JP2008252271A - テレビドアホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】居室親機及び無線親機の間の無線通信手段として安価で通信レートの低い手段を適用し、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、コマ落ちのない高解像度の動画映像で無線親機のメモリに録画してモニタ再生する。
【解決手段】無線親機3aとの間で無線通信を行うことができる居室親機2の親機CPU208は、この無線通信の動作の有無を検出し、無線通信が行われていると判断すると、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された高解像度の動画映像を、低解像度の動画映像として無線親機に無線通信で送信し、無線親機モニタ300にリアルタイムで出画することができる。一方、無線通信が行われていないと判断すると、玄関子機のカメラにて撮像され居室親機の親機メモリ203に予め録画されている高解像度の動画映像、又は玄関子機のカメラにて撮像され子機メモリ102に予め録画されている高解像度の動画映像を読み出して無線親機に無線通信で送信し、無線親機メモリ303に録画する。
【選択図】図1

Description

本発明はテレビドアホン装置に係り、特に、玄関子機のカメラにて撮像された高解像度の映像の録画機能を有するテレビドアホン装置に関する。
従来から、この種のテレビドアホン装置として、操作端末に対して送信する画像のフレームレートを低下させ、画像の圧縮率を増加させることで、一定時間内に送信する画像のフレーム数および各画像のデータサイズを小さくするので、送信するデータ(画像データ)のパケット量を小さくすることができる撮影装置および撮影システムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
この撮影装置および撮影システムによれば、撮像装置の撮影部にて撮影される画像を操作端末に対して送信するにあたり、一時メモリに蓄積されているフレームレートが高解像度である10fps(frame per second)の画像データを低解像度の画像データに変換することによって、送信遅延時間を縮小させることができる。
特開2002−354329号公報(段落「0079」乃至「0081」等)
背景技術に記載した特許文献1の撮影装置および撮影システムを、映像の撮像/出画/録画機能を有するテレビドアホン装置に適用するにあたって、例えば、映像撮像/録画機能を有する玄関子機にて撮像/録画された映像を、映像出画機能を有する無線親機にて出画するにあたり、10fpsの画像データでは、来訪者の映像を視認性の高い画質で確認するに十分でなく、通常、30fpsのフレームレートが必要とされている。
本発明は、これらの難点を解消するためになされたもので、居室親機及び無線親機の間、又は玄関子機及び無線親機の間の無線通信手段として安価で通信レートの低い手段を適用し、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、コマ落ちのない高解像度の動画映像で無線親機のメモリに録画してモニタ再生することができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるテレビドアホン装置は、カメラを有する玄関子機と、玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するための親機モニタを有する居室親機と、居室親機との間で無線通信を行い、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、居室親機を経由して出画するための無線親機モニタを有する無線親機とを備えたものである。居室親機及び無線親機はそれぞれ、玄関子機のカメラにて撮像された映像を動画映像で録画するための親機メモリ及び無線親機メモリを有している。居室親機には、当該居室親機及び無線親機の間における無線通信の動作の有無を検出し、無線通信が行われていないとき、親機メモリに録画された動画映像を、無線通信で無線親機に伝送させるための親機CPUを備えている。無線親機には、居室親機の親機CPUの制御により無線通信で伝送されてくる動画映像を、無線親機メモリに録画させるとともに、無線親機モニタに出画させるための無線親機CPUを備えている。
また、本発明の第2の態様であるテレビドアホン装置は、カメラを有する玄関子機と、玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するための親機モニタを有する居室親機と、居室親機との間で無線通信を行い、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、居室親機を経由して出画するための無線親機モニタを有する無線親機とを備えたものである。玄関子機及び無線親機はそれぞれ、当該玄関子機のカメラにて撮像された映像を動画映像で録画するための子機メモリ及び無線親機メモリを有している。玄関子機には、居室親機及び無線親機の間における無線通信の動作の有無を検出し、当該無線通信が行われていないとき、子機メモリに録画された動画映像を、居室親機を経由して無線通信で無線親機に伝送させるための子機CPUを備えている。無線親機には、玄関子機の子機CPUの制御により無線通信で伝送されてくる動画映像を、無線親機メモリに録画させるとともに、無線親機モニタに出画させるための無線親機CPUを備えている。
また、本発明の第3の態様であるテレビドアホン装置は、カメラを有する玄関子機と、玄関子機との間で無線通信を行い当該玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するための無線親機モニタを有する無線親機とを備えたものである。玄関子機及び無線親機はそれぞれ、当該玄関子機のカメラにて撮像された映像を動画映像で録画するための子機メモリ及び無線親機メモリを有している。玄関子機には、居室親機及び無線親機の間における無線通信の動作の有無を検出し、当該無線通信が行われていないとき、子機メモリに録画された動画映像を、無線通信で無線親機に伝送させるための子機CPUを備えている。無線親機には、玄関子機の子機CPUの制御により無線通信で伝送されてくる動画映像を、無線親機メモリに録画させるとともに、無線親機モニタに出画させるための無線親機CPUを備えている。
