JP2009005793A - 炊飯器 - Google Patents

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基道 三島
Masaki Yura
政樹 由良
Katsunori Zaizen
克徳 財前
Yoshiko Yasunobu
淑子 安信
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【課題】内蓋を低ワットの加熱手段で効率よく加熱することができ、内蓋と蓋との接触部や内蓋外周部のパッキンを高温にすることがない炊飯器を提供することを目的とする。
【解決手段】鍋16を加熱する鍋加熱手段32を装備した本体11と、本体11の上面を覆う蓋12と、蓋12の底面に設け鍋16の開口部を覆う内蓋17と、内蓋17を加熱する内蓋加熱手段18とを備え、内蓋加熱手段18はリング状とするとともに、リング状の内蓋加熱手段18と対向する内蓋17の少なくとも鍋対向面を遠赤外線放射面17aとしたものである。これによって、リング状の内蓋加熱手段18により、内蓋17の少なくとも鍋対向面の遠赤外線放射面17aのみを効率よく加熱して遠赤外線を放射することができ、内蓋17を低ワットの内蓋加熱手段18で高温に加熱することができると同時に、内蓋17と蓋12との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることもない。
【選択図】図1

Description

本発明は遠赤外線放射による加熱を利用した炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器としては、蓋に装備した鍋対向面の放熱板より遠赤外線を放射して、米のアルファー化を促し、ご飯をふっくらと美味しく炊飯したり、保温中のご飯表面にも遠赤外線を放射してご飯が過乾燥することなく、効率よく保温したりするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3515313号公報
しかしながら、前記従来の構成では、放熱板のほぼ全面を加熱して遠赤外線を放射するものであるため、その加熱手段のワット数を大きくする必要があり、加熱効率が悪いものであった。また、放熱板を高温にすると、放熱板と蓋との接触部や放熱板外周部のパッキンが高温になるため、断熱構造にする必要があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、放熱板となる内蓋を低ワットの加熱手段で効率よく高温に加熱することができ、内蓋と蓋との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることがない炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、鍋を加熱する鍋加熱手段を装備した本体と、前記本体の上面を覆う蓋と、前記蓋の底面に設け鍋の開口部を覆う内蓋と、前記内蓋を加熱する内蓋加熱手段とを備え、前記内蓋加熱手段はリング状とするとともに、リング状の内蓋加熱手段と対向する内蓋の少なくとも鍋対向面を遠赤外線放射面としたものである。
これによって、リング状の内蓋加熱手段により、内蓋の少なくとも鍋対向面の遠赤外線放射面のみを効率よく加熱して遠赤外線を放射することができ、内蓋を低ワットの内蓋加熱手段で効率よく高温に加熱することができると同時に、内蓋と蓋との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることもない。
本発明の炊飯器は、放熱板となる内蓋を低ワットの加熱手段で効率よく高温に加熱することができ、内蓋と蓋との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることがない。
第1の発明は、鍋を加熱する鍋加熱手段を装備した本体と、前記本体の上面を覆う蓋と、前記蓋の底面に設け鍋の開口部を覆う内蓋と、前記内蓋を加熱する内蓋加熱手段とを備え、前記内蓋加熱手段はリング状とするとともに、リング状の内蓋加熱手段と対向する内蓋の少なくとも鍋対向面を遠赤外線放射面とした炊飯器とするものである。これによって、リング状の内蓋加熱手段により、内蓋の少なくとも鍋対向面の遠赤外線放射面のみを効率よく加熱して遠赤外線を放射することができ、内蓋を低ワットの内蓋加熱手段で効率よく高温に加熱することができると同時に、内蓋と蓋との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることもない。
