JP2009035078A - フロアコンソール - Google Patents

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Abstract

【課題】第1本体部材と第2本体部材とを組付けてコンソール本体を構成した際に、当接した両本体部材の端縁間に隙間や段差が形成されないようにする。
【解決手段】リアパネル部材20に設けた第1係止部52は、サイドパネル部材14側へ延出する連結片部56と、この連結片部56の内側面56Bに設けられた係止列部60とを備える。サイドパネル部材14に設けた第2係止部54は、内壁面14Aに立設した支持部70Aで支持されて、内壁面14Aとの間に連結片部56の挿通を許容する規制部70Bと、規制部70Bに設けられた係止舌片部74とを備える。係止舌片部74が係止列部60の係止受部64に係止することで、連結片部56のリアパネル部材20とサイドパネル部材14とが離間する方向への移動が規制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、フロアコンソールに関し、更に詳細には、複数の部材を組付けてコンソール本体を構成するフロアコンソールに関するものである。
セダンタイプやステーションワゴンタイプ等の自動車の多くには、車内における前部座席間(運転席と助手席との間)のフロアに、携帯品等を収納または載置可能なフロアコンソールが設置されている。図12に示すように、このフロアコンソールFCは、物品収納部を備えた合成樹脂製の成形部材であるコンソール本体10と、このコンソール本体10の上部に配設されて物品収納部を開閉するコンソールリッド12とから構成されている。
コンソール本体10は、各車種毎に外形形状やサイズ等が異なり、成形工程に伴う制約により、単一の成形部材として構成できないことが多い。このため、図12に示すフロアコンソールFCでは、車内のフロアに該フロアコンソールFCを設置した際に車体の前後方向となる方向をコンソール本体10の前後方向とした場合に、左右に位置する左パネル16および右パネル18と上方に位置する上パネル17とで構成されるサイドパネル部材14と、後ろに位置する後パネル22で構成されてサイドパネル部材14の後側に組付けられるリアパネル部材20とからコンソール本体10が分割構成されている。これらサイドパネル部材14とリアパネル部材20とは、サイドパネル部材14の後側に位置する後端部24の端縁と、リアパネル部材20の前側に位置する前端部26の端縁とを互いに当接させた状態で組付けられる。
サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付けは、例えば図13および図14に示すように、該サイドパネル部材14の後端部24とリアパネル部材20の前端部26とに沿って交互に配置した第1連結部30および第2連結部40を利用して行なわれる。第1連結部30は、リアパネル部材20側に設けた爪状突部32とサイドパネル部材14側に設けた係合孔部34とで構成され、リアパネル部材20とサイドパネル部材14とを組付ける際に爪状突部32が係合孔部34に挿入して係合するようになっている。この第1連結部30は、図15から明らかなように、爪状突部32がサイドパネル部材14の内壁面14Aに当接すると共に、係合孔部34を設けたリブ36が該爪状突部32に内側から当接するため、サイドパネル部材14の後端部24とリアパネル部材20の前端部26とが、コンソール本体10の前後方向と交差する左右方向へずれることを規制する。一方、第2連結部40は、リアパネル部材20側に設けた係止孔部42とサイドパネル部材14側に設けた係止突部44とで構成され、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とを組付ける際に係止突部44が係止孔部42に挿入されて係止するようになっている。この第2連結部40は、図17から明らかなように、サイドパネル部材14の後端部24とリアパネル部材20の前端部26とが、コンソール本体10の前後方向へ離間することを規制する。
従って、前述した第1連結部30と第2連結部40とを、サイドパネル部材14の後端部24およびリアパネル部材20の前端部26に沿って交互に配置することで、両パネル部材14,20の両端部24,26が左右方向へずれたり前後方向へ離間して隙間が形成されることを防止するよう考慮されている。なお、図13に示すコンソール本体10は、サイドパネル部材14の上方およびリアパネル部材20の内側上方に、係止孔46,46および係止フック48,48を備えているが、これら係止孔46および係止フック48を備えていない場合には、サイドパネル部材14の後端部24およびリアパネル部材20の前端部26の全体に第1連結部30および第2連結部40が配置される。このようなサイドパネル部材14とリアパネル部材20とを組付けて構成されるコンソール本体を備えたフロアコンソールに関しては、例えば特許文献1に開示されている。
実開平6−78093号公報
ところで、前述したフロアコンソールFCでは、第1連結部30と第2連結部40との配置に関連して、次のような問題が発生していた。先ず第1連結部30は、爪状突部32が係合孔部34に係合していても、図15に2点鎖線で図示するように、前後から当接したサイドパネル部材14の後端部24とリアパネル部材20の前端部26とが、コンソール本体10の前後方向に離間することを規制できない。従って、コンソール本体10の本体下端部10Aに臨むサイドパネル部材14における後端部24の下端部およびリアパネル部材20における前端部26の下端部に第1連結部30を配置した場合(図16の場合)には、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との当接部分に隙間が形成され易く、フロアコンソールFCの品質低下を招来するおそれがあった。
一方、第2連結部40は、係止突部44が係止孔部42に係止していても、図17に2点鎖線で図示するように、前後から当接したサイドパネル部材14の後端部24とリアパネル部材20の前端部26とが、コンソール本体10の左右方向にずれることを規制できない。従って、コンソール本体10の本体下端部10Aに臨むサイドパネル部材14における後端部24の下端部およびリアパネル部材20における前端部26の下端部に第2連結部40を配置した場合(図13の場合)には、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との当接部分に段差が形成され易く、フロアコンソールFCの品質低下を招来するおそれがあった。
