JP2008292212A - ステアリングセンサ - Google Patents

ステアリングセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2008292212A
JP2008292212A JP2007136087A JP2007136087A JP2008292212A JP 2008292212 A JP2008292212 A JP 2008292212A JP 2007136087 A JP2007136087 A JP 2007136087A JP 2007136087 A JP2007136087 A JP 2007136087A JP 2008292212 A JP2008292212 A JP 2008292212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
steering
sensor
working machines
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007136087A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Fujii
大介 藤井
Yasuo Oshima
泰男 大島
Hiroyuki Tsukada
浩之 塚田
Takeshi Nagatsuka
健 永塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujii Corp Co Ltd
Original Assignee
Fujii Corp Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujii Corp Co Ltd filed Critical Fujii Corp Co Ltd
Priority to JP2007136087A priority Critical patent/JP2008292212A/ja
Publication of JP2008292212A publication Critical patent/JP2008292212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】小型乗用作業機用に使用できる安価なステアリングセンサはまだ一般には普及していない。ステアリングセンサは従来自動車の走行安定制御用として開発されてきたが、精密複雑でまだまだ高価なものであるのが現状である。加えて使用環境的には極めて条件の良い自動車用とは異なり屋外環境で使用する小型の作業機械には耐環境性からみても使用は難しい。しかし簡素で安価な作業機械でも近年安全装置の必要性が言われており、特に乗用作業機械においては走行安全制御装置実現の為に作業機械用ステアリングセンサの開発が必要になっている。
【解決手段】ラック&ピニオン式操舵機構を搭載する小型乗用作業機械で、ラックの直線動作に着目し、ラックに連動する連動体をラックに連結し、その連動体に当接又は近接又は連動するスイッチ又は位置センサ又は変位センサを配設した。
【選択図】図1

