JP2008216844A - 平面表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄さとリワーク性とを確保しつつフレキシブル基板を確実に固定できる平面表示装置を提供する。
【解決手段】フレキシブル基板4の折り返し部31に液体状の第1カバーレイ35を設けて、折り返し部31の折り返しによるフレキシブル基板4の反発力を第1カバーレイ35により抑制する。両面テープ28の一部を固着するフレキシブル基板4の固着部32にフィルム状の第2カバーレイ36を設けて、フレキシブル基板4の固着部32への固着部材の固着強度を確保する。両面テープ28を必要以上に厚くして固着強度を増加させずに済み、薄さとリワーク性とを確保しつつ、フレキシブル基板4を導光板3に対して確実に固定できる。
【選択図】図1
【解決手段】フレキシブル基板4の折り返し部31に液体状の第1カバーレイ35を設けて、折り返し部31の折り返しによるフレキシブル基板4の反発力を第1カバーレイ35により抑制する。両面テープ28の一部を固着するフレキシブル基板4の固着部32にフィルム状の第2カバーレイ36を設けて、フレキシブル基板4の固着部32への固着部材の固着強度を確保する。両面テープ28を必要以上に厚くして固着強度を増加させずに済み、薄さとリワーク性とを確保しつつ、フレキシブル基板4を導光板3に対して確実に固定できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、平面表示素子から外側に突出するフレキシブル基板を備えた平面表示装置に関する。
平面表示装置である液晶表示装置は、産業分野に関して幅広く用いられており、その薄型、低消費電力などの利点を生かして、携帯端末用途などに益々応用されてきている。
近年では、液晶表示装置を搭載した機器の普及に伴い、その小型化および薄型化の要求が高まってきている。これを実現するものとして、フレキシブル基板がある。
このようなフレキシブル基板は、平面表示素子としての液晶表示素子である液晶パネルの外側に引き出したままの状態が主流であったが、近年加速する製品の小型化および薄型化の傾向により、フレキシブル基板を折り返して、液晶パネルの裏面側、例えばバックライトの導光板、あるいは液晶パネルを覆う金属フレームなどに、両面テープなどを介して貼り付けて固定するという構造が増えてきている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−133756号公報
しかしながら、上述の平面表示装置では、折り返したフレキシブル基板の強い反発力により液晶パネルが浮き上がったり、貼り付けたフレキシブル基板が剥がれたりするという問題がある。
また、その問題を回避するため、粘着力が強い、すなわち厚い両面テープが必要となり、薄型化を妨げたり、リワーク性が低下したりするという問題も生じている。
フレキシブル基板の反発力の低減方法としては、フレキシブル基板のフィルム状のポリイミドカバーレイに代えて、液状ポリイミドのカバーレイを使用することも考えられるものの、その場合、一般的な両面テープの粘着材料であるアクリル系粘着剤との相性が良好でなく、フレキシブル基板自体が充分に固定できないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、薄さとリワーク性とを確保しつつフレキシブル基板を確実に固定できる平面表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、平面表示素子と、この平面表示素子の一主面側に少なくとも一部が位置する構造物と、前記平面表示素子に基端側が電気的に接続され、この平面表示素子から外側に突出するフレキシブル基板とを具備し、前記フレキシブル基板は、前記平面表示素子に対して前記一主面側に折り返された折り返し部と、この折り返し部の先端側に位置し、固着部材を介して前記構造物に固着される固着部と、前記折り返し部に設けられた液体状の第1カバーレイと、前記固着部に設けられ前記固着部材の一部が固着されるフィルム状の第2カバーレイとを備えているものである。
そして、フレキシブル基板の折り返し部に液体状の第1カバーレイを設け、固着部材の一部を固着するフレキシブル基板の固着部にフィルム状の第2カバーレイを設ける。
本発明によれば、折り返し部の折り返しによるフレキシブル基板の反発力を液体状の第1カバーレイにより抑制し、かつ、フレキシブル基板の固着部への固着部材の固着強度をフィルム状の第2カバーレイにより確保することで、固着部材を必要以上に厚くして固着強度を増加させずに済み、薄さとリワーク性とを確保しつつ、フレキシブル基板を構造物に対して確実に固定できる。
