JP2009096143A - 木質化粧板及びその製造方法 - Google Patents

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忠裕 沖園
Koji Tsuda
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Abstract

【課題】自然木(突板)の有する美感を損なうことなく、更に高度な意匠性が付与された木質化粧板を、有利に安価に提供すること、及びそのような木質化粧板を有利に製造し得る方法を提供すること。
【解決手段】硬質の基材4と、かかる基材4上に固着された、木質の突板6を含む突板シート層10と、かかる突板シート層10上に配置されて固定される、所定の製品表面形状を有するように、透明な樹脂を用いて成形された透明パネル14と、突板シート層10と透明パネル14との間に介在せしめられて、それら突板シート層10と透明パネル14に密着せしめられた、それら突板シート層10と透明パネル14の表面に対して濡れ性を有する透明な液状乃至はゲル状の樹脂を用いて形成された密着層12から、木質化粧板2を構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、木質化粧板及びその製造方法に係り、特に、優れた意匠性を有すると共に、従来に比して製造コストが有利に低減された木質化粧板、及びそのような木質化粧板を有利に製造する方法に関するものである。
従来から、木目等の美しい模様を有する木材(突板)を基材表面に貼り付けて、仕上げた木質化粧板は、高級な木質の表面を、手軽に且つ低コストに得ることが出来るところから、自動車用内装部品や家具、建築材、家電製品等の様々な製品の表面材として、広く利用されて来ている。そして、そのような木質化粧板は、突板の表面を塗装して、その表面にクリア塗膜を形成したり、或いは突板の表面に透明樹脂シートを貼着すること等によって製造されて来ており、それらクリア塗膜や透明樹脂シートによって、化粧板表面の傷付き等が有利に防止されると共に、突板に光沢や深みを付与して、高度な意匠性を発揮せしめ得るようになっている。
しかしながら、そのような従来の木質化粧板のうち、突板の表面に塗装によってクリア塗膜が形成されてなる木質化粧板にあっては、そのクリア塗膜によって、突板の伸縮による表面の荒れを防いだり、また充分な耐候性や耐久性、耐傷付き性等を確保するために、一般に、400μm以上の膜厚にて形成される必要があるが、そのような厚い膜厚とするためには、1回の塗装では膜厚を確保できないところから、複数回の塗装を行なう必要があったのであり、また2回目以降の塗装の際には、下地となる塗膜を乾燥し、硬化した塗膜に対して研磨を行なってから、塗装しなければならないため、その製造コストが必然的に高くなることとなって、得られる木質化粧板が高価なものとなってしまうという問題を有していたのである(特開平6−92093号公報参照)。
一方、突板の表面に透明樹脂シートを貼着してなる木質化粧板にあっても、かかる透明樹脂シートとして、従来から採用されて来ている表面硬度の高い硬直な樹脂シートを用いた場合には、複雑な表面形状を有する基板(突板)に対しては、シートをその表面形状に追従させることが難しく、シートが波打ったような形状になったり、皺や剥れ等を生じたりするという問題があったのであり、従って、採用され得る表面形状に制限のあるものであった。また、そのような透明樹脂シートとして、柔軟な樹脂シートを用いた場合には、シートが基材(突板)の形状に追従し易いものの、表面硬度が低く、耐傷付き性に劣ると共に、シートが突板(木材)の表面の凹凸を拾って、得られる木質化粧板の表面が意図しない凸凹の表面となってしまい、高級感に欠けるものとなる等という問題があった(特開平6−293083号公報、特開2000−289395号公報等参照)。
さらに、そのようなシートの波打ちや皺、剥れ等の問題を解消すべく、特開平10−323958号公報には、所謂ホットプレスによって、突板の表面に透明樹脂シートを貼着するようにした木質化粧板が明らかにされているが、ホットプレスの際の加熱により、突板に反りやひび割れ等が発生し易いといった問題を有していると共に、プレス操作によって、突板の表面に表れる繊維や導管等が潰されてしまい、得られる木質化粧板の意匠が平面的なものとなって、自然木特有の木質感が損なわれるといった問題も内在していた。
