JP2009002918A - 音波発生体、攪拌装置及び自動分析装置 - Google Patents

音波発生体、攪拌装置及び自動分析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使用形態毎に設計する必要のない音波発生体、攪拌装置及び自動分析装置を提供すること。
【解決手段】圧電基板2aと、圧電基板の板面に形成され、駆動信号の入力によって励振される櫛歯状電極2b,2cと、を備え、櫛歯状電極は、櫛歯間隔から決まる周波数とは異なる駆動周波数の信号によって駆動され、発振モードの異なる複数の音波を同時に発生させる音波発生体2、攪拌装置及び自動分析装置。攪拌装置は、音波発生体と、櫛歯状電極に入力される駆動信号を制御する制御部とを備え、音波発生体が同時に発生する発振モードの異なる複数の音波の少なくとも一つを利用して容器に保持された液体を攪拌する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音波発生体、攪拌装置及び自動分析装置に関するものである。
従来、音波発生手段が発生した音波によって液体を攪拌する攪拌手段として音波発生体を一体に設けた攪拌容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。この攪拌容器は、音波発生体として圧電基板に櫛型電極(IDT)からなる振動子を形成した表面弾性波素子を使用している。
特開2006−90791号公報
ところで、特許文献1の音波発生体は、攪拌に表面弾性波或いはバルク波の何れの音波モードを用いるかによって音波を出射する音波出射面が決まっており、液体中に発生させる音響流の方向に応じて攪拌容器へ取り付ける際の取付面や取り付け方向等の使用形態が決まる。但し、音波発生体を供えた攪拌手段は、構成によって攪拌容器に対する振動子の配置が制約される場合がある。このため、特許文献1の音波発生体は、攪拌に用いる音波モードや企図する音響流の方向等の使用形態毎にその都度設計する必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、使用形態毎に設計する必要のない音波発生体、攪拌装置及び自動分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の音波発生体は、圧電基板と、前記圧電基板の板面に形成され、駆動信号の入力によって励振される櫛歯状電極と、を備え、前記櫛歯状電極は、櫛歯間隔から決まる周波数とは異なる駆動周波数の信号によって駆動され、発振モードの異なる複数の音波を同時に発生させることを特徴とする。
また、本発明の音波発生体は、上記の発明において、前記駆動信号の周波数は、単一の周波数であることを特徴とする。
また、本発明の音波発生体は、上記の発明において、前記駆動信号の波長は、前記櫛歯間隔から決まる波長とは異なることを特徴とする。
また、本発明の音波発生体は、上記の発明において、前記駆動信号の周波数は、前記櫛歯状電極の櫛歯間隔から決まる周波数であって、高調波成分を含むことを特徴とする。
また、本発明の音波発生体は、上記の発明において、前記駆動信号は、矩形波からなることを特徴とする。
また、本発明の音波発生体は、上記の発明において、前記圧電基板は、液体中に配置した場合、前記櫛歯状電極が形成された面、前記櫛歯状電極が形成された面の裏面及び端面から前記音波を出射することを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の攪拌装置は、前記音波発生体と、前記櫛歯状電極に入力される駆動信号を制御する制御手段と、を備え、前記音波発生体が同時に発生する発振モードの異なる複数の音波の少なくとも一つを利用して容器に保持された液体を攪拌することを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の自動分析装置は、複数の異なる液体を攪拌して反応させ、反応液の光学的特性を測定して前記反応液を分析する自動分析装置であって、前記攪拌装置を用いて検体と試薬とを攪拌し、反応液を光学的に分析することを特徴とする。