更に第2連結部40は、係止突部44と係止孔部42とが成形誤差や熱変形等に起因して規定位置からずれて形成されていた場合には、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とを適切に連結できない欠点を内在している。例えば、係止孔部42の形成位置が規定位置より端縁から離間する方向(図17において右方向)にずれていたり、係止突部44の形成位置が規定位置より端縁に近接する方向(図17において左方向)にずれていた場合には、端縁同士が当接する前に係止孔部42と係止突部44とが係止されるので、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との間に隙間が形成される不都合が発生する。一方、係止孔部42の形成位置が規定位置より端縁に近接する方向(図17において左方向)にずれていたり、係止突部44の形成位置が規定位置より端縁から離間する方向(図17において右方向)にずれていた場合には、端縁同士が当接しても係止孔部42と係止突部44とが係止しなくなり、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とが離間して隙間が形成される不都合が発生する。すなわち、前述した従来の第2連結部40は、係止孔部42と係止突部44との形成位置が不適切であると、サイドパネル部材14およびリアパネル部材20の下端部に隣接して配置したとしても、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との当接部分に隙間が形成されることがあり、コンソール本体10の品質低下を招来するおそれがあった。
そこで本発明では、前述した従来の技術に内在している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、第1本体部材と第2本体部材とを組付けてコンソール本体を構成した際に、当接した両本体部材の端縁間に隙間や段差が形成されないようにしたフロアコンソールを提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に記載の発明は、第1本体部材の第1端縁部に設けた第1係止部を、第2本体部材の第2端縁部に設けた第2係止部で係止することで、前記第1本体部材の第1端縁部における端縁と前記第2本体部材の第2端縁部における端縁とを当接した状態で両本体部材が組付けられるコンソール本体を有するフロアコンソールにおいて、
前記第1係止部は、前記第1本体部材の端縁より前記第2本体部材側へ延出し、第1本体部材と第2本体部材との組付け時に該第2本体部材の壁面に沿って延在する連結片部と、前記連結片部の少なくとも一面に設けられ、該連結片部の延出方向に離間配置した複数の係止受部からなる係止列部とを備え、
前記第2係止部は、前記第2本体部材の壁面に立設した支持部で支持されて、前記壁面との間に連結片部の挿通を許容する間隙を画成する規制部と、前記壁面、支持部または規制部の少なくとも一箇所に設けられて前記間隙に挿通した連結片部の前記係止列部に対向し、前記間隙から退避するよう弾性変形することで、間隙に挿通した連結片部の第1本体部材と第2本体部材とが互いに近接する方向への移動を許容すると共に、前記係止受部に係止することで、前記間隙に挿通した連結片部の第1本体部材と第2本体部材とが互いに離間する方向への移動を規制する係止舌片部とを備えることを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、第1本体部材と第2本体部材との組付け時には、間隙に挿通する連結片部により係止舌片部が弾性変形するので、間隙に挿通する連結片部の両本体部材が互いに近接する方向への移動が許容され、両本体部材を端縁が当接した状態に組付けることを可能とする。そして、第1本体部材と第2本体部材との組付けにより間隙に挿通された連結片部は、連結片部に設けた複数の係止受部の何れかと係止舌片部との係止により両本体部材が互いに離間する方向への移動が規制され、当接した両本体部材の端縁間に隙間が形成されることを防止する。また、間隙に挿通した連結片部は、第2本体部材の壁面と規制部とにより該壁面方向および規制部方向への移動も規制され、当接した両本体部材の端縁間に段差が形成されることも防止する。更に、係止列部には連結片部の延出方向に複数の係止受部を離間配置してあるので、第1係止部または第2係止部の形成位置が規定位置から連結片部の延出方向にずれていても、第1本体部材と第2本体部材との端縁が互いに密着した状態において第1係止部と第2係止部との係止が図られる。
請求項2に記載の発明は、前記係止列部は、該連結片部の延出方向と交差する方向において並列に複数設けられ、
前記係止舌片部は、前記連結片部の延出方向と交差する方向において前記各係止列部に夫々対向するよう並列に複数設けられ、
前記各係止列部は、前記複数の係止受部を前記連結片部の延出方向において互いにずらして配置され、
前記各係止舌片部は、前記連結片部の延出方向において一致するように配置されることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、係止受部と係止舌片部との係止間隔が各係止受部の離間間隔より小さくなるので、第1本体部材と第2本体部材との組付け位置を細かく調整することが可能となり、両本体部材を端縁が当接した状態で組付けることができる。
請求項3に記載の発明は、前記係止舌片部は、前記連結片部の延出方向と交差する方向において前記係止列部に対向するよう並列に複数設けられ、
前記各係止舌片部は、前記連結片部の延出方向において前記係止受部の離間間隔以下の間隔でずらして配置されることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、係止受部と係止舌片部との係止間隔が各係止受部の離間間隔より小さくなるので、第1本体部材と第2本体部材との組付け位置を細かく調整することが可能となり、両本体部材を端縁が当接した状態で組付けることができる。
請求項4に記載の発明は、前記係止列部は、該連結片部の延出方向と交差する方向において並列に複数設けられ、
前記係止舌片部は、前記連結片部の延出方向と交差する方向において前記各係止列部に夫々対向するよう並列に複数設けられ、
前記各係止列部は、前記複数の係止受部を前記連結片部の延出方向において一致するように配置され、
前記各係止舌片部は、前記連結片部の延出方向において前記係止受部の離間間隔以下の間隔でずらして配置されることを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、係止受部と係止舌片部との係止間隔が各係止受部の離間間隔より小さくなるので、第1本体部材と第2本体部材との組付け位置を細かく調整することが可能となり、両本体部材を端縁が当接した状態で組付けることができる。
請求項5に記載の発明は、前記係止列部は前記規制部に対向する側面に設けられ、前記係止舌片部は該規制部に設けられることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、連結片部が間隙に挿通した際に係止列部の各係止受部と係止舌片部とが対向するようになり、係止列部と係止舌片部との適切な係止が図られる。
請求項6に記載の発明は、前記係止列部は、連結片部を挟んで立設される2つの前記支持部に夫々対向する各端面に設けられ、前記係止舌片部は各支持部に設けられることを要旨とする。
従って、請求項6に係る発明によれば、連結片部が間隙に挿通した際に係止列部の各係止受部と係止舌片部とが対向するようになり、係止列部と係止舌片部との適切な係止が図られる。
