JP4742593B2 - 圧力検出装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングの一端側にセンシング部を設け、他端側に回路部を設け、これらセンシング部と回路部とをフレキシブルプリント基板によって接続してなる圧力検出装置製造方法に関する。
従来より、この種の圧力検出装置としては、一般にハウジングと、ハウジングの一端側に設けられ、印加される検出圧力に応じた信号を出力するセンシング部と、ハウジングの他端側に設けられセンシング部からの信号を処理するための回路部とを備えるものが提案されている。
このような圧力検出装置においては、センシング部およびその近傍部の小型化などの目的で、センシング部と回路部とを離した構成としているが、このような構成においては、センシング部と回路部とをボンディングワイヤやバンプなどにより接続することはできない。
そこで、従来では、互いに遠く離れたセンシング部と回路部とを接続する方法として、リード線を用いる方法が提案されている。たとえば、特許文献1では、センシング部からリード線を延ばすことにより、センシング部の電気的な取り出し構造を実現しているが、このようなリード線を用いた方法が、従来では、一般的に行われている。
実公平6−19068号公報
しかしながら、従来のセンシング部と回路部との接続をリード線を用いて行う方法では、上記特許文献1にも記載されているように、リード線とセンシング部との間に、リードピンや絶縁部材などを介在させる必要がある。
そのため、従来では、圧力検出装置の構造が複雑化したり、大型化したり、また、組み付けの手間がかかるなどの問題が生じていた。
そこで、本発明者は、このように遠く離れたセンシング部と回路部とを接続しようとする場合において、部品点数の削減、構成の簡素化、小型化、組付の容易性などを考慮したうえで、接続部材としてフレキシブルプリント基板を用いることとした。
図3は、本発明者が試作した、フレキシブルプリント基板を用いた試作品としての圧力検出装置の全体構成を示す概略断面図である。
この圧力検出装置は、その用途を限定するものではないが、ハウジング10の一端部であるパイプ部12を、たとえば自動車のエンジンブロックにおける取付穴にネジ結合することにより取り付け、燃焼室内の圧力(筒内圧)を検出圧力として検出する燃焼圧センサとして適用することができる。
金属製のハウジング10は、円筒状の本体部11とこの本体部11よりも細い細長筒形状のパイプ部12とからなる。ハウジング10におけるパイプ部12の外周面には、上記エンジンブロックにネジ結合可能なネジ部13が形成されている。
ここで、この圧力検出装置においては、検出圧力は、図3中の白抜き矢印Pに示されるように、ハウジング10の一端部としてのパイプ部12の先端部に印加されるようになっている。
また、ハウジング10におけるパイプ部12の先端部すなわちハウジング10の一端側には、印加される検出圧力に応じた信号を出力するセンシング部としての圧力検出素子30が設けられている。
この検出素子30は、たとえば、半導体チップなどからなり、印加された圧力によって自身が歪み、その歪みに基づいて検出圧力に応じた信号を出力する歪みゲージ機能を有するものにできる。
図3に示される例においては、この圧力検出素子30は、一端側が開口部21であり、他端側が閉塞された薄肉状のダイアフラム22である中空筒状の金属ステム20に対して、この金属ステム20のダイアフラム22の外表面にガラス溶着などによって取り付けられている。
金属ステム20は、そのダイアフラム22側をハウジング10内に向けてハウジング10に挿入されており、金属ステム20とハウジング10とは、溶接または接着などにより接合され固定されている。
さらに、図3に示されるように、ハウジング10の先端部において、金属ステム20の開口部21には、金属製筒形状をなすメタルケース16を介して、圧力を受圧する金属製円形板状の受圧用ダイアフラム15が設けられている。この受圧用ダイアフラム15は、たとえば上記燃焼室に面して燃焼圧(筒内圧)を受け、歪み変形するものである。
また、金属ステム20の中空部およびメタルケース16の中空部により形成される空間内部には、たとえば金属やセラミックなどからなる圧力伝達部材17が設けられている。そして、受圧用ダイアフラム15と金属ステム20の感圧部としてのダイアフラム22との間に、圧力伝達部材17が介在した形となっている。
そして、検出圧力は、図3中の矢印Pに示されるように、受圧用ダイアフラム15から圧力伝達部材17を介して金属ステム20のダイアフラム22の裏面に印加されるようになっている。
そして、圧力によって金属ステム20のダイアフラム22が変形したとき、この変形に応じた電気信号を圧力検出素子30から出力するようにしている。
また、図3に示されるように、ハウジング10の他端側すなわちハウジング10の本体部11の内部には、回路基板40が設けられている。この回路基板40は、その一面に、圧力検出素子30からの信号を処理するための回路を有するICチップ42を有したものである。
このICチップ42は、回路基板40に対して接着などにより固定されている。そして、このICチップ42と回路基板40とは、ボンディングワイヤ44を介して電気的に接続されている。
このように、ボンディングワイヤ44を介して電気的に接続されたICチップ42を有する回路基板40が、圧力検出素子30からの信号を処理するための回路部として構成されている。
