JP2009098136A - 画像検出器及び画像撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な温調制御を回避して省エネルギー化を図ると共に、画像検出器に対して適切な温調制御を行うことにより、より高品質の画像が得られる画像検出器及び画像撮影システムを提供する。
【解決手段】画像検出器26は、画像検出部38、温調制御手段135、画像情報出力検出手段270及び計時部280を有し、前記温調制御手段135は、前記画像情報出力検出手段270からの画像情報出力検出信号の入力に基づいて、前記画像検出部38に対する温調制御の動作を停止又は低減し、一方で、前記温調制御の動作を停止又は低減してから前記計時部280が所定時間計時したときに、前記温調制御の動作を再開するか、又は、前記温調制御の動作の低減を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の記録領域に記録された画像を画像情報として出力する画像検出器及び当該画像検出器が適用される画像撮影システムに関する。
例えば、医療分野においては、放射線源から放射線を被写体(患者)に照射し、被写体を透過した放射線を画像検出器で検出して、放射線画像情報を取得する画像撮影装置が広汎に使用されている。
特許文献1には、CCD等の放射線検出器の結露等を防止するために、前記放射線検出器の温度を温度センサで検出し、検出された前記温度が所定温度となるように温調制御を行うことが提案されている。
特開2003−14860号公報
ところで、放射線検出器等の画像検出器において、画像の読取時(画像情報の出力時)に冷却ファン等の温調制御手段の駆動により前記画像検出器に対する温調制御が行われると、前記温調制御手段の駆動信号が前記画像情報に重畳して、画像の品質が低下する。
一方、画像検出器の性能を維持するために、該画像検出器を所定温度に保持する温調制御を常時行っていると、前記温調制御に無駄なエネルギーが消費されることになる。しかしながら、特許文献1には、画像の読取時等を含め、具体的にどのような温調制御を行っているのかについて、何ら記載されていない。
本発明は、前記の不具合に鑑みなされたものであり、無駄な温調制御を回避して省エネルギー化を図ると共に、画像検出器に対して適切な温調制御を行うことにより、より高品質の画像が得られる画像検出器及び画像撮影システムを提供することを目的とする。
本発明は、画像検出器が、
所定の画像を記録し、記録した前記画像を画像情報として出力する画像検出部と、
前記画像検出部を所定温度に調整する温調制御を行う温調制御手段と、
前記画像検出部からの前記画像情報の出力を検出し、検出結果を画像情報出力検出信号として前記温調制御手段に出力する画像情報出力検出手段と、
計時部と、
を有し、
前記温調制御手段は、前記画像情報出力検出信号の入力に基づいて、前記画像検出部に対する温調制御の動作を停止又は低減し、一方で、前記温調制御の動作を停止又は低減してから前記計時部が所定時間計時したときに、前記温調制御の動作を再開するか、又は、前記温調制御の動作の低減を解除することを特徴としている。
本発明によれば、画像の読取時(画像情報の出力時)に、温調制御手段が、画像情報出力検出信号の入力に基づいて、画像検出部に対する温調制御の動作を一時的に停止するか、あるいは、低減するので、前記温調制御に起因した画像(画像情報)へのノイズの重畳を回避することで、より高品質な画像を取得することが可能となる。
また、温調制御の動作を一時的に停止させてから所定時間経過した後に前記温調制御が再開されるか、あるいは、温調制御の動作を一時的に低減させてから所定時間経過した後に前記温調制御の動作の低減が解除されることで、前記読取時以外の時間帯で前記温調制御を適切に行うことが可能となって、画像検出器の安定動作を維持することができる。この結果、無駄な温調制御を回避して、画像検出器及び画像撮影システム全体の省エネルギー化を図ることも可能となる。
図1に示すように、本実施形態に係る画像撮影システム20は、放射線Xを発生させて被写体22に照射する放射線発生装置24と、被写体22を透過した放射線Xを検出する放射線固体検出器(画像検出器、放射線画像情報検出器)26と、放射線発生装置24及び放射線固体検出器26を制御する制御装置28と、被写体22に対する放射線Xの照射線量等の撮影条件を制御装置28に設定するコンソール30と、放射線固体検出器26から読み出した被写体22の放射線画像情報に対して所定の画像処理を施す画像処理装置32と、処理された放射線画像情報を表示する表示装置34とを備える。
また、放射線固体検出器26は、センサ基板(画像検出部)38、ゲート線駆動回路44、バッテリ45、信号読出回路46、タイミング制御回路48、温調制御手段135、領域指定手段134、通信手段136、タイミング制御信号検出部(画像情報出力検出手段)270、曝射検出部(画像記録検出手段)272及びタイマ(計時部)280を備える。さらに、温調制御手段135は、冷却パネル130及び冷却パネル駆動手段132から構成され、冷却パネル駆動手段132は、温度コントローラ133、温度センサ138及びファン(冷却ファン)140から構成される。
図2は、放射線固体検出器26の概略構成斜視図である。放射線固体検出器26は、保護ケース36に収納され、被写体22(図1参照)を透過した放射線Xに係る放射線画像情報を二次元の電荷情報として蓄積(記録)するセンサ基板38と、このセンサ基板38に対して放射線Xが照射される一面側(照射面側)の背面側に密接配置される冷却パネル130とを備える。
すなわち、図2は、センサ基板38の背面側の略全面に冷却パネル130を配置した場合であり、長方形状の9個の冷却部142a〜142iを前記背面に配置することにより冷却パネル130が構成される。
図3は、放射線固体検出器26の回路構成ブロック図である。放射線固体検出器26は、センサ基板38と、図示しない複数の駆動用ICからなるゲート線駆動回路44と、複数の読出用IC42(図4参照)からなる信号読出回路46と、ゲート線駆動回路44及び信号読出回路46を制御するタイミング制御回路48とを備える。
センサ基板38は、放射線X(図1及び図2参照)を感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層51を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)52のアレイの上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量53に蓄積した後、各行毎にTFT52を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図3では、光電変換層51及び蓄積容量53からなる1つの画素50と1つのTFT52との接続関係のみを示し、その他の画素50の構成については省略している。なお、アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。各画素50に接続されるTFT52には、行方向と平行に延びるゲート線54と、列方向と平行に延びる信号線56とが接続される。各ゲート線54は、ゲート線駆動回路44に接続され、各信号線56は、信号読出回路46に接続される。
