JP2008273199A - シール材 - Google Patents

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Abstract

【課題】充分なシール性を確保でき、かつ、摺動性および固着防止性に優れたシール材を提供する。
【解決手段】エラストマーから形成されるシール材本体の表面に、ポリテトラフルオロエチレンの未焼成体または半焼成体を二軸方向に延伸したポリテトラフルオロエチレン多孔膜を積層してなるシール材である。
【選択図】図1

Description

本発明は、シール材本体の表面に、延伸したポリテトラフルオロエチレンの多孔膜を積層したシール材に関する。
従来、部材と部材を組み合わせて真空容器等を構成する場合、メンテナンス等を考慮しシール材を介して密閉性を確保している。例えば、プラズマエッチング装置では真空中に反応ガスを導入し高周波印加によりプラズマ化するが、真空シールドに一般に用いられる合成ゴム製のシール材を用いた場合、プラズマに曝された部分は徐々に劣化しパーティクルを生じ、最後には亀裂が生じ真空を維持できなくなる。一般的な合成ゴム製のシール材では、このように耐腐食性に劣るだけでなく、耐熱性にも劣るため、交換頻度が高くなる等の問題点を有していた。
合成ゴム系のシール材にかえて、耐腐食性を有するフッ素樹脂からなるシール材を使用した場合には、弾性が低く、また、外気遮断性が低くなってしまう。そのためフッ素含有のパーフルオロゴム等も開発されているが、高価であり、通常の合成ゴム系のシール材に比べ100倍から1000倍ものコストがかかるという問題があった。そこで、特許文献1では、シール材本体であるゴム基体表面にフッ素樹脂繊維層を積層した複合材が提案されている。また、特許文献2では、パーフルオロゴム層とフッ素樹脂層を加硫接着することによって得られる積層体が提案されている。
特開平7−227935号公報 特開2000−313089号公報
本発明は、充分なシール性を確保でき、かつ、摺動性および固着防止性に優れたシール材を提供することを目的とする。
本発明は、エラストマーから形成されるシール材本体の表面に、ポリテトラフルオロエチレンの未焼成体または半焼成体を延伸したポリテトラフルオロエチレン多孔膜を積層してなるシール材に関する。
ポリテトラフルオロエチレン多孔膜が、二軸方向に延伸したポリテトラフルオロエチレン多孔膜であることが好ましい。
エラストマーが含フッ素エラストマーであることが好ましい。
ポリテトラフルオロエチレン多孔膜の空孔率が40〜99%であることが好ましい。
ポリテトラフルオロエチレン多孔膜の厚さが5〜150μmであることが好ましい。
また、本発明は、未加硫エラストマーとポリテトラフルオロエチレン多孔膜を重ね合わせ、一体成形することにより得られる前記のシール材の製造方法にも関する。
本発明は、シール材本体の表面を延伸したポリテトラフルオロエチレン多孔膜で積層するため、耐腐食性と高いシール性を有するとともに、シール材表面に毛羽立ちがなく、かつ、表面平滑性、柔軟性およびシール材が接触する部材との固着防止性に優れるシール材を得ることができる。
本発明は、エラストマーから形成されるシール材本体の表面に、ポリテトラフルオロエチレンの未焼成体または半焼成体を延伸した多孔膜を積層してなるシール材に関する。
シール材本体は、エラストマーから形成されるものであり、従来からシール材用に用いられているものであれば特に制限はないが、耐熱性、真空シール性および耐プラズマ性の点から含フッ素エラストマーが好ましく用いられる。含フッ素エラストマーとしては、フッ素ゴム、熱可塑性フッ素ゴム、およびこれらのフッ素ゴムを含むゴム組成物などがあげられる。
フッ素ゴムとしては、非パーフルオロフッ素ゴムおよびパーフルオロフッ素ゴムがあげられ、特にパーフルオロフッ素ゴムが好ましく用いられる。
