JP2008533822A - 8.5gcdrバイパスを有するxfp送受信器 - Google Patents

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Abstract

本開示は、CDRバイパス機能を含む送受信器に関する。1例では、10G XFP送受信器モジュールは、ジッタを低減するための集積化されたCDR機能を含む。10G XFP送受信器モジュールはまた、たとえば、ファイバ・チャネル8.5Gb/sのような、約10Gb/sより低いレートで、CDRがバイパスすることができるように、CDRバイパス機能を実施する。

Description

本発明は、一般に、送受信器モジュールに関する。より具体的には、本発明の例示的な実施形態は、8.5Gb/sCDRバイパス機能を含む10Gb/sXFP送受信器に関する。
ネットワーキング技術の急増および意義はよく知られている。ネットワーク帯域についての益々増加する需要は、ネットワークをわたって伝わるデータ量を増加させる技術の開発をもたらした。変調技法、コーディング・アルゴリズム、およびエラー補正の進歩は、このデータ・レートを劇的に増加させた。たとえば、数年前、ネットワークをわたってデータが伝わることができる最高レートは、約1ギガビット/秒(Gb/s)であった、このレートは、今日、10倍に増加し、データは、10Gb/sを超えるまで、EthernetおよびSONET(同期型光ネットワーク)ネットワークをわたって伝わる。たとえば、XFP(10Gb/sシリアル電気インタフェース)プラガブル・モジュール・マルチソース規約(Pluggable Module Multi−Source Agreement)は、約10Gb/sで動作する送受信器を対象とする。
図1は、従来技術のネットワーキング・デバイスで一般に使用される送受信器モジュール100の欠点の一部を示す。送受信器モジュール100は、インタフェース130、135を介してネットワークに結合され、また、メディア・アクセス・コントローラ(「MAC」)カードまたはSONETフレーマなどのホスト・デバイス105に結合される。送受信器モジュール100は、ネットワーク・インタフェース130および第1シリアル化器/逆シリアル化器(「SERDES」)110に結合する受信器115を有する。第1SERDES110は、パラレル・バス140を介してホスト105に結合される。このパラレル・バス140の例は、送受信器モジュール100とホスト105との間で総計10Gb/sデータ・ストリームを転送する、4つの3.125Gb/sチャネルを有する(XAUI)10ギガビット・アタッチメント・ユニットである。送受信器モジュール100はまた、ネットワーク・インタフェース135および第2SERDES120に結合する送信器125を有する。第2SERDES120は、上記したXAUIなどの第2パラレル・バス145を介してホスト105に結合される。
動作時、送受信器モジュール100によって受信されたシリアル光データ・ストリームは、受信器115によって、電気シリアル・データ・ストリームに変換される。この電気シリアル・データ・ストリームは、SERDES110によって、4チャネルに逆シリアル化され、処理のために、パラレル・バス140を介してホスト105に送信される。この逆シリアル化は、電気データ・ストリームのさらなる帯域劣化を防止し、データ・ストリームが、データ経路に沿って伝わり続けるために、あるジッタ・バジットより低いままにとどまるために行われる。データ・レートの高い(たとえば、10Gb/s)電気信号は、データ経路内の欠陥によって、また、データ経路に沿うバスおよび接続部のインダクタンスによってより容易に歪む。伝送線内の不連続性によって引き起こされる反射、および、経路内のノード(たとえば、ワイヤ・ボンド、はんだバンプなど)によって引き起こされる振幅劣化は、信号内のエラーを著しく増加させ、許容可能な閾値またはバジットを超えてジッタを増加させる場合がある。さらに、インダクタンスは、高周波数において比例して厳しくなる。そのため、これらの線のそれぞれに関するレートを減少させ、データ経路に沿う劣化を最小にするために、データ・ストリームが、パラレル伝送線上で逆シリアル化される。
同様な逆シリアル化は、上記したのと同じ理由で、送受信器モジュール100の送信側において行われる。特に、逆シリアル化された電気データ・ストリームは、パラレル・バス145を介してホスト105から第2SERDES120に転送される。第2SERDES120は、この電気信号をシリアル化する。送受信器125は、シリアル電気信号を光信号に変換し、光信号をネットワーク上に送信する。
モジュール100の1つの欠点は、SERDES110、120およびパラレル・バス140、145へのインタフェースが、送受信器モジュール100上で比較的大きな空間量を要求することである。さらに、SERDESは、電力を消費し、比較的大きな熱量を放出する。モジュール100の別の欠点は、従来の送受信器モジュールが、データ経路のステータスを監視し、送受信器の適切な動作を確認するための、好都合で費用効果的な手段を含んでいないことである。
10Gb/sより低いデータ・レートで動作する光ファイバ・モジュールは、一般に、モジュール100の入出力においてジッタ・バジットを再設定する任意の手段を有さないシリアル電気インタフェースを採用する。これらのモジュールについての最も一般的なデータ・レートは、ファイバ・チャネルの場合1.0625Gb/s、ギガビット・イーサネットの場合1.25Gb/s、デュアル・レート・ファイバ・チャネルの場合2.125Gb/s、OC−48の場合2.48Gb/s、OC−48のフォワード・エラー補正(「FEC」)の場合2.7Gb/s、および、他のアプリケーションの場合1Gb/sより低い数々のレートである。シリアル・モジュールはまた、1Gb/sより低い値から約3.125Gb/sまでのデータ・レートの独占的なリンクについて使用される。これらの比較的低いデータ・レートでは、こうしたデータ・レートでの信号劣化が十分に小さいため、モジュールの電気的入出力(「I/O」)におけるデータの再成形および再タイミング合わせを実施する必要性が存在しない。しかし、10Gb/sに近づくか、または、10Gb/sを超えるデータ・レートでは、シリアル・モジュールに対する従来の手法を使用して、信号劣化を最小にすることが難しいほどに十分に、ビット期間が短くなる。さらに、10Gb/sより低いデータ・レートのシリアル・モジュールは、デジタルまたはアナログ監視機能を有することができるが、集積化されたSERDESを組み込むモジュール内で可能であるエラー監視または診断機構のタイプは、長らく実施されなかった。
さらに、XFP標準は、送受信器モジュールが、とりわけシリアル・インタフェースを通してホストに出力しながら、約10Gb/sのデータ・レートを扱うことを要求する。特に、XFI(10Gb/sシリアル電気インタフェース)は、XFP送受信器からのシリアル入力用に設計される。これは、XFP送受信器が、説明した機能を実施することを仮定して、ホスト設計者および製造業者が、ホスト・システムを供給することを可能にする。
したがって、ジッタ・バジット内でネットワークからの10Gb/sデータ入力を扱うことが可能な送受信器モジュールを提供することが望ましい。シリアル接続を使用して、ホストにインタフェースする送受信器モジュールを提供することが、さらに望ましく、それにより、モジュールからのSERDESコンポーネントの除去が可能になる。さらに、付加的な機能、たとえば、モジュール上のデータ経路および/またはコンポーネント内で、エラーを識別し、ビット・エラー検査(「BERT」)を実施することになる、送受信器モジュール内に集積化されるエラー監視機能を提供することが望ましい。
本発明は、ジッタを低減するための、アイ・ダイアグラム・オープニング機能を有する送受信器モジュールを提供することによって、従来技術の制限を克服する。
一実施態様では、光送受信器モジュールは、電気的出力ポートおよび電気的入力ポートを有するシリアル電気インタフェースを有する。モジュールはまた、受信経路および送信経路を有する。受信経路は、光入力ポート、受信器アイ・オープナ、およびシリアル電気インタフェースの電気出力ポートを含む。光信号は、光入力ポートにおいてモジュールによって受信される。受信器アイ・オープナは、受信された光信号に基づいてシリアル電気データ・ストリームを再タイミング合わせし、再成形する。再タイミング合わせされ、再成形されたシリアル電気データ・ストリームは、電気出力ポートを介してモジュールから送信される。送信経路は、シリアル電気インタフェースの電気入力ポート、送信器アイ・オープナ、および光出力ポートを含む。第2シリアル電気データ・ストリームは、電気入力ポートにおいてモジュールによって受信される。送信器アイ・オープナは、受信されたシリアル電気データ・ストリームを再タイミング合わせし、再成形する。再タイミング合わせされ、再成形されたシリアル電気データ・ストリームに基づく光信号は、光出力ポートを介してモジュールから送信される。
一実施態様では、受信器アイ・オープナおよび送信器アイ・オープナは、単一集積回路において実施される。集積回路はまた、以下のものを、全く含まない、一部を含む、または全て含んでもよい。以下のものとは、受信されたデジタル信号をアナログ制御信号に変換するための、たとえば、デジタル・アナログ変換器、一定の条件下でアイ・オープナ(複数可)をバイパスするための、たとえば、バイパス・モジュール、診断検査を実施するための、たとえば、ルックバック・データ経路、ビット・エラー・レート(BERT)検査器、シリアル・データ・ストリームを調節するための、たとえば、適応型イコライザ(複数可)、電力増幅器、受信器用の他のコンポーネント、ドライバ(たとえば、レーザ・ドライバ)、送信器用の他のコンポーネント、回路を制御するための、制御モジュールおよび/またはシリアル制御インタフェースである。集積回路はまた、エネルギーを保存するために、種々のパワー・ダウン・モードまたは低減式パワー・モードを含んでもよい。別の態様では、データ経路(複数可)は、それぞれが、異なるデータ・レートに適した、2つ以上のアイ・オープナを含んでもよい。アイ・オープナ間の切換えは、異なるデータ・レートについての対処を可能にする。
本発明の他の態様は、上記したデバイスに相当するアプリケーション、システム、および方法を含む。
本発明の実施形態の上記態様および他の態様をさらに明確にするために、添付図面において示される、本発明の特定の実施形態を参照して、本発明のより詳細な説明が行われるであろう。これらの図面は、本発明の代表的な実施形態だけを示し、したがって、本発明の範囲を限定するものとして考えられるべきではない。さらに、図面は、一定比例尺に従って描かれない。本発明は、添付図面の使用による、さらなる限定性と詳細によって述べられ説明されるであろう。
送受信器モジュールとホストとの間でシリアル接続を提供する装置および方法が記載される。特に、クロックとデータ・リカバリとエラー監視機能が、これらのシリアル接続を可能にする送受信器モジュール上に集積化される。本発明の実施形態および以下の説明は、トランスポンダ・モジュール内に組み込まれてもよいことを当業者は認識するであろう。以下の記述では、説明のために、また、本発明の理解を可能にするために、特定の詳細が述べられる。しかし、本発明は、こうした詳細を用いないで実施されてもよいことが、当業者に明らかになるであろう。他の例では、本発明を曖昧にすることを避けるために、構造およびデバイスが、ブロック図の形態で示される。
本明細書における「一実施形態」または「ある実施形態」に対する言及は、実施形態に関連して述べられる、特定の特徴、構造、または特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書の種々の場所における「一実施形態では」と言う句の出現は、必ずしも全てが、同じ実施形態を指すわけではない。
