JP2009063223A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッダプレートを不要としてコア部とヘッダタンクとを区画可能とする熱交換器を提供する。
【解決手段】底面部21a、22aと一対の側面部21b、22bとを有する断面コの字状の第1、第2プレート21、22を対向して嵌め合わすことにより構成された通路ユニット2を備え、各プレート21、22の底面部21a、22aの一部を通路ユニット2の内面側が凸となるように屈曲させて屈曲部21c、22を形成し、フィン12を通路ユニット2内部の屈曲部21c、22c間に保持し、通路ユニット2を複数積層することでコア部13を構成し、隣接する通路ユニット2間における屈曲部21c、22c同士が対向する部位に作動流体通路11を構成し、コア部13における作動流体通路長手方向両端部に、通路ユニット2における作動流体通路長手方向に直交する面とともにタンク内空間を構成するタンク本体3を組み付けることで、ヘッダタンク14を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換器に関するもので、特に、高温・高圧環境下で使用される熱交換器、例えば熱機関から排出される排気と冷却水との間で熱交換を行う排気熱回収器や、排気再循環装置(以下、EGRという)に用いられる排気を冷却するガスクーラ(以下、EGRクーラという)等への適用に有効なものである。
近年、ヒートパイプの原理を利用して車両のエンジンの排気系から排気ガスの排気熱を回収して、この排気熱を暖機促進等に利用する技術が知られている。
このような排熱回収器は、エンジンの排気管内にヒートパイプの蒸発部を配設するとともに、エンジンの冷却水経路内にヒートパイプの凝縮部を配設し、排気ガスの排気熱によって冷却水を加熱している(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−268722号公報
ところで、上記のような排気熱回収器の蒸発部としては、フィンアンドチューブタイプの熱交換器が採用されている。すなわち、蒸発部は、作動流体が通過する複数のチューブと、チューブの外表面に接合されて作動流体と排気ガスとの熱交換を促進させるフィンとを有するコア部と、コア部の両端部に設けられ作動流体が流出入するヘッダタンクとを備えている。このとき、複数のチューブは、ヘッダタンクのタンク本体とともにタンク内空間を構成するヘッダプレートに接合されている。
しかしながら、このような構成の熱交換器においては、ヘッダプレートはコア部とヘッダタンクとを区画する役割を果たすものであって、排気ガスと作動流体との熱交換には寄与しない部品となっている。また、チューブの組付け時には、ヘッダプレートにチューブを挿通させるための組付け工数を伴い、総じて排気熱交換器としてのコストを引き上げる要因となっている。
本発明は、上記点に鑑み、ヘッダプレートを不要としてコア部とヘッダタンクとを区画可能とする熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、第2流体の流通方向と略平行な面を有して第1流体通路(11)の長手方向と略平行に延びる底面部(21a、22a)と、底面部(21a、22a)における第1流体通路(11)の長手方向両端部から底面部(21a、22a)に対して略直交する方向に突出して第2流体の流通方向と略平行に延びる一対の側面部(21b、22b)とを有する断面略コの字形状の第1、第2プレート(21、22)を、側面部(21b、22b)同士が重なり合うように、対向して嵌め合わすことにより構成され、内部を第2流体が通過する通路ユニット(2)を備え、第1、第2プレート(21、22)の底面部(21a、22a)の一部は、通路ユニット(2)の内面側が凸となるように屈曲した屈曲部(21c、22c)になっており、屈曲部(21c、22c)は、底面部(21a、22a)における第1流体通路(11)の長手方向の全域に亘って形成されており、フィン(12)は、通路ユニット(2)内部に配置されているとともに、第1、第2プレート(21、22)の屈曲部(21c、22c)の間に挟み込まれており、通路ユニット(2)を、底面部(21a、22a)における屈曲部(21c、22c)を除く部位同士が接触するように複数積層することで、コア部(13)が構成されており、隣接する通路ユニット(2)間における屈曲部(21c、22c)同士が対向する部位に、第1流体通路(11)が構成されており、コア部(13)における第1流体通路(11)の長手方向両端部に、通路ユニット(2)における第1流体通路(11)の長手方向に略直交する面とともにタンク内空間を構成するタンク本体(3)を組み付けることで、ヘッダタンク(14)が構成されていることを特徴としている。
