JP2008295252A - ブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置 - Google Patents

ブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検出コイルを設けることなく、また予め正常時の運転データの相関関係を記憶しておくことなく、故障検出ができるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置を得る。
【解決手段】ダイオード3aの開放や短絡など回転整流器3に故障が生じた場合、励磁機界磁電流J中の直流成分に対する交流成分の割合が増加する。回転整流器故障検出装置20において、励磁機界磁電流Jを直流フィルタ22を通して得られる直流電流値Aと、二乗平均演算回路23の出力にゲインKを乗じて得られる交流実効値分Bとの差Cを求め、この差Cが所定値Dを超えた場合に、タイマ32から異常信号S2を発する。また、ダイオード3aが短絡したときは高調波成分が増大するので、第2の比較器43はバンドパスフィルタ42の出力Eが所定値Fを超えたとき、相短絡故障と判定し信号S4を発し、保護トリップ回路50は信号S2,S4のAND条件で発電機停止信号S6を発する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置に関する。
従来のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置において、交流励磁機に検出コイルを設け、検出コイルに誘起される電圧の周波数成分を能動フィルタ回路により判別し、整流器の故障の有無を判別するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、検出コイルを用いることなく、整流器故障検出装置に入力されたブラシレス同期発電機の界磁電流、発電機電圧、発電機電流から、発電機電力、発電機無効電力を演算し、これらの相関関係と予め記憶している正常時の相関関係とを比較して故障判定を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−285457号公報(段落番号0013及び図1) 特開平11−346499号公報(段落番号0020、0021及び図1)
従来のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置は以上のように構成され、交流励磁機に検出コイルを設けブラシを介して信号を取り出す必要があるため、装置が複雑になり、またブラシの余分な保守を要するという問題点があった。また、このような検出コイルを用いないで複雑な装置を簡略化するために、発電機電力、無効電力、界磁電流等の計測値の相関関係の変化から回転整流器故障を判定する試みもなされてきたが、予め正常時の運転データの相関関係を判定基準として組込む必要があり、ブラシレス同期発電機毎に実機測定しなければならず実際に適用するためには手間がかかるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、検出コイルを設けることなく、また予め正常時の運転データの相関関係を記憶しておくことなく、励磁機界磁電流に基づいて回転整流器の故障を検出できるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び故障時の保護を行うことのできる保護装置を得ることを目的とする。
この発明に係るブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置においては、ブラシレス同期機の回転界磁を励磁する回転整流器に交流電力を供給する交流励磁機の励磁機界磁電流の直流分と交流分とに基づいて回転整流器の異常を検出し異常検出信号を発する回転整流器異常検出装置を備えたものである。
そして、ブラシレス同期機の回転界磁を励磁する回転整流器に交流電力を供給する交流励磁機の励磁機界磁電流をデジタルサンプリングしたデジタルサンプリング値の周波数成分から回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定する故障モード判定装置を備えたものである。
さらに、回転整流器異常検出装置と、故障モード判定装置とを備えたものである。
また、この発明に係るブラシレス同期機の保護装置においては、ブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置と、回転整流器異常検出装置から異常検出信号が発信されるとともに故障モード判定装置が回転整流器の故障モードが相短絡であると判定したときにブラシレス同期機を停止する停止指令を発信する停止指令信号発信装置とを備えたものである。
