JP2008225032A - 液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器 - Google Patents

液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】段差の影響を受けることなく、画素電極上において液晶を一様な方位に配向させることが可能な配向膜を有する液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器を提供する。
【解決手段】一対の基板間に負の誘電率異方性を有する液晶を挟持してなる液晶装置において、前記一対の基板の少なくとも一方の基板には、画素電極と、該画素電極上に形成され前記液晶を配向規制する無機配向膜とを備え、前記無機配向膜は、互いに反対となる方位から前記基板上に斜方蒸着をすることにより形成された第1の斜方蒸着膜及び第2の斜方蒸着膜により構成され、かつ前記第1の斜方蒸着膜及び前記第2の斜方蒸着膜のそれぞれによって発現する前記液晶の傾斜方向は互いに一致する構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、一対の基板間に負の誘電率異方性を有する液晶を挟持してなる液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器に関する。
電気光学装置である液晶装置において液晶分子を配向規制するための配向膜として、SiO等を基板表面に対し所定の角度をもって蒸着することにより形成する、斜方蒸着配向膜が知られている。この斜方蒸着配向膜を基板表面に形成する技術は、斜方蒸着法として例えば特開平5−203958号公報に開示されている。
ところで、垂直配向型、いわゆるVAモードの液晶装置では、負の誘電異方性を持つネマティック液晶を用い、基板に略垂直に配列させた液晶分子を電圧により傾斜配向させて表示を行う。そのため、駆動時に液晶分子の傾斜方向が一定でないと明暗の顕著なむらが生じてしまう。したがって、この現象を避けるため、垂直配向時に若干のプレチルト角を与えている。
プレチルト角を小さく与えた場合、やはり液晶分子が所望の方向とは異なる方向に倒れる可能性があり、これが表示のむらとなって現れる。これを改善するために、例えば特公昭55ー13338号公報には、互いに90度異なる方向から斜方蒸着を2回行うことにより配向膜を形成し、液晶の傾斜方向を一定に定める方法が開示されている。
特開平5−203958号公報 特公昭55−13338号公報
ところで、液晶装置の互いに隣接する画素電極の間には、配線やスイッチング素子等が形成されることにより、段差が形成される。上述した斜方蒸着法により無機配向膜を形成する場合、蒸着源から見てこの段差の影となる領域には斜方蒸着配向膜が形成されず、液晶の配向不良に起因する表示ムラ等が生じ、表示品位が低下してしまうものである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、段差の影響を受けることなく、画素電極上において液晶を一様な方位に配向させることが可能な配向膜を有する液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶装置は、一対の基板間に、負の誘電率異方性を有する液晶を挟持してなる液晶装置であって、前記一対の基板の少なくとも一方の基板には、画素電極と、該画素電極上に形成され前記液晶を配向規制する無機配向膜と、を備え、前記無機配向膜は、互いに反対となる方位から前記基板上に斜方蒸着をすることにより形成された第1の斜方蒸着膜及び第2の斜方蒸着膜により構成され、かつ前記第1の斜方蒸着膜及び前記第2の斜方蒸着膜のそれぞれによって発現する前記液晶の傾斜方向は互いに一致することを特徴とする。
また、本発明に係る液晶装置の製造方法は、一対の基板間に、負の誘電率異方性を有する液晶を挟持してなる液晶装置の製造方法であって、画素電極上に、所定の方位から斜方蒸着法により第1の斜方蒸着膜を形成する工程と、前記第1の斜方蒸着膜上に、前記所定の方位とは反対となる方位から斜方蒸着法により第2の斜方蒸着膜を形成する工程と、を具備し、前記第2の斜方蒸着膜を形成する工程においては、前記第2の斜方蒸着膜上の前記液晶の傾斜方向が、前記第1の斜方蒸着膜上の前記液晶の傾斜方向と一致するように、蒸着角度が決定されることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記液晶装置を具備することを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、互いに反対の方位から斜方蒸着されて形成される無機配向膜は、画素電極の周囲に形成される段差の影響を受けることなく表示領域全体に形成される。そして、この表示領域全域に形成された無機配向膜は、全ての領域において液晶を、略同一の方向へ傾斜するように配向規制するものである。
