JP2009005492A - 半導体装置及びdcdcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】出力電圧の制御方式の切り替えが可能なDCDCコンバータに関し、好適な切り替え方式を提案する。
【解決手段】入力ノードと出力ノードとを結ぶパス上にソース及びドレインが配置されたトランジスタとインダクタとが配置され、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードとグラウンドとの間に整流器が配置され、前記出力ノードとグラウンドとの間にキャパシタが配置されるようなDCDCコンバータに対し、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードの電圧を検出するための検出回路と、前記検出回路により検出される前記電圧に応じてPWMモード又はPFMモードに制御モードが切り替えられ、前記トランジスタのゲートに対して該トランジスタのON/OFF動作を制御する制御信号を出力する制御回路と、を具備することを特徴とする半導体装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びDCDCコンバータに関する。
DCDCコンバータは、DC電圧をDC電圧に変換するコンバータ(変換器)である。DCDCコンバータの例としては、昇圧用のDCDCコンバータや降圧用のDCDCコンバータが挙げられる(特許文献1等)。
DCDCコンバータの動作方式の例として、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)方式による出力電圧制御と、PFM(Pulse Frequency Modulation:パルス周波数変調)方式による出力電圧制御とを使い分けるような動作方式が挙げられる。当該動作方式では、重負荷時にはPWM方式による出力電圧制御が実行され、軽負荷時にはPFM方式による出力電圧制御が実行される。すなわち、出力電圧の制御方式が、負荷の状態に応じて切り替えられる。これにより、重負荷時の出力電圧特性を確保しつつ、軽負荷時の効率を確保することができる。PWM方式では、出力電圧のパルス周波数を変化させずにパルス幅を制御することで、出力電圧を一定に保つ。PFM方式では、出力電圧のパルス幅を変化させずにパルス周波数を制御することで、出力電圧を一定に保つ。
上記の動作方式では、DCDCコンバータの負荷の状態が検出され、負荷の状態の検出結果に応じて、出力電圧の制御方式が切り替えられる。ある動作例では、パルスがONのときのピーク電流が検出され、ピーク電流値に応じて、PWM方式とPFM方式とが切り替えられる。ある動作例では、インダクタ電流が0であるか否かが検出され、インダクタ電流が1パルス周期内に途切れたか否かに応じて、PWM方式とPFM方式とが切り替えられる。
これらの動作例では、DCDCコンバータ内を流れる電流を検出する必要がある。電流検出を可能にするには、DCDCコンバータ内にアンプ等の電流検出用の機構を用意する必要がある。しかしこれは、DCDCコンバータの回路構成を複雑化してしまう。
特開2006−174630号公報
本発明は、出力電圧の制御方式の切り替えが可能なDCDCコンバータに関し、好適な切り替え方式を提案することを課題とする。
本発明の実施例は、例えば、入力ノードと出力ノードとを結ぶパス上にソース及びドレインが配置されたトランジスタとインダクタとが配置され、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードとグラウンドとの間に整流器が配置され、前記出力ノードとグラウンドとの間にキャパシタが配置されるようなDCDCコンバータに対し、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードの電圧を検出するための検出回路と、前記検出回路により検出される前記電圧に応じてPWMモード又はPFMモードに制御モードが切り替えられ、前記トランジスタのゲートに対して該トランジスタのON/OFF動作を制御する制御信号を出力する制御回路と、を具備することを特徴とする半導体装置である。
本発明の実施例は、例えば、入力ノードと出力ノードとを結ぶパス上にソース及びドレインが配置されたトランジスタと、前記トランジスタの出力ノード側の前記パス上に配置されたインダクタと、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードとグラウンドとの間に配線された整流器と、前記出力ノードとグラウンドとの間に配線されたキャパシタと、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードの電圧を検出する検出回路と、前記検出回路により検出される前記電圧に応じてPWMモード又はPFMモードに制御モードが切り替わり、前記トランジスタのゲートに対して該トランジスタのON/OFF動作を制御する制御信号を出力する制御回路と、を具備することを特徴とするDCDCコンバータである。