Description

本発明は草刈り機、運搬機など小型乗用作業機械の中で、操舵系にラック&ピニオン式操舵機構を装備するタイプのもので、その運転制御用センサに関わるものである。
小型乗用作業機械は国内では従来4輪の後輪駆動−前輪操舵型で普及しており(例えば草刈り機:特許文献1、2)、操舵系はラック&ピニオン式を使用している場合がほとんどである。それも高度に複雑な自動車用とは異なり素朴で基本的構成そのままに使用されてきた。しかし近年「安全第一」の意識の高まりに、このような素朴で簡素な作業機械にも安全装置配備の必要性がいわれている。その中で比較的高速走行のできる小型乗用草刈り機では’高速コーナリング時の減速制御’など走行操縦に関わる安全装置の必要性が高齢化に対する対応と共に特に言われている。この走行操縦における安全制御を行おうとする場合、制御の前に操縦状況を判別するステアリングセンサが必要となる。
実開平06−55320 特開2003−320864 特開5−87558 時開2000−221038 実開平3−84254
ステアリングセンサは従来自動車の走行安定制御用として開発されてきた。ほとんどがステアリングホイールやステアリングコラムに装着され、ステアリングシャフトの回転角度を検知することでドライバーの操縦状況を検知する方式である。ところでこのシャフトは通常ほぼ1.5回転し、360°を超え540°になる。このことが開発当初技術的困難なものにしており製品としては非現実的なものだった(特許文献5)。近年それらはある程度解決され製品性の高い方式のものもある(特許文献3、4)。しかしステアリングシャフトの1.5回転を直接検知する方法には変わりなく、為に精密複雑でまだまだ高価なものであるのが現状である。加えて使用環境的には極めて条件の良い自動車用とは異なり屋外環境で使用する小型の作業機械には耐環境性からみても使用は難しい。
上記課題を解決するために本発明において講じた手段は、ラック&ピニオン式操舵機構を搭載する小型乗用作業機械で、ラックの直線動作に着目し、ラックに連動する連動体をラックに連結し、その連動体に当接又は近接又は連動するスイッチ又は位置センサ又は変位センサを配設したことである。
本発明は上記手段を施したことにより以下の効果を有する。
従来からあるスイッチやセンサをほとんどそのまま使用できるため革新的ローコストなステアリングセンサを実現できる。
従来からあるスイッチやセンサをほとんどそのまま使用できるため耐環境性に優れ、且つローコストな為、作業機械の様な低価格の機械にも使用可能なステアリングセンサを実現できる。
小型乗用作業機用のステアリングセンサを実現でき、簡素で安価な作業機械でも走行安全制御を実現することが出来、小型乗用作業機械の安全性が向上する。
ラック&ピニオンユニットの大きさ、即、ラックの形状に応じた大きさのスイッチや位置・変位センサを使用することで、精度良く生産性に優れ且つ安価で無理のないステアリングセンサを構成できる。
本発明の第一実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は関係するラック&ピニオン式草刈り機用ステアリング機構の正面図と、本発明であるステアリングセンサ機構の詳細図、図2はそれを使用した草刈り機の二面図である。図は見やすくする為一部省略している。草刈り機はボンネット内のエンジン2の回転出力を刈り取り部1に伝動し刈り刃を回転させて草を刈ることができる。一方、エンジン2の出力はまた変速機3に伝動され、変速機3を介し走行駆動車輪6により駆動走行し、ステアリングホイール4の操作で前輪5を操舵し操縦する。
本発明ステアリングセンサの構成を説明する。ステアリング機構4は主にステアリングホイール41、ステアリングシャフト42、ラック&ピニオンユニット43で構成される。ステアリングホイール41の回動に連動し、ラック&ピニオンユニット43内のピニオン431とラック432でシャフト42の回動動作をラック432の、図で左右方向の直線動作に変える。この動作によりラック432の左右先端に固定されているラックブラケット433が、連結されているタイロッドを押し引きしホイールハブのナックルアームを回動させ舵取りを行う。これは小型乗用作業機械に使用されるごく一般的ステアリング機構である。
本発明ステアリングセンサ機構44はステアリングホイール41(又はシャフト42)の回動角検知の代わりにこのラック432の左右直線動作位置を検知するようにしたものでありリミットスイッチ441とそれを装着するスイッチブラケット442及びラック432との連動体であるセンサガイド443などで構成される。リミットスイッチ441は当接部がローラータイプでブラケット442で機体(省略)に固定されている。センサガイド443はラックブラケット433と共にラックの左右先端に固定されステアリングホイール41の回動に連動し図で左右方向に直線動作する。これにスイッチ441との当接面を設けラックの動作位置を検知するようにしている。右図にセンサガイド443のスイッチ441との当接面の平面図を示す。リミットスイッチ441のローラ当接部はステアリングホイール41の回動に連動しAのライン上をBの範囲でトレースする。ガイド443の当接面は今回調整可能なよう左右一対の当接調整板444L・444Rを設けた。リミットスイッチ441のローラ当接部がこの当接調整板444と当接していれば旋回操縦中であり、その間隙にあり非当接状態にあれば略直進操縦中であることが検知できる。
図2は本発明ステアリングセンサを使用した草刈り機を示す。ステアリング機構4は図1の構成そのままである。ステアリングセンサが実現できたことで、高速コーナリング時の減速制御とかデフロック制御とかの走行安全制御を実現することが出来た。使用したリミットスイッチは汎用で屋外仕様のローコストのものであり、このような低価格の小型作業機でも十分採用できるものである。高額な自動車用ステアリングセンサを使う必要が無くなった。逆に、簡素な小型作業機だったが故にラック432に着目することができた。ステアリングホイールとシャフト周りでのセンサ化は困難と諦めた際、今一度機械全体を見渡して即ラック&ピニオンユニット部に着目することが出来た。
図3に本発明第二実施例を示す。図1でのリミットスイッチ441をストロークセンサ451に置き換えた方式である。ストロークセンサ451の固定端側は機体側で回動自在に軸支され(図省略)ストローク検知端側はラック432との連動体であるストロークセンサ用ガイド452に軸支されている。第一実施例は操縦状況が略直進走行か旋回走行かを判別するだけのスイッチオン・オフの二出力だけなのに対し、こちらはステアリング切り角540°(±270°)を正確、精密に検知することができる。
実施例ではどちらもラック432の大きさに適合したスイッチ、センサを使用でき無理なく実装ができた。またどちらも在来品のスイッチ、センサを使用したが、信号処理も兼用するセンサユニットなどにする場合、リニアポテンショ、さらにはスライドボリュームなど安価な電子パーツの使用も可能である。ラック432のステアリングシャフト42よりはるかに単純な動作を利用することで使用可能なステアリングセンサを安価に形成することが出来る。
ラック&ピニオン式ステアリング機構で、その構成が比較的単純な中小型乗用の農業機械、土木建設機械など全ての中小型乗用作業機械に使用が可能である。
本第1実施例を示す関係するラック&ピニオン式草刈り機用ステアリング機構の正面図と、本発明であるステアリングセンサ機構の詳細を示す図である。 本第1実施例を使用した草刈り機の二面図を示す図である。 本第2実施例を示すステアリングセンサ機構の詳細を示す図である。
符号の説明
1 刈り取り部
2 エンジン
3 駆動用変速機
4 ステアリング
5 前輪
6 駆動後輪
41 ステアリングホイール
42 ステアリングシャフト
43 ラック&ピニオンユニット
44 ステアリングセンサ1
45 ステアリングセンサ2

Claims (1)