したがって、本発明によれば、基板上に形成される段差の影響を受けることなく、表示領域全域において液晶を均一な方位に配向させることが可能である。よって、配向不良による光抜け等の表示異常がなく、コントラストの高い高品位な表示を提供することが可能となる。
また、本発明は、複数の画素がマトリクス状に配置され、該画素は、開口領域と該開口領域を囲む周辺領域とを有し、該周辺領域に、前記画素電極に電気的に接続されたスイッチング素子と、該スイッチング素子に電気的に接続された配線とが設けられており、前記周辺領域において、前記無機配向膜は、前記第1の斜方蒸着膜又は前記第2の斜方蒸着膜の一方から構成されており、前記開口領域において、前記無機配向膜は、前記第1の斜方蒸着膜と前記第2の斜方蒸着膜との積層構造を有することが好ましい。
このような構成によれば、開口領域における無機配向膜による配向規制力と、周辺領域における無機配向膜による配向規制力とを、それぞれ所定の値に設定することが可能となる。したがって、例えば、隣接する画素の影響による横電界によるリバースチルトの発生を抑制するように配向規制力を設定することにより、リバースチルトの発生により生じるディスクリネーションラインにおける透過率のムラの発生を抑え、よりコントラストの高い表示を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。本実施形態に係る液晶装置は、負の誘電率異方性を有する液晶を、電圧無印加時に略垂直に配向するように制御する傾斜垂直配向型の液晶表示装置、いわゆるVAモードの液晶表示装置である。なお、以下の説明に用いた各図においては、各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせてある。また、同様に、以下の説明に用いた各図においては、各部材の角度の大小関係を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、角度を強調して表示している。
まず、本実施形態の液晶装置100の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1はTFTアレイ基板を、その上に構成された各構成要素と共に対向基板の側から見た液晶装置の平面図である。図2は、図1のH−H’断面図である。本実施形態では、液晶装置の一例として、駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の透過型液晶表示装置を例にとる。
液晶装置100は、ガラスや石英等からなるTFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶50を挟持してなり、液晶50の配向状態を変化させることにより、画像表示領域10aに対向基板20側から入射する光を変調しTFTアレイ基板10側から出射することで、画像表示領域10aにおいて画像を表示するものである。
図1及び図2において、本実施形態に係る液晶装置100では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20とは、画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されており、TFTアレイ基板10と対向基板20との間には液晶50が挟持されている。また、シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔を所定値とするためのグラスファイバあるいはガラスビーズ等のギャップ材が散らばって配設されている。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。なお、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。
また、本実施形態においては、前記の画像表示領域10aの周辺に位置する非表示領域が存在する。非表示領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101及び実装端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。図示しないが、TFTアレイ基板10の表面に露出して設けられた実装端子102にフレキシブルプリント基板等を接続することにより、液晶装置100と例えば電子機器の制御装置等の外部との電気的接続が行われる。
