JP2008245451A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターンオフしたスイッチング素子に印加されるサージ電圧を抑制するため、主回路のインダクタンスを低減するとともに、装置全体を小型、軽量化し、組み立て性の向上した電力変換装置を提供する。
【解決手段】交流端子U、V、Wと直流電源7の正極端子P間および負極端子N間に接続される正側アームと負側アームとを構成する半導体スイッチング素子1〜3、4〜6を冷却板8の両側面に装着し、該半導体スイッチング素子1〜3、4〜6を接続する導体9、10と該導体9、10を直流電源7に接続する導体11とを、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバ9〜11にて構成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、電力用半導体素子を用いた電力変換装置に係わり、特に主回路のインダクタンスを低減しつつ、小型、軽量化した電力変換装置に関わるものである。
従来の電力変換装置として、例えば特許文献1に示されたものがある。この文献1は、3相2レベルの電力変換装置に関するものであり、冷却器の片面にU、V、W相の正側アームのスイッチング素子を、冷却器の逆の面にU、V、W相の負側アームのスイッチング素子を取り付けており、正側アームに接続される導体と負側アームに接続される導体とを、冷却器の表裏で対称となる形状で、かつ両者の端部が近接する構成が示されている。
別の従来の電力変換装置として、特許文献2に示された2ベルの電力変換装置があり、片アームが3個のスイッチング素子を直列接続した構成となっている。正側アームと負側アームのスイッチング素子は、冷却板への取り付け面が対向するよう配置され、各スイッチング素子に冷却板が取り付けられている。またスイッチング素子の電気的接続にはブスバを絶縁物で挟んで重ねたいわゆる積層ブスバが用いられている。
さらに別の従来の電力変換装置の構成として、特許文献3に示されたものがある。同文献は3レベル電力変換装置に関するものであり、その図1に示されているように冷却板の片面に、正側アームを構成する第1、第2のスイッチング素子と第1の結合ダイオードを装着し、逆の面に負側アームを構成する第3、第4のスイッチング素子と第2の結合ダイオードを装着している。各スイッチング素子、結合ダイオード、直流電源であるコンデンサとの電気的接続は、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバを用いており、この積層ブスバは概略全体として「コの字状」になるよう構成されている。
特開平07−131978号公報 USP5835362号公報 特開平10−201249号公報
上記に示したようなスイッチング素子のオン、オフによって直流−交流等の電力変換を行う電力変換装置では、スイッチング素子をターンオフした際にターンオフ時の電流変化と主回路のインダクタンスによって、ターンオフした素子にサージ電圧が印加される。サージ電圧が高いと素子破壊に至る可能性もあり、この抑制が必要とされる。サージ電圧は主回路のインダクタンスに応じて高くなるため、インダクタンスの抑制がサージ電圧の低減に効果的である。また、装置全体の小型化、軽量化や、製造性、組み立て性も考慮した構成が求められる。
特許文献1に示された電力変換装置では、直流電源に接続されるブスバ(H、L)と、正側アームと負側アームを接続し、交流端子(U、V、W)へ出力するブスバは積層されていない。そのため、サージ電圧に問題となる正側直流電源−正側スイッチング素子−交流端子−負側スイッチング端子−負側直流電源のループが大きくなり、インダクタンスが大きくなるという問題がある。
特許文献2に示された電力変換装置ではP側、N側電源に接続されるブスバ、上下アーム間を接続するブスバは絶縁層を挟んで重ねた積層ブスバを用いており、インダクタンス的には小さく構成されると思われる。しかし、1相分のみの構成が示されており、3相として使用する場合の構成は示されていない。単に同じものを3個用いて3相分を構成することは可能であるが装置全体の大型化や、冷却板が多数必要となるといった問題がある。
特許文献3に示された電力変換装置は、特許文献2と同様に、P側、N側電源であるコンデンサとの接続や、上下アームを接続するブスバは絶縁物を挟んで重ねた積層ブスバを用いており、インダクタンス的には小さくなると思われる。しかし、コの字状のブスバは製造し難く、また、組み立て性が悪いといった問題がある。また、この特許文献3に示された構成では2相、3相分を構成する際に、全体が大きくなるという問題もある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、主回路インダクタンスを低減し、サージ電圧を抑制するとともに、装置全体を小型、軽量化し、さらに、製造性、組み立て性の良い電力変換装置を提供することを目的としている。
第1の発明に係わる電力変換装置は、正極端子と負極端子を有する直流電源と、少なくとも3相分以上の交流端子と正極端子間に接続され正側アームを構成する半導体スイッチング素子と、交流端子と負極端子間に接続されて負側アームを構成する半導体スイッチング素子と、半導体スイッチング素子を冷却する冷却板とを有し、半導体スイッチング素子のオン、オフ動作によって、直流電源と交流端子間で電力変換を行う2レベルの電力変換装置において、冷却板の一方および他方の面には半導体スイッチング素子が装着されており、冷却板の一方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体と、冷却板の他方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体および直流電源に接続する接続導体を、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成したものである。