本発明の音波発生体は、櫛歯状電極が、櫛歯間隔から決まる周波数とは異なる周波数の信号によって駆動されて発振モードの異なる複数の音波を同時に発生させ、本発明の攪拌装置は、音波発生体と、櫛歯状電極に入力される駆動信号を制御する制御手段と、を備え、音波発生体が同時に発生する発振モードの異なる複数の音波の少なくとも一つを利用して容器に保持された液体を攪拌する。また、本発明の自動分析装置は、前記攪拌装置を用いて検体と試薬とを攪拌し、反応液を光学的に分析するので、駆動周波数を調整するだけで、発振モードの異なる複数の音波を同時に発生させることができるので、使用形態毎に設計する必要のない音波発生体、攪拌装置及び自動分析装置を提供することができるという効果を奏する。
(実施の形態1)
先ず、本発明の音波発生体及び攪拌装置にかかる実施の形態1について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の音波発生体の斜視図である。図2は、図1に示す音波発生体のA部拡大断面図である。図8は、図1の音波発生体を備えた本発明の攪拌装置の概略構成図である。
音波発生体2は、図1に示すように、圧電基板2aの一方の面に複数の櫛歯状電極(IDT)からなる振動子2b,2cが設けられると共に、バスバー2d,2eの端部に電力供給用の端子2f,2gが設けられている。圧電基板2aは、YカットZ伝搬(YZ)のニオブ酸リチウム(LiNbO3)結晶が使用され、振動子2b,2c、バスバー2d,2e及び端子2f,2gは、金(Au)を用いてスパッタ法によって形成されている。
このとき、振動子2b,2cは、図2に示すように、構成する各櫛歯状電極の線幅をLe、隣り合う櫛歯状電極間の間隔をLs、1対の櫛歯状電極の間隔をλ0とすると、櫛歯状電極の厚さtが次式を満たすように形成する。
t/{2(Le+Ls)}=t/λ0=0.018
例えば、音波発生体2を、Le=Ls=20μm、λ0=80μm、t=1μm、に設定し、振動子2b,2cを励振する場合について説明する。
ここで、音波発生体2は、端子2f,2gに交流電圧を印加すると、振動子2b,2cを構成する各櫛歯状電極上に電荷が分布し、図3の上側に示すように、各櫛歯状電極の幅方向両端で大きくなる電荷分布のパターンを示し、このパターンにおけるプラスとマイナスが交流電圧の周波数に応じて交互に変化する。そして、振動子2b,2c構成する櫛歯状電極は、図3の下側に示すように、振動子2bが上方向に変位するときには、振動子2cが下方向に変位するように、交流電圧の周波数に応じて互いに逆方向に変位しながら励振される。なお、図3は、上側に示す電荷分布を下側に示す振動子2b,2cの位置に合わせて描いている。
このとき、圧電基板2aの表面を伝搬する音波(表面弾性波)の速度をV0とし、駆動周波数F(=V0/λ0=V0/{2(Le+Ls)})で振動子2b,2cを励振する(本実施の形態の場合、F≒40MHz)と、圧電基板2aの表面に沿って伝搬する音波が発生する。この音波は、振動子2b,2cを構成する各櫛歯状電極から発生し、隣り合う櫛歯状電極に入射する際に一部が反射し、残部が透過するため、隣り合う櫛歯状電極の間で互いに干渉する。
このとき、振動子2b,2cを駆動周波数Fで駆動し、Le=Lsに設定すると、発生する音波の波長と1対の櫛歯状電極の間隔が同じ(=λ0)であるので、各櫛歯状電極が発生する音波の波動が同相、かつ、ブラッグ条件を満たす。このため、音波発生体2は、これらの音波が重畳されて隣り合う櫛歯状電極の端面で強い反射が発生する。この結果、音波発生体2は、図4に示すように、圧電基板2aの表面に沿って表面弾性波Waが発生する。
ここで、音波発生体2において、振動子2b,2cを構成する各櫛歯状電極が発生した音波(波長λ0)が隣り合う櫛歯状電極へ入射し、バルク波が発生する場合を考える。この場合、バルク波の速度をVB、波長をλB、放射角をθB、隣り合う櫛歯状電極のピッチをp(図2参照)とすると、同相加算条件は次式で与えられる(株式会社リアライズ社,橋本 研也著「弾性表面波(SAW)デバイスシミュレーション技術入門」,1997年9月30日発行,P.36参照)。
