JP2009017078A - ディジタル・スチル・カメラおよびその動作制御方法 - Google Patents

ディジタル・スチル・カメラおよびその動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【目的】ぶれが無く,かつ適正な明るさをもつ画像を得る。
【構成】設定された露光時間Tが,手振れが起こる露光時間よりも長い場合には(ステップ12でYES),総露光時間が設定された露光時間Tとなるように,手振れが起きないような露光時間tで繰り返し撮像する駒数Nが決定される(ステップ13)。最初は機械シャッタが閉じられて撮像され黒画像が得られる。その後N回被写体が撮像される(ステップ14)。得られたN駒の被写体像のそれぞれから,黒画像が減算され(ステップ15),黒画像が減算されたN駒の被写体像のそれぞれがずれないように,重ねあわされて合成画像が生成される(ステップ16)。ぶれが無く,かつ設定された露光時間に対応した明るさをもつ合成画像が得られる。
【選択図】図4

Description

この発明は,ディジタル・スチル・カメラおよびその動作制御方法に関する。
ディジタル・スチル・カメラを用いて被写体を撮像すると手振れが発生することがあるために,手振れが発生しそうなときに手振れ警告を行うディジタル・スチル・カメラ(特許文献1),手振れ補正機能を有するディジタル・スチル・カメラ(特許文献2),手振れが所定量に達すると撮像素子からの読み出しを行い,繰り返し露光して手振れを補正するディジタル・スチル・カメラ(特許文献3),連続して被写体を撮像し,各画像を重ねるディジタル・スチル・カメラ(特許文献4),撮像素子の読み出し駆動を速度を変えることにより手振れの影響を軽減するディジタル・スチル・カメラ(特許文献5)などがある。
特開2002-190980号公報 特開平5−14801号公報 特開2003-32540号公報 特開平11-252445号公報 特開平11-196321号公報
しかしながら,これらのカメラでは手振れが防止されていないのでぶれた画像が得られることがある。
また,被写体を連続して撮像し,得られた複数駒の画像の中から手振れの少ない画像を記録するものもある(特許文献6)。
特開平11-136557号公報
しかしながら,長時間露光が行われる場合には手振れの無い画像を得ることは難しい。
さらに,連続して撮像して得られた複数駒の画像を合成するものもあるが(特許文献7),ぶれがなく,かつくっきりした画像を得ることは難しい。また,ユーザの好みの明るさの画像を得ることが難しい。
特開2004-357071号公報
この発明は,ぶれが無く,かつくっきりした画像を得ることを目的とする。また,この発明は,比較的簡単にユーザの好みの明るさの画像を得ることを目的とする。
第1の発明によるディジタル・スチル・カメラは,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置を用いて被写体を撮像するための露光時間を設定する露光時間設定手段,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いかどうかを判定する判定手段,上記判定手段により,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いと判定されたことに応じて,複数回の撮像での総露光時間が上記露光時間設定手段によって設定された露光時間となるように,手ぶれが発生しないと考えられる時間で複数回繰り返して被写体を撮像するように上記固体電子撮像装置を制御する撮像制御手段,上記撮像制御手段の制御のもとに複数回の撮像が行われたことにより得られた複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから黒レベル・データを減算する減算手段,および上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成して1駒の被写体像を生成する生成手段を備えていることを特徴とする。
第1の発明は,上記ディジタル・スチル・カメラに適した動作制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置が,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力し,露光時間設定手段が,上記固体電子撮像装置を用いて被写体を撮像するための露光時間を設定し,判定手段が,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いかどうかを判定し,撮像制御手段が,上記判定手段により,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いと判定されたことに応じて,複数回の撮像での総露光時間が上記露光時間設定手段によって設定された露光時間となるように,手ぶれが発生しないと考えられる時間で複数回繰り返して被写体を撮像するように上記固体電子撮像装置を制御し,減算手段が,上記撮像制御手段の制御のもとに複数回の撮像が行われたことにより得られた複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから黒レベル・データを減算し,生成手段が,上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成して1駒の被写体像を生成することを特徴とする。
第1の発明によると,露光時間が設定され,設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いかどうかが判定される。長いと判定されると,手振れが発生しないと考えられる露光時間で,総露光時間が設定された露光時間となるように,複数回繰り返して被写体が撮像される。得られた複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから黒レベル・データが減算される。黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成されて一駒の被写体像が生成される。
第1の発明によると,手振れが発生しないと考えられる露光時間で複数回繰り返して被写体が撮像されるので,複数駒のそれぞれの被写体像はぶれていないと考えられる。ぶれていない複数駒の被写体像から一駒の被写体像が合成されるので,ぶれの無い合成画像が得られる。とくに,合成される複数駒の被写体像のそれぞれを表す画像データは黒レベル・データが減算されているので,黒が引き締まったくっきりした合成画像が得られる。また,繰り返し撮像される総露光時間は,設定された露光時間となるので,ユーザの所望の明るさの合成画像が得られる。