図2は、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナからなり、かつ、ホストに対するシリアル接続を有する送受信モジュール(たとえば、XFP10Gb/sモジュール)を含むシステムの図である。受信経路は、ネットワークおよびアイ・オープナ205に結合する受信器215を含む。アイ・オープナ205は、高周波ジッタを除去する、たとえば、光送受信器について、シリアル・データ・ストリームのアイ・ダイアグラムを「オープンする」ように設計される。受信器215は、光信号受信し、光信号を電気信号に変換する受信器光サブアセンブリ(「ROSA」)235を含む。受信器215はまた、電気信号を適切な電力レベルに増幅する後置増幅器230を含む。アイ・オープナ205bおよびROSAは、複数の方法を使用して、製造され、パッケージングされてもよいことを当業者は認識するであろう。たとえば、アイ・オープナおよびROSAは、単一ASIC内に集積化されるか、または、別々に製造されてもよい。
受信器アイ・オープナ205bは、電気信号からクロックを抽出し、その回復されたクロックを使用して、信号内の劣化した信号を再生する。特に、受信器アイ・オープナ205bは、ジッタを除去する再タイミング合わせの実行および再成形を提供する(すなわち、リンク内でジッタ・バジットを再設定する)。アイ・オープナ205の再タイミング合わせおよび再成形は、クロックおよびデータ・リカバリ(「CDR」)ならびにリタイマ(「RT」)、信号調節器、または、アイ・ダイアグラムをオープンすることが可能な任意のデバイスによって実施される。このために、受動型等化回路と適応型等化回路の両方が使用される。アイ・オープナ205は、好適には、特定の経路上のデータ・ストリームのデータ・レートに応答する。一実施形態によれば、受信器アイ・オープナ205bは、電気信号が、確実に正確にクロック駆動されるようにするために、電気信号の位相を基準クロックに整列させる位相ロック・ループ、および、信号からノイズをフィルタリングし、信号においてパルス・エッジをより正確に成形する信号成形器を含む。アイ・オープナ205a、205bは、2、3であるが可能性を挙げると、ASICとして、FPGAなどの構成可能な回路として、または、部分的にソフトウェアで実施される。本発明に従って動作するアイ・オープニング機能を提供する多くの方法が存在することを、当業者は認識するであろう。電気信号が、適切に同期化され、かつ、受信器アイ・オープナ205bによって成形された後、電気信号は、XFIに適合する10Gb/s伝送線などのシリアル経路260を介してホスト105に送信される。
他の有利な機能もまた、アイ・オープナ205a、205bと共に本明細書で実施される。一部の実施形態では、「パススルー」としても知られるバイパス機能は、アイ・オープナ205a、205b内に組み込まれ、アイ・オープナの再タイミング合わせおよび再成形機能を、データがバイパスすることを可能にする。これらのバイパス機能は、たとえば、ロック消失(「LOL」)信号を使用することによって自動的に選択されるか、あるいは、制御線またはデジタル制御を用いて選択可能である。アイ・オープナ205a、205bはまた、制御ピンを介して、あるいは、デジタル・バスまたは2ワイヤ・インタフェースを通した制御によってイネーブルにされる低パワー・モード(パワー・ダウン・モード)を有する。アイ・オープナ205a、205bはまた、BERT機能を有し、それにより、データ・ストリーム内にエラーがあるかをチェックするために、アイ・オープナ内のBERTエンジンは、データを生成する、かつ/または、エラー検出器は、到来データを所定パターンと照合する。さらに、アイ・オープナ205a、205bは、アイ・オープナ間に一部の信号I/Oを付加することによって、データがループバックすることを可能にするループバック機能を有する。たとえば、アイ・オープナ205bからのデータは、アイ・オープナ205aに経路制御され、このデータが、データ経路250からのデータの代わりに、送信器225に送信される。一部の組合せでは、これらの特徴は、送受信器が、自己検査またはデータ・リンクの診断またはホスト・システムの診断を実施することを可能にする。これらの機能は、以下でより詳細に説明される。
送信経路は、ネットワークおよび送信器アイ・オープナ205aに結合される送信器225を含む。送信器アイ・オープナ205aは、シリアル経路250(たとえば、10G/s伝送線)を介してホスト105から伝わる電気信号から劣化したクロックおよびデータ値を回復する。上記したように、電気信号は、この経路250に沿って劣化することになり、アイ・オープナ205aは、この劣化を補償し、電気信号を送信器225に送出する。送信器225は、電気信号を光信号に変換し、光信号をネットワーク上に送信する送信器光サブアセンブリ(「TOSA」)245を含む。送信器225はまた、好適には、TOSA245内でのレーザ、および、電気信号内のデータの光信号上への変調を制御するレーザ・ドライバ240を含む。TOSA245内のレーザは、レーザ・ドライバ内に含まれるか、または、その外側にあってもよい、専用バイアスおよび制御回路を使用して、適切な動作電流にバイアスされる。送信器225は、選択されるパッケージングおよび設計の詳細に応じてアイ・オープナ205aを含む。
この送受信器モジュール200は、送受信器モジュール200とホスト105との間のシリアル接続250、260を可能にする。特に、受信器および送信器アイ・オープナ205b、205aは、約10Gb/s以上のデータ・レートなどの、高いデータ・レートで、これらのシリアル接続250、260上で起こる信号劣化を補償する。
図3は、ホストへのシリアル接続を有する受信器データ経路に対してアイ・オープニング機能を提供する集積回路(「IC」)の例である。アイ・オープナIC205bは、CDR925bおよびRT935bを含む。CDR925bの入力は、バッファ945dの出力からデータ経路を、バッファ945hの出力から基準クロック信号を受信する。バッファ945dは、受信器215を通してネットワークからデータ経路を受信する。バッファ945hは、ホストから基準クロック信号を受信する。CDR925dは、データ経路からデータおよびクロック信号を回復するときの開始点として基準クロックを使用する。クロック乗算器ユニットは、レート選択ピンで指示されるように、基準クロックのレートを調整するのに使用される。RT935bは、データ経路の再タイミング合わせをし、再成形するように構成される。RT935bの第1入力は、CDR925bの第1出力からデータを受信し、RT935bの第2入力は、CDR925bの第2出力から回復されたクロック信号を受信する。
アイ・オープナIC205bは、not ready信号をホストに提供する。not ready信号をアクティブ化する1つの条件は、信号消失(「LOS」)信号の結果である。制御ロジック999bの第1入力は、バッファ945bが、到来するデータを検出しないときに、バッファ945bの出力からLOS信号を受信する。not ready信号をアクティブ化する別の条件は、LOL信号の結果である。制御ロジック999bの第2入力は、データ・レートが、CDR925bの範囲外にあるときなど、CDR925bが信号にロックすることができないときに、CDR925bの出力からLOL信号を受信する。制御ロジックは、たとえば、ORゲート・ロジックとして実施される。
MUX955bは、データ経路にバイパス機能を提供する。バッファ945bの出力は、MUX955bの第1入力に結合される。MUX955bの第2入力は、RT935bの、再タイミング合わせされ、再成形されたデータ出力である。制御ロジック999bは、第1入力か第2入力のいずれかを選択するために、MUX955bの選択器入力に制御信号を送出する。(たとえば、ホストからの)制御ロジック999bは、LOL信号、LOS信号、またはバイパス信号に応答して、バッファ945bからのバッファリングされたデータを選択する。この実施形態では、制御ロジック999bは、デフォルト条件として出力RT935bを選択する。
バッファ945aの入力に結合される極性制御は、好適には、差動伝送からなる出力信号の極性を変える。同様に、バッファ945dは、好適には、カップルド・モード・ロジック・バッファであり、バッファ945hは、好適には、ポジティブ・エミッタ・カップルド・ロジック・バッファである。
図4は、ホストへのシリアル接続を有する送信器データ経路に対してアイ・オープニング機能を提供するICの例である。アイ・オープナIC205aは、データの流れが、送信器225を通してネットワークから受信され、ホストへ送出されることを除いて、図3に関して述べたようにそれぞれ動作するCDR925aおよびRT935aを含む。CDR925aの入力は、バッファ945aの出力からデータ経路を、バッファ945cの出力から基準クロック信号を受信する。バッファ945dは、受信器215を通してネットワークからデータ経路を受信する。ICアイ・オープナIC205aの他のコンポーネントが、アイ・オープナIC205a内に含まれてもよいことが理解されるであろう。
アイ・オープナIC205aは、not ready信号を実施する制御ロジック999aを含む。MUX955aは、バイパス機能を実施する。
MUX955gは、リタイマ935aが、1例ではホストによって提供されるTxクロックと同期してデータを再タイミング合わせすることを可能にする。MUX955gの第1入力は、データを再タイミング合わせするときの開始点として、RT925aによって使用される基準クロック信号を受信する。MUX955gの第2入力は、回復されたクロック信号の代わりにデータを再タイミング合わせするために使用される、好適には、高品質信号であるTxクロック信号を受信する。Txクロック周波数は、レート選択ピンで指示されるように、クロック乗算器ユニットによって調整される。MUX955gは、クロック選択信号に従って、基準クロック信号かTxクロック信号を選択する。一実施形態では、クロック選択信号は、専用ピンによるのではなく、他の信号と共にシリアル線を通じて送信される。
図5は、本発明のある実施形態による、単一チップ上に集積化されたデュアル・アイ・オープナを有する送受信器モジュールの図である。一部は、アイ・オープナが、送受信器モジュール上で比較的大きな電力を多く消費するSERDES110、120を置換えるため、この集積化によって、より小さい基板総空間を使用することが可能になる。一部の実施形態では、SERDES110、120は、ホスト上に含まれる。同様に、より高密度の送受信器を、ライン・カード内に設置することができる。さらに、パッケージングは、単純になり、低コストで提供される。
さらに、受信器アイ・オープナ205bおよび送信器アイ・オープナ205bは、単一基準クロック320を共有する。相応して、この集積化は、チップ自体の上の入力またはピンの数を減らし、チップのより容易な検査を可能にし、コンポーネントの数を減らす。基準クロック320は、通常、ホスト基板からの入力であり、データ・レートの分数調波のクロックである。クロックを正確にデータ・レートに維持することが可能であるが、これは、信号完全性およびEMIの理由で望ましくない場合がある。一般に、基準クロックは、データ・レートの1/16または1/64である。送受信器の一部の動作モードでは、受信器アイ・オープナ205bからの回復したクロックを、送信器アイ・オープナ205aの基準クロックとして使用することが可能である。あるいは、アイ・オープナ205bへの基準クロック入力は、受信器アイ・オープナ205bについての基準クロック320の役目を果たすために内部で再経路制御される。いずれにしても、基準クロック320は、やはりホスト基板によって供給される。
他の実施形態では、受信器115、送信器125、または、それらの複数の部分(たとえば、後置増幅器またはレーザ・ドライバ)は、以下に述べるように、チップ上に集積化される。
