JP2008229976A - プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ - Google Patents

プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008229976A
JP2008229976A JP2007071195A JP2007071195A JP2008229976A JP 2008229976 A JP2008229976 A JP 2008229976A JP 2007071195 A JP2007071195 A JP 2007071195A JP 2007071195 A JP2007071195 A JP 2007071195A JP 2008229976 A JP2008229976 A JP 2008229976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
ink
tank
slave
master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007071195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Sugawara
宏人 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007071195A priority Critical patent/JP2008229976A/ja
Priority to EP08004785A priority patent/EP1972451B1/en
Priority to US12/049,518 priority patent/US8186800B2/en
Priority to CN2008100871149A priority patent/CN101269585B/zh
Publication of JP2008229976A publication Critical patent/JP2008229976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • B41J2/16523Waste ink transport from caps or spittoons, e.g. by suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/42Two or more complete typewriters coupled for simultaneous operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】 携帯型プリンタに廃インク収容部を設けずインクタンクの大容量化を可能としつつ、専用ステーションを設ける必要がないプリンタシステムの提供。
【解決手段】 プリンタシステム1は、インクを被記録体へ吐出する第1吐出ヘッド41を有する親機プリンタ2と、インクを被記録体へ吐出する第2吐出ヘッド23を有して親機プリンタ2へ着脱可能な携帯型の子機プリンタ4とを備え、親機プリンタ2は更に、子機プリンタ4の装着時に第2吐出ヘッド23から排出された廃インクを収容する廃インク収容部46を有している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、相対的に大容量の第1タンク及び第1吐出ヘッドを有する親機プリンタと、相対的に小容量の第2タンク及び第2吐出ヘッドを有する子機プリンタと、これら親機プリンタ及び子機プリンタから成るプリンタシステムとに関する。
従来、給排紙機構を備える据置型プリンタに対し、これより小型であって片手で持ち歩きできるような携帯型プリンタが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。ところで、このような携帯型プリンタであっても、被記録体に適切に画像を形成するためには、インクタンクに蓄えられたインク中に存在しうる気泡を除去したり、吐出ヘッドのノズル孔に形成されるメニスカスを整える必要があり、そのためにパージ処理を適宜行わなければならない。
しかしながら、パージ処理を行うと吐出ヘッドからインクが排出されるため廃インクの収容部が必要となり、携帯型プリンタの狭小な筐体内にこれを設けると、同じく筐体内に収められているインクタンクの容量が更に小さくなってしまう。これは、早期のインク切れを防止すべくインクタンクの容量を大きくしたいという、携帯型プリンタに要望される課題に相反するものである。そこで特許文献1,2には、携帯型プリンタにはパージ用の廃インク収容部を設けず、携帯型プリンタがドッキングされる専用ステーションに廃インク収容部を設けたものが示されている。
特開平10−24613号公報 特開2003−72107号公報
しかしながら、このような専用ステーションは、携帯型プリンタをドッキングさせているとき以外は他に用途がなく、また、設置スペースも小さくないという点で、ユーザにとって使い勝手がよいとはいえないものである。
そこで本発明は、携帯型プリンタに廃インク収容部を設けずインクタンクの大容量化を可能としつつ、専用ステーションを設ける必要がないプリンタシステムを提供することを目的とする。また、このプリンタシステムに用いられる親機プリンタを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係るプリンタシステムは、インクを被記録体へ吐出する第1吐出ヘッドを有する親機プリンタと、インクを被記録体へ吐出する第2吐出ヘッドを有して前記親機プリンタへ着脱可能な携帯型の子機プリンタと、を備え、前記親機プリンタは更に、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから排出された廃インクを収容する廃インク収容部を有している。
このような構成とすることにより、親機プリンタに子機プリンタを装着することにより、親機プリンタに設けられた廃インク収容部に、子機プリンタの第2吐出ヘッドからパージ等により排出された廃インクを収容させることができる。従って、子機プリンタに対して廃インク処理を行うだけの専用ステーションを用意する必要がない。また、子機プリンタに廃インク収容部を設けなくてよいため、子機プリンタの小型化を図ることができ、又はその筐体内のスペースをインクタンクの大容量化のために有効活用することができる。また、このような親機プリンタは第1吐出ヘッドを有してプリンタ機能を備えるため、子機プリンタの廃インク処理のみならず、通常のプリンタとして使用することができる。そして、この親機プリンタは、各家庭などにおいて広く普及している据置型プリンタと同等のものでその代替品となりえるため、元々据置型プリンタが設置されていたスペースに設置することによって、余剰な設置スペースが必要とならないため好都合である。
また、前記廃インク収容部は、前記親機プリンタの第1吐出ヘッドから排出された廃インクも収納可能に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、第1吐出ヘッドから排出された廃インクと第2吐出ヘッドから排出された廃インクとを収容する廃インク収容部を1つのもので兼用することができるため、プリンタシステムの低価格化と省スペース化とを図ることができる。
また、前記親機プリンタは更に、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるためのポンプを有していてもよい。このような構成とすることにより、子機プリンタに第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるポンプを備える必要がないため、子機プリンタの更なる小型化を図ることができ、又はその筐体内スペースをインクの大容量化のために更に有効活用することができる。
