JP2006235252A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
フレキシブル基板を確実に取り付けることができる液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】
本発明の一態様にかかる表示装置は、端子部を有する液晶表示パネル10と、液晶表示パネル10に信号を入力する配線が設けられ、液晶表示パネル10の端子部の前面側に取り付けられたパネル用FPC22と、パネル用FPC22の側部から延設されたセンサ用FPC21と、センサ用FPC21の一方の端部に設けられた温度センサ40とを備え、センサ用FPC21に貫通孔25が設けられ、貫通孔25が設けられた位置において、温度センサ40が設けられたセンサ用FPC21の一方の端部が、液晶表示パネル10の端子部に向かうようにセンサ用FPC21が折り曲げられているものである。
【選択図】図2

Description

本発明は表示装置に関し、特に詳しくはフレキシブル基板を有する表示装置に関する。
パーソナルコンピュータ、その他各種モニタ用の画像表示装置として、あるいは、携帯電話の表示画面やカーナビゲーションシステムの表示画面など、液晶表示装置の普及は目覚しいものがある。また、自動車用の液晶表示装置にサーミスタなどの温度センサを取り付けたものがある。この液晶表示装置では、温度センサにより液晶表示装置の温度を検出している。
従来の温度センサ付き液晶表示装置では、サーミスタがフレキシブル基板(Flexible Printed Circuit、FPC)に取り付けられている(特許文献1)。この液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を図8及び図9を用いて説明する。図8は液晶表示パネルの正面図、図9は液晶表示パネルの側面図である。従来の液晶表示パネルでは、フレキシブル基板120に切り込み123を設け、温度センサ用フレキシブル基板121と液晶表示用フレキシブル基板122とに区分けしている。液晶表示用フレキシブル基板122は基板112の駆動回路130が設けられた下側表面112aに固定されている。液晶表示用フレキシブル基板122の裏面122a側に駆動回路130と電気接続される配線パターンが設けられている。液晶表示用フレキシブル基板122の裏面122a側が基板112の下側表面112a側に接着剤で固定されている。一方、温度センサ用フレキシブル基板121は基板112の裏面112b側に固定される。ここで、基板112の裏面112bは駆動回路130が設けられている下側表面112aの反対側の面である。このようにして、温度センサ用フレキシブル基板121には温度センサ140が取り付けられている。また、温度センサ用フレキシブル基板121の表面側には温度センサ140に電気接続される配線パターンが設けられている。
ところで、近年、自動車には後方を確認するためのCCDカメラを有するものが利用されるようになってきている。この自動車では、車体の後方に取り付けられたCCDカメラからの画像を車内のバックサイドモニターにより確認することができる。バックサイドモニターはエンジン始動直後に使用されることが想定されるため、バックサイドモニターに用いられる表示装置に要求される使用温度範囲はより厳しいものとなる。例えば、自動車のバックサイドモニターでは、−30℃の低温環境下でも表示を行なう必要があることもある。
液晶表示装置の液晶は通常、低温になると応答速度が遅くなってしまう。そのため、低温環境下で用いられる液晶表示装置として、透明基板に発熱抵抗膜を形成したパネルヒータを用いたものが開示されている。この液晶表示装置では、環境温度が低いときにパネルヒータに通電して、液晶表示装置の温度を上昇させている。これにより、液晶の応答速度を向上することができる。
特開2004−361735号公報 特開2004−93870号公報
上述の液晶表示装置では、温度センサを基板の駆動回路が設けられた面に固定しようとする要望がある。すなわち、基板の液晶が設けられている面側に温度センサを取り付けることが望まれている。この構成では、基板の液晶が設けられている面側に温度センサが取り付けられるため、より正確に液晶の温度を検出することができる。また、液晶表示パネルの設計上の制約や液晶表示パネルが収納されるスペース上の制約によって、温度センサを基板の液晶が設けられている面側に取り付けなければならない場合がある。
この場合、温度センサが設けられたフレキシブル基板を折り返すことにより、温度センサを基板の駆動回路が設けられた面に固定することができる。この構成について図10を用いて説明する。温度センサ用フレキシブル基板121を図10に示すような形状とする。そして、点線の部分で温度センサ用フレキシブル基板121を折り返すことにより、温度センサ140を駆動回路130が設けられた面に取り付けることができる。