図6は、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化された通信経路を有する送受信器モジュールの図である。特に、チップは、受信器アイ・オープナ205bと送信器アイ・オープナ205aの両方を制御するアイ・オープナ制御モジュール350を含む。アイ・オープナ制御モジュール350は、図示するパラレル接続または以下で説明されるシリアル接続を通してユーザによってアクセスされ、制御される。さらに、アイ・オープナ通信モジュール340は、受信器アイ・オープナ205bと送信器アイ・オープナ205aとの間のインテリジェントな通信を容易にするために、チップ上に集積化される。たとえば、アイ・オープナ通信モジュール340は、受信器アイ・オープナ205bおよび送信器アイ・オープナ205aに対する直接接続を有して、2つのアイ・オープナ205aと205bとの間でのインテリジェント解析および協調が可能になる。別の実施形態では、アイ・オープナ通信モジュール340は、受信器アイ・オープナおよび送信器アイ・オープナの前後でデータをタッピングすることを可能にする接続360、365、370、375を有する。実施形態は、アイ・オープナ通信モジュール340が、両方のアイ・オープナ205a、205bを監視し、故障しているアイ・オープナを検出し、個々のアイ・オープナまたはデータ・リンクを検査するために、データの流れが変更される診断検査を実施することを可能にする。
図7は、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナを有する送受信器モジュール内にシリアル・インタフェースを有する制御モジュールの図である。この実施形態によれば、アイ・オープナ制御モジュール350は、極性コントロール379、バイパス・コントロール377、ボーレート・コントロール381、クロック・ポーリング・コントロール383、ループバック・コントロール387、BERTコントロール、およびシリアル・インタフェース385を備える。クロック・ポーリング・コントロール383は、アイ・オープナ制御モジュール350が、受信器アイ・オープナ205bおよび送信器アイ・オープナ205aに関してクロック周波数をポーリングすることを可能にする。極性コントロール379は、アイ・オープナ制御モジュール350が、受信器アイ・オープナ205bおよび送信器アイ・オープナ205aに関して入力/出力データ極性を選択的に制御することを可能にする。ボーレート・コントロール381は、アイ・オープナ制御モジュール350が、受信器アイ・オープナ205bおよび送信器アイ・オープナ205aのボーレート応答を調整することを可能にする。
パススルー・コントロール377は、アイ・オープナ制御モジュール350が、受信器アイ・オープナ205bおよび送信器アイ・オープナ205aを作動させる/停止させることを可能にして、特定のアイ・オープナのデータ・レート範囲に合わないデータ・ストリームが、送受信器モジュール200をパススルーすることを可能にさせる。たとえば、アイ・オープナ377が、約10Gb/sのデータ・ストリームを再タイミング合わせするように設計される場合、バイパス・コントロール377は、1Gb/sのデータ・ストリームを自動的にパススルーさせる。あるいは、バイパス・コントロール377は、手動で制御され、ホスト105またはネットワーク・オペレータが、特定のデータ・ストリームをパススルーするかどうかを判定することを可能にする。ループバック・コントロール387は、アイ・オープナ制御モジュール350が、モジュール200に関してデータ経路の完全性およびコンポーネントを監視することを可能にする。BERTコントロール389は、アイ・オープナ制御モジュール350が、モジュール200に関するデータ経路およびコンポーネントのビット・エラー率を試験することを可能にする。他の実施形態では、適応型等化コントロールなどのチップ機能に対する付加的なコントールが、アイ・オープナ制御350に付加される。
一実施形態では、シリアル・インタフェース385は、シリアル接続390が、アイ・オープナ制御モジュール350と通信することを可能にする。一般に、SPI、I2C、RS232Cなどのようなシリアル接続は、デュアル・アイ・オープナ集積回路300の機能を制御するのに使用される。シリアル接続の他の実施形態は、参照により本明細書に組み込まれる、2002年10月8日に出願された、ルイス ビー アロンソン(Lewis B.Aronson)他による米国特許出願第10/266,870号「Optical Transceiver Module with Multipurpose Internal Serial Bus」に開示される。相応して、アイ・オープナ制御モジュール350に命令するのに必要とされるピンの数は、単一ピンまで減少する。たとえば、このシリアル・インタフェース385は、4レート構成の4ピンまたは2レート構成の2ピンに置換される。さらに別の実施形態では、第2シリアル・インタフェース(図示せず)は、現在の極性設定、LOL信号、現在ボーレート、現在クロック周波数、ループバック検査結果、またはBERT結果などの出力をホストへ提供する。あるいは、シリアル接続は、アイ・オープナ制御モジュール350とホストとの間で2方向通信を容易にすることが可能な単一シリアル・インタフェースである。
図8は、ホストへのシリアル接続を有する送受信器データ経路に対してデュアル・アイ・オープニング機能を提供するICの例である。デュアル・アイ・オープナIC300は、ホストからデータを受信し、データを送信器に送出するアイ・オープナ205a、および、受信器からデータを受信し、データをホストへ送出するアイ・オープナ205bを含む。アイ・オープナ205aは、図9Aで実施される再成形および再タイミング合わせを実施するCDR925aおよびRT935aを含む。アイ・オープナ205aはまた、ホストにnot ready信号を、または、データ経路にバイパス機能を提供する実施形態を有する。さらに、アイ・オープナ205bは、CDR925bおよびRT935bを用いてデータを再成形すること、および再タイミング合わせすることを実施する。
制御ロジック999bの出力からホストに出力されるnot ready信号は、バッファ945dの出力からLOS信号を、または、CDR925bの出力からLOL信号を受信することによって調節される。MUX955dは、バイパス機能を提供する。バイパス機能は、制御ロジック999bの出力からMUX955dの選択器入力への信号によってアクティブ化される。別の実施形態では、Txクロック機能は、アイ・オープナ205aで実施される。
図9は、ホストへのシリアル接続を有する送受信器データ経路に対してデュアル・アイ・オープニング機能を提供するICのさらなる例である。MUX975aは、上記した他の機能と共に、バイパス機能とループバック機能の両方を含む改良型ICを提供する。MUX975aの第1選択器入力が、ループバック信号を受信する場合、MUX975a出力は、MUX975bから受信されたデータを送出することへと切り換わる。MUX975aの第2選択器入力が、ホストからバイパス信号またはCDR925aの出力からLOL信号を受信する場合、MUX975aは、バッファ945aの出力から受信されるデータを送出することへと切り換わる。MUX975aの両方の選択器入力が、ある信号を受信すると、MUX975aは、ループバックかバイパスのいずれかを実施するように構成される。MUX975aは、MUX955a、955b、および955cを置換し、それにより、コンポーネントのカウントを低減し、電力を節約し、熱消費を低減する。
図10は、デュアル・アイ・オープナを有する集積チップ上にDAC(デジタル・アナログ変換器)を備える送受信器モジュールを示す。デュアル・アイ・オープナIC1020のこの実施形態では、DAC1025は、受信器および/または送信器コンポーネントを制御するための、IC1020を通して、または、IC1020から送出されたデジタル信号をアナログ信号に変換する。相応して、後置増幅器1030、ROSA1040、レーザ・ドライバ1050、およびTOSA1060に送出される制御信号は、アナログ振幅、バイアス、ならびに立上がり時間および立下り時間などの特性を制御することができる。一実施形態では、DAC1025に送出されるデジタル信号は、制御モジュール350によって生成される(図6および図7を参照されたい)。
図11は、受信器アイ・オープナに集積化された第1DACおよび送信器アイ・オープナに集積化された第2DACを示す。DAC1121は、受信器アイ・オープナ1122のアナログ信号出力または受信器からのアナログ信号入力を制御してもよい。同様に、DAC1123は、図10に関して述べたように、送信器アイ・オープナ1124のアナログ信号出力または送信器からのアナログ入力を制御する。
図12A〜Dは、集積化されたデュアル・アイ・オープナを用いて集積化されたループバック・モードを示す。ループバック・モードは、特定のデータ経路に関する完全性チェックを可能にする。従って、第1ループバック・モードは、モジュール200上の、または、ネットワーク上の光経路上の特定の経路に沿う1つまたは複数のコンポーネントの完全性チェックを可能にする。第2ループバック・モードは、モジュール200上で複数のコンポーネントを含むデータ経路の完全性チェックを可能にする。そのため、マルチモード・ループバックは、送受信器モジュール200上で異なるレベルのデータ経路の完全性を監視することを可能にする。送受信器モジュール200は、モジュール200上でループバック機能を制御するのに使用されるアイ・オープナ・コントロール350内にアイ・オープナ・ループバック・コントロール400を含む。
図12Aは、送信器アイ・オープナ205aの入力407から受信器アイ・オープナ205bの出力409までの第1ループバック・モードを示す。この第1ループバック405は、ホスト・システム105が、ホスト基板の機能をチェックし、また、送受信器モジュール200が、コネクタ内に正しくプラグインされ、適切に起動されることをチェックすることを可能にする。この第1ループバック405は、モジュール200内に集積化されるため、インストーラは、送受信器モジュール200が、適切にインストールされているかどうか、または、送受信器モジュール200またはホスト105内で、故障が起こったかどうかを迅速に判定することができる。
図12Bは、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナを用いて集積化された第2ループバック・モードを有する送受信器モジュールの図である。この第2ループバック410は、ホスト・システム105が、受信器アイ・オープナ205bが適切に動作していることをチェックし、また、送受信器モジュール200が、コネクタ内に正しくプラグインされ、適切に起動されることをチェックすることを可能にする。第2ループバック410は、送受信器モジュール200内に集積化されるため、製造業者は、出荷前に受信器アイ・オープナ205bの完全性を迅速に検査することができると共に、ネットワーク管理者が、送受信器モジュール200のインストール後に、受信器アイ・オープナ205bを容易にチェックすることを可能にする。
図12Cは、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナを用いて集積化された第3ループバック・モードを有する送受信器モジュールの図である。この第3ループバック420は、ホスト・システム105が、送信器アイ・オープナ205aが適切に動作していることをチェックし、また、送受信器モジュール200が、コネクタ内に正しくプラグインされ、適切に起動されることをチェックすることを可能にする。第3ループバック420は、送受信器モジュール200内に集積化されるため、製造業者は、出荷前に送信器アイ・オープナ205aの完全性を迅速に検査することができると共に、ネットワーク管理者が、送受信器モジュール200のインストール後に、送信器アイ・オープナ205aを容易にチェックすることを可能にする。
