JP2009036174A - 内燃機関の燃料ポンプ駆動装置 - Google Patents

内燃機関の燃料ポンプ駆動装置 Download PDF

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咲子 鐸木
Yutaka Matayoshi
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Abstract

【課題】内燃機関で駆動する燃料ポンプの能力を十分引き出すことを可能とし、カム軸への負荷低減を図ることができる燃料ポンプ駆動装置を提供する。
【解決手段】2つのスプロケットを有する中間スプロケット部6をチェーンケースに取付け、クランク軸5に固定したクランクスプロケット7と中間スプロケット部6の一方のスプロケットを第1タイミングチェーン8aで連結し、中間スプロケット部6の他方のスプロケットと吸気弁駆動用カム軸に固定したカムスプロケット3aとを第2タイミングチェーン8bで連結し、中間スプロケット部6をカム軸より高回転数で回転させ、燃料ポンプ9のポンプ駆動軸を中間スプロケット部6に連結してポンプ駆動軸を回転駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インジェクタに高圧燃料を供給する燃料ポンプを内燃機関の動力を利用して駆動する内燃機関の燃料ポンプ駆動装置に関する。
例えば、筒内噴射式内燃機関においては、燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタに高圧な燃料を供給する高圧燃料ポンプが設けられている。かかる燃料ポンプの駆動方式として、従来では、カム軸に燃料ポンプの駆動軸を直結して駆動する方式が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、シリンダヘッドの側部とカムキャップの側部にそれぞれ対向して一体に設けたポンプ取付部に燃料ポンプを取り付け、シリンダヘッドのジャーナル軸受部にカムキャップにより回動可能に軸支した動弁機構のカム軸の後端部に、燃料ポンプの駆動軸を直結することにより、カム軸により燃料ポンプを直結駆動している。
特開平11−324846号公報
しかしながら、従来のようにカム軸に直結して燃料ポンプを駆動する方式の場合、カム軸のクランク軸に対する回転比が1/2という原則により、燃料ポンプのポンプ駆動軸の回転入力範囲が制約され、燃料ポンプの能力を十分に引き出せないという問題点があった。このため、従来では必要燃圧確保のために必要以上の能力を備えた大型ポンプを、余力を残しつつ使用している。
また、カム軸に関しても、直結用カム軸にかかる負荷が大きいため、直結用カム軸の強度を他のカム軸より高くしようとすれば他のカム軸との材料・加工方法の共有ができず、逆に直結用カム軸と他のカム軸の材料・加工方法を共有しようとすれば直結用カム軸以外の他のカム軸が過剰品質になり、どちらにしても高コスト部品となっていた。更には、カム部品そのものの設計品質に加え、カム軸への負荷低減策としての燃料ポンプの固定位置及び固定方法等多くの問題点をかかえていた。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、燃料ポンプの能力を十分引き出すことが可能であると共に、カム軸への負荷低減を図ることができる内燃機関の燃料ポンプ駆動装置を提供することを目的とする。
このため、本発明の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置は、2つのスプロケットを有する中間スプロケット部を設け、クランク軸に固定したクランクスプロケットと前記中間スプロケット部の一方のスプロケットとを第1タイミングチェーンで連結し、前記中間スプロケット部の他方のスプロケットと吸排気弁を駆動するカム軸に固定したカムスプロケットとを第2タイミングチェーンで連結し、前記中間スプロケット部を前記カム軸より高回転数で回転させる構成とし、インジェクタに高圧燃料を供給する燃料ポンプのポンプ駆動軸を前記中間スプロケット部に連結してポンプ駆動軸を回転駆動する構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、中間スプロケット部のスプロケットの歯数は自由に設定可能なので、燃料ポンプの能力を最大限に引き出すための最適回転でポンプ駆動軸を駆動することができる。