請求項7に記載の発明は、前記第1係止部は、少なくとも前記コンソールボックスの本体下端部に臨む前記第1端縁部の下端部に設けられることを要旨とする。
従って、請求項7に係る発明によれば、コンソール本体の本体下端部に、隙間や段差が形成されることが防止される。
本発明に係るフロアコンソールによれば、第1本体部材と第2本体部材とを組付けてコンソール本体を構成した際に、当接した両本体部材の端縁間に隙間や段差が形成されないので、品質の低下を防止することができる。
次に、本発明に係るフロアコンソールにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、図12〜図17において既出の部材、部位と同一の部材、部位については、同一の名称で指称すると共に同一の符号で指示する。また実施例では、車内における前部座席間のフロアにフロアコンソールFCを設置した際に、車体の前後方向となる方向をコンソール本体10の前後方向とし、車体の左右方向となる方向をコンソール本体10の左右方向とすると共に、車体の上下方向となる方向をコンソール本体10の上下方向とする。すなわち図1では、図面の左右方向がコンソール本体10の前後方向となっている。
図1は、実施例のフロアコンソールFCを構成するコンソール本体10の後側部分を、縦断した状態で示した側断面図である。実施例のフロアコンソールFCにおけるコンソール本体10は、図12に示すように、左右に位置する左パネル16および右パネル18と上方に位置する上パネル17とで構成される第2本体部材としてのサイドパネル部材14と、後ろに位置する後パネル22で構成されて、サイドパネル部材14に対して後方から組付けられる第1本体部材としてのリアパネル部材20とから構成される。サイドパネル部材14は、リアパネル部材20が組付けられる後方側が開口しており、この後方開口部に臨む左パネル16の後端、上パネル17の後端および右パネル18の後端により、倒伏コ字状をなす第2端縁部としての後端部24が形成されている。またリアパネル部材20は、後パネル22の左縁、上縁および右縁が前方に向けて延出形成されており、この延出形成された部分により、倒伏コ字状を呈して該サイドパネル部材14の後端部24に整合する第1端縁部としての前端部26が形成されている。また、図2〜図5に示すように、リアパネル部材20の前端部26の内側には、該前端部26の端縁に沿って延在する内側当接片20Aが、該前端部26の端縁から前方へ延出した状態に形成されている。
そして、実施例のコンソール本体10は、サイドパネル部材14の後端部24における左側部分および右側部分と、リアパネル部材20の前端部26における右側部分および左側部分に、図13〜図17に示した従来の第1連結部30および第2連結部40を交互に配置すると共に、コンソール本体10の本体下端部10Aに対応する前端部26および後端部24の下端部に、新たに提案された第3連結部50を配置して構成されている。第1連結部30を構成する爪状突部32および係合孔部34や、第2連結部40を構成する係止突部44および係止孔部42は、図13〜図17に示したものと基本的に同一であるから、同一の符号で指示して詳細な説明は省略する。なお、前述した第1連結部30の爪状突部32、第2連結部40の係止孔部42、後述する第3連結部50の第1係止部52は、前述した内側当接片20Aに一体的に形成されている。
第3連結部50は、図2〜図5に示すように、リアパネル部材20の前端部26に形成した内側当接片20Aに設けた第1係止部52と、サイドパネル部材14の後端部24における内壁面(壁面)14Aに設けた第2係止部54とから構成されている。実施例の第3連結部50は、コンソール本体10における左パネル16および右パネル18の下端部に隣接して、各々1組ずつが配置されている。すなわち、第3連結部50の第1係止部52は、コンソール本体10の本体下端部10Aに臨むリアパネル部材20における前端部26の下端部に設けられており、該第1係止部52の上側には第1連結部30が配設されているが、下側には何れの連結部も配設されていない。また、第3連結部50の第2係止部54は、第1係止部52の配置位置に対応して、コンソール本体10の本体下端部10Aに臨むサイドパネル部材14における後端部24の下端部に設けられており、該第2係止部54の下側には何れの連結部も配設されていない。なお、コンソール本体10の左パネル16に配置された第3連結部50および右パネル18に配置した第3連結部50は同一に構成されているので、実施例では右パネル18の下端部に配置した第3連結部50は図示省略し、左パネル16の下端部に配置した第3連結部50のみを示す。
第1係止部52は、リアパネル部材20の前端部26における端縁、すなわち内側当接片20Aの前端より前方へ略水平に延出するように形成されて、サイドパネル部材14側へ延出する連結片部56を備えている。すなわち、連結片部56はコンソール本体10の前方に向けて延出しており、該連結片部56の延出方向とコンソール本体10の前後方向とは同一となっている。この連結片部56は、リアパネル部材20と一体的に形成された片持ちの板片状を呈しており、該連結片部56の厚みは内側当接片20Aと略同一であり(図4)、上下方向における該連結片部56の幅W1は厚みの数倍(例えば4倍程度)とされている。従って連結片部56は、リアパネル部材20に対して上下方向(図3の上下方向)への撓曲変形および左右方向(図5の左右方向)への撓曲変形が発現しない強度を有するように形成されている。また、延出方向における連結片部56の先端は、中央が突出した尖端形状に形成されており、サイドパネル部材14とリアパネル部材20の組付け時に後述する間隙Tを挿通する際のガイド面として機能する。このような連結片部56は、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け時に該サイドパネル部材14の内壁面(壁面)14Aに沿って延在し、該連結片部56の外側面56Aが内壁面(壁面)14Aに対向するようになっている(図4、図5)。
また、連結片部56の外面を構成する一面であって外側面56Aの反対面となる内側面56Bには、図3に示すように、該連結片部56の延出方向に延在する2列の係止列部60が、延出方向と交差する方向において隣接して並列に設けられている。実施例では、図3における下側の係止列部60を第1係止列部60Aと指称し、図3における上側の係止列部60を第2係止列部60Bと指称する。連結片部56の内側面56Bには、図3に示すように、連結片部56の延出方向と交差する方向への幅が該連結片部56の幅W1の半分に設定した鋸歯状を呈し、連結片部56の延出方向に沿った方向で破断した断面形状が略三角形をなす複数(実施例では5個)の尖端突部62が、該延出方向へ一定のピッチ(離間間隔)Pで直列に突設されている。各尖端突部62は、図4に示すように、連結片部56の基端側(リアパネル部材20側)を指向する傾斜面の内側面56Bに対する傾斜角度と、該連結片部56の先端側を指向する傾斜面の内側面56Bに対する傾斜角度とが異なり、傾斜角度を大きく設定した基端側を指向する傾斜面が、後述する係止舌片部74が係止する係止受部64として機能するようになっている。すなわち、第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bは、連結片部56の延出方向にピッチ(離間間隔)P毎で直列に離間配置された5個の係止受部64からなっている。
