JP2009015203A - 平面表示装置、データ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の信号ドライバで発生するピーク電流が、平面表示装置全体で揃うことによるEMIの悪化を抑制する。
【解決手段】表示パネルと、第一群の映像データを受信して、前記表示パネルを駆動する第一の信号ドライバと、第二群の映像データを受信して、前記表示パネルを駆動する第二の信号ドライバと、第一のデータ線11と、第二のデータ線12と、前記第一のデータ線を介して、前記第一の信号ドライバへ、前記第一群の映像データを送信するタイミングを制御し、かつ、前記第二のデータ線を介して、前記第二の信号ドライバへ、前記第二群の映像データを送信するタイミングを制御するコントローラ20と、前記第一の信号ドライバが、前記第一群の映像データを受信するタイミングと、前記第二の信号ドライバが、前記第二群の映像データを受信するタイミングとを、所定時間だけずらす遅延時間生成部23とを具備する。
【選択図】図8

Description

本発明は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の平面表示装置、及び、平面表示装置における映像データのデータ処理方法に関する。
液晶テレビなど、平面型の表示装置が大型化するに従い、より高精細に表示すること、よりなめらかに動きを表現することが、要求されるようになってきている。これらの要求を満足させるためには、より広帯域の映像データが必要とされ、装置の高速クロック化が進んできている。しかしながら、高クロック化、表示装置の大型化に伴い、電源の影響、及び、グランドインピーダンスの悪化の影響が顕在化して、EMI(Electromagnetic Interference)の悪化が懸念されるようになってきている。
まず、平面表示装置の概要について説明する。図1に、平面表示装置のブロック説明図を示す。図1において、平面表示装置100は、タイミングコントローラ101と、信号線を駆動する8つの信号ドライバ1〜8と、走査線を駆動する4つの走査ドライバ104〜107と、映像データを表示する表示パネル108とを有している。タイミングコントローラ101は、赤色、緑色、青色の各映像データと、水平同期信号、垂直同期信号、クロック信号の各タイミング信号とをパラレルに入力する。タイミングコントローラ101は、タイミング信号に基づいて、8つの信号ドライバ1〜8と、4つの走査ドライバ104〜107とを制御する制御信号を生成する。また、信号ドライバ1〜8の構成に合わせて、映像データの並べ替え、タイミング調整、ビット数変換などの処理を行う。図中、タイミングコントローラ101は、制御線102を用いて、4つの走査ドライバ104〜107へ、走査ドライバ用スタートパルス、及び、走査ドライバ用クロックを送信する。4つの走査ドライバ104〜107は、走査ドライバ用スタートパルス、及び、走査ドライバ用クロックを受信して、表示パネル108における走査線を駆動する。また、タイミングコントローラ101は、制御線103を用いて、8つの信号ドライバ1〜8へ、信号ドライバ用スタートパルス、及び、信号ドライバ用クロックを送信し、かつ、8本の異なるデータ線11〜18を用いて、8つの信号ドライバ1〜8へ、映像データを送信する。タイミングコントローラ101と、各信号ドライバ1〜8との間において、映像データのデータ転送には、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)を基とした小振幅な差動信号が用いられている。8つの信号ドライバ1〜8は、信号ドライバ用スタートパルス、信号ドライバ用クロック、及び、映像データを受信して、表示パネル108における信号線を駆動する。
平面表示装置が有する1つの表示パネルに対して、1つの信号ドライバを設ける構成が理想なように思われる。しかし、1つの表示パネルを1つの信号ドライバで駆動しようとすると、信号ドライバの回路規模が大きくなり過ぎて、製造コストが増大する。また、大きさの違いにより、表示パネルと信号ドライバ間の結線も困難になる。このような理由により、一般に、10インチクラス以上の平面表示装置では、図1に示すように、1つの表示パネルを複数の信号ドライバで駆動している。同様に、走査ドライバも複数個配置される。図1には、複数のデータ線11〜18を用いて、Point to Point 方式で映像データを転送する平面表示装置100を示したが、共通データバスを用いて、マルチドロップ方式で映像データを転送する平面表示装置もある。一般に、信号ドライバが、表示パネルに駆動電圧を出力するタイミングは、一水平期間ごとになる。しかし、近年は、表示特性の改善のために、一水平期間に複数の駆動電圧を出力するものも増えてきている。また、平面表示装置の用途に応じて、縦横の関係が逆転することもある。信号ドライバ及び走査ドライバにはさまざまな呼び名があり、液晶ディスプレイの分野では、信号ドライバをソースドライバと呼び、走査ドライバをゲートドライバと呼んだりする。