また、カム軸は燃料ポンプ駆動の負荷から開放され、直結用カムの設定が不要となるため、カム部品の設計仕様、材料、加工方法が均一化されコスト低減が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関の燃料ポンプ駆動装置の第1実施形態の要部外観略図で、V型6気筒内燃機関に適用した例である。図2は燃料ポンプと中間スプロケット部の連結部断面図、図3は燃料ポンプと中間スプロケットの連結部分解斜視図である。尚、図1ではシリンダヘッド部分については図示省略してある。
図1において、このV型内燃機関1は、図示しないがシリンダブロック2に第1、第2シリンダヘッドを載置すると共に、これら第1、第2シリンダヘッドにそれぞれ吸気弁及び排気弁駆動用の2本のカム軸を配設する。各シリンダヘッドの吸気弁駆動用カム軸と排気弁駆動用カム軸は、それぞれに取付けたカムスプロケット3a、3aと3b、3bが各カムチェーン4、4により連結されて連動する。尚、各カム軸は、シリンダヘッドのジャーナル軸受部にカムキャップにより回動可能に軸支されている。また、各吸気弁駆動用カム軸のカムスプロケットは2つあり、一方のスプロケットにカムチェーン4、4が連結し、他のスプロケットには後述する第2タイミングチェーン8bが連結する。
クランク軸5の上方には、中間スプロケット部6を配置し、この中間スプロケット部6を、2つのシリンダヘッド間のVバンク位置に対応するチェーンケース15のリアケース15a部分に図2に示すように取付けてある。中間スプロケット部6は、図3に示すように2つのスプロケット6a、6bを有し、前側のスプロケット6aをクランク軸5に取付けたクランクスプロケット7と第1タイミングチェーン8aで連結し、後側のスプロケット6bを両側の吸気弁駆動用カム軸の他のカムスプロケット3a、3aと第1タイミングチェーン8aと同ピッチの第2タイミングチェーン8bで連結する。これにより、クランク軸5の回転を第1及び第2タイミングチェーン8a、8bを介して1/2に減速して吸気弁駆動用カム軸に伝達され、各カムチェーン4、4を介して各排気弁駆動用カム軸に伝達される。
前記中間スプロケット部6は、高圧燃料ポンプ9に連結されており、本実施形態の連結構造を図2及び図3を参照して説明する。
図2及び図3において、中間スプロケット部6は、ブッシュ11を備えたスプロケットシャフト12に取付けられ、スプロケットシャフト12をワッシャ13を介在させてスプロケットボルト14によりチェーンケース15のリアケース15a側に締結する。これにより、中間スプロケット部6がスプロケットシャフト12を介してチェーンケース15内に回動可能に軸支される。中間スプロケット部6の前端には、連結部材としてのオルダムカップリング16の中間スプロケット部を結合する第1カップリング部材16Aと係合するための係合溝17が形成されており、前記係合溝17に前記第1カップリング部材16Aの突起16aを係合させて中間スプロケット部6を第1カップリング部材16Aに結合する。オルダムカップリング16のポンプ駆動軸9Aを結合する第2カップリング部材16Bは、ナット18により燃料ポンプ9のポンプ駆動軸9Aに結合され、この第2カップリング部材16Bには中間スプロケット部6の係合溝17と90度角度をずらした位置に係合溝19が形成されている。この係合溝19と第1カップリング部材16Aの突起16bを係合させて第1と第2カップリング部材16A、16Bを互いに結合することにより、中間スプロケット部6とポンプ駆動軸9Aがオルダムカップリング16を介して結合され、燃料ポンプ9に駆動力が伝達される。燃料ポンプ9は、チェーンケース15のフロントケース15bに内燃機関1前方側から差込み、ボルト20により締結される。
