JP2009007814A - 舗装路補修装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を効率よく且つ精度よく補修することができる舗装路補修装置を提供する。
【解決手段】舗装路補修装置100を、被補修部内を洗浄するための水を収納する水収納容器1と、被補修部内に充填するための充填材を収納する充填材収納容器2と、水収納容器1に収納した水を高圧水にするためのエンジン付きコンプレッサー3とを備えた台車10と、高圧水を被補修部内に放出させる水用ノズル4と、充填材を被補修部内に放出させる充填材用ノズル5と、水用ノズル4及び充填材用ノズル5を被補修部の上方に誘導する誘導装置6とを備えた補助台車20とから構成する。この舗装路補修装置100において、補助台車20は、台車10に追従しつつ、誘導装置6が被補修部内を進行するように、台車10に連結した構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を補修するために用いられる舗装路補修装置に関するものである。
舗装路に溝やクラック等の損傷が生じると、車両や歩行者が通行する際に安全性を損なうとともに、地面が露出して雑草が生育し、かかる雑草の成長に伴って損傷が大きくなり易くなるため、これらの損傷は早急に補修する必要がある。
このため、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を効率よく且つ速やかに補修する技術が社会的に要請されている。
上記要請に応えるべく、本発明者は、特許文献1において、走行用車輪を有する台車上に、舗装路に生じた溝やクラック内を洗浄するための洗浄水を収納する水収納容器と、洗浄水を高圧で噴射させるための空気圧縮機と、舗装路に生じた溝やクラック内に充填するための充填材を収納する充填材収納容器と、空気圧縮機で形成した高圧洗浄水を噴射するノズルと、充填材を噴射するノズルと、を備えた舗装路補修装置の提案を行っている。この舗装路補修装置によれば、舗装路に生じた溝やクラックの延伸方向に合わせて台車を移動させながら、溝やクラック内を高圧洗浄水で洗浄した後、溝やクラック内に充填材を充填することで舗装路を補修することができる。
特願2006−283209号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の舗装路補修装置においては、水収納容器、空気圧縮器、及び充填材収納容器を設置した台車に、高圧洗浄水用ノズルと充填材用ノズルを備え、これらのノズルを溝やクラックの上方に位置するように台車を移動させながら、舗装路の補修を行う構成となっている。
しかしながら、水収納容器等を設置した台車は総重量が重く、小回りがきき難いため、舗装路に生じた溝やクラックが比較的大きい場合や直線状に延伸している場合にはあまり問題はないが、舗装路に生じた溝やクラックが比較的小さい場合や曲線状に延伸している場合には、溝やクラックの上方に各種ノズルが位置するように台車を微調整しながら動かすことが難しく、効率よく且つ精度よく補修作業を行うという点でさらなる改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を効率よく且つ精度よく補修することができる舗装路補修装置を提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明は、舗装路に生じた被補修部内を高圧水で洗浄した後に、前記被補修部内に充填材を充填することで、前記被補修部を補修する舗装路補修装置であって、前記被補修部内を洗浄するための水を収納する水収納容器と、前記被補修部内に充填するための充填材を収納する充填材収納容器と、前記水収納容器に収納した水を高圧水にするための空気圧縮機とを備えた台車と、前記高圧水を前記被補修部内に放出させる水用ノズルと、前記充填材を前記被補修部内に放出させる充填材用ノズルと、前記水用ノズル及び前記充填材用ノズルを前記被補修部の上方に誘導する誘導装置とを備えた補助台車と、からなり、前記補助台車は、前記台車に追従しつつ、前記誘導装置が前記被補修部内を進行するように、前記台車に連結されていることを特徴とする舗装路補修装置を提供する。
なお、本発明において被補修部とは、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を指す。
本発明に係る舗装路補修装置によれば、水用ノズル、充填材用ノズル、及び誘導装置を備えた補助台車を、水収納容器、充填材収納容器、及び空気圧縮機を備えた台車とは別に備え、補助台車を、台車に追従しつつ、誘導装置が被補修部内を進行するように、台車に連結させたことにより、水収納容器等を載積し、総重量の重い台車の動きを微調整しなくても、被補修部の上方に、水用ノズル及び充填材用ノズルを容易に位置させることができるようになる。よって、特に、舗装路に生じた被補修部が比較的小さい場合や曲線状に延伸している場合であっても、被補修部の補修作業を効率よく且つ精度よく行うことができる。
