JP2008236338A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ナースコール子機による呼び出しが行われた場合、呼び出し対象外の携帯端末で代理応答した看護師をいつでも特定することができるようにする。
【解決手段】PHS端末60において、ハンド形子機40からの自己宛以外の呼び出しに対して代理応答を行い、ナースコール親機10において、代理応答に用いられたPHS端末60の携帯端末情報を取得し、その取得した携帯端末情報を含む応答履歴情報を応答履歴情報記憶部180に記録することにより、PHS端末60とこれを使用する看護師とを1対1に関連付けた看護師情報を参照して、応答履歴情報記憶部180に記録された携帯端末情報から代理応答した看護師を特定できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、患者別のナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機および携帯端末で応答通話できるように成されたナースコールシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が医師または看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に「患者」と言う)が呼出ボタン等を押下することによって医者、看護師または介護師(以下、単に「看護師」と言う)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドやトイレ、浴室などに設置するナースコール子機と、ナースセンタに設置するナースコール親機とを備えて構成されている。さらに、看護師が携帯するPHS(Personal Handyphone System)端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを組み合わせたナースコールシステムも提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平5−259974号公報
この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出ボタンを押下して呼び出しを行うと、看護師は、自身が携帯するPHS端末や、ナースコール親機のハンドセット等によって応答する。なお、PHS端末とそれを所持する看護師とを関連付けたテーブル情報が、ナースコール親機のメモリに記憶されている。つまり、PHS端末とそれを所持する看護師とは1対1に対応しているので、患者からの呼び出しに対してPHS端末で応答した看護師をナースコール親機に応答履歴として記録することが可能である。
ところで、1人の患者に対して担当の看護師が決められていて、その関係がナースコール親機のテーブル情報により管理されている。そして、ある患者のナースコール子機から呼び出しが行われると、テーブル情報を参照して担当の看護師が特定され、担当の看護師のPHS端末に対して報知が行われる。そのため、患者からの呼び出しがあった場合、その呼び出し対象のPHS端末を所持している看護師が不在等であると、看護師が呼び出しに対して応答することができない。ただし、この場合でも、ナースコール親機にも同時に報知が行われているので、呼び出しを行っている患者の担当でない看護師が、ナースコール親機に設けられたハンドセットにてナースコール子機からの呼び出しに応答することができる。
なお、内線で接続されている複数台の電話機のうちの一部が呼び出し中となった場合、呼び出し中ではない電話機にて特番を入力することで代理応答を行うことができるようにした技術が提供されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平6−6462号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術において、ナースコール親機のハンドセットは、不特定多数の看護師によって操作されるものなので、どの看護師が応答したかについての応答履歴をナースコール親機に記録することができないという問題があった。
また、上記特許文献2に記載の技術においても、代理応答を行う電話機は不特定多数のユーザによって操作されるものなので、どのユーザが代理応答したかについての応答履歴を記録することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコール子機による呼び出しが行われた場合、呼び出し対象外の携帯端末で代理応答した看護師を特定することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、携帯端末において、ナースコール子機からの自己宛以外の呼び出しに対して代理応答を行い、ナースコール親機において、代理応答に用いられた携帯端末を一意に特定する携帯端末情報を取得し、その取得した携帯端末情報またはテーブル情報により当該携帯端末情報に関連付けられた看護師情報を含む応答履歴情報を記憶部に記録するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール子機による呼び出しに対して呼び出し対象外の携帯端末にて代理応答した場合、その携帯端末を一意に特定する携帯端末情報がナースコール親機の記憶部に記録される。