2πp(1/λ0+cosθB/λB)=2mπ
従って、この式の左辺を式変形することにより(1)式が導出される。
2πp(f/V0+f/VB・cosθB)=2mπ
2πp・f(1/V0+1/VB・cosθB)=2mπ
ω・p(1/V0+1/VB・cosθB)=2mπ………(1)
(∵f=V0/λ0=VB/λB,ωは角周波数(=2πf))
(1)式をcosθBについて解くと(2)式が得られる。
cosθB=(2mπ/ωp−1/V0)VB
(2mπ/ωp−1/V0)VB≦1 (∵cosθB≦1)
2mπ/ωp−1/V0≦1/VB
2mπ/ωp≦1/V0+1/VB
∴ω≧2mπ/{p/(1/V0+1/VB)}………(2)
(∵1/V0+1/VB>0)
従って、振動子2b,2cを駆動する駆動周波数が(2)式で示す角周波数の関係を満たすとき、音波発生体2においては、表面弾性波がバルク波へと変換され、出射する音波に表面弾性波とバルク波とが混在することになる。このとき、表面弾性波速度V0<バルク波速度Vbであるので、次数m=1の場合、音波発生体2は、表面弾性波に対するブラッグ周波数付近ではバルク波を放射しない。但し、この状態においては、振動子2b,2cを形成する櫛歯状電極の周期構造によってバルク波が相殺されて放射しないだけである。この場合、励振されたエネルギーは、振動子2b,2c、例えば、図5に示すように、振動子2bを構成する各櫛歯状電極の幅方向両端部分に対応する圧電基板2aの点線で囲んだ部分に蓄積される(エネルギー蓄積効果)。
次に、振動子2b,2cを構成する各櫛歯状電極に電力が印加され、位相整合によってバルク波のみが発生する条件を考える。この場合、バルク波の次数をnとし、図6に示すように、振動子2bを構成する櫛歯状電極がが励振され、バルク波Wbのみが発生すると仮定すると、位相整合条件は式(1)より次式で与えられる。
pcosθB=nλB
この位相整合条件は、バルク波の速度VBの逆数である逆速度SBを用いると、次式のように書き換えられる。
SB・cosθB=2nπ/(ω・p) (∵λB=2π/(ω・SB))
一般に、圧電基板2aは、異方性を有することから、逆速度SBは、真円ではなく、放射角θBの関数となる。YカットZ伝搬(YZ)のニオブ酸リチウム(LiNbO3)の場合、圧電基板2aにおける音の逆速度曲線である音の放射特性(Slowness Curve)は非対称になることが知られている。通常、音波発生体2においては、駆動周波数が増加する方向、即ち、圧電基板2a内部の逆速度曲線の法線方向である群速度の方向へバルク波が出射されるようになる。
ここで、音の放射特性(Slowness Curve)は、圧電基板2aの表面に沿った逆速度をSXとし、圧電基板2aの厚さ方向に沿った逆速度をSZとして圧電基板2a内部における逆速度の分布を示したものである。この場合、YカットZ伝搬(YZ)のニオブ酸リチウム(LiNbO3)結晶を使用した圧電基板2aは、図7に示す音の放射特性(Slowness Curve)を示し、特定の周波数帯域において圧電基板2aの表面に対して35〜40°の特定方向放射範囲にバルク波Wbを出射し、駆動周波数が多少変化しても出射方向は変化しない。ここで、図7において、曲線CLは縦波を、曲線CFSは早い横波を、曲線CSSは早い横波を、それぞれ示している。
そして、YカットZ伝搬(YZ)のニオブ酸リチウム(LiNbO3)結晶を使用した圧電基板2aは、駆動周波数がブラッグ周波数以上において、各櫛歯状電極の幅方向両端部分の圧電基板2aに蓄積されたエネルギーは、バルク波として出射される。即ち、音波発生体2は、駆動周波数Fを櫛歯状電極のピッチpによって定義される周波数f0(≒V0/2p=V0/λ0)の1.5〜2.5倍に調整すれば、図7に示す35〜40°の特定方向にバルク波Wbを出射する。なお、音波発生体2は、櫛歯状電極の励振によって、見かけ上、櫛歯状電極のみに表面弾性波Waが発生しているような挙動を示す。