また、本発明の第4の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様乃至第3の態様において、無線親機の無線親機メモリへの録画のタイミングは、当該居室親機のモニタボタン及び当該無線親機のモニタボタンのうち何れかのボタンが操作された時である。
また、本発明の第5の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様乃至第3の態様において、無線親機の無線親機メモリへの録画のタイミングは、携帯電話等の外部ネットワークからの遠隔操作による外部信号の入力時である。
また、本発明の第6の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様乃至第5の態様において、玄関子機のカメラは高解像度の撮像機能を有し、無線通信が行われているときは解像度を低下させて動画映像で伝送し、無線通信が行われていないときは録画データとして残すために高解像度のデータを伝送し高解像度の動画映像で録画を可能としている。
本発明のテレビドアホン装置によれば、無線親機との間で無線通信を行うことができる居室親機の親機CPUは、この無線通信の動作の有無を検出し、無線通信が行われていると判断すると、玄関子機のカメラにて撮像された高解像度の動画映像を、低解像度の動画映像として無線親機に無線通信で送信し、無線親機モニタにリアルタイムで出画することができる。一方、無線通信が行われていないと判断すると、玄関子機のカメラにて撮像され居室親機の親機メモリに予め録画されている高解像度の動画映像、又は玄関子機のカメラにて撮像され子機メモリに予め録画されている高解像度の動画映像を読み出して無線親機に無線通信で送信し、無線親機メモリに録画することができる。これにより、居室親機及び無線親機の間の無線通信手段として安価で通信レートの低い手段を適用することができ、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、コマ落ちのない高解像度の動画映像で無線親機のメモリに録画することから、低解像度の動画映像を無線親機メモリに録画せずに録画機能を有効に活用でき、コマ落ちのない高解像度の動画映像をモニタ再生することによって視認性も高められる。
また、本発明のテレビドアホン装置によれば、無線親機との間で無線通信を行うことができる玄関子機の子機CPUは、この無線通信の動作の有無を検出し、無線通信が行われていると判断すると、当該玄関子機のカメラにて撮像された高解像度の動画映像を、低解像度の動画映像として無線親機に無線通信で送信し、無線親機モニタにリアルタイムで出画することができる。一方、無線通信が行われていないと判断すると、当該玄関子機のカメラにて撮像され子機メモリに予め録画されている高解像度の動画映像を読み出して無線親機に無線通信で送信し、無線親機メモリに録画することができる。これにより、玄関子機及び無線親機の間の無線通信手段として安価で通信レートの低い当該手段を適用することができ、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、コマ落ちのない高解像度の動画映像で無線親機のメモリに録画することから、低解像度の動画映像を無線親機メモリに録画せずに録画機能を有効に活用でき、コマ落ちのない高解像度の動画映像をモニタ再生することによって視認性も高められる。
また、本発明のテレビドアホン装置によれば、居室親機のモニタボタンの操作、無線親機のモニタボタンの操作、外部ネットワークからの遠隔操作のうち何れかの当該操作の検出のタイミングで、玄関子機のカメラにて撮像されている高解像度の動画映像を読み出して無線親機に無線通信で送信し、無線親機メモリに録画することができる。これにより、居室親機及び無線親機の間の無線通信手段の無線通信手段として、又は、玄関子機及び無線親機の間の無線通信手段として、安価で通信レートの低い手段を適用することができ、玄関子機のカメラにて撮像された映像を、コマ落ちのない高解像度の動画映像で無線親機のメモリに録画することから、伝送遅延によりモニタ再生がリアルタイムにならないというデメリットがあるものの、コマ落ちのない高解像度の動画映像をモニタ再生することによって視認性が高められる。
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例によるテレビドアホン装置の具体的な構成を示すブロック図である。このテレビドアホン装置は、玄関等の住戸外に設置される玄関子機1aと、部屋等の住戸内に設置され伝送路Lを経由して玄関子機1aに接続される居室親機2と、居室親機2とともに住戸内に設置され当該居室親機との間で無線通信を行うための無線親機3aとで構成されており、居室親機2には、携帯電話等の外部ネットワーク4が接続されている。
このテレビドアホン装置において、玄関子機1aには、呼出ボタン100、カメラ101、メモリ(以下、子機メモリという。)102、伝送回路(以下、子機I/Fという。)103及びCPU(以下、子機CPUという。)104が備えられている。ここで、呼出ボタン100は、子機CPU104により操作検出され、住戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作するものである。また、カメラ101は、子機CPU104により制御され、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外の周囲近傍の映像を高解像度で撮像するためのものであり、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像媒体が好適とされる。また、子機メモリ102は、子機CPU104により制御され、カメラ101にて撮像された映像を動画映像で録画するためのものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。また、子機I/F103は、子機CPU104及び伝送路Lの間の信号伝送ラインを形成するためのものである。さらに、子機CPU104は、当該玄関子機を構成する前述の各部/回路を制御するためのものである。なお、玄関子機1aには、前述の各部/回路の他に、通常、来訪者が居住者との間で通話を成立させるための通話機能(図示せず。)を備えることができる。