図12Dは、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナを用いて集積化された、第4および第5ループバック・モードを有する送受信器モジュールの図である。第4ループバック425は、受信器アイ・オープナ205bの出力409から送信器アイ・オープナ205aの入力407までである。この第4ループバック425は、送受信器モジュール200およびネットワーク上の光データ経路の検査を可能にする。こうして、ネットワーク管理者またはモジュール製造業者は、迅速に、送受信器モジュール200全体を検査し、また、モジュール200が、ファイバ上に適切に結合しているかどうかを検査することができる。第5ループバック430は受信器アイ・オープナ205bの出力409から送信器アイ・オープナ205aの出力417までである。この第5ループバック430は、送受信器モジュール200上のフロント・エンド・コンポーネント、受信器アイ・オープナ205b、およびネットワーク上の光データ経路の検査を可能にする。第6ループバック(図示しないが、IC実施態様についての図10Bおよび図10Dを参照されたい)は、送信器アイ・オープナ205aの出力417から受信器アイ・オープナ205bの入力412までである。
上記したループバック・モードは、送受信器モジュール200内に集積化されるループバックの例であり、全ての可能なループバック・モードを含むことを意味しない。たとえば、ループバックは、受信器アイ・オープナ205bの入力412から送信器アイ・オープナ205aの入力407と出力417の両方まで集積化される。これらのループバックは、フロント・エンド・コンポーネントおよび光経路、ならびに、フロント・エンド・コンポーネント、送信器アイ・オープナ205a、および光経路の組合せの検査を可能にする。さらなるループバックは、他のデータ経路および/またはコンポーネントを検査するために、送受信器モジュール200内に集積化される。
図8の例を参照すると、MUX955b、955c、955f、および955gは、上記したコンポーネントを検査するループバック機能を提供する。アイ・オープナ205aでは、MUX955bおよび955cは、ホストから各選択器入力へ第1ループバック信号を受信する。第1ループバック信号がハイであるとき、MUX955cの出力は、CDR925aの出力から受信されるデータをRT925aの入力へ送出することから、CDR925bの出力から受信されたデータをRT925aの入力へ送出することへと切り換わる。同時に、MUX955bの出力は、CDR925aの出力から受信される回復されたクロック信号をRT935aの入力へ送出することから、CDR925bの出力から受信される回復されたクロック信号をRT935bの入力へ送出することへと切り換わる。
アイ・オープナ205bでは、MUX955eおよび955fは、ホストから各選択器入力へ第2ループバック信号を受信する。第2ループバック信号がハイであるとき、MUX955fの出力は、CDR925bからのデータではなく、CDR925aから受信されるデータをRT935bの入力へ送出し、MUX955eの出力は、CDR925bからではなく、CDR925aから受信される回復されたクロック信号をRT935bの入力へ送出する。
図13Aは、図12Bなどにおける、デュアル・アイ・オープナICの第3ループバック・モードの実施形態である。例示のために、通常動作中にデータ経路にとって透過的である一部のコンポーネントは省略される。デュアル・アイ・オープナIC300は、アイ・オープナ205aおよびアイ・オープナ205bを含む。ループバック・モードでは、バッファ945aの入力は、ホストからアイ・オープナ205aへのデータ経路を受信して、CDR925aの入力は、バッファ945aの出力からデータ経路を受信する。アイ・オープナ205bでは、RT935bの入力は、CDR925aの出力からデータ経路を受信し、バッファ945eの入力は、RT935bの出力からデータ経路を受信し、データ経路を元のホストに送信する。
第3ループバック・モードの代替の実施形態では、バッファ945aは、第1ループバック・モードの場合と同様に、バッファ945aの出力をバッファ945eの入力に結合することによって実施されてもよい。他のループバック・モードはそれぞれ、同様に実施されてもよいことが理解されるであろう。第2ループバック・モードは、第1CDR925aの出力または第1バッファ945aの出力を、第2CDR925bの入力またはバッファ945eの入力に結合することによって実施される。第4ループバックは、第2CDR925bの出力を第1CDR925bの入力に結合することによって実施される。第5ループバックは、第2CDR925bの出力を第1CDR925aの入力に結合することによって実施される。上記したループバックの実施態様は、全ての可能な実施態様を含むことを意味しない例である。
図13Bは、図12Bなどにおける、デュアル・アイ・オープナICの第6ループバック・モードの実施形態である。受信器215の入力は、ネットワークからのデータ経路を受信する。アイ・オープナ205bでは、バッファ945dの入力は、受信器215の出力からのデータ経路を受信し、CDR925bの入力は、バッファ945dの出力からのデータ経路を受信する。アイ・オープナ205aでは、RT935aの入力は、CDR925bの出力からのデータ経路を受信し、バッファ945bの入力は、RT935aの出力からのデータ経路を受信する。送信器225の入力は、バッファ945dの出力からのデータ経路を受信し、データ経路をネットワークに送信する。第6ループバック・モードの他の実施形態は、データ経路が、アイ・オープナ205bから、バッファ945dなどの異なるコンポーネントから出力され、データ経路が、アイ・オープナ205aで、バッファ945bなどの異なるコンポーネントで受信される場合に実施される。
図13Cは、図12Cなどにおける、デュアル・アイ・オープナの第3ループバック・モード・データ経路の実施形態である。アイ・オープナ205aでは、バッファ945aの入力は、ホストからのデータ経路を受信し、CDR925aの入力は、バッファ945aの出力からのデータ経路を受信し、RT935aの入力は、CDR935aの出力からのデータ経路を受信する。アイ・オープナ205aでは、バッファ945eの入力は、RT935aの出力からのデータ経路を受信し、データ経路を元のホストに送信する。
図13Dは、図12Cなどにおける、デュアル・アイ・オープナの第6ループバック・モード・データ経路の実施形態である。受信器215の入力は、ネットワークからのデータ経路を受信する。アイ・オープナ205bでは、バッファ945dの入力は、受信器215の出力からのデータ経路を受信し、CDR925bの入力は、バッファ945dの出力からのデータ経路を受信し、RT935bの入力は、CDR925bの出力からのデータ経路を受信する。アイ・オープナ205aでは、バッファ945bの入力は、RT935bの出力からのデータ経路を受信する。送信器225の入力は、バッファ945bの出力からのデータ経路を受信し、データ経路をネットワークに送信する。
図14は、本発明のある実施形態による、複数のCDRコンポーネントをそれぞれ有する送信器および受信器と共にバイパス機能が集積化された送受信器モジュールの図である。従来のアイ・オープナは、狭い範囲のデータ・レート内の信号に関して適切に動作する。通常、アイ・オープナは、一定のデータ・レート、または、データ・レートの狭い範囲内のみの、到来するデータ・ストリームにロック・オンするであろう。さらに、一部のアイ・オープナは、動作可能なデータ・レートの分数調波のデータにロック・オンすることができる場合がある。しかし、アイ・オープナが、データにロック・オンすることができない他のデータ・レートでは、アイ・オープナに関する出力は、通常無視される。従来のアイ・オープナのこの制限は、異なるネットワーク環境で動作する送受信器モジュールの柔軟性を低下させる。特に、従来のアイ・オープナは、異なるタイプのプロトコルおよびデータ・レートに従って動作するチップ上にアイ・オープナ機能を有する、プロトコル非依存送受信器モジュールを排除する。
本発明のバイパス機能は、アイ・オープナが、特定のデータ・レート帯域内にないために、データにロック・オンすることができない場合、データを自動的にパススルーすることを可能にする。特に、アイ・オープナは、許容可能なジッタ・バジット内にとどまるために、クロックおよびデータ・リカバリが要求されないようなデータ・レートを有するデータ・ストリームをパススルーさせるように設計される。たとえば、このパススルー機能は、アイ・オープナが要求されない特定のファイバ・チャネル環境で、10Gb/sイーサネット送受信器が動作することを可能にする。さらに、その機能は、アイ・オープナの非線形回帰機構の存在なしで、リンクのデバッキングまたはエンジニアリングを行うことを可能にする。アイ・オープナのパススルー機能は、アイ・オープナがデータにロックされるかどうかに応じて自動的に制御される。アイ・オープナは、一般的に使用される信号であるが、このために使用することもできるLOL信号を生成する。パススルー機能はまた、制御信号またはデジタル・インタフェース上のデジタル信号によって外部制御される。バイパス機構は、アイ・オープナのロック範囲内にあるデータ・レートについても、診断および開発ツールとして価値があることが認識される。
図14に示す、パススルー機能を有する送受信器モジュール200の一実施形態は、受信器アイ・オープナ205b、アイ・オープナ205a、およびアイ・オープナ制御モジュール350内のパススルー・コントロール510を含む。受信器から受信されたデータは、データ経路内のジッタ・バジットを再設定することなく、受信器アイ・オープナ205bの第4バッファ945d内に記憶される。第4バッファ945dは、バイパス線532および第1CDR534に結合する。パススルー・コントロール510は、第2CDR925bがデータにロックすることができるかどうかに応じて、パススルー線532と第1CDR925aとの間で、第4バッファ945d上の出力を切り換える。パススルー・コントロール510は、第4バッファ945d上の出力を自動的に切り換えるように設計されるか、または、コントロール・インタフェース(たとえば、シリアル・インタフェース385)を介してオペレータによって手動で制御される。たとえば、第4CDR925dは、第2CDR925bが動作する対象となるデータと異なるデータ・ストリームに関して動作するために、第4バッファ945dに結合される。同様に、この第4CDR925dは、3つのデータ経路間でのパススルー・コントロール510による切換えを可能にするであろう。異なるデータ・ストリームが、アイ・オープナ205b上のアイ・オープナ機能を提供されることを容易にするために、受信器アイ・オープナ205b内で、複数のアイ・オープナが動作することが理解されるであろう。さらに、ホストとネットワークの両方から受信されるデータ・レートのインテリジェントな検出を可能にするために、レート検出が、受信経路または送信経路に沿って集積化される。1例によれば、特定の信号に関してレートを識別するために、調整可能な広帯域発振器およびロジック回路が使用される。別の例では、信号のレートを識別するために、複数の狭帯域発振器、弁別器、およびロジック回路が使用される。このレート検出は、データ経路に沿って複数のアイ・オープナの使用を容易にし、単一データ経路上でのアイ・オープナ機能が、異なるデータ・レートを有する信号に対して利用可能であることをもたらす。