しかしながら、この構成では、折り返した温度センサ用フレキシブル基板121が元に戻ろうとする力によって、温度センサ用フレキシブル基板121が液晶表示パネル110から剥がれてしまうことがあった。よって、確実に温度センサ用フレキシブル基板121を液晶表示パネル110に取り付けることができなかった。
このように従来の表示装置では、フレキシブル基板を確実に取り付けることが困難である場合があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、フレキシブル基板を確実に取り付けることができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる表示装置は、端子部を有する表示パネルと、前記表示パネルに信号を入力する配線が設けられ、前記端子部の第一の面側に取り付けられた第一のフレキシブル基板と、前記第一のフレキシブル基板から延設された前記第二のフレキシブル基板と、前記第二のフレキシブル基板の一方の端部に設けられ、前記第二のフレキシブル基板に設けられた配線と電気的に接続される電子回路と、前記第二のフレキシブル基板の前記電子回路が設けられた面の反対側の面を前記端子部の前記第一の面側に接着する接着部材とを備え、前記第二のフレキシブル基板に貫通孔が設けられ、前記貫通孔が設けられた位置において、前記電子部品が設けられた前記一方の端部が前記端子部側に向かうように、前記第二のフレキシブル基板が折り曲げられ、前記接着部材と前記端子部の前記第一の面とが接着されているものである。これにより、フレキシブル基板を確実に取り付けることができる。
本発明の第2の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記第二のフレキシブル基板は折り曲げて形成される重複部を有し、前記重複部が接着されているものである。これにより、フレキシブル基板の折り曲げによる復元力によって接着部材と端子部とが剥がれることを防止でき、フレキシブル基板を確実に取り付けることができる。
本発明の第3の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記第二のフレキシブル基板の貫通孔の周辺の角部が弧状に形成されているものである。これにより、フレキシブル基板を確実に取り付けることができる。
本発明の第4の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記第二のフレキシブル基板に前記電子回路に接続される配線が複数設けられ、前記貫通孔が前記複数の配線の間に設けられているものである。これにより、フレキシブル基板を確実に取り付けることができる。
本発明によれば、フレキシブル基板を確実の取り付けることができる表示装置を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明にかかる液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成について図1及び図2を用いて説明する。図1(a)は温度センサを取り付ける前の液晶表示パネルの構成を示す正面図である。図1(b)は図1(a)の断面図である。図2は温度センサを取り付けた後の液晶表示パネルの構成を示す正面図である。
図において、10は液晶表示パネル、11は対向基板、12はアレイ基板、20はフレキシブル基板(以下、FPC)、21は温度センサ用フレキシブル基板(以下、センサ用FPC)、22は液晶表示パネル用フレキシブル基板(以下、パネル用FPC)、23は切り込み部、24は異方性導電膜(Anisotropic Conductive Film、以下ACF)、25は貫通孔、30は駆動回路、40は温度センサである。
まず、液晶表示パネル10の全体的な構成について説明する。なお、以下の説明は一般的な液晶表示パネル10の構成を示すものであり、本発明は以下の構成の液晶表示パネルに限定されるものではない。液晶表示パネル10は、アレイ回路が形成されたアレイ基板12とそのアレイ基板12に対向配置された対向基板11とを備えている。アレイ基板12と対向基板11との間には液晶層(図示せず)が挟持される。液晶表示パネル10はTN(Twisted Nematic)やSTN(Super Twisted Nematic)などのモードを用いることができる。液晶層はアレイ基板12及び対向基板11に設けられた配向膜によって所定の方向に配向する。この一対の基板にはガラス基板等の矩形状の透明な絶縁性基板を用いることができる。アクティブマトリックス・タイプの液晶表示パネル10は、各画素が表示信号の入出力を制御するスイッチング素子を備えている。典型的なスイッチング素子は、TFT(Thin Film Transistor)である。アレイ基板12の背面側には面状光源装置であるバックライトユニット(図示せず)が設けられる。すなわち、図1(b)に示す構成で、液晶表示パネル10の右側、すなわち対向基板11側が表示側となる。ここで、液晶表示パネル10の対向基板11側を前面側とし、アレイ基板12側を背面側とする。