また、前記ポンプは、前記親機プリンタの第1吐出ヘッドからも廃インクを排出させることが可能に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、第1吐出ヘッドから廃インクを排出させるポンプと第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるポンプとを1つのポンプで兼用することができるため、プリンタシステムの低価格化と省スペース化とを図ることができる。
また、前記子機プリンタが前記親機プリンタに装着されることにより、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、他に何ら操作することなく、子機プリンタを親機プリンタへ装着するだけで、子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出することができ、利便性がよい。
また、前記子機プリンタが前記親機プリンタに装着され、外部から所定の指示が入力された場合に、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、ユーザが決定したタイミングに従って、子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させることができる。
また、前記親機プリンタは、前記子機プリンタを着脱可能とする装着部と、この装着部に前記子機プリンタが装着されたときに、その子機プリンタの前記第2吐出ヘッドのインク吐出面を密閉する第2吐出ヘッド用密閉キャップを有し、前記第2吐出ヘッド用密閉キャップは連通路を介して前記廃インク収容部に連通していてもよい。このような構成とすることにより、子機プリンタを親機プリンタの装着部に装着すると、子機プリンタのインク吐出面がキャップにより密閉されるため、キャップ内のエアをポンプで吸引することにより、インク吐出面から排出された廃インクを、連通路を通じて廃インク収容部へ導くことができる。
また、前記親機プリンタは、前記第1吐出ヘッドのインク吐出面を密閉する第1吐出ヘッド用密閉キャップを有しており、前記第1吐出ヘッド用密閉キャップは連通路を介して前記廃インク収容部に連通していてもよい。このような構成とすることにより、第1吐出ヘッドのインク吐出面がキャップにより密閉されるため、キャップ内のエアをポンプで吸引することにより、インク吐出面から排出された廃インクを、連通路を通じて廃インク収容部へ導くことができる。
また、前記親機プリンタは、インクを貯蔵する第1タンクを有し、前記子機プリンタは、前記第1タンクより小容量でインクを貯蔵する第2タンクを有し、前記子機プリンタが前記親機プリンタに装着された状態で、前記第1タンクと前記第2タンクとは互いに連通可能であり、連通時に前記第1タンクから前記第2タンクへインクを供給可能に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、子機プリンタを親機プリンタに装着することによって、上述した廃インクの処理の他、子機プリンタが有する小容量の第2タンクへ、親機プリンタが有する大容量の第1タンクからインクを補充することも可能である。また、子機プリンタの第2タンクへのインク供給により、第2タンクに連通する第2吐出ヘッドからインクが漏れ出る可能性があるが、漏れ出たインクは廃インク収容部にて収容することができる。
また、前記第1タンクから前記第2タンクへのインク供給後に、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、子機プリンタの第2タンクへインクを供給すると共に、特にこのインク供給時に混入しやすい気泡を除去し、更に第2吐出ヘッドのインク吐出面のノズル孔のメニスカスを整えることができる。即ち、親機プリンタの第1タンクから子機プリンタの第2タンクへインク供給する場合、両者が連通したときに連通路中に気泡が混入し、インク供給によってこれが子機プリンタの第2タンクへ侵入する場合があるが、この気泡を除去することが可能である。また、上述したように、第2タンクへのインク供給に伴って第2吐出ヘッドのノズル孔からインクが漏れ出る可能性があり、この際にノズル孔のメニスカスが破壊される場合があるが、第2タンクへのインク供給後に廃インクを排出させて再度メニスカスを整えることができる。
また、前記親機プリンタは、前記第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制する第1規制部を有し、該第1規制部により前記第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、親機プリンタに子機プリンタが装着された状態で第2吐出ヘッドから廃インクを排出するに際し、親機プリンタの第1タンクから第1吐出ヘッドへインクが流れるのを防止することができる。
また、前記親機プリンタは、前記第1タンクと前記第2タンクとの間でのインクの通流を規制する第2規制部を有し、該第2規制部により前記第1タンクと前記第2タンクとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記第1タンクから前記第1吐出ヘッドへインクを供給するよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、親機プリンタに子機プリンタが装着された状態で、親機プリンタの第1タンクから第1吐出ヘッドへインクを供給するに際し、親機プリンタの第1タンクから子機プリンタの第2タンクへインクが供給されるのを防止することができる。
本発明に係る親機プリンタは、インクを被記録体へ吐出する第1吐出ヘッドを備え、インクを被記録体へ吐出する第2吐出ヘッドを有する子機プリンタが着脱可能に装着されるよう構成され、更に、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから排出された廃インクを収容する廃インク収容部を備えている。
このような構成とすることにより、上述したように子機プリンタの廃インク処理用に専用ステーションを用意する必要がなく、子機プリンタの小型化、及びこれに搭載するインクタンク(第2タンク)の大容量化を図ることができる。
また、前記廃インク収容部は、前記第1吐出ヘッドから排出された廃インクも収容可能に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、上述したように廃インク収容部を兼用することができるため、親機プリンタの低価格化と省スペース化とを図ることができる。
また、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるためのポンプを更に備えていてもよい。このような構成とすることにより、上述したように子機プリンタに上記ポンプを備えなくてよいため、子機プリンタの更なる小型化と、インクタンクの大容量化とを図ることができる。
また、前記ポンプは、前記親機プリンタの第1吐出ヘッドからも廃インクを排出させることが可能に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、上述したようにポンプを兼用することができるため、親機プリンタの低価格化と省スペース化とを図ることができる。
また、インクを貯蔵する第1タンクと、該第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制する第1規制部とを更に備え、該第1規制部により前記第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、上述したように子機プリンタの廃インクの処理の他、第2タンクへインクを補充することも可能であり、また、このインク供給時に第2吐出ヘッドから漏れ出たインクを廃インク収容部にて収容することができる。
また、前記第1タンクと前記子機プリンタが有する第2タンクとの間でのインクの通流を規制する第2規制部を更に備え、該第2規制部により前記第1タンクと前記第2タンクとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記第1タンクから前記第1吐出ヘッドへインクを供給するよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、上述したように子機プリンタの第2タンクへインクを供給すると共に、第2タンク内の気泡を除去することができ、更に第2吐出ヘッドのインク吐出面のノズル孔のメニスカスを整えることができる。