さらに、この回路基板40と圧力検出素子30とは、フレキシブルプリント基板50により電気的に接続されている。このフレキシブルプリント基板50は、ハウジング10のパイプ部12内に収納されるとともに、パイプ部12の長手方向に延びるように配置されている。
ここで、フレキシブルプリント基板50においては、その一端部51が、圧力検出素子30に電気的に接合されており、他端部52側の部位が、パイプ部12内において回路基板40の方向へ延びている。そして、フレキシブルプリント基板50の他端部52は、はんだなどを介して回路基板40と電気的に接続されている。
また、ハウジング10において回路基板40と対向する位置には、ターミナル61を有するコネクタケース60が設けられている。このコネクタケース60は、この圧力検出装置において、圧力検出素子30および回路基板40からの信号を取り出すためのコネクタ部として構成されている。
そして、コネクタケース60のターミナル61と回路基板40とはバネ部材62を介して電気的に接続されている。これにより、圧力検出素子30とコネクタケース60すなわちコネクタ部60とは、フレキシブルプリント基板50および回路基板40を介して電気的に接続されている。
このような、圧力検出装置は、たとえば、次のようにして製造することができる。
フレキシブルプリント基板50の一端部51を、金属ステム20および受圧用ダイアフラム15と一体化された圧力検出素子30に接続する。
次に、フレキシブルプリント基板50の他端部52側の部位を、ハウジング10のパイプ部12の先端部から挿入し、フレキシブルプリント基板50の他端部52をハウジング10の本体部11の内部まで引き出す。
続いて、フレキシブルプリント基板50の他端部52と回路基板40とをはんだなどを介して接続する。次に、回路基板40をハウジング10の本体部11に接合固定する。その後、コネクタケース60をハウジング10の本体部11に組み付け、かしめなどにより、コネクタケース60とハウジング10とを固定する。
このようにして、圧力検出素子30と回路基板40とがフレキシブルプリント基板50で電気的に接続されるとともに、圧力検出素子30と回路部40とがハウジング10に固定されてなる圧力検出装置ができあがる。
しかしながら、フレキシブルプリント基板50を用いた場合、図3に示されるように、圧力検出素子30と回路基板40との間で、フレキシブルプリント基板50が引っ張られた形となっている。
そのため、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30との接続部およびフレキシブルプリント基板50と回路基板40との接続部に対して、ストレスがかかり、これら接続部の断線など不具合が生じる恐れがある。
また、フレキシブルプリント基板50を、圧力検出素子30および回路基板40と接続するときにおいても、取り扱いによっては、圧力検出素子30と回路基板40との間で、フレキシブルプリント基板50が引っ張られ、そのストレスによって各接続部が断線する恐れがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ハウジングの一端側にセンシング部を設け、他端側に回路部を設けてなる圧力検出装置において、これらセンシング部と回路部とをフレキシブルプリント基板によって接続する場合に、フレキシブルプリント基板における接続部の断線を極力防止し、信頼性の高い圧力検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項に記載の発明では、ハウジング(10)の一端側に、印加される検出圧力に応じた信号を出力するセンシング部(30)を固定するとともに、ハウジング(10)の他端側に、センシング部(30)からの信号を処理するための回路部(40)を固定し、ハウジング(10)の内部にて、センシング部(30)と回路部(40)との間に、フレキシブル性を有するフレキシブルプリント基板(50)を収納し、フレキシブルプリント基板(50)の一端部、他端部をそれぞれセンシング部(30)、回路部(40)に電気的に接続するようにしたと圧力検出装置の製造方法において、次のような特徴点を有する製造方法が提供される。
・フレキシブルプリント基板(50)として、その一端部と他端部とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用いること。
・フレキシブルプリント基板(50)をハウジング(10)の内部に収納してセンシング部(30)および回路部(40)と接続するときには、フレキシブルプリント基板(50)の両端の距離が伸びた状態となるようにすること。
・フレキシブルプリント基板(50)とセンシング部(30)および回路部(40)との接続、および、センシング部(30)および回路部(40)とハウジング(10)との固定が完了したときには、フレキシブルプリント基板(50)が、センシング部(30)および回路部(40)との接続部に印加される応力が緩和される形状となるようにすること。・伸縮可能な形状を有するフレキシブルプリント基板(50)として、予めジグザグ形状とされたものを用いること。本発明の製造方法は、これらの点を特徴としている。
それによれば、フレキシブルプリント基板(50)として、その一端部と他端部とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用いており、フレキシブルプリント基板(50)をセンシング部(30)および回路部(40)と接続するときには、フレキシブルプリント基板(50)の両端の距離が伸びるようになる。
