JP2009097926A - 圧力センサおよびその取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの燃焼熱の影響を低減することができる圧力センサおよびその取付構造を提供する。
【解決手段】圧力センサ100は、胴体部1の側面のうちシール面24よりも胴体部1の一端部側の部位に、エンジンヘッド200の取付穴220に取り付けられた後にエンジン始動により前記燃焼室210内に発生する熱によって膨張して、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300を、胴体部1の軸を中心にして一周埋める膨張材50を備えている。これにより、燃焼室210で起こった燃焼の熱が隙間300に入り込むことを防止し、胴体部1の一端部側の側面における燃焼熱の影響を低減する。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧力センサおよびその取付構造に関する。
従来より、筒状胴体部の一端部に受圧用ダイヤフラム、メタルケース、金属ステム、ハウジングによって構成される受圧部を有すると共に、胴体部の外面のうち一端部よりも他端部側の部位にシール面を有する圧力センサをエンジンの取付穴に取り付ける構造が、例えば特許文献1で提案されている。
具体的に、特許文献1では、エンジンの取付穴に圧力センサの胴体部の一端部を挿入し、シール面を取付穴の内面に密着させてシールしたとき、胴体部の外面のうちシール面よりも一端部側の部位と当該部位に対向する取付穴の内面との間をシールするシール部材を設けた構造が示されている。このシール部材により、燃焼室からのデポジットが胴体部におけるシール面よりも燃焼室側の部位とエンジンとの隙間に侵入することを防止できるようになっている。
特開2007−187609号公報
しかしながら、上記従来の技術では、シール部材によってデポジットの侵入を防止できるものの、圧力センサのシール面より圧力センサの先端側においては、圧力センサとエンジンとの間が隙間となるため、当該隙間に燃焼熱が入り込み、受圧用ダイヤフラムやメタルケース、ステムが熱を受けて歪み、センサ出力に影響を及ぼす。これにより、センサ出力に誤差が生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、エンジンの燃焼熱の影響を低減することができる圧力センサおよびその取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴では、筒状の胴体部(1)を有し、胴体部(1)の一端部に圧力を受ける受圧用ダイヤフラム(40)を備えると共に、胴体部(1)の側面のうち一端部よりも他端部側の部位にシール面(24)を備えており、エンジンヘッド(200)に設けられエンジンの燃焼室(210)に通じる取付穴(220)に対して、胴体部(1)の一端部側が挿入され、シール面(24)が取付穴(220)の壁面に密着して燃焼室(210)が密閉され、燃焼室(210)内の圧力が受圧用ダイヤフラム(40)にて受圧されるようにした圧力センサであって、胴体部(1)の側面のうちシール面(24)よりも胴体部(1)の一端部側の部位に、エンジンヘッド(200)の取付穴(220)に取り付けられた後にエンジン始動により前記燃焼室(210)内に発生する熱によって膨張して、エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の壁面と胴体部(1)の側面との間の隙間(300)を、胴体部(1)の軸を中心にして一周埋める膨張材(50)を備えていることを特徴とする。
これによると、燃焼室(210)で燃焼が起こったとしても、隙間(300)に膨張材(50)が埋められるため、当該隙間(300)への火炎の入り込みを防止することができる。これにより、当該隙間(300)に火炎が入り込むことで、胴体部(1)の一端部側が燃焼熱を受けて歪むことはなく、胴体部(1)の一端部側の側面における燃焼熱の影響を低減することができる。したがって、圧力センサのセンサ出力の誤差を改善することができる。
また、エンジン始動により前記燃焼室(210)内に発生する熱によって膨張することで隙間(300)が埋まるようになっているため、エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の構造に制約を設ける必要はない。膨張材(50)が膨張して隙間(300)を埋めるため、圧力センサの寸法ばらつきによって、確実に隙間(300)を埋めることができるかわからないという問題も起こらない。