ここで、本発明に係る舗装路補修装置において、前記補助台車の進行方向に沿って略同一直線上に、前記誘導装置、前記水用ノズル、及び前記充填材用ノズルを進行方向前方からこの順で配置した構成としてもよい。
このような構成とすることにより、誘導装置が通過後の被補修部に対して、水用ノズルによる高圧水の放出と充填材用ノズルによる充填材の放出とを台車の進行に伴って順次行うことが可能となるため、被補修部の補修作業をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
また、本発明に係る舗装路補修装置において、前記補助台車は、その進行方向に沿って複数の誘導装置を備えるとともに、その進行方向前方が前記台車に連結され、この連結部を支点として前記台車の幅方向に水平揺動しつつ進行するように構成してもよい。
このような構成とすることにより、補助台車の台車に対する追従範囲がより広くなり、被補修部の上方に、水用ノズル及び充填材用ノズルをより容易に位置させることができるため、被補修部の補修作業をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
さらに、本発明に係る舗装路補修装置において、前記補助台車は、前記台車の高さ方向及び幅方向に変位しつつ進行するように、前記台車に連結された構成としてもよい。
このような構成とすることにより、補助台車と台車との間に段差や障害物が存在する場合であっても、補助台車を、台車に追従しつつ、誘導装置が被補修部内を進行するように案内することが可能となるため、被補修部の補修作業をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
さらに、本発明に係る舗装路補修装置においては、前記補助台車に、前記被補修部内に放出させた前記充填材を該被補修部内に押圧して充填するための押圧部材をさらに備えた構成としてもよい。
このような構成とすることにより、台車の進行に伴って、被補修部内に放出させた充填材を被補修部内に確実に充填することが可能となるため、被補修部の補修作業をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
さらに、本発明に係る舗装路補修装置においては、前記補助台車に、前記被補修部内に充填させた前記充填材の表面を均すための表面仕上げ部材をさらに備えた構成としてもよい。
このような構成とすることにより、台車の進行に伴って、被補修部内に充填させた充填材の表面を均すことが可能となるため、被補修部の補修作業をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
本発明に係る舗装路補修装置によれば、舗装路に生じた溝やクラック等の損傷を効率よく且つ精度よく補修することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態における舗装路補修装置を示す斜視図である。図2は、本実施形態における舗装路補修装置の補助台車を示し、(a)は平面図、(b)は、図2(a)のA矢視図である。図3は、本実施形態における舗装路補修装置を示す背面図である。
この舗装路補修装置100は、図1に示すように、台車10と補助台車20とからなり、補助台車20は台車10に追従しつつ進行するように構成されている。
台車10は、図1及び図3に示すように、台座部10aとハンドル部10bとを備えた側面視略L字状の鉄製フレームの底面に、走行用車輪として一対の前輪13a及び後輪13bがそれぞれ車軸を介して回転自在に設けられた構成となっている。なお、舗装路補修装置100の進行方向を自在に調整可能とするために、走行用車輪のうち少なくとも後輪13bは、キャスター角を有する構成とすることが好ましい。
ここで、台座部10aの上面には、被補修部内に放出させる水を収納するための水収納容器1と、被補修部内に放出させる充填材を収納するための充填材収納容器2と、水収納容器1内の水を高圧水とするエンジン付きコンプレッサー3と、水収納容器1に接続され、水収納容器1からの高圧水の放出量及び放出圧力を制御する水用レギュレータ8と、充填材収納容器2に接続され、充填材収納容器2からの充填材の放出量及び放出圧力を制御する充填材用レギュレータ9と、が載積されている。
水収納容器1としては、例えば、10リットル程度の一般的なポリエチレン製タンク等を用いることができる。ここで、タンク容量や素材は、特に限定されず、装置全体の形状や総重量を考慮して適宜変更することができる。