また、走査線駆動回路104は、データ線駆動回路101及び実装端子102が設けられたTFTアレイ基板10の一辺に隣接する2辺に沿い、かつ額縁遮光膜53に覆われるように設けられている。また、TFTアレイ基板10の残る一辺、すなわちデータ線駆動回路101及び実装端子102が設けられたTFTアレイ基板10の一辺に対向する辺に沿って設けられ、額縁遮光膜53に覆われるように設けられた複数の配線105によって、二つの走査線駆動回路104は互いに電気的に接続されている。
また、対向基板20のコーナー部の少なくとも一箇所においては、TFTアレイ基板10と対向基板20との電気的接続を行う上下導通端子として機能する上下導通材106が配置されている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらの上下導通材106に対応する領域において上下導通端子が設けられている。上下導通材106と上下導通端子を介して、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な接続が行われる。
図2において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、無機配向膜16が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に無機配向膜22が形成されている。TFTアレイ基板10及び対向基板20のそれぞれ液晶50と接する面に形成された無機配向膜16及び22は、詳しくは後述するが、SiO等の透光性を有する無機材料によって構成された薄膜である。無機配向膜16及び22は、液晶50の配向を規制するための膜であり、液晶50は一対の無機配向膜16及び22の間で、所定の配向状態をとる。なお、本実施形態の液晶装置100は、傾斜垂直配向モード、いわゆるVAモードを採用している。
SiO等の無機材料によって構成される無機配向膜は、例えばポリイミド等の有機材料によって構成される配向膜に対して耐光性や耐熱性に優れるため、経年劣化がなく表示品位が低下することのない液晶装置を実現できる。
また、対向基板20の入射光が入射する側及びTFTアレイ基板10の出射光が出射する側には各々、ノーマリーホワイトモード/ノーマリーブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板などが所定の方向で配置される。
次に、図3から図5を参照して、上述した液晶装置の画素部の構成について説明する。図3は、液晶装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路である。図4は、TFTアレイ基板における画素部の、構成の一例を概略的に示す概略構成図である。図5は、プレチルト角θp及び方位角ψpを説明する図である。図6は、無機垂直配向膜の蒸着角度とプレチルト角の関係を示す図である。図7は、図4のVII−VII断面図である。
図3及び図4に示すように、本実施形態における液晶装置100は、互いに交差するように配設された複数の走査線11a及び複数のデータ線6aと、該複数の走査線11a及び複数のデータ線6aの交差に対応して配設された画素電極9aと、該画素電極をスイッチング制御するためのTFT30とを具備している。
言い換えれば、マトリクス状に配設された画素電極9aを囲う辺縁領域には、スイッチング素子であるTFT30と、TFT30に電気的に接続された走査線11a、データ線6a及び容量線400が形成されている。TFT30のソースには、画像信号が供給されるデータ線6aが電気的に接続されている。
データ電駆動回路101がデータ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
また、TFT30のゲート電極3aには走査線11aが電気的に接続されており、走査線駆動回路104は、所定のタイミングで走査線11a及びゲート電極3aにパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。
画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、操作信号Gmを所定のタイミングでTFT30に供給し、一定期間だけそのTFT30をオン状態とすることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snが、画素電極9aに書き込まれる。
