JP2009069203A - 高分子光導波路及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電線と他の電気デバイスあるいは電極との接続が容易に行えると共に簡単に製造することが可能な高分子光導波路及びその製造方法を提供する。
【解決手段】高分子光導波路100は、下部基材3、下部基材3上に設けられた高分子材料からなる導波路コア1A〜1C、これを取り巻くように設けられたクラッド2、クラッド2上に設けられた上部基材4、上部基材4上に設けられた導電線5A,5B、導電線5A,5Bを覆う絶縁層6を備えて構成され、その端面は45度に切削されている。絶縁層6は、導電線5A,5Bが露出するように端部の上面が深さ方向に切削されている。導電線5A,5Bの露出面が電極面5a,5bとなり、デバイス等との電気的接続に用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高分子光導波路及びその製造方法に関する。
最近、集積回路技術や高性能電子デバイスの発展にともなう動作速度や集積度向上のため、あるいは更なる伝送の大容量化、高速化を可能とするために、データ転送において電気配線を使用する代わりに、機器装置間、機器装置内のボード間、チップ間において光配線を使用するいわゆる光インターコネクションが注目されている。
また、光配線と一体的に電気配線を設けて光信号及び電気信号や電力を伝送できるようにしたものが知られており、例えば、中間クラッドに囲まれるようにしてコアと銅箔による電気配線とを下部クラッド上に設けると共に、中間クラッド、コア及び電気配線を覆うようにして上部クラッドを設け、更に、下部クラッド及び上部クラッドの表面に電気配線を設けた構成の電気配線・光配線混載多層基板がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−311846号公報
本発明の目的は、導電線を有する高分子光導波路に関し、導波路コアと受発光素子との光学的結合に加えて、該導電線と他の電気デバイスあるいは電極との接続が容易に行えると共に簡単に製造することが可能な高分子光導波路及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の高分子光導波路及びその製造方法を提供する。
[1]高分子材料から形成されたコア及びクラッドからなる光導波路部と、前記コアに沿って前記光導波路部に一体的に設けられると共に、前記光導波路部の端面とは異なる面に露出した外部接続用の電極面を有する導電線と、を備えたことを特徴とする高分子光導波路。
[2]前記光導波路部の前記端面は、45度に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
[3]前記電極面は、前記光導波路部の前記端面に連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
[4]前記電極面は、前記光導波路部の前記端面から所定の距離の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
[5]前記電極面は、前記コアの長手方向に垂直な方向に露出していることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
[6]導電線の形状に対応した凸部を有する原盤を作製する第1の工程と、前記原盤から前記凸部に対応した凹部を有する鋳型を作製する第2の工程と、高分子材料から形成されたコア及びクラッドからなる光導波路部を前記鋳型の前記凹部の形成面に密着させ、前記凹部内に導電物質を充填して導電線を作製する第3の工程と、前記光導波路部から前記鋳型を剥離する第4の工程と、前記導電線を絶縁層で被覆する第5の工程と、前記光導波路部の端面以外の面を除去して前記導電線の一部を露出させ、その露出面を電極面とする第6の工程と、を有することを特徴とする高分子光導波路の製造方法。
請求項1の高分子光導波路によれば、導電線と他の電気デバイスあるいは電極との接続が容易に行えると共に簡単に製造することが可能になる。
請求項2の高分子光導波路によれば、コアと発光素子や受光素子等の光デバイスとの結合を容易に行うことと、導電線と他の電気デバイスとの容易な接合を両立することができる。