上記固体電子撮像装置の露光を制御する機械シャッタ,および上記複数回の撮像のうち第1回目の撮像を,上記機械シャッタを閉じて行うように上記機械シャッタおよび上記撮像制御手段を制御する制御手段をさらに備えてもよい。この場合,上記減算手段は,上記複数駒の被写体像のうち上記制御手段の制御のもとに行われた第1回目の撮像により得られた黒レベルの画像を除く複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから上記黒レベル画像データを減算するものとなろう。
ズーム倍率を設定するズーム倍率設定手段,および上記ズーム倍率設定手段によってズーム倍率が設定されたことに応じて,上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれの被写体像について,上記ズーム倍率設定手段によって設定されたズーム倍率に応じた大きさをもち,かつ1駒の画像として合成したときに一致する電子ズーム領域内の画像を拡大する電子ズーム処理を行う電子ズーム処理手段をさらに備えてもよい。この場合,上記合成手段は,上記電子ズーム処理手段によって電子ズーム処理された複数駒の被写体像のそれぞれにおける電子ズーム領域内の画像をそれぞれが一致するように合成した1駒の被写体像を生成するものとなろう。
ズーム倍率が設定されていないときの上記手振れが発生しないと考えられる時間よりも上記ズーム倍率設定手段によりズーム倍率が設定されたときの上記手振れが発生しないと考えられる時間の方が短いとよい。
上記ズーム倍率設定手段に設定されたズーム倍率にもとづいて,上記手振れが発生しないと考えられる露光時間を決定する露光時間決定手段をさらに備えてもよい。
上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データのノイズ成分を除去するノイズ除去手段をさらに備えてもよい。この場合,上記合成手段は,上記ノイズ除去手段によってノイズ成分が除去された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成して1駒の被写体像を生成するものとなろう。
第2の発明によるディジタル・スチル・カメラは,手振れが発生しないと考えられる露光時間で被写体を繰り返し撮像し,被写体像を表す画像データを繰り返し出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像を,前回の撮像によって上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像と一致するように合成した1駒の合成画像を生成する合成手段,上記合成手段によって合成された合成画像を,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像に一致するように合成して更新された1駒の合成画像を生成する処理を繰り返すように上記合成手段を制御する合成制御手段,上記合成制御手段のもとに制御される合成手段における処理により得られる合成画像を表示する表示装置,および露光停止指令に応じて,上記露光停止指令が与えられたタイミングにもとづいて上記合成制御手段にもとづく合成手段における処理において更新された合成画像を表す画像データを記録媒体に記録する記録制御手段を備えていることを特徴とする。
第2の発明は,上記ディジタル・スチル・カメラに適した動作制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置が,手振れが発生しないと考えられる露光時間で被写体を繰り返し撮像し,被写体像を表す画像データを繰り返し出力し,合成手段が,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像を,前回の撮像によって上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像と一致するように合成した1駒の合成画像を生成し,合成制御手段が,上記合成手段によって合成された合成画像を,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像に一致するように合成して更新された1駒の合成画像を生成する処理を繰り返すように上記合成手段を制御し,表示装置が,上記合成制御手段のもとに制御される合成手段における処理により得られる合成画像を表示し,記録制御手段が,露光停止指令に応じて,上記露光停止指令が与えられたタイミングにもとづいて上記合成制御手段にもとづく合成手段における処理において更新された合成画像を表す画像データを記録媒体に記録するものである。
第2の発明によると,手振れが発生しないと考えられる露光時間で被写体が繰り返し撮像される。撮像により得られた被写体像が,前回の撮像により得られた被写体像と一致するように合成された一駒の合成画像が生成される。被写体の撮像が繰り返され,生成された合成画像に,撮像された被写体像が合成される合成処理が繰り返される。生成された合成画像が表示され,露光停止指令が与えられると,合成画像を表す画像データが記録媒体に記録される。
合成画像が更新されながら,合成画像が得られる。得られた合成画像が表示され,所望の明るさの合成画像が表示されたときに,ユーザは露光停止指令を与えることにより,所望の明るさの合成画像を表す画像データを記録媒体に記録することができる。しかも,得られた合成画像は,手振れが発生しないと考えられる露光時間により撮像された画像を合成したものであるから,合成画像もぶれの無いものとなる。
上記固体電子撮像装置は,上記露光停止指令が与えられた後第1の複数駒の被写体像を撮像したことにより撮像を停止するものでもよい。この場合,上記固体電子撮像装置から繰り返し出力される画像データを第1の複数駒よりも多い。第2の複数駒分の画像データを更新しつつ一時的に記憶する一時メモリをさらに備えるとよい。
また,上記記録制御手段は,更新された合成画像を表す画像データに加えて,上記一時メモリに記憶されている第2の複数駒分の画像データを記録媒体に記録するものでもよい。
上記表示装置は,合成画像に加えて,表示されている合成画像のヒストグラムを表示するものでもよい。
更新された合成画像が適正な明るさとなったかどうかを判定する判定手段,および上記判定手段により適正な明るさとなったと判定されたことに応じて,その旨を報知する報知手段をさらに備えてもよい。
上記判定手段により適正な明るさとなったと判定されたことに応じて,撮像を停止するように上記固体電子撮像装置を制御する制御手段をさらに備えてもよい。
シャッタ・レリーズ・ボタンをさらに備えてもよい。この場合,上記固体電子撮像装置は,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの押下中は被写体の撮像を繰り返し,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの押下が開放されたことにより撮像を停止するものとなろう。
