JP2009026580A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レバーロック部を支障なく小型化する。
【解決手段】レバー式コネクタ10は、相手側コネクタ80と嵌合可能なコネクタハウジング60と、コネクタハウジング60に回動可能に支持され、相手側コネクタ80に設けられたカムピン93と係合可能なカム溝25を有してそのカム作用で相手側コネクタ80を引き寄せるレバー20とを備える。レバー20には、回動完了時にこのレバー20を回動規制状態に保持するレバーロック部31が設けられる。レバーロック部31は、操作部21の後端梁部32を支点として撓み変形可能とされる弾性片33と、弾性片33の撓み動作によってコネクタハウジング60に設けられたレバーロック受け部72を係止する係止部35と、後端梁部32と係止部35との間に配されて係止部35側への押圧操作によって係止部35をレバーロック受け部72から解離する方向へ変位させる解除部41とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
特許文献1に記載のレバー式コネクタは、相手側コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、コネクタハウジングに回動可能に支持されるレバーとを備えている。レバーは、操作部と操作部の両端から突出する左右夫々のアーム部とによって門型をなし、コネクタハウジングに跨いで取り付けられる。アーム部には相手側コネクタに設けられたカムピンと係合可能なカム溝が設けられ、カム溝とカムピンとを係合させた状態でレバーが回動されることにより、相手側コネクタがコネクタハウジング側へ引き寄せられ、両コネクタが嵌合されるようになっている。
レバーのアーム部には、回動完了時にこのレバーを回動規制状態に保持するレバーロック部が設けられている。レバーロック部は、固定端を支点として撓み変形可能とされる弾性片と、弾性片の撓み動作によってコネクタハウジングに設けられたレバーロック受け部を係止する係止部と、係止部を挟んで固定端とは反対側の自由端部に位置しその押圧操作によって係止部とレバーロック受け部との係止状態を解除する解除部とを備えている。
特開2006−120536公報
上記のレバーロック部は、固定端から解除部にかけて回動方向に一列に並ぶ形状であるため、全体が大型化する嫌いがあった。これに対し、レバーロック部を全体的に小型化しようとすると、固定端から係止部までの距離が短くなることで係止部がレバーロック受け部を係止するのに必要な弾性変位量を得られず、さらには解除部に指を宛がい難くなるという事情があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーロック部を支障なく小型化できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手側コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに回動可能に支持され、前記相手側コネクタに設けられたカムピンと係合可能なカム溝を有し、その回動操作によって前記カム溝と前記カムピンとの係合によるカム作用を発揮して、前記相手側コネクタを前記コネクタハウジング側へ引き寄せるレバーとを備え前記レバーには、回動完了時にこのレバーを回動規制状態に保持するレバーロック部が設けられ、前記レバーロック部は、固定端を支点として撓み変形可能とされる弾性片と、この弾性片のうちの前記固定端から離れた部位に配されて、前記弾性片の撓み動作によって前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタのいずれかに設けられたレバーロック受け部を係止する係止部と、前記固定端と前記係止部との間に、または前記係止部を覆う位置に配されて、前記係止部側への押圧操作によって前記弾性片の撓み動作を伴いつつ前記係止部を前記レバーロック受け部から解離する方向へ変位させる解除部とを備える構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記レバーは、前記カム溝を有するアーム部と、このアーム部の端部に位置して摘み操作される操作部とを備え、前記レバーロック部は、前記操作部の形成範囲内に設けられ、前記固定端を前記操作部の回動方向の一方端部に位置させ、前記係止部を前記操作部の回動方向の他方端部に位置させているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記解除部は、前記弾性片とは切り離された形態であり、押圧操作時に、前記弾性片との間に設けられた連動部を介して前記弾性片を係止解除方向に撓み変形させるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