図1の信号ドライバ1〜8について詳述する。図2に、信号ドライバ1のブロック説明図を示す。ここでは、図1に示した信号ドライバ1についてのみ説明するが、他の信号ドライバ2〜8も、同様の回路構成を有している。図2において、信号ドライバ1は、入力レシーバ110と、シリアルパラレル変換回路111と、内部データバス112と、データラッチ113と、データラッチ114と、D/Aコンバータ115と、出力アンプ116とを有している。入力レシーバ110は、データ線11を流れる映像データがLVDSのような差動信号の場合、受信する映像データの信号レベルを、信号ドライバ1内部で使用するCMOSレベルに変換する回路である。シリアルパラレル変換回路111は、シリアル形式で転送されてきた映像データをラッチする際に、ラッチ処理の処理単位となるビット数(当明細書において、1グループと表現する。)のパラレル形式の映像データに変換する回路である。この1グループのビット数は、必ずしも、タイミングコントローラ101内部で処理単位となるビット数と一致する必要はない。内部データバス112は、シリアルパラレル変換回路111で変換されたパラレル形式の映像データを、1グループずつ、テータラッチ113へ転送するバスであり、1グループと同じビット数の配線群である。データラッチ113は、シリアルパラレル変換回路111でパラレル変換された1グループの映像データを逐次ラッチしていき、信号ドライバ1が駆動する信号線分の映像データを記憶する。データラッチ114は、信号線駆動電圧出力を一水平期間保持するために、データラッチ113に記憶された映像データを、一水平期間ごとに一度記憶する。D/Aコンバータ115は、データラッチ114に記憶された映像データを元に、表示パネル108を駆動する階調電圧を選択する。出力アンプ116は、一般的にD/Aコンバータ115は、出力インピーダンスが高く、表示パネル108を直接駆動することが出来ないので、低いインピーダンスで表示パネル108を駆動するために、インピーダンス変換を行う回路である。
さて、EMIの改善に関連する先行技術としては、特開2002−341820号公報(特許文献1参照)に記載された「表示装置及びその駆動方法」の発明が知られる。特許文献1の発明は、図2におけるデータラッチ113から、データラッチ114へ、映像データを転送する際に発生するピーク電流の分散化を目的としたものである。アクティブマトリックス型表示装置の瞬間最大消費電流を抑制する。特許文献1によれば、表示パネルを駆動する信号側駆動手段のデータロード命令信号(信号電極に対して、信号側駆動手段に転送された映像信号に応じた電圧を、出力させるための信号。)を、信号側駆動手段ごとで異なるタイミングで制御する。
その他、EMIの改善に関連する先行技術としては、特開2003−8424号公報(特許文献2参照)に記載された「半導体装置のノイズ低減回路」の発明が知られる。特許文献2は、液晶表示データ制御回路(タイミングコントローラ)の半導体内部では瞬間的な過渡電流が電源線に集中的に流れることにより大きなノイズが発生してしまうという問題の解決を課題とする。データ制御回路(タイミングコントローラ)の出力IOバッファで、瞬間的な過渡電流が電源線に集中的に流れることにより発生する大きなノイズを低減する。この特許文献2は、図1に示した、Point to Point 方式の平面表示装置では無く、共通データバスを用いたマルチドロップ方式の平面表示装置に適用される。特許文献2では、N個の出力を備える半導体装置の出力バッファに遅延回路を追加し、各出力に位相差を発生させることにより、各出力が同時にH→L、または、L→Hに反転することを抑制し、過大なピーク電流を抑える。
特開2002−341820号公報 特開2003−8424号公報
上記特許文献1は、表示パネルを駆動する信号側駆動手段のデータロード命令信号(信号電極に対して、信号側駆動手段に転送された映像信号に応じた電圧を、出力させるための信号。)を、信号側駆動手段ごとで異なるタイミングで制御することにより、電磁界ノイズを低減する。すなわち、特許文献1では、データロードのタイミングをずらすことにより、電磁界ノイズの低減を達成しようとする。しかし、特許文献1において、根本的に問題としているのは、データロードのタイミングである。このタイミングは、水平同期期間に1回という、せいぜい100kHz程度の周波数である。よって、EMIの測定対象周波数よりも非常に低いため、EMI改善に対する寄与が少ないという課題がある。
特許文献2では、N個の出力を備える半導体装置の出力バッファに遅延回路を追加し、各出力に位相差を発生させることにより、過大なピーク電流を抑える。ところが、最近の平面表示装置では、タイミングコントローラ(先の例ではデータ信号制御手段もしくはデータ制御回路)と、信号ドライバ(たとえば液晶では、ソースドライバ、先の例では、信号側駆動手段)のデータ転送には、LVDSを基とした小振幅な差動信号を用いることが一般的になってきている。このような映像データの転送方式では、出力バッファは定電流で動作しているため、特許文献2のように、複数の出力の間でデータが反転する位相をずらさなくても、出力バッファで消費する電流に過大なピーク電流は発生しない。そのため、特許文献2では、近年の平面表示装置の過大なピーク電流、EMIの改善には対応できないという課題がある。