上記の膨張材(50)は、隙間(300)のうち少なくとも胴体部(1)の他端部側を埋めるようになっていることが好ましい。これによると、隙間(300)に燃焼熱が入り込む空間領域が狭くされるため、胴体部(1)の側面が受ける燃焼熱の影響を低減することができる。また、燃焼室(210)の燃焼によって膨張材(50)が胴体部(1)の他端部側に押し込まれるが、隙間(300)のうち胴体部(1)の他端部側が埋まっていることで当該押し込みに耐えることができる。
また、膨張材(50)は、隙間(300)すべてを埋めるようになっていることが好ましい。これにより、燃焼熱が隙間(300)に入り込むことはないため、胴体部(1)の側面が燃焼熱の影響を受けないようにすることができる。また、燃焼熱の押し込みにも耐えることができる。さらに、隙間(300)すべてに膨張材(50)が配置されることで、膨張材(50)を介して圧力センサの熱をエンジンヘッド(200)に放熱する放熱性を高めることができる。
本発明の第2の特徴では、筒状の胴体部(1)を有し、前記胴体部(1)の一端部に圧力を受ける受圧用ダイヤフラム(40)を備えると共に、前記胴体部(1)の側面のうち前記一端部よりも他端部側の部位にシール面(24)を備える圧力センサを、エンジンヘッド(200)に設けられエンジンの燃焼室(210)に通じる取付穴(220)に対して、胴体部(1)の一端部側から挿入し、シール面(24)を取付穴(220)の壁面に密着させて燃焼室(210)を密閉し、燃焼室(210)内の圧力を受圧用ダイヤフラム(40)にて受圧するようにした圧力センサの取付構造であって、エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の壁面と胴体部(1)の側面との間に、圧力センサがエンジンヘッド(200)の取付穴(220)に取り付けられた後にエンジン始動により前記燃焼室(210)内に発生する熱によって膨張して、エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の壁面と胴体部(1)の側面との間の隙間(300)を、胴体部(1)の軸を中心にして一周埋める膨張材(50)が配置される取付構造であることを特徴とする。
このような圧力センサの取付構造により、隙間(300)に膨張材(50)を配置させているため、上述のように、胴体部(1)が受ける燃焼熱の熱影響を低減することができる。
膨張材(50)は、隙間(300)のうち少なくとも前記胴体部(1)の他端部側を埋めるようになっており、より好ましくは隙間(300)すべてを埋めるようになっていることが望ましい。
このような取付構造においては、膨張材(50)は、エンジン始動前では、圧力センサの胴体部(1)の側面に設けられていることができる。この場合、膨張材(50)が設けられた圧力センサをエンジンヘッド(200)に取り付けるだけで良いため、圧力センサの設置を容易に行うことができる。
他方、上記取付構造において、膨張材(50)は、エンジン始動前では、取付穴(220)の壁面に設けられていることができる。この場合、膨張材(50)が設けられた圧力センサを用意する必要がなく、汎用の圧力センサを用いることができる。
他方、上記取付構造において、エンジンヘッド(200)に圧力センサを取り付けた後に膨張材(50)を隙間(300)に注入することができる。この場合、膨張材(50)が設けられたエンジンヘッド(200)や圧力センサを用意する必要がない。
そして、上記膨張材(50)として、カーボン材や樹脂材よりなるものを用いることができる。特に、カーボン材は熱伝導性が良いため、膨張材(50)を介して圧力センサの熱をエンジンヘッド(200)に放熱する放熱性を高めることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される圧力センサは、例えば自動車のエンジンヘッドにおける取付穴に挿入されネジ結合などによって取り付けられ、燃焼室内の圧力(いわゆる筒内圧)を検出圧力として検出する筒内圧センサとして用いられるものである。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ100のエンジンヘッド200への取付構造を示す概略断面図である。また、図2は、後述するステム20近傍の拡大断面図である。以下、図1および図2を参照して、圧力センサ100の構成および圧力センサ100の取付構造について説明する。
図1に示されるように、圧力センサ100は、筒状の胴体部1とコネクタケース2とを備えて構成されている。胴体部1の一端部でエンジンの燃焼室210内の圧力が検出され、当該圧力に相当する電気信号が胴体部1の他端部に取り付けられるコネクタケース2から外部に出力される構成となっている。