同様のバイパス動作は、送信器アイ・オープナ205a上に設けられてもよい。特に、第1バッファ945aは、第1CDR925aおよびパススルー線526に結合される。パススルー・コントロール510は、データの特性に応じて、第1CDR925aとパススルー線526との間でデータを切り換える。さらに、異なるデータ・ストリームが、アイ・オープナ205b上のアイ・オープナ機能を提供されることを容易にするために、複数のアイ・オープナ(たとえば、第3CDR925c)が、送信器アイ・オープナ205a内で動作する。
図15は、複数のCDRをそれぞれ有する、集積化された送信器および受信器を有する送受信器モジュール内で動作する第1のバイパス方法を示すフローチャートである。アイ・オープナに入るデータ・ストリームのデータ・レートが検出される(540)。検出されたデータ・レートが、アイ・オープナの予め決まった動作範囲外であることに応答して、データ・ストリームは、アイ・オープニングを行うことなく、送受信器モジュールがパススルーされる(542)。このバイパス機能は、CDR I−IC上で自動化されるか、または、ユーザによって手動で制御されてもよい。検出されたデータ・レートが、アイ・オープナの予め決まった動作範囲内であることに応答して、ジッタを低減するために、データ・ストリームに関して、アイ・オープニングが実施される(545)。
図16は、本発明のある実施形態による複数のCDRコンポーネントをそれぞれ有する、送信器および受信器を有する送受信器モジュール内で動作する第2のバイパス方法のフローチャートである。制御信号は、データ・ストリームをバッファに記憶することによって検出される(550)。制御信号が第1状態(たとえば、ハイ)にあることに応答して、データ・ストリームは、アイ・オープニングを行うことなく、送受信器をパススルーされるであろう(552)。制御信号が第2状態(たとえば、ロー)にあることに応答して、データ・ストリーム555に関して、アイ・オープニングが行われる(555)。
図17は、図8または図9などにおける、デュアル・アイ・オープナICのバイパス機能の実施形態である。デュアル・アイ・オープナIC300は、アイ・オープナ205aおよびアイ・オープナ205bを含む。CDRモジュールおよびRTモジュールは、データ経路に関して動作しないため、バッファ945aの入力に受信されたホストからのデータは、バッファ945aの出力からバッファ945bの入力に直接送出される。バッファ945bの出力は、ネットワークへ伝送するために、送信器225の入力にデータ経路を送出する。同様に、受信器215の入力にネットワークから受信され、受信器215の出力からバッファ945dの入力に送出されるデータは、バッファ945dの出力からバッファ945eの入力に直接送出される。バッファ945eの出力は、ホストにデータを送出する。バイパス・モードの手動オーバライド用の信号が含まれてもよい。バイパス機能をアクティブ化させるのに必要な制御信号は、以下で説明される。
一実施形態では、ノイズ低減および/または信号処理のために、バイパス・モード中にホスト基板によって信号に対して、適応型等化が実施される。アイ・オープナが、バイパス・モードで目下動作しているかどうかを判定するために、not ready信号が、ポーリングされてもよく、not ready信号が、ハイであると、適応型等化機能を始動させる。適応型等化機構は、有利には、アイ・オープナによって通常提供される再度のタイミング合わせおよび再成形の代替として、リンク分散を補償する。
図18は、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたBERTエンジンを有する送受信器モジュールの図である。本発明の一実施形態によれば、BERTエンジン630は、送信器アイ・オープナ205aおよび受信器アイ・オープナ205bを有するチップ600内に集積化される。BERTエンジン630は、パターン発生器640、エラー検出器635、BERTループバック・コントロール650を備える。別の実施形態では、BERTエンジン630は、アイ・オープナ制御モジュール350内に集積化される。
BERTエンジン・アイ・オープナは、特定の経路に関連するビット・エラー率を検査するのに使用されるビット・シーケンスを注入し、受信するために、データ経路内に集積化された検査点を使用する。この例では、4つの検査点が、送受信器モジュール200上に集積化され、点、A605、B610、C615、およびD620として識別される。これらの検査点606、610、615、620は、BERTエンジン630が、データ経路上でビット・シーケンスを注入し、取り出すことを可能にする。これらの検査点を使用して、BERTエンジン630は、接続されたネットワーク上の外部光経路、内部電気経路、または、電気経路と光経路の組合せに関するビット・エラー率を決定する。
BERTエンジン630は、システムの最終顧客用の診断機能として有用であるが、モジュール製造工程の一部としても有用である。たとえば、製造業者は、モジュールが品質検査に合格することを確実にするために、送受信器モジュール200に関して完全性検査を実施する。BERTエンジン630は、温度サイクル下での恒温槽内での動作または電圧マージン試験などの、種々の動作状況においてモジュール200に関する内部経路を検査する。この機構は、より従来的な外部BERTと比較すると、モジュール200を検査するより効率的な方法を提供する。さらに、ループバック・モードとBERTエンジン630は共に、トランスポンダ・モジュール内で動作してもよい。
図19は、集積化されたデュアル・アイ・オープナを有する送受信器モジュール内で動作するBERT検査方法のフローチャートである。ビット・シーケンスまたは検査パターンが、送受信器モジュール200上の特定の検査点で挿入される(670)。ビット・シーケンスは、パターン発生器640から出力される。パターン発生器は、出力における擬似乱数および/または文字、あるいは、メモリに記憶されたパターンを使用する。ビット・シーケンスは、経路に沿って進み、別の検査点で取り出される。ビット・シーケンス内のエラーが、検出され(675)、エラー検出器635によって評価される。このエラー率検査および評価は、種々の環境条件下で行われ(680)、BERTエンジン630が、異なる環境条件でモジュール600を検査し、新しい条件下で経路のビット・エラー率を再検査することを可能にする。BERTエンジン630の結果は、評価のためにホストに送出される。
図21Aは、イコライザを有するアイ・オープナの第1の実施形態を示す。アイ・オープナ2100のデータ経路は、バッファ2105aからデータを受信し、データをバッファ2105bに出力するイコライザ2120を備える。バッファ2105aは、受信器からデータを受信し、バッファ2105bは、データをホストに送出する。別の実施形態では、バッファ2105aは、ホストからデータを受信し、バッファ2105bは、データを送信器に送出する。一実施形態では、アイ・オープナ2100は、バイパス・モードで信号を調節する。
イコライザ2120は、シンボル間干渉などの信号源からのチャネル・ノイズを除去するために、データを再成形し、再タイミング合わせすることによって、データ経路のジッタ・バジットを再設定する。イコライザ2120は、係数モジュール2110からの係数を表す信号、および、CDR2130からのクロック信号を受信するために結合される。イコライザ2120は、好適には、温度を変更することなどのチャネル条件に適応する適応型イコライザであるが、他の実施形態では、イコライザ2120は、受動イコライザ2120であってもよい。イコライザの他の実施形態は、2002年11月5日に出願された、トマス ジェー レノスキー(Thomas J.Lenosky)他による米国特許出願第10/288,324号「System and Method for Reducing Interference in an Optical Data Stream」、2002年11月5日に出願された、トマス ジェー レノスキー(Thomas J.Lenosky)他による米国特許出願第60/423,970号「System and Method for Reducing Interference in an Optical Data Stream Using Multiple Selectable Equalizers」、および、2003年4月17日に出願された、トマス ジェー レノスキー(Thomas J.Lenosky)他による米国特許出願第 / 号「Method And Apparatus For Reducing Interference in an Optical Data Stream Using Data−Independent Equalization」に開示され、これら出願は全て、参照により本明細書に組み込まれる。イコライザ2120は、単独で、または、組み合わせて、有限インパルス応答、DFE(「判定帰還型イコライザ(Decision Feedback Equalizer)」)などを有するフィード・フォワード・フィルタを備える。イコライザ2120の出力は、実施態様に応じて、アナログであってよく、または、デジタルであってよい。イコライザ2120のさらなる実施形態は、以下で説明される。
係数モジュール2110は、データに及ぼすチャネル効果を評価することによって、イコライザ2120に係数を提供する。係数モジュール2110は、バッファ2105aからデータを受信し、係数信号をイコライザ2120に送出するために結合される。係数モジュール2110は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアで実施されてもよい。係数モジュール2110のさらなる実施形態は、以下で説明される。
CDR2130は、データ・ストリームから、回復されたクロック信号を抽出することによって、イコライザ2120にクロックを提供する。CDR2130は、バッファ2105aからデータを受信し、クロック信号をイコライザ2120に送出するために結合される。CDR2130は、イコライザ2120出力などの、データ経路内の他の点からクロック信号を回復するために、データを受信してもよいことを当業者は認識するであろう。さらに、CDR2130は、本明細書で説明される変形を備えてもよい。
図21Bは、イコライザを有するアイ・オープナの第2の実施形態を示す。この実施形態では、アイ・オープナ2180のデータ経路は、RT2170に結合したCDR2160に直列のイコライザ2150を備える。イコライザ2150は、バッファ2155aからデータを受信し、RT2170は、バッファ2155bにデータを出力する。CDR2160およびイコライザ2150は、別個のチップまたは1つの集積回路上に配設される。この実施形態の1つの利点は、信号が、イコライザ2150とCDR2160の両方によって調節され、低いビット・エラー率がもたらされることである。
図21Aの実施形態と対照的に、イコライザ2150は、好適には、チャネル効果を除去することによって、アナログ信号を再成形し、出力する。イコライザ2150は、イコライザのデジタル成分をクロック駆動するために、CDR2160からクロック信号を受信する。
CDR2160およびRT2170は、均等化されたデータを再タイミング合わせし、再成形する。RT2170は、CDR2160によって回復されたクロック信号を受信する。CDR2160およびRT2170は、本明細書で説明される変形を備えてもよい。
別の実施形態では、イコライザ2150は、第1チップ上に配設され、CDR2160およびRT2170は、第2チップ上に配設される。第1チップはまた、第2チップのCDR2160に依存することなく、イコライザ2150のデジタル部分をクロック駆動するためのCDRを備えてもよい。有利には、チップ外に伝播しないことによって、高速クロック信号は、電力消費が小さいままであり、ほとんど劣化を受けない。
