JP2008301667A - ダブルステータ型モータ - Google Patents

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秀昭 牧
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Abstract

【課題】ロータ50の貫通穴55に永久磁石56を強固に固定でき、かつ組付作業も容易な永久磁石56の取付構造を備えたダブルステータ型モータ10を提供すること。
【解決手段】永久磁石56を格納して固定するとともに、貫通穴55に挿入して固定されるホルダー100を備え、ホルダー100には前記貫通穴に挿入して固定したときロータ本体51に接触してホルダー100の挿入方向への移動を規制する第1規制部103と第2規制部105を設ける。ホルダー100に永久磁石56を格納して固定し、このホルダー100を貫通穴55に挿入して固定するので、貫通穴55に永久磁石56を直接嵌着したり、接着剤で固着する取付構造に比べて強固に永久磁石56をロータ50に固定できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ダブルステータ型モータに関する。
ダブルステータ型モータの一形式として、特開平3−139156号公報にはモータハウジングにシャフトとロータ、アウターステータ及びインナーステータを内蔵したダブルステータ型モータが記載されている。このダブルステータ型モータは、モータハウジングに軸受部を介してシャフトを回転可能に組み込み、ロータをシャフトと一体回転するように連結している。そして、ロータに対してその回転半径方向外側に位置するようにアウターステータをモータハウジングに固定し、ロータに対してその回転半径方向内側に位置するようにインナーステータをモータハウジングに固定している。
このダブルステータ型モータにおけるロータには断面円形又は正多角形の周面が設けられている。そして、この周面にロータの内外を貫通する貫通穴が周方向に列設され、各貫通穴に平板形の永久磁石を嵌着している。各永久磁石はその外面をアウターステータに対面するように配置し、内面をインナーステータに対面するように配置されている。
特開平3−139156号公報
ところで、永久磁石にはロータの高速回転に伴い大きな遠心力が作用するとともに、ステータのコイルとの間で吸引、反発力が作用する。上記従来のダブルステータ型モータのように、単に永久磁石を貫通穴に嵌着しただけの取付構造や、接着剤で貫通孔に接着固定する取付構造ではロータの高速回転時に永久磁石が遠心力とステータのコイル間の吸引、反発力で貫通穴から脱落するおそれがある。
本発明は上記問題点に鑑み、ロータの貫通穴に永久磁石を強固に固定でき、かつ組付作業も容易な永久磁石の取付構造を備えたダブルステータ型モータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、モータハウジングに軸受部を介して回転可能に組み込まれたシャフトと、該シャフトと一体回転するように連結されたロータと、ロータに対してその回転半径方向外側に位置するように前記ハウジングに固定したアウターステータと、ロータに対してその回転半径方向内側に位置するように前記ハウジングに固定したインナーステータとを備え、前記ロータは断面円形又は正多角形の周面を有し、該周面にロータの内外を貫通する貫通穴が周方向に列設され、各貫通穴に永久磁石を装着し、永久磁石の外面を前記アウターステータに対面するように配置し、永久磁石の内面を前記インナーステータに対面するように配置したダブルステータ型モータであって、前記永久磁石を格納して固定するとともに、前記貫通穴に挿入して固定されるホルダーを備え、該ホルダーには前記貫通穴に挿入して固定したときロータ本体に接触してホルダーの挿入方向への移動を規制する規制部を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のダブルステータ型モータにおいて、前記規制部は前記ロータ本体における前記インナーステータ側の側面に接触する第1規制部と前記ロータ本体におけるアウターステータ側の側面に接触する第2規制部を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のダブルステータ型モータにおいて、前記第1規制部もしくは第2規制部のすくなくとも一方は、弾力性を有し、前記一方の規制部を弾性変形させながら前記ホルダーを前記貫通孔に挿入し、ロータ本体の回転半径方向であって前記ホルダーを挿入する挿入方向と異なる面に前記一方の規制部が接触することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のダブルステータ型モータにおいて、前記第1規制部もくーしくは第2規制部のすくなくとも一方は可撓性を有し、該一方の規制部を折り曲げることにより、ロータ本体の回転半径方向であって前記ホルダーを挿入する方向と異なる面に前記一方の規制部が接触することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1,2,3又は4に記載のダブルステータ型モータにおいて、前記第1規制部が平面形状を有し、前記ホルダーを前記貫通孔に前記インナーステータ側から挿入し、ロータ本体のインナーステータ側の側面に第1規制部を係止したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1,2,3,4又は5に記載のダブルステータ型モータにおいて、前記永久磁石を接着剤でホルダーに固着したことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1,2,3,4又は5に記載のダブルステータ型モータにおいて、前記ホルダーを接着剤で前記貫通孔の内壁面に固着したことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のダブルステータ型モータにおいて、ホルダーを一枚の金属板材からプレス成形したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ホルダーに永久磁石を格納して固定し、このホルダーを貫通穴に挿入して固定するので、貫通穴に永久磁石を直接嵌着したり、接着剤で固着する取付構造に比べて強固に永久磁石をロータに固定できる。また、ホルダーに規制部を設けたので、永久磁石の貫通穴への装着作業も簡単になる。
請求項2に記載の発明によれば、貫通穴に挿入したホルダーが両規制部によってアウターステータ側への動きとインナーステータ側への動きを規制されるので、より強固に永久磁石を貫通穴に固定できる。
請求項3に記載の発明によれば、一方の規制部を弾性変形させながらホルダーを貫通穴に挿入するだけの簡単な作業で永久磁石を貫通穴に装着できる。
請求項4に記載の発明によれば、永久磁石をホルダーに格納し、ホルダーを貫通穴に挿入して一方の規制部を折り曲げるだけの簡単な作業で永久磁石を貫通穴に装着できる。
請求項5に記載の発明によれば、第1規制部とロータ本体の接触面積が大きくなるので、モータの高速回転時における大きな遠心力がホルダーに作用してもホルダーのアウターステータ側への動きを確実に規制できる。
請求項6に記載の発明によれば、ホルダーに格納した永久磁石が接着剤でホルダーに接着されるので、ホルダー内でガタつくのを確実に防止できる。
請求項7に記載の発明によれば、接着剤によってホルダーを貫通穴に接着するので、一層強固に永久磁石を貫通穴に固定できる。また、ホルダーを貫通穴に装着する際、隣接する貫通穴の永久磁石に吸引されてホルダーが貫通穴から外れるのを防止でき、ホルダーの装着作業が容易になる。
請求項8に記載の発明によればプレス機による打ち抜き加工と曲げ加工によりホルダーを製造するので、製造コストを大幅に低減できる。
以下に本発明を添付図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施例に係るダブルステータ型モータを示す断面図である。ダブルステータ型モータ10はモータハウジング20とホイールシャフト30を備えている。ホイールシャフト30はモータハウジング20を貫通し、ハウジング20から突出する一端に一体成形されたハブ31にホイール40がハブスタッドボルト41で連結されている。
モータハウジング20は内端面を開口21aにしたアウターハウジング21と、アウターハウジング21の内端面開口21aを覆蓋するインナハウジング22から成り、アウターハウジング21にインナハウジング22が図示略のボルトで固着されている。そして、インナハウジング22が図示略の車両の懸架装置を介して車体に取り付けられている。アウターハウジング21とインナハウジング22はそれぞれ中央部に通穴21b,22aが形成され、ハブシャフト30がアウターハウジング21の通穴21bからモータハウジング20中に貫入されている。
ハウジング20の内部にはロータ50、ロータ50を回転可能に支持する一対のボールベアリング61,62、アウターステータ70及びインナーステータ80が内蔵されている。図2に示すように、ロータ50は有底短尺筒型のロータ本体51とロータ本体51の底面52中心部に一体に凸設した筒軸部53を備えている。ロータ本体51は断面円形の周面54を有し、周面54にはロータの内外を貫通する複数の貫通穴55が周方向に沿って等間隔で列設されている。この貫通穴55はロータ50の回転中心線Oと平行な辺を長辺とする長方形に形成されている。そして、各貫通穴55に長方形の平板状永久磁石56を格納したホルダー100が嵌着されている。
