JP2009078449A - バーコードのプリント方法及びプリンタ装置 - Google Patents

バーコードのプリント方法及びプリンタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プリンタ装置の主走査方向の解像度、副走査方向の解像度が異なる場合であっても、プリントされたバーコードの読み取り精度を高める。
【解決手段】このバーコードのプリンタ方法は、プリンタ装置でプリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するプリント条件設定工程と、前記長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する解像度取得工程と、プリント解像度に基づいて、バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定工程と、バーコードのコード情報を取得するコード取得工程と、前記単位サイズ及び前記コード情報から、バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成工程と、生成されたバーコードのビットマップイメージに基づいて、プリンタ装置で一次元バーコードを長さ方向に沿うようにプリントするプリント工程とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、バーコードのプリント方法及びバーコードプリンタ装置に関する。
バーコードを印刷する場合、所定の規格で定義された基本バーコードパターンを、バーコードプリンタのプリント解像度情報にしたがうドットサイズで生成し、その生成された基本バーコードパターンに基づいてバーコードを印刷するようになっている(例えば特許文献1参照)。これにより、バーコードの規格にそった精度の高い印刷が可能となっている。
特開平11−265419号公報
しかしながら、上記のプリント方法では、バーコードプリンタ装置の主走査方向のプリント解像度、副走査方向のプリント解像度が同一のものであれば、効果的に最適化することが可能であるが、主走査解のプリント像度、副走査方向のプリント解像度が異なるプリンタ装置に対して適用すると、逆に画質が劣化してしまい、バーコードの読み取りに不具合が生ずるおそれがあった。
そこで、本発明の課題は、プリンタ装置の主走査方向の解像度、副走査方向の解像度が異なる場合であっても、プリントされたバーコードの読み取り精度を高めることである。
請求項1記載の発明は、
プリントされる一次元バーコードの2方向のプリント解像度を独立設定可能な一次元バーコードのプリント方法において、
プリンタ装置でプリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するプリント条件設定工程と、
前記プリント条件設定工程で設定された前記長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する解像度取得工程と、
前記解像度取得工程で取得されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定工程と、
前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得工程と、
前記サイズ決定工程で決定された前記単位サイズ及び前記コード取得工程で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成工程と、
前記画像生成工程で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置で前記一次元バーコードを前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント工程とを有することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、
プリントされる一次元バーコードのプリント解像度を設定可能な一次元バーコードのプリント方法において、
プリンタ装置でプリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するとともに、当該一次元バーコードのプリント位置を設定するプリント条件設定工程と、
前記プリント条件設定工程で設定された前記長さ方向のプリント解像度を設定する解像度設定工程と、
前記解像度設定工程で設定されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定工程と、
前記プリント条件設定工程で設定された前記長さ方向、前記プリント位置、前記解像度設定工程で設定された前記プリント解像度及び前記サイズ決定工程で決定された前記単位サイズを関連づけて記憶媒体に記憶させる記憶工程と、
前記記憶媒体に記憶された前記長さ方向、前記プリント位置、前記プリント解像度及び前記単位サイズを読み出す読出工程と、
前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得工程と、
前記読出工程で読み出された前記単位サイズ及び前記コード取得工程で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成工程と、
前記画像生成工程で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置が、前記読出工程で読み出された前記プリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント工程とを有することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のプリント方法において、
前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する装置解像度取得工程と、
前記装置解像度取得工程で取得された前記プリンタ装置のプリント解像度と前記解像度設定工程で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合にはプリントを実行するか否かを確認する確認工程と、
前記画像生成工程で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリンタ装置のプリント解像度に変換する変換工程とを有し、