そして、内側面56Bにおいて隣接して並列に設けた第1係止列部60Aと第2係止列部60Bとは、図3および図4に示すように、5個からなる各係止受部64を連結片部56の延出方向において互いにずらして配置されている。実施例では、第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bのずれ量は、前述したピッチPの1/2に設定されており、第1係止列部60Aの各係止受部64が、第2連結片部60Bの各係止受部64よりも連結片部56の先端部方向にずれている。従って実施例では、図4に示すように、ピッチPの約4.5倍に相当する長さLにおいて、合計10個の係止受部64が連結片部56の延出方向にピッチPの1/2毎に配置されている。
第2係止部54は、図2〜図5に示すように、サイドパネル部材14の内壁面14Aとの間に、連結片部56が挿通する間隙Tを画成するよう該サイドパネル部材14に設けた規制壁部70を備えている。この規制壁部70は、上下方向に所要間隔をおいてサイドパネル部材14の内壁面14Aから略水平に立設された一対の支持部70A,70Aと、両支持部70A,70Aの先端間に支持されて、前述した間隙Tが画成されるよう該内壁面14Aと略平行となっている規制部70Bとからなり、該規制壁部70は略コ字形を呈している。各支持部70A,70Aは、間隙Tに挿通した連結片部56の上端56Cおよび下端56Dに夫々対向するようになり、図3に示すように、両支持部70A,70A間の間隔S2は、連結片部56の幅W1より僅かに大きく設定されている。また規制部70Bは、間隙Tに挿通した連結片部56の内側面56Bに対向するようになり、図4に示すように、内壁面14Aと規制部70Bとの間隔S1は、連結片部56の最大厚みW2より大きく設定されている。すなわち、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け時には、図2(b)および図3〜図5に示すように、内壁面14A、規制部70Bおよび各支持部70A,70Aで囲まれた矩形の間隙T内に、連結片部56が先端から挿通されるよう構成されている。
また、前述した規制壁部70の規制部70Bには、図3〜図6に示すように、規制部70Bから内壁面14Aに向けて突出する2個の係止舌片部74が、該間隙Tに挿通される連結片部56の延出方向と交差する方向において、該連結片部56に設けた第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bに夫々対向するよう並列に設けられている。実施例では、図3における下側の係止舌片部74を第1係止舌片部74Aと指称し、図3における上側の係止舌片部74を第2係止舌片部74Bと指称する。これら第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、連結片部56の延出方向において一致するように、換言すると連結片部56の延出方向と交差する方向において一直線上に配置されており、第1係止舌片部74Aは間隙Tに挿通した連結片部56に設けた第1係止列部60Aに対向し、第2係止舌片部74Bは該連結片部56に設けた第2係止列部60Bに対向するよう構成されている。また、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、図6(a)〜図6(c)に示すように、規制壁部70から内壁面14Aに向けてリアパネル部材20から離間する側へ傾斜した状態に突出している。
従って、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、間隙Tに対して後方側から挿通した連結片部56の各尖端突部62が接触すると、内壁面14Aから離間する方向へ弾性変形し、連結片部56のサイドパネル部材14とリアパネル部材20とが互いに近接する方向への移動を許容する(図6(b))。また、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、間隙Tに挿通した連結片部56の各尖端突部62の間に位置すると、突張った状態で第1係止列部60Aまたは第2係止列部60Bの係止受部64に係止するようになり、連結片部56のサイドパネル部材14とリアパネル部材20とが互いに離間する方向への移動を規制する(図4,図6(a),図6(c))。なお、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とが互いに近接する方向とは、連結片部56が間隙Tに対して後方側から挿入する方向であり、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とが互いに離間する方向とは、連結片部56が間隙Tから後退する方向である。
実施例の第3連結部50は、前述したように、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが、連結片部56の延出方向において一致するように配置されると共に、第1係止列部60Aと第2係止列部60Bとは、該連結片部56の延出方向において各係止受部64がピッチPの1/2だけずらして配置されている。従って、連結片部56が間隙T内へ挿通する際には、該連結片部56の挿通量がピッチPの1/2ずつ増加する毎に、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが対応の第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bへ交互に係止する。すなわち、第1係止舌片部74Aが第1係止列部60Aの係止受部64に係止している場合は第2係止舌片部74Bは弾性変形しており、第2係止舌片部74Bが第2係止列部60Bの係止受部64に係止している場合は、第1係止舌片部74Aは弾性変形している。従って、第3連結部50における第1係止部52と第2係止部54とは、図4に示すように、前述した長さLの範囲内において、ピッチPの1/2毎に合計10段階で係止されるよう構成されている。
しかも、実施例の第3連結部50では、第1係止部52と第2係止部54との係止間隔がピッチPの1/2であっても、連結片部56に設けた各尖端突部62の内側面56Bからの突出量はピッチPの場合と同一であるから、係止受部64と係止舌片部74との係止面積を大きくすることができ、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け状態を適切に維持することができる。すなわち、単一の係止列部60により各係止受部64をピッチPの1/2毎で直列に離間配置する場合には、連結片部56に設けた各尖端突部62の突出量が半分になるから、係止受部64と係止舌片部74との係止面積も半分程度となり、係止舌片部74が係止受部64から外れてサイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け状態を維持できないおそれがある。しかるに、実施例の第3連結部50では、前述したように、係止受部64と第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bとの係止面積を小さくすることなくピッチPの1/2毎に係止させることができるので、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが係止受部64から外れ難く、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け状態を適切に維持することが可能である。