ここで、振動子2bで反射される表面弾性波Waと振動子2bを透過する表面弾性波Waのエネルギーバランスを考慮し、音波発生体2は、前述のように櫛歯状電極の厚さtをt/λ0=0.018に設定している。厚さtが、t/λ0=0.018でバルク波が卓越し、t/λ0=0.018よりも小さくなると表面弾性波とバルク波が混在し易いようになる。表面弾性波を卓越させたい場合には、t/λ0を上記値よりも更に小さくすればよい。
以上のように構成される音波発生体2は、図8に示すように、制御部3及び駆動回路4と組み合わせて攪拌装置1とされる。このとき、音波発生体2は、圧電基板2aの上部を支持部材5に支持され、容器6に保持された攪拌対象の液体L中に挿入される。そして、攪拌装置1は、制御部3によって制御される駆動回路4から、例えば、数MHz〜数百MHz程度の高周波交流電場(正弦波,連続駆動)を音波発生体2に印加し、振動子2b,2cに音波を発生させて、容器6内の液体Lを攪拌する。
このとき、音波発生体2は、図8では液体L中に浸漬した状態を示しているが、実用上では、少なくとも圧電基板2aの下端が液体Lに接触していればよい。また、音波発生体2は、振動子2b,2cを構成する櫛歯状電極のピッチpによって定義される周波数f0(≒V0/2p=V0/λ0)の1.5〜2.5倍の駆動周波数で駆動する。
上述の条件の下に音波発生体2を駆動すると、振動子2b,2cは、図9に示すように、表面弾性波Waを圧電基板2aの表面に沿って出射すると共に、ブラッグ条件を満たす角度θbg(=35〜40°)の方向にバルク波Wbを出射する。このとき、液体Lは、圧電基板2aと音響インピーダンスが略等しいので(1/20以上)、液体Lには、表面弾性波Waの横波から縦波にモード変換された成分と、液体Lにおけるバルク波のブラッグ条件を満たす角度θLで出射する成分とを含む音波WLが圧電基板2aから漏洩してゆく。但し、表面弾性波Waは、バルク波Wbに比べて強度が弱い。
この結果、容器6に保持された液体Lには、図10に示すように、音波WLに起因した音響流FLとバルク波Wbに起因した音響流Fbとが圧電基板2aの周囲に局部的に発生し、これらの音響流FLと音響流Fbとによって液体L全体が効果的に攪拌される。ここで、図10において、点線は、反射しながら圧電基板2a内を伝搬するバルク波Wbのうち圧電基板2aから液体Lへ漏れ出したバルク波Wbによる縦波WLを示している。
なお、音波発生体2を液体L中に浸漬せず、空気中で駆動した場合、空気の音響インピーダンスは、圧電基板2aの音響インピーダンスと比べて小さ過ぎる(1/500未満)。このため、振動子2b,2cが出射した表面弾性波は、空気中へ漏洩することはなく、図11に示すように、バルク波Wbも圧電基板2a内を反射しながら伝搬し、空気中へ漏洩することはない。
ここで、図8に示す構成の音波発生体2を駆動し、容器6に保持された液体Lに生ずる音響流FLと音響流Fbを視覚化するため、容器6の側面から圧電基板2aを囲む液体Lを撮像し、図12に示すように、液体Lに生じた流れ場における等流速分布図を作成した。図12に示すように、音波発生体2は、圧電基板2aの振動子2b,2cを形成した面及びその裏面のみならず、圧電基板2aの下端面からも液体L中へ音波が出射され、これらの音波に伴って音響流が生じていることを確認することができた。ここで、図12においては、縦軸及び横軸の1目盛が2mmを示している。
なお、攪拌装置1は、図13に示すように、周波数f0の矩形波によって音波発生体2を駆動してもよい。このような矩形波は、信号に高調波成分が含まれる。このため、矩形波によって音波発生体2を駆動すると、攪拌装置1は、図14に示すように、表面弾性波Waの励振モードでありながら、同時にバルク波Wbも発生させることができる。
なお、音波発生体2は、振動子2b,2cが1対の場合について説明したが、2対以上形成してもよい。また、音波発生体2は、圧電基板2aを形成する圧電体の材質,カット,電極材質を変更しても、t/λ0を最適に設定することにより同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の攪拌装置及び自動分析装置にかかる実施の形態2について、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態1の攪拌装置は、音波発生体を容器に保持された攪拌対象の液体中に挿入したのに対し、実施の形態2の攪拌装置は、音波発生体を容器の側壁に取り付けている。図15は、本発明の攪拌装置を備えた実施の形態2の自動分析装置を示す概略構成図である。図16は、実施の形態2の自動分析装置及び攪拌装置の構成を示すブロック図である。図17は、反応容器に取り付けた攪拌装置の音波発生体と、音波発生体に電力を供給するばね付き端子を有する送電体とを示す斜視図である。
