JP2006351415A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Masayasu Fujii
雅康 藤井
Riichi Sakurai
利一 櫻井
Toshikazu Sawa
俊和 佐波
Hiroki Hirai
宏樹 平井
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Abstract


【課題】 レバーのロック検知を高い信頼性を持って行う。
【解決手段】 雄ハウジング10には一対の雄検知端子40が設けられる一方、雌ハウジング20の対応位置には、互いに接続された一対の雌検知端子45を収容したサブハウジング43が上下動可能に挿通される。レバー30の回動により両ハウジング10,20が嵌合され、レバー30が終端位置の手前に来ると、フォロワ15がカム溝35の途中の規制突部52に当たって回動が規制される。続いて所定以上の回動力を与えると、規制が解除されて、後は慣性によりレバー30が一気に終端位置まで回動され、両ハウジング10,20が正規嵌合されるとともに、ロックアーム37がロック突部16に係止してレバー30がロックされる。それとともに、サブハウジング43も押圧部48により一気に押し込まれ、雄雌の検知端子40,45同士が嵌合して、ロック検知回路が閉じられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
レバー式コネクタの一般的な構造は、互いに嵌合される一対のハウジングのうちの一方のハウジングに、カム溝が形成されたレバーが回動可能に設けられるとともに、他方のハウジングにカム溝と係合するフォロワが設けられており、レバーを初期位置に装着した状態で両ハウジングを浅く嵌合することにより、フォロワをレバーのカム溝の入口に臨ませ、続いてレバーを回動すると、カム溝とフォロワとの係合によるカム作用によって両ハウジングが次第に嵌合され、レバーが終端位置まで回動されたところで両ハウジングが正規嵌合されるとともに、レバーが他方のハウジングに対してロックされるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−13129号公報
この種のレバー式コネクタでは、両ハウジングを正規の嵌合状態にロックする機能を、レバーのロックによって賄っているため、レバーが正規にロックされている否かを判別することは重要である。従来はその判別を、目視により、あるいはロックが掛かったときの音によって行っていたが、作業現場の状況等によっては判別し辛い場合もあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、レバーのロック検知を高い信頼性を持って行うところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される一対のハウジングのうちの一方のハウジングには、他方のハウジングと係合可能なレバーが回動可能に設けられ、このレバーが初期位置から終端位置に回動されることに伴い前記レバーと前記他方のハウジングとの間のカム作用によって両ハウジングが嵌合され、かつ前記ロックレバーを前記終端位置において前記他方のハウジングにロックするロック手段が設けられたレバー式コネクタにおいて、前記両ハウジングの間には、前記ロックレバーが前記終端位置に至ってロックされた場合に互いに係合してロック検知信号を出力する検知手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記他方のハウジングには固定側の接続部が設けられるとともに、前記一方のハウジングには可動側の接続部が前記固定側の接続部と接離する方向に移動可能に設けられ、前記可動側の接続部は、前記レバーが前記終端位置に至ることに連動して前記固定側の接続部に接続されることによりロック検知回路を閉じるようになっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記固定側の接続部と前記可動側の接続部とは、互いに嵌合される雌雄の検知端子のいずれかによって構成されており、前記他方のハウジングには固定側の検知端子が収容されているとともに、可動側の検知端子はサブハウジングに収容されて、このサブハウジングが前記一方のハウジングに対して前記両検知端子が接離する方向に移動可能に設けられており、前記レバーが前記終端位置に至ることに連動して前記サブハウジングが押圧されて前記両検知端子が嵌合されるようになっているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記他方のハウジングが、プリント基板に設けられた端子金具を収容する基板用ハウジングであるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前記レバーには、このレバーが前記終端位置の手前の位置まで回動されたところでその回動を一旦規制し、前記レバーに対して所定の回動力を付与することにより前記規制を解除して、解除直後の慣性により前記レバーが前記終端位置に一気に回動するようにした慣性回動機構が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