本発明は、出力電圧の制御方式の切り替えが可能なDCDCコンバータに関し、好適な切り替え方式を提案するものである。
図1は、本実施例のDCDCコンバータ101の回路構成図である。図1のDCDCコンバータ101は、本発明のトランジスタの一例であるスイッチングトランジスタ111と、本発明のインダクタの一例であるインダクタ(コイル)112と、本発明の整流器の一例であるダイオード113と、本発明のキャパシタの一例であるキャパシタ(コンデンサ)114とを具備する。図1のDCDCコンバータ101はさらに、本発明の制御回路の一例である制御回路121と、本発明の検出回路の一例であるフリップフロップ122と、インバータ123と、バッファ124とを具備する。
図1にはさらに、半導体集積回路装置201が示されている。当該半導体集積回路装置201は、DCDCコンバータ101用の半導体装置であり、DCDCコンバータ101を構成している。スイッチングトランジスタ111と、制御回路121と、フリップフロップ122と、インバータ123と、バッファ124は、当該半導体集積回路装置201の内部に位置している。スイッチングトランジスタ111と、インダクタ112と、ダイオード113と、キャパシタ114はそれぞれ、当該半導体集積回路装置201の内部に位置していても外部に位置していても構わない。
図1には、ノードNinと、ノードNoutと、パスPが示されている。ノードNinは、DCDCコンバータ101の入力ノードである。ノードNoutは、DCDCコンバータ101の出力ノードである。パスPは、DCDCコンバータ101の入力ノードNinと出力ノードNoutとを結ぶ回路パスである。図1には更に、入力電圧Vinと、出力電圧Voutが示されている。入力電圧Vinは、ノードNinの入力電圧、即ち、DCDCコンバータ101の入力電圧である。出力電圧Voutは、ノードNoutの出力電圧、即ち、DCDCコンバータ101の出力電圧である。
スイッチングトランジスタ111及びインダクタ112は共に、パスP上に配置されている。スイッチングトランジスタ111はここでは、ゲート電極とソース電極とドレイン電極とを具備する電界効果トランジスタである。本実施例では、スイッチングトランジスタ111のソース及びドレインがパスP上に配置されており、ソース電極及びドレイン電極の一方がパスP上の入力ノードNin側に位置しており、ソース電極及びドレイン電極の他方がパスP上の出力ノードNout側に位置している。スイッチングトランジスタ111は、P型MOSでもN型MOSでも構わない。インダクタ112はここでは、パスP上におけるスイッチングトランジスタ111の下流側に配置されている。即ち、インダクタ112はここでは、スイッチングトランジスタ111の出力ノードNout側のパスP上に配置されている。スイッチングトランジスタ111とインダクタ112は、パスP上で互いに直列接続されている。
図1にはさらに、ノードN1と、ノードN2が示されている。ノードN1は、パスP上において、スイッチングトランジスタ111とインダクタ112との間に位置するノードである。ノードN2は、パスP上において、インダクタ112の下流側に位置するノードである。
ダイオード113とキャパシタ114はそれぞれ、パスP上のノードとグラウンドとの間に配線されている。ダイオード113はここでは、ノードN1とグラウンドGNDとの間に配線されている。即ち、ダイオード113はここでは、スイッチングトランジスタ111とインダクタ112との間のノードとグラウンドGNDとの間に配置されている。本実施例では、ダイオード113の陽極(P極)がグラウンド側に位置しており、ダイオード113の陰極(N極)がパスP側(ノードN1側)に位置している。キャパシタ114はここでは、ノードN2とグラウンドGNDとの間に配線されている。即ち、キャパシタ114はここでは、出力ノードNoutとグラウンドGNDとの間に配置されている。
図1にはさらに、ノードN3と、ノードN4が示されている。ノードN3は、パスP上において、インダクタ112の下流側に位置するノードである。ノードN4は、パスP上において、スイッチングトランジスタ111とインダクタ112との間に位置するノードである。ノードN3及びN4はそれぞれ、パスP上におけるノードN2及びN1の下流側に位置しているが、パスP上におけるノードN2及びN1の上流側に位置していてもよい。ノードN3及びN4はそれぞれ、ノードN2及びN1と同じノードでも異なるノードでもよい。