そして、この発明に係るブラシレス同期機の保護装置においては、ブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流の喪失を検出する発電機界磁喪失継電器と、発電機界磁喪失継電器が動作したときデジタルサンプリング値の周波数成分から回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定する故障モード判定装置とを備えたものである。
さらに、この発明に係るブラシレス同期機の保護装置においては、故障モード判定装置と、この故障モード判定装置が回転整流器の故障モードが相開放であると判定したときにブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流を一定値に制御する界磁電流一定制御装置とを備えたものである。
この発明に係るブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置は、ブラシレス同期機の回転界磁を励磁する回転整流器に交流電力を供給する交流励磁機の励磁機界磁電流の直流分と交流分とに基づいて回転整流器の異常を検出し異常検出信号を発する回転整流器異常検出装置を備えたものであるので、検出コイルを設けることなく、また予め正常時の運転データを記憶しておくことなく、励磁機界磁電流に基づいて回転整流器の故障を検出できる。
そして、ブラシレス同期機の回転界磁を励磁する回転整流器に交流電力を供給する交流励磁機の励磁機界磁電流をデジタルサンプリングしたデジタルサンプリング値の周波数成分から回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定する故障モード判定装置を備えたものであるので、デジタル処理により容易に故障モードを判定することができる。
さらに、回転整流器異常検出装置と、故障モード判定装置との双方を備えたものであるので、回転整流器の故障及び短絡か開放かの故障モードを検出できる。
また、この発明に係るブラシレス同期機の保護装置は、ブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置と、回転整流器異常検出装置から異常検出信号が発信されるとともに故障モード判定装置が回転整流器の故障モードが相短絡であると判定したときにブラシレス同期機を停止する停止指令を発信する停止指令信号発信装置とを備えたものであるので、回転整流器の故障を検出してブラシレス同期機を確実に保護できる。
そして、ブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流の喪失を検出する発電機界磁喪失継電器と、発電機界磁喪失継電器が動作したときデジタルサンプリング値の周波数成分から回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定する故障モード判定装置とを備えたものであるので、信頼性の高い外部の発電機界磁喪失継電器によりブラシレス同期機の保護を行うことが可能となるとともに、故障モードの判定が可能となる。
さらに、故障モード判定装置と、この故障モード判定装置が回転整流器の故障モードが相開放であると判定したときにブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流を一定値に制御する界磁電流一定制御装置とを備えたものであるので、故障モードが相開放である場合はブラシレス同期機を必ずしも停止させる必要はなく、ブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流を一定値に制御して過励磁を防止することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。図1において、同期発電機1は発電機界磁巻線1aを有する。交流励磁機4によりダイオード3aを有する回転整流器3を介して発電機界磁巻線1aに直流を供給し励磁する。交流励磁機4の励磁機界磁巻線4aは、シャント抵抗5,6を介して励磁装置7に接続されている。また、励磁装置7は、励磁用変圧器8を介して同期発電機1に接続され、励磁用電力の供給を受ける。回転整流器異常検出装置20は、絶縁アンプ21、直流フィルタ22、二乗平均演算回路23、ゲイン設定器24、減算器26、第1の比較器27、第1の基準値を設定する第1の設定器28、故障検出信号リレー31、タイマ32を有する。
故障モード判定装置40は、励磁機界磁電流Jをデジタルサンプリングしてデジタルサンプリング値として記憶するデジタルサンプリング値記憶手段41、バンドパスフィルタ(BPF)42、第2の比較器43、第2の基準値を設定する第2の設定器44、相短絡検出信号リレー45を有する。停止指令信号発信装置としての保護トリップ回路50は、AND回路51とトリップ出力信号リレー52を有する。なお、この発明におけるブラシレス同期機の保護装置は、回転整流器異常検出装置20、故障モード判定装置40、保護トリップ回路50を備えている。