対向基板11にはカラーフィルタ及びBM(ブラックマトリクス)が設けられている。対向基板11にはさらに、対向電極が設けられている。液晶表示パネル10の表示領域内の各画素は、例えば、R、G、Bいずれかの色を表示する。そして、液晶表示パネル10はバックライトからの透過光を制御することにより、画像表示を行う。アレイ基板12上の表示領域内には、複数のソース線及び複数のゲート線がマトリクス状に配設されている。ソース線とゲート線とはお互いにほぼ直角に重なるように配設され、交差点近傍にTFTが配置される。
アレイ基板12は対向基板11よりも大きめに設けられている。したがって、アレイ基板12の一部は対向基板11からはみ出すよう配置される。このアレイ基板12がはみ出した領域を端子部とし、この端子部に駆動回路30が配設される。駆動回路30はゲートドライバとソースドライバとを兼用するドライバICである。この駆動回路30はACF24を介してアレイ基板12に接続されている。駆動回路30は外部の制御基板から入力された制御信号及び表示信号からゲート信号及びソース信号を生成する。
駆動回路30からゲート配線にゲート信号が入力され、選択されたゲート配線に対応するTFTがオンする。駆動回路30からソース線に入力された表示電圧が、オン状態のTFTを介して画素電極に送られ、画素電極と対向電極とが液晶に電界を印加する。この表示電圧を変えることにより液晶への印加電圧を変化させることができ、液晶の光の透過率を制御する。
バックライトユニットは蛍光管やLEDなどの光源と光源からの光を面状に導く導光板とを備えている。光源は通常、導光板の側面に設けられる。導光板は例えば、アクリル樹脂等により形成され、側面から入射した光を前面から均一に出射する。また、導光板の背面及び側面には導光板から出射した光を再度、導光板の中に入射させるリフレクタが設けられる。また、光源はこのリフレクタの中に内包され、光源から出射した光を効率よく、導光板に入射させる。
次に本発明にかかる液晶表示パネル10の特徴的な構成要素であるFPC20について説明する。FPC20が駆動回路30の近傍において、アレイ基板12の端子部に取り付けられている。FPC20のアレイ基板12側の面には駆動回路30に信号を供給するための配線が設けられている。このFPC20のアレイ基板側の面を背面とし、反対側の面を前面とする。FPC20の背面には配線の一部が露出するよう設けられている。FPC20に設けられた配線とアレイ基板12に設けられた端子が電気的に接続される。駆動回路30に外部の制御基板から制御信号及び表示信号が入力される。駆動回路30はこの制御信号及び表示信号に基づいてゲート信号及びソース信号を出力する
FPC20はパネル用FPC22とパネル用FPC22の側部から延設されたセンサ用FPC21とを備えている。すなわち、切り込み部23によってFPC20がパネル用FPC22とセンサ用FPC21との2つのFPCに区分けされている。図1に示すように矩形状のパネル用FPC22の一端がACF24を介して駆動回路30の近傍においてアレイ基板12に取り付けられる。またパネル用FPC22の液晶表示パネル10と反対側の端部は、外部の制御基板と接続される。
パネル用FPC22からセンサ用FPC21が延設されている。センサ用FPC21は図1(a)に示すようにパネル用FPC22の側部から液晶表示パネル10と反対方向に延びている。そして、センサ用FPC21の液晶表示パネル10と反対側の端部には温度センサ40が設けられている。温度センサ40には、例えば、サーミスタを用いることができる。この温度センサ40はセンサ用FPC21の背面側、すなわち配線が設けられている面側に取り付けられている。なお、温度センサ40はセンサ用FPC21の背面側に設けられており、正面から視認されないため、図1において温度センサ40を点線で示している。
上記の温度センサ40を液晶表示パネル10に取り付けるため、図1に示す貫通孔25の位置でセンサ用FPC21を折り曲げる。すなわち、図1に示すよう、貫通孔25を横切る点線において、温度センサ40が配設された端部を液晶表示パネル10の端子部に向けて、センサ用FPC21を紙面に対して手前の方向に折り返す。このとき、センサ用FPC21は温度センサ40が設けられた面、すなわち背面が外側になるように折り返される。そして、センサ用FPC21を両面接着テープによりアレイ基板12の配線が配設された面に固定する。これにより、センサ用FPC21が背面が外側になるように折り曲げられる。よって、温度センサ40が液晶表示パネル10に取り付けられる。このようにして、センサ用FPC21が折り曲げられた構成が図2に示されている。
