JP2008250986A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファクシミリ装置100(通信装置)は、ネットワークを介して端末150と通信することができる。記憶手段は、夫々が個別の情報を記述している複数のレコードの集合であるデータベースを記憶している。受信手段は、端末から、データベース中の特定のレコードに関する読出要求を受信する。ファイル生成手段は、レコードに含まれる個別の情報から、端末が閲覧可能な形式のファイルをレコード単位で生成する。送信手段は、受信手段により読出要求を受信したレコードについて、そのレコードに基づき生成したファイルを端末に送信する。
【選択図】図3
Description
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、通信装置が記憶しているデータベースの中から特定の個別の情報のみをネットワークに接続された端末から閲覧可能として、セキュリティの向上を図った通信装置を提供することを目的とする。
ファイル生成手段が生成するファイルとレコード識別子の関係をユーザにわかりやすく示すことができる。
特に、電話帳データに多数の登録先が記憶されている場合、端末のユーザは、多数の登録先が記憶されている電話帳データの中からでも、容易に目的の宛先を探し出すことができる。
ファクシミリ装置100の本体の上部には、ファクシミリ送信時における原稿読取などのためのスキャナ部5が配置されている。
ファクシミリ装置100の本体の上部前方には、数値や文字、各種コマンドなどを入力する操作キー群15(操作手段)と、メニューや操作手順や実行中の処理の状態を表示するためのLCD16(表示部)とが設けられている。操作キー群15には、ワンタッチキーが複数あり、それぞれのキーに対応付けて、電話番号やメールアドレスが記憶されている。ユーザは、このワンタッチキーを押すだけで、そのキーに対応する電話番号またはメールアドレスを呼び出すことかできる。なお、本実施例では、電話番号またはメールアドレスを「宛先情報」と総称する場合がある。
ファクシミリユニット112には、具体的には、スキャナ、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下、「NCU」という)、モデム、バッファ、符号化部、復号化部、プリンタとを備える。ファクシミリ装置100のCPU110は、回線制御を行うNCUを介して送受信される各種信号に従って、装置各部を制御してファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行するものである。
CPU110は、記憶装置120に記憶されたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。CPU110が実行する処理は、例えば、ファクシミリユニット112を制御する処理や、端末150とのデータ送受信処理などである。
記憶装置120には、各種のプログラムとデータが記憶されている。記憶装置120に格納されているプログラムには、通信処理プログラム122とファクシミリ制御プログラム124がある。なお、図2に示す「PGM」の文字は、プログラムを意味している。
通信処理プログラム122には、端末150から送信されるコマンドやデータを受信する処理が記述されている。また、通信処理プログラム122には、受信する処理に応答して、端末にファイル等を送信する処理も記述されている。
ファクシミリ装置100が端末150から受信するコマンドは、例えば、ファイル一覧要求コマンド、ファイル読出しコマンド、ファイル書込みコマンドなどである。これらのコマンドに応じた処理については後述する。
ファクシミリ制御プログラム124には、ファクシミリユニット112を制御するための処理が記述されている。
CPU152は、記憶装置160に記憶されたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。記憶装置160には、通信処理プログラム161と表示処理プログラム162とファイル164が記憶されている。通信処理プログラム161には、ファクシミリ装置100とコマンドやデータを送受信するための処理が記述されている。表示処理プログラム162には、ファイルやフォルダなどの情報や、ファクシミリ装置100から受信するエラーメッセージをディスプレイに表示するための処理が記述されている。ファイル164は、端末150のユーザが作成したファイルや、ファクシミリ装置100から受信したファイルなどである。
ファイル共有プロトコルには、端末150とファクシミリ装置100の間で送受信される幾つかのコマンドが規定されている。例えばWebDAVでは、PROPFINDコマンド(ファイル一覧要求コマンド)、GETコマンド(ファイル読出しコマンド)、PUTコマンド(ファイル書込みコマンド)などが規定されている。PROPFINDコマンドは、相手の装置(端末150又はファクシミリ装置100)が記憶しているファイルの一覧情報の送信を要求するコマンドである。GETコマンドとPUTコマンドは、特定のファイル名とともに送信される。GETコマンドは、指定したファイルを相手の装置が有する場合に、その指定したファイルの送信を要求するコマンドである。換言すれば、GETコマンドは、指定したファイルを相手の装置から読み出すためのコマンドである。PUTコマンドは、特定のファイル名とともに、そのファイル名を有するファイルも送信する。PUTコマンドは、指定したファイルを記憶することを相手の装置に要求するコマンドである。換言すれば、PUTコマンドは、指定したファイルを相手の装置に書き込むためのコマンドである。