自動分析装置10は、図15及び図16に示すように、試薬テーブル11,12、反応テーブル13、検体容器移送機構17、分析光学系21、洗浄機構22、制御部24及び攪拌装置30を備えている。
試薬テーブル11,12は、図15に示すように、それぞれ周方向に配置される複数の試薬容器11a,12aを保持し、駆動手段に回転されて試薬容器11a,12aを周方向に搬送する。
反応テーブル13は、図15に示すように、複数の反応容器14が周方向に沿って配列されており、試薬テーブル11,12の駆動手段とは異なる駆動手段によって正転或いは逆転されて反応容器14を搬送する。反応テーブル13は、例えば、一周期で時計方向に(1周−1反応容器)/4周回転し、四周期で(1周−1反応容器)周回転する。
反応容器14は、容量が数nL〜数十μLと微量な容器であり、分析光学系21の発光部21aから出射された分析光に含まれる光の80%以上を透過する透明素材、例えば、耐熱ガラスを含むガラス,環状オレフィンやポリスチレン等の合成樹脂が使用される。反応容器14は、図17及び図18に示すように、側壁14a,14bと底壁とによって液体を保持する水平断面が四角形の液体保持部が形成され、液体保持部の上部に開口14cを有する四角筒形状のキュベットである。反応容器14は、音波発生体33を半径方向外方へ向けて反応テーブル13に配置され、反応テーブル13の近傍に設けた試薬分注機構15,16によって試薬テーブル11,12の試薬容器11a,12aから試薬が分注される。
ここで、試薬分注機構15,16は、それぞれ水平面内を矢印方向に回動するアーム15a,16aに試薬を分注するプローブ15b,16bが設けられ、洗浄水によってプローブ15b,16bを洗浄する洗浄手段を有している。
検体容器移送機構17は、図15に示すように、フィーダ18に配列した複数のラック19を矢印方向に沿って1つずつ移送する移送手段であり、ラック19を歩進させながら移送する。ラック19は、検体を収容した複数の検体容器19aを保持している。ここで、検体容器19aは、検体容器移送機構17によって移送されるラック19の歩進が停止するごとに、水平方向に回動する駆動アーム11aとプローブ11bとを有する検体分注機構20によって検体が各反応容器14へ分注される。このため、検体分注機構20は、洗浄水によってプローブ11bを洗浄する洗浄手段を有している。
分析光学系21は、試薬と検体とが反応した反応容器14内の液体を分析するための分析光(340〜800nm)を出射するもので、図15に示すように、発光部21a,分光部21b及び受光部21cを有している。発光部21aから出射された分析光は、反応容器14内の液体を透過し、分光部21bと対向する位置に設けた受光部21cによって受光される。受光部21cは、制御部24と接続され、受光した分析光の光量信号を制御部24へ出力する。
洗浄機構22は、複数のノズル22aを有しており、第1のノズル22aによって反応容器14内の液体を吸引して排出した後、第2以降のノズル22aから洗剤や洗浄水等の洗浄液を注入し、吸引する動作を複数回繰り返すことにより、分析光学系21による測光が終了した反応容器14内を洗浄する。
制御部24は、例えば、マイクロコンピュータ等が使用され、図15及び図16に示すように、自動分析装置10の各構成部と接続されてこれらの作動を制御すると共に、発光部21aの出射光量と受光部21cが受光した光量に基づく反応容器14内の液体の吸光度に基づいて検体の成分濃度等を分析する。制御部24は、キーボード等の入力部25から入力される分析指令に基づいて自動分析装置10の各構成部の作動を制御しながら分析動作を実行させると共に、分析結果や警告情報の他、入力部25から入力される表示指令に基づく各種情報等をディスプレイパネル等の表示部26に表示する。