非パーフルオロフッ素ゴムとしては、ビニリデンフルオライド(VdF)系フッ素ゴム、テトラフルオロエチレン(TFE)/プロピレン系フッ素ゴム、テトラフルオロエチレン(TFE)/プロピレン/ビニリデンフルオライド(VdF)系フッ素ゴム、エチレン/ヘキサフルオロエチレン(HFP)系フッ素ゴム、エチレン/ヘキサフルオロエチレン(HFP)/ビニリデンフルオライド(VdF)系フッ素ゴム、エチレン/ヘキサフルオロプロピレン(HFP)/テトラフルオロエチレン(TFE)系フッ素ゴム、フルオロシリコーン系フッ素ゴム、またはフルオロホスファゼン系フッ素ゴムなどがあげられ、これらをそれぞれ単独で、または本発明の効果を損なわない範囲で任意に組み合わせて用いることができる。
パーフルオロフッ素ゴムとしては、TFE/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)/架橋部位を与える単量体からなる含フッ素エラストマーがあげられる。TFE/PAVEの組成は、50〜90/10〜50(モル%)であることが好ましく、より好ましくは50〜80/20〜50(モル%)であり、さらに好ましくは55〜70/30〜45(モル%)である。架橋部位を与える単量体は、TFEとPAVEの合計量に対して、0〜5モル%であることが好ましく、0〜2モル%であることがより好ましい。これらの組成の範囲を外れると、ゴム弾性体としての性質が失われ、樹脂に近い性質となる傾向がある。
この場合のPAVEとしては、例えばパーフルオロ(メチルビニルエーテル)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)などがあげられ、これらをそれぞれ単独で、または本発明の効果を損なわない範囲で任意に組み合わせて用いることができる。
本発明のシール材本体にはフィラーを含有してもよい。フィラーとしては、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミドなどのイミド構造を有するイミド系フィラー;ポリアリレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリオキシベンゾエートなどのエンジニアリングプラスチック製の有機物フィラー;イソインドリノン系、キナクリドン系、ジケトピロロピロール系、アンスラキノン系などの有機顔料フィラー;酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化イットリウムなどの金属酸化物フィラー、炭化ケイ素、炭化アルミニウムなどの金属炭化物;窒化ケイ素、窒化アルミニウムなどの金属窒化物フィラー;ダイヤモンド、フラーレン、グラファイトなどの炭素化合物フィラー;フッ化アルミニウム、フッ化カーボンなどの無機物フィラーがあげられる。これらの中でも、各種プラズマの遮蔽効果の点から、酸化アルミニウム、酸化イットリウム、酸化ケイ素、ポリイミド、フッ化カーボン、ダイヤモンドが好ましい。
なお、とくに高純度かつ非汚染性が要求されない分野では、必要に応じてエラストマーに含有される通常の添加物、例えば充填剤、加工助剤、可塑剤、着色剤などをシールリング本体1に含有させてもよい。
本発明のシール材は、前記シール材本体の表面に、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEともいう)の未焼成体または半焼成体を延伸した多孔膜を積層してなる。単にPTFEを積層する場合は、PTFEの薄膜加工は困難で薄膜化加工にも限界であり、シール材の柔軟性を損なってしまうが、本発明の構成によれば、そのような不具合は解消される。また、特許文献1の欠点である、表面平滑性、毛羽立ち、柔軟性およびシール性等の特性が改善される。また特許文献2の積層体のような加硫接着を行うためにフッ素樹脂の表面に表面処理をわざわざ施す必要がなく、しかも接着層を必要とするため欠点となる柔軟性が改善される。
多孔膜に用いられるPTFEは、テトラフルオロエチレンのホモポリマーだけでなく、テトラフルオロエチレンと2重量%を超えない共重合可能な他のモノマーとの共重合体を含む。
本発明のPTFE多孔膜にはフィラーを含有してもよい。フィラーとしては、前記のシール材に配合されてもよいフィラーがあげられるが、耐摩耗性、耐プラズマ性等の特性が付与できるという点から、金属酸化物、ポリイミド、ダイヤモンドの微粒子フィラーが好ましい。