前記プリント工程は、前記確認工程でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換工程で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置が、前記プリンタ装置のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2記載のプリント方法において、
前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する装置解像度取得工程と、
前記装置解像度取得工程で取得された前記プリンタ装置のプリント解像度と前記解像度設定工程で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合には前記単位サイズが前記プリンタ装置のプリント解像度の画素サイズの整数倍であるか否かを判別する判別工程と、
前記判別工程が整数倍でないと判別した場合に、プリントを実行するか否かを確認する確認工程と、
前記画像生成工程で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリンタ装置のプリント解像度に変換する変換工程とを有し、
前記プリント工程は、前記確認工程でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換工程で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置が、前記プリンタ装置のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、
プリントされる一次元バーコードの2方向のプリント解像度を独立設定可能な一次元バーコードのプリンタ装置において、
プリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するプリント条件設定部と、
前記プリント条件設定部で設定された前記長さ方向におけるプリント解像度を取得する解像度取得部と、
前記解像度取得部で取得されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定部と、
前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得部と、
前記サイズ決定部で決定された前記単位サイズ及び前記コード取得部で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成部と、
前記画像生成部で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記一次元バーコードを前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント部とを有することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、
プリントされる一次元バーコードのプリント解像度を設定可能な一次元バーコードのプリンタ装置において、
プリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するとともに、当該一次元バーコードのプリント位置を設定するプリント条件設定部と、
前記プリント条件設定部で設定された前記長さ方向のプリント解像度を設定する解像度設定部と、
前記解像度設定部で設定されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定部と、
前記プリント条件設定部で設定された前記長さ方向、前記プリント位置、前記解像度設定部で設定された前記プリント解像度及び前記サイズ決定部で決定された前記単位サイズを関連づけて記憶媒体に記憶させる記憶部と、
前記記憶媒体に記憶された前記長さ方向、前記プリント位置、前記プリント解像度及び前記単位サイズを読み出す読出部と、
前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得部と、
前記読出部で読み出された前記単位サイズ及び前記コード取得部で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成部と、
前記画像生成部で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記読出部で読み出された前記プリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント部とを有することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のプリンタ装置において、
前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリント部のプリント解像度を取得する装置解像度取得部と、
前記装置解像度取得部で取得された前記プリント部のプリント解像度と前記解像度設定部で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合にはプリントを実行するか否かを確認する確認部と、
前記画像生成部で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリント部のプリント解像度に変換する変換部とを有し、
前記プリント部は、前記確認部でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換部で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、当該プリント部のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項6記載のプリンタ装置において、
前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリント部のプリント解像度を取得する装置解像度取得部と、
前記装置解像度取得部で取得された前記プリント部のプリント解像度と前記解像度設定部で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合には前記単位サイズが前記プリント部のプリント解像度の画素サイズの整数倍であるか否かを判別する判別部と、