加えて、上記したようなクリア塗膜の形成や透明樹脂シートの貼着により得られる木質化粧板以外の木質化粧板として、特開2004−262152号公報には、(a)年輪突板を膨潤保持剤にて処理する前処理工程と、(b)かかる工程(a)により得られた年輪突板を、含水率が15重量%以下となるまで乾燥させる乾燥工程と、(c)一の透明板と他の透明板との間に、前記工程(b)より得られた年輪突板を透明樹脂と共に挟まれるように積層し、圧締一体化する積層化工程とよりなる方法にて製造される、木質化粧板が明らかにされているが、そのような木質化粧板にあっては、得られる木質化粧板が平板形状であるために、自動車用内装部品等の立体形状を呈する木質化粧板に対しては、適用出来ないといった問題を内在していたのである。
特開平6−92093号公報 特開平6−293083号公報 特開2000−289395号公報 特開平10−323958号公報 特開2004−262152号公報
ここにおいて、本発明は、上述せる如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、自然木(突板)の有する美感を損なうことなく、更に高度な意匠性が付与された木質化粧板を、有利に安価に提供すること、及びそのような木質化粧板を有利に製造し得る方法を提供することにある。
そして、本発明は、上記した課題又は明細書全体の記載や図面から把握される課題を解決するために、以下に列挙する各種の態様において、好適に実施され得るものであるが、また、以下に記載の各態様は、任意の組合せにおいても採用可能である。なお、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに何等限定されることなく、明細書全体の記載並びに図面に開示の発明思想に基づいて認識され得るものであることが、理解されるべきである。
(1) 硬質の基材と、該基材上に固着された、木質の突板を含む突板シート層と、該突板シート層上に配置されて固定される、所定の製品表面形状を有するように、透明な樹脂を用いて成形された透明パネルと、該突板シート層と該透明パネルとの間に介在せしめられて、それら突板シート層と透明パネルに密着せしめられた、それら突板シート層と透明パネルの表面に対して濡れ性を有する透明な液状乃至はゲル状の樹脂を用いて形成された密着層とを、有することを特徴とする木質化粧板。
(2) 前記透明パネルが、前記基材の側面を覆うように垂下する側壁部を一体的に有していることを特徴とする上記態様(1)に記載の木質化粧板。
(3) 前記密着層が、前記突板シート層と前記透明パネルとを接合せしめるバインダ層であることを特徴とする上記態様(1)又は(2)に記載の木質化粧板。
(4) 前記透明パネルが、前記基材の側面を覆うように垂下する側壁部を一体的に有し、そして該側壁部と前記基材との間に、それらを固定するための固定機構が設けられていることを特徴とする上記態様(1)乃至(3)の何れか一つに記載の木質化粧板。
(5) 前記固定機構が、前記透明パネルの側壁部と前記基材の何れか一方に設けられた爪部と、それらの何れか他方に設けられた、該爪部に係止する係止部とから構成されている上記態様(4)に記載の木質化粧板。
(6) 前記透明パネルの側壁部における前記固定機構の配設部位が、不透明な有色部位とされていることを特徴とする上記態様(4)又は(5)に記載の木質化粧板。
(7) 前記突板シート層が、前記突板とそれを支持する裏打ち層とから構成されていることを特徴とする上記態様(1)乃至(6)の何れか一つに記載の木質化粧板。
(8) 前記突板シート層と前記密着層との間に、透明な着色層であるカラークリア層が形成されていることを特徴とする上記態様(1)乃至(7)の何れか一つに記載の木質化粧板。
(9) 所定の製品表面形状を有するように、透明な樹脂を用いて成形された透明パネルを準備する工程と、硬質の基材上に、木質の突板を含む突板シート層を固着せしめる工程と、該突板シート層上に位置せしめられ得るように、該突板シート層と前記透明パネルの表面に対して濡れ性を有する透明な液状乃至はゲル状の樹脂を用いて形成される密着層を形成する工程と、前記予め準備された透明パネルを用い、該密着層が該突板シート層と該透明パネルとの間に介在せしめられて、それら突板シート層と透明パネルに密着させられるように、該透明パネルを組み付ける工程とを、含むことを特徴とする木質化粧板の製造方法。
(10) 前記透明パネルの組付け工程の後、前記透明な液状乃至はゲル状の樹脂が硬化せしめられることを特徴とする上記態様(9)に記載の木質化粧板の製造方法。