本発明に係るプリンタシステム、親機プリンタ、及び子機プリンタによれば、携帯型プリンタに廃インク収容部を設けずインクタンクの大容量化を可能としつつ、専用ステーションを設ける必要がなくなる。
以下、本発明の実施の形態に係るプリンタシステムと、これを構成する親機プリンタ及び子機プリンタとについて、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリンタシステム1の外観構成を示す模式的斜視図である。図1に示すようにプリンタシステム1は、比較的大きな略直方体形状の筐体3を有する据置型の親機プリンタ2と、この親機プリンタ2に着脱可能であって比較的小さな筐体5を有する携帯型の子機プリンタ4とから構成されている。
親機プリンタ2は、本実施の形態では所謂複合機を成しており、その筐体3の下部にインクジェット方式によって画像を記録すべく第1吐出ヘッド41(図4参照)を有するプリンタ部6を備え、上部には原稿の画像を読み取るべくイメージセンサ(図示せず)を有するスキャナ部7を備えている。また、筐体3の前壁部3aの下部には給紙口8が形成され、被記録体としての記録用紙を収納する給紙トレイ8aが装着されている。本実施の形態では、この給紙トレイ8aには最大でA4サイズの記録用紙を複数収納可能になっている。
給紙口8の上方には排紙口9が形成されており、プリンタ部6にて画像形成された記録用紙が排出されるようになっている。また、スキャナ部7は所謂フラットベッドスキャナとして構成され、筐体3の上面に形成された原稿台(図示せず)を覆うようにして、原稿カバー10が開閉可能に設けられており、この原稿カバー10の前部には、プリンタ部6やスキャナ部7を操作するための操作パネル11が設けられている。
また、筐体3の前壁部3aであって給紙口8及び排紙口9の側方箇所には、タンク装着部12が設けられ、ここに第1インクタンク(インクカートリッジ)13が着脱可能に装着されている。第1インクタンク13は、比較的大容量の容積(例えば、10cc)を有し、プリンタ部6による画像形成時に記録用紙へ吐出するインクを蓄えている。そして、記録用紙への吐出によってインク残量が所定値以下になるとタンク装着部12から取り外し、フルにインクが充填された新たな第1インクタンク13を装着可能になっている。なお、本実施の形態では、画像形成に使用されるインクとして、4色のカラーインク、即ち、染料インクであるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)と、顔料インクであるブラック(Bk)とが使用される。従って、タンク装着部12は、各色ごとの計4つの第1インクタンク13を着脱可能になっている。
更に、筐体3の前壁部3aであってタンク装着部12の側方箇所には、子機装着口14が設けられ、ここに子機プリンタ4を装着可能になっている。このように、タンク装着部12と子機装着口14とは共に筐体3の同一壁面である前壁部3aに設けられているため、両者が別の壁面に設けられた場合に比べて親機プリンタ2の設置自由度が増し、ユーザにとって利便性がよい。
図2は、子機プリンタ4の構成を示す模式的側面図であり、筐体5の一側面を取り外して内部構造を示している。また、図3は、図2に示す子機プリンタ4の機能を示すブロック図である。図2に示すように子機プリンタ4は、直方体形状の筐体5内に比較的小容量(例えば、1cc)の第2インクタンク20を有しており、この第2インクタンク20は、上述した各色のカラーインクに対応して4つ設けられている。また、筐体5の一側壁には親機プリンタ2に装着される第1インクタンク12と上記第2インクタンク20とを連通させるための子機側接続部21が設けられている。子機側接続部21は、4つの第2インクタンク20に対応して4つ設けられており、子機側接続部21と第2インクタンク20とはチューブ22を介して一対一で接続されている。
また、筐体5の他の側壁には第2吐出ヘッド23(図3も参照)が設けられており、更に、該第2吐出ヘッド23のノズル面23aを覆うようにして開閉可能なヘッドカバー24が設けられている。第2吐出ヘッド23は、そのノズル面23aを外部へ露出するようにして設けられており、ヘッドカバー24を閉じると(図2にて破線で示す状態)ノズル面23aを略気密に覆い、ヘッドカバー24を開けると(図2にて実線で示す状態)ノズル面23aを外部へ露出させることができるようになっている。そして、第2吐出ヘッド23には、チューブ25を介して各色の第2インクタンク20が接続され、該第2インクタンク20から供給されたインクを外部へ吐出可能になっている。
図3に示すように、上述した子機プリンタ4は、第2吐出ヘッド23を駆動するための吐出ドライバ26を備え、該吐出ドライバ26は制御部27に接続されている。制御部27は、ICチップやRAM及びROMなどから構成され、ROM内に記録されたプログラムに従って動作可能になっている。また、子機プリンタ4は、制御部27に接続されたカードスロット28、操作部29、及び位置検出部30を備えている。カードスロット28は、記憶媒体である各種小型メモリカードが装填可能であり、操作部29において所定の操作を行うことにより、カードスロット28に装填された小型メモリカードに記憶された画像データ等を読み出し可能となっている。読み出された画像データは、制御部27が有するRAMに一旦記憶され、制御部27からの指示に従って第2吐出ヘッド23がインクを吐出することにより、この画像データが示す画像を被記録体に形成することができる。
また、子機プリンタ4は、例えば記録用紙上を手動で走査する際に、記録用紙から一定距離を保つためのローラ(図示せず)を備えており、上記位置検出部30は、このローラの回転角度によって子機プリンタ4の位置を検出可能になっている。制御部27は、位置検出部30から入力される位置に関する情報に基づき、第2吐出ヘッド23からのインクの吐出を制御する。
上述したような子機プリンタ4は、親機プリンタ2に装着された状態で、第2吐出ヘッド23から廃インクを排出するパージ処理を行うことができ、更に、親機プリンタ2に装着された第1インクタンク12から子機プリンタ4の第2インクタンク20へ、インクの供給を受けることができるようになっている。以下、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの接続形態について、各実施例にて説明する。
(実施例1)
図4は、上述した子機プリンタ4が装着される親機プリンタ2の内部構成を示す模式的斜視図である。また、図5は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例1に係る接続形態を示している。
図4に示すように親機プリンタ2は、その筐体3内にて左右方向へ延びるガイドロッド40を備え、このガイドロッド40によって第1吐出ヘッド41(図5も参照)が左右方向へ走査可能に支持されている。第1吐出ヘッド41からはインクの各色に対応して4本のチューブ42が延設されており、該チューブ42はタンク装着部12に接続されている。また、図5に示すように、これらの各チューブ42には、インクの通流を規制する第1バルブ(第1規制部)43が設けられており、各第1バルブ43は互いに独立して動作可能になっている。
従って、第1インクタンク13がタンク装着部12に装着されると、第1バルブ43が開いた状態ではチューブ42を介して第1インクタンク13と第1吐出ヘッド41とが連通し、第1インクタンク13から第1吐出ヘッド41へ各色のインクが独立して供給可能になっている。一方で、第1バルブ43が閉じた状態では、第1インクタンク13と第1吐出ヘッド41との間で、チューブ42を通じてインクが通流しないようになっている。
