JP2009051455A - 車両用収納ボックス構造 - Google Patents

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Hirotaka Kusunoki
弘隆 楠
Toshihiko Tomita
俊彦 富田
Koji Tabata
孝司 田畑
Kan Matsuoka
完 松岡
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Abstract

【課題】最大乗車人数の確保と収納ボックスの使い勝手の向上とを両立させる。
【解決手段】乗員用シートとしてフロアパネル1上に設けられた複数の単位シート7〜9,10,11のうち、少なくとも1つの単位シートのシートバック18,21の背面には、物品収納用の収納ボックス40が着脱自在に係止されるボックス支持部36が設けられる。上記シートバック18,21は、上方に起立した起立状態と、シートクッション17,20上に倒伏した倒伏状態との間で変位可能に支持され、上記収納ボックス40は、上記シートバック18,21が倒伏状態にあるときに上向きに開口するように形成された収納空間41を有する本体部42と、この本体部42の上面開口を開閉可能に閉止するリッド部43とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートクッションとその後端部から上方に起立するシートバックとを備えた複数の乗員用シートがフロアパネル上に設けられ、このうちの少なくとも1つの乗員用シートに備わるシートバックの背面に、物品を収納するための収納ボックスが支持されるように構成された車両用収納ボックス構造に関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、車室内で使用される物品収納用の収納ボックスにおいて、この収納ボックスの底面に、車室の床部(フロアパネル)の複数個所に設置されたストライカと係合可能な係合手段を設けることにより、上記収納ボックスを車室内の複数個所に選択的に取り付け得るようにした構造が知られている。
具体的に、下記特許文献1では、運転席シートおよび助手席シートの間の床部と、その後方側の2列目のシート列を構成する左右一対のシート間の床部と、さらにその後方側の3列目のシート列を構成する左右一対のシート間の床部とに、それぞれ上記ストライカが設けられることにより、車室床部の前後方向3箇所に、上記収納ボックスが選択的に取り付けられるように構成されている。
特開2006−21608号公報
上記特許文献1に開示された構成によれば、収納ボックスの取り付け位置を適宜変更して乗員の使い易い位置に収納ボックスを取り付けることにより、この収納ボックスの使い勝手を効果的に向上させることができる。しかしながら、車幅方向に並設された一対の乗員用シート間の床部に収納ボックスを取り付ける上記特許文献1の構成では、この収納ボックスの存在に起因して乗員用シートの設置スペースが減少し、その分だけ乗車可能な人数の上限(最大乗車人数)が少なくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、最大乗車人数の確保と収納ボックスの使い勝手の向上とを両立させることが可能な車両用収納ボックス構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、シートクッションとその後端部から上方に起立するシートバックとを備えた複数の乗員用シートがフロアパネル上に設けられ、このうちの少なくとも1つの乗員用シートに備わるシートバックの背面に、物品を収納するための収納ボックスが支持されるように構成された車両用収納ボックス構造であって、上記乗員用シートのシートバックは、上方に起立した起立状態と、上記シートクッション上に倒伏した倒伏状態との間で変位可能に支持され、上記収納ボックスは、上記シートバックが倒伏状態にあるときに上向きに開口するように形成された収納空間を有する本体部と、この本体部の上面開口を開閉可能に閉止するリッド部とを備え、上記シートバックの背面に設けられたボックス支持部に、上記収納ボックスが着脱自在に係止されるように構成されたことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、複数の乗員用シートの少なくとも1つのシートバックに、物品収納用の収納ボックスが支持されるボックス支持部を設けたため、例えば上記特許文献1のように収納ボックスをフロアパネル上に取り付けた場合と異なり、上記収納ボックスの取付場所を確保するために上記乗員用シートの設置スペースを犠牲にする必要がなく、最大乗車人数をできるだけ多く確保しながら、必要に応じて上記収納ボックスを利用した物品の収納を行えるという利点がある。
しかも、収納ボックスが支持される上記シートバックが倒伏状態に変位したときに、収納空間が上向きに開口するように構成されているため、乗員は、上記シートバックを倒伏させてその背面に支持された上記収納ボックスを利用する際に、この収納ボックスの収納空間に対し、その上面開口から容易にアクセスして物品の出し入れ等を行うことができる。