これによれば、通路ユニット(2)における第1流体通路(11)の長手方向と直交する面によって、コア部(13)とヘッダタンク(14)とを区画することができるので、この熱交換器において、発明が解決しようとする課題の欄で説明したヘッダプレートを廃止することが可能となる。また、ヘッダプレートを廃止することができることから、部品点数を低減できるとともに、第1流体通路(11)をヘッダプレートに挿通させるための組付け工数を廃止することができるため、熱交換器としてのコストを低減することができる。
また、上記特徴の熱交換器において、第1、第2プレート(21、22)における底面部(21a、22a)と側面部(21b、22b)との間の曲げ部(21g、22g)において、底面部(21a、22a)の通路ユニット(2)外方側の表面と、側面部(21b、22b)の通路ユニット(2)外方側の表面との成す角度が略直角になっていてもよい。
これによれば、通路ユニット(2)を複数積層した際に、隣接する通路ユニット(2)間に第1流体通路(11)以外の隙間や溝が形成されないようにすることができる。このため、タンク本体(3)とコア部(13)と間から第1流体が外部へ漏れることを防止できる。
また、上記特徴の熱交換器において、第2プレート(22)の側面部(22b)における底面部(22a)から遠い側の端部は、第1プレート(21)の板厚と略同一高さを有し、通路ユニット(2)内方側に折り曲げられた段下げ部(22d)と、一端側が段下げ部(22d)に接続され、第1プレート(21)の側面部(21b)と略平行に延びる受部(22e)とを有する受段部(22f)が設けられており、第1プレート(21)が第2プレート(22)の外側となるように嵌め合わされることにより、第1プレート(21)の側面部(21b)における底面部(21a)から遠い側の端部(210)が段下げ部(22d)と接するとともに、第1プレート(21)の側面部(21b)における通路ユニット(2)内面側が受部(22e)における通路ユニット(2)外面側と接するように形成されており、第1プレート(21)の側面部(21b)における底面部(21a)から遠い側の端部(210)は、底面部(21a)から離れるにつれて受部(22e)から離れる方向に傾斜したテーパ形状となっていてもよい。
これによれば、第1、第2プレート(21、22)を嵌め合わせた際に、通路ユニット(2)の外方側の面うち各プレート(21、22)の側面部(21b、22b)同士で構成されている面を平坦面とすることができる。このため、タンク本体(3)とコア部(13)と間から第1流体が外部へ漏れることを防止できる。
また、上記特徴の熱交換器において、第1プレート(21)が第2プレート(22)の外側となるように嵌め合わされることにより、第1プレート(21)の側面部(21b)における底面部(21a)から遠い側の端部(210)が、隣接する他の通路ユニット(2)の外面側に接するとともに、第1プレート(21)の側面部(21b)における通路ユニット(2)内面側が、第2プレート(22)の側面部(22b)における通路ユニット(2)外面側と接するように形成されており、第1プレート(21)の側面部(21b)における底面部(22a)から遠い側の端部(210)は、底面部(21a)から離れるにつれて第2プレート(22)の側面部(22b)から離れる方向に傾斜したテーパ形状となっていてもよい。
これによれば、通路ユニット(2)を複数積層してコア部(13)を形成した際に、コア部(13)の外方側の面のうち第1プレート(21)の側面部(21b)で構成されている面を平坦面とすることができる。このため、タンク本体(3)とコア部(13)と間から第1流体が外部へ漏れることを防止できる。
また、上記特徴の熱交換器において、タンク本体(3)の通路ユニット(2)積層方向両端部には、コア部(13)に対して係止するとともに、コア部(13)を通路ユニット(2)積層方向から押さえるタンク側爪部(33)が設けられていてもよい。
これによれば、タンク本体(3)をコア部(13)に係止した際に、タンク側爪部(33)がコア部(13)を通路ユニット(2)積層方向から押さえる自己治具の役割を果たすので、ろう付け時における専用治具を不要とするとともに、その作業を用意にして製造コストを低減することができる。