また、特許文献2では、遅延時間として、映像データの転送クロックよりも短い時間が要求されるが、システムクロック周期よりも短い遅延量の制御方法が開示されていない。一般に、安定かつ制御性の良い遅延時間差を実現するのは困難である。タイミングコントローラと信号ドライバとの間で、LVDSを基とした小振幅な差動信号を採用する場合、通常は映像データをシリアル化している。そのため、タイミングコントローラによる出力信号の周波数は、数100MHzと非常に高い周波数となっている。この周波数での遅延の制御は、コストアップ(高精度、かつ、調整の範囲を広くするためには、PLL(Phase Locked Loop)などを用いてタイミングを生成することを要する。)につながるという課題がある。仮に、低価格で遅延時間差の制御回路を製造できたとしても、遅延時間差は回路品質に依存する。よって、回路品質によっては、調整の範囲が狭く、十分な電流ピークの分散が出来なくなるという課題がある。更に、回路製品は、製造ばらつきの影響を受ける。そのため、異なるEMI特性を有する回路製品の組合せによっては、量産平面表示装置において、特定の周波数のEMIが改善されない可能性があるという課題がある。
平面表示装置におけるEMIの発生源としては、大きく3つの部分が問題になると考えられる。1つ目はタイミングコントローラの出力動作による、その電源、グランド線を流れる電流の時間的変化(dIc/dt)である。2つ目は伝送路を流れる電流の時間的変化(dIp/dt)である。3つ目は複数の信号ドライバに共通の電源、グランド線を流れる電流の時間的変化(dId/dt)である。ところが、現在の大型平面表示装置では、タイミングコントローラと信号ドライバの間の信号伝送にEMIの低い小振幅差動信号(例えばLVDS信号)を使用する。そのため、一つ目のコントローラの出力動作によるEMI問題と、二つ目の伝送線路の電流変化によるEMI問題とはほぼ解決されているといえる。一方、高速の小振幅差動信号を受ける複数の信号ドライバは、信号受信時に同時に動作する。よって、三つ目のEMI問題、すなわち、複数の信号ドライバに共通の電源、グランド線のピーク電流値(dId/dt)によるEMI問題の解決が一番の懸案になっていると言える。
図3に、信号ドライバ1におけるラッチ処理の説明図を示す。なお、他の信号ドライバ2〜8も、同様の回路構成を有して、同様の動作を行う。図3において、信号ドライバ1は、タイミングコントローラ101から映像データを受信すると、この映像データをデータラッチ113に記憶する。ここで、理解を容易にするため、以下、表示パネル108の各信号線は、64階調の階調電圧のいずれかによって駆動されるものとして説明する。このとき、26 =64なので、1本の信号線につき、6ビットの映像データが必要になる。シリアルパラレル変換回路111は、64階調の階調電圧のいずれかを示すこととなる6ビットの映像データをシリアルに入力し、当該6ビットの映像データをパラレル形式に変換する。内部データバス112には、パラレル形式の6ビットの映像データが現れ、データラッチ113は、1回のラッチ処理で、6ビットの映像データをラッチする。データラッチ113は、逐次6ビットずつ映像データをラッチしていき、[信号ドライバ1が駆動する信号線の本数×6ビット]の映像データを記憶する。
図4に、信号ドライバにおける別のラッチ処理の説明図を示す。図4の信号ドライバは、図1に示したいずれの信号ドライバ1〜8とも異なるものである。図4において、シリアルパラレル変換回路117は、64階調の階調電圧のいずれかを示すこととなる6ビットの映像データを、順次シリアルに入力し、シリアルパラレル変換を行って、3つの階調電圧を選択できる18ビットのパラレルの映像データを出力する。内部データバス118には、18ビットのパラレルの映像データが現れ、データラッチ119には、1回のラッチ処理で、3本の信号線を駆動できる18ビットの映像データが一度にラッチされる。データラッチ119は、逐次18ビットずつ映像データをラッチし、[信号ドライバが駆動する信号線の本数×6ビット]の映像データを記憶する。図3の場合、1グループは、6ビットになるが、図4の場合、1グループは、18ビットになる。
図5は、タイミングコントローラ101側の内部処理について説明する図である。このタイミングコントローラ101は、図1で示したタイミングコントローラ101と同一のものである。図5では、水平方向が時間軸になっている。タイミングコントローラ101は、映像データをパラレルに処理した後、パラレルシリアル変換を行う。タイミングコントローラ101は、パラレルの映像データをシリアル形式に変換すると、シリアルの映像データを、各データ線11〜18へ出力する。図中、D0[0]〜D0[5]の6ビットの映像データは、表示パネル108における信号線#0を駆動するための映像データとし、D1[0]〜D1[5]の6ビットの映像データは、表示パネル108における信号線#1を駆動するための映像データとし、信号線#0及び信号線#1は、信号ドライバ1によって駆動されるものとする。