次に動作について説明する。同期発電機1は発電機界磁巻線1aにより励磁されている。発電機界磁巻線1aに流れる界磁電流の電源は交流励磁機4から供給され回転整流器3により直流に変換される。交流励磁機4は、その励磁機界磁巻線4aに自動電圧調整装置7から供給される励磁機界磁電流Jにより励磁される。この励磁機界磁電流Jには交流励磁機4の周波数fに対し第6高調波(f×6)が常時発生しており、励磁機界磁巻線4aに当該第6高調波の交流電圧が誘起される。ここで、ダイオード3aの開放や短絡など回転整流器3に故障が生じた場合、励磁機界磁巻線4aを流れる励磁機界磁電流Jに重畳する交流電流が増加する。従って、励磁機界磁電流J中の直流成分に対する交流成分の割合が増加する。
そこで、回転整流器異常検出装置20において、シャント抵抗5により測定された励磁機界磁電流Jを絶縁アンプ21にて増幅して、直流フィルタ22により平滑化して得られる直流電流値(Jdc)Aと、二乗平均演算回路23からの出力(Jac)にゲイン設定器24により所定のゲインKを乗じて得られた交流実効値分Bとを減算器26に入力し、両者の差C(C=A−B)を得る。第1の比較器27は、減算器26から出力される差Cが、第1の設定器28に設定された所定値Dよりも小さくなった場合に、故障検出信号リレー31から異常検出信号S1を発信させる。誤動作を防止するために、タイマ32は異常検出信号S1を受信して、所定の時限後に異常警報信号としての回転整流器故障検出信号S2を出力する。なお、回転整流器異常検出装置20は全てアナログ回路にて実現されている。
一方、回転整流器故障には前述の通り相短絡と相開放の2つの故障モードが存在するが、相短絡時には高調波成分が大きく増加する。そこで、シャント抵抗6にて検出された励磁機界磁電流Jをデジタルサンプリングして、デジタルサンプリング値記憶手段41にてデジタルサンプリング値として記憶する。この記憶されたデジタルサンプリング値をバンドパスフィルタ42により処理して所定の周波数成分であるその出力Eと、第2の設定器44に設定された所定値である基準値Fと、を第2の比較器43にて比較して、出力Eが設定値Fよりも大きくなった場合に、回転整流器3の相短絡故障と判定し、相短絡検出信号リレー45を動作させ、相短絡検出信号S4を出力させる。
そして、AND回路51にて相短絡検出信号S4と前述の回転整流器故障検出信号S2とのAND条件を判定してAND条件を満たせばトリップ出力信号リレー52を励磁し、相短絡時のみ選択的に停止指令である発電機停止信号S6を出力し、図示しない停止制御装置を介して同期発電機1を停止させる。なお、回転整流器故障検出信号S2と相短絡検出信号S4とのAND条件が満たされないときは、重故障ではないとして、発電機停止信号S6を発信しない。
これにより、検出コイルを設けることなく、また従来のように予め正常時の運転データの相関関係を記憶しておくことなく、励磁機界磁電流に基づいて簡易な構成で故障を検出できるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及びブラシレス同期機の保護を行うことのできる保護装置を得ることができる。また、励磁機界磁電流Jについての、デジタルサンプリング値記憶手段41、バンドパスフィルタ42、第2の比較器43、第2の設定器44による一連のデジタル処理により、容易に回転整流器の故障モードを判定することができる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。上記実施の形態1では、回転整流器故障検出の誤動作を防止するため図1のタイマ32を設けていたが、図2の通りタイマを省略した回転整流器異常検出装置120を設けることも可能である。この場合、故障モード判定装置40により回転整流器の故障モードを検出し、AND回路51にて相短絡検出信号S4と前述の異常検出信号S1とのAND条件を判定して発電機停止信号S6を発信するため、信頼性を損なうことなくタイマの時限の分だけ早く同期発電機1の停止を行うことができる。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。実施の形態1では図1の回転整流器異常検出装置20はアナログ回路で構成されていたが、回転整流器故障検出を図3の通り全てデジタル処理にて行うこともできる。図3において、回転整流器異常検出及び故障モード判定装置60は、次のように構成され、動作する。デジタルサンプリング値記憶手段41に記憶された励磁機界磁電流Jのデジタルサンプリング値についてバンドパスフィルタ42により所定の周波数成分の出力Eを取出し、第2の設定器44の設定値Fと比較し、E>Fのとき相短絡検出信号S4を発信するのは、図1の実施の形態1と同様である。
一方、直流平滑フィルタ61にて励磁機界磁電流Jのデジタルサンプリング値の移動平均値として直流成分Gを求め、交流実効値演算手段62にて交流実効値Hを求める。比率演算手段63にて、両者の比率R=H/Gを求め、第3の比較手段64は比率Rが第3の設定器65に記憶された所定値である第3の基準値Mよりも大きいとき(R>M)、回転整流器故障であるとして、比率信号リレー66を介して比率検出信号S5を出力する。AND回路51にて相短絡検出信号S4と比率検出信号S5とのAND条件を判定して、相短絡発生信号発信手段52から発電機停止信号S6が発信される。なお、相短絡検出信号S4と比率検出信号S5とのAND条件が満たされないときは、重故障ではないとして、発電機停止信号S6を発信しない。