前記判別部が整数倍でないと判別した場合に、プリントを実行するか否かを確認する確認部と、
前記画像生成部で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリント部のプリント解像度に変換する変換部とを有し、
前記プリント部は、前記確認部でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換部で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、当該プリント部のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴としている。
本発明によれば、バーコードの長さ方向が主走査方向、副走査方向のいずれかになったとしても、当該方向におけるプリンタ装置のプリント解像度に基づいてビットマップイメージが作成されるので、少なくとも長さ方向においてはバーコードの読み取りに差し支えのない画質を確保することができる。これにより、主走査方向の解像度、副走査方向の解像度が異なるプリンタ装置であっても、プリントしたバーコードの読み取り精度を高めることが可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態におけるバーコードのプリンタ装置について説明する。図1はプリンタ装置の概略構成を示す側面図である。図1に示すように、プリンタ装置1は、ローラ上の用紙2に対してバーコードをプリントするものであり、用紙2を搬送する搬送装置3上に配置されている。プリンタ装置1には、画像作成装置であるパーソナルコンピュータ4が電気的に接続されている。そして、プリンタ装置1には、インクカートリッジ5を格納するインクラック6と、インクカートリッジ5からインクラック6を介して供給されたインクによって、搬送装置3上の用紙2に対してインクを吐出するヘッドユニット7とが設けられている。
図2は、ヘッドユニット7の概略構成を示す説明図である。図2に示すように、ヘッドユニット7には、用紙2に対してインクを吐出する複数の記録ヘッド8が設けられている。各記録ヘッド8には、インクカートリッジ5からインクを案内するインク流路9が連通している。各記録ヘッド8は、用紙搬送方向(主走査方向)に対して例えば2列に3つずつ配列されていて、各ノズル列が用紙搬送方向に直交する方向(ノズル列方向:副走査方向)に沿うように配置されている。そして、各記録ヘッド8のノズル81によって用紙2の全幅がカバーできるように、各記録ヘッド8は千鳥状に配置されている。
ここで、プリンタ装置1の主走査方向のプリント解像度は、搬送装置3における用紙2の搬送速度と、記録ヘッド8のインク吐出周波数とに依存しているために、搬送速度を変更することでプリント解像度を変更することが可能となっている。一方、プリンタ装置1の副走査方向のプリント解像度は、各記録ヘッド8のノズル間隔に依存しているために、当該プリント解像度は固定されている。このため、主走査方向のプリント解像度によっては、副走査方向のプリント解像度とは異なってしまうこともある。例えば、本実施形態では、主走査方向のプリント解像度は、180dpi,270dpi,360dpi,450dpi,540dpiの五段階に変更可能であり、副走査方向のプリント解像度は360dpiに固定されている。
図3は、本実施形態のプリンタ装置1の主制御構成を示すブロック図である。図3に示すようにプリンタ装置1には、種々の操作指示が入力される操作部11と、記録ヘッド8を駆動するためのヘッド駆動部12と、記録ヘッド8のメンテナンスを実行するメンテナンス部13と、メンテナンス部13及びインクラック6を駆動するためのメカコン部14と、制御部15とが備えられている。また、制御部15には、搬送装置3、パーソナルコンピュータ4等も電気的に接続されている。
操作部11は例えばタッチパネルであり、プリント開始指示や、一次元バーコードの基本情報が入力されるようになっている。ここで、基本条件とは、これからプリントされる一次元バーコードの長さ方向や、プリント位置、サイズ、主走査方向のプリント解像度等のことである。つまり、操作部11が、一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定する本発明に係るプリント条件設定部である。
制御部15は、本発明に係る解像度取得部であり、操作部11に入力された基本条件としての長さ方向を基に、当該方向におけるプリント解像度を取得する。具体的には、長さ方向が主走査方向と設定されている場合には、制御部15は基本条件として設定されている主走査方向のプリント解像度を取得する。一方、長さ方向が副走査方向と設定されている場合には、制御部15は、固定値である副走査方向のプリント解像度を取得する。
ここで、図4に示すように一次元バーコードBの線幅(例えばL1)、スペース幅(例えばS1)は全てモジュール寸法と呼ばれる単位サイズSの整数倍に設定されている。そのため、単位サイズSがプリント解像度の1ドットサイズの整数倍となっていないと、結果的に線幅やスペース幅にも影響し読み取り精度に不安のある一次元バーコードBがプリントされてしまうことになる。これを防止すべく、本発明に係るサイズ決定部としての制御部15は、先に取得した長さ方向のプリント解像度に基づいて、一次元バーコードの単位サイズSを決定する。このとき、制御部15は、基本条件としてのサイズに極力近似したバーコード長さLとなる単位サイズSを設定する。
例えば、長さ方向が主走査方向、そのプリント解像度が540dpi、基本条件としてのサイズsが27mmと設定されている場合で単位サイズの求め方を説明する。まず1ドットサイズdは47μm(=2.54cm/540dpi)となる。この1ドットサイズのN倍(Nは整数)が単位サイズSであるが、Nの値は、基本条件としてのサイズsにバーコード長さLが近似した値となるように設定される。そして、JANコード規格では、バーコード長さLは単位サイズSの95倍であるので、L=95・S=95・Ndという関係が成り立ち、この式を基にバーコード長さLが基本条件としてのサイズsに近似するN値を求める。この例の場合においては、N値は6となり、単位サイズSは282μm(=6×47μm)、バーコード長さLは26.79mm(=95×47μm)となる。
一方、図5に示すように、一次元バーコードBの長さ方向が副走査方向、そのプリント解像度が360dpi、基本条件としてのサイズsが27mmと設定されている場合では、1ドットサイズdは70.5μm(=2.54cm/360dpi)、N値は4となり、単位サイズSは282μm(=4×70.5μm)、バーコード長さLは26.79mm(=95×47μm)となる。