図6は、信号ドライバ1側の内部処理について説明する図である。この信号ドライバは、図1に示した信号ドライバ1と同一のものである。図6では、水平方向が時間軸になっているが、図5における映像データ1ビットの転送時間と、図6における映像データ1ビットの転送時間とは、同一である。図5と図6とに示されるように、タイミングコントローラ101が映像データを送出するタイミングと、信号ドライバ1がこの映像データを受信するタイミングとは、実質的に同一タイミングとなる。信号ドライバ1では、シリアルパラレル変換回路111が、シリアルに受信した映像データを、パラレル形式の映像データに復元するための時間経過後に、内部データバス112に、まず、1グループの映像データD0[0]〜D0[5]を出力する。次に、1グループの映像データの転送時間経過後に、シリアルパラレル変換回路111は、1グループの映像データD1[0]〜D1[5]を出力する。データラッチ113には、1グループずつ、内部データバス112に現れた映像データがラッチされる。このラッチ処理において、1グループの映像データが切り替わるごとに、信号ドライバ1では、大きな電流が消費される。すなわち、信号ドライバ1の内部データバス112、データラッチ113で発生するピーク電流は、図6に示すタイミングで発生する。信号ドライバ1の内部データバス112を流れる映像データの転送速度は、概ね10〜50Mグループ/秒程度で設計される。このため、データラッチ113へのラッチ処理で発生するノイズは、高調波成分を含め、特にEMIに影響を与える周波数付近となる。
図7は、平面表示装置全体でのピーク電流について説明する図である。図7の信号ドライバ1〜8は、図1の信号ドライバ1〜8と同一のものである。図7では、水平方向が時間軸になっている。タイミングコントローラ101は、表示パネル108一ライン分に相当する映像データを分配し、8つの信号ドライバ1〜8へ、同一タイミングで送信している。8つの信号ドライバ1〜8は、同一タイミングで映像データを受信し、かつ、1グループずつ、同一タイミングで映像データのラッチ処理を行っている。よって、各信号ドライバ1〜8における、内部データバス、及び、データラッチでは、ピーク電流が、同一タイミングで発生している。このように、複数の信号ドライバで発生するピーク電流が、平面表示装置全体でそろってしまい、EMIが悪化するという課題がある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による平面表示装置は、第一のデータ線(11)と、第二のデータ線(12)と、表示パネル(108)とを具備する。第一の信号ドライバ(1)は、第一群の映像データを受信して、前記表示パネル(108)における第一群の信号線を駆動する。第二の信号ドライバ(2)は、第二群の映像データを受信して、前記表示パネル(108)における第二群の信号線を駆動する。コントローラ(20)は、前記第一のデータ線(11)を介して、前記第一の信号ドライバ(1)へ、前記第一群の映像データを送信するタイミングを制御し、かつ、前記第二のデータ線(12)を介して、前記第二の信号ドライバ(2)へ、前記第二群の映像データを送信するタイミングを制御する。遅延時間生成部(23)は、前記第一の信号ドライバ(1)が、前記第一群の映像データを受信するタイミングと、前記第二の信号ドライバ(2)が、前記第二群の映像データを受信するタイミングとを、所定時間だけずらす。
本発明では、遅延時間生成部(23)によって、第一の信号ドライバ(1)が映像データを受信するタイミングと、第二の信号ドライバ(2)が映像データを受信するタイミングとが、所定時間だけずれる。よって、第一の信号ドライバ(1)が、受信した前記第一群の映像データをラッチするラッチ処理において消費する電流のピークと、前記第二の信号ドライバ(2)が、受信した前記第二群の映像データをラッチするラッチ処理において消費する電流のピークとが、所定時間だけずれる。従って、平面表示装置全体のEMIを改善させることができる。
本発明によれば、各信号ドライバで発生するピーク電流を、平面表示装置全体で分散化し、EMIを改善することができる。
[1]図1に示すように、平面表示装置100は、大きく分けて、タイミングコントローラ101、信号ドライバ1〜8、走査ドライバ104〜107、表示パネル108、タイミングコントローラ101と信号ドライバ1〜8とを結ぶデータ線11〜18で構成される。これらのうち、EMIに大きな影響を与えるのは、タイミングコントローラ101、信号ドライバ1〜8、データ線11〜18である。本実施の形態では、タイミングコントローラ101と複数の信号ドライバ1〜8との間の信号伝送に、Point to Point方式を採用し、かつ、小振幅シリアルデータ伝送方式を採用して、タイミングコントローラ101に起因するEMIの問題とデータ線11〜18に起因するEMIの問題とを解消している。さらに、本実施の形態では、信号ドライバ1〜8に起因するEMIの悪化も改善する。テレビ用の平面表示装置には、多くの場合、複数の信号ドライバが搭載される。このような信号ドライバに起因するEMI改善のため、タイミングコントローラが出力する各映像データの出力タイミングをずらす。