また、上記特徴の熱交換器において、第2流体が通過するダクトを構成する、両端が開口した筒状のダクト部(4)を備え、ダクト部(4)における第1流体通路(11)の長手方向両端部には、コア部(13)に対して係止するとともに、コア部(13)を第1流体通路(11)の長手方向から押さえるダクト側係止部(41)が設けられていてもよい。
これによれば、ダクト部(4)をコア部(13)に係止した際に、ダクト側係止部(41)がコア部(13)を第1流体通路(11)の長手方向から押さえる自己治具の役割を果たすので、ろう付け時における専用治具を不要とするとともに、その作業を用意にして製造コストを低減することができる。
また、上記特徴の熱交換器において、第1、第2プレート(21、22)の屈曲部(21c、22c)における通路ユニット(2)外面側には、隣接する他の通路ユニット(2)側に突出するリブ(21h、22h)が設けられており、通路ユニット(2)が複数積層されることにより、隣接する通路ユニット(2)に設けられたリブ(21h、22h)同士が接するようになっていてもよい。
これによれば、ろう付け時に、コア部(13)の通路ユニット(2)積層方向からかけられた荷重を、コア部(13)内方側に配置された通路ユニット(2)まで伝達することができる。このため、各部材相互間の良好なろう付け性を確保することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本第1実施形態は、本発明に係る熱交換器を、車両のエンジンの排気系から排気ガスの排気熱を回収して、エアコン等の熱源として利用するための排気熱回収器の蒸発部に適用したものである。
図1は、本第1実施形態に係る排気熱回収器を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の排気熱回収器は、蒸発部1と凝縮部(図示せず)とを備えており、蒸発部1と凝縮部とが互いに接続されることでループ式のヒートパイプを形成している。本実施形態では、蒸発部1および凝縮部は、水平方向に隣接するように配置されている。
ヒートパイプには図示しない封入部が設けられており、この封入部からヒートパイプ内が真空引き(減圧)され、作動媒体が封入された後に封入部は封止されている。作動媒体は、ここでは水を使用している。なお、作動媒体としては、水の他にアルコール、フロロカーボン、フロン等を用いてもよい。
蒸発部1は、図示しないエンジンの排気筒内に配置されている。また、蒸発部1は、排気ガスと作動流体との間で熱交換を行い、作動流体を蒸発させるようになっている。なお、作動流体が本発明の第1流体に相当し、排気ガスが本発明の第2流体に相当している。
凝縮部は、排気筒の外部に設けられており、図示しないエンジンの冷却水経路内に配置されている。また、凝縮部は、蒸発部1で蒸発した作動流体とエンジン冷却水との間で熱交換を行い、作動流体を凝縮させるようになっている。
次に、蒸発部1の構成について説明する。蒸発部1は、作動流体が通過する作動流体通路11と、作動流体通路11の外表面に接合されたコルゲートフィン12との積層構造からなるコア部13を有している。作動流体通路11は、その長手方向が鉛直方向に一致するように複数本平行に配置されている。なお、作動流体通路11が、本発明の第1流体通路に相当している。
蒸発部1において、作動流体通路11の長手方向両端部には、作動流体通路11の積層方向に延びて、全ての作動流体通路と連通するヘッダタンク14がそれぞれ設けられている。ヘッダタンク14は、筒状の連結部15を介して凝縮部と連通状態に接続されている。
図2は本第1実施形態における蒸発部1を示す分解斜視図で、図3は本第1実施形態におけるコア部13を排気ガス流れ上流側から見た状態を示す拡大正面図である。
図2および図3に示すように、本実施形態のコア部13は、内部を排気ガスが通過する通路ユニット2を複数積層することにより構成されている。また、通路ユニット2は、断面略コの字状を有し、対向するように嵌め合わされた第1、第2プレート21、22により構成されている。
より詳細には、第1、第2プレート21、22は、排気ガス流れ方向と略平行な面を有して作動流体通路長手方向と略平行に延びる底面部21a、22aと、底面部21a、22aにおける作動流体通路長手方向両端部から底面部21a、22aに対して略直交する方向に突出して排気ガス流れ方向と略平行に延びる一対の側面部21b、22bとをそれぞれ有している。そして、第1、第2プレート21、22を、側面部21b、22b同士が重なり合うように、対向して嵌め合わせることにより通路ユニット2が構成されている。