前記第1カップリング部材16Aには、中間スプロケット部結合側からポンプ駆動軸結合側へチェーンケース15内の潤滑オイルを導入可能な潤滑オイル供給用油路としての連通孔21が形成されており、この連通孔21によって、チェーンケース15内の潤滑オイルをオルダムカップリング16部分に導入できる。このとき、燃料ポンプ9とチェーンケース15との間は、Oリング22によりシールされ、潤滑オイルの漏れを防止している。
図4に、本実施形態によるクランク軸からカム軸までの駆動力伝達の概略図を示す。
クランク軸5の回転は第1タイミングチェーン8aにより中間スプロケット部6に伝達され、中間スプロケット部6の回転は第1タイミングチェーン8aと同ピッチの第2タイミングチェーン8bを介して各吸気弁駆動用カム軸3A、3Aに伝達され、各カム軸3A、3Aの回転は各カムチェーン4、4を介して排気弁駆動用カム軸3B、3Bに伝達される。
かかる本実施形態の構成では、中間スプロケット部6の各スプロケット6a、6bの直径DXは、クランク軸5とカム軸3のギア比(1/2)で決まるクランクスプロケットの直径D1とカムスプロケットの直径D2に影響を与えずに任意に設定可能である。言い換えれば、クランク軸5とカム軸3Aのギア比に影響を与えずに、中間スプロケット部6のスプロケットの歯数を任意に設定することができ、中間スプロケット部6に結合する燃料ポンプ9のポンプ駆動軸9Aの回転数をカム軸の回転数より高回転に設定できるので、ポンプ駆動軸9Aの回転数を最適に設定して燃料ポンプ9の能力を最大限に引き出すことが可能となる。
これに対して従来のカム軸直結構成の場合は、図5に示すように、クランク軸5の回転は第1タイミングチェーン8により各吸気弁駆動用カム軸3A、3Aに伝達され、各カム軸3A、3Aの回転は各カムチェーン4、4を介して排気弁駆動用カム軸3B、3Bに伝達される。この場合、クランク軸5の回転を1/2に減速してカム軸3Aに伝達する必要があり、燃料ポンプをカム軸で駆動する構成では、燃料ポンプ回転数はクランク軸とカム軸のギア比によって決まり、燃料ポンプの駆動が制約されて燃料ポンプ9の能力を最大限に引き出すことができない。尚、図中のD3は、排気弁駆動用カム軸のカムスプロケットの直径である。
また、本実施形態のように内燃機関1の前方側から中間スプロケット6に連結する構成とすれば、燃料ポンプ9の脱着作業性が向上すると共に、現状の内燃機関1のフロント周りの補機及び補機ベルトレイアウトを含む部品構成をそのまま容易に設計変更が可能であるという利点がある。
また、オルダムカップリング16の第1カップリング部材16Aに連通孔21を設けたことにより、チェーンケース15内の潤滑用オイルを各部品伝いにカップリング機構へ十分に供給することが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は本発明の第2実施形態の要部外観略図であり、図7は燃料ポンプと中間スプロケット部の連結部断面図、図8は燃料ポンプと中間スプロケットの連結部分解斜視図である。尚、第1実施形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、図6に示すように、燃料ポンプ9をV型内燃機関1のVバンク間に配置して内燃機関1後方側から中間スプロケット部6に連結する構成である。
第2実施形態における中間スプロケット部6と燃料ポンプ9の連結構造を図7及び図8を参照して説明する。
図7及び図8において、中間スプロケット部6とブッシュ11を備えたスプロケットシャフト12とでチェーンケース15のリアケース15aを挟み込み、中間スプロケット部6を、ワッシャ13を介在させてスプロケットボルト14によりスプロケットシャフト12に締結する。これにより、スプロケットシャフト12がリアケース15aにブッシュ11を介して回転可能に支持され、中間スプロケット部6はスプロケットシャフト12を軸部としてリアケース15aに回転可能に軸支される。
スプロケットシャフト12の後端には、オルダムカップリング16の第1カップリング部材16Aと係合するための係合溝12aが形成されており、前記係合溝12aに第1カップリング部材16Aの突起16aを係合させてスプロケットシャフト12を介して中間スプロケット部6を第1カップリング部材16Aに結合する。