更に、間隙Tに挿通した連結片部56は、図4、図5および図6(c)に示すように、サイドパネル部材14の内壁面14Aと、規制壁部70の規制部70Bに設けた第1係止舌片部74Aまたは第2係止舌片部74Bとにより、左右両側から支持されて左右方向への動きが規制されるようになっている。すなわち、連結片部56の外側面56Aはサイドパネル部材14の内壁面14Aに接触しているため、該連結片部56は内壁面14A側への移動が規制される。また、連結片部56の内側面56Bからは、第1係止舌片部74Aまたは第2係止舌片部74Bの何れか一方が係止受部64に係止すると共に他方が尖端突部62に弾性変形しながら当接しているため、該連結片部56は規制部70B側への変形も規制される。従って、間隙Tに連結片部56が延出している際は、組付けられたサイドパネル部材14における後端部24の端縁とリアパネル部材20における前端部26の端縁とが、コンソール本体10の左右方向へずれて段差が形成されることも防止されるよう構成されている。
サイドパネル部材14とリアパネル部材20とを組付けるには、先ず、該リアパネル部材20に設けた係止フック48をサイドパネル部材14の後側に形成した係止孔46に突入係止させ、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とを仮付けする。次いで、各第1連結部30では、リアパネル部材20側に設けた爪状突部32をサイドパネル部材14に設けた係合孔部34に整合させると共に、各第2連結部40では、リアパネル部材20側に設けた係止孔部42にサイドパネル部材14側に設けた係止突部44を整合させる。更に各第3連結部50では、リアパネル部材20側に設けた連結片部56を、サイドパネル部材14に設けた間隙Tに後方側から整合させる。第1連結部30、第2連結部40および第3連結部50を夫々整合させた状態において、リアパネル部材20をサイドパネル部材14に対して後方側から押し付けることにより、各第1連結部30の爪状突部32が係合孔部34に突入係合し、各第2連結部40の係止突部44が係止孔部42に突入係止される。
各第3連結部50では、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とが相互近接するに伴い、図6(a)〜図6(c)に示すように、前述した各第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが内壁面14Aから離間するように弾性変形し、連結片部56が間隙Tへ挿通することが許容される。そして、サイドパネル部材14の後端部24における端縁とリアパネル部材20の前端部26における端縁とが当接した際には、第1係止舌片部74Aまたは第2係止舌片部74Bの何れか一方が、対応の第1係止列部60Aまたは第2係止列部60Bにおける各係止受部64の何れかに係止される。
前述した実施例に係るフロアコンソールによれば、次のような作用効果を奏する。先ず、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け時には、間隙Tに挿通する連結片部56の当接により第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが弾性変形するので、間隙Tに向け延出する連結片部56の両パネル部材14,20が互いに近接する方向への移動が許容され、両パネル部材14,20を端縁が当接した状態で組付けることを可能とする。そして、サイドパネル部材14とリアパネル部材20とを組付けた際には、第1係止列部60Aまたは第2係止列部60Bの係止受部64と第1係止舌片部74Aまたは第2係止舌片部74Bとの係止により、間隙Tに挿通された連結片部56の両パネル部材14,20が互いに離間する方向への移動が規制され、両パネル部材14,20の端縁間の当接状態が適切に保持され、コンソール本体10の本体下端部10Aに隙間が形成されることが防止される。また、間隙Tに臨む内壁面14Aと規制壁部70の規制部70Bとにより、間隙Tに挿通した連結片部56の左右方向への移動も規制され、コンソール本体10の本体下端部10Aに段差が形成されることも防止される。従って実施例のフロアコンソールFCでは、組付けられたサイドパネル部材14とリアパネル部材20との端縁間に隙間や段差が形成されないので、該フロアコンソールFCの品質低下の防止が図られる。
そして、連結片部56の内側面56Bに並列に設けた第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bには、該連結片部56の延出方向にピッチP毎に5個の係止受部64が離隔配置されているので、第1係止列部60Aおよび第2係止列部60B毎に、連結片部56の延出方向において5段階の位置で係止される。従って、第1係止部52の第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bや、第2係止部54の第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bの形成位置が、成形誤差や熱変形等に伴って規定位置から連結片部56の延出方向へずれていても、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との端部同士が互いに当接状態において第1係止部52と第2係止部54との係止が適切に図られる。
更に、2列の第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bは、5個の各係止受部64を該連結片部56の延出方向へ互いにピッチPの1/2に相当する長さだけずらして配置すると共に、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、連結片部56の延出方向において一致するように配置した。従って、第1係止部52と第2係止部54とは、図4に示すように、ピッチPの約4.5倍に相当する長さLにおいてピッチPの1/2毎に合計10段階に係止され、両係止部52,54の係止位置数が増加すると共に係止間隔がピッチPより小さくなるので、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け位置を細かく調整することが可能となり、両パネル部材14,20を端縁が適切に当接した状態で組付けることができる。しかも、実施例の第3連結部50では、係止受部64と第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bとの係止面積を小さくすることなくピッチPの1/2毎に係止させることができるので、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが係止受部64から外れ難く、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け状態を適切に維持することが可能である。