このような本発明に従う木質化粧板にあっては、従来のクリア塗装や透明樹脂シートに代えて、透明な樹脂を用いて成形された所定の表面形状を有する硬質の透明パネルが用いられているところから、従来に比して、木質化粧板の表面を、効果的に、低コストにて高硬度のものと為し得て、その表面の耐傷付き性が有利に向上され得るようになっていると共に、突板表面の凹凸の影響を受けることがなく、極めて優れた平滑度を有する表面と為し得ることとなったのである。しかも、かかる透明パネルは、所定の表面形状を有するように予め成形されてなる樹脂成形品であるところから、突板の表面に一定の厚みをもって形成せしめられるクリア塗膜や透明樹脂シートによっては到底不可能な、突板(基材)の表面形状とは異なる、三次元的な表面形状を有する木質化粧板が、皺や剥れ等の問題を一切生じることなく、有利に安価に得られることとなるのである。
また、本発明にあっては、そのような透明パネルと突板シート層が、それらの表面に対して濡れ性を有する透明な液状乃至はゲル状の樹脂から形成される密着層を介して、密着せしめられているところから、突板シート層(突板)の表面が濡らされることによって、木質化粧板の意匠が深みのある意匠とされ得る一方、透明パネルの表面が濡らされることによって、透明パネルの樹脂感が目立ち過ぎることなく、下層の突板の木目や木質感が鮮やかに表れることとなる。しかも、そのような透明パネルと突板シート層との密着は、従来のホットプレスによる透明樹脂シートの貼着操作とは異なり、高温・高圧をかけることなく、比較的小さな押圧力を作用せしめれば足りるため、目的とする木質化粧板は有利に低コストにて製造され得ると共に、突板表面に表れる繊維や導管等が何等潰されることなく、その木質感が有利に発揮せしめられ得る特徴を有しているのである。
そして、かかる木質化粧板の本発明に従う製造方法にあっては、そのような優れた特徴を有する木質化粧板が、従来に比して、容易に且つ低コストにて得られることとなるのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の代表的な一実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、本発明に従う木質化粧板の一例として、自動車用内装部品として用いられる木質化粧板2の縦断面形態が、概略的に示されている。この図1からも明らかなように、木質化粧板2は、全体として、5〜10mm程度の厚さを有する矩形形状を呈しており、その裏面側部分を構成する基材4と、かかる基材4上に固着された、突板6と裏打ち層8とからなる突板シート層10と、木質化粧板2の表面側部分を構成する上壁部14a及び側面側部分を構成する側壁部14bからなる透明パネル14と、かかる透明パネル14の上壁部14aと突板シート層10との間に介在せしめられて、それらを互いに密着せしめる密着層12とを有し、それらが一体的に積層されて構成されている。
そこにおいて、基材4は、硬質の材料、例えば、自動車用内装部品の形成材料としてよく用いられるABS樹脂やポリカーボネート/ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ナイロン樹脂、ノリル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等の熱可塑性の樹脂材料を用いて形成されており、全体として、2〜5mm程度の厚さを有する矩形形状を呈している。
また、かかる基材4上に固着される突板シート層10の表面側を構成する突板6としては、通常、木質化粧板の突板として一般的に採用されている、スギやヒノキ、ウォールナット、チェリー、メープル、チーク等の木目の美しい木材が、従来と同様に、板目や柾目、杢目等の所望の木目が現われるように、0.1〜0.2mm程度の厚さの平板状にスライスされた後、乾燥処理等の処理が施されたものが、用いられることとなる。
なお、本発明にあっては、かかる乾燥処理の後、組付け後における突板6からの気泡の発生を防ぐために、突板6に対して、減圧又は加圧下において、フェノール樹脂やメラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂を含浸せしめる含浸処理が施されることが好ましく、更に、突板6の色調を整えるために、染料や顔料による着色処理が、有利に採用され得るのである。
さらに、かかる突板6の裏面には、突板6の搬送工程における損傷等を防止すると共に、木質化粧板2の組付け後に、突板6が乾燥して、割れ破損や波打ち変形が惹起されることを防ぐために、それを支持する裏打ち層8が、公知の接着剤により接着されており、それら突板6と裏打ち層8によって、突板シート層10が形成されているのである。なお、かかる裏打ち層8としては、一般に、厚さ:0.1〜0.2mm程度のクラフト紙や樹脂含浸紙等の紙、織布や不織布等の布帛等が適宜に用いられ得るが、前記した目的を達成し得るものであれば、特にこれらに限定されるものではなく、樹脂フィルムや金網等も、目的に応じて適宜に選択され得ることとなる。