具体的には、シリアルデータ伝送の転送クロックを使用して、その転送クロック周期の整数倍の時間差を設ける方法を採用するが、この方法は、簡易かつ容易に適用可能な好ましい方法の一つと考えられる。加えて、タイミングコントローラの出力端子毎の時間差を周期的に変更すれば、更にEMIを改善することが可能である。これにより、タイミングコントローラの出力端子毎に、精度と制御性が良い映像データの出力時間差を得ることができるようになり、この映像データを受信する複数の信号ドライバの受信動作タイミングを信号ドライバ毎にばらつかせることができるようになる。よって、複数の信号ドライバに共通の電源、グランド線に流れる電流のピークを時間的にずらすことが可能になり、複数の信号ドライバを使用する平面表示装置のEMI発生が抑制され、装置全体のEMI特性が良くなる。
[2]以下詳述する本実施の形態による平面表示装置は、図1に示した平面表示装置100におけるタイミングコントローラ101を、図8に示すタイミグコントローラ20に置き換えた平面表示装置とする。図8に、本実施の形態におけるタイミングコントローラのブロック説明図を示す。図8において、タイミングコントローラ20は、ラインメモリ21と、シリアル変換部22と、遅延時間生成部23と、出力アンプ24と、タイミング制御部25とを有している。ラインメモリ21は、表示パネル108一ライン分の映像データを各信号ドライバ1〜8へ分配するためのバッファとして働く。ラインメモリ21は、書き込みと読み出しとを平行して行えるように、ダブルバッファ構成となっている。ある水平同期期間では、一のバッファに表示パネル108一ライン分の映像データをシリアルに書き込み、同時に、他方のバッファから表示パネル108一ライン分の映像データをパラレルに読み出す。次の水平同期期間では、前記一のバッファから表示パネル108一ライン分の映像データをパラレルに読み出し、同時に、前記他方のバッファへ表示パネル108一ライン分の映像データをシリアルに書き込む。ラインメモリ21は、表示パネル108一ライン分の映像データを、8つの信号ドライバ1〜8に分配し、パラレルに、8つの映像データを出力する。シリアル変換部22は、8つの映像データをパラレルに入力し、パラレル−シリアル変換を行って、シリアルに、8つの映像データを出力する。遅延時間生成部23は、シリアルに、8つの映像データを入力し、各映像データに対して、Δt0,Δt1,…,Δt7の各遅延時間を付加して、シリアルに、8つの映像データを出力する。出力アンプ24は、遅延時間が付加された映像データを、各データ線11〜18に出力する。タイミング制御部25は、ラインメモリ21と、シリアル変換部22と、遅延時間生成部23とに、制御信号を送出する。
図9に、遅延時間生成部23のブロック説明図を示す。図示するように、遅延時間生成部23は、8つのFIFO(First In First Out)メモリ31〜38を有している。本実施の形態では、各信号ドライバ1〜8へ映像データを転送するタイミングは、FIFOメモリ31〜38を用いてずらすことにしている。これは、FIFOメモリ31〜38の場合、後述するように、読み出しアドレス等を設定するだけで、簡単に遅延時間のずれ量を制御できるからである。
FIFOメモリ31〜38について詳述する。図10に、FIFOメモリ31の回路ブロック図を示す。ここでは、図9に示したFIFOメモリ31についてのみ説明するが、他のFIFOメモリ32〜38も、同様の回路構成を有している。図10において、FIFOメモリ31は、書き込み用アドレスカウンタ40と、書き込み用マルチプレクサ41と、4つのフリップフロップ回路42〜45と、読み出し用マルチプレクサ46と、読み出し用アドレスカウンタ47とを有している。書き込み用アドレスカウンタ40は、書き込みクロックを、…,0,1,2,3,0,1,2,3,0,…、と計数し、その値を出力する。書き込み用マルチプレクサ41は、書き込み用アドレスカウンタ40が計数した値に対応するフリップフロップ回路42〜45を選択し、そのフリップフロップ回路42〜45に対して、書き込みクロックを供給する。4つのフリップフロップ回路42〜45は、書き込みクロックのエッヂで、映像データを取り込み、次の書き込みクロックが投入されるまで、その映像データの出力を維持する。読み出し用アドレスカウンタ47は、読み出しクロックを、…,0,1,2,3,0,1,2,3,0,…、と計数し、その値を出力する。読み出し用マルチプレクサ46は、読み出し用アドレスカウンタ47が計数した値に対応するフリップフロップ回路42〜45を選択し、そのフリップフロップ回路42〜45が出力する映像データを、出力アンプ24へ送出する。