第2の発明は、特に、第1の発明において、内蓋の遠赤外線放射面は多数の突起を有したことにより、多方向に遠赤外線が放射され、効率よく遠赤外線による加熱ができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、内蓋加熱手段は炊飯工程における前炊き工程および蒸らし工程で内蓋を加熱するようにしたことにより、前炊き工程および蒸らし工程で遠赤外線放射による加熱が行え、ご飯をふっくらと美味しく炊飯することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、炊飯工程における前炊き工程においては、鍋加熱手段による鍋加熱を止め、内蓋からの遠赤外線放射により加熱を行うことにより、水が効率よく急速に加熱され、それとともに米の温度が上昇して吸水が促進され、ふっくらと美味しいご飯を炊き上げることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、過熱蒸気供給手段を備え、炊飯工程における前炊き工程で内蓋からの遠赤外線放射と過熱蒸気供給により加熱を行うようにしたことにより、より一層、美味しいご飯を炊き上げることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図は、本発明の実施の形態における炊飯器を示している。
図1に示すように、本実施の形態における炊飯器は、鍋16を加熱する鍋加熱手段32を装備した本体11と、本体11の上面を覆う開閉自在な蓋12と、蓋12の底面に設け鍋16の開口部を覆う内蓋17と、内蓋17を加熱する内蓋加熱手段18とを備えている。
蓋12はその先端部のフック13と本体11に設けた尾錠14が係合して、本体11の上面を開閉自在に覆う。また、鍋16はステンレススチール、鉄など磁性体によって形成され、本体11の収納部15に着脱自在に収納されている。収納部15は上方の上枠30と下方のコイルベース31とから構成されている。鍋加熱手段32は鍋16底部の中心の略真下に中心を有する誘導加熱コイルなどの巻線であり、収納部15のコイルベース31外側に装備されている。
内蓋17は蓋12の底面に固定され、その外周部には鍋16のフランジ部に密着するパッキン19が設けられており、水蒸気が鍋16のフランジ部から漏れない構造となっている。また内蓋17と蓋12には蒸気筒20が開けてあり、炊飯時の蒸気を排気する。蒸気筒20の下端部にはパッキン21が設けられて水蒸気が蓋12内へ侵入しないような構造となっている。
そして、内蓋加熱手段18は誘導加熱コイルなどからなり、蓋12の底面にリング状に配置しているとともに、リング状の内蓋加熱手段18と対向する内蓋17の少なくとも鍋対向面をリング状の遠赤外線放射面17aとしたものである。遠赤外線放射面17aは多数の突起17bを有しており、多方向に遠赤外線放射がされるようになっている。なお、遠赤外線放射面17aはリング状とすることなく内蓋17の鍋対向面全体としてもよい。
ここで、遠赤外線放射面17aは、遠赤外線放射率の高い色を着色、もしくは遠赤外線放射率の高い材料をコーティングしたり、遠赤外線放射率の高い材料で内蓋17を形成したりしている。例えば、酸化ニッケルを主成分とし、酸化鉄、酸化コバルトおよび酸化マンガンの少なくとも1種以上を不純物として添加して黒色系とするとともに、これらの遠赤外線放射物質をフッ素樹脂中に含有させて内蓋17を被服処理することで遠赤外線放射面とする。
また、本実施の形態では、本体11内に過熱蒸気供給手段36を備えており、炊飯工程における前炊き工程で内蓋17からの遠赤外線放射と過熱蒸気供給により加熱を行うようにしている。過熱蒸気供給手段36は、次の構成要素からなっている。本体11内の後方部に設けた水容器収納部23に水容器22が収納され、水容器収納部23の外周には水容器加熱手段24を備えている。水容器22の上端部はパッキン26を介して蒸気パイプ25に繋がり、蒸気パイプ25の他端は蓋12底面と内蓋17で囲まれた蒸気過熱室27に連絡している。内蓋17には過熱蒸気噴出口28が設けられている。
なお、その他の構成として、内蓋17の温度を検知する温度センサー29、本体11の底部に設け鍋16の底面に当接する温度検知手段33、制御装置34、操作基板35が設けられている。制御装置34にはマイクロコンピューター(図示しない)が搭載され、ソフトウエアにより鍋加熱手段32を制御する。
上記構成の炊飯器において、図2の炊飯工程に基づき、その動作を説明する。
蓋12を開けて、鍋16内に炊飯する米と所定の水を入れ、操作基板35の炊飯ボタンを押して炊飯を開始する。鍋加熱手段32によって鍋16が加熱され水温が約40℃に達した時、内蓋加熱手段18が動作して内蓋17が加熱され、遠赤外線放射面17aから放射される遠赤外線によって鍋16の水は上面から加熱され温度上昇する。この時、鍋16の米は十分吸水する(前炊き工程)。水温が約60℃に達した時、内蓋17の加熱を止めて、鍋加熱手段32による鍋16の加熱力を高めて炊き上げ工程に入る。