レバーが終端位置まで回動されてロック手段によりロックされると、検知手段によりロック検知信号が出力される。電気的な検知手段であるから、通電により何らかの表示を行わせること等により、高い信頼性を持ってレバーのロック検知を行うことができる。
<請求項2の発明>
レバーが終端位置まで回動されてロックされると、それに連動して可動側の接続部が固定側の接続部に向けて移動して接続され、ロック検知回路が閉じられる。
<請求項3の発明>
レバーが終端位置まで回動されてロックされると、それに連動して可動側の検知端子が収容されたサブハウジングが、固定側の検知端子に向けて移動し、両検知端子同士が嵌合されて、ロック検知回路が閉じられる。
<請求項4の発明>
プリント基板上にロック検知回路を形成できるから、構造が簡単にまとめられる。
<請求項5の発明>
慣性回動機構を備える一方で、レバーの回動が規制される位置では、両検知端子が非接続状態を取る設定とする。係る設定とすると、レバーが終端位置の手前の位置まで回動されて一旦回動が規制されたときには、両検知端子は未だ接続していない状態にある。ここから、レバーに所定以上の回動力を加えると、規制が解除されつつ慣性によりレバーが一気に終端位置まで回動されてロックされ、併せて両検知端子同士が嵌合する。
検知端子として、比較的長い接続領域を有する通常の端子金具を用いたときにも、実質的に、レバーがロックされて初めて両検知端子が嵌合することになり、正確にロック検知を行うことができる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
本実施形態のレバー式コネクタは、図1に示すように、互いに嵌合される雄ハウジング10(本発明の他方のハウジングに相当)と、雌ハウジング20(本発明の一方のハウジングに相当)とが備えられ、雌ハウジング20にレバー30が装着されている。
雄ハウジング10は基板用のハウジングであって、図2にも示すように、合成樹脂材によって、長方形断面でかつ上面開放の箱形に形成されている。この雄ハウジング10は、例えばプリント基板(図示せず)に取り付けられており、プリント基板に接続されたダブ状をなす複数の雄端子11が、雄ハウジング10の底面における長さ方向の一側の半分強の領域から、図示4列に整列して内方に突出している。
一方の雌ハウジング20は、図3にも示すように、同じく合成樹脂材によって、雄ハウジング10内にほぼ緊密に嵌合するブロック状に形成されている。雌ハウジング20における長さ方向の一側の半分強の領域には、上下方向に貫通した複数のキャビティ21が、雄ハウジング10に設けられた雄端子11と対応した配列で形成されている。各キャビティ21内には、電線の端末に固着された雌端子(図示せず)が上方から挿入され、抜け止めされて収容されている。なお、各キャビティ21の下面壁には、相手の雄端子11が進入可能な端子挿入口22が開口され、後記するように、雄雌のハウジング10,20が嵌合することに伴い、雄端子11が対応するキャビティ21の端子挿入口22からその内部に進入し、相手の雌端子と嵌合接続されるようになっている。
雌ハウジング20には、レバー30が回動可能に支持されている。レバー30は同じく合成樹脂製であって、図3にも示すように、操作部31の左右両端から、一対の板状をなすアーム部32を延出形成したものであって、両アーム部32が、上記した雄ハウジング10における長辺側の両側壁12Aを挟むような門形に形成されている。
一方、雌ハウジング20における長辺側の両側面には、長さ方向のほぼ中央部で上縁に寄った位置に、軸23が外向きに突出形成され、この軸23が、両アーム部32の対向面に凹み形成された軸孔33に嵌められることで、レバー30が回動可能に支持されている。なお、上記した雄ハウジング10の長辺側の側壁12Aには、レバー30の軸23を嵌めて逃がす逃がし溝13が、上縁から下方に向けて所定寸法切り込み形成されている。