画素電極9aに書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板に形成された対向電極21との間で一定期間保持される。負の誘電率異方性を有する液晶50は、印加される電圧レベルに応じて液晶分子がTFTアレイ基板10の法線方向から所定の方向へ倒れるように配向することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として液晶装置100からは画像信号に応じたコントラストを持つ光が出射する。
ここで保持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70を付加する。この蓄積容量70は、走査線11aに並んで設けられ、固定電位側容量電極が、定電位に固定された容量配線400に電気的に接続されている。
本実施形態では、液晶装置100を平面的に見た場合、すなわち、液晶装置100を図1の視点で見た場合に、画像表示領域10a内において液晶50により変調された光が出射する領域を開口領域と称するものとする。この開口領域内には、画素電極9a、対向電極21及び無機配向膜16、22が形成されている。そして、この開口領域を取り囲む辺縁領域には、TFT30、走査線11a、データ線6a、容量線400及び遮光膜23が形成されている。
ここで、以下の説明において用いる傾斜角θと、方位角ψの定義について説明する。本実施形態においては、まず、TFTアレイ基板10の液晶50側の表面と平行な平面上において、互いに直行する2軸、x軸及びy軸を定義する。本実施形態では例えばx軸を走査線11aの延在方向と略平行とし、y軸をデータ線6aの延在方向と略平行なものとする。また、このx軸及びy軸と直交する軸、すなわちTFTアレイ基板10の液晶50側の表面と平行な平面の法線と平行な軸をz軸と称する。また、z軸に対する傾斜角をθとし、TFTアレイ基板10の液晶50側の表面と平行な平面上における方位角をψとする。なお、対向基板20の液晶50側の表面においても同様なものとする。
本実施形態の液晶装置100は、負の誘電率異方性を有する液晶50を用いた垂直配向モードの液晶表示装置である。したがって、液晶50の液晶分子50aは、図6に示すように、電圧無印加時においては、無機配向膜16及び22による配向規制力により、所定の方位角ψpの方向D1へ、z軸から所定の角度θpだけ傾斜するように配向する。この電圧無印加時の液晶分子50aの傾斜角θpを、プレチルト角と称する。
このような、負の誘電率異方性を有する液晶50に対して、所定の方位角ψp方向へプレチルト角θpを発現させる無機配向膜16及び22は、公知の斜方蒸着法により形成されるものである。斜方蒸着法は、例えば、図5に示すように、TFTアレイ基板10に対して、方向D1から、TFTアレイ基板10の法線であるz軸に対して所定の角度θ0をなす位置に蒸着源60を配置して蒸着を行うものである。この所定の角度θ0を、蒸着角度と称する。
本実施形態においては、無機配向膜16及び22は、SiOにより構成されるものであって、蒸着源60をSiOとして上記の斜方蒸着法を施すことにより形成される。このように形成された無機配向膜16及び22は、微視的には、SiOからなる柱状構造物が所定の密度で多数形成されて構成されている。
この柱状構造は、カラム構造とも称されるものであり、所定の条件下で蒸着法によりSiOの分子を堆積させることで成長するナノメートルオーダの構造である。この柱状構造物は、TFTアレイ基板10と略平行な平面の法線(z軸)に対して、所定の蒸着角度θ0だけD1方向(方位角ψp)に傾斜するように凸設されている。
ここで、図6に垂直配向膜である無機配向膜を形成するときの蒸着角度θ0と、その蒸着角度θ0で形成された無機配向膜により発現される液晶分子のプレチルト角との関係を示す。図6において、蒸着角度θ0が0度のときが、基板表面に対して直交する方向から蒸着を行う場合を示す。
すなわち、図6に示すように、蒸着角度θ0がある値θ0aとなるまでは、プレチルト角θpは、蒸着角度θ0と共に増加する傾向を示す。しかしながら、さらに蒸着角度θ0を、θ0aよりも大きくしていくと、今度はプレチルト角θpの値は減少し始める。そして、蒸着角度θ0が所定の値θ0bとなった時点でプレチルト角θpは0度となる。
さらに蒸着角度θ0の値を大きくしていくと、プレチルトθpの値はマイナスとなる。すなわち、このプレチルト角θpの値がマイナスの状態においては、図5に示した状態とは異なり、液晶分子50aは、D1方向とは反対の方位角方向にθpだけ傾斜するようになるのである。