また、第1、第2プレート21、22の底面部21a、22aにおける排気ガス流れ方向中央部は、通路ユニット2の内面側が凸となるように屈曲した屈曲部21c、22cになっている。この屈曲部21c、22cは、底面部21a、22aにおける作動流体通路長手方向の全域に亘って連続的に形成されている。
図3に示すように、第2プレート22の側面部22bにおける底面部22aから遠い側の端部には、第1プレート21の板厚と略同一高さを有し、通路ユニット2内方側に折り曲げられた段下げ部22dと、一端側が段下げ部22dに接続され、第1プレート21の側面部21bと略平行に延びる受部22eとを有する受段部22fが形成されている。そして、第1プレート21を、第2プレート22の外側となるように嵌め合わせることにより、第1プレート21の側面部21bにおける底面部21aから遠い側の端部が段下げ部22dと接するとともに、第1プレート21の側面部21bにおける通路ユニット2内方側の面が、受部22eにおける通路ユニット2外方側の面と接するようになっている。
第1プレート21の側面部21bにおける底面部21aから遠い側の端部(以下、先端部210という)は、底面部21aから離れるにつれて受部22eから離れる方向に傾斜したテーパ形状となっている。このため、通路ユニット2の外方側の面のうち作動流体通路長手方向と直交する面、すなわち、通路ユニット2の外方側の面うち各プレート21、22の側面部21b、22b同士で構成されている面は、溝部等のない平坦面となっている。
本実施形態では、段下げ部22dの通路ユニット2外方側の面は、側面部21bの先端部210と対応するようなテーパ形状になっている。このため、第1、第2プレート21、22を嵌め合わせた際に、段下げ部22eと側面部21bの先端部210とが隙間無く接触するようになっている。
また、第1、第2プレート21、22における底面部21a、22aと側面部21b、22bとの間の曲げ部21g、22gにおいて、底面部21a、22aの通路ユニット2外方側の表面と、側面部21b、22bの通路ユニット2外方側の表面との成す角度が略直角になっている。すなわち、第1、第2プレート21、22における底面部21a、22aと側面部21b、22bとの間の曲げ部21g、22gは、極小Rになっている。
コルゲートフィン12は、各通路ユニット2の内部に配置されているとともに、第1、第2プレート21、22の屈曲部21c、22cの間に挟み込まれている。すなわち、各プレート21、22の屈曲部21c、22c同士で、コルゲートフィン12を保持している。
そして、図1および図2に示すように、上述の通路ユニット2を、各プレート21、22の底面部21a、22aにおける屈曲部21c、22cを除く部位同士が接触するように複数積層することで、コア部13が構成されている。このとき、隣接する通路ユニット2間における屈曲部21c、22c同士が対向する部位に、作動流体通路11が構成されている。本実施形態では、屈曲部21c、22cには、通路ユニット2外方側に突出するリブ21h、22hが配設されており、通路ユニット2を複数積層した際に、隣接する通路ユニット2間のリブ21g、22g同士が接触するようになっている。
また、コア部13における作動流体通路長手方向両端部には、コア部13における作動流体通路長手方向と直交する面、すなわち第1、第2プレート21、22の側面部21b、22bとともにタンク内空間を構成するタンク本体3が組み付けられており、これによりヘッダタンク14が構成されている。タンク本体3は、内部が空間で一面が開口した立体形状を有し、開口部を介して内部と全ての作動流体通路11とが連通するようになっている空間形成部31と、空間形成部31の開口部の周縁部に形成されたフランジ部32とを有している。空間形成部31には、連通部15が接続される貫通孔31aが形成されている。フランジ部32は、コア部13の作動流体通路長手方向と直交する面、すなわち第1、第2プレート21、22の側面部21b、22bと隙間無く接触するようになっている。本実施形態では、フランジ部32は、その排気ガス流れ方向端部がコア部13の排気ガス流れ方向端部と対応するように、排気ガス流れ方向に延びている。
フランジ部32における通路ユニット積層方向両端部には、タンク本体3をコア部13に係止するためのタンク側爪部33が設けられている。タンク側爪部33は、タンク本体3をコア部13に組み付けた際に、コア部13を通路ユニット積層方向から押さえつける自己治具の役割を果たす。