請求項3の高分子光導波路によれば、導電線と他の電気デバイスとの結合を容易に行うことができる。
請求項4の高分子光導波路によれば、導電線と他の電気デバイスとの結合を容易に行うことができる。
請求項5の高分子光導波路によれば、導電線と他の電気デバイスとの結合を容易に行うことができる。
請求項6の高分子光導波路の製造方法によれば、導電線と他の電気デバイスあるいは電極との接続が容易に行えると共に簡単に製造することが可能になる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る高分子光導波路を示す斜視図である。また、図2は、図1の高分子光導波路のA−A線の断面図、図3は、図1の高分子光導波路のB−B線の断面図である。
(光導波路の構成)
高分子光導波路100は、平行に配置された3つの導波路コア1A,1B,1Cと、導波路コア1A〜1Cより小さい屈折率を有して導波路コア1A〜1Cの周囲を取り囲むように設けられたクラッド2と、導波路コア1A〜1C及びクラッド2が設けられた下部基材3と、クラッド2上に設けられた上部基材4と、上部基材4上に平行に設けられた2つの導電線5A,5Bと、上部基材4上に導電線5A,5Bを覆うようにして設けられた絶縁層6と、を備えて構成されている。
ここで、クラッド2の膜厚、導波路コア1A〜1Cのサイズ、導電線5A,5Bのサイズ、及び絶縁層6の膜厚等は、用いる光学系、電流、フレキシブル性等を総合的に考慮して決定する。
導波路コア1A〜1C、クラッド2、下部基材3、上部基材4、及び導電線5A,5Bの端部は、図3に示すように、例えば、角度付きブレードを備えたダイシングソーによって45度にカットすることにより傾斜面7が形成されており、この傾斜面7が発光素子や受光素子等の光学素子との光結合のための反射面になる。
導波路コア1A〜1Cは、例えば、フッ素化ポリイミド、シリコーン系、ポリカーボネート系、エポキシ系、アクリル系等の高分子材料からなる。図1においては、3つの導波路コア1A〜1Cを示したが、任意の数にすることができる。
クラッド2は、導波路コア1A〜1Cよりも屈折率が小さく、かつ屈折率及び光透過性等の光学的特性、機械的強度、耐熱性、可撓性等を備えたフィルム材を用いることができる。このフィルム材として、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂等がある。
下部基材3は、例えば、ノルボルネン系、フッ素化ポリイミド、シリコーン系、ポリカーボネート系、アクリル系等の高分子材料からなる。
上部基材4は、例えば、ノルボルネン系、シリコーン系、フッ素化ポリイミド、ポリカーボネート系、アクリル系等の高分子材料からなる。この上部基材4は必ずしも必要ではないが、上部基材4を設けることにより、導電線5A,5Bに対する接着性、平坦性等が向上する。
導電線5A,5Bは、例えば、導電性及び硬化性を備えた樹脂からなる配線パターンである。図1においては、2つの導電線5A,5Bを示したが、任意の数にすることができる。この導電線5A,5Bは、図1及び図3に示すように、端部において段差が生じるように上側の略半分が水平にカットされ、その露出した表面はボンディング接続用の電極面5a,5bとして用いられる。なお、電極面5a,5bと同一構造の電極面が、高分子光導波路100の他端(図示せず)にも設けられている。
絶縁層6は、導電線5A,5Bを保護するための硬化性樹脂であり、例えば、紫外線硬化性または熱硬化性のモノマー、オリゴマー、あるいはモノマーとオリゴマーの混合物などがある。なお、硬化性樹脂の硬化後の体積変化(収縮)を小さくするには、硬化性樹脂と相溶性を有するとともに、硬化性樹脂の屈折率、弾性率、透過特性などに悪影響を及ぼさないポリマー、例えば、メタクリル酸系やエポキシ系等の樹脂を添加するのがよい。
(高分子光導波路の実装例)
図4は、高分子光導波路100の実装例を示す図である。高分子光導波路100は、スペーサ12を介してプリント基板11に実装されており、このプリント基板11上には発光部13aを備えた半導体レーザ等の発光素子13、ボンディングワイヤ16Aにより発光素子13に接続されて発光素子13を駆動するドライバIC14、ボンディングワイヤ16Bにより電極面5bに接続されたデバイス(電気デバイス)15等が実装されている。