第2の発明に係る電力変換装置は、正極端子と負極端子と中間端子を有する直流電源と、正側アームを構成する正極端子に接続される半導体スイッチング素子である第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に直列接続され、交流端子に接続される半導体スイッチング素子である第2のスイッチング素子と、第1、第2のスイッチング素子の接続点と中間端子間に接続される第1の結合ダイオードと、負側アームを構成する交流端子に接続される半導体スイッチング素子である第3のスイッチング素子と、この第3のスイッチング素子に直列に接続され、負極端子と接続される半導体スイッチング素子である第4のスイッチング素子と、第3、第4のスイッチング素子の接続点と中間端子間に接続される第2の結合ダイオードを有するとともに、第1〜第4のスイッチング素子および第1、第2の結合ダイオードを冷却する冷却板を備え、スイッチング素子のオン、オフ動作により、交流端子に直流電源の正極端子、中間端子および負極端子の3レベルの電位を出力する3レベル電力変換装置であって、冷却板の一方の面には、第1、第2のスイッチング素子と第1の結合ダイオードが装着されるとともに、他方の面には、第3、第4のスイッチング素子と第2の結合ダイオードが装着されており、スイッチング素子、結合ダイオード、直流電源間を接続する接続導体は、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成し、第1、第2のスイッチング素子と第1の結合ダイオードに接続される積層ブスバと、第3、第4のスイッチング素子と第2の結合ダイオードに接続される積層ブスバと直流電源に接続される積層ブスバはそれぞれ別個の積層ブスバとしたものである。
第1の発明に係る電力変換装置は、冷却板の一方および他方の面には半導体スイッチング素子が装着されており、冷却板の一方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体と、冷却板の他方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体および直流電源に接続する接続導体を、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成しているので、主回路のインダクタンスを低減することができ、かつ装置全体を小型、軽量化し、さらにブスバの製造性の工場、組み立て性の良い2レベルの電力変換装置を得ることができるという効果がある。
第2の発明に係る電力変換装置は、冷却板の一方の面には、第1、第2のスイッチング素子と第1の結合ダイオードが装着されるとともに、他方の面には、第3、第4のスイッチング素子と第2の結合ダイオードが装着されており、スイッチング素子、結合ダイオード、直流電源間を接続する接続導体は、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成し、第1、第2のスイッチング素子と第1の結合ダイオードに接続される積層ブスバと、第3、第4のスイッチング素子と第2の結合ダイオードに接続される積層ブスバと直流電源に接続される積層ブスバはそれぞれ別個の積層ブスバとしたものであるので、前記第1の発明と同様に、主回路のインダクタンスを低減し、装置の小型、軽量化、製造性、組み立て性の向上した3レベルの電力変換装置が得られる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1に本実施の形態1にて構成する電力変換装置の回路を示す。本実施の形態1は正極(P)、負極(N)の2つの電位を有する直流と交流間の変換に用いられる2レベル電力変換装置に関わるもので、交流側がU相、V相、W相の3相を有する場合を示している。なお、以下、全ての実施例において、スイッチング素子としてIGBTモジュールを用いているがトランジスタやMOSFETなど、スイッチング機能を有する半導体素子であれば構成可能である。
U相の正極(P)と負極(N)間には正側アームのスイッチング素子であるIGBTモジュール1と、負側アームのスイッチング素子であるIGBTモジュール2が、V相の正極(P)と負極(N)間には正側アームのスイッチング素子であるIGBTモジュール3と、負側アームのスイッチング素子であるIGBTモジュール4が、W相の正極(P)と負極(N)間には正側アームのスイッチング素子であるIGBTモジュール5と、負側アームのスイッチング素子であるIGBTモジュール6が直列に接続され、正極(P)に接続されたIGBTモジュール1、3、5と負極(N)に接続されたIGBTモジュール2、4、6の接続点は交流(U、V、W)側にそれぞれ接続されている。コンデンサ7は直流電源を構成し、正極(P)、負極(N)を出力する端子を備え、半導体スイッチング素子のオン、オフ動作によって、前記直流電源と交流端子間で電力変換を行う。
図2に本実施の形態1の前記図1の回路にて示した3相分の2レベルユニット100を示している。
冷却板8の一方の面にはU相のIGBTモジュール1、IGBTモジュール2とV相の正側アームのIGBTモジュール3が、他方の面にはV相の負側アームのIGBTモジュール4が冷却板8を介して前記モジュール3に対向して設けられ、W相のIGBTモジュール5が前記モジュール2に対向し、IGBTモジュール6が前記モジュール1に対向して装着されている。冷却板8はモジュール1〜6の発熱を外部に放出するためのもので、一般に液体の循環や沸騰等を利用したものが用いられるが、モジュールの発熱を外部に放出する機能があれば他の方式であっても良い。冷却板の一方の面に接続されたIGBTモジュール1、2、3は積層ブスバ9に電気的に接続され、他方の面に接続されたIGBTモジュール4、5、6は積層ブスバ10に接続されている。
IGBTモジュール1〜6、冷却板8、および、積層ブスバ9、10により2レベルユニット100が構成される。積層ブスバ9、10間、直流電源を構成するコンデンサ7間は積層ブスバ11によって電気的に接続される。積層ブスバは平面状の導体を形成して作られたブスバを絶縁物を挟んで重ねたものである。また、U相、W相の交流側へは積層ブスバ9、10より、V相については積層ブスバ9、10と積層ブスバ11の接続部より、出力される。
積層ブスバの接続について図3、4を用いて詳しく説明する。図3は積層ブスバ9、10の接続を説明するための斜視図で、ブスバ間を離して記載している。なお、以下、全ての積層ブスバには図示していないがブスバ間には絶縁物が設けられ、互いに絶縁されている。また、ブスバに設けられた大きな開孔部は隣接するブスバの接続部との絶縁のためであり、小さな開孔部は接続用のもので、図示していないが実際にはボルト等により締結される。積層ブスバ9はブスバ12、13、14、15を重ねて構成している。ブスバ12はV相交流側(V)に接続されるブスバでV相のIGBTモジュール3のエミッタ電極(Evp)に接続される。ブスバ13はU相の交流側(U)に接続されるブスバでIGBTモジュール1のエミッタ電極(Eup)、IGBTモジュール2のコレクタ電極(Cun)に接続される。ブスバ14は正極(P)に接続されるブスバでU相のIGBTモジュール1のコレクタ電極(Cup)、V相のIGBTモジュール3のコレクタ電極(Cvp)に接続される。ブスバ15は負極(N)に接続されるブスバでU相のIGBTモジュール2のエミッタ電極(Eun)に接続されている。積層ブスバ10はブスバ16、17、18、19を重ねて構成される。ブスバ16は正極(P)に接続されるブスバでW相IGBTモジュール5のコレクタ電極(Cwp)に、ブスバ17は負極(N)に接続されるブスバでV相IGBTモジュール4のエミッタ電極(Evn)、W相のIGBTモジュール6のエミッタ電極(Ewn)に、ブスバ18はW相の交流側(W)に接続されるブスバでIGBTモジュール5のエミッタ電極(Ewp)、IGBTモジュール6のコレクタ電極(Cwn)に、ブスバ19はV相の交流側(V)に接続されるブスバでIGBTモジュール4のコレクタ電極(Cvn)に、それぞれ接続される。