また、図2に示すように、コア部13における排気ガス流れ方向両端部には、排気ガスが通過するダクトを構成する、両端が開口した筒状のダクト部4が組み付けられている。ダクト部4には、コア部13側に突出し、ダクト部4をコア部13に係止するためのダクト側係止部41が設けられている。
ダクト側係止部41は、ダクト部4をコア部13に組み付けた際に、コア部13およびタンク本体3のフランジ部32を作動流体通路長手方向から押さえつける自己治具の役割を果たす。本実施形態では、ダクト側係止部41は、ダクト部4より径が大きい筒状部材として構成されており、ダクト部4と一体成形されている。そして、ダクト側係止部41は、ダクト部4をコア部13に組み付けた際に、タンク本体3のフランジ部32を通路ユニット積層方向全域に亘って押さえつけるようになっている。
次に、本第1実施形態に係る排気熱回収器の蒸発部1の製造方法について説明する。
まず、第1、第2プレート21、22間にコルゲートフィン12を挟み込んだ状態で、各プレート21、22を、第1プレート21が第2プレート22より外側になるように対向状に重ね合わせることで通路ユニット2を形成する。そして、この通路ユニット2を、各プレート21、22の底面部21a、22aが接触するように所定数積層することでコア部13を形成する。
そして、コア部13の作動流体通路長手方向両端部にタンク本体3を組み付ける。具体的には、タンク本体3のタンク側爪部33を、コア部13の通路ユニット積層方向両端部に係止することで、タンク本体3をコア部13に固定する。続いて、コア部13の排気ガス流れ方向両端部にダクト部4を組み付ける。具体的には、ダクト部4のダクト側係止部41を、コア部13に組み付けられたタンク本体3のフランジ部32に係止することで、ダクト部4をコア部13に固定する。
以上により、蒸発部1の全ての構成部品が一体に組み付けられる。そして、全ての構成部品を組付けた状態で、治具(図示せず)をコア部13の両側方、すなわち通路ユニット積層方向両側から当てがい、通路ユニット積層方向に所定の荷重が負荷されるようにして全ての構成部品を仮固定しており、その状態で加熱炉内に投入され、全ての構成部品が一体にろう付けされる。このとき、複数の通路ユニット2同士が互いに接触した状態で接合されることにより、隣接する通路ユニット2間に作動流体通路11が形成される。なお、本実施形態では、蒸発部1の構成部品は全てステンレスからなり、ろう付け時のろう材としてはニッケル合金が用いられる。
以上説明したように、断面略コの字状の第1、第2プレート21、22を対向して嵌め合わせることで通路ユニット2を形成し、この通路ユニット2を複数積層することでコア部13を構成するとともに、コア部13に第1、第2プレート21、22の側面部21b、22bとともにタンク内空間を構成するタンク本体3を組み付けることでヘッダタンク14を構成することで、第1、第2プレート21、22の側面部21b、22bによって、コア部13とヘッダタンク14とを区画することができる。このため、本実施形態の排気熱回収器において、上記の発明が解決しようとする課題の欄で説明したヘッダプレートを廃止することが可能となる。また、ヘッダプレートを廃止することができることから、部品点数を低減できるとともに、作動流体通路11をヘッダプレートに挿通させるための組付け工数を廃止することができるため、排気熱回収器としてのコストを低減することができる。
ところで、上記の発明が解決しようとする課題の欄で説明した熱交換器において、コア部のチューブ積層方向両端部にコア部を補強するサイドプレートを設ける場合がある。このサイドプレートは、ヘッダプレートに接合されており、フィンをチューブ積層方向から押さえ込む自己治具の役割を果たしている。これに対し、本実施形態では、コルゲートフィン12は各通路ユニット2内部に配置されており、第1、第2プレート21、22の屈曲部21c、22c間に保持固定されているため、サイドプレートを廃止することができる。
また、第1プレート21の側面部21bの先端部210を、底面部21aから離れるにつれて受部22eから離れる方向に傾斜したテーパ形状とするとともに、この先端部210を段下げ部22dに接触させることで、第1、第2プレート21、22を嵌め合わせた際に、通路ユニット2の外方側の面うち各プレート21、22の側面部21b、22b同士で構成されている面、すなわち各通路ユニット2の作動流体通路長手方向に直交する面の外面を平坦面とすることができる。これにより、タンク本体3のフランジ部32とコア部13の作動流体通路長手方向に直交する面とを密着させることができるため、タンク本体3とコア部13との間から作動流体が外部へ漏れることを防止できる。