制御回路121は、スイッチングトランジスタ111のオン/オフを切り替えるための制御信号を出力する回路である。制御回路121は、このような制御信号を出力することで、DCDCコンバータ101の出力電圧をPWM方式又はPFM方式で制御する。図1には、当該制御信号Cと当該出力電圧Voutとが示されている。制御信号Cは、インバータ123を介してスイッチングトランジスタ111のゲート電極に入力されると共に、フリップフロップ122のCK端子に入力される。ノードN3から制御回路121には、出力電圧Voutにより生成された信号Sが入力される。図1には、ノードN3と制御回路121との間に位置しているノードNと、ノードN3とノードNとの間に配線された抵抗R1と、ノードNとグラウンドGNDとの間に配線された抵抗R2とが示されている。
制御回路121の制御モードには、PWMモードとPFMモードが存在する。制御回路121は、PWMモードにおいては、出力電圧VoutをPWM方式で制御する。本実施例のPWMモードでは、出力電圧Voutのパルス周波数を変化させずにパルス幅を制御することで、出力電圧Voutが一定に保たれる。即ち、制御回路121は、出力電圧VoutをPWM方式で一定に保つように制御信号Cを出力する。制御回路121は、PFMモードにおいては、出力電圧VoutをPFM方式で制御する。本実施例のPFMモードでは、出力電圧Voutのパルス幅を変化させずにパルス周波数を制御することで、出力電圧Voutが一定に保たれる。即ち、制御回路121は、出力電圧VoutをPFM方式で一定に保つように制御信号Cを出力する。これらの制御モードにおいて、制御回路121は、制御信号Cを出力する事で、インダクタ112に流れる電流を制御し、出力電圧Voutを制御する。制御信号Cは、上述のように、スイッチングトランジスタ111のゲートに入力される。当該制御信号Cにより、スイッチングトランジスタ111のオン/オフ動作が制御される。
制御回路121の制御モードはここでは、重負荷時にはPWMモードに切り替えられ、軽負荷時にはPFMモードに切り替えられる。すなわち、制御モードが、DCDCコンバータ101の負荷の状態に応じて切り替えられる。これにより、重負荷時の出力電圧特性を確保しつつ、軽負荷時の効率を確保することができる。
フロップフロップ122は、ノードN4の電圧を検出(監視)する回路である。ノードN4の電圧は、バッファ124を介してフリップフロップ122のD端子に入力される。フリップフロップ122は、ノードN4の電圧を検出し、制御回路121の制御モードをPWMモードとするかPFMモードとするかを、当該電圧に応じて選択する。そしてフリップフロップ122は、制御モードの選択結果を示す信号、即ち、制御モードの切り替え信号を出力する。当該信号は、フリップフロップ122のQ端子から出力され、制御回路121に入力される。制御回路121の制御モードは、当該切り替え信号に応じて切り替えられる。このように、制御回路121の制御モードは、フリップフロップ122により検出された電圧に応じて、PWMモード又はPFMモードに切り替えられる。
フリップフロップ122はここでは、スイッチングトランジスタ111がオフからオンに切り替わるタイミングで、ノードN4の電圧を検出する。これにより、ノードN4の電圧の立ち上がりが検出される。本実施例では、フリップフロップ122によって検出回路が構成されているため、このような立ち上がり検出が可能となっている。フリップフロップ122はここでは、CK(CLOCK)端子とD端子とQ端子とを具備するD型フリップフロップである。
以下、図1の制御回路121について詳細に説明する。図2は、図1の制御回路121の回路構成図である。
制御回路121は、PWM制御回路301と、PFM制御回路302と、スイッチング回路311とを備えている。PWM制御回路301は、DCDCコンバータ101の出力電圧をPWM方式で制御する回路である。PFM制御回路302は、DCDCコンバータ101の出力電圧をPFM方式で制御する回路である。PWM制御回路301及びPFM制御回路302はそれぞれ、スイッチングトランジスタ111のオン/オフを切り替えるための制御信号を出力する。PWM制御回路301とPFM制御回路302はそれぞれ、このような制御信号を出力する事で、DCDCコンバータ101の出力電圧をPWM方式とPFM方式で制御する。
スイッチング回路311は、PWM制御回路301からの制御信号を出力するかPFM制御回路302からの制御信号を出力するかを切り替える回路である。スイッチング回路311には、制御モードの切り替え信号がフリップフロップ122から入力される。スイッチング回路311は、PWMモードへの切り替え信号が入力されると、PWM制御回路301からの制御信号を出力するよう切り替わる。これにより、制御回路121がPWMモードになる。スイッチング回路311は、PFMモードへの切り替え信号が入力されると、PFM制御回路302からの制御信号を出力するよう切り替わる。これにより、制御回路121がPFMモードになる。スイッチング回路311から出力される制御信号が、図1の制御信号Cである。PWM制御回路301とPFM制御回路302にはそれぞれ、出力電圧Voutにより生成された信号Sが入力される。