デバイス15は、導電線5A,5Bを介して伝送される電気信号に対応したインターフェース用IC、増幅用IC、信号処理用IC等である。もちろん、導電線5Bが電力供給あるいは、同電位(接地)を目的とする使用する場合もある。
図4において、ドライバIC14からボンディングワイヤ16Aを介して、例えば画像信号が発光素子13に出力されると、発光素子13は、画像信号を光信号に変換し、発光部13aから光信号を傾斜面7に向けて出射する。出射された光信号は、導波路コア1Cに入射し、導波路コア1C内を図4の左側に向けて伝搬する。導波路コア1Cの終端には、例えば、図示しない受光素子が配置されており、この受光素子によって導波路コア1Cを伝搬した光信号が受信される。
また、画像信号に関連した制御信号等はデバイス15から出力され、ボンディングワイヤ16Bを介して導電線5A,5Bに出力される。導電線5A,5Bを伝送した信号等は、導電線5A,5Bの他端に接続された受信側のデバイス(インターフェース用IC、増幅用IC、信号処理用IC等)に入力され、この受信側のデバイスによって所定の処理が実行される。
(光導波路の製造方法)
次に、高分子光導波路100の製造方法について説明する。高分子光導波路100の製造工程は、下記の7工程からなる。
(1)導波路コア1A〜1Cとクラッド2からなる光導波路部を作製する工程(光導波路部の作製工程)。
(2)導電線5A,5Bに対応した凸部を有する原盤を作製する工程(原盤の作製工程)。
(3)上記(2)による原盤を使い、導電線5A,5Bに対応した凹部を有する鋳型を作製する工程(鋳型の作製工程)。
(4)上記(3)による鋳型と上記(1)の光導波路部とを密着させる工程(鋳型と光導波路とを密着させる工程)。
(5)上記(3)による鋳型の凹部内に硬化性導電性高分子材料を充填し、硬化させる工程。
(6)上記光導波路部から鋳型を剥離し、光導波路部上に導電線5A,5Bを露出させる工程(鋳型を導波路から剥離する工程)。
(7)上記(6)による光導波路部に絶縁性硬化型高分子材からなる絶縁層6を形成する工程(絶縁体の形成工程)。
図5は、高分子光導波路100の製造工程を示し、(a)〜(g)は主要な工程を示す図である。以下に、図5を参照し、上記(1)〜(5)及び(7)の各工程について詳しく説明する。
(1)高分子光導波路の作製工程
まず、導波路コア1A〜1C、クラッド2、下部基材3及び上部基材4を備えた光導波路部を作製する。この光導波路部の作製には、選択重合法、RIE法、直接露光法、射出成形法、スタンパ法、フォトブリーチング法等の中から適宜選択可能であるが、本発明者らにより特開2004−29507号公報、特開2004−86144号公報及び特開2004−109927号公報に示した方法は、コスト、簡便さ、作製された導波路の高性能さ等から採用が好ましい。
導波路コア1A〜1Cは、上記各公報に示した方法による場合、コア形成用の硬化性樹脂を毛細管現象と減圧吸引により鋳型とフィルム基材との間に形成された空隙(鋳型の凹部)に充填するため、用いる硬化性樹脂は、粘度によっても適宜決定される。また、コア形状を高精度に再現するため、前記硬化性樹脂の硬化前後の体積変化が小さいことが必要である。
コア形成用の硬化性樹脂は、硬化後の体積変化(収縮)を小さくするため、前記樹脂に他のポリマーを添加することができる。前記ポリマーは、コア形成用硬化性樹脂との相溶性を有し、かつ該樹脂の屈折率、弾性率、光透過特性に悪影響を及ぼさないものが好ましい。また、他のポリマーを添加することにより体積変化を小さくするほか、粘度や硬化樹脂のガラス転移点を制御できる。前記ポリマーとしては、例えば、アクリル系、メタクリル酸系、エポキシ系のものが用いられるが、これに限定されるものではない。
また、コア形成用の硬化性樹脂の屈折率は、クラッド2より大きいことが必要で、1.50以上、好ましくは1.53以上である。そして、クラッド2と導波路コア1A〜1Cとの屈折率の差は、0.01以上、好ましくは0.03以上である。