このうち、胴体部1は、ハウジング10と、ステム20と、メタルケース30と、受圧用ダイヤフラム40と、膨張材50と、ロッド60と、センサチップ70と、回路基板80とが一体化されたものである。そして、この胴体部1のうちハウジング10に対して、コネクタケース2が接続されている。
ハウジング10は、円筒状の本体部11とこの本体部11よりも細い細長筒形状のパイプ部12とを有している。これら本体部11およびパイプ部12は、切削や冷間鍛造等により加工されたステンレスなどの金属製のものである。ハウジング10は、本体部11とパイプ部12とが一体形成されたものであり、パイプ部12として円筒パイプ形状のものが採用される。
なお、本体部11とパイプ部12とがそれぞれ別体に形成され、本体部11とパイプ部12とが溶接や接着あるいは圧入、ネジ結合、かしめなどにより接合されて一体化されたものであっても良い。また、パイプ部12として角パイプ形状のものを採用しても良い。
ハウジング10におけるパイプ部12の外周面には、エンジンヘッド200にネジ結合可能なネジ部13が形成されている。ハウジング10のパイプ部12がエンジンヘッド200に形成されたネジ穴としての取付穴に挿入され、ネジ部13を介して取り付けられることで、圧力センサ100がエンジンヘッド200に取り付けられる。
ステム20は、中空円筒形状に加工された金属製の部材である。ステム20の軸の一端側に変形可能な薄肉状の感圧用ダイヤフラム21が設けられ、ステム20のうち感圧用ダイヤフラム21とは反対側に開口部22が設けられている。
また、ステム20は、当該ステム20のうち感圧用ダイヤフラム21側の外壁に当該外壁と直交する方向へ張り出したフランジ23を有している。このフランジ23は、ステム20の開口部22側から感圧用ダイヤフラム21側に広がるテーパ面となっており、当該テーパ面がエンジンヘッド200に密着して燃焼室210内を密閉するシール面24になっている。
シール面24は、胴体部1の側面のうち一端部よりも他端部側の部位に設けられている。そして、胴体部1の一端部側が、エンジンヘッド200に設けられエンジンの燃焼室210に通じる取付穴220に挿入されると、シール面24が取付穴220の壁面に密着して燃焼室210が密閉されるようになっている。シール面24は取付穴220の壁面にメタルタッチシールされている。
ステム20の開口部22は燃焼室210側に向けられ、感圧用ダイヤフラム21側がハウジング10のパイプ部12の先端部分に挿入されて溶接または接着などにより接合され固定されている。なお、ステム20として、角筒状のものを採用しても良い。
メタルケース30は、ステンレスなどの金属製の中空筒形状の部材である。メタルケース30のうち一方の開口部がステム20の開口部22に差し込まれ、メタルケース30とステム20とが重なった部分が溶接され一体化されている。
受圧用ダイヤフラム40は、エンジンの燃焼室210に面して燃焼圧(筒内圧)Pを受け、歪み変形するものであり、ステンレスなどの金属製円形板状の部材である。受圧用ダイヤフラム40は、メタルケース30のうちステム20側とは反対側の開口部にロウ付けや溶接などによって接合固定されている。これにより、メタルケース30と受圧用ダイヤフラム40とが一体化され、胴体部1の一端部で燃焼圧を検出できるようになっている。また、ステム20の開口部22は、メタルケース30を介して受圧用ダイヤフラム40によって閉塞される。
膨張材50は、例えば400℃以上の熱が与えられると体積が膨張する部材である。膨張材50は、胴体部1の側面のうちシール面24よりも胴体部1の一端部側の部位に配置され、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300を胴体部1の軸を中心にして一周埋める。
ここで、「隙間300」とは、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と、シール面24と、胴体部1のうちシール面24よりも一端部側の側面とで構成される空間を指す。
膨張材50は、胴体部1の軸を中心にして隙間300を一周埋めて、隙間300への燃焼熱の侵入を阻止する役割を果たす。他方、膨張材50は、隙間300に燃焼熱が入り込む空間が、膨張材50が配置されない場合よりも狭くする役割も果たす。このため、胴体部1の側面が受ける燃焼熱の面積が小さくされ、胴体部1が受ける燃焼熱の影響が低減される。
また、燃焼熱が隙間300に入り込むことを防止するため、膨張材50が隙間300すべてを埋めるようになっていることが好ましい。これにより、胴体部1が燃焼熱の影響を受けないようにすることが可能となる。