レバー30の両アーム部32における雄ハウジング10の側壁12Aと対向した面には、所定の曲線形状をなすカム溝35が形成され、その入口35Aは外周縁に開口されている。
一方、雄ハウジング10の側壁12Aの外面には、そのほぼ中央部において、レバー30のカム溝35に嵌るフォロワ15が突出形成されている。
そして、詳しくは後記するが、レバー30は、図1に示すように、カム溝35の入口35Aが真下を向いた初期位置にセットされ、係る状態で雌ハウジング20が雄ハウジング10に嵌合されると、図4に示すように、フォロワ15がカム溝35の入口35Aに嵌り、引き続いてレバー30を同図の時計回り方向に回動することによって、カム溝35とフォロワ15との間のカム作用によって両ハウジング10,20が次第に嵌合され、図6に示すように、レバー30がほぼ横向きとなって終端位置まで回動したところで、両ハウジング10,20が正規嵌合し得るようになっている。
レバー30は、上記の終端位置まで回動したところで雄ハウジング10に対してロックされるようになっており、そのロック構造は以下のようである。雄ハウジング10における一方(図1の右側)の短辺側の側壁12Bには、その内面における幅方向中央の上縁において、鈎状をなすロック突部16が形成されている。ロック突部16は、下面側がほぼ水平な係止面16A、上面側がテーパ状のガイド面16Bとなっている。
一方、レバー30の操作部31には、その長さ方向の中央部において、概ね縦長の枠状をなすロックアーム37が、支点部38を中心としてシーソー状に弾性変形可能となっており、下側の枠が係止枠39A、上側の直角に曲がった枠が解除枠39Bとなっている。
すなわち、レバー30が終端位置に向けて回動されると、係止枠39Aがガイド面16Bに乗り上げることで、ロックアーム37が弾性変位しつつロック突部16に乗り上げ、レバー30が終端位置に至ったところで、係止枠39Aがロック突部16を通過することにより、ロックアーム37が復元変位して係止枠39Aがロック突部16に係止されることでロックされるようになっている。
なお、解除枠39Bに指を掛けてロックアーム37を強制的に弾性変位させることで、ロックを解除することができる。
さて本実施形態では、上記のようにレバー30がロックされたか否かを電気的に検知する手段が講じられている。
雄ハウジング10の底面からは、その長さ方向の中央部よりも図2の右側に寄った位置において、タブ状の雄端子からなる一対の雄検知端子40が、所定間隔を開けて左右方向に並んで突設されている。この雄検知端子40は、後記する理由により、他の雄端子11と比べて背が低くされている。一方、プリント基板上には、ロック検知回路が形成されていて、上記の2本の雄検知端子40は、同ロック検知回路上において、互いに離間した2つの固定接点のような形態で設けられている。なお、ロック検知回路には、ランプやブザー等を備えた表示手段が接続されている。
雌ハウジング20における上記した雄検知端子40の突設位置と対応する位置には、サブハウジング43を挿通可能とする挿通孔42が、上下両面に貫通して形成されている。サブハウジング43は、挿通孔42と同じ高さ寸法を有しており、その内部には、上下方向を向いた左右2個のキャビティ44が、雄検知端子40と対応した配置で形成されている。両キャビティ44内には、それぞれ雌端子からなる雌検知端子45が上方から挿入されて抜け止め状態で収容されている。ここで両雌検知端子45は、その上端側において互いに接続されている。また、両キャビティ44の下面壁には端子挿入口44Aが開口され、同端子挿入口44Aから相手の雄検知端子40が進入して内部の雌検知端子45と嵌合可能となっている。したがって、互いに接続された両雌検知端子45は、2本の雄検知端子40から構成される互いに離間した2つの固定接点の間を電気的に接続する可動接点として機能する。
上記したサブハウジング43は、図1に示すように、挿通孔42内に対して、全高のおよそ2/3が差し込まれ状態で仮係止される。仮係止手段としては、サブハウジング43の側面に突起46を形成して、その突起46を挿通孔42の上側の口縁に係止して下動が規制されている。
一方、レバー30の両アーム部32の基端側における対向面には、上記したサブハウジング43の上面を押圧する押圧部48が突設されている。すなわち、レバー30の回動に伴い終端位置に近付くと、押圧部48がサブハウジング43の上面を押すことで、突起46と挿通孔42の側面との間のフリクションに抗してサブハウジング43が次第に押し下げられ、レバー30が終端位置まで回動されたところで、サブハウジング43はその全高が挿通孔42内に押し込まれるようになっている。なおこのとき、突起46は挿通孔42の側面に形成された逃がし孔49に嵌められるようになっている。