そして、制御部15は、本発明に係るコード取得部でもあり、パーソナルコンピュータ4に格納されている一次元バーコードのコード情報を取得する。
制御部15は、本発明に係る画像生成部でもあり、単位サイズS及びコード情報から、プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成し、当該ビットマップイメージに基づいて、ヘッド駆動部12及び搬送装置3を制御して、記録ヘッド8からインクを吐出させて用紙2上に当該コード情報が付与された一次元バーコードを前記長さ方向に沿うようにプリントさせるようになっている。つまり、ヘッド駆動部12、搬送装置3及び記録ヘッド8が本発明に係るプリント部である。
次に、本実施形態のプリンタ装置1で実行されるプリント方法について図6のフローチャートを参照し説明する。
まず、ステップS1では、作業者によって操作部11に基本条件が入力される。この基本条件入力時に、プリンタ装置1でプリントされる一次元バーコードBの長さ方向が主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定されることになる(プリント条件設定工程)。
ステップS2では、制御部15は、ステップS1で設定された長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度を取得する(解像度取得工程)。
ステップS3では、制御部15は、ステップS2で取得したプリント解像度、基本条件等に基づいて、一次元バーコードの単位サイズSと、バーコード長さLを決定する(サイズ決定工程)。なお、このステップS3では、上述したようにステップS1で設定された長さ方向が、主走査方向、副走査方向のいずれであっても、設定された方向のプリント解像度に基づいて、一次元バーコードBのプリント解像度が設定されることになる。換言すれば、プリントされる一次元バーコードの2方向(主走査方向、副走査方向)のプリント解像度が独立設定されることになる。
ステップS4では、制御部15は、パーソナルコンピュータ4から一次元バーコードのコード情報を取得する(コード取得工程)。
ステップS5では、制御部15は、ステップS3で決定された単位サイズS及びステップS4で取得されたコード情報から、プリントされる一次元バーコードBのビットマップイメージを生成する(画像生成工程)。
ステップS6では、制御部15は、ステップS5で作成したビットマップイメージに基づいて、ヘッド駆動部12及び搬送装置3を制御して、記録ヘッド8からインクを吐出させて用紙2上に当該コード情報が付与された一次元バーコードBを前記長さ方向に沿うようにプリントさせる。
以上のように、本実施形態によれば、一次元バーコードBの長さ方向が主走査方向、副走査方向のいずれかになったとしても、当該方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度に基づいてビットマップイメージが作成されるので、少なくとも長さ方向においてはバーコードBの読み取りに差し支えのない画質を確保することができる。これにより、主走査方向の解像度、副走査方向の解像度が異なるプリンタ装置1であっても、プリントしたバーコードの読み取り精度を高めることが可能となる。
なお、本実施形態では、プリンタ装置1側で一次元バーコードBの基本条件が設定される場合を例示して説明したが、パーソナルコンピュータ4側で設定されることも可能である。この場合、一次元バーコードBのプリント前に、事前に基本条件をプリンタ装置1で読み出しておく必要がある。
[第2の実施形態]
第1の実施の形態では、一次元バーコードBのプリント時に基本条件等が作成される場合を例示して説明したが、この第2の実施の形態では、一次元バーコードの基本条件がプリント前に作成されていて、一時的に記憶媒体に記憶されている場合について説明する。
なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の部分においては同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施の形態では、パーソナルコンピュータ4により基本条件が設定されていて、当該基本条件としての長さ方向のプリント解像度もパーソナルコンピュータ4により設定される。この長さ方向のプリント解像度は、プリンタ装置1の当該方向(主走査方向若しくは副走査方向)のプリント解像度である。そして、パーソナルコンピュータ4は、先に設定したプリント解像度に基づいて、一次元バーコードBの単位サイズSとバーコード長さLを決定する。その後パーソナルコンピュータ4は、先に設定された基本条件、プリント解像度、単位サイズS及びバーコード長さLを関連づけて記憶媒体(ハードディスク等)に記憶させる。つまり、パーソナルコンピュータ4が、本発明に係るプリント条件設定部、解像度設定部、サイズ決定部、記憶部である。
そして、プリンタ装置1の制御部15は、パーソナルコンピュータ4の記憶媒体に記憶された基本条件、プリント解像度及び単位サイズSを読み出し、プリントされる一次元バーコードBのコード情報を再度パーソナルコンピュータ4から取得する。
制御部15は、単位サイズS及びコード情報から、プリントされる一次元バーコードBのビットマップイメージを生成し、当該ビットマップイメージに基づいて、ヘッド駆動部12及び搬送装置3を制御して、記録ヘッド8からインクを吐出させて用紙2上にコード情報が付与された一次元バーコードBを前記長さ方向に沿うようにプリントさせる。
つまり、制御部15が本発明に係る読出部、コード取得部、画像生成部であり、ヘッド駆動部12、搬送装置3及び記録ヘッド8がプリント部である。
次に、本実施形態のプリンタ装置1及びパーソナルコンピュータ4で実行されるプリント方法について図7,8のフローチャートを参照して説明する。
図7のステップS21では、パーソナルコンピュータ4は、プリンタ装置1でプリントされる一次元バーコードBの基本条件を設定する(プリント条件設定工程)。具体的には、一次元バーコードBの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定したり、当該一次元バーコードBのプリント位置を設定したり、サイズを設定している。
