JP2009061758A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Uichi Miyama
右一 宮間
Toshiya Kanesaka
俊哉 金坂
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Abstract

【課題】 1台の装置で複数のインクを同時使用可能な装置を提供し、1枚の印刷物に複数インクでの同時印字を可能にして、トータル印字速度の向上を図るとともに、印刷物の印字品質の向上を図る。
【解決手段】 第1印字システムと第2印字システム、および各印字システムで共通である第1印字システムと第2印字システムの1走査終了を検出しキャリッジ移動の同期をとるキャリッジ同期手段と、第1印字システムのヘッド1と第2印字システムのヘッド2間の印字開始位置の距離を所定の距離に補正するヘッド間位置調整手段などを有し、各印字システムによってホストコンピュータからの印字指令にもとづき印字データの同時印字が可能なインクジェットプリンタである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の印字システムを有するインクジェットプリンタに関する。
インク特性に合わせた専用のインクジェットプリンタは数多く存在する。例えば、水性インクを使用するインクジェットプリンタや溶剤インクを使用するインクジェットプリンタ、光硬化型インクを使用するインクジェットプリンタなどがある。
各々のプリンタはそのインクの特性に応じて印刷物の画質や風合いに特徴があり、用途に応じて使い分けがなされている。しかし1枚の印刷物に、選択的に各インクの特徴を活かした印字を行おうとする場合、専用の各インクジェットプリンタを1台ずつ用意し、各々のプリンタで複数回の印字をする必要がある。
例えば、異なる記録方式の記録装置を1台の記録装置として構成するものとし、昇華型熱転写記録装置と溶融型熱転写記録装置とでサーマルヘッドを兼用化し、昇華型と溶融型の兼用記録装置が、特許文献1に開示されている。
特開平5−330120号公報
従来技術において、複数の装置を使い1枚の印刷物に複数回の印字をすることによって、1回の印刷物に複数インクで印刷することは不可能ではない。
しかし、複数のプリンタが必要となることや複数回の印字によるトータル印字時間がかかるという課題がある。また複数のプリンタに記録メディアをセットしなおすことに伴う印字位置が正確でなくなり、印字品質が悪くなり、印刷物の訴求力が低くなるという課題がある。
本発明はこのような状況に鑑み、1台の装置で複数のインクを同時使用可能な装置を提供し、1枚の印刷物に複数インクでの同時印字を可能にして、トータル印字速度の向上を図るとともに、印刷物の印字品質の向上を図るものである。
本願の請求項1に係る発明は、第1のインクを記録メディアに対して吐出する複数のノズル孔を有する第1のインクジェットヘッドと前記第1のインクジェットヘッドを搭載し前記記録メディアの幅方向に移動する第1のキャリッジとを有し、ホストコンピュータから送信された第1の印字データに基づいて、前記第1のキャリッジを前記記録メディアの幅方向に移動させながら、前記第1のインクジェットヘッドの前記ノズル孔から前記第1のインクを吐出し前記記録メディアに画像を形成する第1印字システムと、第2のインクを前記記録メディアに対して吐出する複数のノズル孔を有する第2のインクジェットヘッドと前記第2のインクジェットヘッドを搭載し前記記録メディアの幅方向に移動する第2のキャリッジとを有し、前記ホストコンピュータから送信された第2の印字データに基づいて、前記第2のキャリッジを前記記録メディアの幅方向に移動させながら、前記第2のインクジェットヘッドの前記ノズル孔から前記第2のインクを吐出し前記記録メディアに画像を形成する第2印字システムと、前記記録メディアを搬送する記録メディア搬送手段と、前記第1のインクジェットヘッドの印字開始位置と前記第2のインクジェットヘッドとの印字開始位置の距離を所定の距離に補正するヘッド間位置調整手段と、を有することを特徴とするインクジェットプリンタである。
本願の請求項2に係る発明は、前記第1のキャリッジと前記第2のキャリッジの1走査終了を検出し、前記第1のキャリッジと前記第2のキャリッジの両方の走査が終了してから次の走査をさせるキャリッジ同期手段を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタである。
本願の請求項3に係る発明は、前記第1の印字システムと前記第2の印字システムは同時に印字することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタである。