レバーロック部の解除部は固定端と係止部との間にまたは係止部を覆う位置に配されているから、固定端と係止部と解除部とが一列に並んで設けられている場合に比べ、レバーロック部全体の長さを短くできる。また、固定端から係止部までの距離を長く確保できるので、係止部がレバーロック受け部を係止する際の弾性変位量が不足するのを防止できる。
<請求項2の発明>
レバーロック部は操作部の形成範囲内に設けられ、固定端を操作部の回動方向の一方端部に位置させ、係止部を操作部の回動方向の他方端部に位置させているから、レバーの大型化を伴うことなく弾性片の必要な撓み量を確保でき、ロックフィーリングが良好となる。
<請求項3の発明>
解除部は弾性片とは切り離された形態であり、押圧操作時に、弾性片との間に設けられた連動部を介して弾性片を係止解除方向に撓み変形させるから、弾性片の撓み動作の円滑性が担保されるとともに、解除部及び弾性片の設計の自由度が高められる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。本実施形態のレバー式コネクタ10は、レバー20、コネクタハウジング60、端子金具(図示せず)を備え、レバー20の回動操作によってコネクタハウジング60が相手側コネクタ80と嵌合・離脱可能となっている。なお、以下の説明において、前後方向については相手側コネクタ80との嵌合面側を前方とする。
相手側コネクタ80は雄側コネクタとして構成され、相手側コネクタハウジング90(雄側コネクタハウジング)を備えている。相手側コネクタハウジング90は合成樹脂製であって、図9に示すように、端子収容部91とその前面に開口する横長で角筒状のフード部92とを備えている。端子収容部91にはサイズの異なる複数種の雄型端子金具(図示せず)が装着され、雄型端子金具の先端部がフード部92内に突出して配置されている。
フード部92の上下両面(長辺側面)の幅方向中央部には、レバー20のカム溝25(後述する)と係合可能な上下一対のカムピン93が突設されている。カムピン93の突出端にはカム溝25からの抜け止めをなす突縁94が前半周に亘って張り出して形成されている。フード部92の上下両面(長辺側面)のうちカムピン93を挟んだ両側には、回動初期位置におけるレバー20の仮保持状態を解除する左右一対の解除リブ95が突設されている。また、フード部92の左右両側面(短辺側面)には、左右一対のガイドリブ96が前後方向に延出して形成されている。
コネクタハウジング60は合成樹脂製であって雌側コネクタハウジングとして構成されている。このコネクタハウジング60は、図5及び図6に示すように、ブロック状のハウジング本体61と、ハウジング本体61の上下両面(長辺側面)と間隔をあけて対向に配置される上下一対の覆い壁62と、覆い壁62の両側縁とハウジング本体61の両側縁とをつなげる連結壁63とを備える。ハウジング本体61には、端子金具(雌型端子金具)を収容可能な複数のキャビティ64が設けられている。キャビティ64はサイズの異なる複数種の端子金具と対応する大きさで設けられ、詳しくは図5に示す右半部に小型の端子金具を収容可能な小型のキャビティ64が設けられ、図5に示す左半部に大型の端子金具を収容可能な大型のキャビティ64が設けられている。キャビティ64の内壁にはこのキャビティ64内に挿入された端子金具を抜け止めするランス65が設けられている。
ハウジング本体61の上下両面(長辺側面)の前端中央部には、図1に示すように、カムピン93を受け入れ可能な受け溝66が切り欠いて形成され、この受け溝66の段差67に回動初期位置におけるレバー20の保持片27(後述する)が係止可能とされる。また、ハウジング本体61の上下両面(長辺側面)の後端両側部には、上下一対ずつの凹部68が設けられ、この凹部68に回動完了位置におけるレバー20の保持片27が進入可能となっている。