クラッド2は、例えば、アクリル系樹脂(ポリメチルメタクリレート等)、脂環式アクリル樹脂、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体等)、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体等)、脂環式オレフィン樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ビニルアルコール系樹脂、ビニルブチラール系樹脂、アリレート系樹脂、含フッ素樹脂、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリカーボネート系樹脂、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、アミド系樹脂(脂肪族、芳香族ポリアミド等)、イミド系樹脂、スルホン系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリオキシメチレン系樹脂、またはこれらの混合物等がある。
脂環式アクリル樹脂として、例えば、トリシクロデカン等の脂肪族環状炭化水素をエステル置換基に導入した日立化成(株)製の「OZ−1000」、「OZ−1100」等が用いられる。脂環式オレフィン樹脂の他の例として、主鎖にノルボルネン構造を有するもの、及び主鎖にノルボルネン構造を有し、側鎖にアルキルオキシカルボニル基(アルキル基としては炭素数1から6のものやシクロアルキル基)等の極性基をもつものがある。
脂環式オレフィン樹脂の中でも、主鎖にノルボルネン構造を有し、側鎖にアルキルオキシカルボニル基等の極性基を有する脂環式オレフィン樹脂は、屈折率が1.50近辺であり、導波路コア1A〜1Cとクラッド2の屈折率差を十分に確保できる低屈折率、及び高い光透過性等をもつ光学的特性を有し、更には、耐熱性に優れているので、高分子光導波路に適している。
(2)原盤の作製工程
次に、図5(a)に示すように、導電線5A,5Bの形状に対応する導電線形成用の凸部20aを複数備えた原盤20を作製する。この原盤20の作製には、例えば、フォトリソグラフィー法等を用いることができる。原盤20の作製方法の他の一例として、例えば、本出願人等が先に提案した特開2002−10240号公報、特開2004−29507号公報に記載された原盤の作製技術を用いることができる。なお、原盤20の導電線形成用の凸部の大きさは、電流値等に応じて適宜決定する。
(3)鋳型の作製工程
次に、鋳型凹部21aを有した鋳型21を作製する。まず、図5(b)に示すように、原盤20の凸部20aの形成面上に、鋳型形成用の硬化性の樹脂層22を塗布し、或いは注型を用いる等の方法によって、樹脂層22からなる鋳型21成形する。このとき、原盤20は、予め離型剤の塗布による離型処理を施しておき、原盤20及び鋳型21の剥離性を促進することが望ましい。
次に、樹脂層22を一定時間放置した後、約10分間の真空脱泡を行う。更に、必要に応じて樹脂層22の乾燥処理を行った後、硬化させる。
次に、硬化した樹脂層22を原盤20から剥離することにより、図5(c)に示すように、樹脂層22からなる鋳型21が得られる。
樹脂層22は、剥離性、機械的強度・寸法安定性、硬度、クラッド基材との密着性等の点から、硬化後に、シリコーンエラストマーまたはシリコーン樹脂となる硬化性オルガノポリシロキサンの使用が好ましい。具体的には、硬化性オルガノポリシロキサンとして、分子中にメチルシロキサン基、エチルシロキサン基、フェニルシロキサン基を含むものがある。また、硬化性オルガノポリシロキサンとして、一液型のものや硬化剤と組み合わせて用いる二液型のものがある。熱硬化型のものであっても、室温硬化型、例えば空気中の水分で硬化するものでもよく、更には、紫外線硬化等により硬化するものであってもよい。
硬化性オルガノポリシロキサンの中でも、硬化後にシリコーンゴムとなる液状シリコーンゴムは、剥離性に優れている。このシリコーンゴムを用いた鋳型21は、原盤20の凸部20aの形状を高精度に写し取ることができると共に、上部基材4に良好に密着することができる。また、鋳型凹部21a及び上部基材4の界面を極めて良好に形成することができるようになり、鋳型凹部21aのみに効率良く硬化性樹脂22を充填することが可能になる。更には、上部基材4と鋳型21との剥離も容易になる。このような鋳型を用いることにより、高分子光導波路上に極めて簡便にかつ自由度のあるパターンの導電線5A,5Bを高精度に作製することができる。