図22は、本発明のある実施形態によるイコライザを示す。イコライザ2200のデータ経路は、フィード・フォワード・フィルタを備え、フィードバック経路は、DFEを備える。入力バッファからアナログ・データを受信するフィード・フォワード・フィルタは、複数の遅延線2110a〜2110c、複数の乗算器2230a〜2230c、加算器2250、およびスライサ2260を含む。遅延線2110a〜2110cは、入力バッファからデータを受信し、スライサ2260は、出力バッファにデータを送出する。加算器2250からデジタル・データを受信するフィードバック経路は、スライサ2260、複数の遅延線2220a、2220b、および複数の乗算器2240a、2240bを含む。
遅延線2110a〜2110c、2220a、2220bは、データ・ビットが、異なるクロック・サイクルで個々の積分器に入力されるように、データ・ストリームを遅延させる。遅延線2110a〜2110c、2220a、2220bは、アナログかデジタルのいずれかのデータを運ぶアナログ信号を受信し、データを乗算器2230a〜2230c、2240a、2240bに送出するために結合される。遅延線2110a〜2110c、2220a、2220bは、インダクタおよびコンデンサの組合せを備えるアナログ伝送線を通すなど、種々の方法で実施されてもよい。好適には、遅延は、1ビット期間である。
乗算器2230a〜2230c、2240a、2240bは、データと係数の積を生成する。乗算器2230a〜2230c、2240a、2240bは、データ信号および係数信号を受信し、信号を加算器2250に送出するために結合される。加算器2250は、フィード・フォワード・フィルタとDFEの加算結果を生成する。加算器2250は、フィード・フォワード乗算器2230a〜2230cおよびDFE乗算器2240a、2240bから信号を受信するために結合される。スライサ2260は、加算器2250からのアナログ信号およびクロック信号を受信し、クロック信号に従ってデジタル出力を生成する。
一実施形態では、イコライザ2200は、データ・シンボル決定が行われる前に、均等化された信号がさらなる調節を全く受けない図21Aの実施形態と同様に、スライサ2260出力からデジタル信号を出力する。別の実施形態では、イコライザ2200は、均等化された信号がCDRに入力される図21Bの実施形態と同様に、加算器2250からアナログ信号を出力する。
図23は、本発明のある実施形態による係数モジュールを示す。係数モジュール2800のデータ経路は、相関モジュール2810a〜2810c、ADCロジック2820、マイクロコントローラ2830、およびDACロジック2840の列を備える。相関モジュール2810a〜2810cの列は、入力バッファからデータを受信し、DACロジック2840は、係数信号をイコライザまたは出力バッファに出力する。
相関モジュール2810a〜2810cの列は、データ・ストリームに関して自己相関関数を求める。相関モジュール2810a〜2810cの列は、入力バッファからデータ信号を受信し、信号をADCロジック2820に送出する。図28では、相関モジュール2810a〜2810cの列は、δ=1,2,3などについて、<s(t)s(t+δ)、<s(t)s(t+δ)、および<s(t)s2(t+δ)を計算する。
ADCロジック2820は、相関モジュール2810a〜2810cの列からのアナログ信号をデジタル化し、デジタル信号をマイクロコントローラ2830に送出する。ADCロジック2820は、複数の入力を単一出力に多重化するマルチプレクサを備える。マイクロコントローラ2830は、自己相関結果に従って係数値を決定するアルゴリズムを使用する。マイクロコントローラ2830は、命令および過去の係数値を記憶するEEPROMなどのメモリ素子を備える。DACロジック2840は、マイクロコントローラ2830のデジタル化出力からアナログ信号を生成する。
図24は、本発明のある実施形態による相関モジュールを示す。相関モジュール2900は、複数の遅延線2910a〜2910d、複数の乗算器2920a〜2920c、および複数の積分器2930a〜2930cを備える。乗算器2920a〜2920cは、好適には、ギルバート・セルなどのアナログ乗算器であり、積分器2930a〜2930cは、好適には、アナログ積分器である。本発明の利点は、ADCロジックに対する出力が、電力消費を小さくすることができるように、アナログ回路が、高速データ入力から相関を求めることである。さらに、相関モジュール2900は、訓練シーケンスを必要とすることなく、係数を生成する。
相関モジュール2900は、異なる時刻における信号の自己相関関数、すなわち、<s(t)s(t+δ)>を計算するように構成される。第1データ経路は、データ・ストリームから直接に、また、遅延線2910a後に入力を受信し、出力信号を積分器2930aに送出する乗算器2920aを含む。第2データ経路は、データ・ストリームから直接に、また、2つの遅延線2910a、2910b後に入力を受信し、出力信号を積分器2930bに送出する乗算器2920bを含む。第3データ経路は、データ・ストリームから直接に、また、3つの遅延線2910a〜2910c後に入力を受信し、出力信号を積分器2930cに送出する乗算器2920cを含む。データ経路の数およびタイプは、本発明の範囲内の特定の実施態様に応じて変わってもよい。積は、マイクロコントローラに送出される。
図25〜27は、集積回路の一部として、または、送受信器モジュール内で実施されてもよい、コンポーネント集積化の例を示す。図25は、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化された増幅コンポーネントとレーザ・コンポーネントを有する送受信器モジュールの図である。この集積化は、送受信器モジュール200上でのこれらのコンポーネントのサイズを低減し、種々のコンポーネント間のより効率的な接続を可能にする。さらなる回路のアイ・オープナ内への集積化はまた、アイ・オープナが、そこで動作することになる環境、ならびに、ピン・カウントの減少、パッケージ・サイズおよびコストの低減、電力消費の低減、信号完全性の改善などのような、明らかな利益に応じて望ましい場合がある。同様に、さらなる制御回路が、たとえば、レーザ・バイアス制御回路、信号検出回路、および、後置増幅器またはレーザ・ドライバに普通なら別々に組み込まれる他の回路が、アイ・オープナ内に集積化されてもよい。
図26および図27は、送受信器モジュール上でのコンポーネント集積化の他の例を示す。特に、後置増幅器230は、デュアル・アイ・オープナ205a、205bおよびアイ・オープナ制御モジュール350と個々に集積化される。比較してみると、レーザ・ドライバ240は、デュアル・アイ・オープナ205a、205bおよびアイ・オープナ制御モジュール350と個々に集積化される。本発明に従って、チップ基板上でのコンポーネント集積化の多数のさらなる実施態様が存在することを当業者は理解するであろう。
単独で、または、組み合わせて、後置増幅器およびレーザ・ドライバと共に集積化されるデュアル・アイ・オープナの組合せは、単一アイ・オープナ205a、205bの場合に達成される。アイ・オープナ205bは、後置増幅器と共に集積化され、または、後置増幅器についての必要をなくすために、十分な入力感度を有する。アイ・オープナ205bはまた、信号検出機構、または、後置増幅器に組み込まれるか、または、受信器内で使用される他の機能を有する。同様に、アイ・オープナ205aは、レーザ・ドライバと共に、また、送信器、たとえば、レーザ・バイアス制御回路内で使用される任意の他の回路と共に集積化される。アイ・オープナ205aは、出力の調整可能な出力振幅、出力の調整可能なエッジ速度、およびレーザ・ドライバに組み込まれる他の機構を備えてもよい。
図28は、本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化された電力管理機能を有する送信器モジュールの図である。複数のアイ・オープナが、モジュール200内で実施される場合、実際の設計に応じて、電力消費の制御が、重要になる場合がある。従って、アイ・オープナ集積回路800上のコンポーネントの電力消費を最小にすることが望ましい。アイ・オープナ集積回路800内に集積化されたパワー・ダウン・モードは、アイ・オープナ制御モジュール350が、特定の期間中に利用されていないコンポーネントの電力を落とすこと(パワー・ダウン)を可能にする。パワー・ダウン・モードは、制御線またはデジタル・インタフェースを介して外部で制御され、または、集積回路の通常動作の一部として自動的に使用される。たとえば、信号検出機能は、低いデューティ・サイクル(たとえば、10%)でアクティブであり、それにより、普通ならかなりの電流量を消費することになる回路が、代わりに、自動パワー・ダウンがない状態でその量の10%を消費するだけになる。パワー・ダウンは、マイクロ秒の大きさで起こるため、回路は、たとえば、数百マイクロ秒ごとにオンし、残りの時間、パワー・ダウンする。アイ・オープナ内の他の信号はまた、このタイプのパワー・ダウンを利用するように設計されるであろう。さらに、アイ・オープナ内の他の回路は、アイ・オープナが、送受信器モジュール内で使用されるときにパワー・ダウンし、また、これらの信号は、送受信器またはトランスポンダ・モジュール内でのアイ・オープナの使用に特有である。パワー・ダウン・モードはまた、特定の期間の間、信号が存在しないことに応答してアイ・オープナをオフするシャットダウン・モードを含む。
一実施形態では、コンポーネントは、あるデューティ・サイクルで動作する。たとえば、LOSに必要な回路は、CDRのポーリングに応答して起動される。LOS条件が存在する場合、LOS信号が出力される。しかし、LOS条件が存在しない場合、LOSが、次のポーリングまで再び起動されないため、電力節約が実現される。
アイ・オープナ制御モジュール350内の電力管理モジュール805は、アイ・オープナ集積回路800上の種々のコンポーネントの電力レベルを動的に制御する。たとえば、電力管理モジュール805は、BERTエンジン630またはパススルー・コントロール510が使用されていない場合、それらを停止する。さらに、電力管理モジュール805は、アイ・オープナが動作していない場合、アイ・オープナ(たとえば、受信器アイ・オープナ205bまたは送信器アイ・オープナ205a)への電力を減らし、必要とされるときに、アイ・オープナに電力を回復さる。
一実施形態では、アイ・オープナ制御モジュール350内のホスト・スタートアップ・プロトコル・モジュール810は、インストール中に、コンポーネントの電力レベルを動的に制御する。たとえば、ホスト・スタートアップ・プロトコル・モジュール810は、送受信器モジュール200とホスト105との間で初期ハンドシェイク手順を容易にする。インストール中に、送受信器モジュール200は、スタートアップ手順を要求するために、低電力レベル・インクアイアリをホストに送信する。応答して、ホスト105は、インクアイアリに返答し、ホスト・スタートアップ・プロトコル・モジュール810は、その後、スタートアップ手順を終了するのに必要とされる送受信器モジュール200上のコンポーネントを起動する。さらに、ホスト105は、デュアル・アイ・オープナのプロトコル動作を記述するデータを通信する。
電力管理モジュール805およびホスト・スタートアップ・プロトコル・モジュール810は、送受信器モジュール200上のコンポーネントが使用されていないときに、スリープ・モードで動作することを可能にする。結果として、電力管理効率が増加し、チップ上の熱が減少する。
図29は、本発明のある実施形態による、送受信器モジュール上のコンポーネントの電力を管理する方法のフローチャートである。特に、BERTエンジンを必要としないモードなどの、動作モードが決定される(850)。応答して、このモードについて必要とされないコンポーネント(上記例の動作モードではBERTエンジンなど)は、電力を低減される(860)。