ナット18によりポンプ駆動軸9Aに結合されるオルダムカップリング16の第2カップリング部材16Bには、スプロケットシャフト12の係合溝12aと90度角度をずらした位置に係合溝19が形成されており、この係合溝19と第1カップリング部材16Aの突起16bを係合させて第1と第2カップリング部材16A、16Bを互いに結合する。これにより、中間スプロケット部6とポンプ駆動軸9Aが、スプロケットシャフト12及びオルダムカップリング16を介して結合され、燃料ポンプ9に駆動力が伝達される。燃料ポンプ9は、ボルト31で固定したアダプタ32を介してボルト33によってチェーンケース15のリアケース15aに内燃機関1の後方側から取付ける。チェーンケース15とアダプタ32及び燃料ポンプ9との間は、潤滑オイルの漏れを防止するOリング34、22によりシールされている。
チェーンケース15のリアケース15aには、チェーンケース15内部から摺動するブッシュ11部分に潤滑オイルを導く潤滑オイル導入用油路として油孔35が形成されると共に、オルダムカップリング16の収納空間からチェーンケース15内部へ潤滑オイルを戻す潤滑オイル戻し用油路としての油孔36が形成されている。
かかる第2実施形態も第1実施形態と同様で、クランク軸5とカム軸3Aのギア比に影響を与えずに、中間スプロケット部6のスプロケットの歯数を任意に設定することができ、中間スプロケット部6に結合する燃料ポンプ9のポンプ駆動軸9Aの回転数を任意に設定できるので、ポンプ駆動軸9Aの回転数を最適に設定して燃料ポンプ9の能力を最大限に引き出すことが可能となる。
また、本実施形態のように内燃機関1のVバンク空間に燃料ポンプ9を配置すれば、Vバンク空間を有効活用して内燃機関1のコンパクトレイアウトが可能となる。横置き内燃機関の場合、内燃機関1の車載方法によってはレイアウト上のメリットはさらに増す。
更に、チェーンケース15のリアケース15aに油孔35,36を形成したことにより、リアケース15aに軸支されるスプロケットシャフト12及びブッシュ11の摺動部分へ十分な潤滑オイルを供給できると共に、供給した潤滑オイルをチェーンケース15内へ回収することができる。
上述の第1及び第2実施形態では、中間スプロケット6の2つのスプロケット6a、6bは同一の歯数であるが、本発明の第3実施形態として図9に示すようにスプロケット6a、6bの歯数が異なる構成としてもよい。第1タイミングチェーン8aによりクランク軸5側に連結するスプロケット6a(直径DX)に対して、第2タイミングチェーン8bによりカム軸3A側に連結するスプロケット6b(直径D2−1)の歯数を少なく設定する。このように、クランク軸5の回転をカム軸3Aへ2段減速して伝達することにより、吸気弁駆動用カム軸3Aのカムスプロケット3aの直径D2−2を従来より小さくできるので、カムスプロケット3aをコンパクト化でき、内燃機関1のコンパクトレイアウトが可能となる。
また、本発明の第4実施形態として、中間スプロケット6とポンプ駆動軸9aとの間に変速手段として例えば電制ギアを介在させ、ポンプ駆動軸9Aの回転を、機関回転数の低回転域では増速し機関回転数の高回転域では減速する構成とするとよい。
かかる構成では、図10に示すように中間スプロケット6の回転数を基準とし、電制ギアによる変速操作により、図中の点線で示すように機関低回転域では燃料ポンプ回転数を増速し、機関高回転域では燃料ポンプ回転数を減速する。これにより、図の太い実線で示す従来のポンプ回転数特性と点線で示す本実施形態のポンプ回転数制御特性とで囲まれる回転数領域Rが使用可能となり、常に燃料ポンプを最適動作状態に制御可能となり、燃料ポンプの能力をより一層引き出すことが可能となり、燃料ポンプの小型化によりレイアウトの自由度が増すことにより、内燃機関1のコンパクト化にも繋がる。
本発明に係る内燃機関の燃料ポンプ駆動装置の第1実施形態の要部外観略図 第1実施形態の燃料ポンプと中間スプロケット部の連結部断面図 第1実施形態の燃料ポンプと中間スプロケットの連結部分解斜視図 第1実施形態のクランク軸からカム軸への駆動力伝達概略図 従来のクランク軸からカム軸への駆動力伝達概略図 本発明の第2実施形態の要部外観略図 第2実施形態の燃料ポンプと中間スプロケット部の連結部断面図 第2実施形態の燃料ポンプと中間スプロケットの連結部分解斜視図 本発明の第3実施形態のクランク軸からカム軸への駆動力伝達概略図 本発明の第4実施例の燃料ポンプ回転数制御の一例を示す機関回転数とポンプ回転数との関係図