本実施形態においては、プレチルト角θpが正の値をとる領域、つまり図6において蒸着角度θ0の値が0からθ0b未満の領域を順方向チルト領域と称する。この順方向チルト領域の蒸着角度θ0で斜方蒸着法により形成された無機配向膜は、蒸着方向と同一の方向へ傾斜するプレチルト角θpを発現するものである。
一方、本実施形態において、プレチルト角θpが負の値をとる領域、つまり図6において蒸着角度θ0の値がθ0bより大きい領域を逆方向チルト領域と称する。この逆方向チルト領域の蒸着角度θ0で斜方蒸着法により形成された無機配向膜は、蒸着方向とは反対の方向へ傾斜するプレチルト角θpを発現するものである。
以下に、本実施形態の液晶装置100の、TFTアレイ基板10の表示領域10aの概略的な構成を説明する。
なお、以下の説明において、無機配向膜16の配向規制力により発現する液晶分子50aのプレチルトの方位角方向D1は、図7の断面方向と略一致するものとして説明する。すなわち、液晶分子50aは、図7の紙面と平行な方向に傾斜するものである。また、図7において、紙面に正対して上方向がTFTアレイ基板10の法線方向である。
図7に示すように、走査線11aは、TFTアレイ基板10を平面視した場合に隣り合う画素電極9aの間の領域、すなわち開口領域A0の辺縁領域に形成されている。走査線11aは、遮光性を有する金属膜により構成されており、図示しないが平面視した状態でTFT30を覆うように設けられTFT30への光の入射を防ぐ遮光膜の機能も有している。
また、容量線400も、TFTアレイ基板10を平面視した場合に隣り合う画素電極9aの間の領域、すなわち開口領域A0の辺縁領域に形成されている。容量線400は、走査線11aの上方に配設されており、容量線400と走査線11aとの間には、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜12が形成されている。
容量線400のさらに上層には、層間絶縁膜12を介して、画素電極9aが各開口領域A0ごとに形成されている。画素電極9aは、本実施形態では透明な導電膜であるITO膜により構成されている。
TFTアレイ基板10に形成される走査線11aや容量線400及びデータ線6aや、スイッチング素子であるTFT30は、全て開口領域A0以外、すなわち隣り合う画素電極9aの間の領域である、開口領域A0の辺縁領域に形成される。したがって、図7に示すように、開口領域A0の辺縁領域における積層構造が厚くなりやすく、結果、画素電極9aを形成する面には、開口領域A0の辺縁領域を凸部とした段差200が生じる。
画素電極9a上には、無機配向膜16が形成されている。本実施形態においては、無機配向膜16は、SiOを斜方蒸着することにより形成されるものであるが、特にその構成が従来の無機配向膜とは異なるものである。
以下に、本実施形態の液晶装置100の無機配向膜16の構成について、以下に説明する。
本実施形態の無機配向膜16は、図7に示すように、開口領域A0の中央部において2層の積層構造を有するものである。無機配向膜16は、画素電極9aの直上に形成された第1の斜方蒸着膜である下層配向膜41と、該下層配向膜41上に形成された第2の斜方蒸着膜である上層配向膜42とによって構成されている。
下層配向膜41は、蒸着角度θ0が、逆方向チルト領域となる値、すなわちθ0bより大きい値θ01において、D1方向とは180度反対の方位角方向からSiOを斜方蒸着することにより形成された蒸着膜である。
つまり、図7に示すように、下層配向膜41は、SiOからなる蒸着源61を、TFTアレイ基板10に対し、方位角ψがψp+180[°]となる方向であって、かつTFTアレイ基板10の法線からの傾斜角θがθ01>θ0b[°]となる角度に配設して斜方蒸着を行うことにより形成される。なお、下層配向膜41は、蒸着源61から見て段差200の影となる領域A2には形成されない。
より詳しくは、下層配向膜41は、TFTアレイ基板10と略平行な平面の法線(z軸)に対して、所定の蒸着角度θ01だけD1方向とは反対の方向(方位角ψp+180[°])に傾斜するように凸設された柱状構造物の集合により構成されている。
一方、上記の下層配向膜41上に形成される上層配向膜42は、蒸着角度θ0が、順方向チルト領域となる値、すなわちθ0b未満となる値θ02において、D1方向と略同一の方位角方向からSiOを斜方蒸着することにより形成された蒸着膜である。