図4に示すように、親機プリンタ2の筐体3内には、第1吐出ヘッド41のノズル面41a(図5参照)を下方から密閉する第1キャップ(第1吐出ヘッド用密閉キャップ)44が配設されている。この第1キャップ44は、第1吐出ヘッド41がその走査可能範囲の一端に位置したときに、そのノズル面(インク吐出面)41aに対向するように設けられており、図4では左端に設けられたものを示している。また、筐体3内の右端であってタンク装着部12の後方には、ポンプ45及び廃インク収容部46が配設されている。この廃インク収容部46はケーシング内にスポンジ等のインク吸収体が収容された構成になっており、図5に示すように、チューブ(連通路)47を介して第1キャップ44に連通している。そして、上記ポンプ45は、このチューブ47を通じて流体を吸引可能になっている。
また、図4に示すように、筐体3内であって子機装着口14の下方近傍には、該子機装着口14に子機プリンタ4が装着されたときに、子機プリンタ4が有する第2吐出ヘッド23のノズル面(インク吐出面)23aを下方から密閉する第2キャップ33が配設されている。図5にも示すように、この第2キャップ33は廃インク収容部46にチューブ(連通路)34を介して接続されており、該チューブ34内の流体も上述したポンプ45によって吸引されるようになっている。
親機プリンタ2において子機装着口14の内方には親機側接続部35が設けられており、該親機側接続部35は、子機装着口14に子機プリンタ4が装着されたときに、子機側接続部21(図5参照)と接続される。また、この親機側接続部35からはチューブ36が延設されており、該チューブ36の先端は、タンク装着部12に装着された第1インクタンク13に接続されるようになっている。そして、親機側接続部35から第1インクタンク13へ延びる各チューブ36の途中には、該チューブ36内のインクの通流を規制する第2バルブ(第2規制部)37が設けられており、各第2バルブ37は互いに独立して動作可能になっている。
図6は、上述した親機プリンタ2の機能を示すブロック図である。図6に示すように、親機プリンタ2は制御部50を備え、該制御部50には上述した操作パネル11が接続され、第1吐出ヘッド41が吐出ドライバ51を介して接続されている。また、親機プリンタ2は、第1吐出ヘッド41を走査方向へ移動させるためのキャリッジモータ52と、これを動作させる走査ドライバ53とを備え、キャリッジモータ52は走査ドライバ53を介して制御部50に接続されている。従って、ユーザが操作パネル11を操作することにより、制御部50は吐出ドライバ51及び走査ドライバ53の夫々へ制御信号を出力する。走査ドライバ53はこの制御信号に基づいて第1吐出ヘッド41を走査方向へ所定距離だけ移動させ、吐出ドライバ51は、前記制御信号に基づいて吐出ヘッド41を動作させ、インクを吐出させる。
また、制御部50には、上述したポンプ45がポンプドライバ54を介して接続され、バルブ37,43がバルブドライバ55を介して接続されている。これらポンプドライバ54及びバルブドライバ55は制御部50からの制御信号に基づいて駆動信号を出力し、この駆動信号によってポンプ45及びバルブ37,43を動作させる。
更に、制御部50には子機検出部56が接続されている。子機検出部56は、子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着されたか否か、より詳しくは、子機プリンタ4が子機装着口14へ装着されて子機側接続部21が親機側接続部35に接続されたか否かを検出し、その情報を制御部50へ出力するように構成されている。
次に、上述したような親機プリンタ2及び子機プリンタ4から成るプリンタシステム1における、子機プリンタ4のパージ処理について、図7乃至図9のフローチャートに基づいて説明する。図7は、プリンタシステム1において子機プリンタ4の親機プリンタ2への装着をトリガとして子機プリンタ4のパージ処理を行うときの親機プリンタ2の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、親機プリンタ2の制御部50は、子機検出部56からの信号に基づいて子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着されたか否かを判断する(S1)。装着されていないと判断した場合は(S1:NO)、このステップ1の動作を繰り返し、装着されたと判断した場合は(S1:YES)次のステップへ移行する。ここで、図5に示すように、子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着されると、両者は親機側接続部35と子機側接続部21とによって接続される。また、子機プリンタ4のヘッドカバー24は開放され、露出した第2吐出ヘッド23のノズル面23aは第2キャップ33によって密閉された状態となる。
ステップ1にて子機プリンタ4が親機プリンタ2へ装着されたと判断すると、第1バルブ43を閉鎖することによって第1インクタンク13と第1吐出ヘッド41との間でのインクの通流を規制し(S2)、更に第2バルブ37を開放する(S3)。これにより、親機プリンタ2の第1インクタンク13から、子機プリンタ4及び第2キャップ33を経て廃インク収容部46に至るまでの経路が連通状態となる。次に、ポンプ45を吸引駆動することにより(S4)、子機プリンタ4の第2吐出ヘッド23のノズル孔(図示せず)から廃インクを強制的に排出するパージ処理が行われる。そして、パージ処理によって第2吐出ヘッド23から排出された廃インクは、親機プリンタ2が備える廃インク収容部46に収容される。なお、第1バルブ43が閉鎖されているため、子機プリンタ4のパージ処理にもとなって第1インクタンク13から第1吐出ヘッド41へインクは流れないようになっている。
ここで、子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着されると、親機側接続部35と子機側接続部21との接続時に両者間に気泡が混入することがある。この気泡は、子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着された状態では外部へ排出できず、更に図9を用いて後述するように、第1インクタンク13から第2インクタンク20へインクが供給されると、このインクによって第2インクタンク20から第2吐出ヘッド23にまで侵入してしまう可能性がある。しかしながら、上述したようにパージ処理を行うことにより、第2吐出ヘッド23内の流路に存在する気泡を廃インクと共に排出でき、更にメニスカスを整えることも可能である。
プリンタシステム1をこのように動作させることにより、ユーザは子機プリンタ4に対してパージ処理を行うタイミングを気にする必要がなく、不使用時に親機プリンタ2へ装着するだけで、このパージ処理を自動的に実行させることができる。
図8は、プリンタシステム1において子機プリンタ4の装着後、ユーザによる操作パネル11の操作に基づいて子機プリンタ4のパージ処理を行うときの親機プリンタ2の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、親機プリンタ2の制御部50は、子機検出部56からの信号に基づいて子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着されたか否かを判断する(S11)。装着されていないと判断した場合は(S11:NO)、このステップ11の動作を繰り返し、装着されたと判断した場合は(S11:YES)、次にユーザによって操作パネル11が操作され、操作パネル11からパージ処理を実行すべき旨の信号が出力されたか否かを判断する(S12)。
操作パネル11からこの旨の信号が出力されていないと判断した場合は(S12:NO)、ステップ12の動作を繰り返し、出力されたと判断した場合は(S12:YES)、以後、図7にて既に説明したステップ2〜4と同様に、第1バルブ43を閉鎖し(S13)、第2バルブ37を開放し(S14)、最後にポンプ45を吸引駆動して(S15)第2吐出ヘッド23から廃インクを強制吸引するパージ処理を実行する。これにより、図7の場合と同様に第2吐出ヘッド23内の気泡を排出すると共にメニスカスを整えることができる。また、第2吐出ヘッド23から排出された廃インクは、親機プリンタ2が備える廃インク収容部46に収容される。