携帯端末情報に対応する携帯端末は不特定多数の看護師によって操作されるものでないため、ナースコール親機の記憶部に記録される携帯端末情報から、代理応答した看護師が特定されることとなる。これにより、呼び出し対象外の携帯端末で代理応答した看護師を特定することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1において、10はナースコール親機であり、例えばナースセンタに設置される。このナースコール親機10は、ハンドセット90を備えている。このハンドセット90は、患者からの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものである。また、ナースコール親機10は、呼び出し音により患者からの呼び出しを報知する報知部100を備えている。
20は病室毎に設置される廊下灯であり、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。この廊下灯20は、病室内の患者が看護師を呼び出したときに、廊下を歩いている看護師が応答するための復旧ボタンを備えている。
30は壁埋込形子機(特許請求の範囲のナースコール子機に相当する)であり、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機30は、廊下灯20に接続されている。40はハンド形子機(特許請求の範囲のナースコール子機に相当する)であり、壁埋込形子機30に接続される。壁埋込形子機30は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が呼び出されたときに応答するための復旧ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクとスピーカ、ハンド形子機40を接続するための接続端子を備えている。ハンド形子機40も壁埋込形子機30と同様、呼出ボタン、マイクおよびスピーカを備えている。なお、壁埋込形子機30がマイクおよびスピーカを備えている場合、その接続端子には、呼出ボタンのみを備えた握り押しボタン式子機を接続するようにしても良い。また、ハンド形子機40がマイクおよびスピーカを備えている場合、壁埋込形子機30にマイクおよびスピーカを設けないようにしても良い。本実施形態では、患者はハンド形子機40を用いて呼び出しを行うものとする。
50はハンディナースコール主装置(特許請求の範囲の交換装置に相当する)であり、例えば、構内のPHS端末対応の交換装置から構成されている。60はPHS端末であり、ナースコール親機10と接続されており、ハンド形子機40との間で応答通話を行う。ハンディナースコール主装置50は、各看護師が所持するPHS端末60を用いた通話やデータの送受信に関する制御を行う機能を有する。本実施形態では、ハンディナースコール主装置50は、病院内の通信センタに設置され、ナースコール親機10と接続されている。70はPHS端末60と通信するための無線基地局である。
患者がハンド形子機40の呼出ボタンを押すと、ハンド形子機40、壁埋込形子機30、廊下灯20、ナースコール親機10の順に信号が伝達され、ナースコール親機10では部屋番号、ベッド番号、患者名などがディスプレイ200に表示されるとともに、報知部100により呼び出し音が鳴り、患者からの呼び出しを看護師に知らせる。
また、ナースコール親機10は、呼び出しを行った患者の担当看護師として、当該患者に対応付けられた看護師を特定し、その看護師が所持するPHS端末60をハンディナースコール主装置50に対して指定する。なお、患者と担当看護師とを関連付けるテーブル情報が、ナースコール親機10の患者情報記憶部160に記録されている。このテーブル情報は、ナースコール親機10の操作パネル等に対する操作入力を通じて設定される。ハンディナースコール主装置50がナースコール親機10により指定されたPHS端末60を無線基地局70を経由して呼び出すことによって、PHS端末60の報知部230により呼び出し音が鳴る。看護師は、ナースコール親機10またはPHS端末60のどちらかで応答し、早く応答した方でハンド形子機40を通じて患者との通話を開始することができる。
次に、ナースコール親機10の内部構成について説明する。図1に示すように、ナースコール親機10は、前述したハンドセット90、報知部100に加えて、インタフェース部110、応答検出部120、携帯端末情報取得部130、看護師情報記憶部140、子機情報取得部150、患者情報記憶部160、情報記録部170、応答履歴情報記憶部180、表示制御部190およびディスプレイ200を備えて構成されている。