燃焼室210の燃焼によって膨張材50が胴体部1の他端部側に押し込まれるが、隙間300のうち胴体部1の他端部側が膨張材50で隙間なく埋まっていることで当該押し込みに耐えられる。また、隙間300すべてに膨張材50が配置されることで、当該押し込みに対する耐性をさらに向上させることができる。
隙間300に膨張材50が配置されると、燃焼室210内の燃焼熱によって熱くなった圧力センサ100に蓄積された熱が、膨張材50を介してエンジン冷却水によって冷やされるエンジンヘッド200に放熱される。この場合、隙間300すべてに膨張材50を配置することで、膨張材50が圧力センサ100に接触する面積を大きくすることができるため、放熱性を高めることができる。
このような膨張材50は、後述するように、圧力センサ100がエンジンヘッド200に取り付けられる前および取り付けられた際には膨張していない。膨張材50は、圧力センサ100がエンジンヘッド200の取付穴220に取り付けられた後、エンジン始動により燃焼室210内に発生する熱によって膨張して、取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300に埋まる。
上記膨張材50として、カーボン材やポリイミドなどの樹脂材よりなるものが採用される。特に、カーボン材は熱伝導性が良いため、圧力センサ100から膨張材50を介してエンジンヘッド200への放熱性を高めることができる。また、膨張材50として、テープ状のものやパウダー状のものが採用される。パウダー状のものとしては、熱膨張性黒鉛パウダーを採用することができる。
ロッド60は、受圧用ダイヤフラム40が受けた圧力をセンサチップ70へ伝達するものであり、ステム20の中空部およびメタルケース30の中空部により形成される空間内部に配置される棒状の部材である。すなわち、ロッド60は、受圧用ダイヤフラム40とステム20の感圧用ダイヤフラム21との間に介在している。
ロッド60のうちステム20側の端部は、ステム20の感圧用ダイヤフラム21に対して荷重を与えた状態で感圧用ダイヤフラム21に接触しており、ロッド60のうちメタルケース30側の端部は、受圧用ダイヤフラム40に対して荷重を与えた状態で受圧用ダイヤフラム40に接触している。
つまり、受圧用ダイヤフラム40に検出圧力Pが印加されない状態で、受圧用ダイヤフラム40からロッド60を介して感圧用ダイヤフラム21(センサチップ70)に荷重が与えられた状態でメタルケース30とステム20とが溶接されている。そして、検出圧力Pは、受圧用ダイヤフラム40からロッド60を介して感圧用ダイヤフラム21、ひいてはセンサチップ70に印加されるようになっている。
このようなロッド60の材質として、例えばステンレスなどの金属やセラミックなどが採用される。なお、ロッド60は棒状の部材であるが、ロッド60の形状はこれに限定されるものではなく、例えば球状、偏球状、鼓状などであってもよい。また、ロッド60は本発明の圧力伝達部材に相当する。
センサチップ70は、印加された圧力に応じた電気信号を出力するものである。このセンサチップ70は、ステム20の感圧用ダイヤフラム21においてロッド60が接触する面とは反対側の面にガラス溶着などによって取り付けられている。センサチップ70として、印加された圧力によって自身が歪み、その歪みに基づいて検出圧力に応じた信号を出力する歪みゲージ機能を有するものが採用される。
歪みゲージ機能を有するセンサチップ70として、例えば、半導体プロセスによってシリコン半導体チップに対して、拡散抵抗素子などにより構成されるブリッジ回路などを形成してなるものなどを採用することができる。
このような歪みゲージ機能を有する半導体チップは、圧力によってステム20の感圧用ダイヤフラム21が変形したとき、この変形に応じて半導体チップ自身も歪むことにより、その歪みによって生じる抵抗値変化を電気信号に変換して出力する機能を有するものである。つまり、センサチップ70および感圧用ダイヤフラム21が、検出圧力Pによる荷重を受けて歪む部位として構成される。
回路基板80は、センサチップ70から出力される電気信号を処理する回路等を備えたものである。回路基板80は、セラミック基板などで構成されており、ハウジング10の本体部11の内部に配置されている。具体的には、回路基板80は、本体部11との境界におけるパイプ部12の開口部を覆うように設けられており、回路基板80の周辺部は、例えば接着などによりハウジング10に固定されている。
また、回路基板80のうちパイプ部12の開口部側の面には、ICチップ81が接着などにより搭載されている。このICチップ81は、センサチップ70からの出力を増幅したり調整したりするための回路が形成されたものである。そして、ICチップ81と回路基板80とがアルミニウム(Al)または金(Au)などからなるボンディングワイヤ82により結線されている。
