JP2008271410A - シリアルバスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送効率を低下させることなく、マスター局間でデータを共有することができるシリアルバスシステムを提供する。
【解決手段】マスター局10は、シリアルバス3を流れるデータが他のマスター局10との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定する判定部101と、判定部101により他のマスター局10との間で共有すべきデータであると判定されたデータを取り込む取込部102とを備える。またスレーブ局20は、シリアルバス3を流れるデータが他のスレーブ局20との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定する判定部201と、判定部201により他のスレーブ局20との間で共有すべきデータであると判定されたデータを取り込む取込部202とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のマスター局と複数のスレーブ局とがシリアルバスを介して接続されたシリアルバスシステムに関するものである。
図8は、従来のシリアルバスシステムにおいて複数のマスター局間であるデータを共有する場合データの流れを示した図である。まず、マスター局101Jは、スレーブ局201Jにあるデータを読み出すためのコマンドを送出し(1st)、このコマンドを受信したスレーブ局201Jは、マスター局101Jに読み出し要求がされたデータを送出し(2nd)、マスター局101Jは、受信したデータをマスター局102Jに送出し(3rd)、マスター局102Jは受信したデータに対するレスポンスをマスター局101Jに送出することで、マスター局101Jとマスター局102Jとの間でデータが共有されていた。
図9は、従来のシリアルバスシステムにおいて複数のスレーブ局間であるデータを共有する場合データの流れを示した図である。まず、マスター局101Jは、スレーブ局201Jにデータを読み出すためのコマンドを送出し(1st)、このコマンドを受信したスレーブ局201Jは、マスター局101Jに読み出し要求がされたデータを送出し(2nd)、マスター局101Jは、受信したデータをスレーブ局202Jに送出し(3rd)、スレーブ局202Jは受信したデータに対するレスポンスをマスター局101Jに送出することで(4th)、スレーブ局201Jとスレーブ局202Jとの間でデータが共有されていた。
特許文献1には、データ線のトラフィックを圧迫することなく、少ない信号線と簡単なデータ通信タイミング手段とによって、効率良くデータの伝送を行うことができる双方向シリアルインターフェイス回路を提供することを目的として(段落[0004])、「予め決めておいた自データ送受信部のアドレス番号と3進カウンタのタイミングとが一致したときにのみ、送信したいデータ送受信部のアドレス番号をデータに付加して送信する」シリアルインターフェイス回路が開示されている(段落[0028])。
特開2001−285319号公報
しかしながら、従来のシリアルバスシステムにおいては、図8に示すようにスレーブ局201Jからのデータを受信したマスター局101Jが他のマスター局102Jに共有すべきデータを送出することでデータが共有されているため、シリアルバスのトラフィックが増大し、伝送効率が低下するという問題があった。また、従来のシリアルバスシステムにおいては、図9に示すように、スレーブ局201Jからのデータを受信したマスター局101Jがスレーブ局202Jに共有すべきデータを送出することでスレーブ局201J及び202J間でデータが共有されているため、シリアルバスのトラフィックが増大し、伝送効率が低下するという問題があった。
更に、特許文献1の技術は、自データ送受信部のアドレス番号と3進カウンタのタイミングとが一致したときにのみ、送信したいデータ送受信部のアドレス番号をデータに付加して送信するというような構成が採用されており、本願とは構成が大きく相違している。
本発明の目的は、伝送効率を低下させることなく、マスター局間でデータを共有することができるシリアルバスシステムを提供することである。
本発明によるシリアルバスシステムは、複数のマスター局と、各マスター局とシリアルバスを介して接続された複数のスレーブ局とを備えるシリアルバスシステムであって、前記マスター局は、前記シリアルバスを流れるデータが他のマスター局との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定するマスター側判定手段と、前記マスター側判定手段により他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定されたデータを取り込むマスター側取込手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、マスター局において、シリアルバスを流れるデータが他のマスター局との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かが判定され、他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定された場合、当該データが取り込まれる。そのため、マスター局同士で共有すべきデータを送受することなく、データを共有することができ、伝送効率を低下させることなく、マスター局同士でデータを共有することができる。