液状シリコーンゴムとして、液状の中にペースト状のように粘度の高いものも含まれ、硬化剤と組み合わせて用いる二液型のものが適している。液状シリコーンゴムの中でも、付加型の液状シリコーンゴムは、表面と内部が均一にかつ短時間に硬化し、その際に副生成物が無く、または副生成物が少なく、更には、離型性に優れており、収縮率も小さいので、好ましい。また、硬化してゴム状になる液状ジメチルシロキサンゴムは、密着性、剥離性、強度及び硬度の点から特に好ましい。
液状シリコーンゴムの粘度としては、原盤20における凸部20aを正確に写し取ることができること、気泡の混入を少なくして真空脱泡し易くすることができること、数ミリの厚さの鋳型を形成することができることからみて、例えば、500〜7000mPa・s程度のものが好ましい。更に好ましくは、例えば、2000〜5000mPa・s程度のものが特に望ましい。なお、この硬化性樹脂には、粘度調節のための溶剤を添加することができる。
樹脂層22は、表面エネルギーが10〜30dyn/cm、好ましくは15〜24dyn/cmの範囲内にあると、上部基材4との密着性の点で有利である。また、鋳型21のシェア(Share)ゴム硬度は、15〜80が好ましい。更に好ましくは、20〜60であり、型取り性能、凹凸形態の維持、剥離性の面からみて好適である。また、樹脂層22は、表面粗さ(二乗平均粗さ(RMS))としては、0.2μm以下であることが好適であり、好ましくは、0.1μm以下であることが、型取り性能からみて特に好ましい。
また、樹脂層22は、紫外領域または可視領域、もしくは両領域において光透過性であることが好ましい。樹脂層22が可視領域において光透過性であると、鋳型21を上部基材4に密着させる際に、位置決めを容易に行うことができると共に、導電線形成用の硬化性樹脂が鋳型21の凹部に充填される様子を観察することができるようになり、樹脂の充填完了等を容易に確認し得る。
また、樹脂層22が、紫外領域において光透過性であると、導電線形成用の硬化性樹脂として紫外線硬化性樹脂を用いる場合、鋳型21を通して紫外線硬化が行える。鋳型21の紫外領域(250〜400nm)における透過率は、80%以上が好適である。
また、樹脂層22は、原盤20に形成された個々の導電線対応部分を正確に写し取らなければならないので、例えば、2000〜7000mPa・s程度の粘度を有することが好ましい。また、必要に応じて、各種の添加剤を鋳型形成用硬化性樹脂に加えることができる。
樹脂層22の厚さは、鋳型21としての取り扱い性を考慮して設定するが、例えば、0.1〜50mm程度の範囲内で設定するのがよい。そして、鋳型21の導電線形成用凹部内を充填するための充填口、及び樹脂層22を導電線形成用凹部内から排出させるための排出口(いずれも図示せず)を形成することが望ましい。この場合、鋳型21の充填口や排出口の形態に対応する凸部を原盤20に設けておく必要がある。
(4)鋳型と光導波路部とを密着させる工程
次に、図5(d)に示すように、上記工程(1)で製作した光導波路部10を鋳型21の鋳型凹部21aの形成面に密着させる。ここで、樹脂層22として液状ジメチルシロキサンゴムを用い、上部基材4に脂環式オレフィン樹脂を用いた組み合わせは、鋳型21と上部基材4との間の密着性に優れており、鋳型21の凹凸成形面の変形を防止することができる。なお、鋳型21の凹凸成形面の断面積が極めて小さくても(例えば、100×100μmの矩形)、毛細管現象及び減圧吸引を利用することで、素早く鋳型凹部21aに導電線形成用硬化性樹脂を充填させることができる。
(5)導電線用物質を充填、硬化する工程
毛細管現象及び減圧吸引を利用して、鋳型21の充填口(図示せず)から、導電線用物質、例えば、放射線硬化性、電子線硬化性、熱硬化性等の導電線形成用硬化性樹脂を鋳型凹部21aに充填すると共に、余分な導電線形成用硬化性樹脂を鋳型21の排出口(図示せず)から外部へと排出する。その後、充填した導電線形成用硬化性樹脂を熱または光により硬化させ、図5(e)に示すように導電線5A,5Bを作製する。その後、図5(f)に示すように、鋳型21を光導波路部10及び導電線5A,5Bから剥離する。