このように、デジタル演算による判定処理を実施することが可能となるため、アナログ回路では構成することが困難だった本来の検出方式である比率演算手段63による故障判定が可能となる。これによりアナログ回路省略によるハードウェアの簡略化と故障判定の信頼性向上を図ることができる。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。回転整流器故障時には界磁電流が不足した状態となる。このとき、図4に示すように発電機界磁喪失継電器16を設置している場合、これによるトリップ保護が可能なため、実施の形態3の図3におけるAND回路51及びトリップ出力信号リレー52による同期発電機停止を省略することが可能である。ただし、このままでは故障モードの判定が困難となるため、回転整流器異常検出及び故障モード判定装置70において、故障解析開始手段71を設けて、発電機界磁喪失継電器16が動作したときに故障解析開始指令S10を出力し、デジタルサンプリング値記憶手段41に取込んだ励磁機界磁電流Jのデジタルサンプリング値を解析する処理を行うようにしている。
バンドパスフィルタ42、直流平滑フィルタ61、交流実効値演算手段62、比率演算手段63、第3の比較手段64、比率信号リレー66による一連の故障解析処理は図3に示した実施の形態3と同様であり、相短絡検出信号リレー45及び比率信号リレー66からそれぞれ相短絡検出信号S4、比率検出信号S5が出力されると、信号出力回路80の相短絡発生信号発信手段81から相短絡信号S9が発信される。これにより、回転整流器の故障モードは相短絡故障であることを知ることができる。
このように、発電機界磁喪失継電器16が動作したときに故障解析処理を行うようにすることにより、回転整流器の故障が相短絡故障であることを事後に判定することが可能となる。従って、信頼性の高い外部の発電機界磁喪失継電器16によりブラシレス同期機の保護を行うことが可能となるとともに、故障モードの判定が可能となる。
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。図5において、回転整流器異常検出及び故障モード判定装置90は、実施の形態4の図4における故障解析開始手段71を、図5のように周期的故障解析指令手段91に置換え、所定の周期Tで回転整流器故障判定を繰り返すことで運転継続可能な相開放モードの回転整流器故障についても故障判定を行うことが可能としたものである。そして、相短絡時のみ選択的に信号出力回路80の相短絡発生信号発信手段81から相短絡信号S9が発信されるので、当該相短絡信号S9を認識した運転員が手動にて同期発電機1を停止させることができる。
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。図6において、相短絡発生信号発信手段81から相短絡信号S9が発信されると、界磁電流一定制御装置としての界磁一定モード移行手段86が動作して界磁一定モードに移行する。その他の構成については、図5に示した実施の形態5と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
励磁装置7を電圧一定モードで運転中に、相短絡信号S9が発信されたときに運転員がブラシレス同期機を停止する等の適切な処理を取れなかった場合、故障により低下するブラシレス同期機の界磁電流を補うための励磁装置の界磁電流増加により過励磁となる可能性があるが、この実施の形態のように相短絡信号S9が発信されると、界磁一定モードに移行させることで、過励磁を防止することが可能となる。
この発明を実施するための実施の形態1であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。 実施の形態2であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。 実施の形態3であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。 実施の形態4であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。 実施の形態5であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。 実施の形態6であるブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置及び保護装置の構成を示す構成図である。
符号の説明
1 同期発電機、1a 発電機界磁巻線、3 回転整流器、4 交流励磁機、
5,6 シャント抵抗、20,120 回転整流器異常検出装置、22 直流フィルタ、
23 二乗平均演算回路、26 減算器、27 第1の比較器、28 第1の設定器、
31 故障検出信号リレー、32 タイマ、40 故障モード判定装置、