図11に、書き込み用アドレスカウンタ40の回路ブロック図を示す。ここでは、図10に示した書き込み用アドレスカウンタ40についてのみ説明するが、読み出し用アドレスカウンタ47も、同様の回路構成を有している。図11において、書き込み用アドレスカウンタ40は、下位ビット用マルチプレクサ50と、上位ビット用マルチプレクサ51と、下位ビット用フリップフロップ回路52と、上位ビット用フリップフロップ回路53と、加算器54とを有している。下位ビット用マルチプレクサ50、及び、上位ビット用マルチプレクサ51は、プリセット信号がオンになると、プリセット入力を選択し、その初期値をフリップフロップ回路52,53に設定する。また、下位ビット用マルチプレクサ50、及び、上位ビット用マルチプレクサ51は、プリセット信号がオフの間、加算器54の出力を選択する。このとき、フリップフロップ回路52,53は、書き込みクロックが立ち下がるエッヂで、加算器54の出力を取り込み、その値をカウント出力として出力する。加算器54は、フリップフロップ回路52,53が出力する2桁の2進数の値をインクリメントする。
図12に、FIFOメモリ31の動作を説明するタイミングチャートを示す。ここでは、FIFOメモリ31についてのみ説明するが、他の7つのFIFOメモリ32〜38も、FIFOメモリ31と同様の回路構成をしており、同様に動作する。図12において、FIFOメモリ31は、書き込みクロック、読み出しクロック、映像データD1,D2,D3,…を入力している。プリセット信号がオンになると、書き込み用アドレスカウンタ40には、初期値”2”が設定され、読み出し用アドレスカウンタ47には、初期値”0”が設定される。この初期値の差によって、FIFOメモリ31は、映像データの転送クロック、2クロック分の遅延時間を生成することができる。書き込み用アドレスカウンタ40は、書き込みクロックが立ち下がるエッヂで、計数を行い、読み出し用アドレスカウンタ47は、読み出しクロックが立ち下がるエッヂで、計数を行う。図示するように、読み出しクロックの位相と、書き込みクロックの位相とをずらしてある。これにより、FIFOメモリ31は、より細かな遅延時間の制御を行うことができる。図12において、FIFOメモリ31のデータ出力は、読み出し用アドレスカウンタ47が計数する値に対応するフリップフロップ回路42〜45の出力となる。例えば、読み出し用アドレスカウンタ47が計数する値が”2”のとき、フリップフロップ回路44の出力Q3が、FIFOメモリ31のデータ出力となる。読み出し用アドレスカウンタ47が計数する値が”3”のとき、フリップフロップ回路45の出力Q4が、FIFOメモリ31のデータ出力となる。
タイミングコントローラ20が作成する遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7は、それぞれ、[映像データの転送クロック周期]×[1グループの映像データのビット数]の時間の範囲内で任意に設定することが可能である。また、EMIを十分に改善させるためには、少なくとも一つの遅延時間は、[映像データの転送クロック周期]を超える時間であることが望ましい。なお、タイミングコントローラ20では、遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7を、シリアル変換後に生成している。この方法が最も簡便ではあるが、遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7は、シリアル変換前や、ラインメモリ21からの読み出しのタイミングで生成してもかまわない。また、遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7の生成手段は、FIFOメモリに限定する必要はない。
[3]以上、本実施の形態によるタイミングコントローラ20について説明した。続いて、信号ドライバ1〜8における消費電流について詳述する。説明を簡素化するため、以下、図13〜15においては、信号ドライバ1〜3のみを取り上げる。図13に、タイミングコントローラが、シリアル形式の3つの映像データを、各データ線11〜13へ送出するタイミングの例を示す。図13において、遅延時間生成部23におけるFIFOメモリ31は、遅延時間として、Δt0=0を生成し、FIFOメモリ32は、Δt1=[映像データの転送クロック周期]を生成し、FIFOメモリ33は、Δt2=[映像データの転送クロック周期]×3を生成している。
図14に、各信号ドライバ1〜3において、パラレル変換された映像データが、1グループずつ、内部データバスに現れるタイミングを示す。信号ドライバ1では、遅延時間Δt0=0で受信した映像データを、パラレル形式に復元するための時間経過後に、1グループずつ、内部データバスに送出し、1グループずつ、データラッチにラッチしている。信号ドライバ2では、遅延時間Δt1=[映像データの転送クロック周期]で受信した映像データを、パラレル形式に復元するための時間経過後に、1グループずつ、内部データバスに送出し、1グループずつ、データラッチにラッチしている。信号ドライバ3では、遅延時間Δt2=[映像データの転送クロック周期]×3で受信した映像データを、パラレル形式に復元するための時間経過後に、1グループずつ、内部データバスに送出し、1グループずつ、データラッチにラッチしている。