ステップS22では、パーソナルコンピュータ4は、ステップS21で設定された長さ方向のプリント解像度を設定する(解像度設定工程)。
ステップS23では、パーソナルコンピュータ4は、ステップS22で設定されたプリント解像度に基づいて、プリントされる一次元バーコードBの単位サイズSと、バーコード長さLを決定する(サイズ決定工程)。
ステップS24では、パーソナルコンピュータ4は、長さ方向、プリント位置、プリント解像度、単位サイズ及びバーコード長さLを関連づけて記憶媒体に記憶させる(記憶工程)。これにより、バーコードの基本条件が作成され、プリント前に記憶媒体に一時的に記憶されるおとになる。
その後、プリントタイミングになると、図8のステップS25に示すようにプリンタ装置1の制御部15は、パーソナルコンピュータ4の記憶媒体に記憶された長さ方向、プリント位置、プリント解像度、単位サイズS及びバーコード長さLを読み出す(読出工程)。
ステップS26では、制御部15は、プリントされる一次元バーコードBのコード情報を取得する(コード取得工程)。
ステップS27では、制御部15は、ステップS25で読み出された単位サイズS及びステップS26で取得されたコード情報から、プリントされる一次元バーコードBのビットマップイメージを生成する(画像生成工程)。
ステップS28では、制御部15は、ステップS27で生成された一次元バーコードBのビットマップイメージに基づいて、ステップS25で読み出されたプリント解像度で一次元バーコードBをプリント位置から長さ方向に沿うようにプリントさせる(プリント工程)。
以上のように、この第2の実施の形態によれば、事前に基本条件が設定されていたとしても、その基本条件内に一次元バーコードBの長さ方向や、当該長さ方向のプリント解像度が設定されているために、少なくとも長さ方向においてはバーコードBの読み取りに差し支えのない画質を確保することができる。これにより、主走査方向の解像度、副走査方向の解像度が異なるプリンタ装置1であっても、プリントしたバーコードの読み取り精度を高めることが可能となる。
[第3の実施の形態]
第2の実施の形態では、事前に作成された基本条件内のプリント解像度と、プリンタ装置1のプリンタ解像度とが対応している場合について説明したが、この第2の実施の形態では、これらが異なっている場合における対処について説明する。
なお、以下の説明において、第1,2の実施の形態と同一の部分においては同一符号を付してその説明を省略する。例えば、パーソナルコンピュータ4側での処理は、上記第2の実施の形態の場合と同様なのでその説明は省略する。
プリンタ装置1の制御部15は、パーソナルコンピュータ4の記憶媒体に記憶された基本条件、プリント解像度及び単位サイズSを読み出した後に、基本条件にある長さ方向に対応したプリンタ装置1のプリント解像度を取得する。具体的には、基本条件で設定されている長さ方向が主走査方向の場合には、プリンタ装置1の主走査方向のプリント解像度(例えば、180dpi,270dpi,360dpi,450dpi,540dpiのうち、現在設定されているプリント解像度)を取得し、長さ方向が副走査方向である場合には、プリンタ装置1の副走査方向のプリント解像度(例えば360dpi)を取得する。
そして、制御部15は、取得したプリンタ装置1のプリント解像度と、基本条件として設定されているプリント解像度とを照合し、一致していない場合には現状のプリンタ装置1のプリント解像度でプリントを実行するか否かを確認する。具体的には、制御部15は、現在作成されている一次元バーコードBのビットマップイメージを、現状のプリンタ装置1のプリンタ解像度に変換して、その変換されたビットマップイメージを加味した中止確認画面G(図9参照)を操作部11に出力する。ここで、変換手法においては例えばニアレストネイバー法等の周知のピクセル補間方法が用いられる。
中止確認画面Gにより作業者から操作部11に対してプリント中止指示が入力されると、制御部15は、プリントを中止する。
一方、中止確認画面Gにより作業者から操作部11に対してプリント開始指示が入力されると、制御部15は、先ほど変換されたビットマップイメージに基づいて、ヘッド駆動部12及び搬送装置3を制御して、記録ヘッド8からインクを吐出させて用紙2上にコード情報が付与された一次元バーコードBをプリント位置から長さ方向に沿うようにプリントさせる。このように制御部15は、本発明に係る装置解像度取得部、確認部及び変換部である。
次に、本実施形態のプリンタ装置1で実行されるプリント方法について図10を参照にして説明する。
ステップS31では、プリンタ装置1の制御部15は、パーソナルコンピュータ4の記憶媒体に記憶された長さ方向、プリント位置、プリント解像度、単位サイズS及びバーコード長さLを読み出す。
ステップS32では、制御部15は、プリントされる一次元バーコードBのコード情報を取得する。
ステップS33では、制御部15は、ステップS31で読み出された単位サイズS及びステップS32で取得されたコード情報から、プリントされる一次元バーコードBのビットマップイメージを生成する。
ステップS34では、制御部15は、一次元バーコードBの長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度を取得する(装置解像度取得工程)。
ステップS35では、制御部15は、ステップS31で読み取られた長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度と、ステップS34で読み取られた長さ方向におけるプリント解像度とを照合し、一致している場合にはステップS40に移行して、一致してない場合にはステップS36に移行する。
ステップS36では、制御部15は、現在作成されている一次元バーコードBのビットマップイメージを、現状のプリンタ装置1のプリンタ解像度に変換する(変換工程)。
ステップS37では、制御部15は、ステップS36で変換したビットマップイメージを加味した中止確認画面Gを操作部11に出力する。作業者は、その中止確認画面Gを視認することにより、プリントを中止するか否かを判断する(確認工程)。
ステップS38では、制御部15は、作業者により操作部11にプリント中止指示が入力されたか否かを判断し、中止指示が入力されている場合にはステップS39に移行し、入力されていない場合にはステップS40に移行する。
ステップS39では、制御部15は、プリント中止処理を施し、終了する。