上記シャッタ・レリーズ・ボタンは二段ストローク・タイプのものでもよい。この場合,上記固体電子撮像装置は,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第一段階の押下により被写体の撮像を繰り返し,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第二段階の押下により被写体の撮像を停止するものとなろう。
この実施例においては,被写体を撮像するための露光時間が設定され,その設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いかどうかが判定される。長いと判定された場合には,手振れが発生しないと考えられる露光時間で繰り返し被写体が撮像される。繰り返して撮像される総露光時間は,設定された露光時間となるように撮像回数が決定される。繰り返しの撮像により得られた複数駒の被写体像がずれないように一駒の画像が合成される。合成により得られた画像を表す画像データがメモリ・カードに記録される。
とくに,この実施例においては,機械シャッタを用いて機械シャッタが閉じられた状態で最初の駒の画像が撮像され,黒画像が得られる。撮像により得られた複数駒の被写体像から黒画像が減算され,黒画像が減算された複数駒の被写体像が一駒の画像に合成される。黒画像が減算された複数駒の被写体像を用いて画像の合成処理が行われているので,くっきりとした鮮やかな合成画像が得られる。
図1は,この発明の実施例の撮像により得られる被写体像の一例である。
上述したように,設定された露光時間が,手振れが発生する時間よりも長かったものとする。機械シャッタが閉じられて撮像が行われることにより0駒目の被写体像(黒画像)PBが得られる。手振れが発生しないような露光時間で被写体がN回撮像され,N駒の被写体像P1〜PNが得られる。N駒の被写体像の総露光時間は,設定された露光時間と等しくなるように,撮像される駒数(N駒)およびN駒のそれぞれの被写体像の露光時間が決定される。
図2は,図1に示す被写体像を,CCDを用いて得るためのタイム・チャートである。
時刻t1,t2,t4,t6,t8,t10,t12,t14,t16などに発生する垂直同期信号VDに同期して露光,CCDに蓄積された信号電荷の転送(取り込み)が行われる。時刻t1までの期間,時刻t3からt6までの期間,時刻t9からt12までの期間には電子シャッタ・パルス(基板掃き出しパルス)がCCDに与えられており,CCDのフォトダイオードに蓄積されている信号電荷が基板から掃き出される。
時刻t1からt5の間は機械シャッタが閉じており,時刻t1となると,電子シャッタ・パルスが停止することからCCDのフォトダイオードに信号電荷の蓄積が開始する。時刻t2となると,読み出しパルスが発生してフォトダイオードに蓄積された信号電荷の取込が開始する。時刻t1からt2の間にフォトダイオードに蓄積された信号電荷によって表わされる画像が図1に示す0駒目の黒画像PBとなる。
時刻t5からt7までの間に機械シャッタが開放されるが時刻t6までの間は電子シャッタ・パルスが発生しているので,時刻t6からフォトダイオードに信号電荷が蓄積される。時刻t7になると機械シャッタが閉じられるので,時刻t6からt7までの間が露光時間となる。この露光時間は,上述したように手振れが発生しない時間である。時刻t8となると読み出しパルス(図示略)が発生し,蓄積された信号電荷の取り込みが開始する。このようにして得られた信号電荷によって表わされる画像が図1に示す1駒目の被写体像P1となる。
同様にして時刻t12からt13の間が露光時間となり,時刻t14から信号電荷の取り込みが開始する。この取り込まれた信号電荷によって表わされる画像が図1に示す2駒目の被写体像P2となる。
以下同様にして図1に示すN駒目までの被写体像が得られる。
図3は,合成画像の生成の仕方を示している。
上述したように,0駒目の黒画像PB,1駒目からN駒目までの被写体像P1〜PNが得られる。1駒目からN駒目までの被写体像P1〜PNのそれぞれの被写体像から黒画像PBが減算され,黒画像PBが減算された1駒目からN駒目までの被写体像P11〜P1Nが得られる。このようにして得られた1駒目からN駒目までの被写体像P11〜P1Nのそれぞれが一致するようにして合成されて1駒の合成画像PS0が得られる。好ましくは,黒画像PBが減算された被写体像P11〜P1Nのノイズ成分をディジタル・フィルタなどを利用して除去し,ノイズが除去された被写体像P11〜P1Nを用いて合成画像PSOを生成する。
図4は,合成画像を生成する手順を示すフローチャートである。
まず,露光時間Tが設定され(ステップ11),設定された露光時間Tが,手振れが起こる時間より長いかどうかが確認される(ステップ12)。露光時間Tはユーザによって設定されなくとも,自動的に算出されるものでもよい。露光時間Tがユーザによって設定される場合には,ディジタル・スチル・カメラには露光時間T(シャッタ速度)を設定するダイアル等が設けられ,自動的に算出される場合には後述するようにディジタル・スチル・カメラに設けられているAE検出回路(AE/AWB検出回路)により検出される露光量にもとづいて露光時間Tが算出される。
設定された露光時間Tが,手振れが起こる時間よりも長いと(ステップ12でYES),上述したように手振れが起こらないような時間(例えば,1/60秒)tで繰り返して撮像する駒数N(N=T/t)が算出される(ステップ13)。機械シャッタが閉じられて最初の駒(0駒目)の撮像が行われて黒画像が得られる。その後算出されたN駒数分だけ,手振れが起こらないような時間tで被写体が繰り返して撮像される(ステップ14)。
撮像されたN駒の被写体像のそれぞれの被写体像から黒画像が減算され(ステップ15),黒画像が減算されたN駒の被写体像のそれぞれがずれないように1駒の合成画像を生成する合成画像生成処理が行われる(ステップ16)。N駒の被写体のそれぞれがずれないようウインドウに1駒の合成画像を生成するためには,それぞれの被写体像の動き検出処理,エッジ検出処理により重ね合わせられる位置が決定されるのはいうまでもない。生成された合成画像を表す画像データがメモリ・カードに記録されることとなる(ステップ18)。ぶれの無い,かつユーザの設定された露光時間にもとづく明るさをもつ画像が得られるようになる。しかも,上述したように被写体像から黒画像を減算して合成しているので,鮮やかな画像が得られることとなる。
設定された露光時間が,手振れが起こる露光時間よりも長くなければ(ステップ12でNO),その設定された露光時間Tで1駒分被写体が撮像される(ステップ17)。