そのため、フレキシブルプリント基板(50)における上記接続時において、フレキシブルプリント基板(50)とセンシング部(30)との接続部およびフレキシブルプリント基板(50)と回路部(40)との接続部に印加される応力が緩和され、これら接続部にストレスがかかることが極力防止される。
また、フレキシブルプリント基板(50)における上記接続、および、センシング部(30)および回路部(40)とハウジング(10)との固定の完了、すなわち、組み付け完了時には、フレキシブルプリント基板(50)は、縮んで各接続部にかかる応力が緩和される状態となるため、各接続部にストレスがかかることが防止される。
したがって、本発明によれば、ハウジング(10)の一端側にセンシング部(30)を設け、他端側に回路部(40)を設けてなる圧力検出装置において、これらセンシング部(30)と回路部(40)とをフレキシブルプリント基板(50)によって接続する場合に、フレキシブルプリント基板(50)における接続部の断線を極力防止することができ、信頼性の高い圧力検出装置を提供することができる。
また、請求項に記載の発明のように、請求項1に記載の圧力検出装置の製造方法においては、センシング部(30)とハウジング(10)との固定を行うとともに、フレキシブルプリント基板(50)をハウジング(10)の内部に収納してセンシング部(30)および回路部(40)と接続した後、回路部(40)とハウジング(10)との固定を行うことができる。
また、請求項に記載の発明のように、請求項1に記載の圧力検出装置の製造方法においては、回路部(40)とハウジング(10)との固定を行うとともに、フレキシブルプリント基板(50)をハウジング(10)の内部に収納してセンシング部(30)および回路部(40)と接続した後、センシング部(30)とハウジング(10)との固定を行うことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
図1は、本発明の実施形態に係る圧力検出装置100の全体構成を示す概略断面図である。この圧力検出装置100には、用途を限定するものではないが、たとえば燃焼圧センサとして適用することができる。
燃焼圧センサとは、ハウジング10のパイプ部12が被検出体としてのたとえば自動車のエンジンヘッドにおける取付穴に挿入されネジ結合などによって取り付けられることで、燃焼室内の圧力(いわゆる筒内圧)を検出圧力として検出するセンサである。
[構成等]
本実施形態の圧力検出装置100のハウジング10は、円筒状の本体部11とこの本体部11よりも細い細長筒形状のパイプ部12とからなる。
これら本体部11およびパイプ部12は、切削や冷間鍛造等により加工された、たとえばステンレスなどの金属製のものである。本例では、パイプ部12は円筒パイプ形状をなすものとしているが、角パイプ形状でもよい。
なお、ハウジング10において、本体部11とパイプ部12とは一体形成されたものであってもよいし、これら両者11、12をそれぞれ別体に形成し、その後でこれら両者11、12を溶接や接着あるいは圧入、ネジ結合、かしめなどにより接合して一体化したものであってもよい。
また、ハウジング10におけるパイプ部12の外周面には、被検出体としての上記エンジンブロックにネジ結合可能なネジ部13が形成されている。このように、本例の圧力検出装置100においては、ハウジング10は、その一端側から突出するように設けられた細長形状のパイプ部12を備えたものとして構成されている。
ここで、ハウジング10のパイプ部12は、上記エンジンブロックに形成されたネジ穴としての取付穴に挿入され、ネジ部13を介して取り付けられる。それにより、圧力検出装置100はエンジンブロックに取り付けられる。
そして、この圧力検出装置100のエンジンブロックへの取付状態においては、検出圧力としての燃焼室内の圧力(筒内圧)Pは、図1中の白抜き矢印に示されるように、パイプ部12の先端部側から印加されるようになっている。
また、ハウジング10の一端側すなわちハウジング10におけるパイプ部12の先端部には、印加される圧力に応じた電気信号を出力するセンシング部としての圧力検出素子30が設けられている。
この圧力検出素子30は、特に限定するものではないが、たとえば、印加された圧力によって自身が歪み、その歪みに基づいて検出圧力に応じた信号を出力する歪みゲージ機能を有するものにできる。
具体的には、図1に示されるように、圧力検出素子30は、一端側が開口部21、他端側が閉塞された薄肉状の歪み部としてのダイアフラム22である中空筒状の金属ステム20に対して、この金属ステム20のダイアフラム22の外表面にガラス溶着などによって取り付けられている。
金属ステム20は、中空円筒形状に加工されたコバールなどからなる金属製の部材であり、その外周面には、周面と直交する方向へ張り出したフランジ23が形成されている。なお、本例では、金属ステム20の中空部は円筒状であるものとしているが、金属ステム20は角筒状でもよい。
そして、金属ステム20は、そのダイアフラム22側をパイプ部12内に向け開口部21を燃焼室側に向けてパイプ部12に挿入されている。そして、金属ステム20のフランジ23とパイプ部12の先端部の開口縁部とが、溶接または接着などにより接合され固定されている。
つまり、この金属ステム20を介して上記圧力検出素子30は、ハウジング10の一端側であるパイプ部12の先端部に固定されている。ここで、金属ステム20のフランジ23の外周面は、図1に示されるように、開口部21からダイアフラム22へ向かって拡径したテーパ面となっている。