ファクシミリ装置100と端末150は、これらのコマンドを送受信することで、ファイルの一覧の情報やファイルを送受信することができる。
ファクシミリ装置100は、端末150からコマンドを受信すると、本処理を実行する。具体的には、CPU110が、通信処理プログラム122を読み出して実行を開始する。まず、ファクシミリ装置100は、端末150から受信したコマンドの種類を特定する(ステップS102)。受信したコマンドがファイル一覧要求コマンド(PROPFINDコマンド)の場合はステップS104に移行する。受信したコマンドがファイル読出しコマンド(GETコマンド)の場合はステップS108に移行する。受信したコマンドがファイル書込みコマンド(PUTコマンド)の場合は、ステップS114に移行する。
ファクシミリ装置100は、ファイル一覧要求コマンドを受信すると、記憶している電話帳データ126に基づいて所定のファイル名を作成する(ステップS104)。
図4に、電話帳データ126のデータ構造を示す。電話帳データ126は、宛先名(Name)とアドレス(電話番号とメールアドレスの少なくとも一方)が対応付けられたデータの集合である。宛先名とアドレスの組は、ひとつのレコードとして記憶されている。即ち、電話帳データ126は、宛先名とアドレスが対応付けられた複数のレコードの集合である。夫々のレコードにはレコード番号が付されている。例えば、レコード番号「1」のレコードでは、「AAA」という宛先名に、「1234567」という電話番号が対応付けられている。レコード番号「2」のレコードでは、「BBB」という宛先名に、「xxx@yyy.com」というメールアドレスが対応付けられている。また、レコード番号「3」のレコードでは、「CCC」という宛先名に、「9876543」という電話番号が対応付けられている。またレコード番号「4」のレコードには、「DDD」という宛先名に、「2345678」という電話番号が対応付けられている。
また、各レコードには、ワンタッチ番号が対応付けられている。例えば、レコード番号「1」のレコードでは、ワンタッチ番号が「1」である。これは、ファクシミリ装置100のワンタッチキー(操作キー15のうちのひとつ)の「1」と対応している。ユーザが、ワンタッチキーの「1」を押すと、「1234567」の電話番号が読み出される。このワンタッチ番号は、端末150にファイルを送信する際のファイル名としても用いられる。
さらに各レコードには、読出可否情報を有している。「読出可否情報」は、レコードの読み出しを端末150に許可するか禁止するか否かを定めるフラグである。例えば、レコード番号「4」のレコードには、「NO」のフラグ(読出し不可のフラグ)が設定されている。ファクシミリ装置100は、端末150からのファイル一覧要求を受信したときに、「NO」が設定されているレコード(レコード番号「4」)のファイル名を生成しない。他方、ファクシミリ装置100は、端末150からのファイル一覧要求を受信したときに、読出可否情報に「YES」のフラグ(読出し許可フラグ)が設定されているレコードのファイル名を生成する。ファクシミリ装置100は、端末150からのファイル一覧要求を受信すると、読出可否情報に「YES」のフラグが設定されているレコードのファイル名のみを生成して端末150へ送信する。すなわち、ファクシミリ装置100は、レコード番号「4」のファイル名を生成することなく、レコード番号「1」「2」「3」に対応するファイル名のみを生成して端末150へ送信する。
ステップS106では、ステップS104で作成されたすべてのファイル名を端末150へ送信する。即ち、ファクシミリ装置100は、電話帳データに含まれるレコードの一覧の情報を、ファイル名の一覧の情報として端末150へ送信する。
なお、ファクシミリ装置100からファイル名を受信した端末150は、受信したファイル名を表示装置に表示する。このとき端末150は、受信したファイル名のそれぞれを表すアイコンを対応付けて表示する(図5参照)。
ファクシミリ装置100は、ファイル読出しコマンドを受信すると、ファイル読出しコマンドが指定するファイル名が存在するか否かを判断する(ステップS108)。指定されたファイル名が存在するか否かの判断は、具体的には次の通り行われる。ファクシミリ装置100は、ステップS104の処理と同様に、電話帳データ126に含まれるレコードに応じたファイル名を作成する。ファイル読出しコマンドが指定するファイル名が、作成したファイル名の中に含まれている場合に、ファイル読出しコマンドが指定するファイル名が存在すると判断する。換言すれば、ステップS108の処理は、ファイル読出しコマンドが指定するファイル名によって特定されるレコード番号が、電話帳データ126に含まれているレコードの番号に一致するか否かを判断する。このとき、ファイル名を作成せずに、電話帳データ126に含まれるワンタッチ番号と比較することにより、指定されたファイル名が存在するか否かを判断してもよい。