図5は,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,CPU20によって統括される。
ディジタル・スチル・カメラには,所望のデータ等を記憶するためのメモリ40および表示される被写体像を表す画像データを一時的に記憶するVRAM(Video Random Access Memory)41も含まれている。
ディジタル・スチル・カメラには,撮像モードまたは再生モードを設定するモード・スイッチ21,シャッタ・レリーズ・ボタン22,ズーム倍率を設定するズーム・ボタン44などがある。これらのスイッチ類から出力される信号は,CPU20に入力する。
CCD30の受光面前方には,絞り21,フォーカス・レンズ28および機械シャッタ29が設けられている。これらの絞り21,フォーカス・レンズ28および機械シャッタ29は,それぞれのモータ・ドライバ23,24および25によって制御される。フォーカス・レンズ28および機械シャッタ29を通過した光線束がCCD30の受光面に入射する。撮像モードが設定されていると,タイミング・ジェネレータ26によってCCD30が制御され,CCD30から被写体像を表す映像信号が出力される。
CCD30から出力された映像信号は,CDS増幅回路31において相関二重サンプリング処理が行われてアナログ/ディジタル変換回路32に入力する。アナログ/ディジタル変換回路32において,映像信号からディジタル画像データに変換される。
ディジタル画像データは,画像入力コントローラを介してAF検出回路38に入力し,自動合焦制御のための自動合焦評価値データが得られる。得られた自動合焦評価値データにもとづいてフォーカス・レンズ28が合焦位置に位置決めされる。また,画像データは,AE/AWB検出回路39にも入力し,自動露光調整のための輝度データが生成される。生成された輝度データを用いて適正な明るさとなるように絞り21が制御される。また,AE/AWB検出回路39において白バランス調整のためのデータが検出され,画像信号処理回路34において白バランス調整が行われる。画像信号処理回路34から出力された画像データがビデオ・エンコーダ36を介して表示装置37に与えられることにより,表示装置37の表示画面上に撮像された被写体像が表示される。
シャッタ・レリーズ・ボタン22が押されると,上述のように,設定された露光時間が,手振れが起こる時間よりも長ければ,最初の駒の撮像は,機械シャッタ29が閉じられた状態で撮像され,その後手振れが起きない露光時間で複数駒の被写体の撮像が繰り返される。設定された露光時間が,手振れが起こる時間よりも短ければ,設定された露光時間で被写体が撮像される。被写体が複数駒分撮像されることにより,上述のように複数駒分の画像データが得られる。最初の撮像により得られた黒画像を表す画像データおよびその後の複数回の撮像により得られた複数駒分の被写体像を表す画像データはメモリ40に与えられ,一時的に記憶される。メモリ40から複数駒分の被写体像を表す画像データが順に読み出され,かつ黒画像を表す画像データが読み出される。読み出された画像データおよび黒画像データは画像信号処理回路34において,被写体像を表す画像データから黒画像を表す画像データの減算処理が行われる。この減算処理が複数駒分の画像データのすべてについて行われ,上述のように画像合成処理が行われる。生成された合成画像を表す画像データは圧縮処理回路35において圧縮されてメディア・コンテローラ42によってメモリ・カード43に記録される。
図6から図10は,他の実施例を示すもので,ズーム撮像が行われる場合のものである。この実施例においては,光学ズームではなく電子ズームが行われる。
図6は,電子ズームにより被写体像が拡大される様子を示している。
被写体を撮像することにより,被写体像P20が得られる。この被写体像20中に,ズーム倍率に応じて,ズーム倍率が大きいほど小さく,ズーム倍率が小さいほど大きな電子ズーム領域a0が設定される。
電子ズーム領域a0内の画像の大きさが被写体像P20の大きさと同じとなるように拡大されて電子ズームされた被写体像P30が得られる。
図7は,図3に対応するもので,合成画像を生成する仕方を示すものである。
上述のようにN回の撮像が繰り返されることによりN駒の被写体像が得られ,そのN駒の被写体像のそれぞれから黒画像が減算されたN駒の被写体像P21〜P2Nが得られる。ズーム倍率が指定されることにより,指定されたズーム倍率に応じた電子ズーム領域a21〜a2Nが規定される。この電子ズーム領域a21〜a2Nは,電子ズーム領域内の画像が拡大されて一駒の画像として合成された場合に一致するように規定される。
このように規定された電子ズーム領域a21〜a2N内の画像のそれぞれがズーム倍率に応じて拡大されて,拡大されたズーム画像P31〜P3Nが得られる。得られたズーム画像P31〜P3Nが一致するように合成されて合成画像PZが得られる。
この実施例においては,光学ズームではなく電子ズームが行われるので,ズーム画像を合成して合成画像PZを生成するときに一致するように電子ズーム領域a21〜a2Nを規定することができる。
図8は,ズームにおける焦点距離を35mmフィルム換算したときの手振れが起きないと考えられる露光時間を示している。
35mmフィルム換算した場合の焦点距離が大きいほど(ズーム倍率が大きいほど),手振れによる画像のぶれが目立つので,手振れが起きない露光時間tが短くなるように規定されている。ズーム倍率が大きくなってもぶれの無い画像が撮像されるので,上述したように合成した場合でもぶれが無く,かつ設定された露光時間にもとづく明るさをもつ画像が得られる。
図9および図10は,ズーム処理が行われる場合の合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。
ディジタル・スチル・カメラの電源がオンにされると(ステップ51),被写体が撮像され,いわゆるスルー画(動画)が表示される(ステップ52)。ディジタル・スチル・カメラのズーム・ボタンがオンされると(ステップ53),所望のズーム倍率で電子ズーム処理が行われる。上述のように電子ズームにより拡大された被写体像がディジタル・スチル・カメラの表示装置にスルー画で表示される(ステップ54)。
シャッタ・レリーズ・ボタンが押されると(ステップ55),露光時間Tが設定される(ステップ56)。設定された露光時間Tが,手振れが起こる露光時間よりも長いかどうかが確認される(ステップ57)。設定された露光時間Tが,手振れが起こる露光時間よりも長い場合には(ステップ57でYES),さらにズームが設定されているかどうかが判定される(ステップ58)。