PTFE多孔膜は、原料である未焼成体または半焼成体のPTFEファインパウダーとナフサなどの押出助剤とのペースト状混合物を、押出機で押出した後に圧延し、シート状の押出物を得る工程、得られた圧延物を加熱またはトリクロロエタン、トリクロロエチレンなどの溶剤を用いて抽出することにより押出助剤を除去する工程、および押出助剤を含まない圧延物を延伸する工程によって得られる。
押出助剤を除去する工程において、加熱によって除去する場合、加熱温度は押出助剤によって適宜選択することができるが、200〜300℃であることが好ましい。とくに250℃前後で加熱することが好ましい。300℃を超える温度、とくにPTFEの融点である327℃を超えると、焼成される傾向がある。
延伸する工程における延伸の方向としては二軸方向があげられる。二軸方向の延伸(二軸延伸)は、逐次二軸延伸でも同時二軸延伸でもよい。また、延伸前に約300℃前後に予熱してもよい。延伸倍率は、目的とする目付、空孔率が得られるという点から、20〜500倍率が好ましく、30〜300倍率がより好ましく、50〜200倍率がさらに好ましい。なお、延伸倍率とは、長手方向に延伸した倍率と横手方向に延伸した倍率を掛け合わせたものである。
PTFE多孔膜の空孔率は、複合時の相手基材との接着性が良好であるという点から40%以上が好ましく、60%以上がより好ましい。また、PTFE多孔膜の空孔率は、加工時の取り扱い性が良好であるという点から99%以下が好ましく、97%以下がより好ましい。
PTFE多孔膜の厚さは、多孔膜が破断せず成形性に優れているという点から5μm以上が好ましく、10μm以上がより好ましく、20μm以上がさらに好ましい。また、多孔膜のクラックまたはリークが生じないという点から150μm以下が好ましく、100μm以下がより好ましく、50μm以下がさらに好ましい。
PTFE多孔膜の空孔率、厚さともに好ましい範囲にある膜の目付は200g/m2以下で、さらに好ましいのは50g/m2以下である。また多孔膜が破断せず成形性に優れているという点から0.5g/m2以上が好ましく、1.0g/m2以上がさらに好ましい。
本発明のシール材本体に用いられる組成物は、前記の各成分を、通常のエラストマー用加工機械、例えば、オープンロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどを用いて混合することにより調製することができる。この他、密閉式混合機を用いる方法によっても調製することができる。
前記組成物から予備成形体を得る方法は通常の方法でよく、金型にて加熱圧縮する方法、加熱された金型に圧入する方法、押出機で押出す方法など公知の方法で行うことができる。
本発明のシール材は、予め成形したPTFE多孔膜をシール材の金型内に設置し、未加硫エラストマー組成物を充填してプレス加工する方法、予備成形体の表面に前記のPTFE多孔膜を形成し、シール材の鋳型によりプレス加工する方法、またはプレス加工後のシール材表面に非固着材料層を形成する方法などにより製造することができる。
本発明のシール材は、以下に示す分野で好適に用いることができる。
半導体製造装置、液晶パネル製造装置、プラズマパネル製造装置、プラズマアドレス液晶パネル、フィールドエミッションディスプレイパネル、太陽電池基板等の半導体関連分野では、O(角)リング、パッキン、シール材、ガスケット、ダイアフラム等があげられ、これらはCVD装置、ドライエッチング装置、ウェットエッチング装置、酸化拡散装置、スパッタリング装置、アッシング装置、洗浄装置、イオン注入装置、排気装置に用いることができる。具体的には、ゲートバルブのOリング、シール材として、クォーツウィンドウのOリング、シール材として、チャンバーのOリング、シール材として、ゲートのOリング、シール材として、ベルジャーのOリング、シール材として、カップリングのOリング、シール材として、ポンプのOリング、シール材、ダイアフラムとして、半導体用ガス制御装置のOリング、シール材として、レジスト現像液、剥離液用のOリング、シール材として用いることができる。