センサ用FPC21は上述のように折り曲げられているため、貫通孔25がセンサ用FPC21の液晶表示パネル10と反対側の端に配置される。そして、温度センサ40はアレイ基板12の前面側に取り付けられる。このとき、温度センサ40とアレイ基板12との間にはセンサ用FPC21が配置される。すなわち、アレイ基板12の前面側にはセンサ用FPC21が取り付けられ、センサ用FPC21の上には温度センサ40が配置される。このように温度センサ40を設けることによって、温度センサ40をアレイ基板12の液晶側の面に取り付けることができる。これにより、液晶の温度を正確に測定することができる。さらに、貫通孔25の位置で折り曲げられているため、液晶表示パネル10上において温度センサ40を位置決めすることができる。これにより、温度センサ40の所定の取り付け位置からのずれを小さくすることができる。
また、パネル用FPC22とセンサ用FPC21とが区分されているため、センサ用FPC21をACF24ではなく、安価な両面接着テープなどの接着部材で固定することができる。すなわち、パネル用FPC22では配線をアレイ基板12と電気的に接続するため、パネル用FPC22はACF24によりアレイ基板12に固定される。一方、センサ用FPC21では配線をアレイ基板12と電気的に接続する必要がないため、センサ用FPC21は両面接着テープにアレイ基板12により固定される。したがって、部品コストを低減することができる。さらに、パネル用FPC22とセンサ用FPC21とが区分されているため、パネル用FPC22をACF24で固定し、センサ用FPC21で固定した場合であっても、FPC20が液晶表示パネル10から剥がれることを防ぐことができる。すなわち、センサ用FPC21とパネル用FPC22とを別部材によって液晶表示パネル10に取り付けた場合であっても、確実にFPC20を液晶表示パネルに取り付けることができる。さらに、パネル用FPC22とセンサ用FPC21とが区分されているため、センサ用FPC21が折り曲げられ温度センサ40を液晶表示パネル10に取り付ける前にACF24を圧着することができる。これにより圧着時に温度センサ40が圧着する領域の近傍に配置されないため、ACF24の圧着を容易に行うことができる。さらに、圧着時における温度センサ40の損傷を防ぐことができる。
つぎに、上述のFPC20の構成について図3〜図7を用いて詳細に説明する。図3(a)は折り曲げる前のFPC20を背面から見た図である。図3(b)はFPC22の構成を示す断面図である。図4は折り曲げる前のFPC20を前面側から見た図である。図5は折り曲げたFPC20を前面側から見た図である。図6はセンサ用FPC21のサーミスタランド29の近傍の構成を示す断面図である。図7はセンサ用FPC21に設けられた配線55の構成を示す図である。
図3(b)に示すように、FPC20はベースフィルム51とベースフィルム51の背面側に設けられた導体52とを備えている。導体52は液晶表示パネル10に入力する信号を伝送する配線と温度センサ40と電気的に接続される配線を構成するようパターニングされている。さらに導体52の背面側には、導体52を覆うカバーフィルム53が設けられている。カバーフィルム53は導体52の端部が露出するように設けられている。この導体52が露出した部分が端子26となり、液晶表示パネル10又は制御基板と電気的に接続される。すなわち、図3において、上側の端子26に液晶表示パネルが接続され、下側の端子26に制御基板が接続される構成となる。また、制御基板側の端子26が設けられている位置には、パネル用FPC22を補強するための補強板54が設けられている。制御基板からは駆動回路30に入力される制御信号及び表示信号と、駆動回路30の電源と、温度センサ40に供給される電圧等がFPC20を介して供給される。
矩形状のパネル用FPC22の側部からセンサ用FPC21が延在されている。パネル用FPC22とセンサ用FPC21との間には、切り込み部23が設けられている。切り込み部23はパネル用FPC22のセンサ用FPC21が延在している箇所よりも制御基板側に設けられている。センサ用FPC21は実質的にL字状に形成され、パネル用FPC22の側部から延設される。
センサ用FPC21の制御基板側の端部にはサーミスタランド29が設けられている。センサ用FPC21は図3(b)で示したパネル用FPC22と端子26の部分を除いて略同じ構成を有している。すなわち、センサ用FPC21はベースフィルム51とベースフィルム51の上に設けられた導体52と導体52の上に設けられたカバーフィルム53とを備えている。そして、図6に示すようにサーミスタランド29の箇所のみ導体52が露出している。このサーミスタランド29を介して温度センサ40と配線を構成する導体52とが電気的に接続される。換言すると、サーミスタランド29が温度センサ40を接続するための端子となる。サーミスタランド29を介して、制御基板に設けられた電源からの電圧が温度センサ40に供給される。温度センサ40には2本の配線が接続されるため、センサ用FPC21には2つのサーミスタランド29が設けられている。センサ用FPC21の背面側に設けられたサーミスタランド29に温度センサ40が取り付けられる。