そして、圧力検出装置100を上記エンジンヘッドへネジ部13を介してネジ結合されたとき、このフランジ23のテーパ面と上記エンジンヘッドの取付穴の内面とが密着してシールされるようになっている。
さらに、図1に示されるように、ハウジング10におけるパイプ部12の先端部において、金属ステム20の開口部21には、ステンレスなどの金属製筒形状をなすメタルケース16が溶接などにより接合固定されている。
さらに、メタルケース16の先端部には、圧力を受圧する受圧用ダイアフラム15が設けられている。そして、金属ステム20の開口部21は、メタルケース16を介して受圧用ダイアフラム15によって閉塞されている。
この受圧用ダイアフラム15は、たとえばステンレスなどの金属製円形板状のものであり、その周辺部がメタルケース16の先端部に対して、ロウ付けや溶接などによって接合固定されている。
それによって、受圧用ダイアフラム15と金属ステム20とはメタルケース16を介して、一体化されている。そして、この受圧用ダイアフラム15は、図1中の白抜き矢印に示されるように、上記燃焼室に面して燃焼圧(筒内圧)Pを受け、歪み変形するものである。
また、金属ステム20の中空部およびメタルケース16の中空部により形成される空間内部には、圧力伝達部材17が設けられている。本例では圧力伝達部材17は棒状のものとなっている。
こうして、受圧用ダイアフラム15と金属ステム20の感圧部としてのダイアフラム22との間に圧力伝達部材17が介在した形となっている。この圧力伝達部材17は、たとえばステンレスなどの金属やセラミックなどからなるものである。
ここにおいて、圧力伝達部材17の一端部(図1中の上端部)は、金属ステム20のダイアフラム22に対して荷重を与えた状態で接触しており、一方、圧力伝達部材17の他端部(図1中の下端部)は、受圧用ダイアフラム15に対して荷重を与えた状態で接触している。
ここでは、圧力伝達部材17は棒状の部材であるが、圧力伝達部材17の形状はこれに限定されるものではなく、たとえば球状、偏球状、鼓状などであってもよい。そして、検出圧力Pは、受圧用ダイアフラム15から圧力伝達部材17を介して金属ステム20のダイアフラム22および圧力検出素子30に印加されるようになっている。
また、歪みゲージ機能を有する圧力検出素子30としては、限定するものではないが、たとえば、半導体プロセスによって、シリコン半導体チップに対して、拡散抵抗素子などにより構成されるブリッジ回路などを形成したものなどを採用することができる。
このような歪みゲージ機能を有する半導体チップは、圧力によって金属ステム20の感圧部としてのダイアフラム22が変形したとき、この変形に応じて当該半導体チップ自身も歪むことにより、その歪みによって生じる抵抗値変化を電気信号に変換して出力する機能を有するものである。
なお、本実施形態では、この圧力検出素子30が、印加された圧力に応じた電気信号を出力するセンシング部30として構成されており、これら圧力検出素子30および金属ステム20のダイアフラム22が、検出圧力Pによる荷重を受けて歪む部位として構成されている。そして、これらダイアフラム22および圧力検出素子30は、圧力検出装置100の基本性能を左右するものである。
ここで、金属ステム20を構成する金属材料について、さらに述べるならば、当該金属材料に対しては、高圧を受けることから高強度であること、及び、Si半導体などからなる圧力検出素子30を低融点ガラスなどにより接合することなどのため、低熱膨張係数であることが求められる。
具体的には、金属ステム20の金属材料としては、Fe、Ni、CoまたはFe、Niを主体とし、析出強化材料としてTi、Nb、Alまたは、Ti、Nbが加えられた材料、たとえば析出硬化型のステンレスなどを選定することができ、この金属ステム20は、プレス、切削や冷間鍛造などにより形成することができる。
また、図1に示されるように、本圧力検出装置100においては、ハウジング10の他端側すなわちハウジング10の本体部11の内部には、セラミック基板などからなる回路基板40が設けられている。
この回路基板40は、本体部11との境界におけるパイプ部12の開口部を覆うように設けられており、回路基板40の周辺部は、たとえば接着などによりハウジング10に固定されている。
この回路基板40におけるパイプ部12の開口部に面した側の面には、ICチップ42が接着などにより搭載されている。このICチップ42は、圧力検出素子30からの出力を増幅したり調整したりするための回路が形成されたものである。
そして、このICチップ42と回路基板40とは、アルミニウム(Al)または金などからなるボンディングワイヤ44により結線されており、それによって、これら両者40、42は電気的に接続されている。
このように、ボンディングワイヤ44を介して電気的に接続されたICチップ42を有する回路基板40が、圧力検出素子30からの信号を処理するための回路部として構成されている。
さらに、図1に示されるように、ハウジング10の内部にて、圧力検出素子30と回路基板40との間にはフレキシブル性を有するフレキシブルプリント基板50が収納されている。
フレキシブルプリント基板50としては、ポリイミド樹脂などのベースに銅などの導体をパターニング形成した一般的なものを採用できる。このフレキシブルプリント基板50は、図1に示されるように、ハウジング10のパイプ部12内にてパイプ部12の長手方向に延びるように配置されている。