炊き上げ工程が終了し、むらし工程に入れば、再び、内蓋加熱手段18が動作して内蓋17が加熱される。むらし工程では内蓋17は100℃乃至130℃の比較的低温に保たれ、ふっくら美味しいご飯を炊き上げる。
前炊き工程において、内蓋17を加熱する場合、遠赤外線の放射量は表面温度の4乗に比例するので、内蓋17の遠赤外線放射面17aをできるる限り高温にする方が効率はよいが、製品の安全性や内蓋17と蓋12との接触部や内蓋17外周部のパッキンの耐熱特性を考慮して、100℃から200℃に加熱するのが望ましい。むらし工程では内蓋17は100℃乃至130℃の比較的低温に保つのがよく、130℃以上にすると、ご飯の表面が乾燥気味になる傾向がある。
また、前炊き工程において、鍋加熱手段32によって鍋16を加熱し、かつ同時に内蓋加熱手段18によって内蓋17を加熱したが、この場合は鍋底近くの鍋加熱手段32に対向する部分にある米は鍋16の加熱の影響を受けやすく、表面が早く糊化して吸水が不十分になる。そこで、前炊き工程においては、鍋加熱手段32の通電を止めて、内蓋加熱手段18による内蓋17の加熱のみで、内鍋17の遠赤外線放射面17aからの遠赤外線放射によって鍋16の水を加熱すれば、米は穏やかに温度上昇し、約40℃から60℃に保たれる間に、部分的に糊化することなしに十分吸水させることができる。
また、前炊き工程において、水容器加熱手段24によって水容器22の水を加熱沸騰させ、発生した蒸気を蒸気過熱室27で過熱蒸気にして鍋16内へ噴出させながら、内鍋17の遠赤外線放射面17aからの遠赤外線放射によって鍋16の水を加熱すれば、水温上昇が早まり前炊き工程の時間を短縮することができる。
このように、本実施の形態においては、内蓋加熱手段18をリング状とするとともに、リング状の内蓋加熱手段18と対向する内蓋17の少なくとも鍋対向面を遠赤外線放射面17aとしたことにより、リング状の内蓋加熱手段18により、内蓋17の少なくとも鍋対向面の遠赤外線放射面17aのみを効率よく加熱して遠赤外線を放射することができ、内蓋17を低ワットの内蓋加熱手段18で効率よく高温に加熱することができると同時に、内蓋17と蓋12との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることもない。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、放熱板となる内蓋を低ワットの加熱手段で効率よく高温に加熱することができ、内蓋と蓋との接触部や内蓋の外周部のパッキンを高温にすることがないので、炊飯器全般に適用することができる。
本発明の実施の形態における炊飯器の断面図 同炊飯器の炊飯工程を示す図
符号の説明
11 本体
12 蓋
16 鍋
17 内蓋
17a 遠赤外線放射面
17b 突起
18 内蓋加熱手段
32 鍋加熱手段
36 過熱蒸気供給手段

Claims (5)

  1. 鍋を加熱する鍋加熱手段を装備した本体と、前記本体の上面を覆う蓋と、前記蓋の底面に設け鍋の開口部を覆う内蓋と、前記内蓋を加熱する内蓋加熱手段とを備え、前記内蓋加熱手段はリング状とするとともに、リング状の内蓋加熱手段と対向する内蓋の少なくとも鍋対向面を遠赤外線放射面とした炊飯器。
  2. 内蓋の遠赤外線放射面は多数の突起を有した請求項1に記載の炊飯器。
  3. 内蓋加熱手段は炊飯工程における前炊き工程および蒸らし工程で内蓋を加熱するようにした請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 炊飯工程における前炊き工程においては、鍋加熱手段による鍋加熱を止め、内蓋からの遠赤外線放射により加熱を行う請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
  5. 過熱蒸気供給手段を備え、炊飯工程における前炊き工程で内蓋からの遠赤外線放射と過熱蒸気供給により加熱を行うようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101912771B1 (ko) * 2017-06-20 2018-10-29 (주)세븐하베스트 원적외선 밥솥
JP2020137579A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 京豊エンジニアリング株式会社 炊飯釜

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