JP2008506562A5

JP2008506562A5 -

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Publication number: JP2008506562A5
Application number: JP2007522022A
Authority: JP
Filing date: 2005-07-20
Publication date: 2011-08-25
Anticipated expiration: 2025-07-20

Claims

表面の曲率が不連続な形状のパネルを製造する方法であって、
互いに平行な長繊維及び又は連続繊維で強化された第１のポリマーである熱可塑性プラスチック製の第１の強化層を提供する工程と、
該第１のポリマーと相溶性である第２のポリマーである熱可塑性プラスチック製のコア層を提供する工程と、
互いに平行な長繊維又は連続繊維で強化された該第１のポリマーである熱可塑性プラスチック製の第２の強化層を提供する工程と、
２つの付加的な強化層を提供する工程と、
該コア層によって該強化層を離間するように該層を積層する工程と、
該積層をパネルの金型に導入すると共に該金型を少なくとも所定のポリマーの融点まで加熱し、該層を圧密化して該パネルを成形する工程とを備え、
該積層する工程において２つの付加的な強化層の一方は該コア層の一方の面側に配置され、他方は該コア層の他方の面側に配置され、
該積層する工程において、外層となる強化層の繊維は第一方向に延び、該内層となる強化層の繊維は該第一方向と直交する第２方向に延びるか又は擬似等方性配向で斜めに交差していることを特徴とするパネル製造方法。
該コア材料は（ｉ）該第２のポリマーを約７０容量％含むか、又は（ｉｉ）該パネルの５０容量％を占めることを特徴とする請求項１に記載のパネル製造方法。
成形された該パネルを火炎処理、コロナ放電又はプラズマ銃により処理する工程を更に備えたことを特徴とする請求項１又は２に記載のパネル製造方法。
該第１のポリマー及び該第２のポリマーが互いに同一のポリマーであるか、又は実質的に同じポリマーであることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該成形工程が真空圧密金型又はスタンププレス金型を用いて行われることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該金型の少なくとも一部が加熱されることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
塗装されるべき該パネルの側面の成形に対応する少なくとも１つの金型ツーリング面が加熱されることを特徴とする請求項６に記載のパネル製造方法。
該積層を加熱する工程において、該金型の少なくとも一部を冷却する工程を備えることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該ツーリング表面のみを冷却することを特徴とする請求項７に従属する請求項８に記載のパネル製造方法。
該パネルの厚さの約５０％を占めるように該コア層を提供することを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
３つ以上の強化層を提供することを特徴とする請求項１〜１０のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該コア層の片面側に配置された複数の該強化層と、該コア層の反対面側に配置された複数の該強化層とは実質的に鏡像関係にあることを特徴とする請求項１〜１１のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該第１強化層と該第２強化層とを提供する工程において、該繊維を層中に組み込む前に該繊維を相互に編成することを特徴とする請求項１に記載のパネル製造方法。
該コア層を提供する工程において、該コア層は強化用繊維を含むことを特徴とする請求項１〜１３のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該コアが、再生材料、産業用粉砕再生材料、又は再利用目的の材料から構成されることを特徴とする請求項１〜１４のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
該パネルを自動車の製造に使用することを特徴とする請求項１〜１５のいずれか１項に記載のパネル製造方法。
互いに平行な長繊維及び又は連続繊維で強化された第１のポリマーである熱可塑性プラスチック製の第１の強化層と、
該第１のポリマーと相溶性である第２のポリマーである熱可塑性プラスチック製のコア層と、
互いに平行な長繊維又は連続繊維で強化された該第１のポリマーである熱可塑性プラスチック製の第２の強化層と、
２つの付加的な強化層と、を有し、
該第１の強化層は該コア層の一方の面側に配置され、該第２の強化層は該コア層の他方の面側に配置され、
２つの付加的な強化層の一方は該コア層の一方の面側に配置され、他方は該コア層の他方の面側に配置されて積層体をなし、外層となる強化層の繊維は第一方向に延び、内層となる強化層の繊維は該第一方向と直交する第２方向に延びるか又は擬似等方性配向で斜めに交差しており、表面曲率が不連続であることを特徴とするパネル。
該コア材料は（ｉ）該第２のポリマーを約７０容量％含むか、又は（ｉｉ）該パネルの５０容量％を占めることを特徴とする請求項１７に記載のパネル。
該コア層の片面側に配置された複数の該強化層と、該コア層の反対面側に配置された複数の該強化層とは実質的に鏡像関係にあることを特徴とする請求項１７又は１８に記載のパネル。
該コア層は強化用繊維を含むことを特徴とする請求項１７〜１９のいずれか１項に記載のパネル。
該コアが、再生材料、産業用粉砕再生材料、又は再利用目的の材料から構成されることを特徴とする請求項１７〜２０のいずれか１項に記載のパネル。
自動車の一部に使用されることを特徴とする請求項17乃至２１のいずれか１項に記載のパネル。