ハウジング本体61と覆い壁62との間はレバー20を収容可能なレバー収容空間70とされ、ここにレバー20のアーム部22(後述する)が収容可能となっている。レバー収容空間70は前後方向に貫通する形態であり、前方から相手側のカムピン93を受け入れ可能とされ、後方に回動完了位置に至るまでのレバー20のアーム部22を突出状態で配置可能とされる。レバー20が回動完了位置に至ると、レバー20のアーム部22の略全体がレバー収容空間に収容される。レバー収容空間70の前面開口は、連結壁63と連なる左右一対の閉じ壁69によってカムピン93の進入路を残し閉止されている。覆い壁62の内面の幅方向中央部には、レバー20を回動可能に支持する上下一対の支軸71が突設されている。支軸71は、略円柱状であって連結壁63の後端より後方に位置し、側面視でその全体が視認可能とされる。
そして、ハウジング本体61の左右両側面(短辺側面)には、回動完了位置に至ったレバー20を回動規制状態に保持する左右一対のレバーロック受け部72が設けられている。レバーロック受け部72は、後面が開放された箱型をなし、その内部にレバー20のレバーロック部31が後方から進入可能となっている。側面視によるとレバーロック受け部72はハウジング本体61の前端から後方へ向けて上り勾配となる斜面73を備えた台形状をなしている。レバーロック受け部72の後端縁には上下にスリット74が入れられ、両スリット74間に、ロック受け片75が配置されている。ロック受け片75の先端部(後端部)には、ロック受け突起76が下向きに突出して形成されている。かかるレバーロック受け部72がコネクタハウジング60の左右両側に対をなして設けられることにより、レバー20が時計周りと反時計周りの二方向に回動可能となり、状況に応じてレバー20を使い分けることが可能となっている。
続いてレバー20について説明すると、レバー20は同じく合成樹脂製であって、図7に示すように、幅方向に沿って配される操作部21と、操作部21の両端から互いに平行に突出する左右一対のアーム部22とを備え、全体として門型をなしている。このレバー20は図1に示す回動初期位置と図2に示す回動完了位置との間を回動可能となっている。レバー20の回動方向後端縁は直線状のストレート縁23とされ、回動完了時に略水平に配されるようになっている。
アーム部22は板状であって、操作部21から離れて位置してコネクタハウジング60側の支軸71が挿入可能な軸受け部24を有するとともに、軸受け部24の近傍に所定方向に延びてアーム部22の外周縁に開口するカム溝25を有しており、カム溝25内にカムピン93が進入して係合可能となっている。カム溝25の入り口にはブリッジ部26が架設されている。また、アーム部22には、軸受け部24及びカム溝25の近傍に内外に撓み変形可能とされる保持片27が設けられている。保持片27は、概ねレバー20の回動方向に突出する片持ち梁状をなし、その先端部に解除リブ95と係合可能な保持突起28を内向きに突成させている。
操作部21は、図8に示すように、平面視方形の板状をなし、その幅方向中央部にレバーロック部31が設けられている。操作部21の回動方向後端には幅方向に沿って後端梁部32が設けられており、レバーロック部31にはこの後端梁部32を固定端として内外に撓み変形可能とされる片持ち梁状の弾性片33が設けられている。弾性片33は、操作部21の板幅(回動方向前端から回動方向後端まで)の略全幅に亘って延出されており、後端梁部32から互いに平行に延びる左右一対の脚部34と、両脚部34の先端同士を連結する係止部35とを備えている。両脚部34と係止部35との間には、レバーロック受け部72のロック受け突起76が外側から進入可能なレバーロック孔36が貫通して形成されている。
脚部34の両側外面には、左右一対の弾性片側連動部37が外向きに張り出して形成されている。また、操作部21の回動方向前端には幅方向に沿って前端梁部38がリブ状に設けられており、弾性片33の先端部(自由端部)は前端梁部38の下方に位置して、この前端梁部38によって覆われている。つまり、係止部35の一部は、操作部21の板厚方向で前端梁部38と重なり合っている。
また、レバーロック部31には、後端梁部32と係止部35との間に、解除部41が幅方向に沿って設けられている。弾性片33の幅方向両側には、両脚部34との間に僅かな隙間をあけつつ平行に延出される左右一対の支持部43が設けられており、解除部41は、支持部43の延出端部に設けられ、かつ、レバーロック孔36及び両脚部34の中間部を被覆状態で跨るように配置されている。解除部41の上面はレバー20の戻り方向に上る階段状とされ、ここに指を宛がったときの操作性が良好となっている。