図4にホルダー100の構造の詳細を拡大して図示する。ホルダー100は非磁性体の一枚の金属板をプレス機で所定形状に打ち抜いて曲げ加工することにより製作されている。このホルダー100はロータ50の貫通穴55に嵌合する形状寸法、すなわち長方形の外側支持片101を備え、外側支持片101の中央部には長方形の開口101aが形成されている。この外側支持片101の対向する長辺側端部のそれぞれから足片102が垂設されている。
各足片102の下端部には直角に折れ曲がって外側支持片101と平行に外側支持片101の外方へ突出する平板状の第1規制片103が連設されている。第1規制片103の長手方向の両端部には直角に折れ曲がって外側支持片101と平行に外側支持片101の内方へ突出するように内側支持片104が連設されている。そして、外側支持片101と足片102及び内側支持片104によって永久磁石56が嵌入される挿入口100aと格納部100bが区画形成されている。
外側支持片101の四隅には外側支持片101の外方へ拡開するように屈曲形成したバネ性を有する第2規制片105が設けられている。そして、第2規制片105と足片102の間にスリット100cが形成されている。
ホルダー100の構造は以上の通りであって、図5及び図6に示すように永久磁石56の長手方向の側面56aに接着剤を塗布し、接着剤を塗布した永久磁石56を挿入口100aから挿入して格納部100bに格納する。格納された永久磁石56はその側面56aがホルダー100の足片102に接着される。また、永久磁石56の外面の大部分は外側支持片101の開口101aから露出する。接着剤を塗布した永久磁石56を挿入口100aから挿入するとき接着剤の余剰分が足片103の長手方向の端部で永久磁石56の側面から掻き落とされてスリット100cに溜まる。
次に、永久磁石56を格納したホルダー100の足片102の外面に接着剤を塗布し、接着剤を塗布したホルダー100をロータ50の貫通穴55に内側から挿入して嵌合する。このとき第2規制片105は外側支持片101の内方へ弾性変形するので、貫通穴55に引っ掛かることなく通過させることができる。第2規制片105が貫通穴55を通過すると、図7及び図8に示すように、外方へ復元してその先端がロータ50本体のアウターステータ70側の外壁面に係止される。一方、第1規制片103はロータ50本体のインナーステータ80の内壁面に係止される。そして、足片102が貫通穴55の内壁面に接着剤で接着される。また、ホルダー100の挿入口100aは貫通穴55の短手方向の内壁面によって塞がれる。ホルダー100を貫通穴55に挿入するとき、足片102に塗布した接着剤の余剰分は貫通穴55の長手方向の内壁面で掻き落とされて第1規制片103上に溜まる。このようにして、永久磁石56がホルダー100に固定され、さらに永久磁石56を格納したホルダー100がロータ50の各貫通穴55に装着される。
次に、図1に示すように、両ボールベアリング61,62にロータの筒軸部53を貫入してロータ50がインナハウジング22に回転可能に組み付けられ、さらに筒軸部53にファインナット63を締め付けてボールベアリング61,62が筒軸部53から抜け止めされている。
両ボールベアリング61,62でハウジング20内に回転可能に組み込まれたロータ50の筒軸部53にホイールシャフト30が挿通され、筒軸部53とホイールシャフト30が一体回転するようにセレーション結合されている。こうしてロータ50とホイールシャフト30が共通のボールベアリング61,62によってハウジング20中に回転可能に組み込まれている。
アウターステータ70は複数個の鉄心71と各鉄心71に巻回したコイル72から成る。一方、アウターハウジング21の内周面には複数個の凹部21cがリング状に並べて形成されている。アウターステータ70を構成する各鉄心71はそれぞれ凹部21cに嵌め込まれ、アウターハウジング21の内周面に直接固着されている。アウターステータ70はロータ50の回転半径外側に位置し、永久磁石56の外面に近接するようにアウターハウジング21の内周面に配置固定されている。
インナーステータ80は複数個の鉄心81と各鉄心81に巻回したコイル82から成り、鉄心81が図示略のボルトでインナーハウジングに固着されている。インナーステータ80はロータの回転半径方向内側に位置し、永久磁石56の内面に近接するようにベアリングケース63を介してインナハウジング22に配置固定されている。