ステップS40では、制御部15は、生成若しくは変換された一次元バーコードBのビットマップイメージに基づいて、ステップS34で取得したプリント解像度で一次元バーコードBをプリント位置から長さ方向に沿うようにプリントさせる。
以上のように、第3の実施の形態によれば、長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度と、基本条件で設定されたプリンタ解像度とが異なる場合には、プリント前に品質が事前に確認することができるので、プリントされた一次元バーコードBの読み取り精度を確保することが可能となる。
[第4の実施の形態]
第3の実施の形態では、長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度と、基本条件で設定されたプリンタ解像度とが異なるとき、全て作業者による確認作業が必要であるが、この第4の実施の形態では特定の場合であると自動で確認し、作業者の負担を軽減する手法について説明する。
なお、以下の説明において、第1〜3の実施の形態と同一の部分においては同一符号を付してその説明を省略する。例えば、パーソナルコンピュータ4側での処理は、上記第2の実施の形態の場合と同様なのでその説明は省略する。
プリンタ装置1の制御部15は、パーソナルコンピュータ4の記憶媒体に記憶された基本条件、プリント解像度及び単位サイズSを読み出した後に、基本条件にある長さ方向に対応したプリンタ装置1のプリント解像度を取得する。
そして、制御部15は、取得したプリンタ装置1のプリント解像度と、基本条件として設定されているプリント解像度とを照合し、一致していない場合には現状の単位サイズSがプリンタ装置1のプリント解像度の画素サイズの整数倍であるか否かを判別し、整数倍でないと判別するとプリントを実行するか否かを確認する。この際、制御部15は、現在作成されている一次元バーコードBのビットマップイメージを、現状のプリンタ装置1のプリンタ解像度に変換して、その変換されたビットマップイメージを加味した中止確認画面Gを操作部11に出力する。
中止確認画面Gにより作業者から操作部11に対してプリント中止指示が入力されると、制御部15は、プリントを中止する。
一方、中止確認画面Gにより作業者から操作部11に対してプリント開始指示が入力されると、制御部15は、先ほど変換されたビットマップイメージに基づいて、ヘッド駆動部12及び搬送装置3を制御して、記録ヘッド8からインクを吐出させて用紙2上にコード情報が付与された一次元バーコードBをプリント位置から長さ方向に沿うようにプリントさせる。このように制御部15は、本発明に係る装置解像度取得部、判別部、確認部及び変換部である。
次に、本実施形態のプリンタ装置1で実行されるプリント方法について図11を参照にして説明する。
ステップS41では、プリンタ装置1の制御部15は、パーソナルコンピュータ4の記憶媒体に記憶された長さ方向、プリント位置、プリント解像度、単位サイズS及びバーコード長さLを読み出す。
ステップS42では、制御部15は、プリントされる一次元バーコードBのコード情報を取得する。
ステップS43では、制御部15は、ステップS41で読み出された単位サイズS及びステップS42で取得されたコード情報から、プリントされる一次元バーコードBのビットマップイメージを生成する。
ステップS44では、制御部15は、一次元バーコードBの長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度を取得する。
ステップS45では、制御部15は、ステップS44で取得された長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度と、ステップ41で読み取られた長さ方向におけるプリント解像度とを照合し、一致している場合にはステップS51に移行して、一致してない場合にはステップS46に移行する。
ステップS46では、制御部15は、現在作成されている一次元バーコードBのビットマップイメージを、現状のプリンタ装置1のプリンタ解像度に変換する。
ステップS47では、制御部15は、現状の単位サイズSがプリンタ装置1のプリント解像度の画素サイズの整数倍であるか否かを判別し、整数倍である場合にはステップS51に移行し、整数倍でない場合にはステップS48に移行する。具体的には、例えばステップS41で読み取られたバーコード長さ方向のプリント解像度が360dpiであり、単位サイズSが360dpi1ドットのサイズ70.5μm(2.54cm/360dpi=70.5μm)の6倍の423μmのとき、ステップS44で取得したプリンタ装置1のプリント解像度が540dpiのとき、プリンタ装置1の1ドットのサイズ47μm(2.54cm・540dpi=47μm)の9倍、すなわち整数倍なのでステップS51に移行する。一方、ステップS44で取得したプリンタ装置1のプリント解像度が450dpiのとき、単位サイズSの423μmはプリンタ装置1の1ドットのサイズ56.4μm(2.54cm/450dpi=56.4μm)の7.5倍で整数倍とはならないのでステップS48に移行する。ここで、整数倍として判断する際には、厳密に整数倍でなくとも、ある程度の許容範囲を設けて整数倍と判断してもよい。
ステップS48では、制御部15は、ステップS47で変換したビットマップイメージを加味した中止確認画面Gを操作部11に出力する。作業者は、その中止確認画面Gを視認することにより、プリントを中止するか否かを判断する。
ステップS49では、制御部15は、作業者により操作部11にプリント中止指示が入力されたか否かを判断し、中止指示が入力されている場合にはステップS50に移行し、入力されていない場合にはステップS51に移行する。
ステップS50では、制御部15は、プリント中止処理を施し、終了する。
ステップS51では、制御部15は、生成若しくは変換された一次元バーコードBのビットマップイメージに基づいて、ステップS44で取得したプリント解像度で一次元バーコードBをプリント位置から長さ方向に沿うようにプリントさせる。
以上のように、第4の実施の形態によれば、長さ方向におけるプリンタ装置1のプリント解像度と、基本条件で設定されたプリンタ解像度とが異なる場合であっても、プリンタ装置1のプリンタ解像度の画素サイズが単位サイズSの整数倍であれば、自動でプリント可能と判断されるために、作業者の負担を軽減することも可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施形態では、パーソナルコンピュータ4とプリンタ装置1とが別体である場合を例示して説明したが、パーソナルコンピュータの機能を備えたプリンタ装置1であってもよい。