また、前記スレーブ局は、前記シリアルバスを流れるデータが他のスレーブ局との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定するスレーブ側判定手段と、前記スレーブ側判定手段により他のスレーブ局との間で共有すべきデータであると判定されたデータを取り込むスレーブ側取込手段とを備えることが好ましい。
この構成によれば、スレーブ局において、シリアルバスを流れるデータが他のスレーブ局との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かが判定され、他のスレーブ局との間で共有すべきデータであると判定された場合、当該データが取り込まれるため、スレーブ局同士で共有すべきデータを送受することなく、データを共有することができ、伝送効率を低下させることなく、スレーブ局同士でデータを共有することができる。
また、前記マスター側判定手段は、前記シリアルバスに流れるデータが、データを共有することが予め定められた他のマスター局宛に送出されたデータである場合、当該データを他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定することが好ましい。
この構成によれば、シリアルバスに流れるデータがどのスレーブ局から送出されたデータであるかを判定することで、当該データが他のマスター局との間で共有すべきデータであるか否かが判定されるため、他のマスター局との間で共有すべきデータであるか否かの判定処理の簡便化を図ることができる。
また、前記スレーブ側判定手段は、前記シリアルバスに流れるデータが、データを共有することが予め定められた他のスレーブ局宛に送出されたデータである場合、当該データを他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定することが好ましい。
この構成によれば、シリアルバスに流れるデータがどのマスター局から送出されたデータであるかを判定することで、当該データが他のスレーブ局との間で共有すべきデータであるか否かが判定されるため、他のスレーブ局との間で共有すべきデータであるか否かの判定処理の簡便化を図ることができる。
本発明によれば、伝送効率を低下させることなく、マスター局間でデータを共有させることができる。
以下、本発明の実施の形態によるシリアルバスシステムについて説明する。図1は、本実施の形態によるシリアルバスシステムのブロック図を示している。本シリアルバスシステムは、N(nは2以上の整数)個のマスター局11〜1Nと、M(Mは2以上の整数)個のスレーブ局21〜2Mとを備えている。マスター局11〜1N及びスレーブ局21〜2Mはシリアルバス3により種々のデータが送受信可能に接続されている。なお、マスター局11〜1Nを特に区別しない場合は、マスター局に対して「10」の符号を付し、スレーブ局21〜2Mを特に区別しない場合は、スレーブ局に対して「20」の符号を付す。
マスター局10は、例えばCPUが搭載された回路基板と、当該回路基板を他の回路基板に接続するためのコネクタとを備えている。本シリアルバスシステムにおいては、マスター局10は、スレーブ局20を制御するためのコマンドフレームをシリアルバス3上に送出するものとする。
スレーブ局20は、例えばEEPROM等の記憶装置や、入出力インターフェイス等が搭載された回路基板と、当該回路基板を他の回路基板に接続するためのコネクタとを備えている。本シリアルバスシステムにおいては、スレーブ局20は、マスター局10から送信されたコマンドフレームに対するレスポンスフレームをシリアルバス3上に送出するものとする。
シリアルバス3は、マスター局10及びスレーブ局20から送出されるデータを伝送するデータ線31と、マスター局11〜1N及びスレーブ局21〜2Nを同期させるためのクロック信号を伝送するクロック線32とを備えている。
そして、マスター局11〜1Nを構成する回路基板とスレーブ局21〜2Mを構成する回路基板がコネクタを介して接続されると、図1に示すように、マスター局10及びスレーブ局20がシリアルバス3を介して接続されることとなる。なお、図1に示すシリアルバスシステムは、2軸XYテーブルや、ロボットアーム等の制御対象物を制御するPLC(programmable logic controller)を構成する。