すなわち、上層配向膜42は、SiOからなる蒸着源62を、TFTアレイ基板10に対し、方位角ψがψp[°]となる方向であって、かつTFTアレイ基板10の法線からの傾斜角θがθ01<θ0b[°]となる角度に配設して斜方蒸着を行うことにより形成される。なお、上層配向膜42は、蒸着源62から見て段差200の影となる領域A1には形成されない。
より詳しくは、上層配向膜42は、TFTアレイ基板10と略平行な平面の法線(z軸)に対して、所定の蒸着角度θ02だけD1方向(方位角ψp[°])に傾斜するように凸設された柱状構造物の集合により構成されている。
つまり、開口領域A0内において、下層配向膜41と上層配向膜42とは、開口領域A0内ののうち、領域A1及びA2を除く領域において重なり合うように形成されている。そして、領域A1においては、下層配向膜41のみが形成されており、一方領域A2には、上層配向膜42のみが形成されている。
互いに反対の方位から斜方蒸着されて形成される下層配向膜41と上層配向膜42とによって構成される無機配向膜16は、段差200の影響を受けることなく、段差200の近傍であっても形成されており、したがって無機配向膜16は表示領域10a全体に形成されているのである。
上述した構成を有する本実施形態の無機配向膜16によって、液晶50は、以下のように配向される。
まず、上層配向膜42が形成されておらず、下層配向膜41が液晶50に接する領域A1においては、該領域A1に存在する液晶分子501に対して、下層配向膜41のみによる逆方向チルトを発現させる配向規制力により、D1方向へ角度θp1だけ傾斜するプレチルトが与えられる。領域A1に存在する液晶分子501のプレチルトの方位は、D1方向と略同一である。
一方、下層配向膜41が形成されておらず、かつ上層配向膜42に液晶50が接する領域A2においては、該領域A2に存在する液晶分子502に対して、上層配向膜42のみによる順方向チルトを発現させる配向規制力により、D1方向へ角度θp2だけ傾斜するプレチルトが与えられる。領域A2に存在する液晶分子502のプレチルトの方位は、D1方向と略同一である。
また、下層配向膜41と上層配向膜42とが重なり合って形成されている領域A3においては、領域A3に存在する液晶分子503に対して、下層配向膜41により規定されるプレチルト角θp1と、上層配向膜42により規定されるプレチルト角θp2との中間となるプレチルト角θp0が与えられる。
これは、斜方蒸着により形成される無機配向膜が2層に積層されて形成される場合、液晶に対する該無機配向膜の配向規制力は、2層の無機配向膜の双方の配向規制力の影響を受けて決定されるからである。なお、本実施形態であれば、プレチルト角θp0は、θp1とθp2との中間の値をとるものであるが、液晶に接する側である上層配向膜30によるプレチルト角θp0への影響の方が大きいため、θp0は、θp2により近い値となる。
なお、本実施形態においては、領域A1におけるプレチルト角θp1は、領域A3におけるプレチルト角θp0よりも大きい値となるように、下層配向膜41及び上層配向膜42を形成するときの蒸着角度θ01及びθ02が決定されている。
ここで、上述のように、下層配向膜41も上層配向膜42も同方位に液晶を配向させようとする規制力を有するものであることから、同様に、領域A2に存在する液晶分子503のプレチルトの方位は、D1方向と略同一となる。
以上に述べた本実施形態の液晶装置100においては、互いに反対の方位から斜方蒸着されて形成される下層配向膜41と上層配向膜42とによって構成される無機配向膜16は、開口領域A0の辺縁領域に形成される段差の影響を受けることなく表示領域10a全体に形成されている。そして、この表示領域10a全域に形成された無機配向膜16は、上述のように、全ての領域において液晶50を、略同一の方位であるD1方向へ傾斜するように配向規制するものである。
したがって、本実施形態の液晶装置100は、基板上に形成される段差の影響を受けることなく、表示領域10a全域において液晶を均一な方位に配向させることが可能である。よって、本実施形態の液晶装置100は、配向不良による光抜け等の表示異常がなく、コントラストの高い高品位な表示を提供することが可能である。
また、本実施形態の液晶装置100においては、開口領域A0の中央領域である領域A3におけるプレチルト角θp0に対して、開口領域A0の周辺領域である領域A1及びA2におけるプレチルト角θp1及びθp2の値を異ならせることが可能である。