居室親機2には、モニタ(以下、親機モニタという。)200、モニタボタン(以下、親機モニタボタンという。)201、再生ボタン(以下、親機再生ボタンという。)202、メモリ(以下、親機メモリという。)203、映像再生回路(以下、親機映像再生回路という。)204、子機側伝送回路(以下、子機側親機I/Fという。)205、無線伝送回路(以下、親機無線I/Fという。)206、外部ネットワーク側伝送回路(以下、外部側親機I/Fという。)207及びCPU(以下、親機CPUという。)208が備えられている。ここで、親機モニタ200は、親機CPU208により制御され、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された映像をリアルタイムで出画するとともに、親機メモリ203から読み出される動画映像を再生するためのものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画媒体が好適とされる。また、親機モニタボタン201は、親機CPU208により操作検出され、親機メモリ203から読み出される動画映像を無線通信で無線親機3aに送信するためのトリガとなるものである。また、親機再生ボタン202は、親機CPU208により操作検出され、親機モニタ200を駆動させて親機メモリ203から読み出される動画映像を再生するためのトリガとなるものである。また、親機メモリ203は、親機CPU208により制御され、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された映像を動画映像で録画するためのものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。また、親機映像再生回路204は、親機CPU208により制御され、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された映像をリアルタイムで親機モニタ200に出画させる、又は親機メモリ203から読み出される動画映像を親機モニタ200に再生させるためのものである。また、子機側親機I/F205は、親機CPU208及び伝送路Lの間の信号伝送ラインを形成するためのものである。また、親機無線I/F206は、親機CPU208及び無線親機3の後述する無線伝送回路305の間の無線通信による信号伝送ラインを形成するためのものである。また、外部側親機I/F207は、親機CPU208及び外部ネットワーク4の間の信号伝送ラインを形成するためのものである。さらに、親機CPU208は、当該居室親機を構成する前述の各部/回路を制御するためのものである。なお、居室親機2には、前述の各部/回路の他に、通常、当該居室親機の使用者である居住者が来訪者からの呼び出しに応答して通話を成立させるための通話機能(図示せず。)と、当該居室親機の使用者である居住者が無線親機3aの使用者である(他の)居住者との間で内線による呼び出しを行い、通話を成立させるための内線呼び出し・通話機能(図示せず。)とを備えることができる。
無線親機3aには、モニタ(以下、無線親機モニタという。)300、モニタボタン(以下、無線親機モニタボタンという。)301、再生ボタン(以下、無線親機再生ボタンという。)302、メモリ(以下、無線親機メモリという。)303、映像再生回路(以下、無線親機映像再生回路という。)304、無線伝送回路(以下、無線親機I/Fという。)305及びCPU(以下、無線親機CPUという。)306が備えられている。ここで、無線親機モニタ300は、無線親機CPU306により制御され、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された映像をリアルタイムで出画するとともに、無線親機メモリ303から読み出される動画映像を再生するためのものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画媒体が好適とされる。また、無線親機モニタボタン301は、無線親機CPU306により操作検出され、玄関子機1aの子機メモリ102から動画映像を読み出し、居室親機2を経由して当該無線親機に送信させるためのトリガ、又は居室親機2の親機メモリ203から動画映像を読み出して無線通信で当該無線親機に送信させるためのトリガとなるものである。また、無線親機再生ボタン302は、無線親機CPU306により操作検出され、無線親機モニタ300を駆動させて無線親機メモリ303から読み出される動画映像を再生するためのものトリガとなるものである。また、無線親機メモリ303は、無線親機CPU306により制御され、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された映像であり、当該玄関子機の子機メモリ102又は居室親機2の親機メモリ203から読み出された動画映像を録画するためのものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。また、無線親機映像再生回路304は、無線親機CPU306により制御され、玄関子機1aのカメラ101にて撮像された映像をリアルタイムで無線親機モニタ300に出画させる、又は無線親機メモリ303から読み出される動画映像を無線親機モニタ300に再生させるためのものである。また、無線親機I/F305は、無線親機CPU306及び居室親機2の親機無線I/F206の間の無線通信による信号伝送ラインを形成するためのものである。さらに、無線親機CPU306は、当該無線親機を構成する前述の各部/回路を制御するためのものである。なお、無線親機3aには、前述の各部/回路の他に、通常、当該無線親機の使用者である居住者が来訪者からの呼び出しに応答して通話を成立させるための通話機能(図示せず。)と、当該無線親機の使用者である居住者が居室親機2の使用者である(他の)居住者との間で内線による呼び出しを行い、通話を成立させるための内線呼び出し・通話機能(図示せず。)とを備えることができる。
このように構成された本発明の第1の実施例によるテレビドアホン装置において、以下、具体的な動作について、図面を参照して説明する。