図4は積層ブスバ9、積層ブスバ10に接続される積層ブスバ11の構成を説明するための斜視図で、ブスバ間を離して記載している。積層ブスバ11はブスバ20、21、22を重ねて構成される。ブスバ20は積層ブスバ9、10の正極接続部(P)に、ブスバ21は負極接続部(N)に接続される。また、図2に示したように、ブスバ20とブスバ21はコンデンサ7の正極(P)、負極(N)に接続される。ブスバ22は積層ブスバ9と積層ブスバ10の交流接続部(V)間を接続するブスバであり、図2に示すようにV相交流側(V)へ出力される。なお、図2では積層ブスバ9、10とブスバ11のV相交流接続部より交流(V)へ出力しているが、別途、ブスバ22に交流(V)へ出力する端子を設けても良い。
次に本構成により主回路インダクタンスを抑制できることを説明する。主回路インダクタンスが大きいとターンオフに伴い発生するサージ電圧が高くなるため、主回路インダクタンスの抑制は大きな課題となる。スイッチング素子をターンオフする場合、電流はダイオードに転流して流れる。サージ電圧は電流変化率に伴い発生するため、電流が変化する経路、すなわち、ターンオフ前には電流が流れていたが、ターンオフ後に流れなくなった経路と、ターンオフ後に電流が流れ出した経路をつないだループ(以後、転流ループと呼ぶ)のインダクタンスを抑制することが必要である。
図5に3相2レベル電力変換装置の転流ループを示す。U相、V相、W相の転流ループを(a)、(b)、(c)で示している。2レベル電力変換装置において正側アームのIGBTモジュール1、3、5をターンオフし、負側アームのIGBTモジュール2、4、6のダイオードに転流した場合、図に矢印で示すIGBTモジュール1、3、5→コンデンサ7→IGBTモジュール2、4、6→IGBTモジュール1、3、5の転流ループでサージ電圧が発生する。そのため、この転流ループのインダクタンスを抑制する必要がある。負側アームのIGBTモジュール2、4、6をターンオフした場合も、モジュール内部でIGBTを通るかダイオードを通るか、サージが印加されるIGBTモジュールが正側か負側かの違いはあるが、モジュールの外側の接続回路のループは同じである。
図6に本実施の形態1における転流ループを示す。図6は積層ブスバの平面と平行な方向より見た概略図で転流ループを太線で示している。積層ブスバの平面と平行な方向より見た場合、積層ブスバと積層ブスバの接続部(J部)が重なるため、太線で示した転流ループではずらして記載している。図6の(a)、(b)、(c)は図5の(a)、(b)、(c)に対応し、それぞれU相、V相、W相の転流ループを示している。インダクタンスを減らすためにはこのループの面積を極力小さくすることが必要である。本構成では、ブスバに積層ブスバを用い、電流が近接したブスバ間を流れるため、ループの面積は小さくなり、インダクタンスが抑制されることが判る。
また、図6より判るようにU相1、2とW相5、6は正側アームのIGBTモジュールと負側アームのIGBTモジュールが隣接しており、IGBTモジュール間のインダクタンスを小さくできる。しかし、V相3、4は正側アームと負側アームのIGBTモジュールが離れており、さらに、正側アームと負側アームのIGBTモジュール間の接続はインダクタンスが大きくなりやすい積層ブスバと積層ブスバの接続部(J部)を2回通るため、IGBTモジュール間のインダクタンスが大きくなる。そのため、V相のIGBTモジュール3、4を図6に示す接続部(J部)に最も近い位置に配置することにより、ループ長を短くし、インダクタンスを抑制し、U相、W相とインダクタンスの差を小さくすることができる。
なお、図4に示した構成では積層ブスバ9、10と積層ブスバ11の接続部(P)、(N)、(V)をそれぞれ一カ所にて接続しているが、接続点数を多くすることにより、インダクタンスを低減することが可能である。
また、本実施の形態1ではスイッチング素子としてコレクタ電極、エミッタ電極をそれぞれ3個持つIGBTモジュールを用いている。このような複数の電極端子を持つモジュールを用いる場合、ブスバのインダクタンスや抵抗が電極端子間で異なると、ある電極端子に電流が集中し、ロスの増加や場合によってはスイッチング時や短絡時に破壊に至る可能性がある。本構成においてはブスバに流れる電流の向きが、図2に示す複数ある電極端子90の配置の並びの向きと概略、直角であるため、インダクタンスや抵抗の差が小さく、電極端子90間でほぼ均等に電流を流すことができる。なお、ここでは電極端子90が3個の場合を示したが、1個の場合でも構成可能であるし、3個以外の複数であっても良い。
以上のような構成により、1枚の冷却板8の両面に3相分のIGBTモジュール1〜6を装着したため、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型、軽量化することができる。また、IGBTモジュール間、IGBTモジュールと直流電源間は積層ブスバで接続したため、インダクタンスを小さく構成できる。また、この実施の形態1ではモジュール3、4に相当する、正側アームのIGBTモジュールが冷却板の一方の面に、負側アームのIGBTモジュールが冷却板の他方の面に装着された相のIGBTモジュールを直流電源の最も近くに装着したため、インダクタンスを抑制し、相間のインダクタンス差を小さくすることができる。また、モジュールの電極端子が複数ある場合、ブスバに流れる電流の向きと複数ある電極端子配置の並びの向きとを概略、直角としたため、電極端子間での流れる電流をほぼ均等化することができる。
なお、ここでは3相2レベル電力変換装置の例を示したが、他の電力変換装置と組み合わせる場合、例えば3相2レベル電力変換装置を2個組み合わせて交流−直流−交流の変換を行う場合には直流電源に接続される積層ブスバを母線として2レベルユニットを重ねて配置すれば良く、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型軽量化することができる。なお、この実施の形態1ではU、V、W3相の場合について述べたが、3相以上の複数相であっても適用可能である。
実施の形態2.