ズームされている場合には(ステップ58でYES),図8に示したようにズーム倍率に応じた手振れが起こらないと考えられる露光時間t1を用いて撮像駒数Nが算出される(ステップ59)。ズームが設定されていない場合には(ステップ58でNO),上述したように手振れが起こらないと考えられる所定の露光時間t2(たとえば,1/60秒)を用いて撮像駒数Nが算出される(ステップ60)。
つづいて,上述のように機械シャッタを閉じて最初の撮像が行われ,その後N駒の撮像が繰り返される(ステップ61)。N駒の被写体像のそれぞれから黒画像が減算される(ステップ62)。黒画像が減算されたN駒の被写体像のそれぞれの被写体像において,電子ズーム領域内の画像が一致するように,電子ズーム領域の位置が電子ズーム倍率に応じて規定される。規定された電子ズーム領域内の画像がずれないようにして合成処理が行われ,一駒の合成画像が生成される(ステップ63)。生成された合成画像を表す画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ65)。ズーム処理は電子ズームにより行われているので,電子ズーム領域内の画像を合成した場合にずれないように,撮像されたN駒の被写体像のそれぞれにおいて電子ズーム領域の位置を決定することができる。このようにして決定された電子ズーム領域内の画像を合成することにより,ズームされた場合であってもずれが無く,かつ設定された露光時間にもとづく明るさをもつ合成画像を得ることができる。
設定された露光時間が,手振れが起こる露光時間よりも長くなければ(ステップ57でNO),設定された露光時間で被写体が撮像される(ステップ64)。撮像により得られた被写体像を表す画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ65)。
図11から図13は,他の実施例を示すもので,手振れが発生しないような露光時間で被写体を連続して撮像し,撮像された被写体像に,次に撮像された被写体像を重ねるように合成し,その合成された画像にさらに,次に撮像された被写体像を重ねるように合成する処理を繰り返すものである。
図11は,ディジタル・スチル・カメラを背面から見た斜視図である。
ディジタル・スチル・カメラ80の前方にはレンズ筺体81が設けられている。
ディジタル・スチル・カメラ80の上面の右側にはシャッタ・レリーズ・ボタン82が設けられており,このシャッタ・レリーズ・ボタン82の左側には電源ボタン83が設けられている。
ディジタル・スチル・カメラ80の背面の左上には光学ビュー・ファインダ84が形成されている。光学ビュー・ファインダ84の右側には,左右にスライド可能なモード・スイッチ85が形成されている。モード・スイッチ85が左側にスライドされることにより再生モードとなり,右側にスライドされることにより撮像モードとなる。モード・スイッチ85の右側には,左矢印ボタン86,決定ボタン87,および右矢印ボタン88が形成されている。
さらに,ディジタル・スチル・カメラ80の背面の左下部には液晶表示画面93が形成されている。この液晶表示画面93の上部には露光停止ボタン89,その他の各種ボタン類90〜91が形成されている。液晶表示画面93の右側にはファンクション・ボタン92が形成されている。
図12は,この実施例による処理手順を示すフローチャート,図13は,撮像により得られた被写体像と合成処理により得られた合成画像とを示している。
撮像モードが設定されて,シャッタ・レリーズ・ボタンがオンされると(ステップ71),あらかじめ定められている手振れの発生しない露光時間で一駒目の撮像が行われる(ステップ71)。これにより,図13に示すように一駒目の被写体像P41が得られる。得られた被写体像P41は非常に暗いものとなっている(ハッチングの密度により暗さが表現されている)。
この実施例においては,重ね合わせにより合成画像が生成され,その重ね合わせの処理のために重ね合わせの前処理が行われるが,一駒目の被写体像が得られたときにはまだ重ね合わせる画像が存在しないので,重ね合わせの前処理(ステップ73)および重ね合わせ処理(ステップ74)はスキップされる。一駒目の被写体像P41が表示画面に表示される(ステップ74)。ユーザから露光停止指示がなければ(ステップ76でNO),重ねあわされた画像を表す画像データがメモリに一時的に記憶される(ステップ77)。もちろん,一駒目の被写体像が得られた場合には,重ねあわされた画像が無いので,その一駒目の被写体像を表す画像データがメモリに一時的に記憶される。
つづいて,手振れが発生しないと考えられる露光時間で二駒目の撮像が行われる(ステップ72)。これにより,図13に示すように二駒目の被写体像P42が得られる。
一駒目の被写体像P41と二駒目の被写体像P42とを重ね合わせて合成するために,二駒の被写体像の動き検出,エッジ検出などの重ね合わせ点を抽出する処理を含む重ね合わせ前処理が行われる(ステップ73)。二駒の被写体像P41とP42とが一致するように重ね合わせ処理が行われる(ステップ74)。これにより,図13に示すように,第1の合成画像PS1が得られる。得られた合成画像が表示画面に表示される(ステップ75)。ユーザからの停止指示が無ければ(ステップ76でNO),重ねあわされた合成画像を表す画像データがメモリに一時的に記憶される(ステップ77)。
さらに,つづいて手振れが発生しないと考えられる露光時間で三駒目の撮像が行われる(ステップ72)。これにより,図13に示すように三駒目の被写体像P43が得られる。
すでに得られた第1の合成画像PS1と三駒目の被写体像P43とを合成するために重ね合わせ前処理(ステップ73)および重ね合わせ処理(ステップ74)が行われる。第1の合成画像PS1に三駒目の被写体像P43が合成されて,図13に示すように第2の合成画像PS2が得られる。得られた第2の合成画像が表示画面に表示される(ステップ75)。
ユーザからの露光停止指示が無い限り,図13に示すように,四駒目の被写体像P44と第2の合成画像PS2との合成処理による第3の合成画像PS3の合成処理,五駒目の被写体像P45と第3の合成画像PS3との合成処理による第4の合成画像PS4の合成処理,六駒目の被写体像P46と第4の合成画像PS4との合成処理のように,得られた合成画像と新たに撮像された被写体像との合成処理(重ね合わせ処理)が繰り返される。更新されながら生成される合成画像は,実質的な露光時間が長くなってくるので,徐々に明るくなってくるのは理解できよう。
ユーザからの露光停止指示があると(ステップ76でYES),メモリに一時的に記憶されている画像データが読み出されてメモリ・カードに記録される(ステップ78)。
図14は,変形例を示すもので,図12に対応する処理手順を示すフローチャートである。この図において図12に示す処理と同じ処理については同じ符号を付して説明を省略する。