図1において、住戸内に在室中の居住者を呼び出すために、住戸外に居る来訪者が玄関子機1aの呼出ボタン100を操作すると、この操作を検出した子機CPU104は、呼出信号S1を生成し、子機I/F103、伝送路L、居室親機2の子機側親機I/F205を経由して親機CPU208に送出するとともに、カメラ101を駆動させて撮像状態に制御し、さらには子機メモリ102を書き込み及び読み出し可能な状態に制御する。このカメラ101は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外の周囲近傍の映像の撮像を開始し、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S2を生成する。また、カメラ101にて生成された映像信号S2は、子機メモリ102に所定の時間録画される、例えば、10秒間録画される、すなわち、300フレーム分の動画映像として録画されるとともに、リアルタイムの動画映像として子機メモリ102から読み出された後、子機CPU104から子機I/F103、伝送路L、居室親機2の子機側親機I/F205を経由して親機CPU208に伝送される。
居室親機2の親機CPU208は、呼出信号S1を受信して来訪者による呼び出しがあることを検出すると、親機モニタ200を駆動させるとともに親機映像再生回路204を制御して、受信した映像信号S2を、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像として親機モニタ200にリアルタイムで出画させることができる。また、親機CPU208は、親機メモリ203を書き込み及び読み出し可能な状態に制御し、受信した映像信号S2を所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像として録画させる。また、親機CPU208は、受信した呼出信号S1を、親機無線I/F206にて無線信号S1aに変換させた後、無線親機3aの無線親機I/F305に無線通信で送信する。さらに、親機CPU208は、前述の呼出信号S1aの送信のように当該居室親機及び無線親機3aの間における無線通信の動作が行われていることを検出し、親機メモリ203から読み出した映像信号S2をリアルタイムの動画映像として、親機無線I/F206にて無線信号S2aに変換させた後、無線親機3aの無線親機I/F305に無線通信で送信する。
無線親機3aの無線親機I/F305は、居室親機2から無線通信で送信されてきた無線信号S1a、S2aを、電気信号である呼出信号S1、映像信号S2にそれぞれ変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3aの無線親機CPU306は、呼出信号S1を受信して来訪者による呼び出しがあることを検出すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、前述の呼出信号S1aの送信のように当該居室親機及び無線親機の間における無線通信の動作が行われていることを検出し、映像信号S2を受信するにあたり当該映像信号に割り当てられる通信レートが低く1秒間に30フレーム全てを受信できないため、無線親機映像再生回路304を制御し、当該玄関子機のカメラ101にて生成された映像信号S2を、フレームレートが例えば、間引き処理された低解像度の5fpsである動画映像の映像信号S2bとして、無線親機モニタ300にリアルタイムで出画させることができる。
なお、居室親機2の親機モニタ200に高解像度の映像で出画されている来訪者の映像をもとに当該来訪者からの呼び出しを確認した当該居室親機の使用者である居住者、及び無線親機3aの無線親機モニタ300に低解像度の映像で出画されている来訪者の映像をもとに当該来訪者からの呼び出しを確認した当該無線親機の使用者である居住者のうち、最先に応答した居住者が適宜に応答すると、来訪者との間で通話を成立させることができる(詳述せず。)。ここで、無線親機3aの使用者である居住者が最先に応答した当該居住者であった場合、無線親機モニタ300に出画されている来訪者の映像が間引き処理された動画映像であるものの、フレームレートが5fpsで確保されているため、通常、来訪者の判別に困ることはない。
次に、前述の呼出信号S1aの送信のような居室親機2及び無線親機3aの間における無線通信の動作が行われていない、すなわち、玄関子機1aの呼出ボタン100が操作されたのにも拘らず、当該居室親機の使用者である居住者及び当該無線親機の使用者である居住者のうち何れの居住者も応答せず当該呼び出しが放置されて一定時間が経過したとき、或いは、当該居室親機の使用者である居住者及び当該無線親機の使用者である居住者のうち何れかの居住者が応答した後に終話したとき、これを検出した親機CPU208は、親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出し、親機無線I/F206にて無線信号S2aに変換させた後、無線通信の動作が行われていない待受状態の空き時間を使用して無線親機3aの無線親機I/F305に無線通信で送信する。
無線親機3aの無線親機I/F305は、居室親機2から無線通信で送信されてきた無線信号S2aを、電気信号である映像信号S2に変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3aの無線親機CPU306は、映像信号S2を受信すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、当該居室親機及び無線親機の間における無線通信の動作が行われていない待受状態の空き時間を使用して映像信号S2aが伝送されてくるため、映像信号S2を受信するにあたり1秒間に30フレーム全てを受信でき、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S2を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができる。
なお、本発明の第1の実施例において、前述までの説明では、呼出信号S1aの送信のように居室親機2及び無線親機3aの間における無線通信の動作が行われていないとき、例えば、待受状態のときについて説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、居室親機2の使用者である居住者が親機モニタボタン201を操作すると、この操作を検出した親機CPU208は、親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出し、親機無線I/F206にて無線信号S2aに変換させた後、無線親機3aの無線親機I/F305に無線通信で送信する。