本発明に係るプリント装置の概略構成を示す側面図である。 図1のプリント装置に備わるヘッドユニットの概略構成を示す上面図である。 図1のプリント装置の主制御構成を示すブロック図である。 図1のプリント装置で主走査方向に長さ方向が沿うようにプリントされた一次元バーコードを示す説明図である。 図1のプリント装置で副走査方向に長さ方向が沿うようにプリントされた一次元バーコードを示す説明図である。 第1の実施の形態におけるプリント方法の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるプリント方法の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるプリント方法の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態におけるプリント装置に表示される中止確認画面を示す説明図である。 第3の実施の形態におけるプリント方法の流れを示すフローチャートである。 第4の実施の形態におけるプリント方法の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ装置
2 用紙
3 搬送装置
4 パーソナルコンピュータ
5 インクカートリッジ
6 インクラック
7 ヘッドユニット
8 記録ヘッド
9 インク流路
11 操作部
12 ヘッド駆動部
13 メンテナンス部
14 メカコン部
15 制御部
B 一次元バーコード
G 中止確認画面

Claims (8)

  1. プリントされる一次元バーコードの2方向のプリント解像度を独立設定可能な一次元バーコードのプリント方法において、
    プリンタ装置でプリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するプリント条件設定工程と、
    前記プリント条件設定工程で設定された前記長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する解像度取得工程と、
    前記解像度取得工程で取得されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定工程と、
    前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得工程と、
    前記サイズ決定工程で決定された前記単位サイズ及び前記コード取得工程で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成工程と、
    前記画像生成工程で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置で前記一次元バーコードを前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント工程とを有することを特徴とするバーコードのプリント方法。
  2. プリントされる一次元バーコードのプリント解像度を設定可能な一次元バーコードのプリント方法において、
    プリンタ装置でプリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するとともに、当該一次元バーコードのプリント位置を設定するプリント条件設定工程と、
    前記プリント条件設定工程で設定された前記長さ方向のプリント解像度を設定する解像度設定工程と、
    前記解像度設定工程で設定されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定工程と、
    前記プリント条件設定工程で設定された前記長さ方向、前記プリント位置、前記解像度設定工程で設定された前記プリント解像度及び前記サイズ決定工程で決定された前記単位サイズを関連づけて記憶媒体に記憶させる記憶工程と、
    前記記憶媒体に記憶された前記長さ方向、前記プリント位置、前記プリント解像度及び前記単位サイズを読み出す読出工程と、
    前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得工程と、
    前記読出工程で読み出された前記単位サイズ及び前記コード取得工程で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成工程と、
    前記画像生成工程で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置が、前記読出工程で読み出された前記プリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント工程とを有することを特徴とするバーコードのプリント方法。
  3. 請求項2記載のプリント方法において、
    前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する装置解像度取得工程と、
    前記装置解像度取得工程で取得された前記プリンタ装置のプリント解像度と前記解像度設定工程で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合にはプリントを実行するか否かを確認する確認工程と、
    前記画像生成工程で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリンタ装置のプリント解像度に変換する変換工程とを有し、
    前記プリント工程は、前記確認工程でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換工程で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置が、前記プリンタ装置のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴とするバーコードのプリント方法。
  4. 請求項2記載のプリント方法において、
    前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリンタ装置のプリント解像度を取得する装置解像度取得工程と、