さらに、上記シートバックに設けられたボックス支持部に上記収納ボックスが着脱自在に係止されるように構成されているため、収納ボックスを使用する必要がないときには、これを上記シートバック等から取り外して車室内の邪魔にならない場所に移しておくこと等により、上記収納ボックスの非使用時における車室内の居住性をより良好に確保できるという利点がある。
上記フロアパネル上に、車幅方向に並設された3つの乗員用シートからなるシート列が設けられている場合、このうち少なくとも中央の乗員用シートのシートバックに上記ボックス支持部が設けられることが好ましい(請求項2)。
このように、車幅方向に並設された3つの乗員用シートのうち、少なくとも中央の乗員用シートに上記ボックス支持部を設けた場合には、その左右両側の乗員用シートに着座した乗員の両方が上記収納ボックスを利用できるため、他の乗員用シートにのみ上記ボックス支持部を設けた場合と異なり、収納ボックスの利用価値をより効果的に高められるという利点がある。
また、本発明においては、上記ボックス支持部が複数の乗員用シートのシートバックにそれぞれ設けられることにより、これら複数のシートバックのいずれかに上記収納ボックスが選択的に取り付けられるように構成されることが好ましい(請求項3)。
この構成によれば、どの乗員用シートに着座した乗員が上記収納ボックスを使用するかに応じてその取付場所を自在に変化させることにより、収納ボックスの使い勝手をより効果的に向上させることができるという利点がある。
車室の後部荷室の前方に隣接して上記乗員用シートが設けられている場合、この乗員用シートのシートバックに上記ボックス支持部が設けられることが好ましい(請求項4)。
この構成によれば、収納ボックスの非使用時に、後部荷室に隣接した乗員用シートのシートバックに上記収納ボックスを取り付けることにより、乗員のためのスペースを狭めることなく、上記収納ボックスの非使用時の取付場所を適正に確保できるという利点がある。
上記フロアパネル上に、車幅方向に並設された複数の乗員用シートからなるシート列が前後方向に少なくとも3列並んで設けられている場合、このうち前後方向中間部に位置するシート列のシートバックに上記ボックス支持部が設けられることが好ましい(請求項5)。
この構成によれば、前後方向中間部に位置するシート列のシートバックに上記収納ボックスを取り付けることにより、このシート列に着座した乗員だけでなく、その前後のシート列に着座した乗員も上記収納ボックスを利用できるため、収納ボックスを取り付けることによる利便性の向上をより多くの乗員に対し図ることができる等の利点がある。
上記シートバックにボックス支持部が設けられた乗員用シートには、そのシートバックが倒伏状態に変位するのに応じ上記シートクッションを所定量下方に沈み込ませる変位機構が設けられることが好ましい(請求項6)。
この構成によれば、乗員用シートのシートバックが倒伏したときの設置高さを比較的低く抑えることができ、その背面に支持される上記収納ボックスの使用時の高さが必要以上に高くなってこの収納ボックスの使い勝手が損なわれるのを効果的に防止できるという利点がある。
本発明においては、上記収納ボックスが、車室の側壁に設けられた側壁側ボックス支持部に着脱自在に係止されることも、また好ましい(請求項7)。
この構成によれば、収納ボックスの非使用時の取付場所を上記乗員用シートのシートバック以外の箇所に容易に確保することができ、状況に応じた適切な箇所に上記収納ボックスを取り付けつつ車室内空間をより多様に活用できるという利点がある。
以上説明したように、本発明の車両用収納ボックス構造によれば、最大乗車人数の確保と収納ボックスの使い勝手の向上とを両立させることができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の車両用収納ボックス構造の第1実施形態を示す図である。本図に示される車両の車室内には、車室底面を構成するフロアパネル1上の前方部に、運転席シート5および助手席シート6からなる第1シート列2が配設されるとともに、その後方側には、車幅方向に並設された複数の乗員用シート(後述する単位シート7〜9および単位シート10,11)からなる第2および第3のシート列3,4が前から順に配設されている。
上記第1シート列2を構成する運転席シート5および助手席シート6は、それぞれ、座面を形成するシートクッション13と、このシートクッション13の後端部に枢支されて上方に起立するシートバック14とを有している。これら運転席シート5および助手席シート6は、互いに間隔を空けて車幅方向に並設されており、その間に位置するフロアパネル1上には、運転者または助手席乗員の肘が載置される肘掛け台等の機能を有したコンソールボックス15が突設されている。
上記第2シート列3は、シートクッション17およびシートバック18を個別に有した3つの単位シート7〜9が車幅方向に並設されることにより構成されている。また、上記第3シート列4は、シートクッション20およびシートバック21を個別に有した2つの単位シート10,11から構成されている。