図2は、マスター局10が送出するコマンドフレームF1のデータフォーマットの一例を示した図である。図2に示すようにコマンドフレームF1は、「送信元マスター局局番」のフィールドと、「送信先スレーブ局局番」のフィールドと、「コマンド」のフィールドと、「アドレス」のフィールドと、「データ」のフィールドと、「FCS(Frame Check Sequence)」のフィールドとを備えている。なお、コマンドフレームF1は、マスター局10のみが送出し、スレーブ局20は送出しない。
「送信元マスター局局番」のフィールドには、コマンドフレームF1の送信元となるマスター局10に対して一意に与えられた局番が格納される。「送信先スレーブ局局番」のフィールドには、コマンドフレームF1の送信先となるスレーブ局20に対して一意に与えられた局番が格納される。「コマンド」のフィールドには、コマンドフレームであることを示し、かつ、コマンドの種類を示すデータが格納される。
ここで、コマンドの種類としては、マスター局10がスレーブ局20にデータを書き込むための「書き込みコマンド」、及びマスター局10がスレーブ局20からデータを読み出すための「読み出しコマンド」等が含まれる。
「アドレス」のフィールドには、例えば、コマンドフレームF1が「読み出しコマンド」である場合は、読み出し対象となるデータが格納されたスレーブ局20の記憶装置内のアドレスが格納され、また、コマンドフレームF1が「書き込みコマンド」である場合は、書き込み対象のデータが書き込まれるスレーブ局20の記憶装置内のアドレスが格納される。「データ」のフィールドには、例えば、コマンドフレームF1が「書き込みコマンド」である場合は、書き込み対象のデータが格納される。「FCS」のフィールドには、コマンドフレームF1の誤り検出を行うためのフレームチェックシーケンスが格納される。
図3は、スレーブ局20がマスター局10に送信するレスポンスフレームF2のデータフォーマットの一例を示している。レスポンスフレームF2は、「送信元マスター局局番」のフィールド、「送信先スレーブ局局番」のフィールド、「レスポンス」のフィールド、「データ」のフィールド、及び「FCS」のフィールドを備えている。なお、レスポンスフレームF2は、スレーブ局20のみが送出し、マスター局10は送出しない。
「送信元マスター局局番」のフィールドには、レスポンスフレームF2の送信先となるマスター局10の局番、すなわち、レスポンスフレームF2に対するコマンドフレームF1の送信元であるマスター局10の局番が格納される。「送信先スレーブ局局番」のフィールドには、レスポンスフレームF2の送信元となるスレーブ局20の局番、すなわち、レスポンスフレームF2に対するコマンドフレームF1の送信先となるスレーブ局20の局番が格納される。「レスポンス」のフィールドには、レスポンスフレームF2がレスポンスフレームF2であることを示すデータが格納される。「データ」のフィールドには、例えばレスポンスフレームF2が「読み出しコマンド」に対するレスポンスである場合は、読み出し対象となるデータが格納される。「FCS」のフィールドには、レスポンスフレームF2の誤り検出を行うためのフレームチェックシーケンスが格納される。
図4は、マスター局10の詳細な構成を示すブロック図である。なお、図4に示すブロック図は、スレーブ局20の詳細な構成も示しており、括弧内の符号はスレーブ局に対する構成を示している。
図4に示すように、マスター局10は、判定部101、取込部102、及び記憶部103を備えている。判定部101(マスター側判定手段)は、シリアルバス3を流れるデータが他のマスター局10との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定する。
ここで、判定部101は、シリアルバス3を流れるデータを検出すると、当該データをバッファ101aに格納し、当該データが他のマスター局10から送出されたコマンドフレームF1である場合は、当該コマンドフレームF1の「送信元マスター局局番」のフィールドに、データを共有することが予め定められた他のマスター局10の局番が格納されているか否かを判定し、「送信元マスター局局番」のフィールドにデータを共有することが予め定められた他のマスター局10の局番が格納されている場合は、当該コマンドフレームF1を、他のマスター局10との間で共有すべきデータであると判定する。バッファ101aは、シリアルバス3を流れるデータを一時的に格納する。
また、判定部101は、バッファ101aに格納したデータが、スレーブ局20から送出されたレスポンスフレームF2である場合は、このレスポンスフレームF2の「送信元マスター局局番」のフィールドに、データを共有することが予め定められた他のマスター局10の局番が格納されているか否かを判定し、「送信元マスター局局番」のフィールドにデータを共有することが予め定められた他のマスター局10の局番が格納されている場合は、当該レスポンスフレームF2を他のマスター局10との間で共有すべきデータであると判定する。
取込部102は、判定部101により他のマスター局10との間で共有すべきデータであると判定されたデータを記憶部103に取り込む。記憶部103は、EEPROM等の書き換え可能な不揮発性の記憶装置から構成される。