本願の請求項4に係る発明は、前記ホストコンピュータからの印字指令により前記第1印字システムまたは前記第2印字システムを選択し、前記選択された前記第1印字システムまたは前記第2印字システムによってのみ印字することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタである。
本願の請求項5に係る発明は、前記ホストコンピュータからの前記印字指令により選択された前記第1印字システムまたは前記第2印字システムによる印字の終了後に、前記前記印字指令により選択されなかった印字システムを選択し、前記記録メディアは該印字システムの印字開始位置に戻され、該印字システムによって印字を行うことを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタである。
本願の請求項6に係る発明は、前記第1のインクと前記第2のインクは、それぞれインク特性が異なることを特徴とする請求項1から請求項5に記載のインクジェットプリンタである。
本発明によれば、1台の装置で複数のインクを同時使用可能な装置が提供でき、1枚の印刷物に複数インクで同時印刷が可能となり、トータル印字速度の大幅な向上や印刷物の印字品質の向上が図れる。これによって、1枚の印刷物に異なるインクでの印字を混ぜて印刷することができ、訴求力のある印字結果が容易に得られる。さらに印字作業の効率向上やプリンタの使用効率向上、印刷成果物コストの低減にも寄与できる。
以下本発明の実施の形態を図表に基づき説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わる印刷装置のヘッド周辺ブロック図であり、図2は本発明の実施の形態に係わる印刷装置の制御関係ブロック図である。印刷装置1はインクジェットプリンタであり、第1印字システム101と第2印字システム201の2つの独立した印字システムを有する。
第1印字システム101は、記録メディア10上にインクを複数のノズル孔から吐出し、所定データを所定色で印字を行うための各色インクジェットヘッド群からなる第1ヘッド102と、この第1ヘッド102を搭載し記録メディア10の幅方向8(以降、主走査方向8ともいう)に移動可能な第1キャリッジ103と、第1ヘッド102のノズル孔から吐出させる各色インクを貯蔵する第1インク貯蔵手段104と、第1インク貯蔵手段104から第1ヘッド102に各色インクを供給するための第1インク供給手段105と、第1ヘッド102のノズルを掃除し、ノズル孔からのインク吐出を正確かつ安定的に行うための第1インクヘッドクリーニング手段106を有している。更にホストコンピュータ11から受信した印字データを格納する第1印字データ格納手段107と、第1印字データ格納手段107からデータを読出し印字解像度や印字モード等に応じてデータの変換をする第1印字データ変換手段108と、第1ヘッド102のノズル孔からインクを吐出させる制御をする第1インク吐出制御手段109と、第1キャリッジ103を主走査方向8に移動させる制御をする第1キャリッジ駆動制御手段110を有する。これらの制御手段は第1キャリッジ上の第1のキャリッジ基板111に搭載されている。第1キャリッジ103は第1Yレール3に沿って移動し、プラテン4上にある記録メディア10上へ、第1ヘッド102からインクを吐出する。
第2印字システム201は、記録メディア10上にインクを吐出し所定データを所定色で印字を行うための各色インクジェットヘッド群からなる第2ヘッド202と、このヘッドを搭載し記録メディア10の幅方向9(以降、主走査方向9ともいう)に移動可能な第2キャリッジ203と、第2ヘッド202のノズル孔から吐出させる各色インクを貯蔵する第2インク貯蔵手段204と、第2インク貯蔵手段204から第2ヘッド202に各色インクを供給するための第2インク供給手段205と、第2ヘッド202のノズル孔を掃除し、ノズル孔からのインク吐出を正確かつ安定的に行うための第2インクヘッドクリーニング手段206を有している。更にホストコンピュータ11から受信した印字データを格納する第2印字データ格納手段207と、第2印字データ格納手段207からデータを読出し印字解像度や印字モード等に応じてデータの変換をする第2印字データ変換手段208と、第2ヘッド202のノズル孔からインクを吐出させる制御をする第2インク吐出制御手段209と、第2キャリッジ203を主走査方向9に移動させる制御をする第2キャリッジ駆動制御手段210を有する。これらの制御手段は第2キャリッジ上の第2のキャリッジ基板211に搭載されている。第2キャリッジ203は第2Yレール2に沿って移動し、プラテン4上にある記録メディア10上へ、第2ヘッド202からインクを吐出する。