ここで、フレキシブルプリント基板50の一端部51は、検出素子30に対して、はんだなどを用いて電気的および機械的に接合されている。具体的には、図示しないが、圧力検出素子30の表面に形成されたパッドに対して、フレキシブルプリント基板50の導体部が接続される。
一方、フレキシブルプリント基板50の他端部52側の部位は、ハウジング10の本体部11に位置している。そして、フレキシブルプリント基板50の他端部52は、回路基板40に設けられた貫通穴46を介して、回路基板40におけるICチップ42の搭載面から当該搭載面とは反対側の面に位置している。
そして、フレキシブルプリント基板50の他端部52は、回路基板40におけるICチップ42の搭載面とは反対側の面にて、はんだなどを介して回路基板40と電気的に接続されている。これによって、回路基板40と圧力検出素子30とは、フレキシブルプリント基板50により電気的に接続されている。
そして、本実施形態の圧力検出装置100においては、独自の構成として、フレキシブルプリント基板50は、圧力検出素子30および回路基板40との接続部に印加される応力が緩和される形状となっている。
具体的には、図1に示されるように、フレキシブルプリント基板50は、平面形状がジグザク形状となっており、一端部51と他端部52とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものが縮んだ状態となっている。
この図1に示されるフレキシブルプリント基板50は、圧力検出素子30との接続部である一端部51と回路基板40との接続部である他端部52とを結ぶ方向に沿って、伸びたり縮んだりする。
このようなジグザク形状のフレキシブルプリント基板50は、配線が形成された基板の基材を当該ジグザク形状にカットすることなどにより容易に作製できる。そして、図1に示されるフレキシブルプリント基板50の縮んだ状態は、初期形状である基材カット後の形状、つまり応力が加わっていない状態における形状に相当する。
また、図1に示されるように、ハウジング10において回路基板40におけるフレキシブルプリント基板50との接続面と対向する位置には、ターミナル61を有するコネクタケース60が設けられている。
このコネクタケース60はPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂などからなるもので、ターミナル61はコネクタケース60にインサート成形などにより一体化されている。このコネクタケース60は、圧力検出素子30および回路基板40からの信号を取り出すためのコネクタ部として構成されている。
そして、コネクタケース60のターミナル61と回路基板40とはバネ部材62を介したバネ接触により電気的に接続されている。これにより、圧力検出素子30とコネクタケース60とは、フレキシブルプリント基板50および回路基板40を介して電気的に接続されている。
また、図1に示されるように、ハウジング10の本体部11の端部14がコネクタケース60にかしめられることにより、コネクタケース60とハウジング10とは一体に固定されている。
そして、ターミナル61は自動車のECUなどへ図示しない配線部材などを介して電気的に接続可能となっている。それにより、本圧力検出装置100は外部との信号のやりとりなどが可能になっている。
かかる圧力検出装置100は、ハウジング10のネジ部13を介して、被検出体としての上記エンジンヘッドに形成されたネジ穴(取付穴)に取り付けられることによって、上記エンジンヘッドに接続固定される。
そして、燃焼室内の圧力(筒内圧)Pが、図1中の矢印に示されるように、受圧用ダイアフラム15から圧力伝達部材17を介して、金属ステム20のダイアフラム22に印加される。すると、その圧力によって金属ステム20のダイアフラム22が変形し、この変形を圧力検出素子30により電気信号に変換し、圧力検出を行う。
そして、圧力検出素子30からの信号は、フレキシブルプリント基板50を介して回路基板40へ伝達され、ICチップ42などにより処理され、処理された信号がターミナル61から外部へ出力される。
[製造方法等]
かかる構成を有する圧力検出装置100の製造方法について、図2も参照して述べる。図2は、本圧力検出装置100の製造途中の状態を示す概略断面図である。
まず、金属ステム20のダイアフラム22の表面にガラス接合などにより圧力検出素子30を固定するとともに、金属ステム20の中空部に圧力伝達部材17を挿入した状態で、金属ステム20の開口部21に、メタルケース16および受圧用ダイアフラム15を溶接などにより固定する。
次に、金属ステム20に一体化された圧力検出素子30に対して、フレキシブルプリント基板50の一端部51をはんだなどを介して接続する。
次に、フレキシブルプリント基板50の他端部52側の部位を、ハウジング10のパイプ部12の先端部から挿入し、フレキシブルプリント基板50の他端部52をハウジング10の本体部11の内部まで引き出す。また、金属ステム20とハウジング10のパイプ部12とを接合し固定する。
続いて、フレキシブルプリント基板50の他端部52を、ICチップ42がワイヤボンド実装された回路基板40の貫通穴46に通し、フレキシブルプリント基板50の他端部52と回路基板40とをはんだなどを介して接続する。ここまでの状態が、図2に示されている。