本実施例に係るダブルステータ型モータ10の構造は以上の通りであって、永久磁石56のホルダー100からの脱落は貫通穴55の内壁面で挿入口100aを塞ぐことにより防止でき、ホルダー100の貫通穴55からアウターステータ70側への脱落を第1規制片103とロータ50の内壁面との係止により防止できる。さらにまた、ホルダー100の貫通穴55からインナーステータ80側への脱落を第2規制片105とロータ50の外壁面との係止により防止できる。
しかして本実施例によれば、永久磁石56をホルダー100に格納し、第2規制片105を弾性変形させながらホルダー100を貫通穴55に挿入して嵌合するだけの簡単な作業で永久磁石56を貫通穴55に装着できる。
また、ホルダー100に格納した永久磁石56を接着剤でホルダー100の足片102に接着するので、ホルダー100内で永久磁石56がガタつくのを確実に防止できる。そして、永久磁石56の側面に塗布した接着剤の余剰分はスリット100cに溜まり、貫通穴55の外部には露出しないので、永久磁石56に塗布した接着剤の余剰分の除去作業を省略できる。
さらにまた、足片102を貫通穴55の内壁面に接着するので、ホルダー100が貫通穴55から脱落するのを防止できるだけでなく、永久磁石56を格納したホルダー100を貫通穴55に装着するとき、隣接する貫通穴55の永久磁石56に吸引されて貫通穴55から外れるのを防止できる。従って、ホルダー100の貫通穴55への装着作業がし易くなる。そして、足片102に塗布した接着剤の余剰分は第1規制片103に溜まるので、貫通穴55の外部に露出しない。従って、ホルダー100に塗布した接着剤の余剰分の除去作業も省略できる。
また、プレス機による打ち抜き加工と曲げ加工によりホルダー100を製造するので、コストを大幅に低減できる。
次に本発明の他の実施例に係るダブルステータ型モータにおけるホルダー200を図9に示す。当該ホルダー200はロータ50の貫通穴55に嵌合する寸法形状を有する長方形の外側支持片201を備えている。この外側支持片201の中央部には長方形の開口201aが形成されている。また、外側支持片201の対向する長辺のそれぞれには2本の足片202が長辺の両端部から垂設されている。
各足片202の下端部には直角に折れ曲がって外側支持片201と平行に外側支持片201の外方へ突出する第1規制片203が連設されている。この第1規制片203の一端には外側支持片201と平行に外側支持片201の内方へ突出する内側支持片204が連設されている。これら外側支持片201と足片202及び内側支持片204で永久磁石56の挿入口200aと格納部200bが区画形成されている
外側支持片201の一端に垂設した2本の足片202の間には両足片202を連結するように第2規制片205が立設され、そのアウターステータ側の端部205aは外側支持片201の表面から突出している。この第2規制片205には足片202と平行に延びる2本のスリット200cが形成されている。第2規制片205は可撓性を有するとともに、2本のスリット200cによって外側支持片201の外方への可撓性が高められている。
本実施例に係るダブルステータ型モータのホルダー構造は以上の通りであって、永久磁石56の側面56aに接着剤を塗布し、挿入口200aから格納部200cに挿入して格納し、足片202に永久磁石56を接着する。次に、永久磁石56を格納したホルダー200の足片205に接着剤を塗布し、このホルダー200を第1規制片203がロータ50の内壁面に係止されるまで貫通穴55に挿入して嵌合する。これによりホルダー200の足片205が貫通穴55の内壁面に接着される。続いて、図9に二点鎖線で示すように、第2規制片205の端部205aを外側支持片201の外方へ折り曲げ、表側端部205をロータ50の外壁面に係止する。これによりホルダー200が貫通穴55に装着される。
本実施例によれば、永久磁石56のホルダー200からの脱落は貫通穴55の内壁面で挿入口200aを塞ぐことにより防止できる。また、ホルダー200の貫通穴55からアウターステータ70側への脱落が第1規制片203とロータ50の内壁面との係止により防止できる。さらにまた、ホルダー200の貫通穴55からインナーステータ80側への脱落が第2規制片205の外方へ折り曲げた表側端部205aとロータ50の外壁面との係止により防止できる。
このように本実施例によれば、永久磁石56をホルダー200に格納し、ホルダー200を貫通穴55に挿入して第2規制片205の表側端部205aを外方へ折り曲げるだけの簡単な作業で永久磁石56を貫通穴55に強固に固定できる。
なお、本実施例では永久磁石として平板状のものを使用したが、湾曲したもの、表面もしくは端部に凹凸を設けたものを使用することも可能である。
また、2本の足片102を設けたが、足片102を1本にして、その足片に貫通穴の一端から他端へ達するように内側支持片104を連設し、外側支持片101の半足片102側端部にバネ性を有する第2規制片105を設ける構造とすることも可能である。