印刷装置1は、更に、印字する記録メディア10を主走査方向8、9に対して垂直方向7(以降、副走査方向7ともいう)に搬送する記録メディア搬送駆動手段20と、印刷装置1の全体の制御をメモリ21に記憶されたプログラムに従って処理するCPU部15と、ホストコンピュータ11から印字指令や印字データの受信、印字応答や装置情報の送信を行う印字データ送受信手段13と、ホストコンピュータ11からの印字データ12を第1印字データ格納手段107または第2印字データ格納手段207への書込みと読出しを制御する印字データ書込み・読出し制御手段14と、第1印字システム101と第2印字システム201の1走査終了を検出しキャリッジの同期をとるキャリッジ同期手段16と、印字指令の解像度や印字モード等に応じて規定される搬送量に応じて記録メディア搬送駆動手段20を制御する記録メディア搬送駆動制御手段17と、第1印字システム101の第1ヘッド102と第2印字システム201の第2ヘッド202間の印字開始位置間距離を調整するヘッド間位置調整手段18と、印刷装置1への入力や設定値や状態の表示を行う操作パネル19を有する。記録メディア10は、メディア搬送駆動手段20により駆動される駆動ローラ5と、駆動ローラ5に接触して連れ回るピンチローラ6とによって狭持され、副操作方向7あるいはその逆方向へ搬送される。
次に印字までのデータの流れおよび印字プロセスを説明する。ホストコンピュータ11で生成された印字データ12は、所定のインタフェースを介して本印刷装置1の印字データ送受信手段13で受信される。印字データ12は第1印字システム用の第1印字用転送データと第2印字システム用の第2印字用転送データとを有する。受信された印字される印字データ12は、ホストコンピュータ11の印字指令に応じて印字データ書込み・読出し制御手段14を経由して、第1印字データ格納手段107あるいは第2印字データ格納手段207に格納される。格納された印字データは印字データ書込み・読出し制御手段14によって制御され、読出され、各々第1印字データ変換手段108あるいは第2印字データ変換手段208と第1インク吐出制御手段109あるいは第2インク吐出制御手段209を経由して第1ヘッド102あるいは第2ヘッド202に供給される。ヘッドを搭載している第1キャリッジ103と第2キャリッジ203は、1走査毎にキャリッジ同期手段16で同期が取られ、同時に主走査方向8、9に移動される。これによって1走査での記録メディア10上へのインク吐出、すなわち印字が行われる。
一方、記録メディア10は第1キャリッジ103と第2キャリッジ203の1走査の移動が終了後、記録メディア搬送駆動制御手段17と記録メディア搬送駆動手段20によって所定量の副走査方向7への搬送が行われる。上記のように1走査毎の第1キャリッジ103と第2キャリッジ手段203の同時移動と印字、記録メディア10の搬送をくりかえることによって、ホストコンピュータ11で作成された1ページ分の全印字が達成される。
次に第1印字システム101の第1ヘッド102と第2印字システム201の第2ヘッド202の印字開始位置間距離の調整方法について説明する。図3は第1印字システム101の第1ヘッド102と第2印字システム201の第2のヘッド202のヘッド間距離の位置関係図である。
第1ヘッド102は第1キャリッジ103に取り付けられている。第1ヘッド102は、ブラック色インク用のKヘッド102a、シアン色インク用のCヘッド102b、マゼンダ色インク用のMヘッド102c、イエロー色インク用のYヘッド102d、ライトシアン色インク用のLCヘッド102e、ライトマゼンダ色インク用のLMヘッド102fの6色のインク用のヘッドから成る。
第2ヘッド202は第2キャリッジ203に取り付けられている。第2ヘッド202は、ブラック色インク用のKヘッド202a、シアン色インク用のCヘッド202b、マゼンダ色インク用のMヘッド202c、イエロー色インク用のYヘッド202d、ライトシアン色インク用のLCヘッド202e、ライトマゼンダ色インク用のLMヘッド202fの6色のインク用のヘッドから成る。
第1印字システム101の第1ヘッド102の印字開始位置112と第2印字システム201の第2ヘッド202の印字開始位置212の距離は、1走査毎の記録メディア送り量のN倍(N=0、1、2、3、・・・)である必要がある。あるいは別の態様として、記録メディア送り量の最小値のN倍(N=0、1、2、3、・・・)であっても良い。そうでないと、記録メディア10を搬送したときに第1印字システム101と第2印字システム201の印字位置がずれて、所望の印字結果が得られない。