自動車分野では、ガスケット、シャフトシール、バルブステムシール、シール材はエンジンならびに周辺装置に用いることができ、シール材はAT装置に用いることができ、O(角)リング、パッキン、シール材およびダイアフラムは燃料系統ならびに周辺装置に用いることができる。具体的には、エンジンヘッドガスケット、メタルガスケット、オイルパンガスケット、クランクシャフトシール、カムシャフトシール、バルブステムシール、マニホールドパッキン、酸素センサー用シール、インジェクターOリング、インジェクターパッキン、燃料ポンプOリング、ダイアフラム、クランクシャフトシール、ギアボックスシール、パワーピストンパッキン、シリンダーライナーのシール、バルブステムのシール、自動変速機のフロントポンプシール、リアーアクスルピニオンシール、ユニバーサルジョイントのガスケット、スピードメーターのピニオンシール、フートブレーキのピストンカップ、トルク伝達のO−リング、オイルシール、排ガス再燃焼装置のシール、ベアリングシール、キャブレターのセンサー用ダイアフラム等として用いることができる。
航空機分野、ロケット分野および船舶分野では、ダイアフラム、O(角)リング、バルブ、パッキン、シール材等があげられ、これらは燃料系統に用いることができる。具体的には、航空機分野では、ジェットエンジンバルブステルシール、ガスケットおよびO−リング、ローテーティングシャフトシール、油圧機器のガスケット、防火壁シール等に用いられ、船舶分野では、スクリューのプロペラシャフト船尾シール、ディーゼルエンジンの吸排気用バルブステムシール、バタフライバルブのバルブシール、バタフライ弁の軸シール等に用いられる。
プラント等の化学品分野では、バルブ、パッキン、ダイアフラム、O(角)リング、シール材等があげられ、これらは医薬、農薬、塗料、樹脂等化学品製造工程に用いることができる。具体的には、化学薬品用ポンプ、流動計、配管のシール、熱交換器のシール、硫酸製造装置のガラス冷却器パッキング、農薬散布機、農薬移送ポンプのシール、ガス配管のシール、メッキ液用シール、高温真空乾燥機のパッキン、製紙用ベルトのコロシール、燃料電池のシール、風洞のジョイントシール、ガスクロマトグラフィー、pHメーターのチューブ結合部のパッキン、分析機器、理化学機器のシール、ダイアフラム、弁部品等として用いることができる。
現像機等の写真分野、印刷機械等の印刷分野および塗装設備等の塗装分野では、乾式複写機のシール、弁部品等として用いることができる。
食品プラント機器分野では、バルブ、パッキン、ダイアフラム、O(角)リング、シール材等があげられ、食品製造工程に用いることができる。具体的には、プレート式熱交換器のシール、自動販売機の電磁弁シール等として用いることができる。
原子力プラント機器分野では、パッキン、Oリング、シール材、ダイアフラム、バルブ等があげられる。
一般工業分野では、パッキング、Oリング、シール材、ダイアフラム、バルブ等があげられる。具体的には、油圧、潤滑機械のシール、ベアリングシール、ドライクリーニング機器の窓、その他のシール、六フッ化ウランの濃縮装置のシール、サイクロトロンのシール(真空)バルブ、自動包装機のシール、空気中の亜硫酸ガス、塩素ガス分析用ポンプのダイアフラム(公害測定器)等に用いられる。
電気分野では、具体的には、新幹線の絶縁油キャップ、液封型トランスのベンチングシール等として用いられる。
燃料電池分野では、具体的には、電極、セパレーター間のシール材や水素・酸素・生成水配管のシール等として用いられる。
電子部品分野では、具体的には、放熱材原料、電磁波シールド材原料、コンピューターのハードディスクドライブのガスケット等に用いられる。
現場施工型の成形に用いることが可能なものとしては特に限定されず、例えばエンジンのオイルパンのガスケット、磁気記録装置用のガスケット、クリーンルーム用フィルターユニットのシーリング剤等があげられる。
また、磁気記録装置(ハードディスクドライブ)用のガスケット、半導体製造装置やウェハー等のデバイス保管庫等のシーリング材等のクリーン設備用シール材に特に好適に用いられる。
さらに、耐薬品性、ガス低透過性、難燃性等の特性を活かし、燃料電池セル電極間やその周辺配管等に用いられるパッキン等の燃料電池用のシール材等にも特に好適に用いられる。
つぎに実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
製造例1〜6(二軸延伸膜の製造)