(7)絶縁層の形成工程
導電線5A,5Bを作製後、図5(g)に示すように、導電線5A,5Bの上部基材4から露出している側面及び上面に硬化性絶縁物質を塗布ならびに硬化して絶縁層6を形成する。硬化性絶縁性物質は、コスト、透明性、作製の簡便性等の理由から硬化性樹脂の使用が望ましい。硬化性樹脂として、例えば、紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂があり、例えば、紫外線硬化性または熱硬化性のモノマー、オリゴマーあるいはモノマーとオリゴマーの混合物などがある。絶縁部形成用硬化性樹脂の硬化後の体積変化(収縮)を小さくするには、その硬化性樹脂と相溶性を有すると共に、硬化性樹脂の屈折率、弾性率、透過特性等に悪影響を及ぼさない他のポリマー、例えば、メタクリル酸系やエポキシ系などの添加が望ましい。
絶縁層6を形成後、図3に示すように、一端をダイシングソー等により45度に切削して傾斜面7を形成し、更に、傾斜面7から所定の範囲の導電線5A,5B及び絶縁層6を、導電線5A,5Bの上下方向の、例えば1/2の厚みの位置からダイシングソー等により水平に切削し、電極面5bを形成する。同様にして、他端にもダイシングソー等により傾斜面7を形成する。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る高分子光導波路を示す斜視図である。
本実施の形態は、第1の実施の形態において、電極面5a,5bを端部から離した位置の所定領域に設けたものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
導電線5A,5B及び絶縁層6は、傾斜面7の上面の端縁より距離Lの位置から幅wにわたって絶縁層6及び導電線5A,5Bの所定部分が除去されることにより、カット部8が形成されており、このカット部8の上面に導電線5A,5Bが露出している。このカット部8から露出する導電線5A,5Bの表面が電極面5a,5bとなる。
カット部8を設ける距離L及び幅wは、任意であり、デバイス等の配置、回路構成等に応じて、或いは傾斜面7より露出する導波路コア1A〜1Cに対するボンディングワイヤ16Bの干渉の可能性の有無等に応じて自由に決定することができる。
本実施の形態の高分子光導波路100は、図4に示した第1の実施の形態の高分子光導波路100と同様に実装され、電極面5a,5bとデバイス15がボンディングワイヤ16Bにより接続される。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る高分子光導波路を示す斜視図である。また、図8は、図7の高分子光導波路を示す平面図である。
本実施の形態は、第1の実施の形態において、導波路コア1A〜1Dの長手方向に対する絶縁層6の一方の側面に段差を設けて段差面9を形成し、導波路コア1A〜1Dの端部を90度曲げて電極面5a,5b,5cを段差面9に引き出したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。なお、コア数は導波路コア1A〜1Dの4つとし、電極面数は電極面5a〜5cの3つとしたが、いずれも任意の数にすることができる。
段差面9は、第1の実施の形態と同様に、電極面5a〜5cの所定部分が残るようにし、かつ必要な電極面面積を確保できるようにして、ダイシングソー等により絶縁層6の一方の側面をL字形に切削して形成した。段差面9は、図8においては、高分子光導波路100の全長にわたって設けているが、所定範囲に設ける構成であってもよい。
本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、高分子光導波路100は、図4に示したように実装され、電極面5a〜5cとプリント基板11上の各種デバイスとがボンディングワイヤ16B等を介して接続される。
次に、本発明に係る実施例について説明する。
発明者らは、第1の実施の形態に示した構造の高分子光導波路100を実施例1として作製した。まず、図5で説明した方法により、断面が50×50μmの導波路コア1A〜1Cを下部基材3上に形成し、それより屈折率の小さなクラッド2、さらにクラッド2の上部に上部基材4を設けて長さ10cmの光導波路部10(図5(d))を作製した。