上記第2シート列3の各単位シート7〜9は、図2および図3に示すように、フロアパネル1上に設置された左右一対の支持プレート28に、上下方向に延びる前側および後側リンク26,27を介して支持されている。このうち、前側リンク26は、その上端部が上記シートクッション17の前方部側面に支軸29を介して枢支されるとともに、上記前側リンク26の下端部は上記支持プレート28の前方部に支軸30を介して枢支されている。一方、後側リンク27は、その上端部がシートバック18の下端部側面に図略の締結部材等を介して固定されるとともに、上記後側リンク27の下端部は上記支持プレート28の後方部に支軸31を介して枢支されている。なお、図2において符号25は、上記前側および後側リンク26,27の上端部(つまりシートクッション17やシートバック18との連結部)等を隠蔽するために、上記シートクッション13の左右の側辺部等を覆う保護カバーである。ただし図3では、この保護カバー25を取り外した状態で上記単位シート7〜9を示している。
上記シートクッション17の後方部側面には、締結部材32を介して連結リンク34が固定されている。この連結リンク34は、上記シートクッション17との固定部から上方かつ後方に湾曲するように延びており、その先端部が、上記後側リンク27の上端部に支軸33を介して枢支されている。
上記支持プレート28には、後側リンク27の下端部を保持してこの後側リンク27が支軸31を支点に回動するのを規制するロック装置35が設けられている。そして、通常時には、このロック装置35によって後側リンク27の回動変位が規制されることにより、図2および図3に示すように、上記シートバック18がシートクッション17に対し上方に起立した状態に保持されるとともに、上記シートクッション17が支持プレート28に対し所定距離上方に離間した位置に保持されるようになっている。
上記シートクッション17またはシートバック18の所定部位には、上記ロック装置35の内部のギア機構等と連係された図略の操作レバーが設けられており、この操作レバーが乗員によって操作されるのに応じ、上記ロック装置35による後側リンク27のロックが解除されるようになっている。そして、このように後側リンク27のロックが解除された状態で、乗員が上記シートバック18に対しこれを前方に押し倒す方向の力を加えると、図4に示すように、上記シートバック18と一体に上記後側リンク27が前方に回動変位するとともに、連結リンク34が前方かつ下方に揺動変位し、さらに上記前側リンク26が前方に回動変位する。すると、これに対応して図示のように、シートクッション17が前方かつ下方に沈み込むとともに、シートバック18がこのシートクッション17上に倒伏した状態に変位することになる。
以上のように構成された各単位シート7〜9のシートバック18の背面には、小物類等の物品が収納される後述する収納ボックス40(図5〜図7等参照)を支持するためのボックス支持部36が設けられている。このボックス支持部36は、図2に示すように、シートバック18の背面における上下左右の4箇所に設けられた凹部38と、この凹部38内に設けられた車幅方向に延びる係合軸39とを有している。そして、この凹部38内の係合軸39に、後述する収納ボックス40のフック45(図9)が係止されることにより、上記収納ボックス40がシートバック18に対し着脱自在に支持されるようになっている。
上記第3シート列4は、その単位シートの数が異なることを除けば、上記第2シート列3と基本的に同様の構造を有している。すなわち、上記第3シート列4の各単位シート10,11は、そのシートバック21が、上方に起立した起立状態と、シートクッション20上に倒伏した倒伏状態との間で変位可能に支持されているとともに、上記シートバック21が倒伏した状態において、上記シートクッション20が前方かつ下方に沈み込むように構成されている。また、上記シートバック21の背面には、上記第2シート列3の各単位シート7〜9と同様にボックス支持部36が設けられており、このボックス支持部36に、上記収納ボックス40が着脱自在に係止されるようになっている。
図1に示すように、車室の後端部には、荷室フロア1aを床面とする後部荷室Lが形成されており、この後部荷室Lの前方に隣接して上記第3シート列4が配設されている。また、図13に示すように、上記第3シート列4の左右のシートバック21を倒伏させると、シートクッション20が所定量下方に沈み込むとともに、このシートクッション20上に倒伏した上記各シートバック21の背面(倒伏時の上面)と上記荷室フロア1aとにより、略連続した平坦なフロア面が形成され、このフロア面を底面とする広範な荷室スペースが車室後部に形成されるように構成されている。
図5〜図7は、上記収納ボックス40の使用状態を示す斜視図である。なお、これらの図では、第2シート列3を構成する単位シート7〜9のうち、車幅方向中央に位置する単位シート8のシートバック18に上記収納ボックス40を取り付けて使用する場合の例が示されている。なお、図6および図7では、上記運転席シート5および助手席シート6との間に設置されたコンソールボックス15が合わせて図示されている。
上記収納ボックス40は、上記シートバック18がシートクッション17上に倒伏した状態で使用される。先にも説明したように、シートバック18を倒伏させると、これに連動してシートクッション17が下方に沈み込むように変位するため、上記シートバック18の背面に支持される上記収納ボックス40の高さは、図示のように比較的低い高さに抑えられるようになっている。