図4に示すスレーブ局20は、判定部201、取込部202、及び記憶部203を備える。判定部201は、シリアルバス3を流れるデータが他のスレーブ局20との間で共有すべき予め定められたデータが送出されたか否かを判定する。
ここで、判定部201は、シリアルバス3を流れるデータを検出すると、当該データをバッファ201aに格納し、当該データがあるマスター局10から送出されたコマンドフレームF1である場合は、このコマンドフレームF1の「送信先スレーブ局局番」のフィールドに、データを共有することが予め定められた他のスレーブ局20の局番が格納されているか否かを判定し、「送信先スレーブ局局番」のフィールドにデータを共有することが予め定められた他のスレーブ局20の局番が格納されている場合は、このコマンドフレームF1を、他のスレーブ局20との間で共有すべきデータであると判定する。
また、判定部201は、バッファ201aに格納したデータが、スレーブ局20から送出されたレスポンスフレームF2である場合は、このレスポンスフレームF2の「送信先スレーブ局局番」のフィールドに、データを共有することが予め定められた他のスレーブ局20の局番が格納されているか否かを判定し、データを共有することが予め定められた他のマスター局10の局番が格納されている場合は、このレスポンスフレームF2を他のスレーブ局20との間で共有すべきデータであると判定する。
取込部202は、EEPROM等の不揮発性の記憶装置から構成され、判定部201により他のスレーブ局20との間で共有すべきデータであると判定されたデータを記憶部203に取り込む。記憶部203は、EEPROM等の書き換え可能な不揮発性の記憶装置から構成される。
図5は、本シリアルバスシステムのデータの流れを示した図である。このシリアルバスシステムでは、マスター局10として2つのマスター局11、12が存在し、スレーブ局21として2つのスレーブ局21,22が存在する。また、このシリアルバスシステムでは、マスター局11,12は、データを共有するものとする。
まず、マスター局11がシリアルバス3を介してスレーブ局21に「読み出しコマンド」のコマンドフレームF1を送出する(1st)。ここで、マスター局12は、このコマンドフレームF1の「送信元マスター局局番」のフィールドに、データを共有することが予め定められたマスター局11の局番が格納されているため、このコマンドフレームF1を取り込む。次に、このコマンドフレームF1を受信したスレーブ局21は、このコマンドフレームF1に対するレスポンスフレームF2をマスター局11に送出する(2st)。ここで、マスター局12は、このレスポンスフレームF2の「送信元マスター局局番」のフィールドにデータを共有することが予め定められたマスター局11の局番が格納されているため、このレスポンスフレームF2を取り込む。これにより、マスター局11は、スレーブ局21にコマンドフレームF1を送出した後、マスター局12にこのコマンドフレームF1を送出しなくても、マスター局12との間でコマンドフレームF1を共有することができる。また、マスター局11は、スレーブ局21から送出されたレスポンスフレームF2を受信した後、マスター局12にこのレスポンスフレームF2を送出しなくとも、マスター局12との間でレスポンスフレームF2を共有することができる。
次に、スレーブ局20の処理について説明する。図6は、スレーブ局20の処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、スレーブ局20の判定部201は、シリアルバス3を流れるデータを検出し、当該データをバッファ201aに格納し、当該データがコマンドフレームF1であるか否かを判定し、コマンドフレームF1である場合(ステップS1でYES)、処理をステップS2に進める一方、コマンドフレームF1でない場合(ステップS1でNO)、当該データをバッファ201aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS2において、判定部201は、コマンドフレームF1の「送信先スレーブ局局番」のフィールドを参照し、このフィールドにデータを共有すべき他のスレーブ局20の局番が格納されている場合(ステップS2でYES)、処理をステップS3に進め、共有すべき他のスレーブ局20の局番が格納されていない場合(ステップS2でNO)、このコマンドフレームF1をバッファ201aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS3において、判定部201は、コマンドフレームF1の「アドレス」のフィールドを参照し、このフィールドに格納されたアドレスが、他のスレーブ局20と共有すべきデータを格納するために予め割り当てられたアドレス領域内アドレスを示す場合(ステップS3でYES)、処理をステップS4に進め、「アドレス」のフィールドに格納されたアドレスが、他のスレーブ局20と共有すべきデータを格納するために予め割り当てられたアドレス領域内のアドレスを示さない場合(ステップS3でNO)、このコマンドフレームF1をバッファ201aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS5において、判定部201は、コマンドフレームF1の「コマンド」のフィールドを参照し、このフィールドに「書き込みコマンド」、「読み出しコマンド」、及びこれら以外の「その他のコマンド」のいずれのコマンドを示すデータが格納されているか否かにより、コマンドフレームF1が「書き込みコマンド」、「読み出しコマンド」及び「その他のコマンド」のいずれのコマンドに該当するか否かを判定する。