PWM制御回路301には、発振回路321と、エラーアンプ322と、位相補償回路323と、PWMコンパレータ324と、RS型フリップフロップ325とが設けられている。
発振回路321は、所定周波数のパルス波を発振する。エラーアンプ322は、その+入力端子が直流電源Vに接続されており、その−入力端子には信号Sが入力される。位相補償回路323は、ノードNPWMとグラウンドとの間に配線されており、互いに直列接続された抵抗RPWMとキャパシタCPWMとを含む。ノードNPWMは、エラーアンプ322の出力端子とPWMコンパレータ324の−入力端子との間のノードである。PWMコンパレータ324は、その+入力端子が電流検出回路Dの出力端子と接続されており、その−入力端子がエラーアンプ322の出力端子と接続されている。電流検出回路Dは、その+入力端子がスイッチングトランジスタ111の上流のノードと接続され、その−入力端子がスイッチングトランジスタ111の下流のノードと接続されており、スイッチングトランジスタ111を流れる電流を検出する。電流検出回路Dは、制御モードの切り替え用の電流検出回路ではない事に留意されたい。RS型フリップフロップ325は、そのR入力端子がPWMコンパレータ324の出力端子と接続され、そのS入力端子が発振回路321と接続され、そのQ出力端子がスイッチング回路311と接続されている。
PFM制御回路302には、PFMコンパレータ331と、固定時間パルス生成回路332とが設けられている。
PFMコンパレータ331は、その+入力端子が直流電源Vに接続されており、その−入力端子には信号Sが入力される。PFMコンパレータ331の出力端子は、固定時間パルス生成回路332の入力部と接続されている。固定時間パルス生成回路332は、パルス幅が一定のパルス波を生成する。固定時間パルス生成回路332の出力部は、スイッチング回路311と接続されている。
以下、図1のDCDCコンバータ101の動作について説明する。図3は、図1のDCDCコンバータ101の動作を説明するための波形図である。
上述のように、フリップフロップ122は、スイッチングトランジスタ111がOFFからONに切り替わるタイミングで、ノードN4(スイッチングトランジスタ111とインダクタ112の接続点)の電圧を検出する。そしてフリップフロップ122は、当該電圧がロー(L)レベルであれば、即ち、GNDレベルに近ければ、制御回路121に対してPWMモードを選択し、当該電圧がハイ(H)レベルであれば、即ち、出力電圧Voutに近ければ、制御回路121に対してPFMモードを選択する。ローレベルは第1レベルの例であり、ハイレベルは第2レベルの例である。従って、第2レベルはここでは第1レベルよりも高くなっている。
PWMモードにおいて、制御回路121は、スイッチング周波数を一定に維持し、スイッチングトランジスタ111がONである時間とOFFである時間との比、即ち、デューティ比を変化させることで、出力電圧Voutを安定に制御する。出力電流(負荷電流)が十分に流れているときには、図3Aのように、インダクタ電流I(L)は連続的に流れる。また、スイッチングトランジスタ111がOFFの間は、ダイオード113の順方向に電流が流れ、図3Bのように、ノードN4の電圧V(L)は負の電圧を示す。よって、制御信号CがOFFからONに変わる変化点において、フリップフロップ122は、図3Bに矢印で示すようにローレベルの信号を保持し、PWMモードを選択した状態を維持する。
一方、出力電流(負荷電流)が小さくなると、図3Cのように、インダクタ電流I(L)が小さくなり、スイッチング周期の間にインダクタ電流I(L)が0になる。これにより、図3Dのように、スイッチング周期の間においてノードN4の電圧V(L)が上昇し、ダイオード113に電流が流れなくなる。この状態になると、制御信号CがOFFからONに変わる変化点において、フリップフロップ122は、図3Dに矢印で示すようにハイレベルの信号を保持し、PFMモードを選択する。
PFMモードにおいて、制御回路121は、出力電圧Voutが所定の電圧より低くなったらスイッチングトランジスタ111を一定時間ONにする、という制御を繰り返す事で、出力電圧Voutを一定に保つ。ふたたび出力電流(負荷電流)が増大すると、出力電圧Voutが低下し、制御信号CがOFFからONになる変化点において、インダクタ電流I(L)が流れ続ける状態となる。そして、ダイオード113の順方向に電流が流れ、ノードN4の電圧V(L)は負の電圧を示す。よって、制御信号CがOFFからONに変わる変化点において、フリップフロップ122は、ローレベルの信号を保持し、PWMモードを選択する。