先の説明から明らかであるが、本発明は、種々の異なる実施形態で実施されてもよい。受信器および送信器アイ・オープナ205aおよび205bは、それぞれ、約10Gb/s以上のデータ・レートなどの、比較的高いデータ・レートで、シリアル接続250および260に関して起こる信号劣化を補償することが、たとえば、図2に開示された例示的な実施形態の説明に関連して先に記載された。上記に明らかにされるように、こうした補償は、約10Gb/sより低いデータ・レートについて省略される。一貫して一般的に、以下の説明は、約10Gb/sより低い1つまたは複数のデータ・レートでCDRバイパスを採用する例示的な送受信器の、構造、動作、および性能の態様に関する。
対象となる1つのこうしたデータ・レートは、多くのプロトコルで使用される8Gb/sのデータ・レートである。別のこうしたデータ・レートは、ファイバ・チャネル・システムで採用される8.5Gb/sのデータ・レートである、しかし、本発明の範囲は、ファイバ・チャネル・システムに関連する使用に限定されず、種々の他の環境およびデータ・レートにも広く拡張される。より詳細には、本発明のある実施形態は、CDRバイパスと共に8.5Gb/sで動作するように構成される10GXFP送受信器に関する。この一般的な構成は、ファイバ・チャネル、または、8.5Gb/sのデータ・レートを使用する他のシステムおよびアプリケーションで採用されてもよい。ファイバ・チャネル・プロトコルに関連する、この例示的な8.5Gb/sのデータ・レートは、種々の他のプロトコルに関連する8.0Gb/sのデータ・レートに一般に相当するものとみなされてもよいことに留意されたい。
ここで、図30A〜30Dに注意を向けると、全体が3000で示される、CDRバイパスと共に、8.5Gb/sで動作するように構成された例示的な10G XFP送受信器の素子に関する詳細が提供される。上記した例示的な送受信器の以下の説明は、主にCDRバイパスに関連するが、こうした例示的な送受信器は、さらに、本明細書で開示される他のシステム、デバイス、および機能を含むように構成されることに留意されたい。
一般に、高速データ・ストリームが、CDRユニットをバイパスし、直接出力されることを可能にするXFP送受信器3000のCDRバイパス機構の結果として、XFP送受信器3000は、8.5Gb/sなどの、典型的な10Gb/sアプリケーションと異なるデータ・レートで使用される。上記の図に関して、図30は、例示的なROSAおよび後置増幅器の態様を開示し、一方、図31は、例示的なTOSAおよびレーザ・ドライバに関し、また、図32は、例示的なコントローラICを対象とする。
図30A〜30Dによってひとまとめに開示されるように、XFP送受信器は、内部プログラミング、および/または、図30BのXFPコネクタ3004などのコネクタによってホスト・デバイスから受信された命令に関連して、XFP送受信器の、診断検査を含む動作を指令するように構成されたコントローラIC3002を含む。一例示的実施形態では、XFP送受信器は、コントローラIC3002およびXFP送受信器の他の素子と通信するように構成されたデジタル診断IC(図示せず)を含む。採用することができる、こうしたデジタル診断ICの一例は、フィニサ社製(Finisar)制御チップ(「FCC」)である。しかし、あるいは、匹敵する機能のデジタル診断ICが採用されてもよい。
特に、コントローラIC3002は、図30Aに開示されるデジタル・アナログ変換器(DAC)3008によって、図30Cに開示されるレーザ・ドライバ3006と通信する。レーザ・ドライバ3006は、次に、コントローラIC3002によって指示されるように、図30Cに示すTOSA3010を動作させる。例示的な図示する配置構成では、レーザ・ドライバ3006は、レーザ・ドライバ3006から分離した関連CDR3012を有するが、一部の代替の実施形態では、CDRは、レーザ・ドライバに組み込まれる。受信器側で、また、図30Dに開示されるように、XFP送受信器は、ROSA3014を含む。ROSA3014には、コントローラIC3002と通信する後置増幅器/CDR3016が接続される。
ここで、例示的なXFP送受信器の特定の態様に注意すると、8.5Gb/sのデータ・レートにおけるCDRバイパス機能の実施態様に関する詳細が提供される。特に、XFP送受信器ユーザEEPROMテーブル(図示せず)内のビットは、CDRバイパス機能をイネーブルするか、または、ディセーブルするように設定される。ビットは、製造業者によってプリセットされ、XFPコネクタ3004内のXFP送受信器2ワイヤ・シリアル通信インタフェースを通して、プログラマまたはユーザによってセット/リセットされる。
XFP送受信器が、このロケーションにおいて「イネーブルする」ためのビット変化を検出すると、コントローラIC(U12)は、後置増幅器/CDR3016のRx_bypassピン11(図30Dを参照されたい)およびCDR3012のTx_bypassピン2(図30Cを参照されたい)に信号を送出する。こうして、後置増幅器/CDR3016およびCDR3012のバイパス機能は、約8.5Gb/sの送受信データ信号が、これらのCDRをバイパスするようにイネーブルされる。
本明細書のいづれかで開示されるように、バイパスは、データ・レートの検出に応答して自動的に実施されるか、または、CDRをバイパスする特定の信号をユーザが選択できるように、ユーザによって手動で実施される。さらに、バイパスは、所定の範囲のデータ・レートについて、または、異なるデータ・レートの選択されたグループ内の各データ・レートについて実施される。
ここで、再び図示する実施形態を参照すると、CDRバイパスが実施されると、ホスト8.5Gb/s電気データは、XFP送受信器および電気/光フロント・エンドすなわちTOSA3010(図30Cを参照されたい)をパススルーし、8.5Gb/s電気データを8.5Gb/s光データ・ストリームに変換し、光データ・ストリームは、その後、ファイバ内に送り出される。同様な方式で、XFP送受信器によって受信される8.5Gb/s光データ・ストリームは、ROSA3014の光/電気変換後にXFP送受信器をパススルーする。
ここで、図31A〜35を考えると、本発明の一部の実施形態は、受信器および送信器アイ・オープナ205aおよび205bなどによって実施される、信号劣化補償が、たとえば約8.5Gb/sのような、約10Gb/sより低いデータ・レートについて省略されるように実施されることが、先に記載された。図31A〜35が示すように、8.5Gb/sCDRを使用した10G XFP送受信器に関して、有利な結果が得られた。
最初に、室温における8.5Gb/sについてのTx光アイ・ダイアグラム、図31Aおよび図31Bを参照すると、アイ・ダイアグラムは、とりわけ、マスク・ヒットも、マージン・ヒットもない、広いオープン・アイを示す。同様に、70℃における8.5Gb/sについてのTx光アイ・ダイアグラム、図32Aおよび図32Bは、マスク・ヒットも、マージン・ヒットもない、広いオープン・アイを示すが、25%におけるマージンは、室温において示される30%マージンより少し小さい。
8.5Gb/sCDRバイパスを使用した10G XFP送受信器の電気性能も有利である。とりわけ、図33Aおよび33Bは、25℃における8.5Gb/sのデータ・レートについて広いオープン・アイを有するRx電気アイ・ダイアグラムを開示し、一方、図34Aおよび34Bは、70℃における8.5Gb/sのデータ・レートについて広いオープン・アイを有するRx電気アイ・ダイアグラムを開示する。
最後に、図35は、とりわけ、8.5Gb/sCDRバイパスを使用した例示的な10G XFP送受信器が、良好な感度、特に、30kmファイバにわたって−17dBmより良いRx感度を示すことを開示する。
こうして、図31A〜35は、10G XFP送受信器において8.5Gb/sCDRバイパスを使用して、良好な性能を得ることを示す。従って、本発明の一部の実施形態の1つの有用な態様は、例示的な10G XFP送受信器が、8.5Gb/sファイバ・チャネル・システム内で8.5Gb/sのCDRバイパスと共に使用することである。しかし、先に述べたように、本発明の範囲は、8.5Gb/sのレートに限定されず、むしろ、それは、例示的なCDRバイパス・レートであり、1つまたは複数の他のレートが採用されてもよい。
本発明は、従来の送受信器モジュールに比べていくつかの利益を提供する。第1の利益は、本発明が、XFP送受信器モジュールの性能を改善するのに使用されることである。XFP送受信器モジュールは、約10Gb/sのデータ・レートで動作するスモール・フォーム・ファクタ光モジュールである。
本発明の別の利益は、送受信器モジュールが、ホスト上のシリアル・コネクタにプラグインされ、ホストと送受信器モジュールの両方のSERDESコンポーネントの数が減ることである。デュアル・アイ・オープナは、データ・ストリームが、予め決めたジッタ・バジット内にとどまることを確実にするために、送信および受信経路内に設置される。SERDESコンポーネントの除去は、送受信器チップ(複数可)上での熱量を減少させ、コンポーネント・コストを低減し、コンポーネント用のチップ基板上の必要面積を減らす。
本発明のさらなる利益は、特定の機能が、送受信器モジュール上に集積化されることである。第1の機能は、シリアル接続を介して、デュアル・アイ・オープナを含む種々のコンポーネントの制御を提供することである。このシリアル接続は、送受信器モジュールを制御するのに必要とされるピンおよび接続の数を減らす。第2の機能は、アタッチされたネットワーク上の、送受信器モジュールと光経路の両方のコンポーネントおよびデータ経路を検査するのに使用される複数のループバック・モードを提供することである。さらに、BERTエンジンは、ループバック・モードの、この検査および監視能力をさらに強化するために、モジュール上に集積化される。上記した内部検査が、従来の検査手順に比べて、効率的でかつ費用効果的な方法を提供するため、これらの機能は、製造コストおよびインストール・コストを下げる。
本発明のさらなる別の利益は、パススルー機能が、送受信器モジュール上に集積化されることである。このパススルー機能は、送受信器モジュールが、異なるデータ・レートおよびアイ・オープナ要求を有する異なるネットワーク環境で動作することを可能にする。
本発明は、送受信器モジュール上に集積化される電力管理機能も含む。この電力管理機能は、動作中とインストール中の両方において、モジュール上のコンポーネントに対する動的な電力制御を可能にする。結果として、電力が節約され、チップ上の熱が減少する。
本発明は、送受信器に関して詳細に記載されたが、本発明の実施形態が、トランスポンダに適用されてもよいことが先の説明から理解されるであろう。さらに、本発明は、ある例示的な実施形態を参照して記載されたが、種々の修正が行われてもよいことを当業者は認識するであろう。たとえば、送受信器またはトランスポンダ・モジュールにおいて、ジッタを低減するか、または、アイ・ダイアグラムをオープンするために、他のタイプの回路が使用されてもよい。たとえば、受動型と適応型の両方のイコライザ回路が使用されてもよい。同様に、先の説明は、回路をリクロックすることに適用されてもよいことを当業者は認識するであろう。従って、上記した機能は、アイ・オープナに限定されることを意味しないが、信号調節器またはアイ・オープナなどの、信号を改善するのに使用される多数の回路で使用されてもよい。
本発明は、本発明の精神または本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形態で具体化されてもよい。述べた実施形態は、全ての点において、例示的であるに過ぎず、限定的でないと考えられる。したがって、本発明の範囲は、先の説明によるのではなく、添付特許請求項によって示される。特許請求項の意味および等価性の範囲内にある、全ての変更は、本発明の範囲内に包含される。