ファイル読出しコマンドが指定するファイル名が存在しない場合(ステップS108:NO)、ファクシミリ装置100は、該当するファイルが存在しない旨のエラーメッセージを作成する(ステップS116)。次いで、作成したエラーメッセージを端末150へ送信する(ステップS118)。
ファイル読出しコマンドによって指定されるファイル名が存在する場合(ステップS108:YES)、ファクシミリ装置100は、指定されたファイル名のファイルを作成する(ステップS110)。
ファイル読出しコマンドによって指定されるファイル名が存在する場合には、そのファイル名が特定のレコード番号に対応する。別言すれば、ファイル読出しコマンドによってレコードが指定される。ファクシミリ装置100は、指定されたファイル名によって特定されるレコード(ファイル読出しコマンドによって指定されるレコード)を一つのテキストファイルに変換する。テキストファイルは、端末150が閲覧可能なファイル形式である。また、ファクシミリ装置100は、レコード単位でファイルを生成する。すなわちステップS110では、受信したファイル読出しコマンドによって指定されるレコードに基づいてテキストファイルが生成される。さらに別言すれば、ステップS110では、受信したファイル読出しコマンドによって指定されるレコードがテキストファイルに変化される。
変換されるテキストファイルの例を、図4を参照して説明する。ファイル読出しコマンドによって指定されるファイル名が「OneTouch_1.txt」の場合、ファイル名「OneTouch_1.txt」は、レコード番号「1」のレコードに対応する。ファクシミリ装置100は、レコード番号「1」のレコードを読出してそのレコードの内容を一つのテキストファイルに変換する。レコード番号「1」のレコードは、図4に示すテキストファイル126aに変換される。図3のテキストファイル126aに示されている<CR>は、テキストファイルにおけるキャリッジリターンの制御コードを意味している。<LF>は、テキストファイルにおけるラインフィードの制御コードを意味している。<EOF>は、テキストファイルにおけるエンドオブファイルの制御コードを意味している。即ち、レコード番号「1」のレコードは、ファイル本文の第1行目のテキスト文字列が「Name:AAA」であり、第2行目のテキスト文字列が「Phone Number:1234567」である2行のテキストファイル126aに変換される。
ファイル読出しコマンドによって指定されるファイル名が「OneTouch_2.txt」の場合、ファクシミリ装置100は、ファイル名「OneTouch_2.txt」が特定するレコード番号「2」のレコードを読み出して、テキストファイル126bに変換する。テキストファイル126bは、第1行目のテキスト文字列が「Name:BBB」であり、第2行目のテキスト文字列が「Mail Address:xxx@yyy.com」である2行のテキストファイルである。同様にファイル読出しコマンドによって指定されるファイル名が「OneTouch_3.txt」の場合、ファクシミリ装置100は、ファイル名「OneTouch_3.txt」が特定するレコード番号「3」のレコードを読み出して、テキストファイル126cに変換する。テキストファイル126cは、第1行目のテキスト文字列が「Name:CCC」であり、第2行目のテキスト文字列が「Phone Number:9876543」である2行のテキストファイルである。
このようにステップS110では、ファイル読出しコマンドが指定するファイル名によって特定されるレコードを一つのテキストファイルに変換する。
端末150は、電話帳データ126に含まれるレコードをテキストファイルとして受信する。電話帳データ126に多数のレコードが含まれている場合でも、端末150のユーザは、特定のレコードのみをテキストファイルとして閲覧したり編集したりすることができる。
ファクシミリ装置100は、ファイル書込みコマンドを受信すると、そのコマンドのフォーマットが適切か否かを判断する(ステップS114)。ステップS114ではまた、ファイル書込みコマンドによって指定されるファイルが存在するか否かを判断する。端末150は、ファイル書込みコマンドとともに所定のファイル名やファイルを送信する。従って、「ファイル書込みコマンドによって指定されるファイルが存在するか否かを判断する」とは、「ファイル書込みコマンドとともにファイル名やファイルを受信したかを判断する」と別言することができる。ファイル書込みコマンドのフォーマットが適切でない場合(ステップS114:NO)、すなわち、指定されたファイルが存在しない場合、ファクシミリ装置100は、該当するファイルが存在しない旨のエラーメッセージを作成する(ステップS116)。次いで、作成したエラーメッセージを端末150へ送信する(ステップS118)。