さらに、図1および図2に示されるように、回路基板80とセンサチップ70とがフレキシブルプリント基板83により電気的に接続されている。フレキシブルプリント基板83として、ポリイミド樹脂などのベースに銅などの導体をパターニング形成した一般的なものが採用される。このフレキシブルプリント基板83は、図1に示されるように、ハウジング10のパイプ部12内にてパイプ部12の長手方向に延びるように配置されている。なお、フレキシブルプリント基板83の他に、例えばリード線などを採用しても良い。
フレキシブルプリント基板83の一端部84は、はんだなどを用いてセンサチップ70の表面に形成された図示しないパッドに電気的および機械的に接合されている。そして、フレキシブルプリント基板83のセンサチップ70への接合部である一端部84から、フレキシブルプリント基板83は折り曲げられており、この折り曲げられた部分である折り曲げ部よりも他端部85側の部位が、パイプ部12内において回路基板80の方向に延びている。
フレキシブルプリント基板83の他端部85側の部位は、ハウジング10の本体部11に位置している。また、フレキシブルプリント基板83の他端部85は、回路基板80に設けられた貫通穴86を介して、回路基板80におけるICチップ81の搭載面から当該搭載面とは反対側の面に位置している。そして、フレキシブルプリント基板83の他端部85は、回路基板80におけるICチップ81の搭載面とは反対側の面にて、はんだなどを介して回路基板80と電気的に接続されている。
コネクタケース2は、ICチップ81によって信号処理された電気信号を外部に出力するためのコネクタ部として構成された部材である。このコネクタケース2は、ハウジング10において回路基板80におけるフレキシブルプリント基板83との接続面と対向する位置に設けられている。
コネクタケース2はPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂などからなるもので、ターミナル2aがコネクタケース2にインサート成形などにより一体化されている。ターミナル2aは、電源用や信号取り出し用など、コネクタケース2に複数設けられている。
また、コネクタケース2のターミナル2aと回路基板80とはバネ部材87を介したバネ接触により電気的に接続されている。これにより、センサチップ70とコネクタケース2とは、フレキシブルプリント基板83および回路基板80を介して電気的に接続されている。
そして、図1に示されるように、ハウジング10の本体部11のかしめ部14がコネクタケース2にかしめられることにより、コネクタケース2とハウジング10とが一体化されている。これにより、ターミナル2aは自動車のECUなどへ図示しない配線部材などを介して電気的に接続可能となり、圧力センサ100と外部との信号のやりとりが可能となる。以上が、本実施形態に係る圧力センサ100の全体構成およびエンジンヘッド200への取付構造である。
次に、図1および図2に示される圧力センサ100の製造方法について説明する。まず、センサチップ70と、受圧用ダイヤフラム40を有するステム20と、ロッド60とを用意する。そして、ステム20の感圧用ダイヤフラム21の表面にガラス接合などによりセンサチップ70を接合し、このステム20に一体化されたセンサチップ70に対して、フレキシブルプリント基板83の一端部84をはんだなどを介して接続する。
続いて、フレキシブルプリント基板83の他端部85側の部位を、ハウジング10のパイプ部12の先端部から挿入し、フレキシブルプリント基板83の他端部85をハウジング10の本体部11の内部まで引き出す。また、ステム20とハウジング10のパイプ部12とを接合する。
この後、フレキシブルプリント基板83の他端部85を、ICチップ81がワイヤボンド実装された回路基板80の貫通穴86に通し、フレキシブルプリント基板83の他端部85と回路基板80とをはんだなどを介して接続する。
次に、回路基板80をハウジング10の本体部11に接合固定する。そして、コネクタケース2をハウジング10の本体部11に組み付け、コネクタケース2にハウジング10のかしめ部14をかしめることにより、コネクタケース2とハウジング10とを固定する。この場合、ターミナル2aと回路基板80とをバネ部材87を介してバネ接触させ、電気的に接続する。こうして、センサチップ70、ステム20、およびハウジング10を一体化する。
また、メタルケース30と受圧用ダイヤフラム40とを、ロウ付けや溶接などによって接合固定する。こうして、メタルケース30と受圧用ダイヤフラム40とを一体化する。