ここで、本実施形態では、フレキシブルプリント基板50として、その一端部51と他端部52とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用いているため、フレキシブルプリント基板50をハウジング10の内部に収納して圧力検出素子30および回路基板40と接続するときには、図2に示されるように、フレキシブルプリント基板50の両端51、52の距離が、回路基板40のハウジング10への固定が完了したときよりも伸びた状態となる。
具体的には、伸縮可能な形状のフレキシブルプリント基板50としてジグザグ形状のものを用いているため、図2に示されるように、その折り返し部が伸びることで、フレキシブルプリント基板50の両端部51、52間の距離が伸びている。つまり、フレキシブルプリント基板50は、応力フリーの初期状態よりも両端部51、52間の距離が伸び、長くなっている。
次に、回路基板40をハウジング10の本体部11に接合し固定する。その後、コネクタケース60をハウジング10の本体部11に組み付け、ハウジング10の端部14をかしめることにより、コネクタケース60とハウジング10とを固定する。
ここで、このコネクタケース60をハウジング10へ組み付けるとき、ターミナル61と回路基板40とをバネ部材62を介してバネ接触させ、電気的に接続する。こうして、上記図1に示される圧力検出装置100ができあがる。
ここで、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30および回路基板40との接続、および、回路基板40とハウジング10との固定が完了したときには、フレキシブルプリント基板50は、上記図1に示される状態と同様に、圧力検出素子30および回路基板40との接続部に印加される応力が緩和される形状となる。
なお、上記製造方法では、本実施形態において、圧力検出素子30とハウジング10との固定を行い、フレキシブルプリント基板50をハウジング10の内部に収納して圧力検出素子30および回路基板40と接続した後、続いて、回路基板40とハウジング10との固定を行っている。
それに対して、順序を逆にして、回路基板40とハウジング10との固定を行い、フレキシブルプリント基板50をハウジング10の内部に収納して圧力検出素子30および回路基板40と接続した後、続いて、圧力検出素子30とハウジング10との固定を行うようにしてもよい。
この場合、回路基板40とフレキシブルプリント基板50の他端部52とを接続し、フレキシブルプリント基板50の一端部51側の部位を、ハウジング10のパイプ部12に挿入する。
そして、パイプ部12の先端部から引き出されたフレキシブルプリント基板50の一端部51と、金属ステム20に一体化された圧力検出素子30とを接続し、続いて、金属ステム20とハウジング10とを接合し、圧力検出素子30をハウジング10に固定すればよい。
このとき、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30および回路基板40との接続、および、圧力検出素子30とハウジング10との固定が完了したときには、フレキシブルプリント基板50は、上記図1に示される状態と同様に、圧力検出素子30および回路基板40との接続部に印加される応力が緩和される形状となる。
また、上記製造方法では、金属ステム20、圧力検出素子30、圧力伝達部材17、メタルケース16および受圧用ダイアフラム15を一体に接合したものを、フレキシブルプリント基板50と接合して、組付を行っている。
それに対して、金属ステム20と圧力検出素子30のみを一体化し、これを用いて、上記製造方法と同様にして、フレキシブルプリント基板50のハウジング10への収納、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30および回路基板40との接続、圧力検出素子30および回路基板40とハウジング10との固定、さらには、コネクタケース60の固定までを行い、その後、圧力伝達部材17を介したメタルケース16および受圧用ダイアフラム15の接合を行ってもよい。
本実施形態の圧力検出装置100は、上記したような製造方法により適切に製造されるものである。
[効果等]
ところで、本実施形態によれば、ハウジング10と、ハウジング10の一端側に設けられ印加される検出圧力に応じた信号を出力する圧力検出素子30と、ハウジング10の他端側に設けられ圧力検出素子30からの信号を処理するための回路基板40とを備える圧力検出装置において、ハウジング10の内部にて、圧力検出素子30と回路基板40との間にはフレキシブル性を有するフレキシブルプリント基板50が収納されており、フレキシブルプリント基板50の一端部51、他端部52はそれぞれ圧力検出素子30、回路基板40に電気的に接続されており、フレキシブルプリント基板50は、圧力検出素子30および回路基板40との接続部に印加される応力が緩和される形状となっていることを特徴とする圧力検出装置100が提供される。
それによれば、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30との接続部およびフレキシブルプリント基板50と回路基板40との接続部に印加される応力が緩和されるため、これら接続部にストレスがかかることが極力防止される。
したがって、本実施形態によれば、ハウジング10の一端側に圧力検出素子30を設け、他端側に回路基板40を設けてなる圧力検出装置100において、これら圧力検出素子30と回路基板40とをフレキシブルプリント基板50によって接続する場合に、フレキシブルプリント基板50における接続部の断線を極力防止することができ、信頼性の高い圧力検出装置を提供することができる。