また、Si基板の表面に厚膜レジスト(例えば、マイクロケミカル(株)製の「SU−8」)をスピンコート法により塗布した後、80℃でプリベークした。次に、Si基板上の厚膜レジストを、フォトマスクを通して露光・現像し、Si基板上に導電線5A,5Bの形状に対応する凸部(200×200μm)を形成した。その後、Si基板上の凸部を120℃でポストベークし、導電線作製用の原盤20(図5(a))を作製した。
次に、原盤20上に剥離剤を塗布した後、熱硬化性ジメチルシロキサン樹脂(例えば、東レ・ダウコーニング株式会社製の「SYLGARD184(登録商標)」)を流し込み、一定時間放置した後、約10分間真空脱泡を行い、120℃で30分加熱して固化させた。その後、原盤20を剥離して導電線5A,5Bの形状に対応する凹部(型厚さ5mm)を有する型を作製した。更に、その型の凹部に連通する両端部に直径3mmの穴を明けて充填口と吸引口を形成し、鋳型21を作製した。なお、鋳型21は、平行に形成された2本の導電線5A,5Bに対応した鋳型凹部21aを有し、鋳型凹部21aの断面の大きさが200×200μmであり、鋳型凹部21aの間隔が1000μmとなるように形成した。
次に、作製した鋳型21と光導波路部10を互いに密着させた(図5(d))。ついで、鋳型21の充填口内に銀ペーストを十分に満たし、吸引ポンプを用いると共に毛細管現象を利用して鋳型21の吸引口から銀ペーストを減圧吸引したところ、該銀ペーストを鋳型凹部21a内に充填することができた。
その後、電気オーブンによって130℃の温度により、1時間加熱して硬化させた。さらに、光導波路部10の作製の際に使用したクラッド剤(絶縁物質)を導電線5A,5Bの上面および側面に滴下した。更に、下部基材3及び上部基材4と同一基材により上部を覆った後、紫外線を露光して硬化させた。
次に、角度付きブレードを備えたダイシングソーによって、光導波路部10の端部を切り出して45度に傾斜させ、傾斜面7を形成した。
次に、導電線5A,5Bを有した光導波路部10の端部の上側を、導電線5A,5Bの上面の所定範囲(ここでは、長さ450μm及び幅200μm)が電極面5a,5bとして露出するように、導電線5A,5Bの断面で上部より20μmの位置を基準にして、ブレード(ブレード幅=250μm)により2回切削した。このとき、2回の切削に際し、50μmをオーバーラップさせ、切削幅が、250μm×2−50μm=450μmとなるようにした。
以上のようにして完成させた実施例1の高分子光導波路100の伝搬損失を測定しところ、0.1dB/cmであった。また、両端の電極より、導通を確認した。
次に、発明者らは、図6の第2の実施の形態に示した構造の高分子光導波路100を実施例2として作製した。
まず、上記実施例1と同様の製造工程により、導電線5A,5B及び絶縁層6を備えた長さ10cmの光導波路部10を作製した。
次に、カット部8を導電線5A,5B及び絶縁層6に形成した。カット部8は、導電線5A,5Bの断面で上部より20μmの位置を基準として、端部から導波路コア1A〜1Cの長手方向へ2000μmの場所を、長さ900μm及び幅200μmの電極面5a,5bが形成されるように、ブレード(ブレード幅:250μm)により導電線5A,5B及び絶縁層6を平行に4回切削した。このとき、2回の切削に際し、実施例と同様に50μmのオーバーラップが生じるようにした。
以上のようにして完成させた実施例2の高分子光導波路100の伝搬損失を測定しところ、0.1dB/cmであった。また、両端の電極より、導通を確認した。
次に、発明者らは、図7及び図8の第3の実施の形態に示した構造の高分子光導波路100を実施例3として作製した。
まず、上記実施例1と同様の製造工程により、導電線5A,5B,5C及び絶縁層6を備えた長さ10cmの光導波路部10を作製した。
次に実施例1と同様に、絶縁層6を上部基材4上に設けた。ここで、導電線5A,5B,5Cの端部は、図8に示すように円弧状とし、導電線5A,5B,5Cの端部を絶縁層6の側面に露出させた。
次に、光導波路部10及び絶縁層6の端部を45度に切削し、傾斜面7を形成した。更に、導波路コア1A〜1Dの長手方向に対して、絶縁層6の一方の側面をL字形に切削して段差面9を形成した。