同様に、第1、第2プレート21、22における底面部21a、22aと側面部21b、22bとの間の曲げ部21g、22gにおいて、底面部21a、22aの通路ユニット外方側の表面と、側面部21b、22bの通路ユニット外方側の表面との成す角度を略直角とすることで、通路ユニット2を複数積層した際に、隣接する通路ユニット2間に作動流体通路11以外の隙間や溝が形成されないようにできる。すなわち、コア部13の作動流体通路長手方向に直交する面の外面を平坦面とすることができる。これにより、タンク本体3のフランジ部32とコア部13の作動流体通路長手方向に直交する面とを密着させることができるため、タンク本体3とコア部13との間から作動流体が外部へ漏れることを防止できる。
また、タンク本体3の通路ユニット積層方向両端部に、コア部13に対して係止するとともに、コア部13を通路ユニット積層方向から押さえるタンク側爪部33を設けることで、タンク本体3をコア部13に係止した際に、タンク側爪部33がコア部13を通路ユニット積層方向から押さえる自己治具の役割を果たすので、ろう付け時における専用治具を不要とするとともに、その作業を用意にして製造コストを低減することができる。
また、ダクト部4の作動流体通路長手方向両端部に、コア部13に対して係止するとともに、コア部13を作動流体通路長手方向から押さえるダクト側係止部41を設けることで、ダクト部4をコア部13に係止した際に、ダクト側係止部41がコア部13を作動流体通路長手方向から押さえる自己治具の役割を果たすので、ろう付け時における専用治具を不要とするとともに、その作業を用意にして製造コストを低減することができる。
また、第1、第2プレート21、22の屈曲部21c、22cにおける通路ユニット2外面側に、隣接する他の通路ユニット2側に突出するリブ21h、22hを設けるとともに、通路ユニット2が複数積層された際に、隣接する通路ユニット2に設けられたリブ21h、22h同士が接するようにすることで、ろう付け時に、コア部13の通路ユニット積層方向からかけられた荷重を、コア部13内方側に配置された通路ユニット2まで伝達することができる。このため、各部材相互間の良好なろう付け性を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図4は、本第2実施形態におけるコア部13を排気ガス流れ上流側から見た状態を示す拡大正面図である。
図4に示すように、第2プレート22の底面部22aの作動流体通路長手方向の長さは、第1プレート21の底面部21aの作動流体通路長手方向の長さより、第1プレート21の板厚の2倍分だけ短くなっている。このため、第1プレート21を第2プレート22より外側となるように嵌め合わせた際に、第1プレート21の側面部21bの内面側と、第2プレート22の側面部22bの外面側とが接触するようになっている。
また、第1プレート21は、側面部21bの先端部210が、隣接する通路ユニット2を構成する他の第1プレート21の曲げ部21gに接触するように形成されている。また、第1プレート21の先端部210は、底面部21aから離れるにつれて第2プレート22の側面部22bから離れる方向に傾斜したテーパ形状となっている。
本第2実施形態によれば、通路ユニット2を複数積層してコア部13を形成した際に、コア部13の外方側の面のうち第1プレート21の側面部21bで構成されている面を平坦面とすることができる。これにより、タンク本体3のフランジ部32とコア部13の作動流体通路長手方向に直交する面とを密着させることができるため、タンク本体3とコア部13との間から作動流体が外部へ漏れることを防止できる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、本発明に係る熱交換器を排気熱回収器に適用した例について説明したが、これに限らず、EGRクーラ、ラジエータ、エバポレータ等の各種の熱交換器に適用してもよい。
また、上記第1実施形態では、ダクト側係止部41を、ダクト部4より径が大きい筒状部材として構成した例について説明したが、これに限らず、タンク本体3のフランジ部32と係止する爪状部材として構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、段下げ部22dの通路ユニット2外方側の面を、側面部21bの先端部210と対応するようなテーパ形状にした例について説明したが、これに限らず、段下げ部22dは任意の形状とすることができる。