そのため、第1印字システム101の第1キャリッジ103と第2印字システム201の第2キャリッジ203の取り付けは、各ヘッドの印字開始位置が1走査毎の記録メディア送り量のN倍(N=0、1、2、3・・・)に成るような位置に固定される。
このように、第1ヘッド102の所定のノズル孔と第2ヘッド202の所定のノズル孔が記録メディア送り量のN倍(N=0、1、2、3・・・)に成るような位置にあるようにノズル同士が対応していれば、印刷したときに印字位置が一致して、所望の印刷結果を得ることができる。
さらに、個体のバラツキ等を排除するために、ヘッド間位置補正を行う。ヘッド間位置補正は、第1印字システム101又は第2印字システム201、あるいはその両方の印字開始位置を変えることによって補正する。
図4は、第2印字システム201の第2ヘッド202の印字開始位置212を補正した場合の例を示した図である。第2ヘッド202のノズル間距離を最小ピッチとして印字開始位置を補正する。補正は、補正用パターンを印字しその結果に基づき第2ヘッド202の印字開始位置の基準ノズルを決定することにより行う。印刷開始位置のノズルを変えることで微量の補正が可能である。補正前の第2印字システムの印字開始位置213はノズル214の端のノズルに合わせてある。しかしこの位置では、1走査毎の記録メディア送り量のN(N=0、1、2、3・・・)倍の条件を満たすことができない。この条件を満たすために、端から4ドット目のノズル214の位置が補正後の第2印字システムの印字開始位置212とすればよい。印刷開始位置の基準ノズルを端から4ドット目のノズル214とし、そのデータを設定値としてメモリ21へ記憶する。このようにすることによって、例えばノズル間隔が180(dpi)のヘッドでは141(μm)ピッチ単位での補正が可能となる。
補正前の第2印字システム201の印字開始位置213は、第1印字システム101の印字開始位置112に対して、1走査毎の記録メディア送り量×N(N=0、1、2、3、・・)にあてはまっていない。3ノズル分開始位置がずれている。この3ノズル分の補正値を操作パネルから値を入力し、メモリ21にノズル補正値として記憶させる。印字する場合にこのノズル補正値に基づいて、ヘッド間位置調整手段18がインクをノズル孔からと出するか否かを制御し、それに基づいて第2のインク吐出制御手段209の制御により、3ノズル分ずらしたノズルから、副走査方向7の方向のノズルを用いてインクを吐出し、印字を行う。端から3ノズルはインクの吐出はしない。
次に、第1印字システム101および第2印字システム201の同時印字処理フローについて説明する。
図5は本発明の実施の形態に係わる印刷装置の第1印字システム101および第2印字システム201の同時印字処理フローである。
まず印字の開始にあたり第1印字フラグと第2印字フラグの初期設定として各フラグを”Ready”とする(S2)。第1印字フラグと第2印字フラグはメモリ21に記憶されている。
次にキャリッジの1走査終了後の記録メディア送り量を、ホストコンピュータ11からの印字指令情報なかの印字モード等から算出し設定する(S3)。
次に第1印字システム101の予め決められている印字開始位置まで、記録メディア搬送駆動手段20を使い印字記録メディア10を搬送する(S4)。同時に第1印字フラグに印刷中を示す”Print”に設定する。
次に、第1印字フラグと第2印字フラグの状態を判定し(S5)、状態に応じて以下の処理をする。
ケース1:
第1印字フラグ=”Print” AND 第2印字フラグ=”Ready” である場合は、第1印字システム101の第1キャリッジ103を移動開始させ、第1印字システム101による1走査の印字を開始させる(S6)。
ケース2:
第1印字フラグ=”Print” AND 第2印字フラグ=”Print” である場合は、第1印字システム101の第1キャリッジ103と第2印字システム201の第2キャリッジ203を同時移動開始させ、第1印字システム101および第2印字システム201による1走査の印字を同時に開始させる(S7)。
ケース3:
第1印字フラグ=”Ready” AND 第2印字フラグ=”Print” である場合は、第2印字システム201の第2キャリッジ203を移動開始させ、第2印字システム201による1走査の印字を開始させる(S8)。
次に第1印字システム101および第2印字システム201の1走査の印字終了を検出する(S9)。印字システムによって終了時点が異なることが想定されるので、第1印字システム101の終了と第2印字システム201の両方の終了をもって装置全体としては印字終了と判断する。