図15に、各信号ドライバで消費する電流のタイミングを示す。図15に示すように、各信号ドライバ1〜3では、1グループの映像データをラッチ処理するごとに、電流のピークを発生させている。しかしながら、当実施の形態では、タイミングコントローラ20において、異なる遅延時間Δt0,Δt1,Δt2を設けているため、電流のピークが重ならないようになっている。従って、3つの信号ドライバ1〜3が消費する電流の合計は、重畳されないようになっている。
各信号ドライバに分配される8つの映像データに対して、異なる遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7を設定した場合の消費電流を説明する。図16は、映像データが、1グループずつ、内部データバスに現れるタイミングと、消費電流の大きさとの関係を示す図である。図16では、図8に示したタイミングコントローラ20によって、各信号ドライバ1〜8の映像データに対して、異なる遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7が設定されている。図示するように、各信号ドライバ1〜8においては、1グループずつ、映像データが内部データバスに現れているが、それらのタイミングは、各遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7の差だけずれている。従って、各信号ドライバ1〜8で消費される電流のピークは重ならない。8つの信号ドライバ1〜8によって消費される全消費電流は、図16の最下行に示すように、分散される。
[4]続いて、遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7を時系列的に変化させる実施の形態について説明する。図11に示されるように、本実施の形態によるタイミングコントローラ20は、プリセット信号をオンにすることによって、任意のタイミングで、遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7を変化させることができる。なお、図17〜19では、説明を簡素化するために、3つの信号ドライバ1〜3のみを取り上げる。図17は、遅延時間を時系列的に変化させた場合において、映像データが、1グループずつ、内部データバスに現れるタイミングと、消費電流の大きさとの関係を示す図である。図中、”一行目”とあるのは、表示パネル108における第一行目に表示される映像データが、1グループずつ、ラッチ処理される期間の動作を示している。”二行目”、”三行目”についても同様である。表示パネル108が、一水平期間に、パネル一行分の映像データを表示するものとすると、タイミングコントローラ20は、第一の水平期間に、”一行目”の映像データを送出し、次の水平期間に、”二行目”の映像データを送出し その次の水平期間に、”三行目”の映像データを送出する。図17では、奇数行目の映像データに設定される遅延時間Δt0O,Δt1O,Δt2Oを同一とし、偶数行目の映像データに設定される遅延時間Δt0e,Δt1e,Δt2eを同一とし、かつ、奇数行目の映像データに設定される遅延時間と、偶数行目の映像データに設定される遅延時間とを異なるものとしている。図示するように、”一行目”と”三行目”のタイミングは同一であり、”一行目”と”二行目”のタイミングは異なっている。
図18は、図17の条件下で、奇数行目の映像データを受信した3つの信号ドライバ1〜3が、その映像データをラッチ処理する期間における電流波形の周波数成分を示す図であり、図19は、図17の条件下で、偶数行目の映像データを受信した3つの信号ドライバ1〜3が、その映像データをラッチ処理する期間における電流波形の周波数成分を示す図である。図18,19においては、信号ドライバ1〜3で消費される電流の電流FFT(Fast Fourier Transform)をグラフ化している。横軸は、周波数を表し、単位はMHzである。縦軸は、マグニチュードを表す。図示するように、図18の奇数行目の期間と、図19の偶数行目の期間とでは、電流波形の周波数成分が異なっている。すなわち、奇数行目と偶数行目では、電源電流のパルスの発生間隔が異なるので、結果として、EMIで観測される電磁放射の周波数成分が分散されることになる。従って、本実施の形態のように、遅延時間Δt0,Δt1,…,Δt7を、時系列的に変化させれば、特定の周波数にエネルギーが集中することを抑えることができる。
図1は、平面表示装置のブロック説明図である 図2は、信号ドライバのブロック説明図である。 図3は、信号ドライバにおけるラッチ処理の説明図である。 図4は、信号ドライバにおける別のラッチ処理の説明図である。 図5は、タイミングコントローラ側の内部処理について説明する図である。 図6は、信号ドライバ側の内部処理について説明する図である。 図7は、平面表示装置全体でのピーク電流について説明する図である。 図8は、本実施の形態におけるタイミングコントローラのブロック説明図である。 図9は、遅延時間生成部のブロック説明図である。 図10は、FIFOメモリの回路ブロック図である。 図11は、書き込み用アドレスカウンタの回路ブロック図である。 図12は、FIFOメモリの動作を説明するタイミングチャートである。 図13は、タイミングコントローラが映像データを送出するタイミングの例を示す図である。 図14は、パラレル変換された映像データが内部データバスに現れるタイミングを示す図である。 図15は、各信号ドライバで消費する電流のタイミングを示す図である。 図16は、映像データが内部データバスに現れるタイミングと、消費電流の大きさとの関係を示す図である。 図17は、映像データが内部データバスに現れるタイミングと、消費電流の大きさとの関係を示す図である。 図18は、奇数行目の電流波形の周波数成分を示す図である。 図19は、偶数行目の電流波形の周波数成分を示す図である。