例えば、図7における領域A1のように、1H反転駆動等によって隣接する画素との間に生じる横電界の影響を受けやすい領域A1に存在する液晶分子501を、より横電界の影響を受けにくい姿勢に配向させることが可能である。本実施形態の場合、領域A1における液晶分子501のプレチルト角θp1を、開口領域A0の中央領域である領域A3におけるプレチルト角θp0に対してより大きくすることにより、隣接する画素の影響による横電界によるリバースチルトの発生を抑制することができる。
このため、本実施形態の液晶装置100によれば、リバースチルトの発生により生じるディスクリネーションラインにおける透過率のムラの発生を抑えることが可能となり、よりコントラストの高い表示を提供することが可能となるのである。
なお、対向基板20においても、開口領域の辺縁領域には一般にブラックマトリクスと称される格子状の遮光膜が形成されるものである。よって、対向基板20においても、開口領域の辺縁部に段差が形成されやすく、やはりこの段差の影響により液晶の配向不良が生じやすくなる。
しかしながら、対向基板20の無機配向膜22を、本実施形態の無機配向膜16と同様に、2層の斜方蒸着膜を互いに反対となる方位から斜方蒸着し、かつ両者の液晶の配向方位が同一の方向となるように形成することにより、段差の影響を受けることなく、液晶を均一な方位に配向させることが可能となる。
次に、上述した構成を有する液晶装置100の製造方法、具体的には、液晶装置100における無機配向膜16及び26の形成方法について説明する。なお、無機配向膜26の形成方法は、無機配向膜16と同様であるため、以下においては、無機配向膜16の形成方法についてのみ説明する。また、無機配向膜16及び26の形成方法以外の液晶装置の製造方法については、周知であるため、その説明は省略する。
まず、既知の半導体薄膜、絶縁性薄膜又は導電性薄膜を積層することによって、走査線11a、データ線6a、容量線400、TFT30等の積層構造が形成されたTFTアレイ基板10の画素電極9a上に、斜方蒸着法により下層配向膜41を形成する。
下層配向膜41は、蒸着角度θ0が、逆方向チルト領域となる値、すなわちθ0b以上となる値θ01において、D1方向とは180度反対の方位角方向からSiOを斜方蒸着することにより形成される。
次に、下層配向膜41上に、蒸着角度θ0が、順方向チルト領域となる値、すなわちθ0b未満となる値θ02において、D1方向と略同一の方位角方向からSiOを斜方蒸着することにより形成された蒸着膜である。
ここで、下層配向膜41のみの配向規制力により発現される逆方向のプレチルト角θp1の絶対値は、上層配向膜42のみの配向規制力により発現される順方向のプレチルト角θp2の絶対値よりも大きい値となるように、蒸着角度θ01及びθ02が設定される。
以上により、本実施形態の無機配向膜16が形成される。
なお、上述した実施形態において、無機配向膜16を形成する2層の斜方蒸着膜は、下層側が逆方向のプレチルトを発現するものであり、上層側が順方向のプレチルトを発現するものとしているが、これらが逆に積層されたものであっても同様の効果が得られるものであることは言うまでもない。
次に、以上詳細に説明した液晶装置をライトバルブとして用いた電子機器である投射型カラー表示装置の実施形態について、その全体構成、特に光学的な構成について説明する。図8は、投射型カラー表示装置の構成例を示す断面図である。図8において、本実施形態における電子機器の一例である液晶プロジェクタ1100は、液晶装置100を、それぞれRGB用のライトバルブ100R、100G及び100Bとして用いている。液晶プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投射光が発せられると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの三原色に対応する光成分R、G及びBに分けられ、各色に対応するライトバルブ100R、100G及び100Bにそれぞれ導かれる。この際特に、B光は、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。そして、ライトバルブ100R、100G及び100Bによりそれぞれ変調された三原色に対応する光成分は、ダイクロイックプリズム1112により再度合成された後、投射レンズ1114を介してスクリーン1120にカラー画像として投射される。
なお、本実施形態に係る電子機器は、図8を参照して説明した電子機器の他にも、モバイル型コンピュータ、液晶テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末又はタッチパネル等の各種電子機器に適用可能である。