プリンタシステム1をこのように動作させることにより、ユーザが決定するタイミングで子機プリンタ4のパージ処理を行うことができる。従って、例えば親機プリンタ2にて、第1吐出ヘッド41からインクを吐出して記録用紙へ画像を形成している間に、子機プリンタ4を親機プリンタ2に装着した場合であっても、親機プリンタ2での画像形成動作が中断されて子機プリンタ4のパージ処理が実行されることがなく、親機プリンタ2での画像形成が完了した後、ユーザが所望するタイミングで子機プリンタ4のパージ処理を行うことができる。
図9は、プリンタシステム1において子機プリンタ4の装着後、まずは第2インクタンク20へのインク供給を行ってからパージ処理を行うときの親機プリンタ2の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、親機プリンタ2の制御部50は、子機検出部56からの信号に基づいて子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着されたか否かを判断する(S21)。装着されていないと判断した場合は(S21:NO)、このステップ21の動作を繰り返し、装着されたと判断した場合は(S21:YES)、図7のステップ2及びステップ3と同様に第1バルブ43を閉鎖し(S22)、第2バルブ37を開放する(S23)。
次に、ポンプ45を吸引駆動して第2インクタンク20へインクを供給する(S24)。即ち、ステップ23が完了した時点で、親機プリンタ2の第1インクタンク13と子機プリンタ4の第2インクタンク20とは連通しているため、ポンプ45の駆動により、第1インクタンク13内のインクを第2インクタンク20へ供給させることができる。そして、インク供給を終えると、ポンプ45の吸引駆動によって、第2吐出ヘッド23から廃インクを強制的に吸引するパージ処理を実行する(S25)。これにより、既に説明したように第2吐出ヘッド23内の流路に侵入した気泡を、廃インクと共に外部へ排出することができ、廃インクは親機プリンタ2に設けられた廃インク収容部46へ収容される。また、図7に示したのと同様に、このパージ処理によって第2吐出ヘッド23のメニスカスを整えることもできる。
なお、図9のステップ24に示すインク供給目的でのポンプ45の動作と、ステップ25に示すパージ目的でのポンプ45の動作とを異なるようにしてもよい。即ち、パージ処理によって第2吐出ヘッド23内の気泡を排出するためには、ポンプ45を所定速度以上で駆動して所定圧力以上でインクを吸引する必要がある。従って、パージ目的でのポンプ45の駆動速度(吸引圧力)を、インク供給目的での駆動速度(吸引圧力)よりも大きくなるように設定してもよい。
以上、図7乃至図9を用いて説明したように、本実施の形態に係るプリンタシステム1は、親機プリンタ2に子機プリンタ4を装着した状態で、子機プリンタ4に対してパージ処理を行うようにし、該パージ処理にて子機プリンタ4から排出される廃インクは、親機プリンタ2に設けられた廃インク収容部46に収容されるようになっている。そして、この親機プリンタ2は、既に説明したように第1インクタンク13が装着されて第1吐出ヘッド41の駆動によって記録用紙への画像形成が可能である。このように、親機プリンタ2は、通常のプリンタ機能に加え、子機プリンタ4の廃インクを処理する機能をも兼ね備えた構成となっている。
また、図5に示すように、子機プリンタ4のパージ処理に使用する廃インク収容部46やポンプ45を親機プリンタ2に搭載しているため、子機プリンタ4の筐体5内のスペースを、第2インクタンク20の大容量化のために有効活用することができる。
また、親機プリンタ2が備えるポンプ45は、第1吐出ヘッド41をパージするためのポンプとしても使用することができ、更に、子機プリンタ4が親機プリンタ2に装着された状態では子機プリンタ4の第2吐出ヘッド23をパージするためのポンプとしても使用することができる。このように、本実施例1に係るプリンタシステム1では、1つのポンプ45によって、第1インクタンク13へのインク供給と、第1吐出ヘッド41のパージと、第2吐出ヘッド20のパージとを実行することができるようになっている。従って、各処理ごとに個別にポンプを備える必要がなく、親機プリンタ2及び子機プリンタ4の小型化及び低価格化を図ることができる。
なお、上述した説明では、子機プリンタ4のパージ処理において全ての色のインクを排出する場合について説明したが、何れか一又は複数色のインクについて、選択的に排出させるようにパージ処理を行うことも可能である。この場合は、第1インクタンク13から子機プリンタ4を経て廃インク収容部46へ至るルートのうち、パージ処理により第2吐出ヘッド23から排出しようとする色のインクが通流するルートのみ、インクの通流を可能とするように第2バルブ37を開放させ、その他の第2バルブ37及び全ての第1バルブ43を閉塞させ、この状態でポンプ45を吸引駆動する。これにより、所望する色のインクのみを第2吐出ヘッド23から排出させるパージ処理を行うことができる。
また、図5に示した構成では、子機プリンタ4の第2吐出ヘッド23をパージ処理する際、これと同時に、親機プリンタ2の第1インクタンク13から子機プリンタ4の第2インクタンク20へインクが供給される構成となっている。しかしながら、単に子機プリンタ4のパージのみを目的とする場合には、子機プリンタ4を親機プリンタ2に装着した場合に、第1インクタンク13と第2インクタンク20とをチューブ36により連通させる必要はなく、第2インクタンク20を大気開放させておいてもよい。
(実施例2)
図10は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例2に係る接続形態を示している。図10に示すプリンタシステム1は、第1吐出ヘッド41のノズル面41aを覆う第1キャップ44として、各色ごとに個別のものが備えられている。また、4つの第1キャップ44の夫々から廃インク収容部46まで延設されたチューブ47aを備え、各チューブ47aの途中に、内部の流体を吸引するポンプ45aが備えられている。更に、第2キャップ33から延びるチューブ34には、個別のポンプ45bが備えられている。そして、その他の構成については実施例1において図5に示したものと同様になっているため、対応する部分には同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
このような構成を成すプリンタシステム1の場合、親機プリンタ2において第1吐出ヘッド41のパージ処理を行うに際し、各色ごとにこれを実行することができる。また、子機プリンタ4に対するパージ処理及びインク供給用に専用のポンプ45bを備えるため、子機プリンタ4に対するパージ処理及びインク供給処理に適した仕様のものをポンプ45bとして採用することができる。なお、このプリンタシステム1による子機プリンタ4へのインク供給動作とその作用効果は、図7乃至図9を用いて既に説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
(実施例3)
図11は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例3に係る接続形態を示している。図11に示すプリンタシステム1は、実施例2に係るプリンタシステム1(図10参照)に対し、子機プリンタ4と廃インク収容部46との接続形態が異なっている。より詳しくは、子機プリンタ4が有する第2吐出ヘッド23のノズル面23aを密閉すべく、各色ごとに個別の第2キャップ33aが備えられている。また、4つの第2キャップ33aの夫々から廃インク収容部46まで延設されたチューブ34aを備え、各チューブ34aの途中に、内部の流体を吸引するポンプ45cが備えられている。その他の構成については実施例2において図10に示したものと同様になっているため、対応する部分には同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
このような構成を成す実施例3に係るプリンタシステム1の場合、子機プリンタ4に対してパージ処理を行うに際し、一又は複数色のインクについて選択的に行うことができる。また、子機プリンタ4の第2インクタンク20へインク供給するに際しても、一又は複数色のインクについて選択的に行うことができる。