また、上記第1実施形態では、第1プレート21の側面部21bの先端部210を、底面部21aから離れるにつれて受部22eから離れる方向に傾斜したテーパ形状とした例について説明したが、第2プレート22を、側面部22bと段下げ部22dとの間の曲げ部において、側面部22bの通路ユニット2外方側の表面と段下げ部22dの通路ユニット2外方側の表面との成す角度が略直角になるように形成した場合は、第1プレート21の先端部210をテーパ形状としなくてもよい。このようにしても、各通路ユニット2の作動流体通路長手方向に直交する面の外面を平坦面とすることができる。
また、上記第2実施形態では、第1プレート21の側面部21bの先端部210を、底面部21aから離れるにつれて第2プレート22の側面部22bから離れる方向に傾斜したテーパ形状とした例について説明したが、第1プレート21を、曲げ部21gにおいて、底面部21aの通路ユニット2外方側の表面と側面部21bの通路ユニット2外方側の表面との成す角度が略直角になるように形成した場合は、第1プレート21の先端部210をテーパ形状としなくてもよい。このようにしても、コア部13の作動流体通路長手方向に直交する面の外面を平坦面とすることができる。
第1実施形態に係る排気熱回収器を示す断面図である。 第1実施形態における蒸発部1を示す分解斜視図である。 第1実施形態におけるコア部13を排気ガス流れ上流側から見た状態を示す拡大正面図である。 第2実施形態におけるコア部13を排気ガス流れ上流側から見た状態を示す拡大正面図である。
符号の説明
2…通路ユニット、3…タンク本体、4…ダクト部、11…作動流体通路(第1流体通路)、12…コルゲートフィン、13…コア部、14…ヘッダタンク、21…第1プレート、22…第2プレート、21a、22a…底面部、21b、22b…側面部、21c、22c…屈曲部、21g、22g…曲げ部、21h、22h…リブ、22d…段下げ部、22e…受部、22f…受段部、33…タンク側爪部、41…ダクト側係止部。

Claims (7)

  1. 第1流体が通過する複数の第1流体通路(11)と、前記第1流体通路(11)の外周に接合されて前記第1流体と前記第1流体通路(11)の周りを流れる第2流体との熱交換を促進させるフィン(12)との積層構造からなるコア部(13)と、
    前記第1流体通路(11)の長手方向端部側に位置し、前記第1流体通路(11)の長手方向と直交する方向に延びて前記複数の第1流体通路(11)と連通するヘッダタンク(14)とを備える熱交換器であって、
    前記第2流体の流通方向と略平行な面を有して前記第1流体通路(11)の長手方向と略平行に延びる底面部(21a、22a)と、前記底面部(21a、22a)における前記第1流体通路(11)の長手方向両端部から前記底面部(21a、22a)に対して略直交する方向に突出して前記第2流体の流通方向と略平行に延びる一対の側面部(21b、22b)とを有する断面略コの字形状の第1、第2プレート(21、22)を、前記側面部(21b、22b)同士が重なり合うように、対向して嵌め合わすことにより構成され、内部を前記第2流体が通過する通路ユニット(2)を備え、
    前記第1、第2プレート(21、22)の前記底面部(21a、22a)の一部は、前記通路ユニット(2)の内面側が凸となるように屈曲した屈曲部(21c、22c)になっており、
    前記屈曲部(21c、22c)は、前記底面部(21a、22a)における前記第1流体通路(11)の長手方向の全域に亘って形成されており、
    前記フィン(12)は、前記通路ユニット(2)内部に配置されているとともに、前記第1、第2プレート(21、22)の前記屈曲部(21c、22c)の間に挟み込まれており、
    前記通路ユニット(2)を、前記底面部(21a、22a)における前記屈曲部(21c、22c)を除く部位同士が接触するように複数積層することで、前記コア部(13)が構成されており、
    隣接する前記通路ユニット(2)間における前記屈曲部(21c、22c)同士が対向する部位に、前記第1流体通路(11)が構成されており、