次に実施の形態2について説明する。
図7に実施の形態2における2レベルユニット101の構成を示す。本実施の形態2も、実施の形態1と同様、3相2レベル電力変換装置に関わるものであり、図1の回路を構成する。実施の形態1では冷却板8の一方の面にU相IGBTモジュール1、2とV相正側アームのIGBTモジュール3が、他方の面にV相負側アームのIGBTモジュール4とW相IGBTモジュール5、6が装着されていたが、本構成では、冷却板8の一方の面にU、V、W相の正側アームのIGBTモジュール1、3、5が、冷却板の他方の面にU、V、W相の負側アームのIGBTモジュール2、4、6が冷却板8を介して、前記モジュール5、3、1にそれぞれ対向して装着されている。IGBTモジュール1、3、5は積層ブスバ23により電気的に接続され、IGBTモジュール2、4、6は積層ブスバ24により電気的に接続される。IGBTモジュール1〜6、冷却板8、および、積層ブスバ23、24により2レベルユニット101が構成される。積層ブスバ23と積層ブスバ24は積層ブスバ25と接続され、積層ブスバ25は直流電源を構成するコンデンサ7と接続されている。また、U相、V相、W相の交流側へは積層ブスバ23、24と積層ブスバ25の接続部(U)、(V)、(W)より、出力される。
積層ブスバの接続について図8、9を用いて詳しく説明する。図8は積層ブスバ23、24の接続を説明するための斜視図で、ブスバ間を離して記載している。積層ブスバ23はブスバ26、27、28、29を重ねて構成される。ブスバ26は正極(P)に接続されるブスバでU、V、W相の正側アームのIGBTモジュール1、3、5のコレクタ電極(Cup)、(Cvp)、(Cwp)と接続される。ブスバ27、28、29は交流側(U)、(V)、(W)と接続されるブスバでU、V、W相の正側アームのIGBTモジュール1、3、5のエミッタ電極(Eup)、(Evp)、(Ewp)とそれぞれ接続される。積層ブスバ24はブスバ30、31、32、33を重ねて構成される。ブスバ30、31、32は交流側(U)、(V)、(W)と接続されるブスバでU、V、W相の負側アームのIGBTモジュール2、4、6のコレクタ電極(Cun)、(Cvn)、(Cwn)とそれぞれ、接続される。ブスバ33は負極(N)に接続されるブスバでU、V、W相の負側アームのIGBTモジュール2、4、6のエミッタ電極(Eun)、(Evn)、(Ewn)と接続される。
図9は積層ブスバ23、積層ブスバ24に接続される積層ブスバ25の構成を説明するための斜視図で、ブスバ間を離して記載している。積層ブスバ25はブスバ34、35、36、37、38を重ねて構成される。ブスバ34、35、36は積層ブスバ23と積層ブスバ24の交流接続部(U)、(V)、(W)間を接続するブスバで、図7に示すように交流(U)、(V)、(W)へと出力される。なお、図7では積層ブスバ23、24と積層ブスバ25の接続部より交流(U)、(V)、(W)へ出力しているが、別途、ブスバ34、35、36に交流へ出力する端子を設けても良い。ブスバ37は積層ブスバ24の負極接続部(N)と接続され、ブスバ38は積層ブスバ23の正極接続部(P)と接続される。また、図7に示すようにブスバ38はコンデンサ7の正極(P)側に、ブスバ37は負極(N)側に接続される。
図10に本実施の形態2における転流ループを示す。図は積層ブスバの平面と平行な方向より見た概略図で転流ループを太線で示している。図10の(a)はU相、(b)はV相、(c)はW相の転流ループである。本実施の形態2においても、ブスバに積層ブスバを用い、電流が近接したブスバ間を流れるため、ループの面積は小さくなり、インダクタンスが抑制されることが判る。また、本構造では冷却板8に装着されるIGBTモジュール1〜6の配置は、その所定位置として正側アームをコンデンサ7側から遠い方よりU相、V相、W相とし、負側アームをコンデンサから遠い方よりW相、V相、U相としているため、U相、V相、W相で接続回路のループ長が概略同程度になり、インダクタンスをほぼ同程度にすることができる。正極側、負極側ともコンデンサ7より遠い側より、U相、V相、W相の順に配置して、構成することも可能であるが、その場合にはインダクタンスに差が生じ、U相のインダクタンスが大きく、W相のインダクタンスが小さくなる。
以上のような構成により、1枚の冷却板8に3相分のIGBTモジュール1〜6を装着したため、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型、軽量化することができる。また、IGBTモジュール間、IGBTモジュールと直流電源間は積層ブスバで接続したため、インダクタンスを小さく構成できる。また、正側アームのIGBTモジュールが直流電源より最も遠い相の負側アームのIGBTモジュールを直流電源の最も近くに配置し、正側アームのIGBTモジュールが直流電源の最も近くに配置された相の負側アームのIGBTモジュールを直流電源の最も遠くに配置したため、インダクタンスの増加を抑え、相間のインダクタンス差を小さくすることができる。また、本実施の形態2においてもモジュールの電極端子90が複数ある場合、ブスバに流れる電流の向きと複数ある電極端子配置の並びの向きとを概略、直角としたため、電極端子間での流れる電流をほぼ均等化することができる。さらに、U、V、Wの3相の場合について述べたが、3相に限らず複数相の場合にも適用可能である。また、他の電力変換装置と組み合わせる場合、例えば3相2レベル電力変換装置を2個組み合わせて交流−直流−交流の変換を行う場合には直流電源に接続される積層ブスバを母線として2レベルユニットを重ねて配置すれば良く、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型、軽量化することができる。
実施の形態3.