ここで、本実施形態の圧力検出装置100においては、フレキシブルプリント基板50として、その一端部51と他端部52とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用い、このようなフレキシブルプリント基板50が縮んだ状態で、圧力検出素子30と回路基板40に接続されていることにより、上記した応力が緩和される形状を適切に実現することができている。
また、図1に示される例では、フレキシブルプリント基板50の伸縮可能な形状は、ジグザク形状であるが、フレキシブルプリント基板50の伸縮可能な形状としては、コイル形状であってもよい。
また、本実施形態によれば、ハウジング10の一端側に印加される検出圧力に応じた信号を出力する圧力検出素子30を固定するとともに、ハウジング10の他端側に圧力検出素子30からの信号を処理するための回路基板40を固定し、ハウジング10の内部にて圧力検出素子30と回路基板40との間にフレキシブルプリント基板50を収納し、フレキシブルプリント基板50の一端部51、他端部52をそれぞれ圧力検出素子30、回路基板40に電気的に接続するようにした圧力検出装置の製造方法において、次のような特徴点を有する製造方法が提供される。
・フレキシブルプリント基板50として、その一端部51と他端部52とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用いること。
・フレキシブルプリント基板50をハウジング10の内部に収納して圧力検出素子30および回路基板40と接続するときには、フレキシブルプリント基板50の両端の距離が伸びた状態となるようにすること。
・フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30および回路基板40との接続、および、圧力検出素子30および回路基板40とハウジング10との固定が完了したときには、フレキシブルプリント基板50が、圧力検出素子30および回路基板40との接続部に印加される応力が緩和される形状となるようにすること。
これらの点を特徴とする本実施形態の圧力検出装置100の製造方法によれば、フレキシブルプリント基板50として、その一端部51と他端部52とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用いており、フレキシブルプリント基板50を圧力検出素子30および回路基板40と接続するときには、フレキシブルプリント基板50の両端の距離が伸びるようになる。
そのため、フレキシブルプリント基板50における上記接続時において、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30との接続部およびフレキシブルプリント基板50と回路基板40との接続部に印加される応力が緩和され、これら接続部にストレスがかかることが極力防止される。
また、フレキシブルプリント基板50における上記接続、および、圧力検出素子30および回路基板40とハウジング10との固定の完了、すなわち、組み付け完了時には、フレキシブルプリント基板50は縮んで、各接続部にかかる応力が緩和される状態となるため、各接続部にストレスがかかることが防止される。
つまり、通常状態では、ジグザグ形状であるフレキシブルプリント基板50の両端部51、52の距離は短い状態でありながら、当該両端部51、52を引っ張った時に、フレキシブルプリント基板50の折り返し部が伸び、当該両端部51、52の距離が伸びることにより、組みたて時に先に接続した接続部にストレスがかかる危険が減少する。また、組みたて後は、フレキシブルプリント基板50は元来の長さに戻るため、上記折り返し部にストレスがかかることも無くなる。
したがって、本実施形態の製造方法によっても、ハウジング10の一端側に圧力検出素子30を設け、他端側に回路基板40を設けてなる圧力検出装置100において、これら圧力検出素子30と回路基板40とをフレキシブルプリント基板50によって接続する場合に、フレキシブルプリント基板50における接続部の断線を極力防止することができ、信頼性の高い圧力検出装置を提供することができる。
また、本実施形態の圧力検出装置100の製造方法においては、伸縮可能な形状を有するフレキシブルプリント基板50として、ジグザグ形状あるいはコイル形状のものを用いることも特徴のひとつである。
また、ジグザグ形状のフレキシブルプリント基板50において、ジグザグのパターンも均一形状の繰り返しでなくてもよく、一部がジグザグで残りはストレートな形状であってもよい。
この場合、特に、フレキシブルプリント基板50と圧力検出素子30および回路基板40との接続において、フレキシブルプリント基板50の両端部51、52のうち、後に接続する端部側の部分はストレートにすることが好ましい。
たとえば、上記図2に示される例では、回路基板40と接続されるフレキシブルプリント基板50の他端部側をストレート形状とし、一端部51側をジグザグ形状とする。それによれば、フレキシブルプリント基板50が接続された回路基板40をハウジング10に接合し、パイプ部12内にフレキシブルプリント基板50の他端部52側を収納するとき、フレキシブルプリント基板50がパイプ部12に引っかかりにくくなる。