符号の説明
1 内燃機関
3A、3B カム軸
3a、3b カムスプロケット
4 カムチェーン
5 クランク軸
6 中間スプロケット部
6a、6b スプロケット
7 クランクスプロケット
8a 第1タイミングチェーン
8b 第2タイミングチェーン
9 燃料ポンプ
9A ポンプ駆動軸
12 スプロケットシャフト
15 チェーンケース
16 オルダムカップリング
21 連通孔
35、36 油孔

Claims (7)

  1. 2つのスプロケットを有する中間スプロケット部を設け、クランク軸に固定したクランクスプロケットと前記中間スプロケット部の一方のスプロケットとを第1タイミングチェーンで連結し、前記中間スプロケット部の他方のスプロケットと吸排気弁を駆動するカム軸に固定したカムスプロケットとを第2タイミングチェーンで連結し、前記中間スプロケット部を前記カム軸より高回転数で回転させる構成とし、インジェクタに高圧燃料を供給する燃料ポンプのポンプ駆動軸を前記中間スプロケット部に連結してポンプ駆動軸を回転駆動する構成としたことを特徴とする内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
  2. 前記ポンプ駆動軸は、内燃機関前方側から前記中間スプロケット部に連結する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
  3. 内燃機関がV型内燃機関であって、前記燃料ポンプは、前記V型内燃機関のVバンク間に配置してポンプ駆動軸を前記V型内燃機関後方側から前記中間スプロケット部に連結する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
  4. 前記中間スプロケット部と前記ポンプ駆動軸とを連結する連結部材に、当該連結部材の中間スプロケット部結合側からポンプ駆動軸結合側へチェーンケース内の潤滑オイルを導入可能な潤滑オイル供給用油路を形成する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
  5. 前記中間スプロケット部の軸部をチェーンケースに回転可能に軸支し、前記チェーンケース外側のポンプ取付部に取付けた前記燃料ポンプのポンプ駆動軸と前記軸部とを連結部材を介して連結する構成とし、前記チェーンケースに、前記チェーンケース内部から前記軸部とチェーンケースとの摺動部へ潤滑用オイルを導入可能な潤滑オイル導入用油路と、前記連結部材の収納空間からチェーンケース内部へ潤滑オイルを戻す潤滑オイル戻し用油路とを形成する構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
  6. 前記中間スプロケット部は、2つのスプロケットの歯数を互いに異ならせる構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
  7. 前記ポンプ駆動軸と前記中間スプロケット部との間に変速手段を介装し、該変速手段によって前記ポンプ駆動軸の回転を、機関回転数の低回転域では増速し機関回転数の高回転域では減速する構成としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の内燃機関の燃料ポンプ駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010255529A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Honda Motor Co Ltd 燃料ポンプの駆動装置
JP2011220254A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Hyundai Motor Co Ltd ディーゼルエンジンのタイミングチェーン騒音低減装置

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