攪拌装置30は、音波発生体33を駆動して発生する音波によって反応容器14に保持された液体を攪拌するもので、図15及び図16に示すように、送電体31と音波発生体33とを有している。
送電体31は、反応テーブル13外周の互いに対向する位置に反応容器14と水平方向に対向させて配置され、数MHz〜数百MHz程度の高周波交流電源から供給される電力を音波発生体33に送電する。送電体31は、実施の形態1の攪拌装置と同じ駆動回路と制御部とを備えており、図17に示すように、音波発生体33の端子33f,33gにそれぞれ当接するばね付き端子31aを有している。このとき、送電体31は、図15に示すように、配置決定部材32に支持されており、反応テーブル13の回転が停止したときにばね付き端子31aから端子33f,33gに電力を送電する。
配置決定部材32は、送電体31から端子33f,33gに電力を送電する送電時に、各ばね付き端子31aを対応する端子33f,33gに当接させるもので、ラック32aとピニオン32bを有している。配置決定部材32は、反応テーブル13が回転し、送電体31から端子33f,33gに電力を送電していない非送電時は作動を停止し、送電体31と端子33f,33gとの間を一定の距離離間させている。
そして、反応テーブル13が回転を停止すると、配置決定部材32は、制御部24の制御の下に送電体31を移動させ、送電体31と端子33f,33gとが対向するように反応テーブル13の周方向に沿った位置を調整すると共に、相対配置を決定する。そして、反応テーブル13が回転を停止すると、送電体31は、各ばね付き端子31aを端子33f,33gに当接させて音波発生体33に電力を送電する。
音波発生体33は、音波発生体2と同じ構成であり、図17に示すように、YカットZ伝搬(YZ)のニオブ酸リチウム(LiNbO3)結晶からなる圧電基板33aの一方の面に複数の櫛歯状電極(IDT)からなる振動子33b,33cが設けられ、バスバー33d,33eの端部に受電手段となる端子33f,33gが設けられている。振動子33b,33cは、送電体31から送電された電力によって音波を発生するが、実施の形態1の音波発生体2と同じ駆動条件{F≒(1.5〜2.0)×F0}の下に駆動される。音波発生体33は、図18及び図19に示すように、振動子33b,33c、バスバー33d,33e及び端子33f,33gを外側に向け、エポキシ樹脂や紫外線硬化樹脂等の音響整合層34を介して反応容器14の側壁14bに取り付けられる。
以上のように構成される自動分析装置10は、制御部24の制御の下に作動し、回転する反応テーブル13によって周方向に沿って搬送されてくる複数の反応容器14に試薬分注機構15,16が試薬容器11a,12aから試薬を順次分注する。試薬が分注された反応容器14は、検体分注機構20によってラック19に保持された複数の検体容器19aから検体が順次分注される。
そして、試薬と検体が分注された反応容器14は、反応テーブル13が停止する都度、攪拌装置30によって順次攪拌されて試薬と検体とが反応し、反応テーブル13が再び回転したときに分析光学系21を通過する。このとき、反応容器14内の反応液は、受光部21cで測光され、制御部24によって成分濃度等が分析される。そして、反応液の測光が終了した反応容器14は、洗浄機構22によって洗浄された後、再度検体の分析に使用される。
このとき、攪拌装置30は、音波発生体33を駆動することによって表面弾性波とバルク波とが同時に発生するが、図18及び図19に示すように、圧電基板33aから側壁14bへと出射されるバルク波Wbによって反応容器14に分注された試薬と検体とを含む液体試料L中に音響流Fbを発生させ、液体試料Lを攪拌する。この場合、攪拌装置30で使用する音波発生体33は、実施の形態1で使用した音波発生体2と同じ構成であり、音波発生体2を使用すれば新規に攪拌装置30用の音波発生体を設計する必要がないので、製造価格を低減することができるうえ、在庫の利用並びに管理の面で手数を省くことができるという利点がある。
(実施の形態3)
次に、本発明の攪拌装置及び自動分析装置にかかる実施の形態3について、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態2の攪拌装置は、音波発生体を容器の側壁に取り付けたのに対し、実施の形態3の攪拌装置は、音波発生体を容器の底壁として使用することで音波発生体を共用している。図20は、反応容器に取り付けた本発明の攪拌装置の音波発生体と、音波発生体に電力を供給するばね付き端子を有する送電体とを示す斜視図である。図21は、図20に示す反応容器及び音波発生体を幅方向中央で切断した断面図である。ここで、実施の形態3の攪拌装置及び自動分析装置は、攪拌装置の構成が異なるだけで実施の形態2の攪拌装置及び自動分析装置と同じであるので、同じ構成要素には同じ符号を使用している。
攪拌装置40は、図20に示すように、送電体31と反応容器14の底壁を兼ねる音波発生体33とを有している。
送電体31は、図20に示すように、音波発生体33に上方からばね付き端子31aを離接させて電力を送電する。配置決定部材32は、ラック32aとピニオン32bが上下方向に配置されている。
音波発生体33は、反応容器14の底壁を兼ね、図20に示すように、振動子33b,33c、バスバー33d,33e及び端子33f,33gを上側に向けて圧電基板33aが反応容器14の側壁14a,14b下部に取り付けられている。このとき、音波発生体33は、振動子33b,33cが側壁14a,14b内部に配置され、圧電基板33a上面の振動子33b,33c、バスバー33d,33e及び端子33f,33gには反応容器14が保持する液体試料に対する絶縁被覆を施しておく。
以上のように構成される攪拌装置40は、音波発生体33を駆動すると、表面弾性波Waとバルク波Wbが同時に発生し、これらが図22に点線で示すように、反応容器14が保持した液体試料L中へ透過或いは漏れ出してゆく。このため、液体試料Lは、図21に示すように、内部に局部的な音響流Fが発生し、この音響流Fによって攪拌される。
従って、実施の形態3の攪拌装置40は、表面弾性波Waとバルク波Wbの両方を同時に発生させ、これらの音波を液体試料Lに接する上面から液体試料Lに透過或いは漏れ出させるので、反応容器14が保持した液体試料Lを効率良く攪拌することができる。また、攪拌装置40は、実施の形態1及び実施の形態2と同じ構成の音波発生体33を使用するので、新規に攪拌装置40用の音波発生体を設計する必要がないので、製造価格を低減することができるうえ、在庫の利用並びに管理の面で手数を省くことができるという利点がある。
ここで、攪拌装置40は、図23に示すように、音響整合層を兼ねる接着剤等によって音波発生体33を振動子33b,33cの部分で底壁14dの下面に取り付けてもよい。このようにしても、攪拌装置40は、音波発生体33を駆動すると、表面弾性波Waとバルク波Wbが同時に発生し、これらが図24に点線で示すように、底壁14dから反応容器14が保持した液体試料L中へ透過或いは漏れ出してゆく。このため、液体試料Lは、図23に示すように、内部に局部的な音響流Fが発生し、この音響流Fによって攪拌される。
尚、攪拌装置30,40は、音波発生体33をエポキシ樹脂や紫外線硬化樹脂等の音響整合層34を介して反応容器14に取り付けたが、液体やジェル等の音響整合層を介して反応容器14に当接させてもよい。
本発明の音波発生体の斜視図である。 図1に示す音波発生体のA部拡大断面図である。 図1に示す音波発生体の櫛歯状電極上における電荷分布のパターンと振動子における櫛歯状電極の変位とを示す図である。 圧電基板の表面に沿って発生する表面弾性波を示す音波発生体の断面図である。 エネルギー蓄積効果によって櫛歯状電極の幅方向両端部分に対応する圧電基板に蓄積されるエネルギーを示す図4に示す音波発生体のB部拡大図である。 櫛歯状電極を励振した際、位相整合によってバルク波のみが発生する条件を説明する音波発生体の断面図である。 YカットZ伝搬のニオブ酸リチウム結晶を使用した圧電基板の音の放射特性図である。 