(変更例1)
図7および図8は、変更例1に係るフロアコンソールFC示した説明図である。この変更例1のフロアコンソールFCでは、リアパネル部材20の前端部26に設けた連結片部56の内側面56Bに、連結片部56の上下方向の幅S1の全幅に亘って形成されて、該連結片部56の延出方向に離間配置した複数(変更例1では5個)の係止受部64からなる単一の係止列部60を配置してある。また、サイドパネル部材14の後端部24に設けた規制壁部70の規制部70Bには、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが、間隙Tに挿通する連結片部56の延出方向と交差する方向において、係止列部60の各係止受部64に対応するよう並列に設けられている。しかも、第1係止舌片部74Aと第2係止舌片部74Bとは、図8(a)に示すように、ピッチPの1/2に相当する間隔でずらして配置されている。なお、第1係止舌片部74Aと第2係止舌片部74Bは、前述した実施例と同様に、規制壁部70から内壁面14Aに向けてリアパネル部材20から離間する側へ傾斜した状態に突出していると共に、該内壁面14Aから離間する方向に弾性変形するようになっている。
従って、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、連結片部56が間隙Tへ挿通することを許容すると共に、該間隙Tに挿通する該連結片部56の挿通量がピッチPの1/2ずつ増加する毎に、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが係止列部60の各係止受部64に交互に係合する。これにより、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付けに際しては、第1係止部52と第2係止部54とがピッチPの1/2毎に合計10段階に係止され得るようになり、両係止部52,54の係止位置数が増加すると共に両パネル部材14,20の組付け位置を細かく調整することが可能であり、前述した実施例と同様の作用効果を奏する。
(変更例2)
図9および図10は、変更例2に係るフロアコンソールFCを示した説明図である。この変更例2のフロアコンソールFCでは、第3連結部50の第1係止部52が、リアパネル部材20の前端部26に配置され、該第1係止部52と係止する第2係止部54がサイドパネル部材14の後端部24に配置されている。第1係止部52は連結片部56と係止列部60とを備え、第2係止部54は、規制壁部70と係止舌片部74とを備えており、連結片部56および規制壁部70は、前述した実施例および変更例1と基本的に同一となっている。すなわち変更例2では、連結片部56に設けた係止列部60および規制壁部70に設けた係止舌片部74の形態が実施例および変更例と異なっている。従って、係止列部60および係止舌片部74について説明し、それ以外は実施例と同一符号で指示する。
板片状を呈する連結片部56の上端(端面)56Cおよび下端(端面)56Dには、図9(a)に示すように、連結片部56の延出方向に延在する2列の係止列部60が、該延出方向と交差する方向において離間して並列に設けられている。変更例2では、連結片部56の下端56Dに設けた係止列部60を第1係止列部60Aと指称し、上端56Cに設けた係止列部60を第2係止列部60Bと指称する。連結片部56の上端56Cおよび下端56Dには、図10に示すように、連結片部56の延出方向と交差する方向への幅が該連結片部56の厚みと同等に設定した鋸歯状を呈する複数(変更例2では5個)の尖端突部62が、該延出方向へ一定のピッチPで直列に突設されており、各尖端突部62におけるリアパネル部材20側の傾斜面が係止受部64として機能する。すなわち、第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bは、連結片部56の延出方向にピッチP毎で直列に離間配置された5個ずつの係止受部64からなっている。
そして、連結片部56の延出方向と交差する方向において並列に設けた第1係止列部60Aと第2係止列部60Bとは、図10に示すように、5個からなる各係止受部64を連結片部56の延出方向において互いにずらして配置されている。変更例2では、第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bのずれ量は、前述したピッチPの1/2に設定されており、第1係止列部60Aの各係止受部64が、第2連結片部60Bの各係止受部64よりも連結片部56の先端方向にずれている。従って変更例2では、前述した実施例と同様に、合計10個の係止受部64が連結片部56の延出方向にピッチPの1/2毎に配置されている。
また、規制壁部70の各支持部70A,70Aには、図8〜図10に示すように、内壁面14Aに沿って間隙Tに向け突出する2個の係止舌片部74,74が、該間隙Tに挿通する連結片部56の延出方向と交差する方向において、該連結片部56に設けた第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bに夫々対向するよう並列に設けられている。変更例2では、第1係止列部60Aに対向する係止舌片部74を第1係止舌片部74Aと指称し、第2係止列部60Bに対向する係止舌片部74を第2係止舌片部74Bと指称する。これら第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、連結片部56の延出方向において一致するように、換言すると連結片部56の延出方向と交差する方向において一直線上に配置されている。また、第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、図9に示すように、リアパネル部材20から離間する側へ傾斜した状態に突出しており、連結片部56に設けた各尖端突部62が間隙Tの側から第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bに接触すると、両係止舌片部74A,74Bは間隙Tから退避するように弾性変形が可能になっている。なお、図9(a)に示すように、内壁面14Aと規制部70Bとの間隔S1は、連結片部56の最大厚みW2と、略同一となるように設定されている。
