所定の上限値に達した場合、前記第2決済方法が選択されたことを該運転者に報知する決済方法報知手段を含む、
    ことを特徴とする料金決済システム。
  4. 車両に搭載されている車載装置との間で無線通信が可能な路側装置における料金決済方法であって、
    前記車載装置との間で無線通信が可能な第1領域に前記車両が進入したことに応答して、該車両の運転者が利用可能な複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して所定の料金の決済を行うかを該車載装置にて選択するよう該運転者に指示する選択指示ステップと、
    前記選択指示ステップによって決済方法の選択が指示されてからの期間を計測する期間計測ステップと、
    前記運転者によって決済方法が前記車載装置にて選択される前に、前記期間計測ステップによる計測期間が所定の上限値に達した場合、該運転者による前記路側装置の操作が可能な第2領域に前記車両が進入したことに応答して、前記複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して前記所定の料金の決済を行うかを該路側装置にて選択するよう該運転者に再度指示する再指示ステップと、
    を備えることを特徴とする料金決済方法。
  5. 車両に搭載されている車載装置との間で無線通信が可能な路側装置が備えるコンピュータに、
    前記車載装置との間で無線通信が可能な第1領域に前記車両が進入したことに応答して、該車両の運転者が利用可能な複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して所定の料金の決済を行うかを該車載装置にて選択するよう該運転者に指示する選択指示手順と、
    前記選択指示手順によって決済方法の選択が指示されてからの期間を計測する期間計測手順と、
    前記運転者によって決済方法が前記車載装置にて選択される前に、前記期間計測手順による計測期間が所定の上限値に達した場合、該運転者による前記路側装置の操作が可能な第2領域に前記車両が進入したことに応答して、前記複数種類の決済方法のうちのいずれの決済方法を利用して前記所定の料金の決済を行うかを該路側装置にて選択するよう該運転者に再度指示する再指示手順と、
    を実行させるためのプログラム。
JP2007267088A 2007-10-12 2007-10-12 路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム Active JP5186876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007267088A JP5186876B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007267088A JP5186876B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009098748A true JP2009098748A (ja) 2009-05-07
JP5186876B2 JP5186876B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=40701721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007267088A Active JP5186876B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5186876B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262564A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Alpine Electronics Inc 決済確認応答システムおよび決済確認応答方法
WO2012169633A1 (ja) * 2011-06-10 2012-12-13 三菱重工業株式会社 課金システム、利用料金算出装置、制御方法、及びプログラム
CN105745682A (zh) * 2013-11-20 2016-07-06 宝马股份公司 包括驾驶员识别设备和驾驶员识别信号发送器的机动车

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141633A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 決済システム及び車載器
JP2006331454A (ja) * 2006-08-04 2006-12-07 Fujitsu Ltd 駐車場の予約管理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141633A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 決済システム及び車載器
JP2006331454A (ja) * 2006-08-04 2006-12-07 Fujitsu Ltd 駐車場の予約管理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262564A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Alpine Electronics Inc 決済確認応答システムおよび決済確認応答方法
WO2012169633A1 (ja) * 2011-06-10 2012-12-13 三菱重工業株式会社 課金システム、利用料金算出装置、制御方法、及びプログラム
JP2012256289A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 課金システム、利用料金算出装置、制御方法、及びプログラム
CN105745682A (zh) * 2013-11-20 2016-07-06 宝马股份公司 包括驾驶员识别设备和驾驶员识别信号发送器的机动车
KR20160088287A (ko) * 2013-11-20 2016-07-25 바이에리셰 모토렌 베르케 악티엔게젤샤프트 운전자 식별 장치 및 운전자 식별 신호 송신기를 포함하는 차량
JP2017506178A (ja) * 2013-11-20 2017-03-02 バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト ドライバ識別装置を有する自動車及びドライバ識別信号発信器
KR102270322B1 (ko) * 2013-11-20 2021-06-29 바이에리셰 모토렌 베르케 악티엔게젤샤프트 운전자 식별 장치 및 운전자 식별 신호 송신기를 포함하는 차량

Also Published As

Publication number Publication date
JP5186876B2 (ja) 2013-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111915926A (zh) 停车位智能指引***及方法
JP7073041B2 (ja) 駐車場管理システム、及び駐車場管理方法
KR20200059769A (ko) 차량 내부에서의 결제를 위한 전자 장치 및 시스템
CN112991560A (zh) 一种车辆离场管理方法、***、存储介质及电子设备
JP5186876B2 (ja) 路側装置、料金決済システム、料金決済方法、及びプログラム
CN112233448A (zh) 基于SaaS模式的智慧停车管理方法、***及智能终端
JP2009098747A (ja) 車載装置、料金決済方法、及びプログラム
JP6213646B2 (ja) 報知機器、及び、報知方法
CN110766814A (zh) 车辆支付方法、装置及车辆钥匙
JP2010061236A (ja) 車載用決済システム、車載用決済装置、車両向け提供サービス管理装置及び決済サーバ
JP6213625B2 (ja) 車載機器、及び、報知方法
JP2007264943A (ja) 車両用通信装置
JP2011022951A (ja) 車載装置、決済システム、サーバ装置、決済意思確認方法、車載装置用プログラム及びサーバ装置用プログラム
KR101555993B1 (ko) 차량탑재 단말을 이용한 차량의 주차 요금 정산 시스템
JP2010186319A (ja) 与信判定システム、車載器及び与信判定方法
KR20220002840A (ko) 차량 내부에서의 결제를 위한 전자 장치 및 시스템
JP5230294B2 (ja) 利用料金算出装置及び利用料金算出方法及びプログラム
JP2005292084A (ja) ナビゲーション装置
CN111192373A (zh) 停车费用支付方法、***及装置
JP2006085448A (ja) 駐車場管理システム
CN111091627A (zh) 车辆设备、使用车辆设备的支付处理***与方法
JP4704493B2 (ja) ナビゲーション装置
KR100712700B1 (ko) 요금 정산용 스마트카드가 구비된 이동단말기 및 이를이용한 요금 정산방법
JP2005165821A (ja) 自動料金収受車載器
CN112396765B (zh) 车辆出租***和车辆出租方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110715

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20111012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5186876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150