  1. ラック&ピニオン式操舵機構を搭載する小型乗用作業機械において、ラックに連動する連動体を該ラックに連結し、該連動体に当接又は近接又は連動するスイッチ又は位置センサ又は変位センサを配設したことを特徴とする小型乗用作業機械におけるラック&ピニオン式操舵機構のステアリングセンサ。
JP2007136087A 2007-05-23 2007-05-23 ステアリングセンサ Pending JP2008292212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007136087A JP2008292212A (ja) 2007-05-23 2007-05-23 ステアリングセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007136087A JP2008292212A (ja) 2007-05-23 2007-05-23 ステアリングセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008292212A true JP2008292212A (ja) 2008-12-04

Family

ID=40167099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007136087A Pending JP2008292212A (ja) 2007-05-23 2007-05-23 ステアリングセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008292212A (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60189473U (ja) * 1984-05-29 1985-12-16 三菱自動車工業株式会社 車輪操舵状態表示装置
JPS6352002A (ja) * 1986-08-22 1988-03-05 Honda Motor Co Ltd 舵角検出器
JPH02114065A (ja) * 1988-10-24 1990-04-26 Jidosha Kiki Co Ltd ラックピニオン型舵取り装置における舵角検出装置
JPH03224469A (ja) * 1989-12-29 1991-10-03 Dainippon Printing Co Ltd 包装材料の殺菌方法及びその装置
JPH03287470A (ja) * 1990-04-05 1991-12-18 Iseki & Co Ltd 四輪操舵制御装置
JPH04238209A (ja) * 1991-01-21 1992-08-26 Toyota Motor Corp 操舵角センサ
JPH056304U (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 光洋精工株式会社 操舵角検出装置
JPH08207818A (ja) * 1995-01-31 1996-08-13 Kayaba Ind Co Ltd 後輪舵角制御装置
JPH1081246A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Kubota Corp 乗用型作業機の電動パワーステアリング構造
JPH1183415A (ja) * 1997-09-01 1999-03-26 Nissan Motor Co Ltd 操舵装置のストローク検出装置
JP2001078533A (ja) * 1999-09-17 2001-03-27 Nippo:Kk 作業用車両

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60189473U (ja) * 1984-05-29 1985-12-16 三菱自動車工業株式会社 車輪操舵状態表示装置
JPS6352002A (ja) * 1986-08-22 1988-03-05 Honda Motor Co Ltd 舵角検出器
JPH02114065A (ja) * 1988-10-24 1990-04-26 Jidosha Kiki Co Ltd ラックピニオン型舵取り装置における舵角検出装置
JPH03224469A (ja) * 1989-12-29 1991-10-03 Dainippon Printing Co Ltd 包装材料の殺菌方法及びその装置
JPH03287470A (ja) * 1990-04-05 1991-12-18 Iseki & Co Ltd 四輪操舵制御装置
JPH04238209A (ja) * 1991-01-21 1992-08-26 Toyota Motor Corp 操舵角センサ
JPH056304U (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 光洋精工株式会社 操舵角検出装置
JPH08207818A (ja) * 1995-01-31 1996-08-13 Kayaba Ind Co Ltd 後輪舵角制御装置
JPH1081246A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Kubota Corp 乗用型作業機の電動パワーステアリング構造
JPH1183415A (ja) * 1997-09-01 1999-03-26 Nissan Motor Co Ltd 操舵装置のストローク検出装置
JP2001078533A (ja) * 1999-09-17 2001-03-27 Nippo:Kk 作業用車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103569194B (zh) 车辆的动力转向控制装置
KR101539027B1 (ko) 인휠모터 구동 자동차의 조향장치 및 이를 이용한 조향 제어방법
JP5578357B2 (ja) 車両用操舵装置
US9828021B2 (en) Power steering apparatus
JP2013107450A (ja) 四輪操舵制御装置
KR101896313B1 (ko) 가변 랙 스트로크 시스템의 페일 세이프 제어장치 및 방법
JPH0569834A (ja) 車輌の電動補助操舵装置
JP2008292212A (ja) ステアリングセンサ
JPH0230913B2 (ja)
KR20200087893A (ko) 자율 주행 차량의 조향 제어 장치 및 방법
US7249418B2 (en) Wheel position sensor
CN113165691B (zh) 转向控制***、转向控制装置及转向控制方法
CN208698853U (zh) 一种汽车转向控制***及汽车
KR102620426B1 (ko) 조향 장치
JP2007510582A5 (ja)
US20130048412A1 (en) Electric power steering system
JP6451553B2 (ja) 産業車両
JP2013126792A (ja) 車両用操舵装置
GB2359794A (en) Electric power-assisted steering
JP2008290512A (ja) 草刈り機
KR20090070229A (ko) 6x6 휠타입 차량의 전륜조향 제어 시스템 및 방법
JP2023028001A (ja) ステアリングシステム
JP2933697B2 (ja) 車両の後輪操舵装置
JP2007308038A (ja) 車両の操舵角度検出装置
JPH0449027Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20100521

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121211