図4は、信号読出回路46の詳細ブロック図である。信号読出回路46は、センサ基板38(図1〜図3参照)の各信号線56に接続される読出用IC42と、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に基づき、信号線56の1つに接続されている画素50を選択するマルチプレクサ60と、選択された画素50から読み出した放射線画像情報をデジタル信号としての画像信号に変換し、通信手段136を介して画像処理装置32に送信(出力)するA/D変換器62とを備える。
読出用IC42は、信号線56から抵抗器64を介して供給される電流を検出するオペアンプ66(積分アンプ)、積分コンデンサ68及びスイッチ70を備える。オペアンプ66の反転入力端子には、抵抗器64を介して信号線56が接続され、オペアンプ66の非反転入力端子には、基準電圧Vbが供給される。
図5は、前述したセンサ基板38及び冷却パネル130(図1及び図2参照)の模式的断面図である。
ここで、冷却パネル130を構成する各冷却部142a〜142iは、複数のペルチェ素子156をそれぞれ有する。
すなわち、各冷却部142a〜142iは、センサ基板38の背面に密着配置された吸熱側基板146と、吸熱側基板146に所定間隔で配置された複数の吸熱側電極148と、各吸熱側電極148の両端にそれぞれ接合配置されたP型半導体素子152及びN型半導体素子154と、一方の吸熱側電極148側のP型半導体素子152と該一方の吸熱側電極148に隣接する他方の吸熱側電極148側のN型半導体素子154とを接続する発熱側電極150と、各発熱側電極150に密着配置された発熱側基板158とから構成される。
従って、図5は、センサ基板38の背面から下方に向かって、吸熱側基板146、吸熱側電極148、P型半導体素子152又はN型半導体素子154、発熱側電極150及び発熱側基板158の順に積層することにより各冷却部142a〜142iが構成される場合を図示している。
そして、隣接する2個の吸熱側電極148と、該2個の吸熱側電極148間に配置される発熱側電極150と、この発熱側電極150を介して接続された1組のP型半導体素子152及びN型半導体素子154とによってペルチェ素子156が構成され、図5中、左端のP型半導体素子152に接合された吸熱側電極148と、右端のN型半導体素子154に接合された吸熱側電極148とには、温度コントローラ133を構成する直流電源144が接続されている。
また、吸熱側基板146及び発熱側基板158は、熱伝導性を有する材料(例えば、センサ基板38から各冷却部142a〜142iの方向に熱伝導特性が指向するセラミックス)で形成されていることが好ましい。
前述したように、センサ基板38を構成する光電変換層51(図3参照)は、アモルファスセレンからなり、該アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。そこで、放射線固体検出器26は、光電変換層51(アモルファスセレン)の温度が前記温度範囲を上回ったときにセンサ基板38を冷却して、光電変換層51の温度を前記温度範囲内に保持するための温調制御手段135(図1参照)を有する。
すなわち、温調制御手段135を構成する温度センサ138は、センサ基板38近傍に配置され、アモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を常時あるいは所定時間間隔で検出し、検出したセンサ基板38の温度を温度コントローラ133に出力する。温度コントローラ133は、入力されたセンサ基板38の温度が、光電変換層51(アモルファスセレン)の温度範囲の上限値に応じた所定の上限温度を上回るか否かを判定する。ここで、温度コントローラ133は、センサ基板38の温度が前記上限温度を上回ったものと判定したときに、直流電源144から各ペルチェ素子156に直流電流を供給すると共に、ファン140を駆動させる。各ペルチェ素子156は、前記直流電流の供給によって、吸熱側電極148とP型半導体素子152及びN型半導体素子154との各接合部分において、センサ基板38から吸熱側基板146を介して前記アモルファスセレンの熱を吸熱し、一方で、P型半導体素子152及びN型半導体素子154と発熱側電極150との各接合部分において、吸熱側電極148の各接合部分からP型半導体素子152及びN型半導体素子154を介し伝達される熱を発熱側基板158を介して冷却パネル130外に放熱するペルチェ効果を奏する。ファン140は、発熱側基板158での放熱が促進されるように、該発熱側基板158に対して送風を行い、該発熱側基板158を冷却する。
なお、前述した上限温度は、温度コントローラ133内に予め登録させておくか、あるいは、前記撮影条件の一部として制御装置28に予め登録し、放射線画像の撮影前に制御装置28から通信手段136を介して温度コントローラ133に送信するようにしてもよい。
図6は、各冷却部142a〜142iにおけるペルチェ素子156の実際の配置を示す平面図であり、センサ基板38及び発熱側基板158(図1〜図3及び図5参照)を省略して図示している。なお、図6は、発熱側基板158からセンサ基板38を視たときの平面図である。
図6に示すように、各冷却部142a〜142iにおいて、各ペルチェ素子156は、吸熱側基板146上でマトリックス状に配置されている。ここで、直流電源144から直流電流が供給されると、各ペルチェ素子156は、上述したペルチェ効果に基づいて、センサ基板38内のアモルファスセレンの熱を吸熱し、発熱側基板158(図5参照)を介して冷却パネル130外に放熱する。従って、冷却パネル駆動手段132を構成する温度コントローラ133(図1参照)は、直流電源144から冷却部142a〜142i毎に直流電流を選択的に供給して、センサ基板38中、冷却部142a〜142iに対向する所定領域のアモルファスセレンの熱を該冷却部142a〜142iを介して外部に放熱させるように制御することが可能である。
領域指定手段134(図1参照)は、制御装置28から通信手段136を介して送信される撮影条件に基づいて、放射線画像情報が記録される画素50を指定し、指定した各画素50を放射線画像情報の記録領域としてタイミング制御回路48、温度コントローラ133、タイミング制御信号検出部270及び曝射検出部272に出力する。従って、制御装置28から領域指定手段134には、被写体22に放射線Xが照射される前、より詳細には、センサ基板38の照射面に放射線Xが到達して蓄積容量53(図3参照)に電荷が蓄積される前に前記撮影条件が送信され、該領域指定手段134において、前述した記録領域の指定が行われることが好ましい。