図12に示す処理においては,シャッタ・レリーズ・ボタンが押されると上述した合成処理が開始され,露光停止指示があると上述した合成処理が終了するものである。これに対して,図14に示す処理ではシャッタ・レリーズ・ボタンが押されると合成処理が開始される(ステップ101でYES)のは図12に示す処理と同じであるが,シャッタ・レリーズ・ボタンが押され続けているかどうかが監視され,シャッタ・レリーズ・ボタンが押され続けていると(ステップ102でYES)上述した合成処理が繰り返される。シャッタ・レリーズ・ボタンの押し下げが開放されると(ステップ102),合成処理が終了し,メモリに一時的に記憶されている画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ78)。
図15は,さらに他の変形例を示すもので,図12に示す処理手順に対応する処理手順を示すフローチャートである。この図においても図12に示す処理と同じ処理については同一符号を付して説明を省略する。
この実施例においては,二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタンが利用される。シャッタ・レリーズ・ボタンの第一段階の押下に応じて(ステップ103でYES),上述した合成処理が開始する。シャッタ・レリーズ・ボタンの第二段の押下があるまで(ステップ104),上述した合成処理が繰り返される。シャッタ・レリーズ・ボタンの第二段階の押下があると(ステップ104でYES),合成処理が終了してメモリに一時的に記憶されている画像データがメモリ・カードに記録されることとなる。
図16から図18は,さらに他の変形例を示すものである。この変形例は,上述した合成画像を表す画像データがメモリ・カードに記録されるほかに,撮像によって得られた一駒の被写体像が更新されながら5駒分メモリ・カードに記録されるものである。
図16は,表示装置に表示される合成画像と撮像画像とを示している。
上述したように,合成画像PS11からPS20が順に生成されていく。これらの合成画像PS11からPS20が順に表示装置に表示される。たとえば,合成画像PS18が表示されたときに,ディジタル・スチル・カメラに露光停止指示が与えられると合成処理は停止し,合成画像PS19,PS20などは生成されず,表示もされない。
合成画像を生成するために一駒ずつ被写体が撮像され,撮像画像P51からP60などが得られる。上述した実施例では,これらの撮像画像P51からP60などは合成画像の生成に使用されるがメモリ・カードには記録されていない。上述した実施例では,合成画像を表す画像データがメモリ・カードに記録される。これに対して,この変形例では,合成画像を表す画像データのほかに,露光停止指示が与えられた時点の前後合わせて5駒分の撮像画像を表す画像データがメモリ・カードに記録される。たとえば,合成画像PS18が表示されたときに,ディジタル・スチル・カメラに露光停止指示が与えられると,その後も被写体の撮像が行われ,その合成画像PS18を表す画像データのほかに合成画像PS18が得られる前後の撮像画像P56〜P60をそれぞれ表す画像データがメモリ・カードに記録される。これらの画像データがメモリ・カードに記録された後に,合成画像PS18と撮像画像P50〜P60とを用いて合成画像PS18の前に得られた合成画像PS16,PS17,または得られるべき合成画像PS19,PS20などを生成することができるようになる。
図17は,図12に示す処理手順に対応するもので,図12に示す処理と同じ処理については同一符号を付して説明を省略する。
上述したように,手振れが発生しないと考えられる露光時間で被写体が撮像され(ステップ72),得られた被写体像を表す画像データは5駒分が格納されているように更新されながらメモリに一時的に記憶される(ステップ106)。
ユーザからの露光停止指示があった場合でも(ステップ76でYES),その後2回の撮像が繰り返され,得られた2駒分の撮像画像をそれぞれ表す画像データがメモリに一時的に記憶される(ステップ107)。メモリに一時的に記憶されている合成画像および5駒分の撮像画像をそれぞれ表す画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ108 )。メモリ・カードへの記録が終了すると,明るさ調整処理が行われる(ステップ109)。
図18は,明るさ調整処理が行われるときの表示画面93に表示される画像の一例である。
表示画面93には,露光停止指示が与えられたときの合成画像P18と,その前後の撮像により得られた撮像画像P56〜P60から生成される合成画像PS16〜PS20が少しずつずれて表示される。最初は,暗い合成画像が奥に,明るい合成画像が手前に表示されるように位置決めされる。表示画面93の左下には,合成画像の明るさを微調整することができることをユーザに報知するために「明るさ微調整」の文字が表示されているとともに,プラスおよびマイナスの記号が両矢印の両側に表示されている(符号94で示す)。
ディジタル・スチル・カメラ80の背面に設けられている左矢印ボタン86が押されると押されるたびに暗い合成画像が手前に表示され,右矢印ボタン88が押されると押されるたびに明るい合成画像が手前に表示されるように表示制御が行われる。決定ボタン87が押されると,一番手前に表示されている合成画像を表す画像データがすでにメモリ・カードに記録されている合成画像データに上書きされる(図17ステップ110)。明るさ調整が終了することにより,5駒分の撮像画像をそれぞれ表す画像データはメモリ・カードから消去される。もっとも必ずしも消去しなくともよいのはいうまでもない。
図19(A)〜(E)から図21は,さらに他の変形例を示している。この変形例においては,上述したように合成画像が表示されるときに合成画像のほかにその合成画像のヒストグラムも表示されるものである。
図19(A)〜(E)は,表示装置に表示される合成画像の一例である。(A)を参照して,上述のようにして得られた合成画像PS51の右下には,合成画像PS51のヒストグラムh51が表示されている。同様に,(B)〜(E)を参照して,合成画像PS52の右下には,合成画像PS52のヒストグラムh52が表示され,合成画像PS53の右下には合成画像PS53のヒストグラムh53が表示され,合成画像PS54の右下には合成画像PS54のヒストグラムh54が表示され,合成画像PS55の右下には合成画像PS55のヒストグラムh55が表示される。
図20は,表示画面に表示される画像の一例である。
図19(A)〜(E)に示す例では,合成画像のほかにその合成画像のヒストグラムが表示されるものであるが,適正な明るさとなると,ヒストグラムの画像h56上に「適正な明るさです」という文言が表示されるものである。ユーザは,その文言を見ることにより,合成画像PS54が適正な明るさのものであることがわかる。