次に実施の形態3について説明する。
図11に本実施の形態3にて構成する電力変換装置の1相分の回路図を示す。本実施の形態3は正極(P)、負極(N)、中間電位(C)の3つの電位を有する直流と交流間の変換に用いられる3レベル電力変換装置に関わるものである。
正極(P)と負極(N)間には正側アームを構成する第1のスイッチング素子であるIGBTモジュール39、第2のスイッチング素子であるIGBTモジュール40、負側アームを構成する第3のスイッチング素子であるIGBTモジュール41、第4のスイッチング素子であるIGBTモジュール42が直列に接続され、IGBTモジュール40とIGBTモジュール41の接続点は交流端子(AC)に接続されている。また、IGBTモジュール39とIGBTモジュール40の接続点と中間電位(C)間には正側アームの半導体素子である第1の結合ダイオードモジュール43が接続され、IGBTモジュール41とIGBTモジュール42の接続点と中間電位(C)間には負側アームの半導体素子である第2の結合ダイオードモジュール44が接続されている。コンデンサ45、コンデンサ46は直列に接続され、直流電源を構成し、正極(P)、負極(N)、中間電位(C)を出力する。
図12に本実施の形態3である3レベルユニット200の構成を示す。正側アームを構成する第1のIGBTモジュール39、第1の結合ダイオードモジュール43、第2のIGBTモジュール40が冷却板8の一方の面に、負側アームを構成する第3のIGBTモジュール41、第2の結合ダイオードモジュール44、第4のIGBTモジュール42が前記モジュール40、43、39に対向して冷却板8の他方の面に装着されている。冷却板8は実施の形態1同様、モジュールの発熱を外部に放出するためのものである。冷却板8の一方の面に装着されたIGBTモジュール39、40、結合ダイオードモジュール43は積層ブスバ48に電気的に接続され、他方の面に装着されたIGBTモジュール41、42、結合ダイオードモジュール44は積層ブスバ49に接続される。IGBTモジュール39〜42、結合ダイオードモジュール43、44、および、積層ブスバ48、49により、3レベルユニット200が構成される。積層ブスバ48、49間、直流電源を構成するコンデンサ45、46間は積層ブスバ50によって電気的に接続される。また、積層ブスバ48、積層ブスバ49と積層ブスバ50の接続部は交流側(AC)へ接続されている。
積層ブスバの接続について図13、14を用いて詳しく説明する。図13は積層ブスバ48、49の接続を説明するための斜視図で、ブスバ間を離して記載している。積層ブスバ48はブスバ51、52、53、54を重ねて構成される。ブスバ51は交流(AC)側に接続されるブスバでIGBTモジュール40のエミッタ電極(E2)に接続される。ブスバ52はIGBTモジュール39のエミッタ電極(E1)、結合ダイオードモジュール43のカソード電極(K1)、IGBTモジュール40のコレクタ電極(C2)間を接続する。ブスバ53は正極(P)に接続されるブスバでIGBTモジュール39のコレクタ電極(C1)に、ブスバ54は中間電位(C)に接続されるブスバで結合ダイオードモジュール43のアノード電極(A1)にそれぞれ接続される。積層ブスバ49はブスバ55、56、57、58を重ねて構成される。ブスバ55は中間電位(C)に接続されるブスバで結合ダイオードモジュール44のカソード電極(K2)に、ブスバ56は負極(N)に接続されるブスバでIGBTモジュール42のエミッタ電極(E4)に接続される。ブスバ57はIGBTモジュール41のエミッタ電極(E3)、結合ダイオードモジュール44のアノード電極(A2)、IGTBモジュール42のコレクタ電極(C4)間を接続する。ブスバ58は交流(AC)側に接続されるブスバでIGBTモジュール41のコレクタ電極(C3)に接続される。
図14は積層ブスバ48、積層ブスバ49に接続される積層ブスバ50の構成を説明するための斜視図で、ブスバ間を離して記載している。積層ブスバ50はブスバ59、60、61、62を重ねて構成される。ブスバ59は積層ブスバ48の正極接続部(P)と接続され、ブスバ60は積層ブスバ48と積層ブスバ49の中間電位接続部(C)と接続され、ブスバ61は積層ブスバ49の負極接続部(N)と接続される。また、図12に示すようにブスバ59はコンデンサ45の正極(P)側に、60はコンデンサ45とコンデンサ46の接続部である中間電位(C)に、ブスバ61はコンデンサ46の負極(N)側に接続される。ブスバ62は積層ブスバ48と積層ブスバ49の交流接続部(AC)間を接続するブスバで、図12に示すように交流(AC)へと出力される。なお、図12では積層ブスバ48、49とブスバ62の交流接続部を交流端子として交流(AC)へ出力しているが、別途、ブスバ62に交流(AC)へ出力する端子を設けても良い。
なお、ここでは1相分の構成を示したが、2相、3相分を構成する場合には直流電源45、46に接続されるブスバ59、60、61を母線として、3レベルユニット200、正側アームと負側アームを接続するブスバ62を冷却板8が概略平行になるように2相、3相分重ねて配置すればよい。