充填材収納容器2としては、例えば、20リットル程度の一般的な鉄製ホッパーを用いることができる。ここで、ホッパーの上部には充填材を投入するための漏斗21が嵌合可能となっており、下部には充填材を排出するための排出口22が設けられている。
なお、充填材は、補修する舗装路や被補修部の大きさ等に応じて、適宜選択して用いる。例えば、充填材の一例として、ケイ砂、パーライト、焼却灰等の骨材及びセメントからなるモルタルと、接着剤と、膨張剤と、からなり、これらの重量比が、モルタル:接着剤:膨張剤=8.0(骨材:セメント=7.8:0.2):0.1:0.1の充填材を用いることができる。特に、焼却灰の再利用・再資源化を図るために、充填材をなす骨材として、焼却灰を用いることが好ましい。
エンジン付きコンプレッサー3は、ガソリンエンジン等の原動機により、水収納容器1に収納された水を用いて、所定の高圧水を形成する装置であり、特に限定されず、公知の一般的な構造のものを用いることができる。
補助台車20は、直線状の金属製フレームからなり、その進行方向前後には、走行用車輪として一対の前輪22a及び後輪22bがそれぞれ車軸を介して回転自在に設けられている。
また、補助台車20の前輪22a及び後輪22bのそれぞれ近傍には、走行用車輪22a,22bよりも大きな外径を有する誘導装置6、6が設けられている。
さらに、補助台車20の中央部において、前輪22aの近傍に設けられた誘導装置6の進行方向後方には水用ノズル4と、充填材用ノズル5とが進行方向前方からこの順で固定されている。さらに、補助台車20の後輪22bよりも進行方向後方には、被補修部内に充填された充填材の表面を均すための表面仕上げヘラ7が固定されている。
すなわち、補助台車20には、図2(a)に示すように、その進行方向前方から、前輪22a、誘導装置6、水用ノズル4、誘導装置6、充填材用ノズル5、誘導装置6、後輪22b、及び表面仕上げヘラ7が、進行方向に沿った略同一直線X上に配置されている。
かかる補助台車20は、台車10に対し固定ステー11を介して固定的に連結させる構成とすることも可能であるし、あるいは、台車10の幅方向に水平揺動可能に連結させる構成とすることも可能である。
台車10の幅方向に水平揺動可能な構成を採用する場合、具体的には、図2に示すように、台車10の進行方向前方(図2(a)では右側)における一側面に、その高さ方向の位置が同じで、且つ、その進行方向に所定間隔を空けて、側面から突出する一対の固定ステー11,11が設けられており、この一対の固定ステー11,11間には、その突出方向先端部側と突出方向基端部側とのそれぞれにストッパ部材12,12が取り付けられている。
一方、補助台車20の進行方向前方(図2(b)では右側)における上面には、固定ピン嵌合部21が設けられている。そして、台車10に設けられた一対の固定ステー11,11間に、補助台車20に設けられた固定ピン嵌合部21を配置して、上方からノブ付き固定ピン30を嵌合させることで、台車10と補助台車20とが連結されている。
これにより、補助台車20は、図2(a)に示すように、固定ピン30が一対の固定ステー11,11間に設けられたストッパ部材12,12間を、固定ステー11,11の突出方向(台車10の幅方向、図2(a)の上下方向)に変位可能で、且つ、固定ピン30を支点として、台車10の水平方向に揺動可能となっている。
なお、図面では、固定ピン30が一対の固定ステー11,11間に設けられたストッパ部材12,12間を変位可能な構造を採用した場合について示しているが、該固定ピン30を変位させずに固定ステー11の所定箇所にて回動可能に固定する構造を採用することも可能である。その場合であっても補助台車20は、回動可能に固定された固定ピン30を支点として、台車10の水平方向に揺動可能となる。
また、固定ステー11が設けられた台車10の側面において、その進行方向後方(図2(a)では左側)には、側面から突出して形成された仮固定ステー11aが設けられている。この仮固定ステー11aは、舗装路補修装置100の不使用時や、舗装路の被補修部までの移動時に、補助台車20の進行方向後方を固定して、台車10の幅方向への水平揺動を抑制することで、補助台車20の搬送性を向上させるために用いるものである。
さらに、補助台車20において、図2(b)に示すように、固定ピン嵌合部21の上端21aが固定ステー11の底面11bと当接するまで、且つ、固定ピン30のノブ底面30aが固定ステー11の上面11aと当接するまでの範囲で、台車10の高さ方向(図2(b)では上下方向)に変位可能な構造を採用し得る。