従って変更例2では、第3連結部50の第1係止部52と第2係止部54とがピッチPの1/2毎に合計10段階で係止され得るよう構成されており、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け時における第1係止部52と第2係止部54との係止位置数が増加すると共に組付け位置を細かく調整することが可能となり、両パネル部材14,20を端縁が適切に当接した状態で組付け得る。更に、間隙Tに挿通した連結片部56は、図9に示すように、サイドパネル部材14の内壁面14Aおよび規制壁部70に設けた規制部70Bにより左右両側への移動も規制され、両パネル部材14,20を端縁間に段差が形成されることも防止される。従って、変更例2のフロアコンソールFCでは、コンソール本体10の本体下端部10Aに隙間や段差が形成されることが防止され、前述した実施例および変更例1のフロアコンソールFCと同等の作用効果を奏する。
(変更例3)
図11は、変更例3に係るフロアコンソールFCを示した説明図である。この変更例3のフロアコンソールFCでは、変更例2と同様に、板片状を呈する連結片部56の上端56Cおよび下端56Dに、5個の係止受部64からなる第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bを設けてある。第1係止列部60Aおよび第2係止列部60Bは、5個の各係止受部64を連結片部56の延出方向において一致するように配置されている。また、規制壁部70の各支持部70A,70Aに、連結片部56の延出方向と交差する方向において離間して、各係止列部60A,60Bに夫々対向する第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bが設けられている。第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74Bは、連結片部56の延出方向においてピッチPの1/2に相当する間隔でずらして配置されている。そして、第1係止舌片部74Aと第2係止舌片部74Bは、前述した変更例2と同様に、支持部70A,70Aから内壁面14Aに沿って延出し、かつ間隙Tに向けてリアパネル部材20から離間する側へ傾斜した状態に突出しており、該間隙Tから退避するように弾性変形が可能になっている。
従って変更例3では、第3連結部50の第1係止部52と第2係止部54とがピッチPの1/2毎に合計10段階で係止され得るよう構成されており、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け時における第1係止部52と第2係止部54との係止位置数が増加すると共に組付け位置を細かく調整することが可能となり、両パネル部材14,20を端縁が適切に当接した状態で組付け得る。更に、間隙Tに挿通した連結片部56は、サイドパネル部材14の内壁面14Aおよび規制壁部70に設けた規制部70Bにより左右両側への移動も規制され、両パネル部材14,20を端縁間に段差が形成されることも防止される。従って、変更例3のフロアコンソールFCでは、コンソール本体10の本体下端部10Aに隙間や段差が形成されることが防止され、前述した実施例および各変更例のフロアコンソールFCと同等の作用効果を奏する。
実施例および各変更例では、第3連結部50に関して、係止列部60を設けた連結片部56からなる第1係止部52を第1本体部材としてのリアパネル部材20に設けると共に、係止舌片部74を設けた規制壁部70からなる第2係止部54を第2本体部材としてのサイドパネル部材14に設けた形態を例示したが、該第1係止部52をサイドパネル部材14の後端部24に設けると共に、該第2係止部54をリアパネル部材20の前端部26に設けてもよい。
実施例では、連結片部56の内側面56Bに、2列の係止列部60(第1係止列部60Aおよび第2係止列部60B)を隣り合うように設けた場合を例示したが、この係止列部60は配置数は2列に限らず、3列またはそれ以上としてもよい。なお、係止列部60の配置数を3列に設定した場合には、各係止列部60の配置位置を、各係止受部64のピッチPの1/3に相当する長さずつ連結片部56の延出方向にずらすようにすれば、第1係止部52と第2係止部54との係止間隔を実施例および変更例より更に細かくすることができ、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け位置を更に細かくすることができる。
変更例では、規制壁部70の規制部70Bに、2列の係止舌片部74(第1係止舌片部74Aおよび第2係止舌片部74B)を設けた場合を例示したが、この係止舌片部74の配置数は2列に限らず、3列またはそれ以上としてもよい。なお、係止舌片部74の配置数を3列に設定した場合には、各係止舌片部74の配置位置を、前述したピッチPの1/3に相当する長さずつ連結片部56の延出方向にずらすようにすれば、第1係止部52と第2係止部54との係止間隔を実施例および変更例より更に細かくすることができ、サイドパネル部材14とリアパネル部材20との組付け位置を更に細かくすることができる。
実施例では、連結片部56の内側面56Bに設けた2列の係止列部60を、連結片部56の延出方向へピッチPの1/2に相当する長さにずらして配置した場合を例示したが、各係止列部60のずれ量はピッチPの1/2に限定されるものではなく、例えばピッチPの1/3や1/4等としてもよい。また変更例2では、連結片部56の上端56Cおよび下端56Dに設けた2列の係止列部60を、連結片部56の延出方向へピッチPの1/2に相当する長さにずらして配置した場合を例示したが、各係止列部60のずれ量はピッチPの1/2に限定されるものではなく、例えばピッチPの1/3や1/4等としてもよい。
変更例1では、規制壁部70の規制部70Bに設けた2つの係止舌片部74を、連結片部56の延出方向へピッチPの1/2に相当する長さにずらして配置した場合を例示したが、各係止舌片部74のずれ量はピッチPの1/2に限定されず、例えばピッチPの1/3や1/4等としてもよい。また変更例3では、規制壁部70の支持部70A,70Aに設けた2つの係止舌片部74を、連結片部56の延出方向へピッチPの1/2に相当する長さにずらして配置した場合を例示したが、各係止舌片部74のずれ量はピッチPの1/2に限定されず、例えばピッチPの1/3や1/4等としてもよい。
第3連結部50は、実施例または変更例1のような構成の第1係止部52および第2係止部54と、変更例2または変更例3のような構成の第1係止部52および第2係止部54とを組み合わせて構成してもよい。
第3連結部50は、リアパネル部材20の前端部26に設けた第1係止部52における連結片部56の外側面56Aに係止列部60を設けると共に、サイドパネル部材14の後端部24の内壁面14Aに、係止列部60に係止する係止舌片部74を設けた構成としてもよい。
実施例では、サイドパネル部材14の後端部24およびリアパネル部材20の前端部26における下端部のみに第3連結部50を設置し、この第3連結部50と従来の第1連結部30および第2連結部40とを併用した組付構造を例示したが、サイドパネル部材14の後端部24およびリアパネル部材20の前端部26の全体に第3連結部50だけを配設するようにしてもよい。