これにより、タイミング制御回路48は、入力された前記記録領域に基づいて、指定された各画素50から画像信号が読み出されるようにゲート線駆動回路44及び信号読出回路46にタイミング制御信号を出力し、一方で、温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、指定された各画素50に対向する冷却部142a〜142iのペルチェ素子156(図5及び図6参照)に対して、直流電源144から直流電流を供給する。
タイミング制御信号検出部270(図1参照)は、タイミング制御回路48から出力されるタイミング制御信号を検出し、検出結果を画像情報出力検出信号として温度コントローラ133及びタイマ280に出力する。すなわち、タイミング制御回路48からゲート線駆動回路44及び信号読出回路46への前記タイミング制御信号の出力に起因して、前記記録領域中の各画素50(図3参照)から放射線画像情報が読み出されるので、タイミング制御信号検出部270は、各画素50からの前記放射線画像情報の読出を検出し、検出結果を前記画像情報出力検出信号として温度コントローラ133及びタイマ280に出力することになる。なお、領域指定手段134からタイミング制御信号検出部270に前記記録領域を出力することにより、該タイミング制御信号検出部270は、前記記録領域中の各画素50に対してのみ、タイミング制御回路48からタイミング制御信号が供給されるか否かを監視(検出)することが可能である。
一方、曝射検出部272は、領域指定手段134から入力される前記記録領域に基づいて、センサ基板38中、前記記録領域で指定されていない画素50の蓄積容量53への電荷の蓄積又は光電変換層51における電荷の発生を検出し、検出結果を画像記録検出信号として温度コントローラ133及びタイマ280に出力する。すなわち、放射線Xの照射に起因した蓄積容量53での電荷の蓄積又は光電変換層51での電荷の発生により、放射線画像情報が画素50に記録されることになるので、曝射検出部272は、前記指定されていない画素50での放射線画像情報の記録(放射線Xの曝射)を検出し、検出結果を前記画像記録検出信号として温度コントローラ133及びタイマ280に出力することになる。
従って、温度コントローラ133は、前記画像記録検出信号及び/又は前記画像情報出力検出信号が入力されたときには、放射線画像情報が記録され、あるいは、前記放射線画像情報が読み出されているものと判定し、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給を停止させると共に、ファン140の駆動を停止させて、センサ基板38に対する温調制御を停止する。
タイマ280は、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給が停止された時刻から計時を開始し、この停止時刻から所定時間計時した時点で、前記所定時間計時したことを示す計時信号を温度コントローラ133に出力する。
この場合、タイミング制御信号検出部270からタイマ280に画像情報出力検出信号が出力され、一方で、曝射検出部272からタイマ280に画像記録検出信号が出力されるので、タイマ280は、前記停止時刻から前記画像情報出力検出信号又は前記画像記録検出信号の入力が停止する時刻まで計時を行い、前記画像情報出力検出信号又は前記画像記録検出信号の入力が停止した時点で前記計時信号を温度コントローラ133に出力する。従って、前記所定時間とは、前記停止時刻から前記画像情報出力検出信号又は前記画像記録検出信号の入力が停止する時刻までの時間をいう。
温度コントローラ133は、タイマ280からの計時信号の入力によって放射線画像情報の記録又は読出が完了したものと判定し、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給やファン140の駆動を開始させて、センサ基板38に対する温調制御を再開する。
本実施形態の画像撮影システム20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について、図1〜図6を参照しながら説明する。
先ず、コンソール30を用いて、被写体22に係るID情報、撮影条件等の設定を行う。この場合、ID情報には、被写体22の氏名、年齢、性別等の情報があり、被写体22が所持するIDカードから取得することもできる。また、撮影条件としては、医師によって指示された撮影部位、撮影方向等の情報に加え、撮影部位に応じた放射線Xの照射線量、さらに、必要に応じて、アモルファスセレンの温度範囲の上限値に対応するセンサ基板38の上限温度があり、ネットワークに接続された上位の装置から取得し、あるいは、コンソール30から放射線技師が入力することが可能である。
次に、放射線固体検出器26に対して被写体22の撮影部位を位置決めした後に、制御装置28は、設定された撮影条件に従って放射線発生装置24及び放射線固体検出器26を制御する。これにより、放射線固体検出器26の領域指定手段134は、制御装置28から通信手段136を介して送信された前記撮影条件に基づいて、放射線画像情報が記録される各画素50を指定し、指定した各画素50を放射線画像情報の記録領域としてタイミング制御回路48、温度コントローラ133、タイミング制御信号検出部270及び曝射検出部272に出力する。
温度センサ138は、常時あるいは所定時間間隔で、前記記録領域のアモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を検出し、検出したセンサ基板38の温度を温度コントローラ133に出力する。温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、直流電源144から直流電流を供給する冷却部142a〜142iを選択すると共に、温度センサ138からセンサ基板38の温度が常時あるいは所定時間間隔で入力される毎に、該センサ基板38の温度が前記アモルファスセレンの温度範囲の上限値に応じたセンサ基板38の上限温度を上回るか否かを判定する。
一方、放射線発生装置24は、制御装置28から送信された前記撮影条件に基づいて、放射線Xを被写体22に照射する。被写体22を透過した放射線Xは、放射線固体検出器26のセンサ基板38中、前記記録領域における各画素50の光電変換層51によって電気信号に変換され、蓄積容量53に電荷として蓄積される(図3参照)。次いで、各蓄積容量53に蓄積された被写体22の放射線画像情報である電荷情報は、タイミング制御回路48からゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に供給されるタイミング制御信号に従って読み出される。
前述したように、領域指定手段134からタイミング制御回路48に前記記録領域が出力されるので、該タイミング制御回路48は、前記記録領域に基づいて、電荷が蓄積される蓄積容量53の画素50から画像信号を読み出すように、ゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に前記記録領域に基づくタイミング制御信号を出力する。