図1の音波発生体を備えた本発明の攪拌装置の概略構成図である。 図8に示す攪拌装置の音波発生体を駆動した際に、振動子が出射する表面弾性波とバルク波及び液体中へ漏洩する音波を示す断面図である。 圧電基板から漏洩した音波によって液体中に生ずる音響流を示す断面図である。 音波発生体を空気中で駆動した場合に振動子が発生した音波の挙動を説明する音波発生体の断面図である。 容器に保持した液体に生じた流れを撮像して作成した等流速分布図である。 図8の攪拌装置の音波発生体を矩形波によって駆動する変形例を示す概略構成図である。 図13に示す攪拌装置の音波発生体を駆動した際に、振動子が出射する表面弾性波とバルク波及び液体中へ漏洩する音波を示す断面図である。 本発明の攪拌装置を備えた実施の形態2の自動分析装置を示す概略構成図である。 実施の形態2の自動分析装置及び攪拌装置の構成を示すブロック図である。 反応容器、反応容器に取り付けた攪拌装置の音波発生体及び音波発生体に電力を供給するばね付き端子を有する送電体を示す斜視図である。 図17に示す反応容器の断面図である。 図18のC部拡大図である。 反応容器に取り付けた本発明の攪拌装置の音波発生体と、音波発生体に電力を供給するばね付き端子を有する送電体とを示す斜視図である。 図20に示す反応容器及び音波発生体を幅方向中央で切断した断面図である。 図21のD部拡大図である。 音波発生体を振動子の部分で底壁の下面に取り付けた攪拌装置の変形例を示す図21に対応する断面図である。 図23のE部拡大図である。
符号の説明
1 攪拌装置
2 音波発生体
2a 圧電基板
2b,2c 振動子
2d,2e バスバー
2f,2g 端子
3 制御部
4 駆動回路
10 自動分析装置
11,12 試薬テーブル
13 反応テーブル
14 反応容器
15,16 試薬分注機構
17 検体容器移送機構
18 フィーダ
19 ラック
20 検体分注機構
21 分析光学系
22 洗浄機構
24 制御部
25 入力部
26 表示部
30 攪拌装置
31 送電体
32 配置決定部材
33 音波発生体
33a 圧電基板
33b,33c 振動子
33d,33e バスバー
33f,33g 端子
40 攪拌装置

Claims (8)

  1. 圧電基板と、
    前記圧電基板の板面に形成され、駆動信号の入力によって励振される櫛歯状電極と、
    を備え、
    前記櫛歯状電極は、櫛歯間隔から決まる周波数とは異なる駆動周波数の信号によって駆動され、発振モードの異なる複数の音波を同時に発生させることを特徴とする音波発生体。
  2. 前記駆動信号の周波数は、単一の周波数であることを特徴とする請求項1に記載の音波発生体。
  3. 前記駆動信号の波長は、前記櫛歯間隔から決まる波長とは異なることを特徴とする請求項2に記載の音波発生体。
  4. 前記駆動信号の周波数は、前記櫛歯状電極の櫛歯間隔から決まる周波数であって、高調波成分を含むことを特徴とする請求項1に記載の音波発生体。
  5. 前記駆動信号は、矩形波からなることを特徴とする請求項4に記載の音波発生体。
  6. 前記圧電基板は、液体中に配置した場合、前記櫛歯状電極が形成された面、前記櫛歯状電極が形成された面の裏面及び端面から前記音波を出射することを特徴とする請求項1に記載の音波発生体。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の音波発生体と、
    前記櫛歯状電極に入力される駆動信号を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記音波発生体が同時に発生する発振モードの異なる複数の音波の少なくとも一つを利用して容器に保持された液体を攪拌することを特徴とする攪拌装置。
  8. 複数の異なる液体を攪拌して反応させ、反応液の光学的特性を測定して前記反応液を分析する自動分析装置であって、
    請求項7の攪拌装置を用いて検体と試薬とを攪拌し、反応液を光学的に分析することを特徴とする自動分析装置。
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