ホストに対するパラレル接続を有する従来技術の送受信器モジュールの図。 本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナからなり、かつ、ホストに対するパラレル接続を有する送受信器モジュール(たとえば、XFP10Gb/sモジュール)を含むシステムの図。 ホストへのシリアル接続を有する受信器データ経路に対してアイ・オープニング機能を提供する集積回路(IC)の例を示す図。 ホストへのシリアル接続を有する送信器データ経路に対してアイ・オープニング機能を提供するICの例を示す図。 本発明のある実施形態による、単一チップ上に集積化されたデュアル・アイ・オープナを有する送受信器モジュールの図。 本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化された通信経路を有する送受信器モジュールの図。 本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナを有する送受信器モジュール内にシリアル・インタフェースを有する制御モジュールの図。 ホストへのシリアル接続を有する送受信器データ経路に対してデュアル・アイ・オープニング機能を提供するICの例を示す図。 ホストへのシリアル接続を有する送受信器データ経路に対してデュアル・アイ・オープニング機能を提供するICのさらなる例を示す図。 デュアル・アイ・オープナを有するチップ上に集積化されたDACを備える送受信器モジュールの図。 受信器アイ・オープナに集積化された第1DACおよび送信器アイ・オープナに集積化された第2DACの図。 ループバック・モードのブロック図。 ループバック・モードのブロック図。 ループバック・モードのブロック図。 ループバック・モードのブロック図。 デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたチップのループバック・モードのロジック図。 デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたチップのループバック・モードのロジック図。 デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたチップのループバック・モードのロジック図。 デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたチップのループバック・モードのロジック図。 本発明のある実施形態による、複数のCDRコンポーネントをそれぞれ有する送信器および受信器と共にバイパス機能が集積化された送受信器モジュールの図。 複数のCDRをそれぞれ有する、集積化された送信器および受信器を有する送受信器モジュール内で動作する第1のバイパス方法を示すフローチャートを示す図。 本発明のある実施形態による複数のCDRコンポーネントをそれぞれ有する、送信器および受信器を有する送受信器モジュール内で動作する第2のバイパス方法のフローチャート図。 図8または図9などにおける、デュアル・アイ・オープナICのバイパス機能の実施形態を示す図。 本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたBERTエンジンを有する送受信器モジュールの図。 集積化されたデュアル・アイ・オープナを有する送受信器モジュール内で動作するBERT検査方法のフローチャートを示す図。 デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたチップのBERT機能の実施形態を示す図。 デュアル・アイ・オープナと共に集積化されたチップのBERT機能の実施形態を示す図。 イコライザを有するアイ・オープナの実施形態を示す図。 イコライザを有するアイ・オープナの実施形態を示す図。 本発明によるイコライザの実施形態を示す図。 本発明のある実施形態による係数モジュールを示す図。 本発明のある実施形態による相関モジュールを示す図。 集積回路の一部として実施されてもよい、コンポーネント集積化の例を示す図。 集積回路の一部として実施されてもよい、コンポーネント集積化の例を示す図。 集積回路の一部として実施されてもよい、コンポーネント集積化の例を示す図。 本発明のある実施形態による、デュアル・アイ・オープナと共に集積化された電力管理機能を有する送信器モジュールの図。 本発明のある実施形態による、送受信器モジュール上のコンポーネントの電力を管理する方法のフローチャートを示す図。 例示的な送受信器モジュールのコントローラICおよびアナログ・デジタル変換器の図。 例示的な送受信器モジュールのXFPモジュール/ホスト・コネクタの図。 例示的な送受信器モジュールのレーザ・ドライバおよび関連CDRの図。 例示的な送受信器モジュール内で使用するための、ROSAと接続した、後置増幅器/CDRの図。 室温における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのTx光アイ・ダイアグラムを示す図。 室温における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのTx光アイ・ダイアグラムを示す図。 70℃における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのTx光アイ・ダイアグラムを示す図。 70℃における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのTx光アイ・ダイアグラムを示す図。 25℃における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのRx電気アイ・ダイアグラムを示す図。 25℃における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのRx電気アイ・ダイアグラムを示す図。 70℃における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのRx電気アイ・ダイアグラムを示す図。 70℃における、CDRがバイパスされた、公称8Gで動作するXFP送受信器についてのRx電気アイ・ダイアグラムを示す図。 30kmファイバにわたる例示的な送受信器の、Rx感度、特に、光電力を関数とするビット・エラー率(BER)のグラフを示す図。

Claims (15)

  1. 送受信器であって、
    TOSAと、
    ROSAと、
    該ROSAから第1シリアル電気データ・ストリームを受信するように構成された第1入力と、該第1シリアル電気データ・ストリームが、そこをパススルーする第1出力とを含む受信器アイ・オープナ回路であって、該第1シリアル電気データ・ストリームは、該第1入力においてよりも該第1出力において低いジッタ値を有する、受信器アイ・オープナ回路と、
    第2シリアル電気データ・ストリームを受信するように構成された第2入力と、該第2シリアル電気データ・ストリームが、そこをパススルーして該TOSAに至る第2出力とを含む送信器アイ・オープナ回路であって、該第2シリアル電気データ・ストリームは、該第2入力においてよりも該第2出力において低いジッタ値を有する、送信器アイ・オープナ回路と、
    該少なくとも1つのシリアル電気データ・ストリームが、約10Gb/sより小さいデータ・レートを有するときに、該シリアル電気データ・ストリームの少なくとも一方が、対応するアイ・オープナ回路をバイパスするように構成されるバイパス回路と
    を備える、送受信器。
  2. 前記バイパス回路は、前記少なくとも1つのシリアル電気データ・ストリームが、約8.5Gb/sのデータ・レートを有するときに、前記シリアル電気データ・ストリームの少なくとも一方が、対応するアイ・オープナ回路をバイパスすることを可能にするように構成される、請求項1に記載の送受信器。
  3. ファイバ・チャネル・プロトコルに従う、請求項1に記載の送受信器。
  4. XFP MSAに実質的に従う、請求項1に記載の送受信器。
  5. 前記バイパス回路は、約10Gb/sより小さいデータ・レートについて、
    前記第1シリアル電気データ・ストリームが、前記受信器アイ・オープナ回路をバイパスし、
    前記第2シリアル電気データ・ストリームが、前記送信器アイ・オープナ回路をバイパスする
    ように構成される、請求項1に記載の送受信器。
  6. 前記バイパス回路は、第1部分および第2部分を備え、該第1部分は、前記送信器アイ・オープナ回路に相当し、該第2部分は、前記送受信器アイ・オープナ回路に相当する、請求項1に記載の送受信器。
  7. 前記送受信器アイ・オープナ回路および前記送信器アイ・オープナ回路はそれぞれ、直列に配列された、対応するCDR、マルチプレクサ、およびリタイマを備える、請求項1に記載の送受信器。
  8. 前記送受信器アイ・オープナ回路および前記送信器アイ・オープナ回路の動作は、検出されるデータ・レートに応答する、請求項1に記載の送受信器。
  9. 前記少なくとも1つのシリアル電気データ・ストリームのバイパスは自動的に起こる、請求項1に記載の送受信器。
  10. 前記ROSAおよび前記TOSAの少なくとも一方の性能に関する情報を提供するように構成された診断回路をさらに備える、請求項1に記載の送受信器。
  11. 送受信器モジュールであって、
    XFP MSAに実質的に従い、かつ、ファイバ・チャネル・システムで使用するのに適合性がある複数のコンポーネントであって、
    TOSAと、
    ROSAと、
    該ROSAから第1シリアル電気データ・ストリームを受信するように構成された第1入力と、該第1シリアル電気データ・ストリームがパススルーする第1出力と含む受信器アイ・オープナ回路であって、該第1シリアル電気データ・ストリームは、該第1入力においてよりも該第1出力において低いジッタ値を有する、受信器アイ・オープナ回路と、
    第2シリアル電気データ・ストリームを受信するように構成された第2入力と、該第2シリアル電気データ・ストリームが、パススルーして該TOSAに至る第2出力をと含む送信器アイ・オープナ回路であって、該第2シリアル電気データ・ストリームは、該第2入力においてよりも該第2出力において低いジッタ値を有する、送信器アイ・オープナ回路と、
    バイパス回路であって、該少なくとも1つのシリアル電気データ・ストリームが、約8.5Gb/sのデータ・レートを有するときに、該シリアル電気データ・ストリームの少なくとも一方が、対応するアイ・オープナ回路をバイパスするように構成された、バイパス回路と
    含む複数のコンポーネントを備える、送受信器モジュール。
  12. 前記バイパス回路は、LOL信号、LOS信号、およびバイパス信号のうちの1つと関連して動作するように構成される、請求項11に記載の送受信器モジュール。
  13. 前記バイパス回路は、前記少なくとも1つのシリアル電気データ・ストリームが、所定の範囲のバイパス・データ・レート内に入るデータ・レートを有するときに、前記シリアル電気データ・ストリームの少なくとも一方が、対応するアイ・オープナ回路をバイパスすることを可能にするように構成される、請求項11に記載の送受信器モジュール。
  14. 前記バイパス回路と通信し、かつ、前記バイパス回路の動作に関する信号を送受信するように構成されたバイパス制御回路をさらに備える、請求項11に記載の送受信器モジュール。
  15. 前記バイパス制御回路は、手動制御および自動動作の少なくとも一方のために構成される、請求項14に記載の送受信器モジュール。
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Controller Stratix V GT Device Configurations
Datasheet Receiver PMA Datapath

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