すなわち、ゲート線駆動回路44は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に従ってゲート線54の1つを選択し、選択されたゲート線54に接続されている各TFT52のベースに駆動信号を供給する。一方、信号読出回路46は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に従い、マルチプレクサ60により読出用IC42に接続されている信号線56を行方向に順次切り替えながら選択する。選択されたゲート線54及び信号線56に対応する画素50の蓄積容量53に蓄積された放射線画像情報に係る電荷情報は、抵抗器64を介してオペアンプ66に供給されて積分された後、マルチプレクサ60を介してA/D変換器62に供給され、デジタル信号である画像信号として通信手段136を介して画像処理装置32に供給される。行方向に配列された各画素50から画像信号が読み出された後、ゲート線駆動回路44は、列方向の次のゲート線54を選択して駆動信号を供給し、信号読出回路46は、選択されたゲート線54に接続されたTFT52から同様にして画像信号を読み出す。以上の動作を繰り返すことにより、センサ基板38内の記録領域(に応じた各画素50)に蓄積された二次元の放射線画像情報が読み出され、画像処理装置32に供給される。
以上のようにして調整され、画像処理装置32に供給された放射線画像情報は、所定の画像処理が施された後、診断等のために表示装置34に表示される。従って、医師は、表示装置34に表示された画像に基づき、診断等の処理を行うことができる。
ここで、温度コントローラ133(図1参照)は、前記記録領域におけるアモルファスセレンの温度(に応じたセンサ基板38の温度)が前記アモルファスセレンの温度範囲(の上限値に応じたセンサ基板38の上限温度)を上回るか否かを逐次判定しているが、センサ基板38の温度が前記上限温度を上回っていると判定した場合には、当該記録領域に対向する冷却部142a〜142iを選択し、選択した冷却部142a〜142iのペルチェ素子156に対して、直流電源144から直流電流を供給すると共に、ファン140を駆動させる。
これにより、前記直流電流が供給されたペルチェ素子156は、ペルチェ効果により、先ず、吸熱側電極148とP型半導体素子152及びN型半導体素子154との各接合部分にて、センサ基板38から吸熱側基板146を介して前記アモルファスセレンの熱を吸熱し、次に、P型半導体素子152及びN型半導体素子154と発熱側電極150との各接合部分において、吸熱側電極148の各接合部分からP型半導体素子152及びN型半導体素子154を介して伝達される熱を発熱側基板158を介して冷却パネル130外に放熱する。一方、ファン140は、発熱側基板158での放熱が促進されるように、該発熱側基板158に対して送風を行い、該発熱側基板158を冷却する。
また、温度コントローラ133は、温度センサ138にて検出されたセンサ基板38の温度が前記上限温度を下回ったと判定した場合には、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給と、ファン140の駆動とを共に停止させる。
さらに、領域指定手段134からタイミング制御信号検出部270及び曝射検出部272にも前記記録領域が出力されており、タイミング制御信号検出部270(図1参照)は、入力された前記記録領域にて指定された各画素50に対してのみ、タイミング制御回路48からタイミング制御信号が供給されるか否かを監視(検出)し、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号の出力を検出すれば、検出結果を画像情報出力検出信号として温度コントローラ133及びタイマ280に出力する。一方、曝射検出部272は、入力された前記記録領域に基づいて、センサ基板38中、前記記録領域で指定されていない画素50の蓄積容量53への電荷の蓄積又は光電変換層51における電荷の発生を検出した際に、検出結果を画像記録検出信号として温度コントローラ133及びタイマ280に出力する。
温度コントローラ133は、前記画像記録検出信号及び/又は前記画像情報出力検出信号が入力されたときに、前記記録領域の画素50に対する放射線画像情報の記録が開始され、あるいは、前記記録領域の画素50からの放射線画像情報の読出が開始されたものと判定し、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給を停止させると共に、ファン140の駆動を停止させて、センサ基板38に対する温調制御を停止する。
ここで、タイマ280は、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給が停止した時刻(停止時刻)から計時を開始し、その後、タイミング制御信号検出部270からの画像情報出力検出信号の入力が停止し、あるいは、曝射検出部272からの画像記録検出信号の入力が停止した時点で、計時を停止すると共に、計時信号を温度コントローラ133に出力する。
温度コントローラ133は、タイマ280からの計時信号の入力によって放射線画像情報の記録又は読出が完了したものと判定し、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給やファン140の駆動を開始させて、センサ基板38に対する温調制御を再開する。
このように、本実施形態に係る画像撮影システム20では、放射線固体検出器26は、センサ基板38と、センサ基板38を所定温度に調整する温調制御を行う温調制御手段135と、センサ基板38からの放射線画像情報の読出(出力)を検出し、検出結果を画像情報出力検出信号として温調制御手段135に出力するタイミング制御信号検出部270と、タイマ280とを有する。そして、温調制御手段135は、前記画像情報出力検出信号が入力されたときに、センサ基板38に対する温調制御を停止し、一方で、前記温調制御を停止した停止時刻からタイマ280が所定時間計時した時点でタイマ280から温調制御手段135に出力される計時信号に基づいて、前記温調制御を再開する。
これにより、放射線画像情報の読取時(出力時)に、温調制御手段135が、前記画像情報出力検出信号の入力に基づいて、センサ基板38に対する温調制御を停止するので、前記温調制御に起因した放射線画像(放射線画像情報)へのノイズの重畳が回避されて、より高品質な画像を取得することが可能となる。
また、前記温調制御を一時的に停止させてから所定時間経過した後に前記温調制御が再開されるので、前記温調制御が不要な時間帯での前記温調制御が確実に停止されると共に、前記読取時以外の時間帯で前記温調制御を適切に行うことが可能となって、放射線固体検出器26の安定動作を維持することができる。この結果、無駄な温調制御を回避して、放射線固体検出器26及び画像撮影システム20全体の省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、曝射検出部272は、センサ基板38に対する放射線画像情報の記録(放射線Xの照射)を検出し、検出結果を画像記録検出信号として温調制御手段135に出力する。この場合、温調制御手段135は、前記画像記録検出信号及び/又は前記画像情報出力検出信号の入力に基づいて、センサ基板38に対する温調制御を一時的に停止する。すなわち、温調制御手段135は、放射線画像情報の読取時(出力時)に加え、放射線画像情報の記録時にもセンサ基板38に対する温調制御を停止させる。これにより、前記温調制御に起因した放射線画像情報へのノイズの重畳が確実に回避され、さらに高品質な画像を取得することが可能となる。