続いて、センサチップ70と受圧用ダイヤフラム40との間に、図2に示されるようにロッド60を介在させ、受圧用ダイヤフラム40からロッド60を介してステム20の感圧用ダイヤフラム21およびセンサチップ70に一定の荷重を与えた状態で、ステム20とメタルケース30とが重なり合った部分を溶接する。これにより、胴体部1が完成する。
この後、胴体部1の一端部側に膨張材50を取り付ける。具体的には、ステム20の側面、メタルケース30の側面、受圧用ダイヤフラム40のうちエンジンヘッド200の取付穴220の壁面に対向する部位に膨張材50を取り付ける。
膨張材50として、カーボン材や樹脂材で形成されたテープ状のものを貼り付けたり、パウダー状のものをコーティングしたり、型を用いるなどして上記の側面や部位に設ける。例えばパウダー状の膨張材50やコーティング剤の膨張材50の場合、胴体部1の一端部側の側面に塗りつけるだけであるので、胴体部1への膨張材50の取り付けが容易である。
なお、膨張材50は膨張して体積が大きくなるものであるから、ステム20の側面およびメタルケース30の側面にのみ膨張材50を設けても良い。また、ステム20のシール面24に膨張材50を設けておいても良い。こうして、図1および図2に示される圧力センサ100が完成する。
次に、上記のようにして製造した圧力センサ100をエンジンヘッド200に取り付ける方法およびそれによって得られる取付構造について、図2および図3を参照して説明する。図3は、エンジンヘッド200の取付穴220に圧力センサ100を取り付けた様子を示した図であり、ステム20近傍の拡大断面図である。
まず、図3に示されるように、ハウジング10のネジ部13を介して、圧力センサ100をエンジンヘッド200の取付穴220に取り付ける。この場合、ステム20のフランジ23のシール面24とエンジンヘッド200の取付穴220の壁面とが密着してメタルタッチシールされ、エンジンの燃焼室210が密閉される。こうして、圧力センサ100がエンジンヘッドに接続固定される。
エンジンの燃焼が開始されるまで、膨張材50は膨張しない。したがって、図3に示されるように、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と膨張材50との間の隙間300には空間が残されている。
続いて、エンジンの燃焼が開始されると、膨張材50はエンジン始動により発生する熱、より具体的には圧力センサ100がエンジンヘッド200に取り付けられた後の燃焼室210内の最初の燃焼によって膨張する。これにより、図2に示されるように、膨張材50は、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300を、胴体部1の軸を中心にして一周埋める。
このようにして膨張した膨張材50は、一度膨張すると、以後収縮することはない。つまり、圧力センサ100がエンジンヘッド200から取り外されるまで、膨張材50はエンジンヘッド200の取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300を埋める構造を維持する。
以上のようにしてエンジンヘッド200に取り付けられた圧力センサ100では、燃焼室内の圧力(筒内圧)Pが、図1中の矢印に示されるように、受圧用ダイヤフラム40からロッド60を介して、ステム20の感圧用ダイヤフラム21に印加される。これにより、ステム20の感圧用ダイヤフラム21が変形し、この変形がセンサチップ70により電気信号に変換され、圧力検出が行われる。また、センサチップ70から出力された電気信号は、フレキシブルプリント基板83を介して回路基板80へ伝達され、ICチップ81にて処理され、処理された電気信号がターミナル2aから外部に出力される。
以上説明したように、本実施形態では、圧力センサ100の胴体部1の側面のうちシール面24よりも受圧用ダイヤフラム40側に膨張材50を設けたものをエンジンヘッド200に取り付け、燃焼室210の最初の燃焼によって膨張材50を膨張させることにより、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300を埋める構造としたことが特徴となっている。
これによると、隙間300への火炎の入り込みを防止することができる。したがって、胴体部1の一端部側が燃焼熱を受けて歪むことはない。こうして、胴体部1の側面の熱影響を低減することができ、センサ出力誤差を改善することができる。
この場合、膨張材50を隙間300すべてに埋めることで、膨張材50を介して圧力センサ100の熱をエンジンヘッド200に放熱することができ、センサ出力の誤差の低減を図ることができる。