センサ用FPC21の角部の近傍には図3に示すように貫通孔25が設けられている。貫通孔25は例えば、直径0.8mmの円状に設けられている。また、貫通孔25が設けられている位置でのセンサ用FPC21の幅は例えば、5.6mmであり、その中央に貫通孔25が設けられている。
また、図4に示すようにセンサ用FPC21の前面側には両面接着テープ27及び両面接着テープ28が設けられている。貫通孔25の近傍に設けられた両面接着テープ27は、折り曲げて形成される重複部を接着するためのものである。すなわち、両面接着テープ27の片面とセンサ用FPC21とを接着させ、センサ用FPC21を貫通孔25の位置で180°折り曲げる。これにより、両面接着テープ27の両面にセンサ用FPC21が接着される。センサ用FPC21の制御基板側の端部に設けられた両面接着テープ28はセンサ用FPC21と液晶表示パネルとを接着するものである。両面接着テープ28が設けられている領域には、図6に示すように上述のサーミスタランド29が設けられている。すなわち、FPC21の温度センサ40が設けられている位置に対応して、両面接着テープ28が接着されている。なお、図4では両面接着テープ27と両面接着テープ28とを別部材として設けたが、両面接着テープ27と両面接着テープ28とを一体的に形成してもよい。もちろん、接着部材は両面接着テープに限るものではなく、接着材であってもよい。
まず、パネル用FPC22をACF24を用いてアレイ基板12に取り付ける。そして、貫通孔25の位置においてセンサ用FPC21を折り曲げる。すなわち、図3(a)に示すよう貫通孔25を横切る点線においてセンサ用FPC21を折り返す。そして、図4に示す位置でセンサ用FPC21に接着された両面接着テープ27と折り返されたセンサ用FPC21とを接着する。すなわち、重複部を接着する。その後、両面接着テープ28により、センサ用FPC21を液晶表示パネル10に取り付ける。貫通孔25の位置において折り曲げることにより、センサ用FPC21が元に戻ろうとする力を緩和することができる。すなわち、折り曲げ位置において、センサ用FPC21の中央部分が除去されているため、センサ用FPC21が折り曲げられる前の状態に戻ろうとする力を緩和することができる。よって、センサ用FPC21が液晶表示パネルから剥がれるのを防ぐことができる。さらに貫通孔25の位置で折り曲げることにより、液晶表示パネル上において温度センサ40の位置合わせを行なうことができる。
センサ用FPC21を貫通孔25の位置で折り曲げると、図5に示すような構成となる。図5に示すように貫通孔25はセンサ用FPC21の制御基板側の端部に位置する。また、センサ用FPC21に設けられたサーミスタランド29は液晶表示パネルの端子部に位置する。センサ用FPC21のサーミスタランド29が設けられた端部を両面接着テープ28により液晶表示パネルに固定する。
このとき、貫通孔25の近傍では折れ曲がったセンサ用FPC21同士が両面接着テープ27によって接着されている。これにより、折り曲げ部分を平らにすることができるため、液晶表示パネルを小さなスペースを収納することができる。よって、液晶表示装置の小型化を図ることができる。さらに、折り曲げ部分を平らにすることができるため、組み立て時において、センサ用FPC21に他の部品や作業者の手や工具等がセンサ用FPC21に衝突することを防ぐことができる。これにより、FPC21に制御基板側から力が加わるのを防ぐことができ、FPC20の剥がれを防止することができる。これにより、液晶表示パネル10の前面側、すなわち、端子部の電極を設けた面側に温度センサ40を固定することができる。
さらに、センサ用FPC21の貫通孔25の近傍の角部を円弧状に形成している。すなわち、折り曲げた状態のセンサ用FPC21において、切り込み部23の反対側に配置された制御基板側の端部が円弧状に形成されている。これにより、組み立て時において、センサ用FPC21に他の部品等が引っかかるのを防止することができる。すなわち、センサ用FPC21の貫通孔25側の端部に他の部品等が衝突した場合でも、円弧状の角部により他の部品等を外側に逃がすことができる。これにより、他の部品等がセンサ用FPC21に引っかかるのを防ぐことができ、センサ用FPC21に加わる外部からの力を低減することができる。従って、組み立て時におけるセンサ用FPC21の剥がれを防ぐことができる。
なお、貫通孔25は図7に示すように導体52により構成される2本の配線55の間に設けることが好ましい。すなわち、L字型に設けられたセンサ用FPC21には2本の配線55がL字状に設けられている。本実施の形態では、この2本の配線55の間に貫通孔25を設ける構成としている。これにより、センサ用FPC21が元に戻ろうとする力をより緩和することができる。さらに、センサ用FPC21が損傷するのを防ぐことができる。なお、上記の構成では、円状の貫通孔25を設けたが、貫通孔25の形状はこの形状に限定されるものではない。貫通孔25としては、例えば、スリット状のものや楕円状のものを用いることができる。