無線親機3aの無線親機I/F305は、居室親機2から無線通信で送信されてきた無線信号S2aを、電気信号である映像信号S2に変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3aの無線親機CPU306は、映像信号S2を受信すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、前述の呼出信号S1aの送信のように当該居室親機及び無線親機の間における無線通信の動作が行われていないため、この映像信号S2を受信するにあたり1秒間に30フレーム全てを受信でき、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S2を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができる。
また、本発明の第1の実施例において、前述までの説明では、呼出信号S1aの送信のように居室親機2及び無線親機3aの間における無線通信の動作が行われていないとき、例えば、待受状態のとき、居室親機2の親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出すための操作として、当該居室親機の使用者である居住者が親機モニタボタン201を操作する場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、無線親機3aの使用者である居住者が無線親機モニタボタン301を操作すると、この操作を検出した無線親機CPU308は、玄関子機1aのカメラ101にて生成される映像信号S2を読み出すための制御信号S3を生成する。この制御信号S3は、無線親機I/F305にて無線信号S3aに変換された後、当該居室親機の親機無線I/F206に無線通信で送信される。
居室親機2の親機無線I/F206は、無線親機3aから無線通信で送信されてきた無線信号S3aを、電気信号である制御信号S3に変換した後、親機CPU208に送出する。また、親機CPU208は、受信した制御信号S3を、子機側親機I/F205、伝送路L、玄関子機1aの子機I/F103を経由して子機CPU104に送出する。
玄関子機1aの子機CPU104は、制御信号S3を受信すると、カメラ101を駆動させて撮像状態に制御する。このカメラ101は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外の周囲近傍の映像の撮像を開始し、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S2を生成する。また、カメラ101にて生成された映像信号S2は、リアルタイムの動画映像として、子機CPU104から子機I/F103、伝送路L、居室親機2の子機側親機I/F205を経由して親機CPU208に伝送される。
居室親機2の親機CPU208は、受信した映像信号S2を親機無線I/F206にて無線信号S2aに変換させた後、無線親機3aの無線親機I/F305に無線通信で送信する。
無線親機3aの無線親機I/F305は、居室親機2から無線通信で送信されてきた無線信号S2aを、電気信号である映像信号S2に変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3aの無線親機CPU306は、映像信号S2を受信すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、この映像信号S2を受信するにあたり1秒間に30フレーム全てを受信でき、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S2を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができるばかりでなく、受信した映像信号S2を無線親機モニタ300に出画させることができる。但し、伝送時間が10秒以上かかるため、映像信号S2を無線親機モニタ300にリアルタイムで出画させることはできず、実時間に対してやや遅れた動画映像として出画されるものの、コマ落ちのない高解像度の動画映像をモニタ再生することによって視認性が高められる。
さらに、本発明の第1の実施例において、前述までの説明では、居室親機2の親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出すための操作として、当該居室親機の使用者である居住者が親機モニタボタン201を操作する場合と、当該無線親機の使用者である居住者が無線親機モニタボタン301を操作する場合とについてそれぞれ説明したが、何れの態様に限定されるものではない。例えば、外出中の居住者により携行される携帯端末(図示せず。)を使用して所定の操作が行われると、居室親機2の親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出すための外部制御信号S4が生成され、外部ネットワーク4から当該居室親機の外部側親機I/F207を経由して親機CPU208に伝送される。
居室親機2の親機CPU208は、外部制御信号S4を受信すると、親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出し、親機無線I/F206にて無線信号S2aに変換させた後、無線親機3aの無線親機I/F305に無線通信で送信することにより、当該無線親機では、居室親機2の親機モニタボタン201又は無線親機モニタボタン301が操作された場合と同様、フレームレートが例えば、30fpsの高解像度である動画映像の映像信号S2を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができる。
なお、本発明の第1の実施例において、前述までの説明では、無線親機3aの無線親機メモリ303に録画させる映像信号S2の読出元の当該メモリとして、居室親機2の親機メモリ203を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、居室親機2の親機モニタボタン201の操作により玄関子機1aの子機CPU104へと伝送される制御信号(詳述せず。)、無線親機3aの無線親機モニタボタン301の操作により生成され居室親機2を経由して玄関子機1aの子機CPU104へと伝送される制御信号S3、外部ネットワーク4から居室親機2を経由して玄関子機1aの子機CPU104へと伝送される外部制御信号S4のうち、何れか1の当該制御信号を受信した子機CPU104の制御により子機メモリ102から映像信号S2を読み出すこともでき、この子機メモリ102が、無線親機3aの無線親機メモリ303に録画させる映像信号S2の読出元の当該メモリとなる。