そして、そのような突板シート層10が、突板6が表面側(図1において、上側)に、裏打ち層8が裏面側(図1において、下側)になる形態で、基材4上に積層されて、ウレタン系接着剤等の公知の接着剤により接着されることによって、固着せしめられているのである。
一方、木質化粧板2の表面側部分及び側面側部分を構成する透明パネル14は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、シクロオレフィン樹脂、ノルボルネン樹脂、ポリアリレート樹脂等の透明な樹脂成形品を与える樹脂材料が、射出成形等の従来から公知の樹脂成形法によって、図1に示されるように、突板6の表面形状に対応した平滑な表面形状を有する上壁部14aと、かかる上壁部14aから、突板シート層10や基材4の側面を覆うように垂下する側壁部14bとを一体的に有するように成形されることにより、形成されている。なお、そこにおいて、上壁部14aの厚さは特に限定されるものではないものの、一般に、1〜4mm程度の厚さとされており、より好ましくは、1〜2mm程度の厚さとされることとなる。なお、この厚さが薄過ぎる場合には、成形が困難である上に、強度が不充分となる恐れがあり、また厚過ぎる場合には、特に、木質化粧板2の角部や曲線部において透明パネル14の樹脂感が目立ち、得られる木質化粧板2の美感が損なわれる恐れがあるため望ましくない。また、側壁部14bの厚さは、側壁部14bの流動距離が、上壁部14aの流動距離に比して短いため、より薄くすることが可能であるが、充分な強度を確保するために、一般に、0.5〜1.5mm程度とされることとなる。
このように、本発明においては、木質化粧板2の表面側部分が、硬質の透明樹脂からなる透明パネル14にて構成されており、それによって、木質化粧板2に対して光沢感が付与されていると共に、その表面が、有利に高硬度の表面とされて、木質化粧板2の耐傷付き性が有利に向上せしめられている。
そして、本発明に従う木質化粧板2にあっては、透明パネル14が、硬質な樹脂材料にて形成されているところから、従来の柔軟な透明樹脂シートのように、突板6表面の凹凸の影響を受けて、木質化粧板2の表面が、意図しない凸凹な表面となってしまうようなことが有利に回避され得るのであり、以て、極めて優れた平滑度を有する表面が、有利に容易に得られることとなるのである。しかも、そのような優れた平滑度を有する表面は、そのような表面を与える成形キャビティ内にて樹脂成形操作を実施することによって、有利に低コストにて得られるのである。
加えて、本実施形態においては、基材4及び突板シート層10の側面が、透明パネル14の上壁部14aから垂下する側壁部14bにて覆われているところから、突板10が空気に晒されて、酸化により変色したり、空気中の水分により伸縮して、変形したりするようなことが有利に回避され得るのであり、以て、木質化粧板2の優れた意匠性が、長期に亘って有利に発揮せしめられ得るのである。
そして、本発明にあっては、上述したように、突板シート層10上に、硬質な透明パネル14が配置される一方、そのような透明パネル14の上壁部14aと、突板シート層10とが、密着層12を介して密着せしめられているところに、大きな特徴を有しているのである。
そこにおいて、密着層12は、硬質な透明樹脂を与える液状乃至はゲル状の樹脂材料を用いて、それが突板シート層10と透明パネル14との間に介在せしめられた後、硬化させられることによって、形成されている。ここで、そのような液状乃至はゲル状の樹脂材料としては、例えば、ウレタン樹脂やシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等を与える2液硬化型の液状乃至はゲル状の樹脂材料や、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等を与える紫外線硬化型の液状乃至はゲル状の樹脂材料、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、スチレン−アクリロニトリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、セルロース樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等を与える熱硬化型の液状乃至はゲル状の樹脂材料等の各種の樹脂材料が、例示され得る。なお、本発明にあっては、かかる密着層12は、下層の突板6の意匠性が有利に発揮され得るように、光線透過率が高いものがより望ましく、更に、作業性の観点から、粘性の高いものがより望ましい。なお、かかる密着層12の厚さは、特に限定されるものではなく、目的に応じて適宜に設定されることとなるが、一般に、1mm程度の厚さが採用されることとなる。