以下、本発明の一実施の形態の平面表示装置の構成を図1および図2を参照して説明する。
図1において、1は平面表示装置としての透過型の液晶表示装置であり、この液晶表示装置1は、平面表示素子としての液晶表示素子である平面視で四角形状の液晶パネル(LCD)2と、この液晶パネル2の一主面である背面側に配設された構造物としての導光体である平面視で四角形状の導光板3と、液晶パネル2に例えば導電性熱可塑性接着剤(AC)などにより接続されたフレキシブル基板(FPC)4とを備えている。
液晶パネル2は、例えばアクティブマトリクス型のものであり、図示しないアレイ基板と、このアレイ基板に対向配置された対向基板とを備え、これら基板間に、図2に示すように、光変調層である液晶層Cが介在されている。さらに、アレイ基板には、走査線11と信号線12とが格子状に形成され、これら走査線11と信号線12との交差位置のそれぞれに、それぞれスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)13が配設され、走査線11,11と信号線12,12とで囲まれる領域が、それぞれの画素15となっている。したがって、画素15は、マトリクス状に形成され、これら画素15が配設された部分が、画像を表示する四角形状の表示領域となっている。そして、アレイ基板上に形成された回路の少なくとも一部は、フレキシブル基板4に形成された回路の一部と電気的に接続されている。
導光板3は、液晶パネル2の背面側に面状光を照射する面状光源装置であるバックライトの一部をなすものであり、平面視で四角形状に形成され、液晶パネル2の背面に対向する前面である一主面側が、液晶パネル2のアレイ基板側の背面に、導光体固着部材としての両面テープ22により固着されている。
そして、フレキシブル基板4は、例えば液晶パネル2へと信号を入力するための所定の回路が形成されたフレキシブル基板本体25と、このフレキシブル基板本体25の所定の回路を保護するカバーレイ部26とを有し、液晶パネル2の一端から突出している。
フレキシブル基板本体25は、例えばポリイミドなどの合成樹脂により薄いフィルム状に形成され、基端側である一端が液晶パネル2に対して接続されているとともに、先端側である他端が液晶パネル2に対して自由端状となっており、この自由端状の先端側が、導光板3の側面である入射面3aを跨ぐように一主面である背面側へと折り返されて、この導光板3の背面3bに固着部材としての両面テープ28により固着されている。したがって、フレキシブル基板本体25には、液晶パネル2側へと略円弧状に湾曲した折り返し部31と、両面テープ28により固着される固着部32とが形成されている。そして、フレキシブル基板本体25には、導光板3の背面側へと折り返された状態でこの導光板3の入射面3aと対向する位置に、図示しない光源としてのLEDなどが実装され、これらLEDと導光板3とにより、上記バックライトが構成される。
カバーレイ部26は、例えばフレキシブル基板本体25よりも薄膜状に形成されており、フレキシブル基板本体25の基端側の近傍から先端側に亘って、このフレキシブル基板本体25の折り返し状態での内面側に形成されている。そして、このカバーレイ部26は、フレキシブル基板本体25の折り返し部31に対応する部分に、液状の第1カバーレイ35が設けられているとともに、フレキシブル基板本体25の固着部32に対応する部分に、フィルム状の第2カバーレイ36が設けられている。
第1カバーレイ35は、例えば液状のポリイミドなどにより形成されており、折り返し部31での反発力、すなわち、折り返されたフレキシブル基板本体25が弾力性により復帰しようとして働く図1中の上下方向への反発力、換言すれば、フレキシブル基板本体25と導光板3および液晶パネル2との間隔を広げようとする力(導光板3および液晶パネル2を図中の上方である前側へと押そうとする力)を抑制するものである。
第2カバーレイ36は、例えばポリイミドにより形成され、この第2カバーレイ36と導光板3との間に、上記両面テープ28が固着されている。
次に、上記一実施の形態の作用を説明する。
液晶表示装置2の組み立ての際には、例えばフレキシブル基板4を接続した液晶パネル2の背面側を、両面テープ22により導光板3の前面と貼り合わせた状態で、フレキシブル基板4を、導光板3の入射面3aを跨ぐように折り返し、両面テープ28により導光板3の背面3bへと固着する。