実施例および各変更例では、第1本体部材と第2本体部材とを前後方向から組付けて構成されるコンソール本体10を備えたフロアコンソールFCを例示したが、第1本体部材と第2本体部材とを上下方向から組付けて構成されるコンソール本体10や、第1本体部材と第2本体部材とを左右方向から組付けて構成されるコンソール本体10を備えたフロアコンソールFCも対象とされる。第1本体部材と第2本体部材とが上下方向から組付けられるコンソール本体10の場合は、第1係止部52と第2係止部54とは上下方向から係止されるようになる。また、第1本体部材と第2本体部材とが上下方向から組付けられるコンソール本体10の場合は、第1係止部52と第2係止部54とは左右方向から係止されるようになる。
実施例に係るフロアコンソールのコンソール本体における後側部分を破断して示した縦断側面図である。 (a)は、サイドパネル部材とリアパネル部材とを組付ける前の状態で示した部分斜視図であり、(b)は、サイドパネル部材とリアパネル部材とを組付けた状態で示した部分斜視図である。 リアパネル部材に設けた第1係止部とサイドパネル部材に設けた第2係止部とが、係止列部の係止受部と係止舌片部との係止により係止された状態を、一部破断して示した部分側面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 サイドパネル部材に設けられる間隙に連結片部が挿通されるに際し、該連結片部に設けた尖端突部の当接により係止舌片部が間隙から退避するように弾性変形することを示した説明断面図である。 変更例1に係るフロアコンソールの第3連結部を示した説明図であって、サイドパネル部材に設けた第1係止部とリアパネル部材に設けた第2係止部とが、係止列部と係止舌片部との係止により連結された状態を示している。 (a)は、図7のVIII−VIII線断面図であって、間隙に連結片部が挿通するに際し、第2係止舌片部が係止列部の係止受部に係止した状態を示し、(b)は、(a)に対して連結片部の挿通量が1/2ピッチ増加することで、第1係止舌片部が係止列部の係止受部に係止した状態を示している。 変更例2に係るフロアコンソールの第3連結部の構成を示した説明図であって、(a)は、サイドパネル部材とリアパネル部材とを組付ける前の状態で示した部分斜視図であり、(b)は、サイドパネル部材とリアパネル部材とを組付けた状態で示した部分斜視図である。 変更例2に係るフロアコンソールの第3連結部を示した説明図である。 変更例3に係るフロアコンソールの第3連結部を示した説明図である。 サイドパネル部材およびリアパネル部材を組付けて構成されるコンソール本体を備えたフロアコンソールの概略斜視図である。 図12のX−X線断面図であって、第1連結部および第2連結部を利用して、サイドパネル部材とリアパネル部材とが組付けられた状態を示している。 図13に示したサイドパネル部材とリアパネル部材とを、第1連結部および第2連結部を利用して組付ける状態を示した説明断面図である。 図13のY−Y線断面図であって、第1連結部の爪状突部と係止孔部とが係止した状態を示すと共に、該第1連結部に内在する欠点を同時に示している。 図13に示した第1連結部および第2連結部の配置関係を逆にしたもとで、これら第1連結部および第2連結部を利用して、サイドパネル部材とリアパネル部材とを組付けた状態を示した説明断面図である。 図13のZ−Z線断面図であって、第2連結部の係止孔部と係止突部とが係止した状態を示すと共に、該第2連結部に内在する欠点を同時に示している。
符号の説明
10 コンソール本体,10A 本体下端部,14 サイドパネル部材(第2本体部材)
14A 内壁面(壁面),20 リアパネル部材(第1本体部材),24 後端部(第2端縁部)
26 前端部(第1端縁部),52 第1係止部,54 第2係止部,56 連結片部
56B 内側面(側面),56C 上端(端面),56D 下端(端面),60 係止列部
64 係止受部,70A 支持部,70B 規制部,74 係止舌片部,T 間隙

Claims (7)

  1. 第1本体部材の第1端縁部に設けた第1係止部を、第2本体部材の第2端縁部に設けた第2係止部で係止することで、前記第1本体部材の第1端縁部における端縁と前記第2本体部材の第2端縁部における端縁とを当接した状態で両本体部材が組付けられるコンソール本体を有するフロアコンソールにおいて、
    前記第1係止部は、前記第1本体部材の端縁より前記第2本体部材側へ延出し、第1本体部材と第2本体部材との組付け時に該第2本体部材の壁面に沿って延在する連結片部と、前記連結片部の少なくとも一面に設けられ、該連結片部の延出方向に離間配置した複数の係止受部からなる係止列部とを備え、
    前記第2係止部は、前記第2本体部材の壁面に立設した支持部で支持されて、前記壁面との間に連結片部の挿通を許容する間隙を画成する規制部と、前記壁面、支持部または規制部の少なくとも一箇所に設けられて前記間隙に挿通した連結片部の前記係止列部に対向し、前記間隙から退避するよう弾性変形することで、間隙に挿通した連結片部の第1本体部材と第2本体部材とが互いに近接する方向への移動を許容すると共に、前記係止受部に係止することで、前記間隙に挿通した連結片部の第1本体部材と第2本体部材とが互いに離間する方向への移動を規制する係止舌片部とを備える
    ことを特徴とするフロアコンソール。
  2. 前記係止列部は、該連結片部の延出方向と交差する方向において並列に複数設けられ、
    前記係止舌片部は、前記連結片部の延出方向と交差する方向において前記各係止列部に夫々対向するよう並列に複数設けられ、
    前記各係止列部は、前記複数の係止受部を前記連結片部の延出方向において互いにずらして配置され、
    前記各係止舌片部は、前記連結片部の延出方向において一致するように配置される請求項1記載のフロアコンソール。
  3. 前記係止舌片部は、前記連結片部の延出方向と交差する方向において前記係止列部に対向するよう並列に複数設けられ、
    前記各係止舌片部は、前記連結片部の延出方向において前記係止受部の離間間隔以下の間隔でずらして配置される請求項1記載のフロアコンソール。
  4. 前記係止列部は、該連結片部の延出方向と交差する方向において並列に複数設けられ、
    前記係止舌片部は、前記連結片部の延出方向と交差する方向において前記各係止列部に夫々対向するよう並列に複数設けられ、
    前記各係止列部は、前記複数の係止受部を前記連結片部の延出方向において一致するように配置され、
    前記各係止舌片部は、前記連結片部の延出方向において前記係止受部の離間間隔以下の間隔でずらして配置される請求項1記載のフロアコンソール。
  5. 前記係止列部は前記規制部に対向する側面に設けられ、前記係止舌片部は該規制部に設けられる請求項2または3記載のフロアコンソール。
  6. 前記係止列部は、連結片部を挟んで立設される2つの前記支持部に夫々対向する各端面に設けられ、前記係止舌片部は各支持部に設けられる請求項2または4記載のフロアコンソール。
  7. 前記第1係止部は、少なくとも前記コンソールボックスの本体下端部に臨む前記第1端縁部の下端部に設けられる請求項1〜6の何れか一項に記載のフロアコンソール。
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