そして、判定部201は、コマンドフレームF1が「書き込みコマンド」であると判定した場合(ステップS4で「書き込み」)、処理をステップS9に進め、取込部202は、コマンドフレームF1の「データ」のフィールドに格納された書き込み対象のデータを、「アドレス」のフィールドに格納されたデータが示す記憶部203のアドレスに書き込み、データを取り込む。これにより、コマンドフレームF1の送信先のスレーブ局20との間でデータが共有される。なお、書き込みが終了すると、取込部202は、バッファ201aに格納されているコマンドフレームF1を破棄する。
一方、ステップS4において、判定部201は、コマンドフレームF1が読み出しコマンドであると判定した場合(ステップS4で読み出し)、後述するタイムアウト時間の計時を開始すると共に、シリアルバス3に流れているデータをバッファ201aに格納し、当該データが他のスレーブ局20から送出されたレスポンスフレームF2であるか否かを判定する(ステップS5)。ここで、判定部201は、シリアルバス3上を流れるデータを検出する毎に当該データをバッファ201aに格納し、当該データがレスポンスフレームF2であるか否かを判定し、レスポンスフレームF2でないと判定した場合は、そのデータをバッファ201aから破棄し、レスポンスフレームF2であると判定した場合は、そのデータをバッファ201aに保持する。
そして、ステップS5において、判定部201は、レスポンスフレームF2と判定した場合(ステップS5でYES)、処理をステップS6に進め、レスポンスフレームF2と判定していない場合(ステップS5でNO)、処理をステップS7に進める。
次に、判定部201は、ステップS7において、予め定められたタイム時間アウトが経過した場合(ステップS7でYES)、すなわち、タイムアウト時間が経過するまでに、レスポンスフレームF2を受信できなかった場合、コマンドフレームF1をバッファから破棄して処理を終了する。
一方、ステップS7において、判定部201は、タイムアウト時間が経過していない場合(ステップS7でNO)、処理をステップS5に戻す。
次に、ステップS6において、判定部201は、ステップS5で判定したレスポンスフレームF2が正常なデータであるか否かを判定し、正常なデータである場合(ステップS6でYES)、処理をステップS8に進め、異常なデータである場合(ステップS6でNO)、コマンドフレームF1及びレスポンスフレームF2をバッファ201aから破棄して処理を終了する。ここで、判定部201は、例えば、レスポンスフレームF2の「FCS」のフィールドに格納されたデータからレスポンスフレームF2に誤りがあるか否かを判定し、誤りがあると判定した場合は、レスポンスフレームF2は異常なデータであると判定する。
次に、ステップS8において、判定部201は、ステップS5で判定したレスポンスフレームF2の「送信先スレーブ局局番」のフィールドに、データを共有すべき他のスレーブ局の局番が格納されている場合(ステップS8でYES)、処理をステップS9に進め、ステップS5で判定したレスポンスフレームF2の「送信先スレーブ局局番」のフィールドに、データを共有すべき他のスレーブ局20の局番が格納されていない場合(ステップS8でNO)、コマンドフレームF1及びレスポンスフレームF2をバッファ201aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS9において、取込部202は、ステップS5で受信したレスポンスフレームF2の「データ」のフィールドに格納された読み出し対象のデータを、「アドレス」のフィールドに格納されたデータによって示される記憶部203のアドレスに書き込み、データを取り込み、処理を終了する。なお、書き込みが終了すると、取込部202は、バッファ201aに格納されているコマンドフレームF1及びレスポンスフレームF2を破棄する。