図15に3レベル電力変換装置の転流ループの発生する回路を示す。3レベル電力変換装置ではスイッチング素子であるIGBTモジュール39〜42のスイッチングによる4つの転流モードが存在する。図15の(a)はP→IGBT39→IGBT40→ACの経路で電流が流れている状態からIGBTモジュール39をターンオフし、結合ダイオードモジュール43に転流した場合を示している。図に太線で示したIGBT39→コンデンサ45→結合ダイオード43→IGBT39の転流ループのインダクタンスに発生するサージ電圧がIGBTモジュール39に印加される。(b)はC→結合ダイオード43→IGBT40→ACの経路で電流が流れている状態からIGBTモジュール40をターンオフし、IGBTモジュール41、IGBTモジュール42のダイオードに転流した場合を示す。図に太線で示したIGBT40→結合ダイオード43→コンデンサ46→IGBT42→IGBT41→IGBT40の転流ループのインダクタンスに発生する電圧がサージ電圧としてIGBTモジュール40に印加される。同様に(c)、(d)はIGBTモジュール41、IGBTモジュール42をターンオフした場合でIGBT41→IGBT40→IGBT39→コンデンサ45→結合ダイオード44→IGBT41の転流ループ、IGBT42→結合ダイオード44→コンデンサ46→IGBT42の転流ループのインダクタンスに発生するサージ電圧がIGBTモジュール41、IGBTモジュール42に印加される。そのため、これらの転流ループのインダクタンスを抑制することでサージ電圧を低減することができる。
図16に本実施の形態3における転流ループを示す。図は積層ブスバの平面と平行な方向より見た概略図で、転流ループを太線で示している。図16の(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ図15の(a)、(b)、(c)、(d)に対応し、IGBTモジュール39、IGBTモジュール40、IGBTモジュール41、IGBTモジュール42をスイッチングした場合の転流ループである。
インダクタンスを減らすためには、3レベル電力変換装置の場合も2レベル電力変換装置の場合同様に、このループの面積を極力小さくすることが必要である。本構成では、ブスバに積層ブスバを用い、電流が近接したブスバ間を流れるため、ループの面積は小さくなり、インダクタンスが抑制されることが判る。また、電流経路を短くすることもインダクタンスの抑制に有効である。図に示す4つのループにおいて特にインダクタンスが大きくなりやすいのはIGBTモジュール3個と結合ダイオードモジュール1個を通る(b)、(c)の場合である。そのため、特にこのループを減らすことが必要であり、素子の配置も重要となる。例えば(b)でIGBTモジュール39と結合ダイオードモジュール43の位置を入れ替えた場合、コンデンサより最も遠いモジュール2個を通ることになり、電流経路が長くなる。この実施の形態3による配置では(b)、(c)のループがコンデンサ45、46側より最も遠い2個の素子を通るループは無く、インダクタンスを小さくできている。
なお、この実施の形態3の構成では冷却板8の一方の面にコンデンサ45、46より遠い方からIGBTモジュール39、結合ダイオードモジュール43、IGBTモジュール40の順に、他方の面にはIGBTモジュール42、結合ダイオードモジュール44、IGBTモジュール41の順に配置されているが、(b)のループを構成するIGBTモジュール40、IGBTモジュール41、IGBTモジュール42、結合ダイオードモジュール43のうちの2つ、かつ、(c)のループを構成するIGBTモジュール39、IGBTモジュール40、IGBTモジュール41、結合ダイオードモジュール44のうちの2つがコンデンサ45、46より最も遠い位置に配置しないよう構成しても良い。
以上のような構成により、正側アームを構成する第1のスイッチング素子39と第2のスイッチング素子40と第1の結合ダイオード43を冷却板8の他方の面に装着し、負側アームを構成する第3のスイッチング素子41と第4のスイッチング素子42と第2の結合ダイオード44を冷却板8の他方の面に装着したため、冷却板8が1枚で構成できる。また、スイッチング素子39〜41、結合ダイオード43、44、直流電源45、46間は積層ブスバで接続したため、インダクタンスを小さく構成できる。正側アームのうち第1のスイッチング素子39と第2のスイッチング素子40の一つと、負側アームのうち第3のスイッチング素子41と第2の結合ダイオード44の一つが共に最も直流電源45、46より遠くにならないように配置し、かつ、正側アームのうち第2のスイッチング素子40と第1の結合ダイオード43の一つと、負側アームのうち、第3のスイッチング素子41と第4のスイッチング素子42の一つが共に最も直流電源より遠くにならないようにスイッチング素子と結合ダイオードを配置したため、インダクタンスを小さくすることができる。
また正側アームのスイッチング素子と結合ダイオードに接続される積層ブスバと、負側アームのスイッチング素子と結合ダイオードに接続される積層ブスバと、直流電源に接続されるブスバとを別々に構成したため、コの字状のブスバを用いる必要が無く、製造性、組み立て性が向上する。また、2相、3相分の3レベル電力変換装置を構成する場合には、直流電源に接続された積層ブスバを母線として、2相、3相分の3レベルユニットを重ねて接続すればよく、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型、軽量化することができる。また、ユニット化されているため、取扱単位が小さくなり、製造時や保守時の取り扱い性が向上する。また、本実施の形態3においてもスイッチング素子と結合ダイオードによるモジュールの電極端子90が複数ある場合、ブスバに流れる電流の向きと複数ある電極端子の並びの向きとを概略、直角としたため、電極端子間での流れる電流をほぼ均等化することができる。
実施の形態4.