ファイル書込みコマンドのフォーマットが適切である場合(ステップS114:YES)、ファクシミリ装置100は、指定されたファイル(ファイル書込みコマンドとともに受信したファイル)の中身が適切か否かを判断する(ステップS120)。具体的にはステップS120では、指定されたファイルの中に文字列「Name:」が含まれているか否かを確認する。文字列「Name:」が含まれている場合、次いで、文字列「Phone Number:」と文字列「Mail Address:」の少なくとも一方が含まれているか否かを確認する。2つの文字列の少なくとも一方が含まれている場合に、指定されたファイルが適切であると判断する。別言すれば、指定されたファイルは書込み可能であると判断する。即ち、ステップS120では、指定されたファイルの中に予め決められた特定の文字列が存在する場合に、そのファイルは適切であると判断する(ファイルは書込み可能であると判断する)。特定の文字列とは、電話帳データのレコードの項目名である。この判断によって、ファクシミリ装置100は、ファイル書込みコマンドによって指定されるファイルの内容が電話帳データのレコードに対応していることを確認する。
ファイル書込みコマンドによって指定されたファイルが適切である場合(ステップS120:YES)、ファクシミリ装置100は指定されたファイルの内容で電話帳データ126を更新する(ステップS124)。
まず、ファイル書込みコマンドによって指定されたファイル名を読み出す。そして、このファイル名に該当するレコードが電話帳データ126に存在するかを判断する(ステップS304)。具体的には、読み出したファイル名が、文字列「OneTouch_」と、これに続く数字から構成されているかを判断する。文字列「OneTouch_」と、これに続く数字から構成されている場合、文字列「OneTouch_」に続く数字が、電話帳データ126のワンタッチ番号と一致するレコードを電話帳データ126から探索する。番号の一致するレコードが電話帳データ126内に存在する場合(ステップS304:YES)、該当する番号のレコードを、指定されたファイルの内容で上書き更新する(ステップS306)。一方、該当するレコードが電話帳データ126に存在しない場合(ステップS304:NO)、電話帳データ126に新たなレコードを追加して、追加したレコードに指定されたファイルの内容を書き込む(ステップS308)。なお、追加したレコードには、新たなレコード番号を付す。このとき、新たなワンタッチ番号も付したレコードを作成してもよい。このとき、ファイル書込みコマンドを送信した端末150に、新たに付したワンタッチ番号を通知してもよい。ステップS120において、指定されたファイルには電話帳データのレコードの項目名が記述されていることが確認されている。即ち、指定されたファイルには、レコードの各項目(宛先名と電話番号又はメールアドレス)のデータが存在している。従って、指定されたファイルに記述されている各項目をレコードに書き込むことができる。
夫々のレコードにはレコード番号が付されているので、端末のユーザは更新すべきレコードのみを含むテキストファイルを編集してファクシミリ装置100へ送信するだけよい。
なお、ファクシミリ装置100は、電話帳データ126をテキストファイル形式で記憶していなくともよい。例えば、1桁の数字を1バイトで表現する形式で記憶してよい。テキスト形式の場合には、1桁の数字を記憶するために2バイトの容量が必要である。1桁の数字を1バイトで表現する形式で記憶することによって、電話帳データ126を少ない容量で記憶することができる。電話帳データ126が如何なる形式で記憶されていても、記憶するときの形式が既知であれば、電話帳データ126をレコード単位でテキストファイルへ変換することができる。
端末からコマンドを受信し、ステップS102とS108およびS104の処理を実行するときのCPU110が、「受信手段」の一例に相当する。
ステップS110の処理を実行するときのCPU110が、「ファイル生成手段」の一例に相当する。なお、ステップS110では、ファイル読出しコマンドによって指定されたレコードをテキスト形式のファイルに変換する。テキスト形式のファイルは、端末150が画面に表示することができるファイルである。従って、ステップS110で変換されるテキスト形式のファイルは、「端末が閲覧可能な形式のファイル」の一例に相当する。
ステップS112、S106の処理を実行するときのCPU110が、「送信手段」の一例に相当する。
ステップS104の処理を実行するときのCPU110が「識別子生成手段」の一例に相当する。なお、ステップS104で生成する「ファイル名」が、「夫々のレコードを識別するためのレコード識別子」の一例に相当する。
電話帳データ126の各レコードに記述された電話番号又はメールアドレスが、「宛先情報」の一例に相当する。なお、「宛先情報」は、「通信先情報」の一例である。
各レコードに記述されている「ワンタッチ番号」が、「読出情報」の一例に相当する。
ステップS104では、「読取可否情報」に「NO」が設定されているレコードのレコード名は生成されない。「読取可否情報」に「NO」が設定されているレコードのレコード名を生成しないステップS104の処理が、「送信禁止手段」の一例に相当する。