また、放射線画像情報の記録が開始されて前記温調制御が一時的に停止された場合にも、温調制御手段135は、タイマ280が前記停止時刻から所定時間計時した時点でタイマ280から温調制御手段135に出力される計時信号に基づいて、前記温調制御を再開する。この場合でも、前記温調制御を一時的に停止させてから所定時間経過した後に前記温調制御が再開されるので、前記記録時のような前記温調制御が不要な時間帯での前記温調制御が確実に停止されると共に、前記記録時及び前記読取時以外の時間帯で前記温調制御を適切に行うことが可能となって、放射線固体検出器26の安定動作をより確実に維持することが可能となる。従って、この場合でも、無駄な温調制御が回避されて、放射線固体検出器26及び画像撮影システム20全体の省エネルギー化を図ることが可能である。
ここで、タイマ280は、前記停止時刻から放射線画像情報の読出(出力)が完了する時刻(タイミング制御信号検出部270からの画像情報出力検出信号の入力が停止する時刻)までの所定時間、あるいは、前記停止時刻から放射線画像情報の記録が完了する時刻(曝射検出部272からの画像記録検出信号の入力が停止する時刻)までの所定時間を計時し、計時後に計時信号を温調制御手段135(温度コントローラ133)に出力する。これにより、温調制御手段135における温調制御の再開をより正確且つ確実に行うことが可能となる。
また、温調制御手段135は、センサ基板38の背面に配置され且つセンサ基板38を冷却する冷却パネル130と、冷却パネル130を駆動する冷却パネル駆動手段132とを有するので、センサ基板38を確実に冷却することができる。
さらに、冷却パネル130は、センサ基板38の背面に配置された複数の冷却部142a〜142iから構成されており、冷却パネル駆動手段132(温調制御手段135)の温度コントローラ133は、各冷却部142a〜142iのうち前記記録領域に対向する冷却部142a〜142iを駆動する。すなわち、温度コントローラ133は、前記記録領域に基づいて、冷却部142a〜142iを選択的に駆動させるので、当該記録領域を確実に冷却し、一方で、センサ基板38における前記記録領域以外の領域が冷却されることを確実に回避することが可能となり、この結果、センサ基板38に対する無駄な冷却を確実に防止することができる。
さらにまた、冷却パネル駆動手段132は、前述した温度コントローラ133と、温度センサ138と、ファン140とから構成されている。この場合、温度センサ138は、前記記録領域中のアモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を検出する。温度コントローラ133は、検出されたセンサ基板38の温度が前記アモルファスセレンの温度範囲の上限値に応じたセンサ基板38の上限温度を上回るか否かを判定し、上回ると判定した際に、センサ基板38の温度(の示す前記アモルファスセレンの温度)が前記上限温度(の示す前記温度範囲の上限値)まで低下するように、冷却パネル130及びファン140を駆動する。ファン140は、センサ基板38から冷却パネル130に伝達された熱の冷却パネル130外への放熱が促進されるように、冷却パネル130に対する送風を行う。これにより、冷却パネル130及びセンサ基板38を効率よく冷却することができる。
さらにまた、各冷却部142a〜142iは、センサ基板38の背面に密着配置された吸熱側基板146上にマトリックス状に配列した複数のペルチェ素子156から構成され、温度コントローラ133は、直流電源144から各ペルチェ素子156に直流電流を流すことに起因して前記記録領域を冷却させる。これにより、センサ基板38内の熱は、ペルチェ素子156が奏するペルチェ効果により冷却パネル130を介して確実に外部に放熱される。
さらにまた、領域指定手段134は、センサ基板38に放射線画像情報が記録される前に、制御装置28からの撮影条件に基づいて、センサ基板38内の所定の画素50を放射線画像情報が記録される画素50として指定し、指定した各画素50を前記記録領域としてタイミング制御回路48、温度コントローラ133、タイミング制御信号検出部270及び曝射検出部272に出力する。
これにより、タイミング制御回路48では、前記記録領域に基づいて、タイミング制御信号をゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に出力するので、放射線画像情報が記録された各画素50から画像信号を確実に読み出すことが可能となる。また、温度コントローラ133では、前記記録領域に基づいて、前記記録領域に対応する冷却部142a〜142iのペルチェ素子156に対し、直流電源144から直流電流を供給することが可能となる。さらに、タイミング制御信号検出部270は、前記記録領域に基づいて、タイミング制御信号の出力の検出を効率よく行うことができ、一方で、曝射検出部272は、前記記録領域に基づいて、前記記録領域で指定されていない画素50の蓄積容量53への電荷の蓄積又は光電変換層51における電荷の発生(放射線Xの曝射)の検出を確実且つ効率的に行うことができる。
上記の説明では、タイマ280が計時する所定時間は、上述した停止時刻から画像情報出力検出信号又は画像記録検出信号の入力が停止する時刻までの時間としているが、この時間とは異なる時間を設定することも可能である。すなわち、タイマ280では、前記画像情報出力検出信号又は前記画像記録検出信号の入力が停止した時刻から一定時間経過した後に計時信号を温度コントローラ133に出力してもよい。
さらに、センサ基板38における放射線画像情報の読取に要する時間(読取時間)や記録に要する時間(記録時間)が予め分かっている場合には、タイマ280に前記読取時間や前記記録時間を事前に登録させておき、前記停止時刻から前記読取時間又は前記記録時間だけ計時した後に、タイマ280から温度コントローラ133に計時信号を出力してもよい。この場合、タイマ280に対する画像情報出力検出信号又は画像記録検出信号の供給は不要である。
さらに、上記の説明では、センサ基板38の背面に冷却パネル130を配置した場合について説明したが、センサ基板38の照射面に冷却パネル130を配置することも可能である。この場合でも、センサ基板38の表面に冷却パネル130が配置されるので、上述した本実施形態の効果が得られることは勿論である。
なお、センサ基板38の照射面に冷却パネル130を配置する場合には、冷却パネル130を放射線Xを透過可能に構成する。また、各冷却部142a〜142iを構成する吸熱側電極148、P型半導体素子152、N型半導体素子154及び発熱側電極150に金属が含まれているので、センサ基板38に照射される放射線Xの一部が吸収されることが懸念される。このような場合、画像処理装置32は、例えば、各冷却部142a〜142iにおけるペルチェ素子156の配列パターンを予め登録しておき、放射線画像情報が入力された際に、放射線Xの吸収による放射線画像情報の画質の低下を、前記登録された配列パターンに基づく所定の画像処理によって補正することで、放射線Xの吸収に起因した放射線画像情報への影響を除去する。