以上のように、本実施例では、負荷電流が少ないときにはPFMモードが自動的に選択され、負荷電流が大きいときにはPFMモードが自動的に選択される。このように、本実施例では、出力電流の変化によって制御モードが自動的に選択される。
本実施例では、スイッチングトランジスタ111がOFFからONに切り替わるタイミングで、ノードN4(スイッチングトランジスタ111とインダクタ112の接続点)の電圧が検出される。そして、本実施例では、当該電圧に基づいて、制御モードの切り替えが行われる。そのため、本実施例では、出力電流やインダクタ電流を検出する手段を必要とせずに、PWM方式とPFM方式との切り替え制御を実現する事ができる。よって、本実施例では、PWM方式とPFM方式との切り替え制御を比較的簡単な回路構成で実現する事ができる。これにより、素子数が少なく低価格で信頼性の高い低消費電力なDCDCコンバータ101が実現可能となる。
本実施例のDCDCコンバータの回路構成図である。 図1の制御回路の回路構成図である。 図1のDCDCコンバータの動作を説明するための波形図である。
符号の説明
101 DCDCコンバータ
111 スイッチングトランジスタ
112 インダクタ
113 ダイオード
114 キャパシタ
121 制御回路
122 フリップフロップ
123 インバータ
124 バッファ
201 半導体集積回路装置
301 PWM制御回路
302 PFM制御回路
311 スイッチング回路

Claims (5)

  1. 入力ノードと出力ノードとを結ぶパス上にソース及びドレインが配置されたトランジスタとインダクタとが配置され、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードとグラウンドとの間に整流器が配置され、前記出力ノードとグラウンドとの間にキャパシタが配置されるようなDCDCコンバータに対し、前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードの電圧を検出するための検出回路と、
    前記検出回路により検出される前記電圧に応じてPWMモード又はPFMモードに制御モードが切り替えられ、前記トランジスタのゲートに対して該トランジスタのON/OFF動作を制御する制御信号を出力する制御回路と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記検出回路は、前記トランジスタがOFFからONに切り替わるタイミングで、前記電圧を検出することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記検出回路は、フリップフロップであることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記検出回路は、
    前記電圧が第1レベルであれば前記制御回路に対して前記PWMモードを選択し、
    前記電圧が前記第1レベルよりも高い第2レベルであれば前記制御回路に対して前記PFMモードを選択し、
    前記制御回路は、
    前記PWMモードにおいては、前記出力電圧のパルス周波数を変化させずにパルス幅を制御することで、前記出力ノードにおける出力電圧を一定に保つように前記制御信号を出力し、
    前記PFMモードにおいては、前記出力電圧のパルス幅を変化させずにパルス周波数を制御することで、前記出力ノードにおける出力電圧を一定に保つように前記制御信号を出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の半導体装置。
  5. 入力ノードと出力ノードとを結ぶパス上にソース及びドレインが配置されたトランジスタと、
    前記トランジスタの出力ノード側の前記パス上に配置されたインダクタと、
    前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードとグラウンドとの間に配線された整流器と、
    前記出力ノードとグラウンドとの間に配線されたキャパシタと、
    前記トランジスタと前記インダクタとの間のノードの電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路により検出される前記電圧に応じてPWMモード又はPFMモードに制御モードが切り替わり、前記トランジスタのゲートに対して該トランジスタのON/OFF動作を制御する制御信号を出力する制御回路と、
    を具備することを特徴とするDCDCコンバータ。
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