JP2008239254A - 液体収容体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリンタのインクカートリッジ20に収容されるインクパック24は、フィルムの一側面の両側の端部を互いに固着することにより第1の溶着部が形成されている。そして、第1の溶着部によって、管状の袋部31が形成されている。さらに、袋部31の一方の開口は、供給部材27がフィルムの間に挟まれた状態で熱溶着されて第2の溶着部38となっている。また、袋部の他方の開口は熱溶着により封止され、第3の溶着部39となっている。このインクパック24の袋部31に収容可能なインクの体積は、インクパック24を収容する枠体26c内の体積よりも大きくなっている。
【選択図】図3
Description
部の体積よりも大きい。
これによれば、液体収容袋の胴体部にはマチ部が設けられているので、同液体収容袋に収容可能な液体の体積を大きくすることができる。また、胴体部に別のフィルムを貼り合わせることでマチ部を形成するのではなく、胴体部を折り曲げてマチ部を形成するので、外方に突出する封止部が新たに形成されることがない。
駄なスペースを小さくし、液体収容袋を効率よく収容することができる。
これによれば、液体収容袋にはマチ部が設けられているので、同液体収容袋に収容可能な液体の体積を大きくすることができる。また、胴体部に別のフィルムを貼り合わせることでマチ部を形成するのではなく、袋状のフィルムを折り曲げてマチ部を形成するので、外方に突出する封止部が新たに形成されることがない。
これによれば、液体収容袋の胴体部にはマチ部が設けられているので、同液体収容袋に収容可能な液体の体積を大きくすることができる。また、胴体部に別のフィルムを貼り合わせることでマチ部を形成するのではなく、その胴体部を長手方向に折り曲げられて形成するので、外方に突出する封止部が新たに形成されることがない。
からなる液体収容部とを有する液体収容袋を、ケースに収容する液体収容体において、前記液体収容袋の高さは、前記ケース内に設けられた前記液体収容袋の収容部の高さよりも大きい。
これによれば、液体収容袋には高さ方向に伸縮するマチ部が設けられているので、収容部に収容された液体収容袋は、収容部内で高さを変化させることができる。このため、収容部の高さに合わせることができるため、収容部内に液体収容袋を効率よく収容することができる。
これによれば、ケースの内面には、液体収容袋を支持する支持部が形成されている。このため、収容部内で液体収容袋が曲がったり、撓んだりしても、液体収容袋が不安定になることがない。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。図1は本実施形態の液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置(以下、プリンタ11とする)の斜視図、図2はプリンタ11の要部斜視図である。図3は、プリンタ11に備えられるインクカートリッジ20の分解斜視図である。
しない紙送り手段によって搬送されたターゲットとしての記録媒体Pに向かって、前記ノズルの開口からインク滴を吐出する。
せることにより形成される。第1の溶着部37は、図4に示すように、袋部31の中央部に長手方向に沿って延びるように設けられており、基端から折り曲げられている。そして、インクパック24がケース23に収容される際は、第1の溶着部37がケース23の底面側になるように収容される。尚、第1の溶着部37は、特許請求の範囲の第1の封止部と対応している。
ス26の溝部26dに設けられた第1係合部26eと係合可能に形成されている。
(1)第1の実施形態では、インクパック24の袋部31に収容可能なインクの体積V1は、枠体26c、本体ケース26の底面及び封止フィルム30によって構成される空間の体積V2よりも大きくなるようにした。このため、体積V2とほぼ同じ体積のインクを
インクパック24の袋部31に収容しても、インクパック24の内圧を比較的小さくすることができる。従って、インクパック24は、撓んだり、屈曲したりすることが可能となり、前記空間の形状に沿うことができる。このため、前記空間の無駄なスペースが小さくなることで、ケース23内の体積V2に対してインクが占める体積が大きくなり、ケース23内に効率よくインクを収容することができる。
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図9にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のケースの構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。尚、図9は、インクカートリッジ40の長手方向(長さ方向)における断面を示す。