さらにまた、上記の説明では、温調制御手段135は、タイマ280からの計時信号に基づいて温調制御を再開するようにしているが、前記温調制御の再開後に下記の処理を行うことも可能である。
すなわち、タイマ280は、計時信号を出力した時刻(前記温調制御を再開した時刻)からさらに計時を開始し、この再開時刻から所定時間計時したときに、新たな計時信号を温調制御手段135の温度コントローラ133に出力し、温度コントローラ133は、前記新たな計時信号の入力に基づいて、再開した前記温調制御を再度停止してもよい。これにより、温調制御手段135全体の節電化が可能となり、不要な温調制御を回避することができる。
また、タイマ280は、計時信号を出力した時刻(前記温調制御を再開した時刻)からさらに計時を開始し、この再開時刻から所定時間計時したときに、新たな計時信号を温度コントローラ133に出力し、温度コントローラ133は、前記新たな計時信号の入力に基づいて、センサ基板38に対する放射線画像の記録が可能であることを示すレディ信号(記録可能信号)を通信手段136を介して制御装置28に出力してもよい。すなわち、前記再開時刻から所定時間温調制御が行われると、センサ基板38中のアモルファスセレンの温度は、所定の温度範囲に安定する。そこで、前記新たな計時信号の入力に基づいて、温度コントローラ133から制御装置28に前記レディ信号を送信することにより、制御装置28では、前記温調制御により前記アモルファスセレンの温度が安定して、センサ基板38に対する放射線画像の記録が可能であることを把握することができると共に、前記レディ信号の入力に基づいて、放射線発生装置24から被写体22への放射線Xの照射を開始させることが可能となる。
本実施形態では、上記の構成に代えて、温調制御手段135は、画像記録検出信号及び/又は画像情報出力検出信号の入力に基づき、センサ基板38に対する温調制御の動作を低減し、さらに、タイマ280が所定時間計時した後に、温調制御の動作の低減を解除して、通常の温調制御を行ってもよい。また、タイマ280は、温調制御の動作の低減が解除された後、さらに計時を開始し、解除した時刻から所定時間計時したときに、新たな計時信号を温調制御手段135の温度コントローラ133に出力し、温度コントローラ133は、前記新たな計時信号の入力に基づいて、前記温調制御の動作を再度低減するか、あるいは、レディ信号を通信手段136を介して制御装置28に出力してもよい。
ここで、前記温調制御の動作の低減とは、例えば、温調制御手段135を構成するファン140の回転数を、通常の温調制御時の回転数の半分、好ましくは、1/3程度の回転数にすること、及び/又は、ペルチェ素子156に供給する直流電流の大きさを、通常の温調制御時に供給する電流の半分、好ましくは、1/3程度に減少させることをいう。
このように、温調制御の動作の一時的な停止を行わない場合、すなわち、ファン140の回転数及び/又はペルチェ素子156に流す電流の大きさを制御して、温調制御の動作の低減、又は、動作の低減の解除を行う場合でも、上記した本実施形態の各効果と同様の効果が得られる。
また、温調制御手段135は、ファン140及びペルチェ素子156を共に動作させて温調制御を行う場合に、画像記録検出信号及び/又は画像情報出力検出信号の入力に基づいて、ファン140及びペルチェ素子156のうち、いずれか一方の動作を停止することにより、センサ基板38に対する温調制御の動作を低減してもよい。
図7は、本実施形態に係る画像撮影システム20を、乳癌検診等に利用されるマンモグラフィ装置170に適用した場合の斜視説明図である。
マンモグラフィ装置170は、立設状態に設置される基台172と、基台172の略中央部に配設された旋回軸174に固定されるアーム部材176と、被写体22の撮影部位である***179(図8参照)に対して放射線Xを照射する図示しない放射線源を収納し且つアーム部材176の一端部に固定される放射線源収納部180と、該放射線源収納部180に対向配置され且つアーム部材176の他端部に固定される撮影台182と、撮影台182に対して***179を押圧して保持する圧迫板184とを備える。
放射線源収納部180及び撮影台182が固定されたアーム部材176は、旋回軸174を中心として矢印A方向に旋回することで、被写体22の***179に対する撮影方向が調整可能に構成される。圧迫板184は、アーム部材176に連結された状態で放射線源収納部180及び撮影台182間に配設されており、矢印B方向に変位可能に構成される。
また、基台172には、マンモグラフィ装置170によって検出された被写体22の撮影部位、撮影方向等の撮影情報、被写体22のID情報等を表示すると共に、必要に応じてこれらの情報を設定可能な表示操作部186が配設される。従って、表示操作部186は、前述したコンソール30及び表示装置34(図1参照)の一部機能を有する。
図8は、マンモグラフィ装置170における撮影台182の内部構成を示す要部説明図であり、撮影台182及び圧迫板184間に被写体22の撮影部位である***(マンモ)179を配置した状態を示す。
撮影台182の内部には、放射線源収納部180に内蔵された前記放射線源から出力された放射線Xに基づいて撮影された放射線画像情報を蓄積し、電気信号(画像信号)として出力する放射線固体検出器26が収納されている。なお、図8では、センサ基板38の背面側に冷却部142j〜142lから構成される冷却パネル130を配置した場合を図示している。
なお、図7及び図8のマンモグラフィ装置170では、センサ基板38の背面側に冷却パネル130を配置した場合について説明したが、センサ基板38の照射面側に冷却パネル130を配置した場合であってもよい。
上記のマンモグラフィ装置170においても、センサ基板38の表面に冷却パネル130が配置された放射線固体検出器26を撮影台182の内部に収納することにより、上述した本実施形態の効果が得られる。すなわち、***179の放射線固体検出器26への接触により、被写体22の体温に起因した熱が***179からセンサ基板38に伝わって該センサ基板38の温度が上昇するので、***179に対応するセンサ基板38の領域を冷却することにより、本実施形態の効果が容易に得られる。
図9は、図3に示すTFT52を用いた直接変換方式の放射線固体検出器26に代えて、放射線画像情報を静電潜像として蓄積し、読取光Lを照射することで静電潜像が電荷情報として読み出されるセンサ基板200を用いた光読出方式の放射線固体検出器190の構成を示す。