このとき、フレキシブル基板4の折り返し部31に液体状の第1カバーレイ35を設けたことで、折り返し部31の折り返しによるフレキシブル基板4の反発力を抑制するとともに、両面テープ28の一部を固着するフレキシブル基板4の固着部32にフィルム状の第2カバーレイ36を設けたことで、この第2カバーレイ36と、フレキシブル基板4の固着部32への両面テープ28の一般的な粘着材料であるアクリル系粘着剤との相性が、このアクリル系粘着剤と液状のポリイミドとの相性よりも良好であり、この両面テープ28のフレキシブル基板4への固着強度を確保できる。
この結果、フレキシブル基板4の反発力が低下し、かつ、両面テープ28を必要以上に厚くして固着強度を増加させずに済むから、液晶表示装置1全体の薄さを確保できるだけでなく、両面テープ28の固着強度が比較的小さくても充分な固着力を得ることができ、フレキシブル基板4を導光板3の背面3bに確実に固着できるので、作業のやり直しやすさ、すなわちリワーク性をも確保でき、かつ、フレキシブル基板4を導光板3に確実に固定できる。
そして、このようにフレキシブル基板4の反発力を抑制しつつ確実に固定できることで、フレキシブル基板4の反発力により液晶パネル2が浮き上がったり、フレキシブル基板4が剥がれてしまったりすることもなく、液晶表示装置1の製造性を向上できる。
なお、上記各実施の形態において、フレキシブル基板4は、液晶表示装置1の構造によっては、導光板3に代えて、例えば液晶パネル2を覆う構造物としての金属フレームなどに固着することもあるが、この場合でも上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
したがって、平面表示装置としては、透過型の液晶表示装置1以外でも、例えば反射型、あるいは半透過型の液晶表示装置などを用いることもでき、また、液晶表示装置以外でも、例えば有機ELを用いた平面表示装置などでも同様に対応できる。
1 平面表示装置としての液晶表示装置
2 平面表示素子としての液晶パネル
3 構造物としての導光体である導光板
4 フレキシブル基板
28 固着部材としての両面テープ
31 折り返し部
32 固着部
35 第1カバーレイ
36 第2カバーレイ
2 平面表示素子としての液晶パネル
3 構造物としての導光体である導光板
4 フレキシブル基板
28 固着部材としての両面テープ
31 折り返し部
32 固着部
35 第1カバーレイ
36 第2カバーレイ
Claims (2)
- 平面表示素子と、
この平面表示素子の一主面側に少なくとも一部が位置する構造物と、
前記平面表示素子に基端側が電気的に接続され、この平面表示素子から外側に突出するフレキシブル基板とを具備し、
前記フレキシブル基板は、
前記平面表示素子に対して前記一主面側に折り返された折り返し部と、
この折り返し部の先端側に位置し、固着部材を介して前記構造物に固着される固着部と、
前記折り返し部に設けられた液体状の第1カバーレイと、
前記固着部に設けられ前記固着部材の一部が固着されるフィルム状の第2カバーレイとを備えている
ことを特徴とした平面表示装置。 - 前記構造物は、前記平面表示素子の一主面側に取り付けられた導光体である
ことを特徴とした請求項1記載の平面表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007056793A JP2008216844A (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 平面表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=39836922
Family Applications (1)
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JP2007056793A Pending JP2008216844A (ja) | 2007-03-07 | 2007-03-07 | 平面表示装置 |
Country Status (1)
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-
2007
- 2007-03-07 JP JP2007056793A patent/JP2008216844A/ja active Pending
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