支持部43は、後端梁部32を固定端として内外に撓み変形可能とされる片持ち梁状をなし、その先端が弾性片33の先端とほぼ同じ位置でかつほぼ同じ高さに位置している。支持部43の先端から解除部41にかけては上り勾配の斜面44を有する台形状の立板45が設けられ、この立板45の斜面44によって支持部43の先端より後退した位置に解除部41の先端が設置されている。立板45の両側内面には、弾性片側連動部37と弾性片33の撓み方向で重なる上方位置に、左右一対の解除部側連動部46が内向きに張り出して形成されている。解除部41を係止部35側(弾性片33側)へ押圧すると、解除部側連動部46が弾性片側連動部37と干渉して弾性片側連動部37を押し下げ、弾性片33の撓み動作を誘導するようになっている。
また、立板45の両側外面には、解除部側連動部46よりも上方に、左右一対の過度撓み防止片47が外向きに張り出して形成されている。操作部21においてレバーロック部31を区画する切り溝48の両側内面には、過度撓み防止片47と支持部43の撓み方向で重なる下方位置に、受け片49が内向きに張り出して形成されている。解除部41を係止部35側(弾性片33側)へ過度に押圧すると、過度撓み防止片47が受け片49と干渉して解除部41のそれ以上の押圧操作を規制するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
コネクタハウジング60のレバー収容空間70に対して後方からレバー20のアーム部22を挿入し、覆い壁62を撓ませつつアーム部22の軸受け部24に覆い壁62の支軸71を挿入し、かつ、保持片27をハウジング本体61の受け溝66の段差67に係止させることによってレバー20を回動初期位置に留め置く。すると、レバー20のストレート縁23が回動完了位置側へ傾いた状態となり、カム溝25の入り口がコネクタハウジング60の嵌合面に臨む位置に配される。この状態で、図1に示すように、コネクタハウジング60が相手側コネクタ80と嵌合されると、相手側コネクタハウジング90のフード部92内にハウジング本体61が嵌入するとともに、カムピン93がカム溝25の入り口に進入する。また、解除リブ95が保持片27と当接してこの保持片27を段差67から解離する方向に撓み変形させ、これによりレバー20の回動操作が許容される。この状態から操作部21を摘みつつレバー20を時計周り(図1に示す矢印方向)に回動させると、カムピン93がカム溝25の奥側へ相対移動して相手側コネクタハウジング90との間にカム作用が発揮され、相手側コネクタ80とコネクタハウジング60とが互いに引き寄せられる。
レバー20が回動完了位置に達する手前で、レバーロック部31がレバーロック受け部72と対応する位置に至り、弾性片33の係止部35がロック受け片75のロック受け突起76と干渉して、弾性片33が下方(解除部41から離間する方向)に撓み変形させられる。解除部41は、弾性片33とは独立した形態であるため、弾性片33が撓み変形される間、弾性片33に追従して撓み変形することはない。こうしてレバー20が回動完了位置に達すると、図2に示すように、保持片27が凹部68内に嵌入するとともに、係止部35がロック受け突起76を乗り越えて弾性片33が弾性復帰し、かつ、弾性片33のレバーロック孔36内にロック受け突起76が嵌り、係止部35とロック受け突起76とが互いに係止し合うことでレバー20の戻り操作が規制される。また、レバー20が回動完了位置に達すると、カムピン93がカム溝25の奥端に至るとともに、フード部92内にハウジング本体61が正規深さで嵌入し、雌雄の両端子金具が導通接続される。
ところで、メンテナンス等の事情により両コネクタ10,80を離間する際には、まず解除部41に対して図3に示す矢印方向から指で押圧力を付与し、支持部43を撓ませつつ解除部41を弾性片33側(係止部35側)へ変位させる。解除部41の変位途中で解除部側連動部46が弾性片側連動部37と当接し、さらなる解除部41の変位動作に伴い解除部側連動部46が弾性片側連動部37を押し下げて、弾性片33を下向きに撓み変形させる。弾性片33が所定量撓み変形させられると、係止部35がロック受け突起76から離間して相互の係止状態が解除され、レバー20の戻り方向の回動操作が許容される。レバー20を戻り方向に回動すると、図4に示すように、係止部35とロック受け突起76とが互いの先端斜面88同士を摺り合わせつつ、両コネクタハウジング60,90が互いに引き離される。
以上説明したように本実施形態によれば次の効果を奏する。
レバーロック部31の解除部41が後端梁部32(固定端)と係止部35との間に配されているから、後端梁部32と係止部35と解除部41とが一列に並んで設けられている場合に比べ、レバーロック部31全体の長さを短くできる。