図21は,図12に対応する処理手順を示すフローチャートである。図12に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。
上述のようにして重ね合わせ処理が行われ合成画像が生成されると(ステップ74),その生成された合成画像のヒストグラムが算出される(ステップ111)。生成されたヒストグラムを表す画像が合成画像とともに表示装置に表示される(ステップ112)。生成されたヒストグラムにもとづいて,生成された合成画像が適正な明るさかどうかが判定される(ステップ113)。適正な明るさであれば(ステップ114でYES),その適正な明るさをもつ合成画像を表す画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ78)。適正な明るさでなければ(ステップ114でNO),合成画像を表す画像データがメモリに一時的に記憶され(ステップ77),被写体の撮像,合成画像の生成などが続けられる。適正な明るさとなった場合に,上述したように,「適正な明るさです」との文言が表示されてもよいのはいうまでもない。
被写体像の一例である。 撮像のタイム・チャートである。 合成画像の生成の仕方を示している。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 電子ズームにより拡大される画像を示す。 電子ズームにより拡大された画像の合成画像の生成の仕方を示している。 35mmフィルム換算の焦点距離と手振れが起きないと考えられる露光時間との関係を示している。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 合成画像の生成の仕方を示している。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 ディジタル・スチル・カメラの斜視図である。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 合成画像と撮像画像とを示している。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。 表示画面に表示される画像の一例である。 (A)〜(E)は,表示画面に表示される画像の一例である。 表示画面に表示される画像の一例である。 合成画像の生成処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
20 CPU
26 タイミング・ジェネレータ
27 絞り
30 CCD
34 画像信号処理回路
40 メモリ

Claims (16)

  1. 被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置を用いて被写体を撮像するための露光時間を設定する露光時間設定手段,
    上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いかどうかを判定する判定手段,
    上記判定手段により,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いと判定されたことに応じて,複数回の撮像での総露光時間が上記露光時間設定手段によって設定された露光時間となるように,手ぶれが発生しないと考えられる時間で複数回繰り返して被写体を撮像するように上記固体電子撮像装置を制御する撮像制御手段,
    上記撮像制御手段の制御のもとに複数回の撮像が行われたことにより得られた複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから黒レベル・データを減算する減算手段,および
    上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成して1駒の被写体像を生成する生成手段,
    を備えたディジタル・スチル・カメラ。
  2. 上記固体電子撮像装置の露光を制御する機械シャッタ,および
    上記複数回の撮像のうち第1回目の撮像を,上記機械シャッタを閉じて行うように上記機械シャッタおよび上記撮像制御手段を制御する制御手段をさらに備え,
    上記減算手段は,上記複数駒の被写体像のうち上記制御手段の制御のもとに行われた第1回目の撮像により得られた黒レベルの画像を除く複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから上記黒レベル画像データを減算するものである,
    請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  3. ズーム倍率を設定するズーム倍率設定手段,および
    上記ズーム倍率設定手段によってズーム倍率が設定されたことに応じて,上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれの被写体像について,上記ズーム倍率設定手段によって設定されたズーム倍率に応じた大きさをもち,かつ1駒の画像として合成したときに一致する電子ズーム領域内の画像を拡大する電子ズーム処理を行う電子ズーム処理手段をさらに備え,
    上記合成手段は,上記電子ズーム処理手段によって電子ズーム処理された複数駒の被写体像のそれぞれにおける電子ズーム領域内の画像をそれぞれが一致するように合成した1駒の被写体像を生成するものである,
    請求項1または2に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  4. ズーム倍率が設定されていないときの上記手振れが発生しないと考えられる時間よりも上記ズーム倍率設定手段によりズーム倍率が設定されたときの上記手振れが発生しないと考えられる時間の方が短いものである,
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  5. 上記ズーム倍率設定手段に設定されたズーム倍率にもとづいて,上記手振れが発生しないと考えられる露光時間を決定する露光時間決定手段をさらに備えた請求項1から4のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  6. 上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データのノイズ成分を除去するノイズ除去手段をさらに備え,
    上記合成手段は,上記ノイズ除去手段によってノイズ成分が除去された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成して1駒の被写体像を生成するものである,