また、圧力センサ100に膨張材50を設けたものを用意してエンジンヘッド200に取り付けるだけで良いため、エンジンヘッド200の構造の変更や制約、圧力センサ100の構造の変更や制約などを考慮しなくても良く、エンジンヘッド200に対する圧力センサ100の設置を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。第1実施形態では、圧力センサ100の胴体部1の側面に膨張材50を取り付けたものおよび当該圧力センサ100をエンジンヘッド200に取り付ける構造について説明したが、本実施形態では、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面に膨張材50を設ける構造であることを特徴とする。
図4は、エンジンヘッド200の取付穴220に圧力センサ100を取り付けた様子を示した図であり、ステム20近傍の拡大断面図である。この図に示されるように、圧力センサ100がエンジンヘッド200に取り付けられたとき、取付穴220の壁面のうちステム20の側面、メタルケース30の側面、および受圧用ダイヤフラム40に対向する部位に膨張材50が取り付けられている。膨張材50については、第1実施形態と同様に、テープ状のものやパウダー状のものが用いられる。
このような構造において、エンジン始動によって燃焼室210内で燃焼が起こると、膨張材50が膨張して隙間300が埋まり、図2に示される取付構造となる。
このように、エンジンヘッド200側に膨張材50を設ける場合、汎用の圧力センサ100を用いることができる。また、エンジンヘッド200の構造を変更する必要もなく、容易に図2に示される取付構造を実現することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。第1実施形態では、圧力センサ100に膨張材50を取り付けた構造が示され、第2実施形態では、エンジンヘッド200に膨張材50を取り付けた構造が示されているが、圧力センサ100をエンジンヘッド200に取り付けた後に、エンジンヘッド200の取付穴220の壁面と胴体部1の側面との間の隙間300に膨張材50を注入することで、図2に示される取付構造を実現することもできる。
注入の方法としては、以下の方法を採用することができる。膨張材50が粉状のものであれば、例えばスプレーによって隙間300に膨張材50を噴霧することにより、当該隙間300に膨張材50を配置することができる。他方、膨張材50がゲル状のものであれば、例えばディスペンサによって隙間300に膨張材を塗布・注入することができる。
上述のように、膨張材50はエンジン内の燃焼によって膨張するため、隙間300すべてを埋めるように膨張材50を注入する必要はない。また、上記した注入の方法は一例を示すものであって、他の方法を採用しても構わない。
以上のように、エンジンヘッド200に圧力センサ100を取り付けた後に、隙間300に膨張材50を配置させることもできる。これによると、膨張材50を設けたエンジンヘッド200や圧力センサ100を用意する必要はなく、膨張材50を用意するだけで良い。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示される圧力センサ100の構造は一例を示すものであって、図1〜図4に示される構造に限定されるものではない。
上記各実施形態では、膨張材50が隙間300のうち少なくとも胴体部1の他端部側に隙間なく配置されているものについて説明したが、膨張材50とシール面24との間に空間が残されていても構わない。具体的には、シール面24と胴体部1の側面と取付穴220の壁面と膨張材50とで空間が設けられるように隙間300に膨張材50を配置しても良い。このように、膨張材50が隙間300全体を埋めていなくても良い。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサのエンジンヘッドへの取付構造を示す概略断面図である。 図1に示されるステム近傍の拡大断面図である。 エンジンヘッドの取付穴に圧力センサを取り付けた様子を示した図である。 第2実施形態において、エンジンヘッドの取付穴に圧力センサを取り付けた様子を示した図である。
符号の説明
1…胴体部、24…シール面、40…受圧用ダイヤフラム、50…膨張材、200…エンジンヘッド、210…燃焼室、220…取付穴、300…隙間。

Claims (13)

  1. 筒状の胴体部(1)を有し、前記胴体部(1)の一端部に圧力を受ける受圧用ダイヤフラム(40)を備えると共に、前記胴体部(1)の側面のうち前記一端部よりも他端部側の部位にシール面(24)を備えており、