図9は、上記シートバック18の背面に上記収納ボックス40を取り付ける際の手順を示す図である。本図に示すように、上記収納ボックス40は、本体部42およびリッド部43を有しており(詳細は後述する)、このうちの本体部42には、その下面から突出する複数のフック45が設けられている。
上記フック45は、上記本体部42の下面部の複数個所(シートバック18に設けられた4箇所のボックス支持部36に対応する箇所)に支軸46を介して枢支されている。そして、このフック45は、上記支軸46を支点とした特定の回転方向(上記ボックス支持部36の係合軸39と係合する方向)に図外の付勢手段により付勢されることで、通常時において図示のような姿勢に保持されるように構成されている。
このようなフック45を有した上記収納ボックス40が、図中の矢印のように上記シートバック18の背面に押し付けられると、このシートバック18に設けられた上記ボックス支持部36の係合軸39に上記フック45の下辺部が当接し、これに応じて図10(a)に示すように、フック45が支軸46を支点に上方に回動変位する。そして、この状態から上記収納ボックス40がさらに下方に押し付けられると、上記フック45の下辺部が上記係合軸39を乗り越えるとともに、図10(b)に示すように、上記フック45が上記付勢手段の付勢力により回動して上記係合軸39と係合することにより、上記収納ボックス40がシートバック18に対し固定されることになる。
上記収納ボックス40の所定箇所には、上記フック45と連係された図外の操作レバーが設けられている。上記収納ボックス40をシートバック18から取り外すには、上記操作レバーを操作して上記フック45を所定方向(図10(a)の矢印の方向)に回動させることにより、上記フック45と係合軸39との係合を解除し、その状態で上記収納ボックス40を上方に引き上げればよい。
再び図6および図7に戻って上記収納ボックス40の構造について説明する。これらの図に示すように、上記収納ボックス40は、小物類等の物品が収納される収納空間41を内部に有する本体部42と、この本体部42の後端部に図略のヒンジ機構等を介して枢支されたリッド部43とを備えている。上記本体部42は、上記シートバック18がシートクッション17上に倒伏した図示の状態において、内部の収納空間41が上向きに開口するように設けられており、この本体部42の上面開口が上記リッド部43により開閉可能に閉止されている。なお、図中では省略しているが、例えば上記本体部42とリッド部43との各合わせ面には磁石が設けられており、通常時において上記リッド部43が閉止状態(図6の状態)に保持されるようになっている。
そして、上記のように閉止状態に保持されているリッド部43が、その前端部に設けられた取手部43aを保持した乗員により引き上げ操作されると、上記リッド部43がその後端部を支点に上方に回動変位し、これに応じて図7に示すように、上記本体部42の収納空間41が上方に開放されるように構成されている。この収納空間41に対する物品の出し入れ等の動作は、上記のようにリッド部43が開放操作されて本体部42の上面が開口した状態で、その上面開口を通じて行われることになる。
なお、図5〜図7では、第2シート列3を構成する3つの単位シート7〜9のうち、車幅方向中央部の単位シート8のシートバック18に上記収納ボックス40を取り付けた例を示したが、他の乗員用シート、つまり、上記単位シート8の左右の単位シート7,9や、その後方の第3シート列4の単位シート10,11に対しても、上記と同様の手順により上記収納ボックス40を取り付けてこれを使用することが可能である。
上記のように複数の単位シート7〜9,10,11からなる第2および第3のシート列3,4がフロアパネル1上に配設され、上記単位シート7〜9等の各シートバック18,21の背面に、物品を収納するための収納ボックス40が支持されるように構成された車両用収納ボックス構造において、上記シートバック18,21を、上方に起立した起立状態と、上記シートクッション17,20上に倒伏した倒伏状態との間で変位可能に支持するとともに、上記収納ボックス40を、上記シートバック18,21が倒伏状態にあるときに上向きに開口するように形成された収納空間41を有する本体部42と、この本体部42の上面開口を開閉可能に閉止するリッド部43とにより構成し、上記シートバック18,21の背面に、上記収納ボックス40が着脱自在に係止されるボックス支持部36を設けた上記第1実施形態の構成によれば、最大乗車人数の確保と収納ボックスの使い勝手の向上とを両立させることができるという利点がある。
すなわち、上記第1実施形態では、乗員用シートとして設けられた単位シート7〜9等の各シートバック18,21に、物品収納用の収納ボックス40が支持されるボックス支持部36を設けたため、例えば上記特許文献1のように収納ボックス40をフロアパネル1上に取り付けた場合と異なり、上記収納ボックス40の取付場所を確保するために上記単位シート7〜9等の設置スペースを犠牲にする必要がなく(つまり乗員用シートの数を減らす必要がなく)、最大乗車人数をできるだけ多く確保しながら、必要に応じて上記収納ボックス40を利用した物品の収納を行えるという利点がある。