インターフェース部110は、廊下灯20やハンディナースコール主装置50との間で通話やデータの送受信を行う。例えば、インターフェース部110は、PHS端末60から無線基地局70、ハンディナースコール主装置50を介して送られてくるPHS端末60の携帯端末情報を入力する。携帯端末情報は、患者からの呼び出しに対して応答したPHS端末60をユニークに識別するための情報であり、例えば、PHS端末60の電話番号、携帯端末識別番号等が用いられる。
また、インターフェース部110は、廊下灯20を介して送られてくる子機情報を入力する。すなわち、患者がハンド形子機40の呼出ボタンを押下して看護師の呼び出しを行うと、当該呼び出しを行ったハンド形子機40をユニークに識別するための子機情報が、廊下灯20からナースコール親機10に送られてくる。インターフェース部110は、この送られてきた子機情報を入力する。
応答検出部120は、PHS端末60が看護師によりオフフックされたか否かを検出する。すなわち、看護師が患者からの呼び出しに応答するためにPHS端末60をオフフックすると、オフフックされたことを示す信号がインタフェース部110に入力される。応答検出部120は、この信号の有無を監視することによって、PHS端末60が看護師によりオフフックされたか否かを検出する。
応答検出部120はさらに、本発明による代理応答時刻取得部の機能も備えている。すなわち、応答検出部120は、PHS端末60の代理応答時刻を取得する。具体的には、応答検出部120は時計機能を備えており、PHS端末60が看護師によりオフフックされたことを示す信号がインタフェース部110を介して応答検出部120に入力されたときの時刻を時計機能より取得する。
携帯端末情報取得部130は、応答検出部120により検出された、PHS端末60がオフフックされたことを示す信号とは別に、インターフェース部110に入力されたPHS端末60の携帯端末情報を取得する。看護師情報記憶部140は、個々のPHS端末60に対してユニークに割り当てられた携帯端末情報と、そのPHS端末60を所持する看護師をユニークに識別する情報(看護師情報)とを関連付けたテーブル情報を記憶している。ここで、看護師情報には、例えば、少なくとも看護師の氏名を示す情報が含まれており、その他に、所属するチーム名、所持するPHS端末60を識別するための電話番号、携帯端末識別番号等の情報が含まれる。
子機情報取得部150は、インターフェース部110に入力された子機情報を取得する。患者情報記憶部160は、ハンド形子機40に対してユニークに割り当てられた子機情報と、そのハンド形子機40を使用する患者をユニークに識別する情報(患者情報)とを関連付けたテーブル情報を記憶している。ここで、患者情報には、例えば、少なくとも患者の氏名を示す情報が含まれており、その他に、生年月日、患者番号、診察番号、病室、ベッド番号、症状等の情報が含まれる。
情報記録部170は、応答検出部120によってPHS端末60のオフフックが検出されたときに、携帯端末情報取得部130により取得された携帯端末情報に対して看護師情報記憶部140により関連付けられている看護師情報と、子機情報取得部150により取得された子機情報に対して患者情報記憶部150により関連付けられている患者情報と、応答検出部120により取得された看護師による応答時刻(PHS端末60の操作時刻)とを互いに関連付けて応答履歴情報記憶部180に記録する。
図2には、応答履歴情報記憶部180に記憶される情報の例を示す。図2に示すように、応答履歴情報には、応答時刻、看護師情報(本実施形態では、看護師の氏名)および患者情報(本実施形態では、患者の氏名)が項目情報として含まれる。
なお、応答履歴情報記憶部180に少なくとも看護師情報を記録しておけば、応答(代理応答を含む)を行った看護師を特定することができる。したがって、応答時刻や患者情報を関連付けて記録することは必須ではないが、応答時刻や患者情報も記録しておくと、呼び出しを行った患者を特定することができるとともに、その応答時刻も特定することができる。これにより、誰からの呼び出しに対して誰がいつ応答したのかを特定することができるので、より好ましい。
表示制御部190は、応答履歴情報記憶部180に記憶されている応答履歴情報(応答時刻、看護師情報、患者情報)を取得し、その取得した応答履歴情報をディスプレイ200に表示するように制御する。
なお、本実施形態では、情報記録部170は、応答履歴情報として、応答時刻、看護師情報および患者情報を応答履歴情報記憶部180に記録する例について説明したが、記録内容はこれに限定されない。例えば、情報記録部170は、看護師情報の代わりに、携帯端末情報を応答履歴情報記憶部180に記録するようにしてもよい。また、情報記録部170は、患者情報の代わりに、子機情報を応答履歴情報記憶部180に記録するようにしてもよい。この場合、表示制御部190は、応答履歴情報として、応答時刻、携帯端末情報、子機情報を応答履歴情報記憶部180から取得し、その取得した応答履歴情報をディスプレイ200に表示するように制御する。また、表示制御部190は、看護師情報記憶部140、患者情報記憶部160を直接参照することにより得られた看護師情報、患者情報をディスプレイ200に表示するようにしてもよい。