また、上述の実施形態では、TFTを用いたアクティブマトリクス駆動方式の透過型液晶パネルを液晶装置として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、負の誘電率異方性を有する液晶を用いた他の形式の液晶装置にも本発明を適用可能である。
また、液晶装置は、半導体基板に素子を形成する表示用デバイス、例えばLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等であっても構わない。LCOSでは、素子基板として単結晶シリコン基板を用い、画素や周辺回路に用いるスイッチング素子としてトランジスタを単結晶シリコン基板に形成する。また、画素には、反射型の画素電極を用い、画素電極の下層に画素の各素子を形成する。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
TFTアレイ基板を、その上に構成された各構成要素と共に対向基板の側から見た電気光学装置の平面図である。 図1のH−H’断面図である。 液晶装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路である。 TFTアレイ基板における画素部の、構成の一例を概略的に示す概略構成図である。 プレチルト角θp及び方位角ψpを説明する図である。 無機垂直配向膜の蒸着角度とプレチルト角の関係を示す図である。 図4のVII−VII断面図である。 液晶プロジェクタの光学系の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
9a 画素電極、 10 TFTアレイ基板、 11a 走査線、 16 無機配向膜 、 41 下層配向膜、 42 上層配向膜、 61 蒸着源、 62 蒸着源、 200 段差、 400 容量線、 501〜503 液晶分子、 θ01 蒸着角度、 θ02 蒸着角度、 θp0 プレチルト角、 θp1 プレチルト角、 θp2 プレチルト角、 D1 配向方向、 A0 開口領域

Claims (4)

  1. 一対の基板間に、負の誘電率異方性を有する液晶を挟持してなる液晶装置であって、
    前記一対の基板の少なくとも一方の基板には、画素電極と、該画素電極上に形成され前記液晶を配向規制する無機配向膜と、を備え、
    前記無機配向膜は、互いに反対となる方位から前記基板上に斜方蒸着をすることにより形成された第1の斜方蒸着膜及び第2の斜方蒸着膜により構成され、かつ前記第1の斜方蒸着膜及び前記第2の斜方蒸着膜のそれぞれによって発現する前記液晶の傾斜方向は互いに一致することを特徴とする液晶装置。
  2. 複数の画素がマトリクス状に配置され、該画素は、開口領域と該開口領域を囲む周辺領域とを有し、該周辺領域に、前記画素電極に電気的に接続されたスイッチング素子と、該スイッチング素子に電気的に接続された配線とが設けられており、
    前記周辺領域において、前記無機配向膜は、前記第1の斜方蒸着膜又は前記第2の斜方蒸着膜の一方から構成されており、
    前記開口領域において、前記無機配向膜は、前記第1の斜方蒸着膜と前記第2の斜方蒸着膜との積層構造を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 一対の基板間に、負の誘電率異方性を有する液晶を挟持してなる液晶装置の製造方法であって、
    画素電極上に、所定の方位から斜方蒸着法により第1の斜方蒸着膜を形成する工程と、
    前記第1の斜方蒸着膜上に、前記所定の方位とは反対となる方位から斜方蒸着法により第2の斜方蒸着膜を形成する工程と、を具備し、
    前記第2の斜方蒸着膜を形成する工程においては、前記第2の斜方蒸着膜上の前記液晶の傾斜方向が、前記第1の斜方蒸着膜上の前記液晶の傾斜方向と一致するように、蒸着角度が決定されることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  4. 請求項1又は2に記載の液晶装置を具備したことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011052257A1 (ja) 2009-10-30 2011-05-05 シャープ株式会社 液晶表示素子
JP2013104990A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Seiko Epson Corp 液晶装置および電子機器

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