しかも、収納ボックス40が支持される上記シートバック18または21が倒伏状態に変位したときに、収納空間41が上向きに開口するように構成されているため、乗員は、上記シートバック18または21を倒伏させてその背面に支持された上記収納ボックス40を利用する際に、この収納ボックス40の収納空間41に対し、その上面開口から容易にアクセスして物品の出し入れ等を行うことができる。また、上記収納空間41を開閉可能に閉止するリッド部43が本体部42に対し上面側に位置するため、このリッド部43を容易に開閉操作できるという利点もある。
さらに、上記第1実施形態では、上記単位シート7〜9等の各シートバック18,21に設けられたボックス支持部36に上記収納ボックス40が着脱自在に係止されるように構成されているため、収納ボックス40を使用する必要がないときには、これを上記シートバック18等から取り外して車室内の邪魔にならない場所に移しておくこと等により、上記収納ボックス40の非使用時における車室内の居住性をより良好に確保できるという利点がある。
例えば、第2および第3のシート列3,4の全ての単位シート7〜9,10,11に乗員が着座しているために、これら各単位シートのシートバック18,21が全て起立している状態で、図8に示すように、上記収納ボックス40を第2シート列3のシートバック18に取り付けてしまうと、起立状態にある上記シートバック18の背面から後方側に突出する上記収納ボックス40の存在により、上記第3シート列4に着座した乗員が圧迫感を覚えてしまうおそれがある。しかしながら、上記構成では、収納ボックス40がシートバック18に対し着脱可能であるため、上記収納ボックス40を取り外して後部荷室L等に保管しておくか、または図11に示すように、第3シート列4のシートバック21に上記収納ボックス40を付け替えることにより、上記のように乗車人数が多い状況下でも、乗員の着座環境が上記収納ボックス40の存在により損なわれるのを効果的に防止でき、車室内の居住性をより良好に確保できるという利点がある。
また、上記第1実施形態では、第2および第3のシート列3,4を構成する複数の単位シート7〜9,10,11の各シートバック18,21に、それぞれ上記ボックス支持部36を設けたため、どの単位シートに着座した乗員が上記収納ボックス40を使用するかに応じてその取付場所を自在に変化させることができ、収納ボックス40の使い勝手をより効果的に向上させることができるという利点がある。
例えば、第2シート列3の左右の単位シート7,9に着座した乗員が収納ボックス40を使用する場合には、図5および図6に示すように、中央の単位シート8のシートバック18を倒伏させてその背面のボックス支持部36に上記収納ボックス40を支持させることにより、上記単位シート7,9に着座した乗員の両方が容易にアクセスし得る位置に上記収納ボックス40を取り付けることができ、これら両乗員にとっての収納ボックス40の使い勝手をともに効果的に向上させることができる。また同様に、第3シート列4の単位シート10,11のうち、例えば右側の単位シート10に着座した乗員が収納ボックス40を使用する場合には、図12に示すように、もう一方の単位シート11のシートバック21を倒伏させてその背面のボックス支持部36に上記収納ボックス40を支持させることにより、上記単位シート10に着座した乗員が容易にアクセスし得る位置に上記収納ボックス40を取り付けることができる。
また、上記構成によれば、車室の後部荷室Lに隣接して設置された第3シート列4の各シートバック21に上記ボックス支持部36が設けられているため、例えば図11に示すように、収納ボックス40の非使用時にこれを上記シートバック21のボックス支持部36に支持させて、上記後部荷室L側に突出するような状態で上記収納ボックス40を取り付けることにより、上記第3シート列4に着座した乗員のためのスペース等を狭めることなく、上記収納ボックス40の非使用時の取付場所を適正に確保できるという利点がある。
一方、上記のように第3シート列4のシートバック21に収納ボックス40を取り付けた場合には、その後方の後部荷室Lに比較的大きな荷物を収納したいといったときに、上記収納ボックス40が邪魔になるおそれがある。しかしながら、上記構成では、車室内の前後方向中間部に位置する第2シート列3のシートバック18にもボックス支持部36が設けられているため、図5や図8に示すように、この第2シート列3のシートバック18に上記収納ボックス40を取り付けることにより、上記後部荷室Lが収納ボックス40によって狭められるのを有効に回避でき、この後部荷室Lへの荷物の収納性を良好に維持しながら、上記収納ボックス40の取付場所を適正に確保できるという利点がある。
さらに、ゴルフバッグ等のより大型の荷物を車室後部に収納するために、図13に示すように、上記第3シート列4のシートバック21を倒伏させて上記後部荷室Lを拡大した場合でも、その前方の上記第2シート列3のシートバック18に上記収納ボックス40を取り付けることにより、例えば荷室フロア1aと略連続したフロア面を構成する上記第3シート列4のシートバック21に上記収納ボックス40が取り付けられ、これが荷物の収納の邪魔になるといった事態を有効に回避できるため、より大型の荷物であっても車室後部に容易に収納できるという利点がある。