次に実施の形態4について説明する。
図17に本実施の形態4における回路図を示す。3レベル電力変換装置2相分と3相2レベル電力変換装置を用い、単相交流−直流−3相交流の変換を行う電力変換装置であるコンバータ−インバータを構成している。
図18に本実施の形態4における電力変換装置の構成を示す。実施の形態1で示した3相2レベルユニット100と実施の形態3で示した1相分の3レベルユニット200の2相分が平行になるように重ねて配置している。本実施の形態4では実施の形態1の図4で示した正極(P)に接続されるブスバ20、負極(N)に接続されるブスバ21、実施の形態3の図14で示した正極(P)に接続されるブスバ59、中間電位(C)に接続されるブスバ60、負極(N)に接続されるブスバ61を母線として共通化し、それに、実施の形態1の図4で示した積層ブスバ9と積層ブスバ10の交流側接続部(V)間を接続するブスバ22と、実施の形態3の図14で示した積層ブスバ48と積層ブスバ49の交流側接続部(AC)間を接続するブスバ62を加えて、積層ブスバ63を構成している。また、直流電源を構成するコンデンサ64は内部にコンデンサユニットを2つ持ち、その端子を正極(P)、負極(N)、中間電位(C)に接続することで、図17に示したコンデンサ45、46を形成する。なお、図18では4個のコンデンサ64を並列接続した例を示している。
コンデンサは図18では3レベルユニット200の横に配置しているが、例えば、2レベルユニット100と3レベルユニット200の間としても良いし、積層ブスバで接続するのであれば2レベルユニット100や3レベルユニット200の上に配置しても良い。
2レベル電力変換装置から交流側への接続は実施の形態1の図2に示したように、積層ブスバ9、10よりU相、W相が、積層ブスバの接続部よりV相が出力される。3レベル電力変換装置のユニットから交流側への接続は実施の形態3の図12で積層ブスバ48、49と積層ブスバ50の接続部からACとして出力したのと同じように積層ブスバ63との接続部より接続され、2相の内、1つの出力がU相、他相がV相となる。
なお、ここでは実施の形態1の2レベル電力変換装置と実施の形態3の3レベル電力変換装置を組み合わせているが、実施の形態2と3を組み合わせて構成しても良い。また、実施の形態3でも述べたが、単に実施の形態3の電力変換装置を2個、3個組み合わせて、単相、3相の3レベル電力変換装置を構成することも可能である。その他にも、実施の形態1〜3の電力変換装置を自由に組み合わせて2レベル3相交流−直流−2レベル3相交流の変換を行う電力変換装置や3レベル3相交流−直流−2レベル3相交流の変換を行う電力変換装置など2レベル、3レベル、単相、3相等で構成される回路を構成することが可能である。
以上のように、この実施の形態4による構成では、直流電源に接続される積層ブスバを母線として、2レベルユニット、3レベルユニットを概略平行になるよう重ねて複数個配置したため、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型、軽量化することができる。特に、本構成では2レベルユニットと3レベルユニットは冷却板の両面にスイッチング素子、結合ダイオードを取り付け、積層ブスバで接続するという概略、同一形状であるので、2レベル変換装置と3レベル変換装置の組み合わせであっても、デッドスペース無く、構成することが可能になり、モジュールの実装密度が上がり、装置全体を小型、軽量化することができる。また、ユニット化された2レベルユニット、3レベルユニットを接続する構成であるので、取扱単位が小さくなり、製造時や保守時の取り扱い性が向上する。また、3レベル変換ユニットと2レベル変換ユニットに用いるモジュールの装着面を同じにする、または、どちらのモジュールも装着できるよう冷却板を構成すれば、3レベル変換ユニットと2レベル変換ユニットで同じ冷却板を用いることも可能である。
この発明の実施の形態1〜4は、電鉄や鉄鋼プラント向等の電力用半導体素子を用いた電力変換装置に利用可能である。
本発明の実施の形態1による電力変換装置の回路図である。 本発明の実施の形態1による電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の図2の積層ブスバ9、10の接続を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の図2の積層ブスバ11の接続を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の図1における転流ループを示す回路図である。 本発明の実施の形態1の図2の構成における転流ループを示す図である。 本発明の実施の形態2による電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2の図7の積層ブスバ23、24の接続を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の図7の積層ブスバ25の接続を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の図7の構成における転流ループを示す図である。 本発明の実施の形態3による電力変換装置の回路図である。 本発明の実施の形態3による電力変換装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3の図12の積層ブスバ48、49の接続を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3の図12の積層ブスバ50の接続を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3の図11における転流ループを示す回路図である。 本発明の実施の形態3の図12の構成における転流ループを示す図である。 本発明の実施の形態4による電力変換装置の回路図である。 本発明の実施の形態4による電力変換装置の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1〜6,39〜42 スイッチング素子、7,45,46,64 直流電源、
8 冷却板、9〜11,23〜25,48〜50,63 積層ブスバ、
12〜22,26〜38,51〜62 ブスバ、43 第1の結合ダイオード、
44 第2の結合ダイオード、90 電極端子、100,101 2レベルユニット、
200 3レベルユニット。

Claims (12)

  1. 正極端子と負極端子を有する直流電源と、少なくとも3相分以上の交流端子と前記正極端子間に接続され正側アームを構成する半導体スイッチング素子と、前記交流端子と前記負極端子間に接続され負側アームを構成する半導体スイッチング素子と、前記半導体スイッチング素子を冷却する冷却板とを有し、前記半導体スイッチング素子のオン、オフ動作によって、前記直流電源と交流端子間で電力変換を行う2レベルの電力変換装置において、前記冷却板の一方および他方の面には前記半導体スイッチング素子が装着されており、前記冷却板の一方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体と、前記冷却板の他方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体および前記直流電源に接続する接続導体を、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成したことを特徴とする電力変換装置。