すなわち、補助台車20は、台車10の高さ方向及び幅方向に対して所定範囲で変位しつつ、且つ、固定ピン30による連結部を支点として台車10の幅方向に水平揺動しつつ、台車10に追従して進行するような構成とすることができる。
誘導装置6は、補助台車20をなす金属製フレームに誘導軸61を介して回転可能に固定されている。ここで、金属製フレームにおける誘導軸61の固定部位には、補助台車20の高さ方向に延伸する長孔23が設けられており、誘導軸61の軸芯が補助台車20の高さ方向に変位可能となっている。
また、本実施形態において後輪22b側の誘導装置6は、被補修部内に充填材を放出した後、充填材を、被補修部内に押圧して充填する押圧部材としての機能も備えている。
水用ノズル4は、水収納容器1の排出口及び水用レギュレータ8と、それぞれチューブC1,C2を介して連結されており、水用レギュレータ8を調整することにより、所定量の高圧水を所定圧力で放出可能となっている。
充填材用ノズル5は、充填材収納容器2の排出口22とチューブC3を介して連結されており、充填材用レギュレータ9を調整することにより、所定量の充填材を所定圧力で放出可能となっている。
表面仕上げヘラ7は、被補修部内に充填された充填材の表面を均すためのものであり、例えば、平板状のゴムヘラを用いることができる。
次に、この舗装路補修装置100を用いて舗装路を補修する方法について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態における舗装路補修装置の一使用例を示す斜視図である。
まず、エンジン付きコンプレッサー3を駆動して圧縮空気を作り、水用収納容器1内を所定圧力まで高めるとともに、充填材用レギュレータ9により充填材収納容器2内を所定圧力まで高める。
次に、台車10のハンドル部10bを操作して、補助台車20の誘導装置6をそれぞれ被補修部内の補修開始箇所に位置させる。この時、台車10を被補修部近傍まで搬送する際には、その搬送性を考慮して、補助台車20が台車10の幅方向に水平揺動しないように、仮固定ステー11aに補助台車20の進行方向後方を固定した状態で搬送することが好ましい。
そして、図4に示すように、台車10のハンドル部10bを操作して、台車10を被補修部の延伸方向に進行させつつ、水用ノズル4から所定の高圧水を放出させるとともに、充填材用ノズル5から充填材を放出させる。これにより、高圧水で洗浄された後の被補修部内に充填材が放出され、さらに、被補修部内に充填された充填材は後輪22b側の誘導装置6により押圧されて充填された後、その表面が表面仕上げヘラ7により仕上げられる。
この時、補助台車20は、台車10に追従しつつ、誘導装置6が被補修部内を進行するように、台車10に連結されているため、台車10のハンドル部10bを操作して台車10を進行させると、台車10自体を被補修部の延伸方向に合わせて微調整しなくても、補助台車20の誘導装置6に案内されて、水用ノズル4及び充填材用ノズル5が被補修部の上方に位置するようになる。
すなわち、本実施形態における舗装路補修装置100によれば、水用ノズル4、充填材用ノズル5、及び誘導装置6を備えた補助台車20を、水収納容器1、充填材収納容器2、及びエンジン付きコンプレッサー3を備えた台車10とは別に備え、補助台車20を台車10に追従しつつ、台車10とは別の軌道で進行するように連結させたことにより、補助台車20は誘導装置6により案内されて、被補修部の上方に、水用ノズル4及び充填材用ノズル5を容易に位置させることができる。よって、特に、舗装路に生じた被補修部が比較的小さい場合や曲線状に延伸している場合であっても、被補修部の補修作業を効率よく且つ精度よく行うことができる。
また、本実施形態における舗装路補修装置100によれば、補助台車20を、台車10の進行方向前方の側面に連結し、この連結部を支点として台車10の幅方向に水平揺動させつつ進行させる構成としたことにより、補助台車20の台車10に対する追従範囲がより広くなるため、補助台車20の誘導装置6が被補修部内を確実に進行できるようになる。
さらに、本実施形態における舗装路補修装置100によれば、補助台車20を台車10に設けられた固定ステー11に、台車10の高さ方向及び幅方向に変位可能となるように、固定ピン30を介して連結させた構成としたり、誘導装置6の車軸61の軸芯を補助台車20の高さ方向に変位可能な構成としたことにより、被補修部の深さや形状が変化したり、台車10の走行用車輪13a,13bの軌道位置と補助台車20の走行用車輪22a,22bの軌道位置との間に距離や段差があっても、補助台車20の誘導装置6が被補修部内を確実に進行できるようになる。