また、図5に示すように、車室内の前後方向中間部に位置する第2シート列3のシートバック18を倒伏させてその背面に収納ボックス40を取り付けた場合には、上記第2シート列3に着座した乗員だけでなく、その前後の第1シート列2や第3シート列4に着座した乗員も上記収納ボックス40を利用できるため、収納ボックス40を取り付けることによる利便性の向上をより多くの乗員に対し図ることができるという利点がある。
また、上記第1実施形態では、シートバックにボックス支持部36が設けられた乗員用シート、すなわち、第2および第3のシート列3,4の各単位シート7〜9,10,11に、そのシートバック18,21が倒伏状態に変位するのに応じシートクッション17,20を所定量下方に沈み込ませる変位機構(つまり図2〜図4に示されるリンク26,27等からなるリンク機構)が設けられているため、上記シートバック18,21の倒伏時の設置高さを比較的低く抑えることができ、その背面に支持される上記収納ボックス40の使用時の高さが必要以上に高くなってこの収納ボックス40の使い勝手が損なわれるのを効果的に防止できるという利点がある。
すなわち、上記のような変位機構が設けられていなければ、上記シートクッション17,20上にシートバック18,21を倒伏させてその背面に上記収納ボックス40を取り付けたときに、周囲の単位シートに着座した乗員にとって上記収納ボックス40の設置高さが高くなりすぎ、この収納ボックス40のリッド部43を開閉操作する等の動作を上記乗員がスムーズに行えなくおそれがある。これに対し、上記第1実施形態のように、各単位シート7〜9,10,11に、そのシートクッション17,20を所定量下方に沈み込ませる変位機構が設けられている場合には、上記収納ボックス40の使用時の設置高さを低く抑えることにより、上記のような事態を回避して収納ボックス40の使い勝手を効果的に向上させることができるという利点がある。
なお、上記第1実施形態では、第2および第3のシート列3,4を構成する全ての単位シート7〜9,10,11の各シートバック18,21に上記ボックス支持部36を設けたが、このうちの一部のシートバックにのみ上記ボックス支持部36を設けるようにしてもよい。この場合、上記第2シート列3を構成する3つの単位シート7〜9のうち、中央の単位シート8のシートバック18には少なくとも上記ボックス支持部36が設けられることが好ましい。すなわち、中央の単位シート8に少なくともボックス支持部36が設けられていれば、図6に示すように、この単位シート8のシートバック18を倒伏させてその背面に上記収納ボックス40を取り付けることにより、上記単位シート8の左右両側の単位シート7,9に着座した乗員の両方が上記収納ボックス40を利用できるため、他の単位シート(7または9)にのみ上記ボックス支持部36を設けた場合と異なり、収納ボックス40の利用価値をより効果的に高められるという利点がある。
また、上記第1実施形態では、乗員用シートとしての単位シート7〜9等のシートバック18,21に、上記収納ボックス40が着脱自在に係止されるボックス支持部36を設けた例を示したが、これと同様のボックス支持部を車室の側壁に設けることも可能である。図14は、このように構成した場合の一例を示す図である。本図に示すように、車室の後部側壁には、上記ボックス支持部36と同様の構成の側壁側ボックス支持部50が設けられており、この側壁側ボックス支持部50に、上記収納ボックス40が着脱自在に係止されるようになっている。この構成によれば、収納ボックス40の非使用時の取付場所を上記シートバック18,21以外の箇所に容易に確保することができ、例えば後部荷室Lに収納される荷物の形状や乗員の着座位置等に応じて、車室側壁に設けられた上記側壁側ボックス支持時50と、シートバック18,21に設けられた上記ボックス支持部36との間で収納ボックス40の取付場所を自在に変化させることにより、車室内空間を状況に応じてより多様に活用できるという利点がある。
(実施形態2)
図15および図16は、本発明の車両用収納ボックス構造の第2実施形態を示す図である。これらの図に示すように、当実施形態の収納ボックス60は、本体部62と、この本体部62の上面部に設けられた左右一対のアームレスト部材64と、この左右のアームレスト部材64の間に設けられた可動テーブル部材63とを有している。
上記収納ボックス60は、図示のように、第2シート列3を構成する単位シート7〜9のうち、車幅方向中央に位置する単位シート8のシートバック18がシートクッション17上に倒伏した状態で、この倒伏したシートバック18の背面に取り付けられて使用される。このため、上記第2シート列3のうち、少なくとも上記単位シート8のシートバック18の背面には、図2等に示したボックス支持部36が設けられ、このボックス支持部36に上記本体部62の下面部に設けられた図外のフック(図9等の符号45相当)が係止されることにより、上記収納ボックス60が上記シートバック18に対し着脱自在に支持されるようになっている。
上記可動テーブル部材63は、小物等の物品を載置可能な略平坦な上面部63aを有しており、上記収納ボックス60の本体部62に対し前後移動可能に支持されている。そして、このような可動テーブル部材63は、乗員により前後方向にスライド操作されるのに応じ、図15に示される通常位置と、図16に示すように、上記本体部62に対し前方に大きく突出した前進位置との間で移動するように構成されている。図17は、上記可動テーブル部材63が前進位置に移動したときの概略平面図である。この図17および先の図16に示すように、上記可動テーブル部材63が前進位置に移動した状態では、この可動テーブル部材63の上面部63aが、その前方に設置された上記コンソールボックス15の上面部15aとの間で略連続したテーブル面(物品の載置面)を形成するように構成されている。