また、前述のように、玄関子機1aの子機メモリ102又は居室親機2の親機メモリ203に予め録画されていた映像信号S2が無線通信で無線親機3aに送信され、無線親機メモリ303に録画された後において、当該無線親機の使用者である居住者が無線親機再生ボタン302を操作すると、この操作を検出した無線親機CPU306は、無線親機モニタ300を駆動させて出画状態に制御するとともに、無線親機映像再生回路304を制御して、無線親機メモリ303から読み出した映像信号S2を、無線親機モニタ300に再生させることにより、玄関子機1aのカメラ101にて生成された映像信号S2を、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsであるコマ落ちのない動画映像として、無線親機モニタ300に再生させることができ、視認性の高い画質が確保される。
さらに、本発明の第1の実施例において、前述までの説明では、携帯電話等の外部ネットワーク4が接続される機器として居室親機2を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、図1に破線で示すように、携帯電話等の外部ネットワーク4を無線親機3aに接続し、当該無線親機に適宜な伝送回路(以下、外部側無線親機I/Fという。)307を備えることにより、玄関子機1aの子機メモリ102又は居室親機2の親機メモリ203に予め録画されている映像信号S2を読み出すための外部制御信号S4を、外部ネットワーク4から無線親機3を経由して居室親機2(の親機CPU208)、又は外部ネットワーク4から無線親機3、居室親機2を経由して玄関子機1a(の子機CPU104)に伝送させることもできる。
次に、本発明の第2の実施例によるテレビドアホン装置について、図2のブロック図を参照して説明する。なお、図2のブロック図において、前述の第1の実施例において適用された図1のブロック図に示す構成と同一の作用を有する各部/回路については、同一の符号を付与して説明は省略するものとする。
図2に示すテレビドアホン装置は、玄関等の住戸外に設置される玄関子機1bと、部屋等の住戸内に設置され玄関子機1bとの間で無線通信を行うための無線親機3bとで構成されており、無線親機3bには、携帯電話等の外部ネットワーク4が接続されている。
このテレビドアホン装置において、玄関子機1bには、前述の玄関子機1aを構成する呼出ボタン100、カメラ101及び子機メモリ102と、無線伝送回路(以下、子機無線I/Fという。)105と、子機CPU106とが備えられている。ここで、子機無線I/F105は、子機CPU106及び無線親機3bの無線親機I/F305の間の無線通信による信号伝送ラインを形成するためのものである。また、子機CPU106は、当該玄関子機を構成する前述の各部/回路を制御するためのものである。なお、玄関子機1bには、前述の各部/回路の他に、通常、来訪者が居住者との間で通話を成立させるための通話機能(図示せず。)を備えることができる。
無線親機3bには、前述の無線親機3aを構成する無線親機モニタ300、無線親機モニタボタン301、無線親機再生ボタン302、無線親機メモリ303、無線親機映像再生回路304、無線親機I/F305、無線親機CPU306及び外部側無線親機I/F307が備えられている。なお、無線親機I/F305は、前述の第1の実施例とは異なり、無線親機CPU306及び玄関子機1bの子機無線I/F105の間の無線通信による信号伝送ラインを形成するためのものである。また、無線親機3bには、前述の各部/回路の他に、通常、居住者が来訪者との間で通話を成立させるための通話機能(図示せず。)を備えることができる。
このように構成された本発明の第2の実施例によるテレビドアホン装置において、以下、具体的な動作について、図面を参照して説明する。
図2において、住戸内に在室中の居住者を呼び出すために、住戸外に居る来訪者が玄関子機1bの呼出ボタン100を操作すると、この操作を検出した子機CPU106は、呼出信号S11を生成し、子機無線I/F105にて無線信号S11aに変換させた後、無線親機3bの無線親機I/F305に無線通信で送信するとともに、カメラ101を駆動させて撮像状態に制御し、さらには子機メモリ102を書き込み及び読み出し可能な状態に制御する。このカメラ101は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外の周囲近傍の映像の撮像を開始し、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S12を生成する。また、カメラ101にて生成された映像信号S12は、子機メモリ102に所定の時間録画される、例えば、10秒間録画される、すなわち、300フレーム分の動画映像として録画される。さらに、子機CPU106は、前述の呼出信号S11aの送信のように当該玄関子機及び無線親機3bの間における無線通信の動作が行われていることを検出し、子機メモリ102から読み出した映像信号S12をリアルタイムの動画映像として、子機無線I/F105にて無線信号S12aに変換させた後、無線親機3bの無線親機I/F305に無線通信で送信する。
無線親機3bの無線親機I/F305は、玄関子機1bから無線通信で送信されてきた無線信号S11a、S12aを、電気信号である呼出信号S11、映像信号S12にそれぞれ変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3bの無線親機CPU306は、呼出信号S11を受信して来訪者による呼び出しがあることを検出すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、前述の呼出信号S11aの送受信のように当該玄関子機及び無線親機の間における無線通信の動作が行われていることを検出し、映像信号S12を受信するにあたり当該映像信号に割り当てられる通信レートが低く1秒間に30フレーム全てを受信できないため、無線親機映像再生回路304を制御し、当該玄関子機のカメラ101にて生成された映像信号S12を、フレームレートが例えば、間引き処理された5fpsである低解像度の動画映像として、無線親機モニタ300にリアルタイムで出画させることができる。
なお、無線親機3bの無線親機モニタ300に低解像度の映像で出画されている来訪者の映像をもとに当該来訪者からの呼び出しを確認した居住者が適宜に応答すると、来訪者との間で通話を成立させることができる(詳述せず。)。ここで、居住者にとっては、無線親機モニタ300に出画されている来訪者の映像が間引き処理された動画映像であるものの、フレームレートが5fpsで確保されているため、通常、来訪者の判別に困ることはない。