センサ基板200は、放射線Xが照射される側(照射面側)から順に、放射線Xに対して透過性を有する第1電極層204と、放射線Xが照射されることで導電性を呈する記録用光導電層206と、潜像電荷に対しては略絶縁体として作用する一方、潜像電荷と逆極性の輸送電荷に対して略導電体として作用する電荷輸送層208と、読取光源部210から読取光Lが照射されることで導電性を呈する読取用光導電層212と、読取光Lに対して透過性を有する第2電極層214とが配設されて構成される。
記録用光導電層206と電荷輸送層208との界面には、記録用光導電層206で発生した電荷を潜像電荷として蓄積する蓄電部216が形成される。第2電極層214は、読取光源部210が延在する方向と直交する方向(矢印C方向)に延在する多数の線状電極218を有する。第1電極層204及び第2電極層214を構成する線状電極218には、蓄電部216に蓄積された潜像電荷に係る電荷情報を読み出す信号読出回路220が接続される。
信号読出回路220は、センサ基板200の第1電極層204及び第2電極層214間に所定の電圧を印加する電源222及びスイッチ224と、第2電極層214の各線状電極218に接続され、潜像電荷としての放射線画像情報を電流として検出する電流検出アンプ226と、抵抗器230と、各電流検出アンプ226からの出力を順次切り替えるマルチプレクサ234と、マルチプレクサ234から出力される画像信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器236とを備える。なお、電流検出アンプ226は、オペアンプ238、積分コンデンサ240及びスイッチ242から構成される。
なお、図9では、センサ基板200の照射面側に冷却パネル130を配置した場合について図示しているが、背面側に冷却パネル130を配置してもよい。
以上のように構成されるセンサ基板200は、スイッチ224を電源222側に接続させ、第1電極層204及び第2電極層214間に所定の電圧を印加させた状態で放射線Xを被写体22(図1参照)に照射する。被写体22を透過した放射線Xは、第1電極層204を介して記録用光導電層206に照射される。このとき、記録用光導電層206は、導電性を呈して電荷対が生成される。生成された電荷対のうち、正電荷は、電源222から第1電極層204に供給される負電荷と結合して消滅する。一方、記録用光導電層206で生成された負電荷は、電荷輸送層208に向かって移動する。電荷輸送層208は、負電荷に対して略絶縁体として作用するため、記録用光導電層206と電荷輸送層208との界面である蓄電部216に静電潜像として負電荷が蓄積される。
センサ基板200に静電潜像が記録された後、信号読出回路220により放射線画像情報の読み出しを行う。この場合、スイッチ224を介して、電流検出アンプ226を構成するオペアンプ238の非反転端子とセンサ基板200の第1電極層204とを接続する。
読取光源部210を副走査方向(矢印C方向)に移動させながら読取光Lを読取用光導電層212に照射させると共に、電流検出アンプ226のスイッチ242を副走査方向の所定の画素ピッチに従ってオンオフ制御させることにより、静電潜像に係る電荷情報である放射線画像情報の読み出しを行う。
読取光Lが第2電極層214を介して読取用光導電層212に照射されると、読取用光導電層212が導電性を呈して電荷対が生成される。生成された電荷対のうち、正電荷は、該正電荷に対して略導電体として作用する電荷輸送層208を介して蓄電部216に到達し、蓄電部216に蓄積されている静電潜像を構成する負電荷と結合して消滅する。一方、読取用光導電層212の負電荷は、第2電極層214を構成する線状電極218の正電荷と再結合して消滅する。このとき、電荷の消滅に伴って線状電極218に電流が発生し、この電流が放射線画像情報に係る電荷情報として信号読出回路220によって読み出される。
各線状電極218で発生した電流は、電流検出アンプ226によって積分され、電圧信号としてマルチプレクサ234に供給される。マルチプレクサ234は、電流検出アンプ226を線状電極218の配列方向である主走査方向に順次切り替え、電圧信号をA/D変換器236に供給する。A/D変換器236は、供給されたアナログの電圧信号である画像信号をデジタル信号に変換し、放射線画像情報として画像処理装置32に出力する。なお、副走査方向に対する1画素分の放射線画像情報が読み出された時点で電流検出アンプ226のスイッチ242がオンとされ、積分コンデンサ240に蓄積されていた電荷が放電される。読取光源部210を矢印C方向に移動させながら、以上の動作を繰り返すことにより、センサ基板200に蓄積記録された放射線画像情報が二次元的に読み出されることになる。
上記の放射線固体検出器190を備える画像撮影システム20においても、センサ基板38の表面に冷却パネル130が配置されているので、上述した本実施形態の効果が得られる。
なお、本実施形態に係る画像撮影システム20は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の構成に自由に変更できることは勿論である。
例えば、照射された放射線Xを直接電荷情報に変換する直接変換方式の放射線固体検出器26又は光読出方式の放射線固体検出器190に代えて、シンチレータによって放射線Xを一旦可視光に変換し、その可視光を電荷情報に変換する構成からなる間接変換方式の放射線検出器を利用することもできる。
また、直接変換方式又は間接変換方式では、TFT52の他、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のデバイスも適用できる。
なお、本発明に係る画像検出器及び画像撮影システムは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
本実施形態に係る画像撮影システムの構成ブロック図である。 図1の放射線固体検出器において、センサ基板の背面側に冷却パネルを配置した概略構成図である。 図1に示す放射線固体検出器の回路構成ブロック図である。 図3に示す信号読出回路の詳細ブロック図である。 図2のセンサ基板及び冷却パネルの模式断面図である。 図2の各冷却部におけるペルチェ素子の配置を示す平面図である。 図1の画像撮影システムをマンモグラフィ装置に適用した場合の斜視図である。 図7の撮影台の内部構成を示す要部説明図である。 放射線固体検出器の他の構成を示す概略構成図である。
符号の説明
20…画像撮影システム
22…被写体
24…放射線発生装置
26、190…放射線固体検出器
38、200…センサ基板
42…読出用IC
44…ゲート線駆動回路
46、220…信号読出回路
48…タイミング制御回路
50…画素
51…光電変換層
130…冷却パネル
132…冷却パネル駆動手段
133…温度コントローラ
134…領域指定手段
135…温調制御手段
138…温度センサ
140…ファン
142a〜142l…冷却部
144…直流電源
146…吸熱側基板
148…吸熱側電極
150…発熱側電極
152…P型半導体素子
154…N型半導体素子
156…ペルチェ素子
158…発熱側基板
170…マンモグラフィ装置
179…***
182…撮影台
270…タイミング制御信号検出部
272…曝射検出部
280…タイマ

Claims (16)