このように、本発明にあっては、密着層12が、液状乃至はゲル状の樹脂材料を用いて形成されているところから、突板シート層10が複雑な表面形状を有している場合であっても、密着層12が自由にその表面形状に追従して、突板シート層10と透明パネル14とが、有利に隙間なく密着せしめられることとなるのである。しかも、そのような密着操作には、単なる低い押圧力による押圧操作で充分であって、何等高温・高圧が必要とされるものではないところから、突板6の表面の繊維や導管等が潰される恐れがなく、得られる木質化粧板2において、突板6の木質感が、有利に発揮せしめられ得ることとなる。
また、かかる密着層12は、突板シート層10(突板6)及び透明パネル14の表面を濡らしつつ、それらを密着せしめるものであるところから、最終的に得られる木質化粧板2において、優れた意匠性が発揮され得ることとなるのである。具体的には、突板6の表面が、密着層12によって濡らされることによって、乾いた木材よりも深みのある、所謂濡れ色を呈するようになると共に、透明パネル14の表面が、密着層12によって濡らされることによって、密着層12と透明パネル14との界面における光の乱反射が効果的に抑えられ、以て、透明パネル14の樹脂感が目立ちすぎることなく、得られる木質化粧板2に美しい光沢感が与えられると共に、突板6の木質感が、鮮やかに発揮せしめられることとなるのである。
これに対して、そのような密着層12を介在せしめることなく、突板シート層10と透明パネル14とを単に積層せしめた場合にあっては、それら突板シート層10と透明パネル14との間に空気の層が存在せしめられることとなり、かかる透明パネルと空気層との界面において、光の乱反射が惹起せしめられて、透明パネル14が白っぽくなって、その樹脂感が目立ち、下層の突板6の美感が充分に発揮され得ないのである。
さらに、本実施形態においては、密着層12が、硬質な透明樹脂を与える樹脂材料にて形成されているところから、かかる密着層12が、突板シート層10と透明パネル14との間に介在せしめられた後、硬化されることによって、突板シート層10と透明パネル14とを密着せしめると同時に、それらを接合するバインダ層としても機能することとなるのであり、以て、透明パネル14と突板シート層10との接合が、有利に行なわれるようになっているのである。また、そのような硬化された密着層12は、木質化粧板2の搬送中や組付け後に、密着層12が漏れ出したりする恐れがなく、その取扱い性や耐久性が有利に向上され得ているのである。
ところで、上述せる如き木質化粧板2を製造するに際しては、例えば、先ず、透明パネル14が、図2(a)に示されるように、所定の製品表面形状を有する上壁部14aと、基材4及び突板シート層10の側面を覆うように垂下する側壁部14bとを一体的に有するように、上述せる如きアクリル樹脂等の透明な樹脂が射出成形等の公知の樹脂成形手法によって成形されることによって、準備される。
一方、図2(b)に示されるように、所定の形状を有する硬質の基材4が、ABS樹脂等が射出成形等の公知の樹脂成形手法によって成形されることにより準備され、そしてこの基材4の表面側部分に、スプレーガンや刷毛等により、接着剤(図示せず)が、数10〜数100μm程度の厚さにて塗布される。
次いで、図2(c)に示されるように、予め突板6の裏面側に裏打ち材8が接着されて形成された突板シート層10が、基材4上に塗布された接着剤が硬化する前に、突板6が表面側となるような向きで重ね合わされることによって、固着される。なお、この固着の際には、突板6表面の繊維や導管が潰されて、平面的な意匠とならないように、その圧力が適宜に設定されて、固着せしめられることとなるが、一般には、2〜6kgf/cm2 程度の押圧力にて固着されることとなる。
その後、図2(d)に示されるように、突板シート層10上に位置するようにして、突板シート層10及び先に準備した透明パネル14の表面に対して濡れ性を有する、上述せる如き透明な液状乃至はゲル状の樹脂材料が、所定厚さに塗布されることによって、密着層12が形成される。
そして、図2(e)に示されるように、予め準備された透明パネル14が、密着層12を介して、突板シート層10に密着されるように組み付けられた後、透明な液状乃至はゲル状の樹脂材料(密着層12)が硬化せしめられることによって、目的とする木質化粧板2が完成させられるのである。