  2. 正極端子と負極端子を有する直流電源と、U相、V相、W相の3相分の前記交流端子と前記正極端子間に接続され正側アームを構成する半導体スイッチング素子と、前記交流端子と前記負極端子間に接続され負側アームを構成する半導体スイッチング素子と、前記半導体スイッチング素子を冷却する冷却板とを有し、前記半導体スイッチング素子のオン、オフ動作によって、前記直流電源と交流端子間で電力変換を行う3相2レベルの電力変換装置において、前記冷却板の一方および他方の面には、前記半導体スイッチング素子が装着されており、前記冷却板の一方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体と、前記冷却板の他方の面に装着される半導体スイッチング素子に接続する接続導体および前記直流電源に接続する接続導体を、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成したことを特徴とする電力変換装置。
  3. 正極端子と負極端子と中間端子を有する直流電源と、正側アームを構成する前記正極端子に接続される半導体スイッチング素子である第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に直列接続され、交流端子に接続される半導体スイッチング素子である第2のスイッチング素子と、前記第1、第2のスイッチング素子の接続点と前記中間端子間に接続される第1の結合ダイオードと、負側アームを構成する前記交流端子に接続される半導体スイッチング素子である第3のスイッチング素子と、この第3のスイッチング素子に直列に接続され、前記負極端子と接続される半導体スイッチング素子である第4のスイッチング素子と、前記第3、第4のスイッチング素子の接続点と前記中間端子間に接続される第2の結合ダイオードを有するとともに、前記第1〜第4のスイッチング素子および第1、第2の結合ダイオードを冷却する冷却板を備え、前記スイッチング素子のオン、オフ動作により、前記交流端子に前記直流電源の正極端子、中間端子および負極端子の3レベルの電位を出力する3レベル電力変換装置であって、前記冷却板の一方の面には、前記第1、第2のスイッチング素子と前記第1の結合ダイオードが装着されるとともに、他方の面には、前記第3、第4のスイッチング素子と前記第2の結合ダイオードが装着されており、前記スイッチング素子、結合ダイオード、直流電源間を接続する接続導体は、ブスバを絶縁物で挟んで重ねた積層ブスバにて構成し、前記第1、第2のスイッチング素子と前記第1の結合ダイオードに接続される積層ブスバと、前記第3、第4のスイッチング素子と第2の結合ダイオードに接続される積層ブスバと直流電源に接続される積層ブスバはそれぞれ別個の積層ブスバとしたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項2に記載の2レベル電力変換装置と請求項3に記載の3レベル電力変換装置を、前記それぞれの電力変換装置に設けてある冷却板が平行になるように配置するとともに、直流電源と接続される積層ブスバが前記電力変換装置の母線となるよう接続されていることを特徴とする電力変換装置。
  5. 前記冷却板の一方の面には、前記U相、V相、W相の3相のうち、1相分の正側アーム/負側アームを構成する半導体スイッチング素子と、他の2相のいずれか1相の正側アームを構成する半導体スイッチング素子を装着するとともに、前記冷却板の他方の面には、前記他の2相のいずれか1相の正側アームと同じ相の負側アームを構成する半導体スイッチング素子と、残りの1相の正側アーム/負側アームを構成する半導体スイッチング素子を装着することを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  6. 前記冷却板の一方の面には、前記U相、V相、W相の3相分の正側アームを構成する半導体スイッチング素子を装着するとともに、前記冷却板の他方の面には、前記U相、V相、W相の3相分の負側アームを構成する半導体スイッチング素子を装着することを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  7. 前記冷却板の一方の面に装着される前記いずれか1相の正側アームを構成する半導体スイッチング素子と、前記冷却板の他方の面に装着される前記いずれか1相の正側アームと同じ相の負側アームを構成する半導体スイッチング素子を、前記直流電源に最も近く配置することを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  8. 前記冷却板の一方の面に装着された正側アームを構成する半導体スイッチング素子の内で、前記直流電源から最も遠く離れて配置された半導体スイッチング素子の相と同じ相で冷却板の他方の面に装着された負側アームを構成する半導体スイッチング素子を、前記直流電源の最も近くに配置するとともに、前記正側アームを構成する半導体スイッチング素子の内で、前記直流電源に最も近くに配置された半導体スイッチング素子の相と同じ相で前記負側アームを構成する半導体スイッチング素子を、前記直流電源から最も遠く離れて配置することを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  9. 前記接続導体をそれぞれ別個の積層ブスバとしたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記半導体スイッチング素子には複数の電極端子が設けられており、前記積層ブスバに流れる電流の向きと、前記複数の電極端子の並びの向きとが、ほぼ直角となるよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  11. 前記半導体スイッチング素子および前記結合ダイオードには複数の電極端子が設けられており、前記積層ブスバに流れる電流の向きと、前記複数の電極端子の並びの向きとが、ほぼ直角となるよう構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  12. 前記冷却板に装着された正側/負側アームの各スイッチング素子の、前記直流電源に対する配置は、直流電源から最も遠く離れた個所に、前記正側アームの内の前記第1のスイッチング素子または前記第1の結合ダイオードのいずれか1つを設置し、前記第1のスイッチング素子を直流電源から最も遠く離れた個所に配置した場合には、冷却板を介して前記第1のスイッチング素子に対向して配置される負側アームの素子には、前記第4のスイッチング素子を設置し、また直流電源から最も遠く離れた個所に前記正側アームの内の前記第1の結合ダイオードを設置した場合には、冷却板を介して前記第1の結合ダイオードに対向して配置される負側アームの素子には、第2の結合ダイオードを設置することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
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