また、選択した色のインクについてパージ処理を行うに際し、第1バルブ43及び第2バルブ37のうち駆動させるべきバルブ数を減らすことができる。即ち、ある1色のインクについてパージ処理を行う場合、第1インクタンク13と第2インクタンク20との間でのインクの通流を規制する4つの第2バルブ37のうち、この色に対応する1つのバルブのみを開放し、第1インクタンク13と第1吐出ヘッド41との間でのインクの通流を規制する4つの第1バルブ43のうち、この色に対応する1つのバルブのみを閉鎖し、この状態で、この色に対応するポンプ45cを吸引駆動すればよい。このように、多数設けられたバルブ37,43とポンプ45cのうち、供給するインク色に対応した2つのバルブと1つのポンプ45cのみを動作させればよいこととなる。選択した色のインクを第2インクタンク20へ供給する場合においても同様である。
(実施例4)
図12は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例4に係る接続形態を示している。図12に示すプリンタシステム1は、実施例3に係るプリンタシステム1(図11参照)に対してアレンジを加えた構成となっている。具体的には、図11に示したプリンタシステム1に対し、第2キャップ33と廃インク収容部46との間に設けられていたポンプ45cを外す一方、第1インクタンク13と第2インクタンク20との間に設けられていた第2バルブ37に換えてここにポンプ45dを設けた構成となっている。そして、その他の構成については実施例3において図11に示したものと同様になっているため、対応する部分に同一符号を付すこととして、ここでの説明は省略する。
このような構成を成す実施例4に係るプリンタシステム1の場合、第1インクタンク13から第2インクタンク20を経て廃インク収容部46へ至る間に、実施例1〜3において設けていた第2バルブ37を備える必要がない。また、本実施例4に係るプリンタシステム1によっても、上述した実施例3に係るプリンタシステム1と同様の作用効果を奏し、各色のうち何れか一又は複数の色のインクに関し、選択的にパージ処理及びインク供給処理を行うことができ、また、これらの処理に際して駆動させるべき第1バルブ43の数を減らすことができる。
(実施例5)
図13は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例5に係る接続形態を示している。図13に示すプリンタシステム1は、実施例4に係るプリンタシステム1(図12参照)に対してアレンジを加えた構成となっている。具体的には、図12に示したプリンタシステム1に対し、第1インクタンク13と第1吐出ヘッド41との間に設けていた第1バルブ43を外す一方、第1キャップ44aと廃インク収容部46とを連通するチューブ47aの途中であって第1キャップ44aとポンプ45aとの間に第1バルブ43aを設けた構成となっている。そして、その他の構成については実施例4において図12に示したものと同様になっているため、対応する部分に同一符号を付すこととして、ここでの説明は省略する。
このような構成を成す実施例5に係るプリンタシステム1によっても、実施例4に係るプリンタシステム1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例6)
図14は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例6に係る接続形態を示している。図14に示すプリンタシステム1は、実施例5に係るプリンタシステム1(図13参照)に対してアレンジを加えた構成となっている。具体的には、図13に示したプリンタシステム1に対し、第1インクタンク13と第2インクタンク20との間に設けていたポンプ45dを外す一方、第2キャップ33aと廃インク収容部46とを連通するチューブ34aの途中にポンプ45eを設けた構成となっている。そして、その他の構成については実施例5において図13に示したものと同様になっているため、対応する部分に同一符号を付すこととして、ここでの説明は省略する。
このような構成を成す実施例6に係るプリンタシステム1によっても、実施例5に係るプリンタシステム1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例7)
図15は、プリンタシステム1の模式図であり、親機プリンタ2に子機プリンタ4が装着されたときの実施例7に係る接続形態を示している。図15に示すプリンタシステム1は、実施例3に係るプリンタシステム1(図11参照)に対してアレンジを加えた構成となっている。具体的には、図11に示したプリンタシステムに対し、親機プリンタ2が備えていた1つの廃インク収容部46を、2つの廃インク収容部46a,46bに分割し、一方の廃インク収容部46aを、親機プリンタ2の第1吐出ヘッド41から排出される廃インクを収容するものとし、他方の廃インク収容部46bを、子機プリンタ4の第2吐出ヘッド23から排出される廃インクを収容するものとしている。
このような構成を成す実施例7に係るプリンタシステム1によっても、実施例3に係るプリンタシステム1と同様の作用効果を奏することができる。また、親機プリンタ2と子機プリンタ4とに対応して2つの廃インク収容部46a,46bを備えるため、これらを夫々の用途に応じた構成とすることができると共に、レイアウトの最適化を図ることができる。
以上、実施例1〜7において例示したように、本実施の形態に係るプリンタシステム1は、プリンタ機能を有する親機プリンタ2に子機プリンタ4を装着することによって、子機プリンタ4に対するパージ処理を行うことができるようになっている。即ち、親機プリンタ2は、プリンタ機能を有するため第1吐出ヘッド41からのインク吐出によって記録用紙へ画像を形成することができる一方、子機プリンタ4に対するパージ処理も可能であり、プリンタ機能と子機プリンタ4に対するパージ処理機能とが兼ね備えられている。従って、子機プリンタ4へのインク供給のため、それに特化した専用のステーションを用意する必要がない。
また、廃インク収容部46,46a,46b、及びポンプ45,45a〜45eを親機プリンタ2に搭載した構成となっているため、子機プリンタ4の小型化を図ることができ、又はその筐体5内のスペースを第2インクタンク20の大容量化のために有効活用することができる。
なお、ポンプ45,45a〜45eとして、各チューブの途中に設けたものを示したが、各チューブの端部に設けてもよい。また、親機プリンタ2の第1インクタンク13が加圧式のポンプを備える場合には、これらのポンプ45,45a〜45eは必ずしも要せず、図7乃至図9でのポンプ吸引動作(S4,S15,S24,S25)に換えて、この加圧式のポンプを動作させるようにしてもよい。
本発明は、携帯型プリンタに廃インク収容部を設けずインクタンクの大容量化を可能としつつ、専用ステーションを設ける必要がないプリンタシステムに適用することができる。
本発明の実施の形態に係るプリンタシステムの外観構成を示す模式的斜視図である。 子機プリンタの構成を示す模式的側面図であり、その筐体の一側面を取り外して内部構造を示している。 図2に示す子機プリンタの機能を示すブロック図である。 子機プリンタが装着される親機プリンタの内部構成を示す模式的斜視図である。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例1に係る接続形態を示している。 親機プリンタの機能を示すブロック図である。 プリンタシステムにおいて子機プリンタの装着をトリガとして子機プリンタのパージ処理を行うときの親機プリンタの動作を示すフローチャートである。 プリンタシステムにおいて子機プリンタの装着後、ユーザによる操作パネルの操作に基づいて子機プリンタのパージ処理を行うときの親機プリンタの動作を示すフローチャートである。 プリンタシステムにおいて子機プリンタの装着後、第2インクタンクへのインク供給を行ってからパージ処理を行うときの親機プリンタの動作を示すフローチャートである。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例2に係る接続形態を示している。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例3に係る接続形態を示している。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例4に係る接続形態を示している。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例5に係る接続形態を示している。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例6に係る接続形態を示している。 プリンタシステムの模式図であり、親機プリンタに子機プリンタが装着されたときの実施例7に係る接続形態を示している。