このように、本発明に従う木質化粧板の製造方法にあっては、基材4上に固着された突板シート層10と、予め成形された透明パネル14とを、密着層12を介して単に密着させるのみで、目的とする木質化粧板が容易に得られるのであり、従来のホットプレスによって透明樹脂シートを貼着する木質化粧板の製造方法のように、突板6に対して高温・高圧をかける必要がないところから、その製造コストが有利に低く抑えられ得ると共に、突板6の表面の繊維や導管等が潰されるような恐れがなく、得られる木質化粧板2において、自然木の木質感が有利に発揮され得ることとなるのである。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、それは、あくまでも例示に過ぎないものであって、本発明は、そのような実施形態に係る具体的な記述によって、何等限定的に解釈されるものでないことが、理解されるべきである。
例えば、上記せる実施形態においては、基材4の形状は、所定の厚さを有する矩形形状とされていたが、本発明においては、何等、これに限定されるものではなく、当然のことながら、目的とする木質化粧板2の形状に対応した形状を有する基材4が、適宜に用いられ得るものである。更に、基材4の形成材料としても、上述せる如き熱可塑性樹脂に何等限定されるものではなく、ステンレスやアルミニウム又はその合金等の金属材料も、目的に応じて適宜に採用可能である。
また、上記実施形態において、透明パネル14は、基材4の側面を覆うように垂下する側壁部14bを有するように構成されていたが、本発明にあっては、かかる側壁部14bは、有利な構成ではあるものの、必須の構成ではなく、図3に示されるように、透明パネル14が上壁部のみからなるように構成されていても、何等差支えない。なお、その場合においては、密着層12が硬化せしめられることによって、突板シート層10と透明パネル14とが接合させられることとなる。
さらに、上記実施形態においては、密着層12は、硬質な透明樹脂を与える透明な液状乃至はゲル状の樹脂材料にて形成され、そしてその後硬化せしめられることにより、バインダ層として機能するように構成されていたが、本発明においては、かかる密着層12は、突板シート層10と透明パネル14の表面を濡らしつつ、それらが密着せしめられるように、それらの間に介在させられておれば、何等、硬化せしめられている必要はないのであり、例えば、通常のエラストマーに比して非常に低密度に架橋を行なって得られるシリコーンゲルやウレタンゲル等のエラストマーゲルやアルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド等の水溶性高分子の高濃度水溶液やゲル化物等の、硬化することのない液状乃至はゲル状の樹脂により形成されていても、何等差支えない(図4及び図5参照)。なお、このように、組付け後においても硬化することなく流動性を有する液状乃至はゲル状の樹脂により密着層12が形成せしめられている場合には、組付け後に突板6が伸縮したりしても、密着層12が突板シート層10から剥離せしめられるようなことが有利に回避され得るような構成が採用され、これによって、得られる木質化粧板2の耐候性や耐久性が有利に向上せしめられることとなる。
なお、そのような硬化することのない液状乃至は樹脂材料にて密着層12を形成する場合には、密着層12は、上記実施形態のように、突板シート層10と透明パネル14とを接合せしめるバインダ層として機能し得ないため、好ましくは、例えば、図4に示されるように、透明パネル14が、基材4の側面を覆うように垂下する側壁部14bを一体的に有し、そしてかかる側壁部14bと基材4との間に、それらを固定するための固定機構として、爪部16が、基材4上に設けられる一方、それに係合する係止部18が、透明パネル14の側壁部14b上に設けらて、それら爪部16と係止部18とが係合されることによって、基材4、突板シート層10及び透明パネル14が、一体化せしめられ得るように構成されるのである。
また、かかる固定機構により、基材4、突板シート層10、透明パネル14を一体化せしめる場合には、透明パネル14の側壁部14bにおける固定機構の配設部位が、不透明な有色部位20とされていることが望ましい。そのような有色部位20を設けることによって、爪部16の隠蔽が有利に実現され得ることとなって、かかる爪部16によって、得られる木質化粧板2の美感が損なわれるようなことが、有利に回避され得るのである。なお、かかる着色部位の形成は、透明パネル14を成形後、爪部16が隠れるように、不透明塗料にて塗装を行なったり、透明パネル14の成形の際に、従来から公知のインサート成形や二色成形によって、係止部18の周辺を不透明樹脂にて形成することにより、容易に行なうことが可能である。