    前記装置解像度取得工程で取得された前記プリンタ装置のプリント解像度と前記解像度設定工程で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合には前記単位サイズが前記プリンタ装置のプリント解像度の画素サイズの整数倍であるか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程が整数倍でないと判別した場合に、プリントを実行するか否かを確認する確認工程と、
    前記画像生成工程で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリンタ装置のプリント解像度に変換する変換工程とを有し、
    前記プリント工程は、前記確認工程でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換工程で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、前記プリンタ装置が、前記プリンタ装置のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴とするバーコードのプリント方法。
  5. プリントされる一次元バーコードの2方向のプリント解像度を独立設定可能な一次元バーコードのプリンタ装置において、
    プリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するプリント条件設定部と、
    前記プリント条件設定部で設定された前記長さ方向におけるプリント解像度を取得する解像度取得部と、
    前記解像度取得部で取得されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定部と、
    前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得部と、
    前記サイズ決定部で決定された前記単位サイズ及び前記コード取得部で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成部と、
    前記画像生成部で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記一次元バーコードを前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント部とを有することを特徴とするバーコードのプリンタ装置。
  6. プリントされる一次元バーコードのプリント解像度を設定可能な一次元バーコードのプリンタ装置において、
    プリントされる一次元バーコードの長さ方向を主走査方向若しくは副走査方向の何れかに設定するとともに、当該一次元バーコードのプリント位置を設定するプリント条件設定部と、
    前記プリント条件設定部で設定された前記長さ方向のプリント解像度を設定する解像度設定部と、
    前記解像度設定部で設定されたプリント解像度に基づいて、前記プリントされる一次元バーコードの単位サイズを決定するサイズ決定部と、
    前記プリント条件設定部で設定された前記長さ方向、前記プリント位置、前記解像度設定部で設定された前記プリント解像度及び前記サイズ決定部で決定された前記単位サイズを関連づけて記憶媒体に記憶させる記憶部と、
    前記記憶媒体に記憶された前記長さ方向、前記プリント位置、前記プリント解像度及び前記単位サイズを読み出す読出部と、
    前記プリントされる一次元バーコードのコード情報を取得するコード取得部と、
    前記読出部で読み出された前記単位サイズ及び前記コード取得部で取得された前記コード情報から、前記プリントされる一次元バーコードのビットマップイメージを生成する画像生成部と、
    前記画像生成部で生成された前記一次元バーコードのビットマップイメージに基づいて、前記読出部で読み出された前記プリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントするプリント部とを有することを特徴とするバーコードのプリンタ装置。
  7. 請求項6記載のプリンタ装置において、
    前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリント部のプリント解像度を取得する装置解像度取得部と、
    前記装置解像度取得部で取得された前記プリント部のプリント解像度と前記解像度設定部で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合にはプリントを実行するか否かを確認する確認部と、
    前記画像生成部で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリント部のプリント解像度に変換する変換部とを有し、
    前記プリント部は、前記確認部でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換部で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、当該プリント部のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴とするバーコードのプリンタ装置。
  8. 請求項6記載のプリンタ装置において、
    前記一次元バーコードの長さ方向における前記プリント部のプリント解像度を取得する装置解像度取得部と、
    前記装置解像度取得部で取得された前記プリント部のプリント解像度と前記解像度設定部で設定された前記プリント解像度とを照合し、一致していない場合には前記単位サイズが前記プリント部のプリント解像度の画素サイズの整数倍であるか否かを判別する判別部と、
    前記判別部が整数倍でないと判別した場合に、プリントを実行するか否かを確認する確認部と、
    前記画像生成部で生成された前記ビットマップイメージを、前記プリント部のプリント解像度に変換する変換部とを有し、
    前記プリント部は、前記確認部でプリントを実行することが確認された場合に、前記変換部で変換された前記ビットマップイメージに基づいて、当該プリント部のプリント解像度で前記一次元バーコードを前記プリント位置から前記長さ方向に沿うようにプリントすることを特徴とするバーコードのプリンタ装置。
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