符号の説明
1 プリンタシステム
2 親機プリンタ
3 筐体
3a 前壁部
4 子機プリンタ
5 筐体
6 プリンタ部
7 スキャナ部
11 操作パネル
12 タンク装着部
13 第1インクタンク(インクカートリッジ)
14 子機装着口
20 第2インクタンク
21 子機側接続部
23 第2吐出ヘッド
23a ノズル面
27 制御部
30 位置検出部
33 第2キャップ
35 親機側接続部
37 第2バルブ(第2規制部)
41 吐出ヘッド
41a ノズル面
43 第1バルブ(第1規制部)
44 第1キャップ
45 ポンプ
46 廃インク収容部
50 制御部
56 子機検出部

Claims (18)

  1. インクを被記録体へ吐出する第1吐出ヘッドを有する親機プリンタと、インクを被記録体へ吐出する第2吐出ヘッドを有して前記親機プリンタへ着脱可能な携帯型の子機プリンタと、を備え、
    前記親機プリンタは更に、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから排出された廃インクを収容する廃インク収容部を有することを特徴とするプリンタシステム。
  2. 前記廃インク収容部は、前記親機プリンタの第1吐出ヘッドから排出された廃インクも収納可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタシステム。
  3. 前記親機プリンタは更に、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるためのポンプを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタシステム。
  4. 前記ポンプは、前記親機プリンタの第1吐出ヘッドからも廃インクを排出させることが可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載のプリンタシステム。
  5. 前記子機プリンタが前記親機プリンタに装着されることにより、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のプリンタシステム。
  6. 前記子機プリンタが前記親機プリンタに装着され、外部から所定の指示が入力された場合に、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のプリンタシステム。
  7. 前記親機プリンタは、前記子機プリンタを着脱可能とする装着部と、この装着部に前記子機プリンタが装着されたときに、その子機プリンタの前記第2吐出ヘッドのインク吐出面を密閉する第2吐出ヘッド用密閉キャップを有し、
    前記第2吐出ヘッド用密閉キャップは連通路を介して前記廃インク収容部に連通していることを特徴とする請求項5または6に記載のプリンタシステム。
  8. 前記親機プリンタは、前記第1吐出ヘッドのインク吐出面を密閉する第1吐出ヘッド用密閉キャップを有しており、
    前記第1吐出ヘッド用密閉キャップは連通路を介して前記廃インク収容部に連通していることを特徴とする請求項7に記載のプリンタシステム。
  9. 前記親機プリンタは、インクを貯蔵する第1タンクを有し、前記子機プリンタは、前記第1タンクより小容量でインクを貯蔵する第2タンクを有し、
    前記子機プリンタが前記親機プリンタに装着された状態で、前記第1タンクと前記第2タンクとは互いに連通可能であり、連通時に前記第1タンクから前記第2タンクへインクを供給可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のプリンタシステム。
  10. 前記第1タンクから前記第2タンクへのインク供給後に、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていることを特徴とする請求項9に記載のプリンタシステム。
  11. 前記親機プリンタは、前記第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制する第1規制部を有し、
    該第1規制部により前記第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載のプリンタシステム。
  12. 前記親機プリンタは、前記第1タンクと前記第2タンクとの間でのインクの通流を規制する第2規制部を有し、
    該第2規制部により前記第1タンクと前記第2タンクとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記第1タンクから前記第1吐出ヘッドへインクを供給するよう構成されていることを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載のプリンタシステム。
  13. インクを被記録体へ吐出する第1吐出ヘッドを備え、インクを被記録体へ吐出する第2吐出ヘッドを有する子機プリンタが着脱可能に装着されるよう構成され、更に、前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから排出された廃インクを収容する廃インク収容部を備えることを特徴とする親機プリンタ。
  14. 前記廃インク収容部は、前記第1吐出ヘッドから排出された廃インクも収容可能に構成されていることを特徴とする請求項13に記載の親機プリンタ。
  15. 前記子機プリンタの装着時に前記第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるためのポンプを更に備えることを特徴とする請求項13又は14に記載の親機プリンタ。
  16. 前記ポンプは、前記親機プリンタの第1吐出ヘッドからも廃インクを排出させることが可能に構成されていることを特徴とする請求項15に記載の親機プリンタ。
  17. インクを貯蔵する第1タンクと、該第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制する第1規制部とを更に備え、該第1規制部により前記第1タンクと前記第1吐出ヘッドとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記子機プリンタの第2吐出ヘッドから廃インクを排出させるよう構成されていることを特徴とする請求項13乃至16の何れかに記載の親機プリンタ。
  18. 前記第1タンクと前記子機プリンタが有する第2タンクとの間でのインクの通流を規制する第2規制部を更に備え、該第2規制部により前記第1タンクと前記第2タンクとの間でのインクの通流を規制した状態で、前記第1タンクから前記第1吐出ヘッドへインクを供給するよう構成されていることを特徴とする請求項17に記載の親機プリンタ。
JP2007071195A 2007-03-19 2007-03-19 プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ Pending JP2008229976A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007071195A JP2008229976A (ja) 2007-03-19 2007-03-19 プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ
EP08004785A EP1972451B1 (en) 2007-03-19 2008-03-14 Printer system, main printer to be used therefor, and method for discharging waste ink
US12/049,518 US8186800B2 (en) 2007-03-19 2008-03-17 Printer system, main printer to be used therefor, and method for discharging waste ink
CN2008100871149A CN101269585B (zh) 2007-03-19 2008-03-19 打印机***、用于该***的主打印机和排出废墨的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007071195A JP2008229976A (ja) 2007-03-19 2007-03-19 プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008229976A true JP2008229976A (ja) 2008-10-02

Family

ID=39580108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007071195A Pending JP2008229976A (ja) 2007-03-19 2007-03-19 プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8186800B2 (ja)
EP (1) EP1972451B1 (ja)
JP (1) JP2008229976A (ja)
CN (1) CN101269585B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102649356A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 精工爱普生株式会社 液体喷射装置
JP2021523038A (ja) * 2018-05-17 2021-09-02 キャノン プロダクション プリンティング ホールディング べー.フェー. モジュール式インク供給部

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229974A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Brother Ind Ltd プリンタシステム、並びにこれに用いられる親機プリンタ及び子機プリンタ
CN103895357B (zh) * 2012-12-25 2016-04-27 研能科技股份有限公司 供墨***
CN108698410B (zh) * 2016-02-29 2020-11-17 精工爱普生株式会社 液体供给装置、液体喷射***以及液体喷射装置
JP6935718B2 (ja) * 2017-10-11 2021-09-15 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置、その製造方法およびメンテナンス方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4608575A (en) * 1984-09-07 1986-08-26 Printos Marsh Corporation Computer controlled multi-tasking ink jet printing system
JP2785031B2 (ja) * 1988-03-02 1998-08-13 キヤノン株式会社 シリアルプリンタ
JPH1024613A (ja) * 1996-07-09 1998-01-27 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2003072107A (ja) 2001-06-11 2003-03-12 Canon Inc 携帯電子装置、携帯印刷装置、携帯電子機器、充電装置及び携帯電子機器システム
CN1891479A (zh) * 2005-07-08 2007-01-10 虹光精密工业(苏州)有限公司 喷墨打印机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102649356A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 精工爱普生株式会社 液体喷射装置
JP2021523038A (ja) * 2018-05-17 2021-09-02 キャノン プロダクション プリンティング ホールディング べー.フェー. モジュール式インク供給部
JP7218384B2 (ja) 2018-05-17 2023-02-06 キャノン プロダクション プリンティング ホールディング べー.フェー. モジュール式インク供給部

Also Published As

Publication number Publication date
US8186800B2 (en) 2012-05-29
EP1972451B1 (en) 2012-01-04
CN101269585A (zh) 2008-09-24
CN101269585B (zh) 2010-09-29
EP1972451A3 (en) 2009-05-27
US20080231677A1 (en) 2008-09-25
EP1972451A2 (en) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102045250B1 (ko) 기록 장치 및 액체 수용 부재
JP4770768B2 (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出装置用のサブタンク
JP4803087B2 (ja) 液滴吐出装置
JP6996211B2 (ja) 液体排出装置
JP2008229976A (ja) プリンタシステム、及びこれに用いられる親機プリンタ
EP3718772B1 (en) Inkjet printing apparatus and ink tank
US9469120B2 (en) Dummy head and liquid ejecting apparatus
JP2008230162A (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出装置用のサブタンク
JP2008229974A (ja) プリンタシステム、並びにこれに用いられる親機プリンタ及び子機プリンタ
KR100809884B1 (ko) 프린터용 잉크 카트리지
JP7483961B2 (ja) 記録装置
JP6983927B2 (ja) 記録装置
JP3554241B2 (ja) インク−被記録媒体一体型のパックおよびインクジェット記録装置
JP3530795B2 (ja) インクジェット記録装置のインク交換方法及び該交換方法を用いるインクジェット記録装置
JP6666052B2 (ja) 記録装置
JP4337330B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3595753B2 (ja) 記録用液体・シート内蔵容器、および、シート供給装置
EP3437875B1 (en) Liquid consumption apparatus having cartridge, cartridge attachment section provided with tank, and consuming device
JP2006192792A (ja) インクジェット式記録装置およびインクジェット式記録方法
JP2001212985A (ja) パック、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法