・上記各実施形態は、インクカートリッジ20から記録ヘッド16にインクを供給するインク供給方法として、ケース23内に流入させた空気によってインクパック24を押圧する空気加圧式を採用したが、これ以外の方法でもよい。例えば、ケース23に板ばね等を設け、制御手段により板ばねを駆動し、適宜インクパック24を板ばねで押圧して、インクパック24からインクを導出するようにしてもよい。
延びるように形成してもよい。
Claims (14)
- 外部に液体を導出する液体導出部と、液体を収容するフィルムからなる液体収容部とを有する液体収容袋を、ケースに収容する液体収容体において、
前記液体収容袋に収容可能な液体の体積は、前記ケース内に設けられた同液体収容袋の収容部の体積よりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項1に記載の液体収容体において、
前記液体導出部は、前記液体収容部から突出して形成されており、前記液体収容部に収容可能な液体の体積は、前記ケース内に設けられた同液体収容部の収容部の体積よりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項1又は2に記載の液体収容体において、
前記液体収容袋の前記液体収容部は、1枚の前記フィルムの両側端部を互いに固着した第1の封止部と、
前記第1の封止部によって、管状に形成された胴体部と、
前記胴体部の一方の開口が、前記液体導出部を内側に挟んだ状態で封止された第2の封止部と、
前記胴体部の他方の開口が封止された第3の封止部とを備えたことを特徴とする液体収容体。 - 請求項1〜3のいずれか一つに記載の液体収容体において、
前記液体収容袋は、管状の胴体部の側面に、その胴体部を長手方向に折り曲げられて形成されたマチ部が設けられていることを特徴とする液体収容体。 - 外部に液体を導出する液体導出部と、液体を収容するフィルムからなる液体収容部とを有する液体収容袋を、ケースに収容する液体収容体において、
前記液体収容袋の長さは、前記ケース内に設けられた前記液体収容袋の収容部の長さよりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項5に記載の液体収容体において、
前記液体導出部は、前記液体収容部から突出して形成されており、前記液体収容部の長さは、前記ケース内に設けられた前記液体収容部の収容部の長さよりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項5又は6に記載の液体収容体において、
前記液体収容袋は、その側面を長手方向に折り曲げられて形成されたマチ部が設けられていることを特徴とする液体収容体。 - 外部に液体を導出する液体導出部と、液体を収容するフィルムからなる液体収容部とを有する液体収容袋を、ケースに収容する液体収容体において、
前記液体収容袋の幅は、前記ケース内に設けられた前記液体収容袋の収容部の幅よりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項8に記載の液体収容体において、
前記液体収容袋の前記液体収容部は、1枚の前記フィルムの両側端部を互いに固着した第1の封止部と、
前記第1の封止部によって、幅方向に曲げられて管状に形成された胴体部と、
前記胴体部の一方の開口が、前記液体導出部を内側に挟んだ状態で封止された第2の封止部と、
前記胴体部の他方の開口が封止された第3の封止部とを備えたことを特徴とする液体収容体。 - 請求項8又は9に記載の液体収容体において、
前記液体収容袋は、管状の胴体部の側面に、その胴体部を長手方向に折り曲げられて形成されたマチ部が設けられていることを特徴とする液体収容体。 - 外部に液体を導出する液体導出部と、液体を収容するフィルムからなる液体収容部とを有する液体収容袋を、ケースに収容する液体収容体において、
前記液体収容袋の高さは、前記ケース内に設けられた前記液体収容袋の収容部の高さよりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項11に記載の液体収容体において、
前記液体導出部は、前記液体収容部から突出して形成されており、前記液体収容部の最大高さは、前記ケース内に設けられた前記液体収容部の収容部の高さよりも大きいことを特徴とする液体収容体。 - 請求項11又は12に記載の液体収容体において、
前記液体収容袋は、その側面が長手方向に折り曲げられることにより、高さ方向に伸縮するマチ部が設けられていることを特徴とする液体収容体。 - 請求項1〜13のいずれか一つに記載の液体収容体において、
前記ケースの内面には、前記液体収容袋を支持する支持部が形成されていることを特徴とする液体収容体。
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