    エンジンヘッド(200)に設けられエンジンの燃焼室(210)に通じる取付穴(220)に対して、前記胴体部(1)の一端部側が挿入され、前記シール面(24)が前記取付穴(220)の壁面に密着して前記燃焼室(210)が密閉され、前記燃焼室(210)内の圧力が前記受圧用ダイヤフラム(40)にて受圧されるようにした圧力センサであって、
    前記胴体部(1)の側面のうち前記シール面(24)よりも前記胴体部(1)の一端部側の部位に、前記エンジンヘッド(200)の取付穴(220)に取り付けられた後のエンジン始動により前記燃焼室(210)内に発生する熱によって膨張して、前記エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の壁面と前記胴体部(1)の側面との間の隙間(300)を、前記胴体部(1)の軸を中心にして一周埋める膨張材(50)を備えていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記膨張材(50)は、前記隙間(300)のうち少なくとも前記胴体部(1)の他端部側を埋めるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記膨張材(50)は、前記隙間(300)すべてを埋めるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記膨張材(50)は、カーボン材よりなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ記載の圧力センサ。
  5. 前記膨張材(50)は、樹脂材よりなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ記載の圧力センサ。
  6. 筒状の胴体部(1)を有し、前記胴体部(1)の一端部に圧力を受ける受圧用ダイヤフラム(40)を備えると共に、前記胴体部(1)の側面のうち前記一端部よりも他端部側の部位にシール面(24)を備える圧力センサを、エンジンヘッド(200)に設けられエンジンの燃焼室(210)に通じる取付穴(220)に対して、前記胴体部(1)の一端部側から挿入し、前記シール面(24)を前記取付穴(220)の壁面に密着させて前記燃焼室(210)を密閉し、前記燃焼室(210)内の圧力を前記受圧用ダイヤフラム(40)にて受圧するようにした圧力センサの取付構造であって、
    前記エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の壁面と前記胴体部(1)の側面との間に、前記圧力センサが前記エンジンヘッド(200)の取付穴(220)に取り付けられた後のエンジン始動により前記燃焼室(210)内に発生する熱によって膨張して、前記エンジンヘッド(200)の取付穴(220)の壁面と前記胴体部(1)の側面との間の隙間(300)を、前記胴体部(1)の軸を中心にして一周埋める膨張材(50)が配置されていることを特徴とする圧力センサの取付構造。
  7. 前記膨張材(50)は、前記隙間(300)のうち少なくとも前記胴体部(1)の他端部側を埋めるようになっていることを特徴とする請求項6に記載の圧力センサの取付構造。
  8. 前記膨張材(50)は、前記隙間(300)すべてを埋めるようになっていることを特徴とする請求項7に記載の圧力センサの取付構造。
  9. 前記膨張材(50)は、前記エンジン始動前では、前記圧力センサの前記胴体部(1)の側面に設けられていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の圧力センサの取付構造。
  10. 前記膨張材(50)は、前記エンジン始動前では、前記取付穴(220)の壁面に設けられていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の圧力センサの取付構造。
  11. 前記膨張材(50)は、前記エンジンヘッド(200)に前記圧力センサを取り付けた後に前記隙間(300)へ注入されることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の圧力センサの取付構造。
  12. 前記膨張材(50)は、カーボン材よりなることを特徴とする請求項6ないし11のいずれか1つ記載の圧力センサの取付構造。
  13. 前記膨張材(50)は、樹脂材よりなることを特徴とする請求項6ないし11のいずれか1つ記載の圧力センサの取付構造。
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