図3のステップS114では、ファクシミリ装置100は、ファイル書込みコマンドとともにファイルを受信する。ファイル書込みコマンドとともにファイルを受信するステップS114の処理が「ファイル受信手段」の一例に相当する。ステップS124の処理を実行するときのCPU110が「更新手段」の一例に相当する。
電話帳データ126に登録されている読取可否情報の設定は、特に限定されないが、例えば、デフォルト設定では「YES」(読取許可)を設定しておき、ファクシミリ装置100の操作により、設定を「NO」(読取不可)に変更してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
102:ネットワーク
110:CPU
112:ファクシミリユニット
120:記憶装置
150:端末
152:CPU
160:記憶装置
Claims (11)
- ネットワークを介して端末と通信可能な通信装置であって、
夫々が個別の情報を記述している複数のレコードの集合であるデータベースを記憶する記憶手段と、
前記端末から、データベース中の特定のレコードに関する読出要求を受信する受信手段と、
夫々のレコードに記述されている個別の情報から、前記端末が閲覧可能な形式のファイルを、レコード単位で生成するファイル生成手段と、
受信手段により受信した読出要求で指定された特定のレコードに基づいてファイル生成手段が生成したファイルを前記端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - レコードごとに異なるレコード識別子を生成する識別子生成手段を備え、
前記受信手段は、前記端末から、データベースに含まれている複数のレコードの一覧要求を受信し、
送信手段は、識別子生成手段が生成した複数のレコード識別子を、前記端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記受信手段は、前記送信手段により送信された複数のレコード識別子の中の所定のレコード識別子とともに特定のレコードの読出要求を受信し、
前記送信手段は、受信したレコード識別子によって指定される特定のレコードに基づき生成されたファイルを送信することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記送信手段は、ファイル生成手段により生成されるファイルの名称をレコード識別子として送信することを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
- 前記個別の情報として、該通信装置が、他の通信装置にデータを送信するために、該他の通信装置を特定する宛先情報を含み、
宛先情報がそれぞれ対応付けられた操作手段を備え、
ユーザによる前記操作手段の操作に応答して、その操作手段に対応付けられた宛先情報が読み出されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記操作手段に、読出情報が関連付けられており、
前記識別子生成手段は、前記読出情報を、その読出情報に関連付けられた操作手段に対応付けられたレコードのレコード識別子として生成することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 各レコードに、端末からの閲覧を許可するか否かが設定されており、
受信した読出要求が指定する特定のレコードに閲覧不可が設定されている場合に、送信手段によるファイルの送信を禁止する送信禁止手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 各レコードに、端末からの閲覧を許可するか否かが設定されており、
送信手段は、受信手段が一覧要求を受信した際に、閲覧許可が設定されているレコードのレコード識別子のみを送信することを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記ファイル生成手段は、受信手段により特定のレコードの読出要求を受信したことを条件として、前記端末が閲覧可能な形式のファイルを生成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記記憶手段に記憶されている各レコードに、レコードを識別する識別情報が付されており、
前記端末から、識別情報と新たな個別の情報とを含んでいるファイルを受信するファイル受信手段と、
データベースに含まれているレコードのうち受信したファイルに含まれている識別情報によって識別されるレコードの個別の情報を、受信したファイルに含まれている新たな個別の情報で更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。 - 記憶手段は、全てのレコードをそれぞれ変換した全ファイルの合計容量より容量が小さくなるデータ形式で、前記データベースを記憶することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
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