さらに、レバー30の慣性回動機構が構成されている。そのため、図5に示すように、カム溝35における嵌合時にフォロワ15が係合するカム面50において、その終端部の所定寸法手前の位置に、フォロワ15を当ててその移動を規制する規制突部52が形成されている。
すなわち、レバー30が終端位置よりも所定角度だけ手前の位置まで回動されたところで、フォロワ15が規制突部52に当たることでレバー30の回動が一旦規制され、そののちレバー30に対して所定以上の回動力を付与すると、フォロワ15が規制突部52を乗り越えて、その後は慣性によりレバー30が終端位置に一気に回動し得るようになっている。ここで、同図に示すように、上記したレバー30の回動が一旦規制された際には、サブハウジング43内の雌検知端子45と、相手の雄検知端子40とが未だ非接触状態にあるように、雄検知端子40の背が低いものに設定されている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
嵌合操作に先立ち、図1に示すように、雌ハウジング20には、雌検知端子45が収容されたサブハウジング43が挿通孔42に挿通されて仮係止されるとともに、レバー30が初期位置に装着される。係る状態から、同図の矢線に示すように、雌ハウジング20が雄ハウジング10内に所定量嵌合されると、図4に示すように、フォロワ15がカム溝35の入口35Aに進入する。この状態から、レバー30を同図の時計回り方向に終端位置に向けて回動すると、カム溝35のカム面50とフォロワ15との係合に基づくカム作用によって、雌ハウジング20が雄ハウジング10内に次第に引き込まれる。それとともに、レバー30に設けられた押圧部48がサブハウジング43の上面を押圧することで、サブハウジング43が仮係止を解除して挿通孔42内に押し込まれる。
レバー30が終端位置よりも所定角度手前の位置まで回動されると、図5に示すように、フォロワ15が規制突部52に当たることで、レバー30の回動が一旦規制される。このとき、雄検知端子40と雌検知端子45同士は非接触状態にある。
続いて、レバー30に対して所定以上の回動力を与えると、フォロワ15が規制突部52を乗り越えすなわち規制が解除され、その後は慣性によりレバー30が一気に終端位置まで回動される。これにより、図6に示すように、両ハウジング10,20が正規に嵌合され、それぞれに装着された対応する雄端子11と雌端子同士が正規に嵌合接続される。それとともに、レバー30に設けられたロックアーム37が、雄ハウジング10に設けられたロック突部16に係止されて、戻り止め状態にロックされ、併せて両ハウジング10,20が正規の嵌合状態に保持される。
また、上記したレバー30が、規制位置から終端位置に向けて一気に回動されてロックされることに伴い、サブハウジング43も一気に挿通孔42の底まで押し込まれ、サブハウジング43内の雌検知端子45が、相手の雄検知端子40と嵌合される。これにより既述したように、ロック検知回路の途中に設けられた互いに離間した固定接点(雄検知端子40)間が、可動接点(接続された両雌検知端子45)で連結され、ロック検知回路が閉じられて通電状態となる。すなわち、ロック検知信号が出力されたことになる。そのため表示手段で、ランプが点灯したり、ブザーが鳴らされる等により、レバー30のロックが正規に行われたことが確認できる。
すなわち本実施形態によれば、レバー30のロックが正規に掛かったか否かを、ロック検知回路により電気的に検知するようにしたから、同ロック検知回路に通電されることに伴い何らかの表示を行わせる等により、高い信頼性を持ってロック検知を行うことができる。
また、雄検知端子40が設けられる雄ハウジング10は、プリント基板に取り付けられる基板用ハウジングであるから、同雄検知端子40を含めてプリント基板上にロック検知回路を形成することができ、別途にロック検知回路を形成する場合と比べて、構造を簡単にすることができる。
さらに、レバー30の慣性回動機構を設けたことにより、雄雌の検知端子40,45が非接触の状態から、一気に接触状態に持ち来すことができる。すなわち検知端子40,45として、比較的長い接続領域を有する通常の端子金具を用いながらも、実質的にレバー30がロックされて初めて両検知端子40,45が嵌合するように作用させることができ、正確にロック検知を行うことができる。また、通常の端子金具を用いることができることで、安価に対応することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)慣性回動手段は、要はレバーの回動を途中で一旦規制し、その後に所定以上の回動力を付与したときに規制を解除して、解除に伴う慣性で一気に終端位置まで回動させ得るようにすればよいのであるから、規制部を設ける箇所は上記実施形態に例示したカム溝に限らず、レバーと相手の雄ハウジングとの間、さらには雌ハウジングとの間の任意の場所に設定することができる。