次に、患者からのハンド形子機40による呼び出しに対して応答を行うPHS端末60の内部構成について説明する。PHS端末60は、操作部210と、代理応答部220と、前述した報知部230とを備えて構成されている。操作部210は、PHS端末60を所持する看護師による操作を通じて、代理応答用の特番の入力を受け付ける。ここで、代理応答用の特番とは、通常の電話番号とは異なる用途に用いられる番号である。
代理応答部220は、操作部210の操作を通じて代理応答用の特番が入力された場合、代理応答を行うPHS端末60と呼び出しを行ったハンド形子機40との間のコネクションの確立要求およびPHS端末60をユニークに識別するための携帯端末情報をハンディナースコール主装置50に送信する。そして、ハンディナースコール主装置50は、PHS端末60の代理応答部220により送信されたコネクションの確立要求を受信することにより、代理応答を行うPHS端末60と呼び出しを行ったハンド形子機40との間のコネクションを確立する。そして、ハンディナースコール主装置50は、PHS端末60がオフフックされたことを示す信号、応答したPHS端末60から送信された携帯端末情報をナースコール親機10のインタフェース部110に送信する。
次に、本実施形態におけるナースコール親機10の動作について説明する。図3は、本実施形態によるナースコール親機10の動作例を示すフローチャートである。図3における各処理は、患者がハンド形子機40の呼出ボタンを押下して看護師の呼び出しを行った場合に、呼び出し対象のPHS端末60が呼び出し音により呼び出された後のナースコール親機10における処理内容を示している。なお、この時点において、看護師の呼び出しを行ったハンド形子機40をユニークに識別するための子機情報が、廊下灯20からインターフェース部110に入力され、子機情報取得部140は、インターフェース部110に入力された子機情報を取得している。
まず、応答検出部120は、看護師が患者からの呼び出しに応答するためにPHS端末60をオフフックしたことを示す信号がインタフェース部110に入力されたか否かを判断する(ステップS100)。もし、PHS端末60をオフフックしたことを示す信号がインタフェース部110に入力されていないと応答検出部120にて判断した場合(ステップS100においてNO)、PHS端末60をオフフックしたことを示す信号がインタフェース部110に入力されるまでステップS100における判断処理を繰り返す。
一方、PHS端末60をオフフックしたことを示す信号がインタフェース部110に入力されたと応答検出部120にて判断した場合(ステップS100においてYES)、携帯端末情報取得部130は、PHS端末60がオフフックされたことを示す信号とは別にインターフェース部110に入力されたPHS端末60の携帯端末情報を取得する(ステップS120)。
次に、応答検出部120は、PHS端末60がオフフックされたことを示す信号がインタフェース部110を介して応答検出部120に入力されたときの時刻を時計機能より取得する(ステップS140)。
最後に、情報記録部170は、携帯端末情報取得部130により取得された携帯端末情報に関連付けられている看護師情報と、子機情報取得部150により取得された子機情報に関連付けられている患者情報と、応答検出部120により取得された看護師による応答時刻(PHS端末60の操作時刻)とを互いに関連付けて応答履歴情報記憶部180に記録する(ステップS160)。これにより、ナースコール親機10は、図3における処理を終了する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、患者がハンド形子機40による呼び出しを行った場合、前述した患者を担当する看護師が所持するPHS端末60の報知部230およびナースコール親機10の報知部100により呼び出し音が鳴る。これに対して、担当の看護師が自身のPHS端末60の操作部210の操作を通じてオフフックの操作を行ったり、担当ではない看護師が自身のPHS端末60の操作部210の操作を通じて代理応答用の特番を入力したりしたとき、PHS端末60の代理応答部220がPHS端末60と呼び出しを行ったハンド形子機40との間のコネクションの確立要求をハンディナースコール主装置50に送信するようにしている。
このようにすれば、看護師の所持するPHS端末60が、呼び出しを行った患者に対応付けられていない(呼び出し対象外)としても、当該看護師はその患者のハンド形子機40からの呼び出しに対して代理応答することができる。
また、本実施形態では、看護師が、ハンド形子機40による呼び出しに対して呼び出し対象のPHS端末60で応答した場合および呼び出し対象外のPHS端末60にて代理応答した場合、PHS端末60が携帯端末情報をハンディナースコール主装置50を介してナースコール親機10に送信し、その送信された携帯端末情報に関連付けられている看護師情報と、呼び出しを行ったハンド形子機40の子機情報に関連付けられている患者情報と、看護師による応答時刻とを互いに関連付けて応答履歴情報記憶部180に記録するようにしている。