符号の説明
1〜8 信号ドライバ
11〜18 データ線
20,101 タイミングコントローラ
21 ラインメモリ
22 シリアル変換部
23 遅延時間生成部
24,116 出力アンプ
25 タイミング制御部
31〜38 FIFOメモリ
40,47 アドレスカウンタ
41,46,50,51 マルチプレクサ
42〜45,52,53 フリップフロップ回路
54 加算器
100 平面表示装置
104〜107 走査ドライバ
108 表示パネル
110 入力レシーバ
111,117 シリアルパラレル変換回路
112,118 内部データバス
113,114,119 データラッチ
115 D/Aコンバータ

Claims (7)

  1. 表示パネルと、
    第一群の映像データを受信して、前記表示パネルにおける第一群の信号線を駆動する第一の信号ドライバと、
    第二群の映像データを受信して、前記表示パネルにおける第二群の信号線を駆動する第二の信号ドライバと、
    第一のデータ線と、
    第二のデータ線と、
    前記第一のデータ線を介して、前記第一の信号ドライバへ、前記第一群の映像データを送信するタイミングを制御し、かつ、前記第二のデータ線を介して、前記第二の信号ドライバへ、前記第二群の映像データを送信するタイミングを制御するコントローラと、
    前記第一の信号ドライバが、前記第一群の映像データを受信するタイミングと、前記第二の信号ドライバが、前記第二群の映像データを受信するタイミングとを、所定時間だけずらす遅延時間生成部とを具備する
    平面表示装置。
  2. 前記遅延時間生成部は、前記所定時間を、
    前記第一の、又は前記第二の信号ドライバが、受信した前記第一群の、又は前記第二群の映像データをラッチするラッチ処理において、処理単位となる映像データのビット数に、映像データの転送クロック周期を乗じた時間よりも短い時間として生じさせる
    請求項1記載の平面表示装置。
  3. 前記遅延時間生成部は、
    前記所定時間を、時系列的に変化させる
    請求項1又は2記載の平面表示装置。
  4. 前記遅延時間生成部は、
    一定期間の間、前記所定時間を維持し、
    次の一定期間には、前記所定時間を別の所定時間に変化させ、
    前記次の一定期間の間、前記別の所定時間を維持する
    請求項3記載の平面表示装置。
  5. 前記遅延時間生成部は、
    前記映像データの転送クロックと同一周期のクロックで動作する回路を具備し、
    当該クロック周期に基づいて前記所定時間を生じさせる
    請求項1〜4いずれか1項に記載の平面表示装置。
  6. 前記コントローラは、
    前記平面表示装置が受信する映像データを、前記表示パネル一ライン分ごとの映像データに区切って保持するラインメモリと、
    当該ラインメモリが保持する一ライン分ごとの映像データにおける前記第一群の映像データを、パラレルに入力し、シリアルに出力し、また、前記ラインメモリが保持する一ライン分ごとの映像データにおける前記第二群の映像データを、パラレルに入力し、シリアルに出力するシリアル変換部と、
    シリアル変換された前記第一群の映像データを前記第一のデータ線に出力し、また、シリアル変換された前記第二群の映像データを前記第二のデータ線に出力する出力アンプとを具備し、
    さらに、前記シリアル変換部と、前記出力アンプとの間に、前記遅延時間生成部を有する
    請求項1〜5いずれか1項に記載の平面表示装置。
  7. 平面表示装置における映像データのデータ処理方法であって、
    タイミングコントローラが、映像データを受信するステップと、
    前記タイミングコントローラが、前記映像データを、複数の信号ドライバ宛ての映像データに分配するステップと、
    前記タイミングコントローラが、前記複数の信号ドライバにおける一の信号ドライバへ、一のデータ線を介して、分配された前記映像データを送信するステップと、
    当該送信するステップにおける送信タイミングとは異なるタイミングで、前記タイミングコントローラが、前記複数の信号ドライバにおける他の信号ドライバへ、他のデータ線を介して、分配された前記映像データを送信するステップと、
    前記一の信号ドライバが、前記映像データを受信するステップと、
    当該受信するステップにおける受信タイミングとは異なるタイミングで、前記他の信号ドライバが、前記映像データを受信するステップと
    を具備するデータ処理方法。
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