次に、前述の呼出信号S11aの送信のような玄関子機1b及び無線親機3bの間における無線通信の動作が行われていない、すなわち、玄関子機1bの呼出ボタン100が操作されたのにも拘らず、当該無線親機の使用者である居住者が応答せず当該呼び出しが放置されて一定時間が経過したとき、或いは、当該無線親機の使用者である居住者が応答した後に終話したとき、これを検出した子機CPU106は、子機メモリ102に予め録画されている映像信号S12を読み出し、子機無線I/F105にて無線信号S12aに変換させた後、無線通信の動作が行われていない待受状態の空き時間を使用して無線親機3bの無線親機I/F305に無線通信で送信する。
無線親機3bの無線親機I/F305は、玄関子機1bから無線通信で送信されてきた無線信号S12aを、電気信号である映像信号S12に変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3bの無線親機CPU306は、映像信号S12を受信すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、前述の呼出信号S11aの送信のように当該玄関子機及び無線親機の間における無線通信の動作が行われていないため、この映像信号S12を受信するにあたり1秒間に30フレーム全てを受信でき、フレームレートが例えば、30fpsの高解像度である動画映像の映像信号S12を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができる。
また、本発明の第2の実施例において、前述までの説明では、呼出信号S11aの送信のように玄関子機1b及び無線親機3bの間における無線通信の動作が行われていないとき、例えば、待受状態のときについて説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、無線親機3bの使用者である居住者が無線親機モニタボタン301を操作すると、この操作を検出した無線親機CPU308は、玄関子機1bのカメラ101にて生成される映像信号S12を読み出すための制御信号S13を生成する。この制御信号S13は、無線親機I/F305にて無線信号S13aに変換された後、当該玄関子機の子機無線I/F105に無線通信で送信される。
玄関子機1bの子機無線I/F105は、無線親機3bから無線通信で送信されてきた無線信号S13aを、電気信号である制御信号S13に変換した後、子機CPU106に送出する。
玄関子機1bの子機CPU106は、制御信号S13を受信すると、カメラ101を駆動させて撮像状態に制御する。このカメラ101は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外の周囲近傍の映像の撮像を開始し、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S12を生成する。また、カメラ101にて生成された映像信号S12は、リアルタイムの動画映像として子機CPU106から子機無線I/F105に伝送され、当該子機無線I/Fにて無線信号S12aに変換された後、無線親機3bの無線親機I/F305に無線通信で送信される。
無線親機3bの無線親機I/F305は、玄関子機1bから無線通信で送信されてきた無線信号S12aを、電気信号である映像信号S12に変換した後、無線親機CPU306に送出する。
無線親機3bの無線親機CPU306は、映像信号S12を受信すると、無線親機メモリ303を書き込み可能な状態に制御する。また、無線親機CPU306は、この映像信号S12を受信するにあたり1秒間に30フレーム全てを受信でき、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsである動画映像の映像信号S12を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができるばかりでなく、受信した映像信号S12を無線親機モニタ300に出画させることができる。但し、伝送時間が10秒以上かかるため、映像信号S12を無線親機モニタ300にリアルタイムで出画させることはできず、実時間に対してやや遅れた動画映像として出画されるものの、コマ落ちのない高解像度の動画映像をモニタ再生することによって視認性が高められる。
さらに、本発明の第2の実施例において、前述までの説明では、玄関子機1bの子機メモリ102に予め録画されている映像信号S12を読み出すための操作として、当該無線親機の使用者である居住者が無線親機モニタボタン301を操作する場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、外出中の居住者により携行される携帯端末(図示せず。)を使用して所定の操作が行われると、玄関子機1bの子機メモリ102に予め録画されている映像信号S12を読み出すための外部制御信号S14が生成され、外部ネットワーク4から当該無線親機の外部側無線親機I/F307を経由して無線親機CPU306に伝送される。
無線親機3bの無線親機CPU306は、外部制御信号S14を受信すると、この外部制御信号S14を、無線親機I/F305にて無線信号S14aに変換させた後、当該玄関子機の子機無線I/F105に無線通信で送信する。
玄関子機1bの子機CPU106は、外部制御信号S4を受信すると、子機メモリ102に予め録画されている映像信号S12を読み出し、子機無線I/F105にて無線信号S12aに変換させた後、無線親機3bの無線親機I/F305に無線通信で送信することにより、当該無線親機では、無線親機モニタボタン301が操作された場合と同様、フレームレートが例えば、30fpsの高解像度である動画映像の映像信号S12を、無線親機メモリ303に所定の時間、例えば、10秒間録画させる、すなわち、300フレーム分の動画映像としてコマ落ちのない状態で録画させることができる。