このようにすれば、携帯端末情報に対応するPHS端末60は不特定多数の看護師によって操作されるものでないため、ナースコール親機10の応答履歴情報記憶部180に記録される看護師情報から、応答した看護師が担当の看護師だけでなく代理応答した看護師も含めて特定されることとなる。これにより、PHS端末60で応答した看護師を特定することができる。さらに、子機情報と応答時刻も看護師情報に関連付けて記録することにより、どの看護師がどの患者に対していつ応答したのかを特定することができる。
なお、本実施形態では、ハンド形子機40による呼び出しに対して、看護師がPHS端末60にて応答(代理応答を含む)した場合、通常の応答をしたときと代理応答したときとを区別せずに、応答履歴情報を応答履歴情報記録部180に記録する例について説明したが、記録方法はこれに限定されない。例えば、看護師がPHS端末60にて代理応答した場合、応答履歴情報記録部180に記録される応答履歴情報に代理応答したことを示すフラグ情報を含めてもよい。
具体的には、ハンド形子機40による呼び出しに対して、呼び出し対象外のPHS端末60で代理応答した場合、ハンディナースコール主装置50は、代理応答を行うPHS端末60と呼び出しを行ったハンド形子機40との間のコネクションを確立するとともに、PHS端末60がオフフックされたことを示す信号、PHS端末60の携帯端末情報に加えて代理応答したことを示すフラグ情報をナースコール親機10のインタフェース部110に送信する。そして、ナースコール親機10において、応答検出部120がインタフェース部110に送信されたフラグ情報を取得し、情報記録部170が、応答検出部120により取得されたフラグ情報を応答履歴情報に含めて応答履歴情報記憶部180に記録する。
このようにすれば、例えば、表示制御部190は、代理応答がされたときの応答履歴情報と、通常の応答がされたときの応答履歴情報とを区別してディスプレイ200に表示することが可能になる。これにより、応答履歴情報を参照した看護師は、その応答履歴情報が通常の応答がされたときのものなのか代理応答がされたときのものなのかについて容易に判断することができる。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本実施形態による応答履歴情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 本実施形態によるナースコール親機の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ナースコール親機
30 壁埋込形子機
40 ハンド形子機
50 ハンディナースコール主装置
60 PHS端末
120 応答検出部
130 携帯端末情報取得部
140 看護師情報記憶部
150 子機情報取得部
160 患者情報記憶部
170 情報記録部
180 応答履歴情報記憶部
210 操作部
220 代理応答部

Claims (3)

  1. 患者別のナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機および看護師が携帯する携帯端末で応答通話できるナースコールシステムにおいて、
    前記携帯端末は、ナースコール子機からの自己宛以外の呼び出しに対して代理応答を行う代理応答部を備え、
    前記ナースコール親機は、代理応答に用いられた携帯端末を一意に特定する携帯端末情報を取得する携帯端末情報取得部と、
    前記携帯端末情報取得部により取得された携帯端末情報またはテーブル情報により前記携帯端末情報に関連付けられた看護師情報を含む応答履歴情報を応答履歴情報記憶部に記録する情報記録部とを備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 請求項1に記載のナースコールシステムにおいて、
    前記代理応答部は、前記携帯端末の操作部の操作を通じて代理応答用の特番が入力された場合、前記代理応答を行う携帯端末と前記呼び出しを行ったナースコール子機との間のコネクションの確立要求を交換装置に送信し、
    前記交換装置は、前記代理応答部により送信されたコネクションの確立要求を受信し、前記コネクションを確立することを特徴とするナースコールシステム。
  3. 請求項1または2に記載のナースコールシステムにおいて、
    前記ナースコール親機は、前記ナースコール子機を識別するための子機情報を取得する子機情報取得部と、
    前記携帯端末の代理応答時刻を取得する代理応答時刻取得部とをさらに備え、
    前記情報記録部は、前記携帯端末情報取得部により取得された前記携帯端末情報または前記看護師情報と、前記子機情報取得部により取得された前記子機情報または第2のテーブル情報により当該子機情報に関連付けられている患者情報と、前記代理応答時刻取得部により取得された代理応答時刻とを互いに関連付けて前記応答履歴情報記憶部に記録することを特徴とするナースコールシステム。
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