(2)上記実施形態ではロック検知回路に表示手段を接続した場合を例示したが、表示手段を設けることなく、ロック検知回路をプリント基板上に形成された他の駆動回路等に接続し、同駆動回路が機能するか否かで、ロック検知を行うようにしてもよい。
(3)またロック検知回路が常には閉じていて、ロックレバーが終端位置に至ったところでスイッチが開くことにより、ロック検知信号が出力されるようになっていてもよい。
(4)雄ハウジングは基板用ハウジングでなく、例えば電線に固着された雄端子を収容する形式のものであってもよい。その場合は、ロック検知回路を別途形成すればよい。
(5)ロック検知回路を閉じる接続部は、必ずしも端子金具に限らず、導電性の金属板同士等の他の形態の接続部であってもよい。
(6)上記実施形態とは逆に、雄ハウジング側にレバーが設けられていてもよい。
本発明の一実施形態に係る両ハウジングの嵌合前の状態の一部切欠側面図 雄ハウジングの平面図 レバーが終端位置にある場合の雌ハウジングの背面図 両ハウジングが初期嵌合された状態の一部切欠側面図 レバーが回動規制された状態の一部切欠側面図並びに部分拡大図 両ハウジングの嵌合完了状態の一部切欠側面図
符号の説明
10…雄ハウジング(他方のハウジング)
15…フォロワ(慣性回動機構)
16…ロック突部(ロック手段)
20…雌ハウジング(一方のハウジング)
23…軸
30…レバー
35…カム溝
37…ロックアーム(ロック手段)
40…雄検知端子(固定側の接続部;検知手段)
42…挿通孔
43…サブハウジング
45…雌検知端子(可動側の接続部;検知手段)
48…押圧部
52…規制突部(慣性回動機構)

Claims (5)

  1. 互いに嵌合される一対のハウジングのうちの一方のハウジングには、他方のハウジングと係合可能なレバーが回動可能に設けられ、このレバーが初期位置から終端位置に回動されることに伴い前記レバーと前記他方のハウジングとの間のカム作用によって両ハウジングが嵌合され、かつ前記ロックレバーを前記終端位置において前記他方のハウジングにロックするロック手段が設けられたレバー式コネクタにおいて、
    前記両ハウジングの間には、前記ロックレバーが前記終端位置に至ってロックされた場合に互いに係合してロック検知信号を出力する検知手段が設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記他方のハウジングには固定側の接続部が設けられるとともに、前記一方のハウジングには可動側の接続部が前記固定側の接続部と接離する方向に移動可能に設けられ、前記可動側の接続部は、前記レバーが前記終端位置に至ることに連動して前記固定側の接続部に接続されることによりロック検知回路を閉じるようになっていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記固定側の接続部と前記可動側の接続部とは、互いに嵌合される雌雄の検知端子のいずれかによって構成されており、前記他方のハウジングには固定側の検知端子が収容されているとともに、可動側の検知端子はサブハウジングに収容されて、このサブハウジングが前記一方のハウジングに対して前記両検知端子が接離する方向に移動可能に設けられており、前記レバーが前記終端位置に至ることに連動して前記サブハウジングが押圧されて前記両検知端子が嵌合されるようになっていることを特徴とする請求項2記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記他方のハウジングが、プリント基板に設けられた端子金具を収容する基板用ハウジングであることを特徴とする請求項3記載のレバー式コネクタ。
  5. 前記レバーには、このレバーが前記終端位置の手前の位置まで回動されたところでその回動を一旦規制し、前記レバーに対して所定の回動力を付与することにより前記規制を解除して、解除直後の慣性により前記レバーが前記終端位置に一気に回動するようにした慣性回動機構が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
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