さらに、本発明において採用され得る固定機構としては、図4に例示されるものに何等限定されるものではなく、例えば、爪部16が透明パネル14側に設けられる一方、係止部18が基材4側に設けられるようになっていても、何等差支えなく、また、そのような爪部16と係止部18との係合による固定機構の他にも、ビス締めや溶着等の種々の公知の固定機構が、何れも有利に採用可能である。
加えて、そのような透明パネル14の側壁部14bと基材4との間の固定機構の採用に代えて、図5に示されるように、基材4や突板シート層10の側面と透明パネル14の側壁部14bとの間に、所定の接着層22を設けて、基材4、突板シート層10、透明パネル14を一体化せしめるようにしても何等差支えない。
なお、本発明にあっては、上述せるような固定機構(爪部16、係止部18)や接着層22は、上述せるように、密着層12が、硬化することのない液状乃至はゲル状の樹脂により形成されている場合に、好ましく採用され得るものであることは勿論のこと、密着層14が、硬質の透明な樹脂を与える液状乃至はゲル状の樹脂材料を用いて形成された後、硬化せしめられることによって、突板シート層10と透明パネル14とを接合せしめるバインダ層として機能する場合にも採用され得ることは言うまでもないところであり、それにより、基材4、突板シート層10及び透明パネル14がより一層有利に強固に接合せしめられ得ることとなる。
また、上記した実施形態においては、図1に示されるように、透明パネル14の表面形状は、その下層の突板シート層10の表面形状に対応した単純な平面形状であったが、本発明にあっては、透明パネル14の表面形状は、そのような平面形状に何等限定されるものではなく、例えば、図6に示されるように、突板シート層10の表面形状とは異なる複雑な波状の表面24を有するようにすることも可能である。
このように、本発明に従う木質化粧板2にあっては、透明パネル14は、硬質な透明材料を用いて予め成形されるものであって、従来のクリア塗膜の形成や透明樹脂シートの貼着による木質化粧板のように、突板の表面に一定の厚みをもって形成せしめられるものではないところから、そのような従来の木質化粧板の製造方法によっては到底得られないような、突板6(基材4)の表面形状とは異なる、独自の三次元的な表面形状を有する木質化粧板2が、容易に得られるのであり、これにより、従来に比して、その意匠の幅が格段に拡張され得ているのである。しかも、そのような複雑な表面形状を有する透明パネル14は、所望の製品表面形状を与える成形キャビティ内にて、従来から公知の射出成形を行なうことにより、容易に且つ有利に、低コストにて得られるのである。
また、本発明にあっては、透明パネル14及び密着層12は、何れも、透明な材料にて構成されて、その下層の突板6が透けて見えるようになっているのであるが、かかる透明パネル14及び密着層12は、透明であれば、有色であっても、無色であってもよく、目的に応じて適宜に着色を施すことが可能であり、それにより、得られる木質化粧板2に、より一層高度な意匠性が付与され得ることとなる。
さらに、上記実施形態においては、突板シート層10が、突板6と、それを支持する裏打ち層8とから形成されていたが、本発明にあっては、かかる裏打ち層8は、何等必須の構成ではないのであり、また、上記実施形態において、突板シート層10は、基材4の表面側部分に塗布された接着剤により接着されることによって、固着せしめられていたが、かかる固着形態も、何等これに限定されるものではなく、例えば、インサート成形によりそれらを固着せしめるようにすることも可能である。
加えて、木質化粧板2の製造方法にあっても、上記の実施形態においては、密着層12は、突板シート層10上に位置せしめられるように、突板シート層10上に塗布されることによって形成されていたが、かかる密着層12の形成方法も、何等これに限定されるものではなく、透明パネル14の表面側を下方に向けて載置した状態で、かかる透明パネル14の裏面側に、透明な液状乃至はゲル状の樹脂材料を塗布乃至は流し入れることによって、密着層12を形成するようにしたり、或いは、予め基材4及び突板シート層10と透明パネル14とを所定の空間を空けてそれぞれ配置しておき、突板シート層10と透明パネルとの間隙に、液状乃至はゲル状の透明樹脂材料を注入することによって、密着層12を形成するようにしてもよく、これらの方法は、特に、液状の樹脂材料を用いて密着層12を形成せしめる場合に、作業性の観点から、有利に採用されることとなる。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