上記左右一対のアームレスト部材64は、上記収納ボックス60の設置部と隣接するシート(つまり上記単位シート8の左右に位置する単位シート7,9)に着座した乗員が肘を載置し得る位置に設けられおり、上記可動テーブル部材63と同様に、本体部62に対し前後移動可能に支持されている。そして、このようなアームレスト部材64は、乗員により前後方向にスライド操作されるのに応じ、図15に示される通常位置と、図16に示すように、上記本体部62に対し後方に所定量突出した後退位置との間で移動するように構成されている。
上記構成において、アームレスト部材64が、図15に示される通常位置から図16に示される後退位置に移動すると、このアームレスト部材64の後端部が上記単位シート7,9に着座した乗員のわき腹付近に位置するようになっている。すなわち、上記アームレスト部材64が図16の後退位置に移動することにより、このアームレスト部材64の後端部が、上記乗員の肘を適正にサポート可能な位置に移動するように構成されている。
上記収納ボックス60の本体部62には、その前端部に左右一対のカップホルダ65が設けられている。このカップホルダ65は、缶やペットボトル等の飲料容器の底部を収容可能な凹部からなり、上記アームレスト部材64が図15に示される通常位置にあるときに、このアームレスト部材64の前端部により上から覆われるように構成されている。そして、この状態からアームレスト部材64が図16に示される後退位置に移動するのに応じ、上記カップホルダ65が外部に露出する(つまりカップホルダ65が使用可能な状態になる)ように構成されている。
図16に示すように、上記本体部62には、小物等の物品を収納可能な凹部からなる収納空間61が上方に開口する状態で設けられており、この収納空間61が、その後辺部に枢支されたリッド部67により開閉可能に閉止されるようになっている。これら収納空間61およびこれを覆うリッド部67は、図15に示すように、通常時において上記可動テーブル部材63により上から覆われる一方、上記可動テーブル部材63が図示の前進位置に移動するのに応じて外部に露出するように構成されている。
以上説明したような本発明の第2実施形態によれば、乗員用シートとして設けられた単位シート8のシートバック18に、物品を収納可能な収納ボックス60が取り付けられるとともに、この収納ボックス60の収納空間61が、上記シートバック18が倒伏状態にあるときに上向きに開口するように構成されているため、上記第1実施形態と同様に、最大乗車人数の確保と収納ボックスの使い勝手の向上とを両立させることができるという利点がある。
また、上記第2実施形態では、収納ボックス60の本体部62の上面部に、略平坦な上面部63aを有した可動テーブル部材63が設けられているため、乗員は、この可動テーブル部材63の上面部63aに小物等の物品を載置することにより、その物品を安定した状態に保持しながらこれを手軽に利用することができる。しかも、上記可動テーブル部材63が収納ボックス60の本体部62に対し前後移動可能に支持され、その可動範囲の前端位置に上記可動テーブル部材63が移動したときに、この可動テーブル部材63の上面部63aが、その前方に設置されたコンソールボックス15の上面部15aとの間で略連続したテーブル面を形成するように構成されているため、比較的広範なテーブル面を簡単な構成で車室内に形成することができ、例えば上記可動テーブル部材63上に載り切らないような大きな物品でも、上記テーブル面を利用して容易に載置できるという利点がある。
また、上記第2実施形態では、収納ボックス60の本体部62の上面部にアームレスト部材64が設けられ、上記第2シート列3の左右の単位シート7,9に着座した乗員の肘が上記アームレスト部材64に載置されるように構成されているため、上記単位シート7,9に乗員をより安楽な姿勢で着座させることができ、乗員の快適性を効果的に向上させることができるという利点がある。そして、このように収納ボックス60にアームレスト部材64を設けて収納ボックス60の用途を拡大することにより、上記収納ボックス60の利用価値を高めて車室内の限られたスペースのより有効な活用を図ることができるという利点がある。
さらに、上記アームレスト部材64が本体部62に対し前後移動可能に支持されているため、上記単位シート7,9に着座した乗員の肘の位置に合わせて上記アームレスト部材64の前後位置を調整することにより(上記第2実施形態の例ではアームレスト部材64を図16の後退位置に移動させることにより)、このアームレスト部材64によって乗員の肘をより適正にサポートして乗員の着座姿勢をより安楽なものにできるという利点がある。
また、上記第2実施形態では、収納ボックス60の本体部62に、上記アームレスト部材64の前後移動に応じて出没するカップホルダ65が設けられているため、アームレスト部材64を通常時にカップホルダ65を覆うような位置(図15に示される通常位置)に設けて収納ボックス60を効果的にコンパクト化しながら、必要時には上記アームレスト部材64を図16の後退位置に移動させてカップホルダ65を露出させることにより、このカップホルダ65を利用して飲料容器を適正に保持できるという利点がある。