数平均分子量が580万で、示差走査熱量計(DSC)の昇温速度が10℃/分の時の結晶融解図上の吸熱ピークが345℃で330℃付近にショルダーを示さず、コモノマーを含まないPTFEファインパウダーをまず準備した。前記PTFEファインパウダー100重量部に押出し助剤として炭化水素油(エクソンモービル製「アイソパーM」)25重量部を加えシリンダー内径130mm、押出し金型ダイス内径16mmの押出し機により丸棒のペースト押出しを行い、これを70℃に加熱したカレンダーロールにより28m/分の速度でカレンダー掛けしてテープとした。このテープを250℃の熱風乾燥炉に通し押出し助剤を乾燥除去し、平均厚み200μm、平均幅180mmのPTFE未焼成テープを作成した。
この未焼成テープを二軸延伸機を用いてまず長手方向に延伸温度300℃、延伸速度200%/秒でA倍に延伸し、次いで横手方向に延伸温度200℃、延伸速度50%/秒でB倍に延伸した後、フィルムが収縮しないように枠で固定し、350℃のオーブンに3分間入れて熱固定を行った。得られた延伸フィルムについて表1に示す。なお、延伸倍率についてはA×Bにより算出した。
Figure 2008273199
製造例7(フッ素ゴム1(2元系フッ素ゴム)の調製)
フッ素ゴム(ダイキン工業株式会社製 ダイエルG−751)、カーボンブラック(Cancarb社製 Thermax N−990)、酸化マグネシウム(協和化学工業株式会社製 MA−150)、および水酸化カルシウム(近江化学工業株式会社製 CALDIC#2000)を重量比100/20/3/6(重量部)で、オープンロールにて混合した。
製造例8(フッ素ゴム(ニトリル基含有エラストマー)の合成)
着火源をもたない内容積3mLのステンレススチール製オートクレーブに、純水1Lおよび式:
Figure 2008273199
に示す乳化剤を10g、pH調整剤としてリン酸水素二ナトリウム・12水塩0.09gを仕込み、系内を窒素ガスで充分に置換し脱気したのち、600rpmで撹拌しながら、50℃に昇温し、テトラフルオロエチレン(TFE)とパーフルオロ(メチルビニルエーテル)(PMVE)の混合ガス(TFE/PMVE=25/75モル比)を、内圧が0.78MPa・Gになるように仕込んだ。ついで、過硫酸アンモニウム(APS)の527mg/mLの濃度の水溶液10mLを窒素圧で圧入して反応を開始した。
重合の進行により内圧が、0.69MPa・Gまで降下した時点で、CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2CF2CN(CNVE)3gを窒素圧にて圧入した。ついで圧力が0.78MPa・Gになるように、TFEを4.7gおよびPMVE5.3gをそれぞれ自圧にて圧入した。以後、反応の進行にともない同様にTFE、PMVEを圧入し、0.69〜0.78MPa・Gのあいだで、昇圧、降圧を繰り返すと共に、TFEとPMVEの合計量が70g、130g、190gおよび250gとなった時点でそれぞれCNVE3gを窒素圧で圧入した。
重合反応の開始から19時間後、TFEおよびPMVEの合計仕込み量が、300gになった時点で、オートクレーブを冷却し、未反応モノマーを放出して固形分濃度21.2重量%の水性分散体1330gを得た。
この水性分散体のうち1196gを水3588gで希釈し、3.5重量%塩酸水溶液2800g中に、撹拌しながらゆっくりと添加した。添加後5分間撹拌した後、凝析物をろ別し、得られたポリマーをさらに2kgのHCFC−141b中にあけ、5分間撹拌し、再びろ別した。この後このHCFC−141bによる洗浄、ろ別の操作をさらに4回繰り返したのち、60℃で72時間真空乾燥させ、240gのニトリル基含有エラストマーを得た。
19F−NMR分析の結果、この重合体のモノマー単位組成は、TFE/PMVE/CNVE=56.6/42.3/1.1モル%であった。
製造例9(フッ素ゴム2(パーフロゴム)の調製)