さらにまた、第1規制片103と第2規制片105をホルダー100の同じ側面に設けたが、第1規制片103を設けた側面と直交する側面に第2規制片を設けてもよい。
また、貫通穴の対向する内壁面を互いに平行に形成したが、対向する内壁面を平行ではなく、傾斜して形成することも可能である。
さらにまた、永久磁石56を外側支持片101もしくは足片102に接着剤で固着することにより内側支持片104を省くことも可能である。
本発明の一実施例に係るダブルステータ型モータを示す断面図である。 同モータのロータを示す斜視図である。 同モータのロータに永久磁石を取り付けるためのホルダーを示す斜視図である。 同ホルダーと永久磁石及びロータの貫通穴を示す説明図である。 永久磁石を格納した同ホルダーとロータの貫通穴を示す説明図である。 ロータの貫通穴に装着した同ホルダーを示す説明図である。 ロータの貫通穴に装着した同ホルダーを示す部分拡大断面図である。 本発明の他の実施例に係るダブルステータ型モータのロータに永久磁石を取り付けるための他のホルダーを示す斜視図である。
符号の説明
10…ダブルステータ型モータ
20…ハウジング
21…アウターハウジング
22…インナハウジング
30…ホイールシャフト
40…ホイール
50…ロータ
51…ロータ本体
52…ロータ底面
53…筒軸部
54…ロータ周面
55…貫通穴
56…永久磁石
61,62…ベアリング
70…アウターステータ
80…インナーステータ
100,200…ホルダー
100a,200a…挿入口
100b,200b…格納部
101,201…外側支持片
102,202…足片
103,203…第1規制片
104,204…内側支持片
105,205…第2規制片

Claims (8)

  1. モータハウジングに軸受部を介して回転可能に組み込まれたシャフトと、該シャフトと一体回転するように連結されたロータと、ロータに対してその回転半径方向外側に位置するように前記ハウジングに固定したアウターステータと、ロータに対してその回転半径方向内側に位置するように前記ハウジングに固定したインナーステータとを備え、前記ロータは断面円形又は正多角形の周面を有し、該周面にロータの内外を貫通する貫通穴が周方向に列設され、各貫通穴に永久磁石を装着し、永久磁石の外面を前記アウターステータに対面するように配置し、永久磁石の内面を前記インナーステータに対面するように配置したダブルステータ型モータであって、
    前記永久磁石を格納して固定するとともに、前記貫通穴に挿入して固定されるホルダーを備え、該ホルダーには前記貫通穴に挿入して固定したときロータ本体に接触してホルダーの挿入方向への移動を規制する規制部を設けたことを特徴とするダブルステータ型モータ。
  2. 前記規制部は前記ロータ本体における前記インナーステータ側の側面に接触する第1規制部と前記ロータ本体におけるアウターステータ側の側面に接触する第2規制部を有することを特徴とする請求項1に記載のダブルステータ型モータ。
  3. 前記第1規制部もしくは第2規制部のすくなくとも一方は、弾力性を有し、前記一方の規制部を弾性変形させながら前記ホルダーを前記貫通孔に挿入し、ロータ本体の回転半径方向であって前記ホルダーを挿入する挿入方向と異なる面に前記一方の規制部が接触することを特徴とする請求項2に記載のダブルステータ型モータ。
  4. 前記第1規制部もしくは第2規制部のすくなくとも一方は可撓性を有し、該一方の規制部を折り曲げることにより、ロータ本体の回転半径方向であって前記ホルダーを挿入する方向と異なる面に前記一方の規制部が接触することを特徴とする請求項2に記載のダブルステータ型モータ。
  5. 前記第1規制部が平面形状を有し、前記ホルダーを前記貫通孔に前記インナーステータ側から挿入し、ロータ本体のインナーステータ側の側面に第1規制部を係止したことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のダブルステータ型モータ。
  6. 前記永久磁石を接着剤でホルダーに固着したことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載のダブルステータ型モータ。
  7. 前記ホルダーを接着剤で前記貫通孔の内壁面に固着したことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載のダブルステータ型モータ。
  8. ホルダーを一枚の金属板材からプレス成形したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のダブルステータ型モータ。
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