次に、導電線5A,5B,5Cの断面で上部より20μmの位置を基準として、端部から導波路コア1A〜1Cの長手方向へ2000μmの場所を、長さ450μm及び幅200μmの電極面5a,5b,5cが形成されるように、ブレード(ブレード幅:250μm)により導電線5A,5B,5C及び絶縁層6を垂直方向及び水平方向の各方向から2回切削した。なお、垂直方向及び水平方向からの切削の際、50μmのオーバーラップが生じるようにした。
以上のようにして完成させた実施例3の高分子光導波路100の伝搬損失を測定しところ、0.1dB/cmであった。また、両端近傍の電極より、導通を確認した。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変形が可能である。例えば、各実施の形態間の構成要素の組合せは任意に行うことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る高分子光導波路を示す斜視図である。 図2は、図1の高分子光導波路のA−A線の断面図である。 図3は、図1の高分子光導波路のB−B線の断面図である。 図4は、第1の実施の形態に係る高分子光導波路の実装例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態に係る高分子光導波路の製造工程を示し、(a)〜(g)は主要な工程を示す図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る高分子光導波路を示す斜視図である。 図7は、本発明の第3の実施の形態に係る高分子光導波路を示す斜視図である。 図8は、図7の高分子光導波路を示す平面図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D 導波路コア
2 クラッド
3 下部基材
4 上部基材
5a,5b,5c 電極面
5A,5B,5C 導電線
6 絶縁層
7 傾斜面
8 カット部
9 段差面
10 光導波路部
11 プリント基板
12 スペーサ
13 発光素子
13a 発光部
15 デバイス
16A,16B ボンディングワイヤ
20 原盤
20a 凸部
21 鋳型
21a 鋳型凹部
22 樹脂層
100 高分子光導波路

Claims (6)

  1. 高分子材料から形成されたコア及びクラッドからなる光導波路部と、
    前記コアに沿って前記光導波路部に一体的に設けられると共に、前記光導波路部の端面とは異なる面に露出した外部接続用の電極面を有する導電線と、
    を備えたことを特徴とする高分子光導波路。
  2. 前記光導波路部の前記端面は、45度に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
  3. 前記電極面は、前記光導波路部の前記端面に連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
  4. 前記電極面は、前記光導波路部の前記端面から所定の距離の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
  5. 前記電極面は、前記コアの長手方向に垂直な方向に露出していることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。
  6. 導電線の形状に対応した凸部を有する原盤を作製する第1の工程と、
    前記原盤から前記凸部に対応した凹部を有する鋳型を作製する第2の工程と、
    高分子材料から形成されたコア及びクラッドからなる光導波路部を前記鋳型の前記凹部の形成面に密着させ、前記凹部内に導電物質を充填して導電線を作製する第3の工程と、
    前記光導波路部から前記鋳型を剥離する第4の工程と、
    前記導電線を絶縁層で被覆する第5の工程と、
    前記光導波路部の端面以外の面を除去して前記導電線の一部を露出させ、その露出面を電極面とする第6の工程と、
    を有することを特徴とする高分子光導波路の製造方法。
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