さらに、本実施形態における舗装路補修装置100によれば、補助台車20に、その進行方向前方から、前輪22a、誘導装置6、水用ノズル4、誘導装置6、充填材用ノズル5、誘導装置6、後輪22b、及び表面仕上げヘラ7を、進行方向に沿った略同一直線X上に配置した構成としたことにより、誘導装置6が通過後の被補修部に対して、水用ノズル4による高圧水の放出と充填材用ノズル5による充填材の放出を台車10の進行に伴って順次行うことが可能となるため、被補修部の補修作業をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
さらに、本実施形態における舗装路補修装置100によれば、補助台車20に、複数の誘導装置6を備えたことにより、誘導装置6が被補修部内をより安定して進行できるようになるため、誘導装置6による水用ノズル4及び充填材用ノズル5の誘導をより確実に行うことができる。
さらに、本実施形態における舗装路補修装置100によれば、誘導装置6のうち一方を、充填材を被補修部内に押し込むための押圧部材として機能させた構成や、被補修部内に充填した充填材の表面を均す表面仕上げヘラ7をさらに備えた構成としたことにより、舗装路の補修をより効率よく且つ精度よく行うことができる。
なお、本実施形態では、空気圧縮機として、原動機を一体に備えたエンジン付きコンプレッサー3を用いた場合について説明したが、空気圧縮機と原動機とを別体で備えたものを用いてもよい。
また、本実施形態では、表面仕上げ部材として、表面仕上げヘラ7を用いた場合について説明したが、これに限らず、例えば、補助台車20の進行に合わせて回転する回転ブラシを設けてもよい。
さらに、本実施形態では、二つの誘導装置6を設けた場合について説明したが、誘導装置6の設置数はこれに限らず、一つでもよいし、三つ以上設けてもよい。
さらに、本実施形態では、補助台車20における後輪22b側の誘導装置6を押圧部材としても機能させた場合について説明したが、誘導装置6とは別に押圧部材を備えた構成としてもよい。
本実施形態における舗装路補修装置の斜視図である。 本実施形態における舗装路補修装置の補助台車を示し、(a)は平面図、(b)は図2(a)のA矢視図である。 本実施形態における舗装路補修装置の背面図である。 本実施形態における舗装路補修装置を用いた舗装路の補修方法を示す斜視図である。
符号の説明
1 水収納容器
2 充填材収納容器
3 エンジン付きコンプレッサー(空気圧縮機)
4 水用ノズル
5 充填材用ノズル
6 誘導装置
7 表面仕上げヘラ(表面仕上げ部材)
10 台車
20 補助台車
100 舗装路補修装置

Claims (6)

  1. 舗装路に生じた被補修部内を高圧水で洗浄した後に、前記被補修部内に充填材を充填することで、前記被補修部を補修する舗装路補修装置であって、
    前記被補修部内を洗浄するための水を収納する水収納容器と、前記被補修部内に充填するための充填材を収納する充填材収納容器と、前記被補修部内に充填された充填材を噴射するための空気圧縮機とを備えた台車と、
    前記高圧水を前記被補修部内に放出させる水用ノズルと、前記充填材を前記被補修部内に放出させる充填材用ノズルと、前記水用ノズル及び前記充填材用ノズルを前記被補修部の上方に誘導する誘導装置とを備えた補助台車と、からなり、
    前記補助台車は、前記台車に追従しつつ、前記誘導装置が前記被補修部内を進行するように、前記台車に連結されていることを特徴とする舗装路補修装置。
  2. 前記補助台車は、その進行方向に沿って略同一直線上に、前記誘導装置、前記水用ノズル、及び前記充填材用ノズルを進行方向前方からこの順で配置していることを特徴とする請求項1に記載の舗装路補修装置。
  3. 前記補助台車は、その進行方向に沿って複数の誘導装置を備えるとともに、その進行方向前方が前記台車に連結され、この連結部を支点として前記台車の幅方向に水平揺動しつつ進行するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の舗装路補修装置。
  4. 前記補助台車は、前記台車の高さ方向及び幅方向に変位しつつ進行するように、前記台車に連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の舗装路補修装置。
  5. 前記補助台車は、前記被補修部内に放出させた前記充填材を該被補修部内に押圧して充填するための押圧部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の舗装路補修装置。
  6. 前記補助台車は、前記被補修部内に充填させた前記充填材の表面を均すための表面仕上げ部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の舗装路補修装置。
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