フッ素ゴム製造例8で得られたニトリル基含有する含フッ素エラストマーとジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンスのポリマー・ケミストリー編、Vol.20、2381〜2393頁(1982)に記載の方法で合成した架橋剤である2,2−ビス[3−アミノ−4−(N−フェニルアミノ)フェニル]ヘキサフルオロプロパンとカーボンブラック(Cancarb社製 Thermax N−990)とを重量比100/0.8/20(重量部)で、オープンロールにて混合した。
製造例10(フッ素樹脂1の製造)
ポリテトラフルオロエチレン(ダイキン工業株式会社製 ポリフロンPTFE M12)を室温で17MPaの圧力で予備成型した後、昇温速度30℃/時で加熱し、温度370℃で10時間保持し、降温速度30℃/時で冷却する条件で焼成し、直径100mm、高さ30mmのブロックを得た。前記ブロックをスカイブして、厚さ0.5mmのシートを得た。
製造例11(フッ素樹脂2の製造)
製造例10で得られたフッ素樹脂1のシートを、市販の処理剤(株式会社潤工社製 テトラエッチ)に5秒浸漬後、メチルアルコール、次いで水で洗浄し、表面がエッチング処理されたシートを得た。
さらにこのシートの接着面に、市販のフッ素ゴム用加硫接着剤(ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社製 MEGUM 3290−1)を刷毛で塗布し室温で風乾した。
実施例1
前記の二軸延伸膜の作成で得た、製造例2の4倍延伸フィルムと製造例7で得られたフッ素ゴム1を重ね合わせ、170℃で10分間一次加硫し、さらに230℃で24時間の二次加硫を行い25mm×50mm×2mm厚の加硫ゴムシートを得た。
実施例2
4倍延伸フィルムに変えて製造例3で得られた25倍延伸フィルムを用いた以外は実施例1と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例3
4倍延伸フィルムに変えて製造例4で得られた100倍延伸フィルムを用いた以外は実施例1と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例4
4倍延伸フィルムに変えて製造例5で得られた300倍延伸フィルムを用いた以外は実施例1と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例5
4倍延伸フィルムに変えて製造例6で得られた500倍延伸フィルムを用いた以外は実施例1と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例6
前記の二軸延伸膜の作成で得た、製造例2の4倍延伸フィルムと製造例9で得られたフッ素ゴム2を重ね合わせ、180℃で20分間一次加硫し、さらに290℃で18時間の二次加硫を行い25mm×50mm×2mm厚の加硫ゴムシートを得た。
実施例7
4倍延伸フィルムに変えて製造例3で得られた25倍延伸フィルムを用いた以外は実施例6と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例8
4倍延伸フィルムに変えて製造例4で得られた100倍延伸フィルムを用いた以外は実施例6と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例9
4倍延伸フィルムに変えて製造例5で得られた300倍延伸フィルムを用いた以外は実施例6と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
実施例10
4倍延伸フィルムに変えて製造例6で得られた500倍延伸フィルムを用いた以外は実施例6と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
比較例1
製造例7で得られたフッ素ゴム1を170℃で10分間一次加硫し、さらに230℃で24時間の二次加硫を行い25mm×50mm×2mm厚の加硫ゴムシートを得た。
比較例2
製造例9で得られたフッ素ゴム2を180℃で20分間一次加硫し、さらに290℃で18時間の二次加硫を行い25mm×50mm×2mm厚の加硫ゴムシートを得た。
比較例3
前記の二軸延伸膜の作成途中で得た、製造例1のPTFE未焼成テープと製造例7で得られたフッ素ゴム1を重ね合わせ、170℃で10分間一次加硫し、さらに230℃で24時間の二次加硫を行い25mm×50mm×2mm厚の加硫ゴムシートを得た。