次に、マスター局10の処理について説明する。図7はマスター局10の処理を示すフローチャートである。まず、ステップS21において、マスター局10の判定部101は、シリアルバス3を流れるデータを検出し、当該データをバッファ101aに格納し、当該データがコマンドフレームF1であるか否かを判定し、コマンドフレームF1である場合(ステップS21でYES)、当該データをバッファ101aに保持し、処理をステップS2に進める一方、コマンドフレームF1でない場合(ステップS21でNO)、当該データをバッファ101aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS22において、判定部101は、コマンドフレームF1の「送信元マスター局局番」のフィールドを参照し、このフィールドにデータを共有すべき他のマスター局10の局番が格納されている場合(ステップS22でYES)、処理をステップS23に進め、共有すべき他のマスター局10の局番が格納されていない場合(ステップS22でNO)、当該コマンドフレームF1をバッファ101aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS23において、判定部101は、コマンドフレームF1の「アドレス」のフィールドを参照し、このフィールドに格納されたアドレスが、他のマスター局10と共有すべきデータを格納するために予め割り当てられたアドレス領域内アドレスを示す場合(ステップS23でYES)、処理をステップS24に進め、「アドレス」のフィールドに格納されたアドレスが、他のマスター局10と共有すべきデータを格納するために予め割り当てられたアドレス領域内のアドレスを示さない場合(ステップS23でNO)、当該コマンドフレームF1をバッファ101aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS24において、判定部101は、コマンドフレームF1の「コマンド」のフィールドを参照し、このフィールドに「書き込みコマンド」、「読み出しコマンド」、及びこれら以外の「その他のコマンド」のいずれのコマンドを示すデータが格納されているか否かにより、コマンドフレームF1が「書き込みコマンド」、「読み出しコマンド」及び「その他のコマンド」のいずれのコマンドに該当するか否かを判定する。
そして、判定部101は、コマンドフレームF1が「書き込みコマンド」であると判定した場合(ステップS24で「書き込み」)、処理をステップS29に進め、取込部102は、コマンドフレームF1の「データ」のフィールドに格納された書き込み対象のデータを、「アドレス」のフィールドに格納されたデータによって示される記憶部103のアドレスに書き込み、データを取り込む。これにより、コマンドフレームF1の送信元のマスター局10との間でデータが共有される。なお、書き込みが終了すると、取込部102は、バッファ101aに格納されているコマンドフレームF1を破棄する。
一方、ステップS24において、判定部101は、コマンドフレームF1が「読み出しコマンド」であると判定した場合(ステップS24で読み出し)、後述するタイムアウト時間の計時を開始すると共に、シリアルバス3に流れているデータをバッファ101aに格納し、当該データがレスポンスフレームF2であるか否かを判定する(ステップS25)。ここで、判定部101は、シリアルバス3上を流れるデータを検出する毎に当該データをバッファ101aに格納し、当該データがレスポンスフレームF2であるか否かを判定し、レスポンスフレームF2でないと判定した場合は、そのデータをバッファ101aから破棄し、レスポンスフレームF2であると判定した場合は、そのデータをバッファ101aに保持する。
そして、ステップS25において、判定部101は、レスポンスフレームF2と判定した場合(ステップS25でYES)、処理をステップS26に進め、レスポンスフレームF2と判定していない場合(ステップS25でNO)、処理をステップS27に進める。
次に、判定部101は、ステップS27において、予め定められたタイム時間アウトが経過した場合(ステップS27でYES)、すなわち、タイムアウト時間が経過するまでに、レスポンスフレームF2を受信できなかった場合、コマンドフレームF1をバッファ101aから破棄して処理を終了する。
一方、ステップS27において、判定部101は、タイムアウト時間が経過していない場合(ステップS27でNO)、処理をステップS25に戻す。
次に、ステップS26において、判定部101は、ステップS25で受信したレスポンスフレームF2が正常なデータであるか否かを判定し、正常なデータである場合(ステップS26でYES)、処理をステップS28に進め、異常なデータである場合(ステップS26でNO)、コマンドフレームF1及びレスポンスフレームF2をバッファ101aから破棄して処理を終了する。ここで、判定部101は、例えば、レスポンスフレームF2の「FCS」のフィールドに格納されたデータからレスポンスフレームF2に誤りがあるか否かを判定し、誤りがあると判定した場合は、レスポンスフレームF2は異常なデータであると判定する。
次に、ステップS28において、判定部101は、ステップS25で受信したレスポンスフレームF2の「送信元マスター局局番」のフィールドに、データを共有すべき他のマスター局の局番が格納されている場合(ステップS28でYES)、処理をステップS29に進め、ステップS25で受信したレスポンスフレームF2の「送信元マスター局局番」のフィールドに、データを共有すべき他のマスター局10の局番が格納されていない場合(ステップS28でNO)、コマンドフレームF1及びレスポンスフレームF2をバッファ101aから破棄して処理を終了する。