本発明の車両用収納ボックス構造の第1実施形態を示す車室内の全体斜視図である。 第2シート列を構成する各単位シートの外観を示す斜視図である。 上記単位シートの概略側面図である。 上記単位シートのシートバックが倒伏した状態を示す側面図である。 収納ボックスの使用状態の一例を示す車室内の全体斜視図である。 上記収納ボックスの使用状態を別の角度から見た斜視図である。 上記収納ボックスのリッド部が開放操作された状態を示す斜視図である。 上記収納ボックスの非使用時の一例を示す図である。 上記収納ボックスを上記単位シートのシートバックに取り付ける際の手順を説明するための図である。 上記収納ボックスのフックが上記シートバックのボックス支持部と係合するときの状況を説明するための図であり、(a)は係合途中の状況、(b)は係合完了時の状況をそれぞれ示している。 上記収納ボックスの非使用時の一例を示す図である。 上記収納ボックスの使用状態の一例を示す図である。 上記収納ボックスの使用状態の一例を示す図である。 上記車両用収納ボックス構造の変形例を説明するための図である。 本発明の車両用収納ボックス構造の第2実施形態を示す斜視図である。 収納ボックスの可動テーブル部材を前進位置に移動させたときの斜視図である。 収納ボックスの可動テーブル部材を前進位置に移動させたときの概略平面図である。
符号の説明
1 フロアパネル
2,3,4 (第1、第2、第3の)シート列
7,8,9,10,11 単位シート(乗員用シート)
17,20 シートクッション
18,21 シートバック
36 ボックス支持部
40,60 収納ボックス
41,61 収納空間
42,62 本体部
43,67 リッド部
50 側壁側ボックス支持部
L 後部荷室

Claims (7)

  1. シートクッションとその後端部から上方に起立するシートバックとを備えた複数の乗員用シートがフロアパネル上に設けられ、このうちの少なくとも1つの乗員用シートに備わるシートバックの背面に、物品を収納するための収納ボックスが支持されるように構成された車両用収納ボックス構造であって、
    上記乗員用シートのシートバックは、上方に起立した起立状態と、上記シートクッション上に倒伏した倒伏状態との間で変位可能に支持され、
    上記収納ボックスは、上記シートバックが倒伏状態にあるときに上向きに開口するように形成された収納空間を有する本体部と、この本体部の上面開口を開閉可能に閉止するリッド部とを備え、
    上記シートバックの背面に設けられたボックス支持部に、上記収納ボックスが着脱自在に係止されるように構成されたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
  2. 請求項1記載の車両用収納ボックス構造において、
    上記フロアパネル上に、車幅方向に並設された3つの乗員用シートからなるシート列が設けられ、このうち少なくとも中央の乗員用シートのシートバックに上記ボックス支持部が設けられたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
  3. 請求項1または2記載の車両用収納ボックス構造において、
    上記ボックス支持部が複数の乗員用シートのシートバックにそれぞれ設けられることにより、これら複数のシートバックのいずれかに上記収納ボックスが選択的に取り付けられるように構成されたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
  4. 請求項3記載の車両用収納ボックス構造において、
    車室の後部荷室の前方に隣接して上記乗員用シートが設けられ、この乗員用シートのシートバックに上記ボックス支持部が設けられたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用収納ボックス構造において、
    上記フロアパネル上に、車幅方向に並設された複数の乗員用シートからなるシート列が前後方向に少なくとも3列並んで設けられ、このうち前後方向中間部に位置するシート列のシートバックに上記ボックス支持部が設けられたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
  6. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用収納ボックス構造において、
    上記シートバックにボックス支持部が設けられた乗員用シートに、そのシートバックが倒伏状態に変位するのに応じ上記シートクッションを所定量下方に沈み込ませる変位機構が設けられたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用収納ボックス構造において、
    上記収納ボックスが、車室の側壁に設けられた側壁側ボックス支持部に着脱自在に係止されるように構成されたことを特徴とする車両用収納ボックス構造。
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