比較例4
前記の二軸延伸膜の作成途中で得た、製造例1のPTFE未焼成テープと製造例9で得られたフッ素ゴム2を重ね合わせ、180℃で20分間一次加硫し、さらに290℃で18時間の二次加硫を行い25mm×50mm×2mm厚の加硫ゴムシートを得た。
比較例5
PTFE未焼成テープに変えて、ポリテトラフルオロエチレン樹脂繊維を抄紙して作られた厚さ0.5mm、空孔率が77vol%のフッ素樹脂繊維体(ダイキン工業株式会社製 ポリフロンペーパー PA−5LH)を用いた以外は比較例3と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
比較例6
PTFE未焼成テープに変えて、ポリテトラフルオロエチレン樹脂繊維を抄紙して作られた厚さ0.5mm、空孔率が77vol%のフッ素樹脂繊維体(ダイキン工業株式会社製 ポリフロンペーパー PA−5LH)を用いた以外は比較例4と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
比較例7
PTFE未焼成テープに変えて、製造例10で得られたフッ素樹脂1を用いた以外は比較例3と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
比較例8
PTFE未焼成テープに変えて、製造例10で得られたフッ素樹脂1を用いた以外は比較例4と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
比較例9
PTFE未焼成テープに変えて、製造例11で得られたフッ素樹脂2を用いた以外は比較例3と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
比較例10
PTFE未焼成テープに変えて、製造例11で得られたフッ素樹脂2を用いた以外は比較例4と同じ方法にて加硫ゴムシートを得た。
得られたサンプルの固着強度、表面粗度および硬さの評価を以下の方法により行った。結果を表2に示す。
Figure 2008273199
<接着性>
延伸フィルムとフッ素ゴムまたはフッ素樹脂とを接着させ、以下の基準により評価した。
◎:非常に強固に接着しており、剥離は極めて困難もしくは不可能。
○:強固に接着している。
△:手で容易に剥離できる程度。
×:全く接着していない。
<固着強度>
図1に示すように、2枚のSUS316板1の間に、被験サンプル2(20mm×15mm×2mm)を置き、200℃、荷重3:700g/cm2下で20時間放置した。その後、荷重3を加えた状態のまま、室温まで放冷した後、図2に示すように、SUS316板1をせん断方向4に引っ張り、固着強度(180度、せん断剥離)を測定した。
<表面粗度>
株式会社キーエンスの表面形状測定顕微鏡 VF−7500を用いて測定した。
<硬さ>
微少硬度計、Hildebrand Gmbh製 MICRO IRHD SYSTEMを用いて測定した。
固着強度の測定のための試験片の処理方法の説明図である。 固着強度の測定方法の説明図である。
符号の説明
1 SUS316板
2 被験サンプル
3 荷重
4 せん断方向

Claims (6)

  1. エラストマーから形成されるシール材本体の表面に、ポリテトラフルオロエチレンの未焼成体または半焼成体を延伸したポリテトラフルオロエチレン多孔膜を積層してなるシール材。
  2. ポリテトラフルオロエチレン多孔膜が、二軸方向に延伸したポリテトラフルオロエチレン多孔膜である請求項1記載のシール材。
  3. エラストマーが含フッ素エラストマーである請求項1または2記載のシール材。
  4. ポリテトラフルオロエチレン多孔膜の空孔率が40〜99%である請求項1〜3のいずれかに記載のシール材。
  5. ポリテトラフルオロエチレン多孔膜の厚さが5〜150μmである請求項1〜4のいずれかに記載のシール材。
  6. 未加硫エラストマーとポリテトラフルオロエチレン多孔膜を重ね合わせ、一体成形することにより得られる請求項1〜5のいずれかに記載のシール材の製造方法。
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