上述の構成のFPC20では、温度センサ40を液晶表示パネル10の前面側に取り付けた場合でも、一層の導体52によりFPC20の配線を形成することができる。すなわち、ベースフィルム51の片面に一層の導体52を形成することによって、液晶表示パネル10に接続される配線と、温度センサ40に接続される配線を形成することができる。これにより、FPC20の部品コストを低減することができる。
なお、上述の説明では液晶表示パネル10に温度センサ40を取り付ける構成について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、液晶表示パネル10ではなく、有機EL表示パネルや無機EL表示パネルなどの他の表示パネルを用いることができる。さらに表示パネルに取り付ける部品は温度センサ40に限らず、他の電子部品でもよい。電子部品としては、例えば、光センサ、湿度センサ、圧力センサ、磁気センサなどのセンサ類を取り付けることができる。もちろん、取り付ける電子部品はセンサ類に限られるものではなく、電子回路や光源などであってもよい。
また、センサ用FPC21の形状をL字型としてが、これに限定されず、パネル用FPC22の側辺から突出した直線状のものであってもよい。この場合、貫通孔が設けられた位置を基準に90°折り返して、パネル用FPC22の端部が端子部に向かうようにする。
本発明にかかる液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す図である。 本発明にかかる液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す図である。 本発明にかかる液晶表示装置に用いられるフレキシブル基板が折れ曲がっていない状態を示す図である。 本発明にかかる液晶表示装置に用いられるフレキシブル基板が折れ曲がっていない状態を示す図である。 本発明にかかる液晶表示装置に用いられるフレキシブル基板が折れ曲がっている状態を示す図である。 本発明にかかる液晶表示装置に用いられるフレキシブル基板の温度センサを設ける箇所の近傍の構成を示す断面図である。 本発明にかかる液晶表示装置に用いられるフレキシブル基板の配線の構成を示す図である。 従来の液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す正面図である。 従来の液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す側面図である。 液晶表示パネルの構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 液晶表示パネル
11 アレイ基板
12 対向基板
20 FPC
21 センサ用FPC
22 パネル用FPC
23 切り込み部
24 ACF
25 貫通孔
26 端子
27 両面接着テープ
28 両面接着テープ
29 サーミスタランド
30 駆動回路
40 温度センサ
51 ベースフィルム
52 導体
53 カバーフィルム
54 補強板
55 配線

Claims (4)

  1. 端子部を有する表示パネルと、
    前記表示パネルに信号を入力する配線が設けられ、前記端子部の第一の面側に取り付けられた第一のフレキシブル基板と、
    前記第一のフレキシブル基板から延設された第二のフレキシブル基板と、
    前記第二のフレキシブル基板の一方の端部に設けられ、前記第二のフレキシブル基板に設けられた配線と電気的に接続される電子回路と、
    前記第二のフレキシブル基板の前記電子回路が設けられた面と反対側の面を前記端子部の前記第一の面側に接着する接着部材とを備え、
    前記第二のフレキシブル基板に貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔が設けられた位置において、前記電子部品が設けられた前記一方の端部が前記端子部側に向かうように、前記第二のフレキシブル基板が折り曲げられ、前記接着部材と前記端子部の前記第一の面とが接着されている表示装置。
  2. 前記第二のフレキシブル基板は折り曲げられて形成される重複部を有し、前記重複部が接着されている請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第二のフレキシブル基板の貫通孔の周辺の角部が弧状に形成されている請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第二のフレキシブル基板に前記電子回路に接続される配線が複数設けられ、
    前記貫通孔が前記複数の配線の間に設けられている請求項1、2又は3に記載の表示装置。
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