次にステップS3で決定した記録メディア送り量分の記録メディア搬送を行う(S10)。
次にステップS10の記録メディア搬送で、第2印字システム201の印字開始位置に到達したか否かを検出し(S11)、到達の検出をした場合は第2印字フラグを印刷中を示す”Print”に設定する(S12)。
次に第1印字システム101および第2印字システム201において、各々1ページ印字終了か否かを確認する。いずれか一方が終了していない場合はステップS5に戻り1ページ印字が終了するまで繰り返す。1ページ印字が終了した場合は、印字フラグを“Ready”とする(S13,S14,S15,S16)。
最後に印字記録メディア10を所定の位置まで排出をして印字終了となる(S17)。
次に、第1印字システム101および第2印字システム201の単独印字処理フローについて説明する。
図6は本発明の実施の形態に係わる印刷装置の第1印字システム101または第2印字システム201の単独印字処理フローである。
まずホストコンピュータ11からの印字指示によって、使用する印字システムを決定する(S2)。以下の説明では第N印字システムとする。
次に印字の開始にあたり第N印字フラグを初期設定し”Ready”とする(S3)。
次にキャリッジの1走査終了後の記録メディア送り量を、ホストコンピュータ11からの印字指令情報なかの印字モード等から算出し設定する(S4)。
次に第N印字システムの予め決められている印字開始位置まで、記録メディア搬送駆動手段20を使い印字記録メディアを搬送する(S5)。第N印字フラグに印刷中を示す”Print”に設定する。
次に、第N印字システムのキャリッジを移動開始させ、第N印字システムによる1走査の印字を開始させる(S6)。
次にステップS4で決定した記録メディア送り量分の記録メディア搬送を行う(S7)。
次に第N印字システムにおいて、1ページ印字終了か否かを確認する(S8)。終了していない場合はステップS6に戻り1ページ印字が終了するまで繰り返す。1ページ印字が終了した場合は、印字フラグを“Ready”とする(S9)。
最後に印字記録メディアを所定の位置まで記録メディアの排出をして印字終了となる(S10)。
次に、第1および第2印字システムの逐次印字処理フローについて説明する。
図7は本発明の実施の形態に係わる印刷装置の第1印字システム101および第2印字システム201の逐次印字処理フローである。
まずホストコンピュータからの印字指示によって、使用する印字システムを決定する(S2)。ここでは、最初の印字を第N印字システム、次に第M印字システムを使用するとする。
次に印字の開始にあたり第N印字フラグを初期設定し”Ready”とする(S3)。
次にキャリッジの1走査終了後の記録メディア送り量を、ホストコンピュータ11からの印字指令情報なかの印字モード等から算出し設定する(S4)。
次に第N印字システムの予め決められている印字開始位置まで、記録メディア搬送駆動手段20を使い印字記録メディアを搬送する(S5)。同時に第N印字フラグに印刷中を示す”Print”に設定する。
次に、第N印字システムのキャリッジ手段を移動開始させ、第N印字システムによる1走査の印字を開始させる(S6)。
次にステップS4で決定した記録メディア送り量分の記録メディア搬送を行う(S7)。
次に第N印字システムにおいて、1ページ印字終了か否かを確認する(S8)。終了していない場合はステップS6に戻り1ページ印字が終了するまで繰り返す。1ページ印字が終了した場合は、印字フラグを“Ready”とする(S9)。
次に第M印字システムの印字開始位置まで記録メディアを戻し、第M印字フラグに印刷中を示す”Print”に設定する(S10)。
次に、第M印字システムのキャリッジ手段を移動開始させ、第M印字システムによる1走査の印字を開始させる(S11)。
次にステップS4で決定した記録メディア送り量分の記録メディア搬送を行う(S12)。
次に第M印字システムにおいて、1ページ印字終了か否かを確認する(S13)。終了していない場合はステップS11に戻り1ページ印字が終了するまで繰り返す。1ページ印字が終了した場合は、印字フラグを“Ready”とする(S14)。
次に印字記録メディアを所定の位置まで記録メディアの排出をして印字終了となる(S15)。
ここで、第1印字システムで用いるインクを第2の印字システムで用いるインクより濃いインクを用いることで、印刷したときの画像の濃淡の表現に差を出すことができ、訴求力の高い印刷が可能となる。また、第1印字システムで用いるインクを溶剤系のインク、第2の印字システムで用いるインクを非溶剤系のインクとすることで、印刷画像を屋外に設置する場合、インクの劣化が早くてもよい部分を非溶剤系のインクを用いて印刷し、インクの劣化を遅くしたい部分を溶剤系のインクで印刷するように、インクの特性が異なる印字システムによって印刷することもできる。