また、上述したが、本実施形態の圧力検出装置の製造方法においては、圧力検出素子30とハウジング10との固定を行うとともに、フレキシブルプリント基板50をハウジング10の内部に収納して圧力検出素子30および回路基板40と接続した後、回路基板40とハウジング10との固定を行うことも特徴のひとつである。
また、本実施形態の圧力検出装置の製造方法においては、回路基板40とハウジング10との固定を行うとともに、フレキシブルプリント基板50をハウジング10の内部に収納して圧力検出素子30および回路基板40と接続した後、圧力検出素子30とハウジング10との固定を行うことも特徴のひとつである。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、金属ステム20の開口部11にメタルケース16を介して受圧用ダイアフラム15を溶接していたが、金属ステム20と受圧用ダイアフラム15とを直接溶接したものでもよい。
また、上記実施形態では、センシング部は、金属ステム20に取り付けられ、受圧用ダイアフラム15、圧力伝達部材17、金属ステム20のダイアフラム22を介して検出圧力を受け、その検出圧力に基づいて信号出力を行う圧力検出素子30であったが、センシング部としては、ハウジングの一端側に取付可能であって印加される検出圧力に応じた信号を出力するものであれば、これに限定されるものではない。
また、ハウジング10は、上記した円筒状の本体部11とパイプ部12とからなる形状に限定されるものではない。このハウジング形状は、燃焼圧センサに適したものとしたものであり、それ以外のハウジング形状であってもかまわない。
また、回路部としては、上記ICチップ42を有する回路基板40に限定されるものではなく、ハウジングの他端側に取付可能であってセンシング部からの信号を処理できるものであれば、これに限定されるものではない。
また、センシング部とフレキシブルプリント基板との接続、および、回路部とフレキシブルプリント基板との接続方法は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記図1に示される例では、ハウジング10内において回路基板40、ICチップ42、ターミナル61などの各部品が配置され、電気的に接続されているが、これらの配置や接続の構成は、あくまでも一具体例を示すものであり、これに限定されるものではない。
また、本発明の圧力検出装置は、上記したような燃焼圧センサに用途限定されるものではないことはもちろんである。
本発明の実施形態に係る圧力検出装置の全体構成を示す概略断面図である。 図1に示される圧力検出装置の製造途中の状態を示す概略断面図である。 本発明者の試作品としての圧力検出装置の全体構成を示す概略断面図である。
符号の説明
10…ハウジング、
30…センシング部としての圧力検出素子、
40…回路部としての回路基板、
50…フレキシブルプリント基板。

Claims (3)

  1. ハウジング(10)の一端側に、印加される検出圧力に応じた信号を出力するセンシング部(30)を固定するとともに、ハウジング(10)の他端側に、前記センシング部(30)からの信号を処理するための回路部(40)を固定し、
    前記ハウジング(10)の内部にて、前記センシング部(30)と前記回路部(40)との間に、フレキシブル性を有するフレキシブルプリント基板(50)を収納し、前記フレキシブルプリント基板(50)の一端部、他端部を、それぞれ前記センシング部(30)、前記回路部(40)に電気的に接続するようにしたと圧力検出装置の製造方法において、
    前記フレキシブルプリント基板(50)として、その一端部と他端部とを結ぶ方向にて伸縮可能な形状のものを用い、
    前記フレキシブルプリント基板(50)を前記ハウジング(10)の内部に収納して前記センシング部(30)および前記回路部(40)と接続するときには、前記フレキシブルプリント基板(50)の両端の距離が伸びた状態となるようにし、
    前記フレキシブルプリント基板(50)と前記センシング部(30)および前記回路部(40)との接続、および、前記センシング部(30)および前記回路部(40)と前記ハウジング(10)との固定が完了したときには、前記フレキシブルプリント基板(50)が、前記センシング部(30)および前記回路部(40)との接続部に印加される応力が緩和される形状となるようにするようにし、
    前記伸縮可能な形状を有するフレキシブルプリント基板(50)として、予めジグザグ形状とされたものを用いることを特徴とする圧力検出装置の製造方法。
  2. 前記センシング部(30)と前記ハウジング(10)との固定を行うとともに、前記フレキシブルプリント基板(50)を前記ハウジング(10)の内部に収納して前記センシング部(30)および前記回路部(40)と接続した後、
    前記回路部(40)と前記ハウジング(10)との固定を行うことを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置の製造方法。
  3. 前記回路部(40)と前記ハウジング(10)との固定を行うとともに、前記フレキシブルプリント基板(50)を前記ハウジング(10)の内部に収納して前記センシング部(30)および前記回路部(40)と接続した後、
    前記センシング部(30)と前記ハウジング(10)との固定を行うことを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置の製造方法。
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