本発明に従う木質化粧板の一実施形態を示す縦断面説明図である。 本発明に従う木質化粧板2の製造工程を順に追って示す縦断面説明図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、準備された透明パネル14及び基材4を示す図であり、(c)は、(b)において準備された基材4上に突板シート層10を配置して固定した状態を示す図であり、(d)は、(c)の工程の後、突板シート層10上に密着層12を形成せしめた状態を示し、(e)は、(d)の工程の後、突板シート層10と(a)において準備された透明パネル14とを、密着層12を介して密着せしめ、その後密着層12を硬化せしめた状態を示す図である。 本発明に従う木質化粧板の別の一実施形態を示す縦断面説明図である。 本発明に従う木質化粧板の更に別の一実施形態を示す縦断面説明図である。 本発明に従う木質化粧板の他の一実施形態を示す縦断面説明図である。 本発明に従う木質化粧板の更に他の一実施形態を示す縦断面説明図である。
符号の説明
2 木質化粧板 4 基材
6 突板 8 裏打ち層
10 突板シート層 12 密着層
14 透明パネル 14a 上壁部
14b 側壁部 16 爪部
18 係止部 20 有色部位
22 接着層 24 波状表面

Claims (10)

  1. 硬質の基材と、
    該基材上に固着された、木質の突板を含む突板シート層と、
    該突板シート層上に配置されて固定される、所定の製品表面形状を有するように、透明な樹脂を用いて成形された透明パネルと、
    該突板シート層と該透明パネルとの間に介在せしめられて、それら突板シート層と透明パネルに密着せしめられた、それら突板シート層と透明パネルの表面に対して濡れ性を有する透明な液状乃至はゲル状の樹脂を用いて形成された密着層とを、
    有することを特徴とする木質化粧板。
  2. 前記透明パネルが、前記基材の側面を覆うように垂下する側壁部を一体的に有していることを特徴とする請求項1に記載の木質化粧板。
  3. 前記密着層が、前記突板シート層と前記透明パネルとを接合せしめるバインダ層であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の木質化粧板。
  4. 前記透明パネルが、前記基材の側面を覆うように垂下する側壁部を一体的に有し、そして該側壁部と前記基材との間に、それらを固定するための固定機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の木質化粧板。
  5. 前記固定機構が、前記透明パネルの側壁部と前記基材の何れか一方に設けられた爪部と、それらの何れか他方に設けられた、該爪部に係止する係止部とから構成されている請求項4に記載の木質化粧板。
  6. 前記透明パネルの側壁部における前記固定機構の配設部位が、不透明な有色部位とされていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の木質化粧板。
  7. 前記突板シート層が、前記突板とそれを支持する裏打ち層とから構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の木質化粧板。
  8. 前記突板シート層と前記密着層との間に、透明な着色層であるカラークリア層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載の木質化粧板。
  9. 所定の製品表面形状を有するように、透明な樹脂を用いて成形された透明パネルを準備する工程と、
    硬質の基材上に、木質の突板を含む突板シート層を固着せしめる工程と、
    該突板シート層上に位置せしめられ得るように、該突板シート層と前記透明パネルの表面に対して濡れ性を有する透明な液状乃至はゲル状の樹脂を用いて形成される密着層を形成する工程と、
    前記予め準備された透明パネルを用い、該密着層が該突板シート層と該透明パネルとの間に介在せしめられて、それら突板シート層と透明パネルに密着させられるように、該透明パネルを組み付ける工程とを、
    含むことを特徴とする木質化粧板の製造方法。
  10. 前記透明パネルの組付け工程の後、前記透明な液状乃至はゲル状の樹脂が硬化せしめられることを特徴とする請求項9に記載の木質化粧板の製造方法。
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