  1. 所定の画像を記録し、記録した前記画像を画像情報として出力する画像検出部と、
    前記画像検出部を所定温度に調整する温調制御を行う温調制御手段と、
    前記画像検出部からの前記画像情報の出力を検出し、検出結果を画像情報出力検出信号として前記温調制御手段に出力する画像情報出力検出手段と、
    計時部と、
    を有し、
    前記温調制御手段は、前記画像情報出力検出信号の入力に基づいて、前記画像検出部に対する温調制御の動作を停止し、一方で、前記温調制御の動作を停止してから前記計時部が所定時間計時したときに、前記温調制御の動作を再開することを特徴とする画像検出器。
  2. 所定の画像を記録し、記録した前記画像を画像情報として出力する画像検出部と、
    前記画像検出部を所定温度に調整する温調制御を行う温調制御手段と、
    前記画像検出部からの前記画像情報の出力を検出し、検出結果を画像情報出力検出信号として前記温調制御手段に出力する画像情報出力検出手段と、
    計時部と、
    を有し、
    前記温調制御手段は、前記画像情報出力検出信号の入力に基づいて、前記画像検出部に対する温調制御の動作を低減し、一方で、前記温調制御の動作を低減してから前記計時部が所定時間計時したときに、前記温調制御の動作の低減を解除することを特徴とする画像検出器。
  3. 請求項1又は2記載の画像検出器において、
    前記画像検出部に対する前記画像の記録を検出し、検出結果を画像記録検出信号として前記温調制御手段に出力する画像記録検出手段をさらに有し、
    前記温調制御手段は、前記画像記録検出信号又は前記画像情報出力検出信号の入力に基づいて、前記画像検出部に対する前記温調制御の動作を停止又は低減し、一方で、前記温調制御の動作を停止又は低減してから前記計時部が所定時間計時したときに、前記温調制御の動作を再開するか、又は、前記温調制御の動作の低減を解除することを特徴とする画像検出器。
  4. 請求項3記載の画像検出器において、
    前記計時部は、前記温調制御手段が前記温調制御の動作を停止又は低減した時刻から前記画像情報の出力が完了する時刻までの所定時間、あるいは、前記温調制御手段が前記温調制御の動作を停止又は低減した時刻から前記画像の記録が完了する時刻までの所定時間を計時することを特徴とする画像検出器。
  5. 請求項3又は4記載の画像検出器において、
    前記画像検出部で前記画像が記録される画素を予め指定し、指定した前記画素を前記画像情報の記録領域として、前記温調制御手段、前記画像情報出力検出手段及び前記画像記録検出手段に出力する領域指定手段をさらに有し、
    前記画像情報出力検出手段は、前記記録領域中の画素からの前記画像情報の出力を検出し、
    前記画像記録検出手段は、前記画像検出部中、前記記録領域として指定されていない画素への前記画像の記録を検出し、
    前記温調制御手段は、前記記録領域中の画素に対して前記温調制御を行うことを特徴とする画像検出器。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記温調制御手段は、前記温調制御の動作を再開した時刻、又は、前記温調制御の動作の低減を解除した時刻から前記計時部がさらに所定時間計時したときに、再開した温調制御の動作を再度停止するか、又は、前記温調制御の動作を再度低減することを特徴とする画像検出器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記温調制御手段は、前記温調制御の動作を再開した時刻、又は、前記温調制御の動作の低減を解除した時刻から前記計時部がさらに所定時間計時したときに、前記画像検出部に対する前記画像の記録が可能であることを示す記録可能信号を外部に出力することを特徴とする画像検出器。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記温調制御手段は、前記画像検出部の表面に配置され且つ前記画像検出部を冷却する冷却パネルと、前記冷却パネルを駆動する冷却パネル駆動手段とを有することを特徴とする画像検出器。
  9. 請求項8記載の画像検出器において、
    前記冷却パネルは、前記画像検出部の表面に配置された複数の冷却部から構成され、
    前記冷却パネル駆動手段は、前記各冷却部のうち、前記画像検出部における前記画像の記録領域に対向する冷却部を駆動することを特徴とする画像検出器。
  10. 請求項8又は9記載の画像検出器において、
    前記冷却パネル駆動手段は、前記画像検出部の温度を検出する温度センサと、前記温度が前記所定温度まで冷却されるように前記冷却パネルを駆動する温度コントローラと、前記冷却パネルに対する送風を行って該冷却パネルを冷却する冷却ファンとから構成されることを特徴とする画像検出器。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記冷却パネルは、前記画像検出部の表面にマトリックス状に配列した複数のペルチェ素子から構成され、
    前記冷却パネル駆動手段は、前記各ペルチェ素子に電流を流すことで前記画像検出部を冷却させることを特徴とする画像検出器。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記画像検出器は、放射線画像情報検出器であり、
    前記画像検出部は、被写体を透過して前記画像検出部の一面に照射された放射線を放射線画像として記録し、記録した前記放射線画像を放射線画像情報として出力し、
    前記冷却パネルは、前記放射線の照射面としての前記画像検出部の一面又はその背面に配置され、
    前記照射面に前記冷却パネルが配置される場合に、当該冷却パネルは、前記放射線を透過可能に構成されることを特徴とする画像検出器。
  13. 請求項12記載の画像検出器において、
    前記放射線画像情報検出器は、前記被写体を透過した前記放射線を電荷情報として蓄積し、蓄積された前記電荷情報を前記放射線画像情報として読み出される放射線固体検出器であることを特徴とする画像検出器。
  14. 請求項13記載の画像検出器において、
    前記放射線固体検出器は、蓄積された前記電荷情報が読取光を照射されることで前記放射線画像情報として読み出される光読出方式の検出器であることを特徴とする画像検出器。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像検出器と、前記画像検出器を制御する制御装置とを有する画像撮影システム。
  16. 請求項15記載の画像撮影システムにおいて、
    放射線を発生させて被写体に照射する放射線発生装置をさらに有し、
    前記画像検出器は、前記被写体を透過した前記放射線を放射線画像として記録し、記録した前記放射線画像を放射線画像情報として外部に出力し、
    前記制御装置は、前記放射線発生装置及び前記画像検出器を制御することを特徴とする画像撮影システム。
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