41 デジタルサンプリング値記憶手段、42 バンドパスフィルタ、
43 第2の比較器、44 第2の設定器、45 相短絡検出信号リレー、
50 保護トリップ回路、51 AND回路、52 トリップ信号出力リレー、
60 回転整流器異常検出及び故障モード判定装置、61 直流平滑フィルタ、
62 交流実効値演算手段、63 比率演算手段、64 第3の比較手段、
66 比率信号リレー、70 回転整流器異常検出及び故障モード判定装置、
80 故障モード信号出力回路、90 回転整流器異常検出及び故障モード判定装置。

Claims (12)

  1. ブラシレス同期機の回転界磁を励磁する回転整流器に交流電力を供給する交流励磁機の励磁機界磁電流の直流分と交流分とに基づいて上記回転整流器の異常を検出し異常検出信号を発する回転整流器異常検出装置を備えたブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  2. 上記回転整流器異常検出装置は、上記励磁機界磁電流の直流分と交流分との差が所定値よりも小さくなったときに上記異常検出信号を発するものであることを特徴とする請求項1に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  3. 上記回転整流器異常検出装置は、上記励磁機界磁電流をデジタルサンプリングしたデジタルサンプリング値の直流分に対する交流分の割合が所定値よりも大きくなったときに上記異常検出信号を発するものであることを特徴とする請求項1に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  4. 上記回転整流器異常検出装置は、上記異常検出信号が所定時間継続したときに異常警報信号を発するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  5. ブラシレス同期機の回転界磁を励磁する回転整流器に交流電力を供給する交流励磁機の励磁機界磁電流をデジタルサンプリングしたデジタルサンプリング値の周波数成分から上記回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定する故障モード判定装置を備えたブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  6. 上記故障モード判定装置は、上記デジタルサンプリング値の所定の周波数成分が所定値よりも大きいとき上記回転整流器の故障モードが相短絡であると判定するものであることを特徴とする請求項5に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  7. 上記故障モード判定装置は、動作開始指令を受けて上記デジタルサンプリング値の周波数成分から上記回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定するものであることを特徴とする請求項5に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  8. 上記故障モード判定装置は、所定周期にて上記デジタルサンプリング値の周波数成分から上記回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定するものであることを特徴とする請求項5に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  9. 上記請求項1ないし4のいずか1項に記載の回転整流器異常検出装置と、上記請求項5ないし8のいずか1項に記載の故障モード判定装置とを備えたブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置。
  10. 上記請求項9に記載のブラシレス同期機の回転整流器故障検出装置と、上記回転整流器異常検出装置から上記異常検出信号が発信されるとともに上記故障モード判定装置が上記回転整流器の故障モードが相短絡であると判定したときに上記ブラシレス同期機を停止する停止指令を発信する停止指令信号発信装置とを備えたブラシレス同期機の保護装置。
  11. 上記ブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流の喪失を検出する発電機界磁喪失継電器と、上記発電機界磁喪失継電器が動作したとき上記デジタルサンプリング値の周波数成分から上記回転整流器の故障モードが相短絡か相開放かを判定する上記請求項7に記載の故障モード判定装置とを備えたブラシレス同期機の保護装置。
  12. 上記請求項5ないし8のいずか1項に記載の故障モード判定装置と、この故障モード判定装置が上記回転整流器の故障モードが相開放であると判定したときに上記ブラシレス同期機の回転界磁の励磁電流を一定値に制御する界磁電流一定制御装置とを備えたブラシレス同期機の保護装置。
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