    前記コア部(13)における前記第1流体通路(11)の長手方向両端部に、前記通路ユニット(2)における前記第1流体通路(11)の長手方向に略直交する面とともにタンク内空間を構成するタンク本体(3)を組み付けることで、前記ヘッダタンク(14)が構成されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記第1、第2プレート(21、22)における前記底面部(21a、22a)と前記側面部(21b、22b)との間の曲げ部(21g、22g)において、前記底面部(21a、22a)の前記通路ユニット(2)外方側の表面と、前記側面部(21b、22b)の前記通路ユニット(2)外方側の表面との成す角度が、略直角になっていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第2プレート(22)の前記側面部(22b)における前記底面部(22a)から遠い側の端部は、前記第1プレート(21)の板厚と略同一高さを有し、前記通路ユニット(2)内方側に折り曲げられた段下げ部(22d)と、一端側が前記段下げ部(22d)に接続され、前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)と略平行に延びる受部(22e)とを有する受段部(22f)が設けられており、
    前記第1プレート(21)が前記第2プレート(22)の外側となるように嵌め合わされることにより、前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)における前記底面部(21a)から遠い側の端部(210)が前記段下げ部(22d)と接するとともに、前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)における前記通路ユニット(2)内面側が前記受部(22e)における前記通路ユニット(2)外面側と接するように形成されており、
    前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)における前記底面部(21a)から遠い側の端部(210)は、前記底面部(21a)から離れるにつれて前記受部(22e)から離れる方向に傾斜したテーパ形状となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1プレート(21)が前記第2プレート(22)の外側となるように嵌め合わされることにより、前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)における前記底面部(21a)から遠い側の端部(210)が、隣接する他の前記通路ユニット(2)の外面側に接するとともに、前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)における前記通路ユニット(2)内面側が、前記第2プレート(22)の前記側面部(22b)における前記通路ユニット(2)外面側と接するように形成されており、
    前記第1プレート(21)の前記側面部(21b)における前記底面部(22a)から遠い側の端部(210)は、前記底面部(21a)から離れるにつれて前記第2プレート(22)の前記側面部(22b)から離れる方向に傾斜したテーパ形状となっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の熱交換器。
  5. 前記タンク本体(3)の前記通路ユニット(2)積層方向両端部には、前記コア部(13)に対して係止するとともに、前記コア部(13)を前記通路ユニット(2)積層方向から押さえるタンク側爪部(33)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  6. 前記第2流体が通過するダクトを構成する、両端が開口した筒状のダクト部(4)を備え、
    前記ダクト部(4)における前記第1流体通路(11)の長手方向両端部には、前記コア部(13)に対して係止するとともに、前記コア部(13)を前記第1流体通路(11)の長手方向から押さえるダクト側係止部(41)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱交換器。
  7. 前記第1、第2プレート(21、22)の前記屈曲部(21c、22c)における前記通路ユニット(2)外面側には、隣接する他の前記通路ユニット(2)側に突出するリブ(21h、22h)が設けられており、
    前記通路ユニット(2)が複数積層されることにより、隣接する前記通路ユニット(2)に設けられた前記リブ(21h、22h)同士が接するようになっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱交換器。
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