また、前述のように、玄関子機1bの子機メモリ102に予め録画されていた映像信号S12が無線通信で無線親機3bに送信され、無線親機メモリ303に録画された後において、当該無線親機の使用者である居住者が無線親機再生ボタン302を操作すると、この操作を検出した無線親機CPU306は、無線親機モニタ300を駆動させて出画状態に制御するとともに、無線親機映像再生回路304を制御して、無線親機メモリ303から読み出した映像信号S12を、無線親機モニタ300に再生させることにより、玄関子機1bのカメラ101にて生成された映像信号S12を、フレームレートが例えば、高解像度の30fpsであるコマ落ちのない動画映像として、無線親機モニタ300に再生させることができ、視認性の高い画質が確保される。
本発明のテレビドアホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のテレビドアホン装置であっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の第1の実施例によるテレビドアホン装置の具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例によるテレビドアホン装置の具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1a……玄関子機
101……カメラ
102……子機メモリ
104……子機CPU
1b……玄関子機
101……カメラ
102……子機メモリ
106……子機CPU
2……居室親機
200……親機モニタ
201……親機モニタボタン(モニタボタン)
203……親機メモリ
208……親機CPU
3a、3b……無線親機
300……無線親機モニタ
301……無線親機モニタボタン(モニタボタン)
303……無線親機メモリ
306……無線親機CPU
4……外部ネットワーク

Claims (6)

  1. カメラ(101)を有する玄関子機(1a)と、前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するための親機モニタ(200)を有する居室親機(2)と、前記居室親機との間で無線通信を行い、前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を、前記居室親機を経由して出画するための無線親機モニタ(300)を有する無線親機(3a)とを備え、
    前記居室親機及び前記無線親機はそれぞれ、前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を動画映像で録画するための親機メモリ(203)及び無線親機メモリ(303)を有し、
    前記居室親機には、当該居室親機及び前記無線親機の間における無線通信の動作の有無を検出し、前記無線通信が行われていないとき、前記親機メモリに録画された動画映像を、無線通信で前記無線親機に伝送させるための親機CPU(208)を備え、
    前記無線親機には、前記居室親機の親機CPUの制御により無線通信で伝送されてくる動画映像を、前記無線親機メモリに録画させるとともに、前記無線親機モニタに出画させるための無線親機CPU(306)を備えたことを特徴とするテレビドアホン装置。
  2. カメラ(101)を有する玄関子機(1a)と、前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するための親機モニタ(200)を有する居室親機(2)と、前記居室親機との間で無線通信を行い、前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を、前記居室親機を経由して出画するための無線親機モニタ(300)を有する無線親機(3a)とを備え、
    前記玄関子機及び前記無線親機はそれぞれ、当該玄関子機のカメラにて撮像された映像を動画映像で録画するための子機メモリ(102)及び無線親機メモリ(303)を有し、
    前記玄関子機には、前記居室親機及び前記無線親機の間における無線通信の動作の有無を検出し、当該無線通信が行われていないとき、前記子機メモリに録画された動画映像を、前記居室親機を経由して無線通信で前記無線親機に伝送させるための子機CPU(104)を備え、
    前記無線親機には、前記玄関子機の子機CPUの制御により無線通信で伝送されてくる動画映像を、前記無線親機メモリに録画させるとともに、前記無線親機モニタに出画させるための無線親機CPU(306)を備えたことを特徴とするテレビドアホン装置。
  3. カメラ(101)を有する玄関子機(1b)と、前記玄関子機との間で無線通信を行い当該玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するための無線親機モニタ(300)を有する無線親機(3b)とを備え、
    前記玄関子機及び前記無線親機はそれぞれ、当該玄関子機のカメラにて撮像された映像を動画映像で録画するための子機メモリ(102)及び無線親機メモリ(303)を有し、
    前記玄関子機には、前記居室親機及び前記無線親機の間における無線通信の動作の有無を検出し、当該無線通信が行われていないとき、前記子機メモリに録画された動画映像を、無線通信で前記無線親機に伝送させるための子機CPU(106)を備え、
    前記無線親機には、前記玄関子機の子機CPUの制御により無線通信で伝送されてくる動画映像を、前記無線親機メモリに録画させるとともに、前記無線親機モニタに出画させるための無線親機CPU(306)を備えたことを特徴とするテレビドアホン装置。
  4. 前記無線親機の無線親機メモリへの録画のタイミングは、前記居室親機のモニタボタン(201)及び当該無線親機のモニタボタン(301)のうち何れかのボタンが操作された時であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のテレビドアホン装置。
  5. 前記無線親機の無線親機メモリへの録画のタイミングは、携帯電話等の外部ネットワーク(4)からの遠隔操作による外部信号の入力時であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のテレビドアホン装置。
  6. 前記玄関子機のカメラは高解像度のカメラ機能を有し、前記無線通信が行われているときは解像度を低下させて動画映像で伝送し、前記無線通信が行われていないときは録画データとして残すために高解像度のデータを伝送し高解像度の動画映像で録画を可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか1項記載のテレビドアホン装置。
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