また、後端梁部32から係止部35までの距離(弾性片33の全長)を十分にとれるので、係止部35がレバーロック受け部72を係止する場合に弾性片33の撓み量を確保できる。
しかも、レバーロック部31は操作部21の形成範囲内に設けられ、後端梁部32を操作部21の回動方向後端部に位置させ、係止部35を操作部21の回動方向前端部に位置させているから、レバー20の大型化を伴うことなく弾性片33の撓み量を十分に確保でき、ロックフィーリングが良好となる。
さらに、解除部41は弾性片33とは切り離された形態であり、押圧操作時に、弾性片33との間に設けられた解除部側連動部46及び弾性片側連動部37を介して弾性片33を係止解除方向に撓み変形させるから、弾性片33の撓み動作の円滑性が担保されるとともに、解除部41及び弾性片33の設計の自由度が高められる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)解除部は弾性片の撓み方向で係止部と重なるように係止部を覆う位置に配されていてもよい。
(2)弾性片は両持ち梁状をなしていてもよい。
(3)係止部は弾性片の中間部に設けられていてもよい。
(4)レバーロック受け部は相手側コネクタにおけるフード部または端子収容部に設けられていてもよい。
(5)レバーロック部はアーム部に設けられていてもよい。
(6)レバーは雄側コネクタハウジングに回動可能に設けられていてもよい。
実施形態1において、レバーが回動初期位置に留め置かれ、コネクタハウジングが相手側コネクタと嵌合される初期状態を示す一部破断側面図 レバーが回動完了位置に至り、レバーロック部の係止部がレバーロック受け部を係止した状態を示す一部破断側面図 解除部を押圧操作して係止部をレバーロック受け部から解離させた状態を示す一部破断側面図 レバーを戻り方向に回動して両コネクタハウジングが離間される状態を示す一部破断側面図 コネクタハウジングの背面図 コネクタハウジングの側面図 レバーの正面図 レバーの平面図 相手側コネクタハウジングの側面図
符号の説明
10…レバー式コネクタ
20…レバー
21…操作部
22…アーム部
25…カム溝
31…レバーロック部
32…後端梁部(固定端)
33…弾性片
35…係止部
37…弾性片側連動部(連動部)
41…解除部
46…解除部側連動部(連動部)
72…レバーロック受け部
76…ロック受け突起
80…相手側コネクタ
93…カムピン

Claims (3)

  1. 相手側コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに回動可能に支持され、前記相手側コネクタに設けられたカムピンと係合可能なカム溝を有し、その回動操作によって前記カム溝と前記カムピンとの係合によるカム作用を発揮して、前記相手側コネクタを前記コネクタハウジング側へ引き寄せるレバーとを備え
    前記レバーには、回動完了時にこのレバーを回動規制状態に保持するレバーロック部が設けられ、
    前記レバーロック部は、固定端を支点として撓み変形可能とされる弾性片と、この弾性片のうちの前記固定端から離れた部位に配されて、前記弾性片の撓み動作によって前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタのいずれかに設けられたレバーロック受け部を係止する係止部と、前記固定端と前記係止部との間に、または前記係止部を覆う位置に配されて、前記係止部側への押圧操作によって前記弾性片の撓み動作を伴いつつ前記係止部を前記レバーロック受け部から解離する方向へ変位させる解除部とを備えることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記レバーは、前記カム溝を有するアーム部と、このアーム部の端部に位置して摘み操作される操作部とを備え、前記レバーロック部は、前記操作部の形成範囲内に設けられ、前記固定端を前記操作部の回動方向の一方端部に位置させ、前記係止部を前記操作部の回動方向の他方端部に位置させていることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記解除部は、前記弾性片とは切り離された形態であり、押圧操作時に、前記弾性片との間に設けられた連動部を介して前記弾性片を係止解除方向に撓み変形させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレバー式コネクタ。
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