本発明の実施の形態に係わる印刷装置のヘッド周辺ブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる印刷装置の制御関係ブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる印刷装置のヘッド間距離の位置関係図である。 本発明の実施の形態に係わる印刷装置の印字開始位置補正の例を示した図である。 本発明の実施の形態に係わる印刷装置の第1および第2印字システムの同時印字処理フロー図である。 本発明の実施の形態に係わる印刷装置の第1または第2印字システムの単独印字処理フロー図である。 本発明の実施の形態に係わる印刷装置の第1および第2印字システムの逐次印字処理フロー図である。
符号の説明
11 ホストコンピュータ
12 印字データ
13 印字データ送受信手段
14 印字データ書込み・読出し制御手段
15 CPU部
16 キャリッジ同期手段
17 記録メディア搬送駆動制御手段
18 ヘッド間位置調整手段
19 センサ制御手段
20 記録メディア搬送駆動手段
101 第1印字システム
102 第1ヘッド
103 第1キャリッジ
110 第1キャリッジ駆動制御手段
201 第2印字システム
202 第2ヘッド
203 第2キャリッジ
210 第2キャリッジ駆動制御手段

Claims (6)

  1. 第1のインクを記録メディアに対して吐出する複数のノズル孔を有する第1のインクジェットヘッドと前記第1のインクジェットヘッドを搭載し前記記録メディアの幅方向に移動する第1のキャリッジとを有し、ホストコンピュータから送信された第1の印字データに基づいて、前記第1のキャリッジを前記記録メディアの幅方向に移動させながら、前記第1のインクジェットヘッドの前記ノズル孔から前記第1のインクを吐出し前記記録メディアに画像を形成する第1印字システムと、
    第2のインクを前記記録メディアに対して吐出する複数のノズル孔を有する第2のインクジェットヘッドと前記第2のインクジェットヘッドを搭載し前記記録メディアの幅方向に移動する第2のキャリッジとを有し、前記ホストコンピュータから送信された第2の印字データに基づいて、前記第2のキャリッジを前記記録メディアの幅方向に移動させながら、前記第2のインクジェットヘッドの前記ノズル孔から前記第2のインクを吐出し前記記録メディアに画像を形成する第2印字システムと、
    前記記録メディアを搬送する記録メディア搬送手段と、
    前記第1のインクジェットヘッドの印字開始位置と前記第2のインクジェットヘッドとの印字開始位置の距離を所定の距離に補正するヘッド間位置調整手段と、
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記第1のキャリッジと前記第2のキャリッジの1走査終了を検出し、前記第1のキャリッジと前記第2のキャリッジの両方の走査が終了してから次の走査をさせるキャリッジ同期手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記第1の印字システムと前記第2の印字システムは同時に印字することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記ホストコンピュータからの印字指令により前記第1印字システムまたは前記第2印字システムを選択し、前記選択された前記第1印字システムまたは前記第2印字システムによってのみ印字することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記ホストコンピュータからの前記印字指令により選択された前記第1印字システムまたは前記第2印字システムによる印字の終了後に、前記前記印字指令により選択されなかった印字システムを選択し、前記記録メディアは該印字システムの印字開始位置に戻され、該印字システムによって印字を行うことを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記第1のインクと前記第2のインクは、それぞれインク特性が異なることを特徴とする請求項1から請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
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