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  7. 手振れが発生しないと考えられる露光時間で被写体を繰り返し撮像し,被写体像を表す画像データを繰り返し出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像を,前回の撮像によって上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像と一致するように合成した1駒の合成画像を生成する合成手段,
    上記合成手段によって合成された合成画像を,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像に一致するように合成して更新された1駒の合成画像を生成する処理を繰り返すように上記合成手段を制御する合成制御手段,
    上記合成制御手段のもとに制御される合成手段における処理により得られる合成画像を表示する表示装置,および
    露光停止指令に応じて,上記露光停止指令が与えられたタイミングにもとづいて上記合成制御手段にもとづく合成手段における処理において更新された合成画像を表す画像データを記録媒体に記録する記録制御手段,
    を備えたディジタル・スチル・カメラ。
  8. 上記固体電子撮像装置は,上記露光停止指令が与えられた後第1の複数駒の被写体像を撮像したことにより撮像を停止するものであり,
    上記固体電子撮像装置から繰り返し出力される画像データを第1の複数駒よりも多い第2の複数駒分の画像データを更新しつつ一時的に記憶する一時メモリをさらに備えた
    請求項7に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  9. 上記記録制御手段は,更新された合成画像を表す画像データに加えて,上記一時メモリに記憶されている第2の複数駒分の画像データを記録媒体に記録するものである,
    請求項7または8に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  10. 上記表示装置は,合成画像に加えて,表示されている合成画像のヒストグラムを表示するものである,請求項7から9のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  11. 更新された合成画像が適正な明るさとなったかどうかを判定する判定手段,および
    上記判定手段により適正な明るさとなったと判定されたことに応じて,その旨を報知する報知手段,
    をさらに備えた請求項7から10のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  12. 上記判定手段により適正な明るさとなったと判定されたことに応じて,撮像を停止するように上記固体電子撮像装置を制御する制御手段をさらに備えた請求項7から11のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  13. シャッタ・レリーズ・ボタンをさらに備え,
    上記固体電子撮像装置は,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの押下中は被写体の撮像を繰り返し,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの押下が開放されたことにより撮像を停止するものである,
    請求項7から12のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  14. 上記シャッタ・レリーズ・ボタンは二段ストローク・タイプのものであり,
    上記固体電子撮像装置は,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第一段階の押下により被写体の撮像を繰り返し,上記シャッタ・レリーズ・ボタンの第二段階の押下により被写体の撮像を停止するものである,
    請求項7から13のうちいずれか一項に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  15. 固体電子撮像装置が,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力し,
    露光時間設定手段が,上記固体電子撮像装置を用いて被写体を撮像するための露光時間を設定し,
    判定手段が,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いかどうかを判定し,
    撮像制御手段が,上記判定手段により,上記露光時間設定手段によって設定された露光時間が,手振れが発生すると考えられる時間よりも長いと判定されたことに応じて,複数回の撮像での総露光時間が上記露光時間設定手段によって設定された露光時間となるように,手ぶれが発生しないと考えられる時間で複数回繰り返して被写体を撮像するように上記固体電子撮像装置を制御し,
    減算手段が,上記撮像制御手段の制御のもとに複数回の撮像が行われたことにより得られた複数駒の被写体像を表す複数駒分の画像データのそれぞれから黒レベル・データを減算し,
    生成手段が,上記減算手段によって黒レベル・データが減算された複数駒分の画像データによって表される複数駒の被写体像のそれぞれが一致するように合成して1駒の被写体像を生成する,
    ディジタル・スチル・カメラの動作制御方法。
  16. 固体電子撮像装置が,手振れが発生しないと考えられる露光時間で被写体を繰り返し撮像し,被写体像を表す画像データを繰り返し出力し,
    合成手段が,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像を,前回の撮像によって上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像と一致するように合成した1駒の合成画像を生成し,
    合成制御手段が,上記合成手段によって合成された合成画像を,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像に一致するように合成して更新された1駒の合成画像を生成する処理を繰り返すように上記合成手段を制御し,
    表示装置が,上記合成制御手段のもとに制御される合成手段における処理により得られる合成画像を表示し,
    記録制御手段が,露光停止指令に応じて,上記露光停止指令が与えられたタイミングにもとづいて上記合成制御手段にもとづく合成手段における処理において更新された合成画像を表す画像データを記録媒体に記録する,
    ディジタル・スチル・カメラの動作制御方法。
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