次に、ステップS29において、取込部102は、ステップS25で受信したレスポンスフレームF2の「データ」のフィールドに格納された読み出し対象のデータを、「アドレス」のフィールドに格納されたデータによって示される記憶部103のアドレスに書き込み、データを取り込み、処理を終了する。これにより、コマンドフレームF1を送出したマスター局10もレスポンスフレームF2に含まれる読み出し対象のデータを取り込んでいるため、コマンドフレームF1を送出したマスター局10との間でデータが共有される。なお、書き込みが終了すると、取込部102は、バッファ101aに格納されているコマンドフレームF1及びレスポンスフレームF2を破棄する。
このように、本シリアルバスシステムによれば、マスター局10において、シリアルバス3を流れるデータが他のマスター局10との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かが判定され、他のマスター局10との間で共有すべきデータであると判定された場合、当該データが取り込まれる。そのため、マスター局10同士で共有すべきデータを送受することなく、データを共有することができ、伝送効率を低下させることなく、マスター局10同士でデータを共有することができる。
また、スレーブ局20において、シリアルバス3を流れるデータが他のスレーブ局20との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かが判定され、他のスレーブ局20との間で共有すべきデータであると判定された場合、当該データが取り込まれるため、スレーブ局20同士で共有すべきデータを送受することなく、データを共有することができ、伝送効率を低下させることなく、スレーブ局20同士でデータを共有することができる。
本実施の形態によるシリアルバスシステムのブロック図を示している。 マスター局が送出するコマンドフレームのデータフォーマットの一例を示した図である。 スレーブ局がマスター局に送信するレスポンスフレームF2のデータフォーマットの一例を示している。 マスター局及びスレーブ局の詳細な構成を示すブロック図である。 本シリアルバスシステムのデータの流れを示した図である。 スレーブ局の処理を示すフローチャートである。 マスター局の処理を示すフローチャートである。 従来のシリアルバスシステムにおいて複数のマスター局間であるデータを共有する場合データの流れを示した図である。 従来のシリアルバスシステムにおいて複数のスレーブ局間であるデータを共有する場合データの流れを示した図である。
符号の説明
3 シリアルバス
10,11〜1N マスター局
20,21〜2M スレーブ局
31 データ線
32 クロック線
101a バッファ
101 判定部
102 取込部
103 記憶部
201a バッファ
201 判定部
202 取込部
203 記憶部
F1 コマンドフレーム
F2 レスポンスフレーム

Claims (4)

  1. 複数のマスター局と、各マスター局とシリアルバスを介して接続された複数のスレーブ局とを備えるシリアルバスシステムであって、
    前記マスター局は、
    前記シリアルバスを流れるデータが他のマスター局との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定するマスター側判定手段と、
    前記マスター側判定手段により他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定されたデータを取り込むマスター側取込手段とを備えることを特徴とするシリアルバスシステム。
  2. 前記スレーブ局は、
    前記シリアルバスを流れるデータが他のスレーブ局との間で共有すべき予め定められたデータであるか否かを判定するスレーブ側判定手段と、
    前記スレーブ側判定手段により他のスレーブ局との間で共有すべきデータであると判定されたデータを取り込むスレーブ側取込手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のシリアルバスシステム。
  3. 前記マスター側判定手段は、前記シリアルバスに流れるデータが、データを共有することが予め定められた他のマスター局宛に送出されたデータである場合、当該データを他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定することを特徴とする請求項1又は2記載のシリアルバスシステム。
  4. 前記スレーブ側判定手段は、前記シリアルバスに流れるデータが、データを共有することが予め定められた他のスレーブ局宛に送出されたデータである場合、当該データを他のマスター局との間で共有すべきデータであると判定することを特徴とする請求項2記載のシリアルバスシステム。
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